■妻孝行の日
今日は夫とクライミングジムに行った。知り合いが夫を見て「お気の毒に・・・」とつぶやいた。
その通りなのである。夫は、まったくクライミングには興味のキの字もないのだからして。
だから、今日は妻孝行の日☆
■ 〇〇バカ
”〇〇バカ”という言葉がある。以前の私はバレエ馬鹿で、バレエ馬鹿はバレエ馬鹿同士、瞬時に分かりあうことができた。
以前、メルボルンに一人旅に出かけた。なにかの講演で、たまたま隣に座った男性とは、なぜかジャック・ケルアックの話題で盛り上がり、ディナーを奢ってもらった。彼はアメリカ文学馬鹿(この場合は、かぶれ、というべきか?)で、私の大学での専攻はアメリカ文学。それでケルアックで盛り上がったのだった。
山ヤで言えば、ガストン・レヴュファで盛り上がりました、というようなハナシ。
同じようなことは、よく起る。今西錦司が好きだと言ったから、とか。(私は今西錦司が好きです。)
こと、夫に関しては、彼は秋葉原のパーツショップの話なら盛り上がれる。ただ、最近はパソコンは自分で組み立てるものではなく、オールインワンのラップトップを買うものに、時代が変化してしまった。
パソコン自作に代わる何か良い趣味が持てればいいのだが・・・。
■ 健康的で素直な子供たちと戯れる日
今日はリストアップして行った、黄色と黄色青の課題を全課題。できないものは執着せず飛ばした。
できない課題の分析、解析は後回しだ。
今日は、知り合いの子供がいっぱい来ていて、リード壁を登って見せろといってうるさいので、登って見せた・・・ 子供はすごいかスゴクナイか、が到達高度だけだ。
単純明快なすごさでないと、子供の心には訴えない(笑)
小さい女の子が、初めてボルダリングジムに来て、一番易しい垂壁のガバの課題にも苦労していた。
彼女は、一つも課題が登れなかったが、負けん気を発揮しているのが、率直で、健康的で、子供らしかった。
私は7歳とか6歳の頃は、きわめて臆病に、人の影に隠れるようにして、生きていたっけな~。
先生に爪が長いと言われ、涙ぐむだけで、うつむいているような子供だった。
世間が怖いところだという世界認識は母親からハンドダウンされたものだろうと思う。
男の子たちは若いクライマーに群がって、クライマーの方も、「登って見せて~」に答えていたが、12登れるクライマーの凄さが伝わったかどうかは・・・怪しい。