2019/08/12

2019年の遠征 終盤 魚釣り

さて続きを書きます…

合宿が終わった後は、お片付けですが、よくあることですが、なんか気が抜けてしまい、一瞬、「何してたんだっけ?」となります。

私もゲストをホストしていると良くなります…やってたことを忘れてしまいますね。

■ 8月 8日 大岳川

今回、私も青ちゃんも、いったい何をしていたのか?思い出せなくなり、とりあえず、疲れたので、癒される必要があり、涼しい沢にお魚釣りにいくことにしました♪ 

というのは、私がアマゴとイワナの食べ比べをするためです(笑)。愛されてる~(笑)。

双子池から派生する、大岳川に入渓したかったのですが、下の林道で混乱…。おかげで、有名な蓼科とか、赤岳の周辺の当たりではなくても、別荘地がいっぱいあることが分かりました…。

北八つは実は登山の初期のころ、『北八つ彷徨』で読んでいるので、多少知識があります。

蓼科山付近も、実は長い裾野で、川上村みたいな高原野菜の畑が広がっているような土地柄でした。へぇ~です。同じ八ヶ岳連峰のすそ野でも、反対側、茅野側の原村などよりも、規模が小さいので、あまり目につかないだけでした。

入渓後は、沢を2回変え、100mくらい遡行したところで、大きめのイワナ2匹。

思ったより、かかりが悪かったです。名人芸の青ちゃんで、2匹なので、私は坊主です。うーむ。まぁ、ピーカンに晴れたうえに、入渓したのが昼頃でしたもんね。日が高いと、お魚にバレバレです。

午後は夕立でした…このころの季節は、これが定番です。

■ 8月9日

翌日は昨日の悔しさがあり、再度同じ沢へ入渓…というのは、ジャージャー振ったから。しかし、これは失敗でした。昨日より、より小さなイワナちゃん2匹でした。水量増えたと思ったのになぁ…。

もっと釣れるところ知ってるよ!ということで、八千穂レイクの岩場に行きましたが、禁漁区になっていました…残念。

コケコケ
八千穂レイクの岩場は、まるで九州の岩場みたいにコケコケでしたし、ボルト位置が異様に高く、これは…(汗)。という課題でした…。一瞬で、私には無い、と理解。

もともと岩場資源に乏しい場所で、無理に作られた岩場というのは、こんなものなのかもしれません…。

これを見極める目ができたことが、九州へ行った成果ですかね…。

もちろん、標高が高く、お魚釣りと両立できる岩場なのですが…。前回は同じ理由でカサメリ沢に行ったのでした…。


■ 夏は沢

私が思うには、真夏はもう外岩しなくていいのでは?と思います…岩は、暑いとぬめって悪いからです。

クライマーの定番小川山への遠征も、実は、避暑、が目的で、クライミングは、目的としては、2番目だったりしますしね。

残念ながら禁漁
夏は沢をやっているのが、正しい山ヤでしょう。沢をやらないなら、お魚釣り。今回お魚釣りは、沢登りよりも長い時間、同じところに停留するので、天然のクーラーをより長い時間、味わうための口実だと思いました。私は、ぼ~っと沢の水の流れを見ているだけのことでも、十分に幸せなので…。

沢を遡行出来たら、とりあえず、それだけでも、とても楽しいです。

■ 電波悪い!

そうそうに、この日の用事が済んでしまったので、臼田図書館に立ち寄ってもらいました。小さな規模で、一日をつぶせる感じではなかったです…残念。

別荘地というものは、とても電波状況が悪く、持って行ったポケットWifiも無力で、ソフトバンクは常にアンテナ1本…(汗)。 簡単なメッセンジャーすら、入りづらいという状況で、ストレスが溜まっていました…(笑)。

私の場合は、山行の記録をつけているので、記録につけなければ!という思いが溜まると、吐き出さない限り、溜まりづつけることになります。

現に大阪に戻ってPCで記録をつけることが可能になって、だいぶ気持ちが楽になりました。

私は自分の記録何本も持っているブログ類…を大事にしているクライマーです。

私にとっては行く前のベータの調査や行ってからの記録の書き残しに、ネットが必要で、ネット環境は必須でした。ネットがないと生きて行けませんね。

というかラオスではネット無いですが!ただ、やることがない!となったとき、ネットが有ると、行き先を探すのに、とても便利です。

今回は、色々と調べては行ったのですが、どうしても環境が悪くて残念でした。どうも少し離れてはいますが、落ち着いて、もの書きができそうなスタバが佐久にもできたようです。

■ 8月10日

うっかりお魚に夢中になってしまったため、忘れていたのは、クライミング(笑)。

私は、志賀の岩場での最終日、特に早く切り上げる理由はなかったのですが、他のメンバーの都合もあり、早く切り上げて終わってきたため、ロープが上がった課題でも、登れなかったものがありました…

私は全体のことをまず考えてしまうタイプです…。まぁ元が学級委員長とか、お姉ちゃん、なんで仕方ないですね。

今回も全体の最適解のために、自分のクライミングの都合は、遠慮してしまい、自分が登りたい課題はまったく触れず…(><)。

…という終わり方だったということを、ハッと思い出し、1000円払うのを嫌がる青ちゃんにお願いして、再度、佐久の岩場へ…。やっぱり1000円は、高いですよねぇ?

クラックなら、別に湯川でもいいので、湯川も提案されましたが、今登りたいのは、登らせてもらえなかった5.7のクラックのマスターリード。

私はトップロープで触った5.9は、自分のカムを入れながら登り、特に悪い感触ではなく、登れそうだと思っていたので、あまり執着はなかったのでした。

それよりも、なんで”マスターでリードします”って朝一から宣言しているのに、誰もビレイしてくれないのか?そっちが謎でした。

誰もっていうのは青ちゃんのことです。というのは、他は全員初対面なんですから…。

結局、誰もビレイに来てくれないので、私はビレイヤーがいないために登れなかったのです。

その5.7は、岸良でオンサイトした課題よりも、どう見ても、簡単で、楽勝そうだったから、登るほうはどっちでもよかったんです…。まぁ、実際、登ったら楽勝でした。

しかし、問題はそこではなく、私が登りたいときに、ビレイを申し出てくれる人が一人もいなかったということのほうが、全くをもって不満でした。

これは、たぶん、私は5.7なら別にビレイヤーは誰でも登れるので、俺じゃなくてもいいだろうと思われてしまったせいかもしれませんが、私はそういう問題じゃないと思うタイプのクライマーです。体を張って覚えた(笑)。

しかし、行って見たら、この日は、青ちゃんがクライミング絶好調で、5.10cがスイスイ登れていました… 合宿中の絶不調は何だったんでしょう?だいぶ心配してしまいましたが、良く寝たら、元気になったそうでした。

逆に、この日は私のほうが寝不足でした。不調でも、まあ、7なら登れます。

とりあえず、やりたかったことは半分くらいしか達成はしていませんが、まぁ、あまり執着するようなステキな課題ってわけでもない…

主体性を大事にされなかったという自尊心の問題のように思います。