■教える側
私は人に教えるような上手なクライマーではないのだが・・・今日は、少し前にジムで知り合った女性から、ピラニアで会いましょうのお誘いが来ていたので、どっちみち自分のクライミングでも行くのだが、ご一緒した。
彼女は、初級者なので、一番易しいピンク課題を一緒に登った。
先に私が登って、次に彼女が登る。
ピンクの課題や、次に難しいピンク黄色の課題は、ムーブが何かも分からないでも登れてしまうものだが、彼女は腕力がないので、ムーブを使わないと登れない。
腕力がないからムーブがないと登れないというのは、良いことなのだ・・・と納得した。
私が初心者の頃は、ムーブについては全く分からなかった。しかし、今はもう、ムーブ解決しながら登っている・・・そうしたくなくてもそうなってしまうので、彼女にもムーブ解決しながら登ってもらった。
やっぱり、ただ登れるだけでなく、クライミングの理論に従って登るというのが、易しい課題であってもいいのではないだろうか?
今日は、正対とフリの使い分けをやったのだが、やっぱり、振らないと登れない前傾壁で、振らずに、正対の引付で登ろうとしてしまう。
私もそうだったから、今すぐ直さないといけないわけではない・・・腕力が付いた方がいいしね。
でも、一緒に登りたいと言ってくれて、うれしいなぁと思った。私のクライミングが気に入ってくれたってことなんだ、と思えたからだ。
それに人に教えていたら、自分のクライミングの復習にもなった。
■ 手のひらの豆
リード課題へ移り、いつもの課題をリードしたら、お豆がお亡くなりになった・・・皮がベローンと行ってしまい・・・痛い。クライミングはおしまい。
この手のひらでは明日も登れまい・・・外岩なら登れるのになぁ・・・。
・・・というので、このメモAという軟膏を教えてもらった。手皮回復に良いそうだ。
お礼に・・・とおやつをいただいた。うれしい!!! おいしかった。