■ フラッギング
今日は昼から、ピラニアへ。
今日は、前回できなかったリストアップの目的で出かけた。黄色課題、黄色青課題をリストアップすること、フラッギングの練習。
ところが人が多く、落ち着いて壁に取り組む環境ではなさそう・・・特に初心者向けの緩傾斜壁は、混雑していた。
が、なんとか人の合間を縫って、やりたかったことはやり遂げた。
4~5手、平行にガバが続いている壁で、今日はフラッギングの練習をした。
こちらが練習用ムービー。
■ あっという間に上達
自分でやっていたら、どうも左手側がうまく行かない・・・ので、近くにいた山森オーナーに質問したら、その答えであっという間に上達してしまった。
≪フラッギング≫
・足の位置は、ホールドの真下より逆進行側
・足の位置が遠いと、手を引きつけで持たなくてはならなくなる
とたったの2点。これだけで、あっという間にできるようになってしまった・・・。
インサイドとアウトサイドを、4~5回ずつやって、ムーブがマスターできた。
■ 最適な足の位置を見つける (背の低い人の事情)
私は背が低いので、足の位置を見つけるのが大事なことになってくる。
もし、足が限定されてしまったら、ムーブは、正対引付かダイアゴナルか、の二つしかなくなる。足は2本で、手は2本だから、スタティックに行く限り、結局、4通りのスタイルしかないからだ。
そうなると、面白いはずがない・・・
足限定課題はムーブを強いるためにある。それは、背の高い人は、私がやっている課題などは、まったくムーブの何も知らなくても、リーチ&腕力で解決できてしまうから、そういう人に無理やりムーブをさせるには、足限定にするしかないわけだ。
しかし、腕力がなく、リーチもない人には、誰でもできる課題の段階から、ムーブが必要だ。
つまり、
・どこに足を置いたら、ダイアゴナルになるのか?(腕力がない場合)
・どこに足を置いたら、ラクか?(リーチに問題がある場合)
先に分かっていないと、ムーブに結びつかない。
という、”背の低い人固有の”事情が分かってきた。
■ 成長に必要な蓄積
私は、外岩に行きはじめ、去年は1か月に一回程度の外岩だったので、毎回リセット状態になり、蓄積せず、今年、毎週岩に行くようになり、あるとき突然上手になった。
一泊二日が4回ほど続いたときだ。(また梅雨時に2ヶ月岩に触らなくなったら、リセットされてしまったが。)
振り返ってみると、易しい課題を数触ることが、経験値の蓄積になった。決して、できない課題を無理して登っている時ではない。
やはり、成功体験の蓄積の方が、できないことを頑張って執着している時間より有効なのだと思う。
ジム課題に置き換えると、9級程度のピンクとピンク黄色の課題がまったく何も問題と感じずにラクラクできるようになった。
が、これらは、まったく初心者の時も出来ていた課題だ。だから、グレードとしてみると何も成長していない。ただ質が上がっただけなのだ。
皆は質が上がる前から上のグレードに進むようにアドバイスしてきたけれど、そのアドバイスは信用できない。おそらく、リーチも腕力もある若い男性に通用するアドバイスなのだろう。
ピンクとピンク黄色課題の蓄積の結果、5.10代へつながった。ダイアゴナルの習得、つまり腕力をセーブして登る登り、になったからだ。
これを次にステップに置き換えると、黄色と黄色青をスムーズ化すれば、5.10代の後半へつながるだろう。
ムーブプラスワンのフィジカル、が今課題だから・・・だ。プラスワンのフィジカルが出ない。
今の段階でも黄色青の次で青の課題でできるのがあり、黄色でもできないのがあるので、この部分で質を上げることが良い課題だと思う。
■ グリコーゲンローディング
今日は断食中に、クライミングに行った。朝は浄化の時間だから、何も食べないのだ。
それでクライミングに行ったら、行っている間は良かったが、終わって帰ってきてから、ぐったりとしてしまい、電池切れ。
これは、外でのクライミングでもよく起っていた症状だ。同じことが起きたので、分かった。
前の日の夕食がパワーを十分供給してくれず、ストーンとエネルギーが切れてしまったのだろう。
電池切れの原因が分かったので、ちゃんと食べないと。
あと靴がまったく関係ないのを発見した。ぶかぶかのスパイアでも何の問題もなし(笑) これくらいのグレードなら、靴は何だって良いということなのだろう(笑)。
≪まとめ≫
・フラッギングはできるようになった
・黄色と黄色青を習熟する
・靴は関係なし
・電池切れ=エネルギー切れ