■ クライミング原則
で、クライミングの原則だが・・・ま、誰でも知っている知識だと思うが・・・
パワーとテクニックは相反するということ
だ。
1) テクニックを使わずに登ればパワーがつく
2) テクニックがあれば、パワーが要らない
カンタンに言うと、手だけで登れば、パワーがつく。キャンパシングを考えれば分かるだろう。男性クライマーの懸垂回数と同じ。
一方、登れるクライマーは最小限の力しか使わない。だから、筋肉ムキムキにはならない。
私が知っているクライマーでも強い人で筋肉ムキムキタイプはいない。
■ スタミナ
しかるに、スタミナがないのは、パワーがないのではなく、無駄な力を使っているという意味。
課題は脱力であって、パワーアップではない。脱力するには、ムーブの洗練が必要。
1)腕を伸ばす
2)足はできる限り切らない
3)完全に脱力クライミングをマスターするまで易しい課題を登り続ける
ムーブの解決が不要で楽に登れる壁にできるだけ長居するのが正しく、できない課題をできるようになる(突破力をつける)はいらない。
■ パワーを付けたい時
1)足を切って登る
2)ダイアゴナルを使わないで登る (つまり正対&デッドになる)
3)マッチ禁止