2023/09/23

【ベテランの方へお知らせ】関西ガイド協会⽇本⼭岳ガイド協会認定養成指導者

■ ガイド協会の講習会お知らせ

http://kaga-hp.sakura.ne.jp/2023yousei0812.pdf

このような内容が回ってきましたのでお知らせします。


会費で代表者が出て、自分の会の会員には、伝達講習するというのが良き流れでしょう。

■ガイド資格の再受講はNO

さっき、関西のガイド資格の講習会受講内容を見たが、すでに知っていることばかりで、復習がてら、出てこようかな~とおもったりしたが、詳細を見て、いらないなーと思った。なんだ、これか・・・みたいな感じ。

でも、ほんとは毎年山岳会が定期開催で復習していないといけないような内容なんですけどね…。

やってる会、こっちで見たことないけどなぁ。あ、ピナクルはやってたけど、中身が間違っていた。

九州の登山技術のレベル低下…つまりリスク認知能力の低下…は、きちんとした登山学校がないことに起因するのですが、その抜本的な改善を、私に期待した山岳会の方たちらは…

 やっぱり自分たちで尻をふきなよ、

って思いますよ。そもそも、自分自身も学習不足しているから、

 会員の安全を守れずリスクを見落としている

それが通常運転になっている=平気になっているような気がする。

そして、平気になっていることの言い訳に、自己責任、を使っている。それは正確に言えば、自己責任ではなく、無責任、と言う。

■ 排除

私への責任転嫁路線を、拒絶した、っていう経験で、

 境界線が正常化して正しい

って意味なんじゃないか?と思う。たとえ、集団いじめに合ったとしても。

■ 耐えられない境界線のあいまいさ…

九州は儒教圏なので、健全な境界線と言う意味では、あいまいな人が多く、ほんとは俺の責任だけど、ほかの人にはバレないように俺を立てつつ、ひっそりと女性に責任のフォローをしてほしい、何なら、全部責任取って、成果は俺のにしてほしい、と言う心理状態の人は多い。

白亜スラブなんて、まさしく登れたのは、セカンドのおかげ。セカンドがピンチ脱出の技を知らなければ、1ピッチ目の終了点からロープは一ミリも上がらなかったのである。それを黙ってやってくれたら、俺の面目が立ってよかったのにぃ…みたいなのが、九州男児の等身大の姿だったりする。

それ、ダメんずって奴でしょう…。そりゃ、だれしも初心者時代はあるんだから、初心者のリードでロープが上がらないってのはアリだが、登攀歴10年です!とか、5.12です!とか言う人のリード実態がこれでは…。

ま、九州の教育体制を擁護するために言えば、彼は九州で教育を受けたわけでなく、山梨育ちで、山梨アルパインクラブには教育らしい教育はなく、自己責任という言葉に任されていた…。

つまり、自己責任論を持ち出すということは、俺の責任?なら講習会受講とかお金かかるし、いらねー!ってなるって意味です。

これは、JFAが言っていたように、海外では自己責任(オウンリスク)が浸透しており、国内では浸透していない、とか、言葉の意味が違うということではなく、海外でも広まっているのは

 無責任クライミング

のほうです。むしろ。今回、実態調査して分かりました(笑)。

九州では、日本的な意味で、甘えた者勝ち、みたいな感じで、

 甘えを仲間意識と混同

している人が多いように思います。しかし、甘えさせてばかりでは、その人の能力は伸びないわけなので、甘えさせることは、優しいことではない。本人のためを思えばこそ、時には厳しいことを言わないといけないです。

それができていないで、単に甘やかされた子供、みたいになっているのが、大体の

九州男児の実態

です。甘やかしている側は、女性です。女性に求められる役割がそれ、みたいなことになっていますが…

九州圏以外の女性は、誰もそんなの引き受けてくれませんよ?なので、そんなんでは、お婿に一生いけませんよ?女性が求めているのは自分より強い男だからです。

九州以外では、はぁー、自分のケツは自分で拭きなーって言われて終わりです。

2023/09/22

【小鹿野ボルト欠損訴訟】外資系企業のパブリックリレーションをクライミング界に

 ■ チバスペシャルティケミカルズでの経験

私は、スイスの会社での就業経験があるのですが…アジア・オセアニア地域統括部長補佐、という立場ですが、ヨーロッパの会社は合理化が進んでおり、人員はかなり絞られているので、部長と言っても、その統括エリアに社員は本人一人です。営業も全部、本人がやるんです。

それは小さいからではなく、外資は経営合理化が進んでいて、莫大な金額を一人でコントロールするのは普通です。日本みたいに共同責任で責任の所在が不明確、みたいな、不必要なことはしないからです。会議もないし、会議があるとしたら、国際電話でした。途中からスカイプになりましたけど。

ま、正直言って私のポジションも要らない…みたいな感じなんですけど、とはいっても事業継続性の面から、彼の仕事の内容を共有している人は必要だから、人を置くことになりますが、要するに影武者ってことなので、売り先との価格交渉から、広報、まで営業に関することは全部やっていました。

で、化学薬品を扱う業界だったので、風評被害、というのが非常に大きなビジネスの障害としてありました。

私は石鹸抗菌剤部だったので、日本の消費者団体から、悪と糾弾される薬品を扱うことになったんですね。

■ プレスリリース1枚書くのに1週間

さて、こんなセンシティブな業界なので、プレスリリースという会社が発表する記事を書くにも、

一週間がかり

です。要するに、かなり慎重、ということです。

この1枚に、10回まではいかなくても、数回の国際会議があり、メールの応答は20往復くらいです。

■ 日本では気楽に返答しすぎ

おそらく、日本での就業経験しかないと、公的な場での発言、ということに、とてもカジュアルな印象を持っているのではないでしょうかね?

特に日本のスポーツ業界は、トヨタなどのグローバル企業の広報のテクニックを学んだほうが良いかもしれません。

失態続きというか、自分たちのスポコンに由来したパワハラ体質、モラハラ体質のブラックカルチャーが、そのまま世間の平均値である、という前提が、無邪気すぎる面があります。

クライミングは特にグローバルな活動です。

■ ちょっと検索したら出てくるバッド事例

過熱報道が続くスポーツ界の不祥事 広報は「現場力」と「質」が必要https://mag.sendenkaigi.com/kouhou/201901/crisis-management-public-relations-2019/014885.php

ーーーーーーー【企業の事後対応・失敗例】

 例えば2022年4月に起きた知床遊覧船沈没事故の社長の対応は、まるで他人事のようで、報道陣からの要請はあったと思いますが、事故発生から5日目にはじめて記者会見を開きとってつけたような土下座で、かつ、謝罪の中で「最終的には船長判断」「客の要望もあった」と責任を転嫁するような発言が目立ち世間の憤りを買ったかたちとなりました。

「このような社長のいる会社だから起きるべくして起こってしまったのだな」と世間に思わせてしまう象徴的な対応でした。

【企業の事後対応・模範例】

同じ事故でも名古屋高速バス横転炎上事故の社長らの対応は評価できるでしょう。

なぜなら、彼等は説明責任をしっかり果たしていたからです。この会社は事故発生の翌日午前中に記者会見を行うなど、素早く対応し、また記者の質問にもしっかり答えていました。恐らく日頃からこのような「万が一」に備えていたのかもしれないと思わせる程だったのです。

ーーーーーーーーーーーーーhttps://www.astorypr.com/news-all/crisis-management-pr-training より引用

事例研究をするまでもなく、

 責任転嫁、言い逃れ = バッドケース

 日ごろから備えてあるかのような素早い応答=グッドケース

です。

日本の一地方都市では、グローバル企業並みの見識を得るのはかつては難しかったと思いますが、現代ではそうではありません。ネットで出てきます。

具体的な文面は企業の謝罪集を探すと出てくると思います。それらのパッチワーク作業が広報担当者の作業で、私はこうした文面草案の作成者でした。広報責任者は、それがどうパブリックに響くか?ということの検討です。それには、複数の目が必要です。

謝罪は、謝罪すべきでない部分を誤ってしまわないように気を付けなくてはなりません。

そのうえで、反論文を出すことは必須です。悪くないもの、痛くない腹を探られ、謝罪してしまえば、悪かったことになってしまいます。

今回の小鹿野の件も、ボルト欠損は誤報、です。正確には、岩そのものの欠損です。

反論文は、こちらに弁護士が指南した者があります。

http://ooura-law.com/blog/entry-000112.html

相手方は、係争を望んでいるということなので、弁護士同士の弁論に任せるのが、良いだろうと思いますが、最低でも、

 誤報は指摘

しておかなくてはなりません。でないと、本来味方してくれる人まで敵に回すことになります。

https://allnevery.blogspot.com/2023/09/blog-post_19.html


【心理学】クライマーコミュニティのルサンチマンを治療する

■ ルサンチマン = 嫉妬

どうも、登山やクライミングって、”男性性”の発露、的な面があるらしく、男性に人気があるのは、登れた!ということが、自分の男性性に強烈な肯定感をもたらしてくれるからのようです。だから、突破力のクライミングであるボルダーが大人気なわけです。

しかし…

かつては、会のエースで、「リードはお前に任せた!」と言われたような人も、年を取れば、次々に格下なのに、自分より登れる奴、が出てきます。(九州では出てきていないという別の問題があるが。それは別件)

そうなると、”皆のために俺が…”という特攻隊気分でリードしていた人は、気が付いていないで、自尊心が肥大しているので、別に何をしたわけでなくても、

 自己愛の傷つき

を体験することになります。

■ 自己愛の傷つきを癒すことは公共の善

往年のクライマーは、そこでジタバタする人と、そうではなく、現在の自分を受け入れることにする人と2手に別れます。

ジタバタ派は、たぶん、八ヶ岳の入門バリエーションに一升瓶持っていき、結果、凍傷者3名…みたいな、傍から見たら、意味不明の行動をとります。

あるいは、自分よりも登山歴が明らかに浅い人に向かって、「なんで、どのボルトを使うべきなのか教えてくれないの!」となじるとか…。開拓者名リストに載っているのは、あなたの名前であって、私の名前ではないですよねぇ?なんで私に聞くの?

さて、世間はこのような事情ですので、そうなると、自己愛が傷ついている人を癒すのは、

 公共の善

です。クライミング界全体の福祉です。

■ 自尊心が傷つきやすい人への処方箋 【自己愛の傷の癒し方】


自己愛性パーソナリティ障害には、顕示型と非顕示型があり、顕示型の例は、三島由紀夫。取り巻きがいないと、レストランに入れなかったそうです。

治療は3種類。

1)ハインツ・コフート 自己心理学
2)マスターソンアプローチ
3)ウィルフレッド・ビオン コンティニング
4)関係性心理学 ツーパーソンサイコロジー

やるべきこと             vs   起こったこと
・ロジャースの共感や傾聴では良くならない。→ 傾聴・寄り添い、頑張ってしまった…
・自己受容の練習を行う  → 当時は方法論を知らなかった
・その人の”お気に入り”になってはいけない → なってしまった
・「可愛くないけど、害もない」と思われるのが良い →「可愛いから許す」と言われるようになってしまった…
・プライドを傷つけると、倍返しにされる → ただクライミングが上達しただけなので倍返しされる意味が分からなかった

(今気が付いたが、こういう人は、相手がクライミングが上達する度に、無意識で嫌がらせっぽいことをする…例、朝、起こしてくれないと文句を言う…ケガをした相手を引きづり回す…ので、たまりかねた相手が去っていくことになり、その去っていった相手に対して、「こんなに良くしてやったのに今時の若いもんは…」と文句を言うという繰り返しのルーティンになっているだろう…)

■ 自己愛の傷つき経験

自己愛性パーソナリティ障害の人は、老いを経験する前から、

 等身大の自分が受け入れられない

みたいなんですよね。老いを経験し始めると、老いそのものが恐怖体験になってしまうかもしれません。

実は、自己愛性パーソナリティ障害の人って、最も精神科から縁遠いというか、めちゃ自信過剰ですので、世間的にみて間違ったことをしていても、まったく意に介しません。

例えば、明らかに韓国人の入国申請ラインなので、こっちが外国人ラインですよ、と教えても、意志を曲げない、みたいな、明らかに子供みたいなことが起こります。

その様子は、二子山でのクライマー間の訴訟、係争による、往年のクライマーらの行動とそっくりです…。

■ マチズモの傷つき=自己愛の傷つき

マチズモ=自己愛、になってしまうのは、日本では、男であることが価値、みたいな時代が長く続いたからです。

男に価値があるのではなく、人間はすべからく全員価値があります。

サバージュ・ババージュの件にしても、実際に守っているのは、
 
 マチズモ

であり、リーチの短い者を排除することによって、間接的に、女性や子供を排除している、という指摘は的を得ています。昔は30代男性が主役でしたが、今では老若男女登時代。時代は変わったのです…。

例えば、日本のアイスクライミングでは女子のほうが世界ランキング、高ランキングなんですよ? 

まぁ、こんなことを知ると、さらに男性性による自己愛が傷ついてしまうかもしれませんが…。

”今が受け入れられない”、というのが症状で、原因が精神疾患、ということです。

■ 今が受け入れらないという症状

何としても、俺様(自分はすごいんだ=自己愛)である証拠としての岩場の課題に、しがみつこうとするということは、もはや現代では、根拠の希薄になってしまった、開拓者権限を盾に、周囲の迷惑もかえりみらず、俺のルートに手を入れるなんぞ許さん!と主張する、という固執行為です。

普通の人の感性でみれば、ただ見苦しいだけ。でも、精神疾患があるとそれが分からないんですよね。

それが、世界の名作であるような有名課題であっても、開拓者が世界的に超有名な人であっても、現代では、ボルト位置修正されているんですよ?(例:Ninjya)

なら、無名の人の開拓した課題で、安全とは言えない位置にボルトがあれば、それに修正依頼が来るのは、名誉の否定ではなく、ただの事務手続き、です。

クライミング界における社会問題みたいになっていますが、たぶん、精神病理、と言う面で説明がつく現象だと思います。

■ カサンドラ症候群


もっと、深刻なのは、このような主張があるおかげで

 周囲の人がカサンドラ症候群に陥る

ことです。

というのは、ADHDにしても、自己愛性パーソナリティ障害にしても、本当にその人と親しくならないと、この意味不明な混乱感は、パブリックには伝わらないからです。

例えば、

  集合時間を間違う→「なんで朝起こしてくれないんだ!」と責められる

とか。俺はリーダーだ!と威張っている人が、「朝、俺を起こしてよ」って言うことの明らかな矛盾などに全く気が付かないみたいなんですよね…。

同じことで、山岳会も、「当会は、60年の歴史がある会で、当会を知らない人はモグリです」と言っている会が、どのボルトを使ったらいいのでしょうか?とか、こそこそボルトを抜きました、とか、動くものに道標をつけてこれで良し!とか、全くの矛盾した行動です。その威信?に見合う行為をしておらず、自慢になるどころか、恥と言っていい行為です。地に落ちたことを、わざわざ自己宣伝するなんぞ…。

しっかし、そのことが分からないみたいなんですよね… 

ということは? 精神的な病の現象ですね…。

ADHDなどの発達障害は、現代では診断が発達して、子供で診断されることは少なくないです。しかし、昔は、ちょっとくらいの異常は、なぁなぁで通っており、そのプロセスで障害を理解されず、その結果、社会に出て普通を要求されて、普通のことができず、自己愛が深く傷つき、自己愛性パーソナリティ障害になってしまった人は多そうです。そういう人が集まっている率が高いのが、登山やクライミングなんですよね。

本人が、もう70代などであれば、放置が適切な処置かと思いますが、問題は、

 後世の周りの人への二次被害

です。

■ 周りの者は、カサンドラになる

標的にされた側は、カサンドラ症候群ということに陥ります。

これは、他にクライミング仲間がいても、その人のお気に入りになってしまった人には起こります。他の仲間からは、起こっているおかしなことが見えない、です。

例えば、私の師匠は、インスボンで私は膝が脱臼して登れない、と訴えているのに、ステミングがメインムーブのワイドに連れて行き、それをおかしな行為だとは思っていなかった上、登れないとお断りすると、腹を立て、ホテルからいなくなりました(笑)。これ、倍返しって技ですよね?腹を立てるべきなのがどっちなのか?と言えば、明らかでしょう…

同様に、岸良でも、肉離れの怪我をして、立つのも、やっとこさだと何度も訴えているのに、連れまわされ、医者にかかったの3日後。こっちは老いが引き起こしたことのように結論していますが…。

こんなひどい目にあっても、

 そのパートナーを選んだお前が悪い、自己責任だ

と言われるのが、クライマー業界なんですよ。

ボルト欠損ではなく、欠損した岩が外れて5m下に落ちた、など、当然自己責任でしょう…。

なんせ、当代のトップアルパインクライマーは、みんな岩をたたきながら登っているんですよ?

フリークライミングに来たら、みんな岩が欠けないのが当然のように、信じ切って登っていますが、ただの平和ボケでしょう。

クライミングとは知れば知るほど、リスクが分かって怖くなるものです。ダイジョーブ~とか言っている人は、そう言える程度の山しかやっていないだけです。

高難度になればなるほど、安全性が高まるというのが、フリークライミングの作り、なので、フリーのグレードでその人のリスク管理能力は測れるか?というと逆相関な感じです。

■ 診断

診断は、精神科医に行けば付きます。

しかし、カサンドラのほうは、診断がつきづらいうえ、うつ病を引き起こした場合、その治癒には長い時間がかかります。

なので、小鹿野の件で心配してあげたほうが良いのは、虚偽の事実で、訴えられた側のほうです。

うつになる可能性大です。

訴えた側のほうは、なんせ自分を顧みるって能力自体が欠けている場合が多い(自己愛性パーソナリティ障害の特徴)なので、どんなに周りが間違っていると教えても、そもそも理解自体ができず、単にせいせいしていることでしょう。

ケアが必要なのは、そういう障碍者の標的になってしまった側のほうです。

最近の若い人は思考力が低下しているうえ、情報弱者のまんまの姿であるので、新聞うのみ、で、結局、若い人本人に不利になる選択肢を正義だ!と思ってしまいがちです。

マスメディアも嘘を平気でつきます。

ホント、上も下も、思考力の低下で日本社会は大変なことになっていますが…日本だけの問題かと思っていたら、海外でも同じようでした(汗)。ATC持ってこないクライマーってねぇ…

2023/09/21

FIREした人と知り合いに

■ Fireするには、夢中になれるものが必要

FIREというのは、

経済的自立(Financial Independence)と早期退職(Retire Early)という二つの言葉の頭文字から作られた言葉です。 アメリカ発祥の考え方で、若いうちにリタイア後の生活費を補えるような貯蓄をして、資産運用による収益を得ながら経済的自立を目指すことを指します。

で実際に、最近、そういう人と出会い、仲良くランチ友達みたいな感じなんですが…。

FIREするには、生きがい、と言う面で問題があることが分かりました。

■ したいことがない

なんか、学校から始まって、会社も、まるで餌付けするみたいに、一般に人はみんな

 朝起きたらどこかへ行く、

と言う行動をオペラント条件付けされていますよねぇ(笑)?

そういえば、岩場に行く習慣も、クライマーでも、年を取ってくると、

 単なる習慣に化してしまい、

もう登りたい課題もないし、岩場でやることもやりつくしたから、

 開拓でもしようか、

みたいなことになるらしく、開拓活動って非積極的選択肢というか、

 クライミング活動の終末期の活動なんだなー

と思ったことがありました。その開拓者だけのことかもしれませんが。

老後の生きがい、他にしたいこともないし…、ってことです。

■ やりたいことが多大にある人じゃないとFIREすべきでないかも

くだんの友人は、資産運用ではなく、不動産投資で大家さん業でFIRE達成したそうですが…

大家業だと、使える金額には天井があります。ので、予想外の出費はいやなようで、こないだ飲んだとき、タクシーで帰ったそうなのですが、そのタクシー代が、しばらく前に値上げになっていたようで、愚痴っていました…(笑)

えー FIREしても、タクシー代が愚痴になる…? 

とFIREに対する、あこがれが半減…(ーー;)

■ 人間の幸せは、自分がしたいことができること

たぶん、FIREしようがしまいが、人間の幸せは、

 自分がしたいことができること、

ではないですかね?

それをかなえる手段は、何でもいいのかもしれません。

いっくら経済的な問題から解放されたとしても、したいことが、自分の自慢話ばっかりでは、一回か二回は話を聞いてくれますが、だんだん飽きて、誰も話も聞かなくなってきます。

いわゆる、終わってる、って言われる状態ですね…。一般に往年クライマーに多いと言われますが…。

かといって、自分の成功を皆と分かち合う…例えば、FIRE達成者なら、どういう投資をしていくか、後進の人に伝える、というのは、彼の頭にはないようで、残念と言うか、そこが意外でした…。

自分一人の幸福なら、達成したところで、なんか味わいがないっていうか…。

というか、私が異常なのでしょう…。

人目につくような、大した成功経験もないのに、経験談を垂れるな、とみんなは、思っているのかもしれませんが、それなら、嫉妬してくるの、辞めてほしいですよねぇ…。

世間は、ああ言っても、こう言っても逆らってくる、ってことで、世間のいうとおりにしていたら、必ず、デッドロック、になります。

ロープを持ってこないクライマーを受け入れたら、たぶん、
 
 お前のリスク管理能力が甘い

と言われ、

ATCを持ってこないクライマーはお断りと言ったら、たぶん

 相手の事情を考えてやれ

と言われ、

どっちにしても、

 あなたの欠点、って話にされるんだろーなー

って感じです。

FIREしたら、いいわねーと嫉妬されて、足を引っ張られ、FIREしなかったら、してみろ!と挑発され、どっちにしても、アンハッピー。

そんな感じですね、世間って。

ということで、気にせず、自分のポリシーで生きましょう☆

ちなみに、米国人など欧米人で、海外で旅行しながら登れる人が多いのは、金融資産を運用するということが、米国ではすでに浸透しており、非先進国であれば、運用益で生活することはそこまで大変ではないから、です。

日本では、月7万円の定期収入ではFIREできませんが、ラオスなら楽勝です。余るくらいでしょう…

■ 米国人並みの金融資産運用を

クライマーでも、クライマーでなくても、日本は米国型の年金体制にシフト中ですから、投資信託による、資産防衛は、これからの日本のクライマーには必携の知識です。

私も若いとき、米国の富裕層に暮らしたことがあるのですが、そこのご家庭も、運用していました。日本ではなかなか広まっていないですが、5%の運用は常識的な利率です。

と言っても難しいことは何もありません。

 インデックスファンドノーロード、

だけ覚えていても、何とかなります。ビレイデバイスにはいろいろあるけど、とりあえず、ATCだけ使えたら何とかなるのと同じです。

初心者が騙されない知識を得るには、トウシル山崎さんの解説動画がおすすめです。


着々と運用して将来のFIRE達成&海外クライミングに備えましょう☆

2023/09/20

【How to】How to avoid unsafe climbers

 Unsafe climbers = someone who learnt to climb from friends

I was being asked to go climbing with by a climber who has no rope nor ATC. Being puzzled since I never dreamed of going to travel without a rope and expecting to climb,  I asked advices to climbing community overseas. The answer was to say no to such climber. 

Someone in Canada taught me this is also happening a lot in overseas including Canada, 

It's maybe a shortage of Educational institutions to teach climbing properly.

This time, I found out that a proper climber is someone who learnt climbing in educational institution... (I myself learnt in Sangaku sougou center)

You can tell by their gear that they are not well educated.

I didn't know what to do with a guest climber who said she doesn't have a rope nor ATC, so I asked the international climbing community, "What do you guys do?" 

I found that the consultation itself was a question that could separate the climbers who were doing it safely from the ones who weren't.

Difficulties

The difficult thing is,  that nobody carries a full set of gear while travelling.

But without a rope... Rope is a vital piece of gear, and without it, you can't climb at all.

But someone who already established "trustworthy relationship" like long time partner, would say, 

  "you can come without a rope this time" 

often, just to be nice. But still that is an offer, not your right. 

If you are already in a relationship of mutual trust, you might say: 'This time you are exempt from the rope', but that is only when you are so sure having just one rope does not decrease the safety.

My background 

I come from ice climbing background, but I rarely climbed with my own rope while climbing with my mentor, because he has gotten a 120m rope, meaning more convenient for 55m ice fall. 

Nevertheless, every time I go climb with him, my rope was in my pac. I never showed up without it.  When I lead, of course, I climbed with my own rope.

A single 120m rope is technically easier so using that rope was a part of risk management. 

It was less risky than connecting two 60 m ropes, as there are no knot to connect them. If there is a knot, your belay gets complicated.

That was our mutual understanding. And I bought a belay device to match his rope. 

Choosing a rope Length ... no1 risk control

Even at ordinary rock crags, a well-educated climber will check the length of the route or problem he wants to lead, and bring a rope that is suitable for that length. It is a primary risk management.

In general, in Japan, 50 metres used to be sufficient, but nowadays 60 metres is often required.

If you don't want to have a missing stopper knot accidents.

Back up rope?

If you're as clever as a climbing guide, you may have a 30m lightweight rope tucked away in your backpack, just in case. This is because it serves as a backup in case the main rope gets stuck or something.

When you say, "Oh no, I've got the rope stuck", you can not get it out...in such case, someone say, "I've got the back up rope", this is a truly cool guy!

Having no rope is forgivable, but no ATC is not.

Well, even in the international climber group, the advice from the proper climbers was "tell that travelling climber to keep travelling".

However, 70% of the climbers who travelled without ropes were so forgiving, it is a kindness toward a beginner.  Because everyone was once a beginner, those who relied on the goodwill of other climbers... including myself.

Climbing on the goodwill of others paying nothing on your side, you can still improve your climbing grades but not a climbing skill itself...it takes your positive effort of trying to learn risk management.

Climbing grades do not indicate anything about that person's risk management skill and the risk management skill is what protect you. 

It is not your grade nor expecting the strangers to have a good will without a concrete reason.

However, it should be noted that even within such a lax community,

 No ATC is not allowed as a climber.

Having no rope seems already out of the question to me, but no ATC... is NONO to everyone. No matter what kind of lax climbing community you are in.

Checking unconscious assumptions.

Rather than verbal communication, non-verbal communication is important, such as,  "not bringing gear" or "the way the person talks", are more indicative of what kind of climber they are. This is a true indication of the climber.

What I am currently researching is this unconscious assumption.

  Assumption = unconscious.

so people take it for granted and often push that to the others.

Example:

 No rope = unconscious assumption is that every rope is 100% safe. 

 → Actually, no.

 No ATC = unconsciousness is that all ATC are all the same. 

 → In reality, the rope and ATC has compatibility.

Another possible assumption about not bringing an ATC is,

 not wanting to belay,

This is probably more likely to be the case. This is probably top reason for climbers to be disrespected.

Belaying is a climber's duty and belayers are climbing gear.

You are in a position to be chosen as a belayer, and unless you are chosen, you cannot go climb.

Climbing with everyone together?

Many bad risk management cases are often seen in,

 Climbing with many others.

The case: climbing with others in a bad climbing school.

A climbing school was conducting an ice climbing course with frozen ropes... The rope was coated with ice like a macaroni cheeses... This is not a good idea.

Climbing with bunch of others is fun, but probably the most inappropriate relationship for learning risk management since you don't think you are responsible.

You'd think it's OK because a lot of other people are doing it, or it's probably safe since no one is pointing out ... 

But in reality, frozen rope is nono, and it can make you lose your grip on the belay.

These are such kinds of things that, if your standard of safety is compromised and you keep compromising and then, it will lead you an accident later.

For example, when you're climbing solo, you're on a bit of an old rope and it's frozen because you used it in a rock, but you do a top rope solo anyway, thinking, "Well, it'll be fine"... That's how my mentor fell, his gear didn't bite the rope and he had a ground fall.... And such times, even if there were lots of people in the vicinity, he would find himself in a blind spot and not be able to be seen and found. And there, you can't even get a wire of mobile phone, and it's -20 degrees!  He had a serious lumbar fracture, but it took him a long time to be found, and he survived one out of nine lives.

After that, he was very careful with his rope, it was ice climbing-specific rope with a good coating, and after each climb, he applied a coating to replenish the coating. I have inherit that from his habits.

The rock version

On the cragging, it is particularly important to match the diameter of the rope to the belay device. 

My rope is soft and flexible to best match to my lead with my light weight, so it is too stretchy for another climber with a heavier weight to lead. The rope will be hurt and that heavier climber will not be safe.

In Japan, the bolts distance are often sooooo far apart, nearly runout,  so extra stretch can be fatal. I have seen the climber fell in 3rd clip and the belay was totally proper but the fall still ended up to be a grounder.  It was a Kyusyu's crag. The climber had spinal fracture. He's got no one else to blame, it's his responsibility.

Partnership can back fire

Once we are in the crag, the principle of partnership is naturally more important than who's rope to climb. 

So if your partner showed up without rope, you will end up offering your rope. 

So whether if it's a poor lead, such as your rope rubbing against the rock corner and peeling off the outer skin, or a fall factor 2 that is super hard on the rope, you have to rend the rope as a partner. That is considered obligation. 

I'm not going to complain, No climber would complain about that. I am to explain why a beginner take it for granted.

Therefore, a climber who has never been on the offering end of a rope himself will never be aware of the burden or responsibility on the offering the rope.

It's same as people who think that renting your car is free, but in reality, the maintenance costs involved, actually. So it's just a free rider. Like when your are still a kid, you never imagine that how much your parents had to pay just to keep the house running.

In the end, they are not only ungrateful, but also gets mad at you when you refuse.  This is a one way goes to another.  

The best way to avoid this is to avoid climbers who are at a stage where they don't have that imagination. Accidents can happen to anyone, but one can not imagine that, i.e. a beginner, will invite a accident unneccesarily.

It is the minimum requirement to have your own gear for climbing. Anything short, say no to be on a safe side unless you know the person in deep...and the person has a reasonable reason to get away with it.  

Ofcourse it is ridiculous to tell the long time partner to bring his own rope when you know he's just visiting you and trying to belay you for a day to be nice. 

This is the letter I sent. 

ーーーーーーー

I had canceled XX cragging with my friends. It is too risky to take you there, and the crag only needs a good reputation for local tourism, not a risk.

You have made it clear that you have no intention of bringing your own rope.

Well, I can compromise, but you have neither an ATC nor your own belay device.

I cannot compromise on that. 

I've already had enough trouble to know that Japanese crags are not like overseas ones; they require a certain mentality to be safe. Otherwise, you are risking your life.

I cannot put you in such a position without knowing what's going on.

I am so sorry; it was my misjudgment that I misunderstood you as an independent climber. My judgment is that you don't have the readiness that our crags require.

This is an HP for finding a climbing guide. I hope you have good luck!

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【クライミングの安全管理】誰からクライミングを教わるか?

■ トンデモクライマー=友達からクライミングを習った人

ということが、カナダでも起こっているそうです。

結局、クライミングをきちんと教える教育機関が足りていないのです。

ちゃんとしたクライマー=教育機関から習った人

だということが分かりました…。カナダのクライマーが裏でこっそり教えてくれた☆

■ 教育されていないことがギアで分かる

ロープもっていません、ATC持っていませんという、クライミング歴10年のゲストクライマーに対して、どうしたらいいのか、わからなかったので、「みんなはどうしていますか?」と海外のクライマーのコミュニティに相談してみました。

すると、なんと、その相談自体が、ちゃんとしているクライマーとそうでないクライマーを切り分けることができる質問だと分かりました。

■ 難しい点

難しいのは、旅行中、ギアをフルセットで持ち歩く人は誰もいないってことです。

しかし、ロープなしって…。ロープって肝心かなめのギアで、無いと話にならん!って奴です。

しかし、お互いに

 既に信頼関係が確立しているパートナー同士

ならば、「〇〇ちゃんは、今回はロープ免除ね~」となります。なんせ、別によけいにあっても、重たいだけなんで。

私はアイスクライミング出身ですが、師匠と登っている間、自分のロープで登ったことはめったになかったです。それでも、毎回、自分のロープはザックに入っているのですが、ただの重石です。私のリードの時は、当然、自分のロープで登りますが。やっと出番がきたーって喜ぶ感じです。

なんせ60mを2本連結するより、120m一本のほうがノットによる連結がない分、技術的に楽で、リスクを回避できるのです。

一般の岩場でも、きちんと教育を受けたクライマーなら、自分のリードしたい課題が何メートルなのかを調べ、その課題の長さに適したロープを岩場に持ち込みます。日本では、かつては50mで十分でしたが、最近は60mが必要なことが多いです。

■ ロープ免除ね~と言われても…

さて、ロープ免除ね~と言われても、クライミングガイド並みに気の利いた人なら、30mくらいの軽量なものをひっそり忍ばせているかもしれません。ロープがスタックしたりした場合のバックアップに役立つからです。

あーあ、ロープひっかかっちゃったよ~と言うようなとき、「ロープあるよ」と出してくれると、「まぁ!かっこいい殿方!」ってなります☆

■ ロープなしは許せてもATCなしは許せない

さて、海外のクライマーグループでも、ちゃんとしたクライマーたちからは、”ATC持ってこない奴は、スルーしな~”というアドバイスでした。

しかし、7割は、ロープなしでいいじゃーんっていうクライマー同士の好意をあてにして登ってきた人たちでした…。

人の好意をあてにして登ってきても、別に登攀グレードは上がりますから、グレードはそのクライマーがちゃんとしていることの証明には全くなりません…。

クライミンググレードは、その人の何を示したことにもならない。

しかし、特筆すべきは、そのような、いい加減なコミュニティ内でも、

 ATCなしは許されない

ということです。もう、これは、どんなゆるゆるのクライミングコミュニティにいても、アウトみたいですね。

■ 無意識下の前提をチェックする

それよりもギアを持ってこないとか、その人の口ぶりとか、非言語のコミュニケーションのほうが、どういうクライミングをする人か?ということを如実に表しています。

今、私が研究中なのは、この無意識の前提について、です。

前提=無意識です。

事例:

 ・ロープもって来ない = 誰のロープでも同じで、100%安全だという無意識 

             → 実際は違う

 ・ATC持ってこない = どのATCでも同じだという無意識 

           → 実際はロープとATCはセットで相性と言うのがあります。

             相性以外にも適切な径というのがあります。

ATCを持ってこないということに関して考えられる別の前提は、

 ビレイをする気がない

ということです。たぶん、こちらのほうが、クライマーから総スカンを食らう原因ですね。

ビレイはクライマーの義務であり、ビレイヤーはクライミングギアです。

あなたは、ビレイヤーとして選ばれる立場であり、選ばれない限り、登れません。

■ みんなでワイワイ登る?

ダメクライマー事例に多く見られるのが、

 みんなに交じってワイワイやるクライミング

です。理由は以下です。

事例:

某登山学校が、凍り付いたロープでアイスクライミング講習会をしていました。ロープが、かりんとうのように凍り付いていました…。これはNGです。

みんなでワイワイっていうのは、クライミングのリスク習得に最も不適切な関係性かもしれません。

というのは、多くの人がやっているからいいか…とか、たぶん、安全なのだろう…と言う風に、クライミングに課す基準が甘くなってしまうからです。

ロープが凍るのは、岩のロープをアイスに使うため、です。岩でけば立った、毛羽に雪がつき、凍結します。すると、ロープが凍ってしまい、ビレイでグリップ効かなくなる。これはしょっちゅう起こります。

こういうのは、少し基準が緩んだら、その時に事故になるのではなく、あとで事故になる。

例えば、ソロで登っているときに、ちょっと古いロープで、凍り付いたけど、「まぁ、大丈夫やろ~」とトップロープソロをしてしまう…とか。

それで落ちて、ギアがロープを噛まず、グランドフォールした師匠でした…。しかも、そういう時に限って、周辺にいっぱい人がいるのに、自分が死角に入ってしまい、見えないことになったそうです。しかも、そこ、携帯も入らないし、-20度。腰椎骨折の大けがなのに、発見されるのに時間がかかって、九死に一生をとりとめたそうです。

それ以後、彼は、ロープには細心の注意を払い、ロープはコーティングがしっかりしたアイス専用ロープで、クライミングしたのちは、コーティングを補うために毎回コーティング剤を塗布していました。私もその習慣に習っています。

そんなのアイスクライミングの事情じゃーん、普通の岩場ではいいじゃーんって思っていますよね?そこのあなた。

■ ロープとビレイデバイスのマッチング

岩場では、特に重要なのは、ロープの直径とビレイデバイスのマッチングです。

私のシングルロープは、安物ではないです。私の軽い体重でリードするのに、ベストマッチにしてあるので、しなやさに投資しており、すこし高いロープを使っています。一般に誰でも登らせるようには、痛んでも気にならないような安物を使います(笑)。安かろう、悪かろうですが、トップロープしかできない人を岩場に連れていくのに、いいロープなんて要らない。

しかし、私のロープはしなやかなので、体重が重たい別のクライマーがリードするには、伸びすぎます。ロープがどれくらい伸びるかで、ビレイの機微も違ってきます。

ロープも痛むし、その重たいクライマーも安全にはなりません。

■ なぜロープに無頓着なクライマーができてしまうのか?

とはいえ、岩場に出てしまうと、パートナー保護の原則から、ロープ保護より、パートナー優先になります。当然ですが、パートナーの生命保護が前提ですので、ロープを濡らしてしまったとか、特殊な事情が起きたら、ロープを貸さなくてはなりません。

そのリードが下手くそで、私のロープを岩角にこすりつけられて、外皮が剥けてしまおうが、墜落率2の落下でロープに超負担のある登り方をされようが、それで文句をつけるクライマーはいません。

したがって、自分がロープを差し出す側に立ったことがないクライマーは、ロープを差し出す側の負担については、無自覚です。たぶん、シリアスなクライミングをしたことがなく、順番で、コロコロトップロープさせてもらうような登りしかしたことないとそうなるかもしれません。

ちょうど、車を借りるのが無料だと思っている人と同じことです。車には、維持費と言うものがかかっていますが、借りる人は無自覚なのと同じことです。結局は、感謝されないどころか、お断りすると、ケチ!と、逆に逆ギレしてくるほどです。

これは一事が万事で、以前、ギア丸ごと貸し出しで連れて行き、2度目はお断りすると、逆ギレされました。

人の懐で遊んでいるだけでなく、人の懐でリスク管理もされていることに無自覚です。

そういう人の前提は?

 私の安全は、他の人が保証してくれるのが当然

です。そういう人は、何か事故があった時

 お前が悪い

と言ってくるでしょう…。ユージさんが訴えられているように、です。30年も登っていたら、ボルトは崩壊しなくても、岩が崩壊することなど、とっくに知っているはずです。

師匠は、猫の頭ほどある鉄のプレートの懸垂支点ですら、信用していなかったくらいです。

要するに30年も登っていて、初めて岩が崩壊したのなら、その程度のクライミング内容のクライミングしか、今までやってこなかったのかもしれませんね?

というような厄災事を事前に避けるには、こういうことに

  想像力が及んでいない段階のクライマーを避けること

です。

ということは、想像力のトレーニングが、クライマー業界に必要なトレーニングなのかもしれません。

というのは、自分が登るためのギアは自分で持つ、というのは最低限のマナーです、といくら口を酸っぱくしても、マナーなんて、誰も聞かないからです。むしろ、マナーを強調したら、逆に持ってこなくなるかもしれません(笑)。

■ お断り文面

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I had canceled XX cragging with my friends. It is too risky to take you there, and the crag only needs a good reputation for local tourism, not a risk.

You have made it clear that you have no intention of bringing your own rope.

Well, I can compromise, but you have neither an ATC nor your own belay device.

I cannot compromise on that. I've already had enough trouble to know that Japanese crags are not like overseas ones; they require a certain mentality to be safe. Otherwise, you are risking your life.

I cannot put you in such a position without knowing what's going on.

I am so sorry; it was my misjudgment that I misunderstood you as an independent climber. My judgment is that you don't have the readiness that our crags require.

This is an HP for finding a climbing guide. I hope you have good luck!

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2023/09/19

【モラルハザード】モラルハザード中の海外クライミング事情&ルサンチマンの日本岩場事情

 ■ ロープなし、ビレイデバイスなしで岩場に行きたい?

というのが、7~8割のクライマー事情であることが分かった、海外クライミング事情。

日本の岩場が危険→海外で登ろうかねぇ…の転向も、リスク低減の意味合いからすると、効力ないだろうということが分かるテストケースとなった今回。

かといって日本の岩場のボルト状況は、にわかには改善しそうにないしねぇ…。

■ 安全で健全なクライミング活動はどこにある?

いやはや。

自分がクライミング初心者の時を考えても、ロープを持っていないのに岩場に行きたい、なんてことは、そもそも考えられなかったぞ?

まぁ、初心者だったことは認めるが。

クイックドロー2本って、どういう判断で、そういう装備になったんだろうなぁ…。意味不明。

彼女の装備を紹介しますと、シューズ、ハーネス、ドロー2本、プルージックコード、チョーク、長ぬん1本。

ロープが重たいので荷物から端折りたいのは分かりますが、私も海外出張経験豊富ですけど、ビジネスで旅行するときって、1か月とかの長期でも、数泊でも、荷物の総量、同じ量ですよねぇ?なんせ、別に洋服とか持っていくわけないんで。着替え数着で終わりです。

ロープの重さが課金されるのに耐えれないっていうのなら、ビジネス以外で旅行中だったら、全部持って行かないといけないので、本来のクライミングツアーには耐えられないでしょう。

まぁ、10歩譲っても、ロープは二人で1本で良くても、ビレイデバイスは、持ってくるのが筋でしょう。

■ モラルの欠如したクライマーを呼び寄せない仕組みづくり

しかし、もっと大事なことは、モラル崩壊した、このような海外クライマーを呼び寄せない仕組みづくりです。

今回は、岩場に持ってくる持ち物リストを指定したら、ロープもビレイデバイスも持っていないことを白状しました。

従って、登山計画書と装備リストを提出させ、不足がある場合は、指摘する、登攀させない、というのは、有効な方策であるかもしれません。

■ 管理者責任

もちろん、そのようなクライマーに対して、貸し出しを行う必要はもちろんありますね。

このケースで言えば、ロープの貸し出し、ビレイデバイスの貸し出しです。

貸し出しがあれば、管理者責任が生まれるかもしれませんので、借りたギアの使用で起こった事故については、利用者責任であることに、同意の署名などは、取りつけたほうが良いと思います。

■ 大衆化とモラルハザード

クライミングの魅力は、リスクを回避しつつ、高度な行為を行うことで、私自身もそこに魅力を感じてきました。

自分のリスク回避能力に自信があったということです。

しかし、白亜スラブを登って以来、自分のリスク回避能力(人を見極める目)に疑問を抱くようになりました。

思えば、最初のころから、

 トンデモクライマー収集器

になっていたような気がしないでもない…。

なぜトンデモを集めてしまい、まともなクライミング能力がある世界に行けないのか?

それは、かなり深遠な問いのようです。

魂の傷か、誰か先祖の受けたトラウマを再演しているのかもしれません。




A Climber sue a climbing community

This is an robot translation of the ogano climbing community is being sued

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In 2022, a man from Tokyo who crashed and broke both legs while climbing Mt Futago (1166 m) in Ogano, Saitama, a famous climbing spot, filed a lawsuit against the Ogano Climbing Association, which maintains the crag, and the town, claiming that the crag was not properly managed, and seeking compensation and other compensation of 1.65 million yen, The association and the town have filed a lawsuit in the Saitama District Court, Kawagoe branch, demanding compensation and other damages of 1,650,000 yen. The association and others are contesting the case on all fronts. With climbing becoming increasingly popular, the development of the lawsuit, which seeks to hold the association responsible for the management of accidents that occur at the crag, is attracting attention.



The association, established in October 2008, is a general incorporated association that promotes climbing and maintains crags. It is chaired by world-famous climber Yuji Hirayama (54). The town promotes the revitalisation of the town through climbing and has appointed Mr Hirayama as a tourism ambassador.



 The accident occurred in the early afternoon of 25 September 2010 at a crag called Candle Rock on Mt Futagoyama Nishidake. The man was 59 years old at the time and a 30-year climbing veteran. A bolt on the crag, to which a rope was attached to support his body, came loose and the man fell approximately 5 metres downwards.

In his complaint, he alleged that the association established the route where the accident occurred and installed the bolt, and that the location and type of buried bolts were inappropriate. It states that the association, which is responsible for the development and rehabilitation of climbing routes on Mt Futago, had a duty of care and duty of management to maintain the safety of the route where the accident occurred. It also states that the association is involved in the activities of the town, among other things.



The first oral arguments were held on 24 August, with the association stating that 'climbing is a dangerous sport. The town submitted a written defence, stating that climbing at Futagoyama is not a town development project.



 The man had three operations and was hospitalised for 55 days after the accident, and was out of hospital for two months. He is seeking compensation and other compensation as approximately 1 million yen in medical expenses were paid by his accident insurance.



Hirayama won the overall free-climbing World Cup in 1998 and 2000. He also worked as a TV commentator at the Tokyo Olympics in 2009.



'Not a town-building project'? The association's president is a tourism ambassador.

 The plaintiff man is demanding that the Kogano Climbing Association and the town jointly and severally pay compensation. The town claimed in its written answer that it had nothing to do with the association, and has made statements to the same effect at council meetings. However, the history of the association's establishment and its stance of positioning "climbing as a town revitalisation project" raises some questions.

According to the article "Futagoyama Nishidake Regeneration & Development" contributed by Yuji Hirayama in the 90th issue of the specialist magazine "ROCK & SNOW" (published in December 2020), the town councillor, Koya Takahashi, dug up a proposal for town revitalisation through climbing that Hirayama had proposed about 10 years ago, which led to an interview with the mayor, Shintaro Mori. At the town's request, he was appointed as a tourism ambassador, and since May 2006 he has been working with the town to promote the town's revitalisation.



 In a May 2007 press release, Mayor Mori also listed 'revitalising the town through climbing' as a new project, citing Mt Futago as an example, and stating that 'Ogano Town can be proud to be known throughout the country as a climbing town'. The paper also stated that the town would redevelop the Shin Yi Kan, a memorial centre for friendship with China, which was given to the town free of charge by the prefecture, as a base facility with the cooperation of Hirayama and others.

Mayor Mori has stated in council meetings (e.g. at the March 2009 regular meeting) that he is aware that the association is a private organisation with no connection to the town, but he attended the association's activity policy briefing in January 2011 and also addressed the meeting. Given this situation, a town official said, "Mr Hirayama is paid a fee for his cooperation in the operation of the Shinjikan, so the town may not be able to say that he has nothing to do with the association. Teruyama Tetsushi

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【訴訟】小鹿野町 ボルト欠損&ルサンチマン 事実でない報道 要警戒

■ 町の対応がまずすぎるよなぁ

岩場の整備や、クライミングによる地域おこしって、やる前から、

 こういうことが起こりそう、と予想しているのが普通

のことなんだけど。

町おこしの事業ではない、のは、町が制定して行った事業ではないという意味で事実だろうけど、この書き方されたら、100人いれば99人が、

 町が言い逃れしている

ようにしか聞こえないよなぁ…。



ーーーーーーーー全文ーーーーーーーーーーー
クライミングの名所・埼玉県小鹿野町の二子山(1166メートル)で2022年、登はん中に墜落し両足を骨折した東京都内の男性が「岩場の管理が適切でなかった」などとして、岩場を整備する小鹿野クライミング協会と町を相手取り、慰謝料など165万円の支払いを求める訴訟を、さいたま地裁川越支部に起こした。協会などは全面的に争っている。クライミング人気が高まる中、岩場で起きた事故の管理責任を問う訴訟の展開が注目される。


20年10月設立の協会はクライミングの普及振興を図ったり、岩場の整備などを行ったりする一般社団法人。会長は世界的クライマーの平山ユージさん(54)が務める。町はクライミングによるまちおこしを推進し、平山さんに観光大使を委嘱している。


 事故は22年9月25日昼過ぎ、二子山西岳のローソク岩と呼ばれる岩場で発生した。男性は当時59歳で、クライミング歴30年のベテラン。体を支えるためにロープをかけていた岩場のボルトが外れ、男性は約5メートル下に落下した。
訴状で、「協会が事故の起きたルートを開設し、ボルトを設置した」「埋設されたボルトの位置や種類が不適切」などと主張。二子山のクライミングルートの開拓や再生を行う協会は、事故が起きたルートについても安全性を保つ管理義務や注意義務を負っていたとしている。また、町に対しても、協会の活動に関与しているなどとしている。


8月24日に第1回口頭弁論が開かれ、協会は「クライミングは危険を伴うスポーツ。事故は自己責任」、町は「二子山でのクライミングは、まちおこしの事業ではない」などとする答弁書を提出した。


 男性は事故で3回手術し、55日間入院、退院後も2カ月通院したとしている。治療費約100万円は傷害保険で支払われたため慰謝料などを求めている。


平山さんは、1998年、2000年のフリークライミングのワールドカップ(W杯)で総合優勝。東京五輪(21年)ではテレビの解説などを務めた。


「まちおこし事業でない」? 協会会長は観光大使
 原告の男性は、小鹿野クライミング協会と町が連帯して慰謝料を支払うよう求めている。町は答弁書で「協会とは関係ない」と主張し、議会でも同趣旨の発言をしてきた。しかし、協会発足の経緯や「クライミングをまちおこし事業に」と位置付ける姿勢からは、疑問も浮かぶ。
専門誌「ROCK&SNOW」90号(2020年12月発行)に掲載された、平山ユージさん寄稿の「二子山西岳再生&開拓」によると、平山さんが10年ほど前に提案したクライミングによるまちおこしの企画書を高橋耕也町議が掘り起こしたことがきっかけで、森真太郎町長と面談。町の要望を受け観光大使に就任し、18年5月から町と協力し、まちおこしを進めていくことになった、としている。


 森町長も19年5月の広報紙で、「クライミングによるまちおこし」を新規事業に挙げ、二子山を引き合いに「『クライミングと言えば小鹿野町』と全国的に誇れる」と記載。県から無償譲渡された中国との友好記念館「神怡(しんい)館」を拠点施設として、平山さんらの協力を得て再整備すると書いていた。20年6月に屋内ボルダリング施設としてオープンした神怡館は、平山さん経営のクライミングジムの協力やアドバイスを受けて運営されている。
議会で「町とは関係のない民間団体と認識」と答弁(21年3月定例会など)している森町長だが、23年1月にあった協会の活動方針説明会に出席し、あいさつもしている。こうした現状から町のある関係者は「平山さん側には神怡館の運営協力への報酬が払われており、町は協会と関係ないとまで言い切れないのではないか」と話す。【照山哲史】

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■ トップクライマーレベルのシビアなリスク管理をビジネスに持ち込むべし

クライマーとして独立している、自立している、というリスク管理を、ビジネスに持ち込むべきですねぇ。

こういうことって、やる前から起こりそうじゃん?

そもそも、町にクライミングでの町おこしを町民らが希望するのかどうか?という合意形成が不十分なまま、クライマー側が自分たちの岩場を再生しよう!という意図を持ちすぎたってことでしょう…。もちろん、合意形成と並行で、岩場の再生は急務ではありますが。

町おこしするなら手順が大事。町の人たちが、岩場での活動に対して十分な理解がないままにクライマーが先走っても仕方ないです。

■ クライマー界の内部分裂…は、大体ルサンチマン

しっかし、クライマーがクライマーを訴えるって…。

クライミング界では、ルサンチマン、が横行しています。特に平山さんって、圧倒的勝者なので、こういうことが起こり、他のクライマーの嫉妬の攻撃にさらされることは予想の範囲内。

■ 新品で欠落って

しっかし、40年経過して、腐ったカットアンカーがボルト欠損して抜け落ち、その結果クライマーが墜落して両足を骨折しても誰も同情しない上、

 お前のリスク管理能力が甘い

といわれるだけのことでしょうが、

小鹿野クライミング協会が、リボルト整備しました!と言って、どうぞ登ってください、となった岩場では、管理体制が問われるのは、想定内だよなぁ。

しかし、抜けるって、マジか…。どんな施工だったんだ…。

 昔の開拓 = 自分が登るため

 今の開拓 = 皆が登るため

別のスキル、別のリスク管理が必要です。

そんなの、当然分かっていますよね。

■ 抜けていないそうです…

周辺の岩自体が崩壊して、墜落した、ってことらしいです…。

そういえば、先輩が岩が欠けて落ちて、ビレイでキャッチしてあげたことありましたけど…一回目の後、もう一回そうなって…

周囲のクライマー誰もその先輩に同情していなかったっけなぁ…岩って、叩きながら登るもんなんだなーって、その時、学習。

ボルトは抜けなくても、岩は劣化するのが自然の摂理

■ 自己責任という世界観を守る

私なら、町おこし事業ではないという言い逃れめいたこと…事実であっても…を言う以前に、クライミングの前提としての自己責任論を提示しますね。

いくら新規に整備され、リボルトされても、それを100%信頼して登るかどうか?を決めるというのは、クライマー本人である、という不文律

はクライミング業界全体で、大事に守っていくべき、大事な価値観だと思いますね。

そうじゃないと、どんどん、外岩が人工壁になってしまいますしね。

■ 小鹿野がやってはいけないこと

この訴訟を今後のクライミング界の振興に生かすには、安易に165万円払ってしまってはいけませんね。

どのようなボルトだったのか?ボルトの種類は?

その落ちたクライマーは、なぜ小鹿野の開拓者グループに協力しているクライマーじゃないのか?

その課題は、本当に小鹿野のリボルトなのか?リボルトだったとして、どういう意思決定で、その整備になったのか?経緯が明らかになる必要がありますね。

今後のクライミングによるアウトドアツーリズムに関して、主催者はどのような責任を負うべきか?クライマーは、どのような責任を負うべきか?重要な判例が示されるでしょう。

結論が合意としてできるまで、めんどうでも、真摯に一つ一つつぶしていく対応が必要です。

めんどくさいけど、それが一番近道。

■ ちゃんとしたクライマーじゃない人が10人中7人くらいの現代

ひょんなことから、海外のクライマーのコミュニティに質問する羽目になりましたが…

世界のクライミング界の事情としては、

 自己責任が薄れてしまい、自分のロープも持たず、ビレイデバイスも持ってこない

という世紀末状態が、普通に通用してしまっています。つまり、世界のクライマー人口の7割は、

 自己責任お留守人種

ってことです。こんな人たちが大挙して、整備が手薄な日本の岩場にやってきたら…?

ひえー、事故死大量創造、ですね!!

なにしろ、今の岩場って、ボルト40年物ですよねぇ…ほとんどの岩場で…。 

日本人クライマーでも、1ピン目で落ちるとか、トンデモクライミングを繰り広げていますけど、それにも輪をかけて、外国人クライマーたちのリスク管理能力はお留守みたいです。

日本でも岩そのものの崩壊で、訴訟されるくらい、クライマー界のレベル低下が激しいってことなんでしょうかね。

■ 参考

ーーーーーちゃんとした人から返事が来たーーーーーーー

こんにちは、あなたの投稿についてですが、ロープなしでどうやって登るつもりなの?と考えるのはおかしいことではありません。私がいるカナダでも、自分のロープで登るということは普通のことだ。

誰かがすべてを提供してくれることを期待し、自分の分の装備を持たないというのは、許される行為ではない。

コメントでわざと鈍感になっているのは、おそらく投資もしていないし、危機感もない人たちだろう。

ヨーロッパでのクライミングは慎重に-安全基準と固定ギアは驚くほど異なる。自分の直感を信じ、自分が何をしているのか、どんな危険があるのかを理解していると感じられるパートナーを見つけよう。ハッピークライミング

ーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーー別の返事ーーーーーーーーーーー

もし彼が道具をまったく持っていないとしたら、初心者か、超金欠か、あるいはその両方だろう。

僕は旅をしていて、いつもは何でも持っていくんだ。でも今年の6月にクロアチアに行ったときは、クイックドローを18本、グリグリ、ATC、基本的にロープ以外のものは全部持って行った。他のクライマーと合流したとき、彼はロープを持っていて、クイックドローは6本しか持っていなかった。

ハーネスと靴以外は何も持っていない人たちと一緒に登ったこともある。彼らの半分はクールで、ただの初心者だ。他の時は、彼らはただのコートテイル・ライダーで、私はちょっとうんざりしている。自分の直感に従えばいい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ちゃっかり便乗する人って、コートテイルライダーっていうんですね~



英語の勉強になった☆

要するに、クライマーのレベル低下は、世界中で起きているってことですね。

私はレベル低下に加担したいのではなく、レベルアップに加担したいと思います。

<参考>

https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-167423

https://www.yamareco.com/modules/diary/25396-detail-310212

https://allnevery.blogspot.com/2023/09/blog-post_53.html


2023/09/16

【動画】ユージさんと大西さんのデイドリーム 

こんな動画が10か月も前に出ていました☆

ユージさんのピンクのリード見てくださいよねぇ…ちゃんとテスティングしているし、追加のカムも入れている…。どこにも、あやふや感ないですけど??

なんで、保険なしで、いちかばちかでエイヤー!ってやるのが、クライミングっちゅう話になったんだろうなぁ…と思いました。

平山ユージ、デイドリーム (5.14b)

2023/09/15

【登山と嘘】登山と嘘は相性がいい… と森山元編集長も言っています!

■ 森山編集長無きあとの…

https://president.jp/articles/-/73524 より以下引用ーーーーーーーーーー

登山と嘘は、相性がいい。「疑惑の登山」。世界の登山史の中には、そんな風に呼ばれる記録が散見される。なぜか。登山には審判がいないからだ。登頂したか否かは、言ってみれば「自己申告制」だ。つまり、完全なる性善説に基づいているのだ。だが、人間とは弱い生き物でもある。ときに嘘の誘惑にかられ、そして屈する。自分自身が審判であり、自分自身でルールを設定しなければならない登山という行為は、フェイクが入り込む隙だらけの世界だと言ってもいい。

ーーーーーーーーーーーーーーー

現代では、登頂したかどうか?だけでなく、

 どのように登頂したか?

が問題です。

40年前のアルパインしか知らないクライマーから教わると、フリーで登っていなくても、そのことに罪悪感を持たず、フツーに

 ”登れた~”

と書いてしまいますし、エイドが前提というか出すことに悪気がないので、他のクライマーもそうであろう…という前提で記録を読んでいます。

ので、フリーで登ることの大変さとか、分からないです。スタイルの差、にも本人は気が付かないので…。

現代のアルパインクライミングは、5.12がオンサイト出来るフリークライミング能力を基礎にした、スーパーアルピニズムとでもいうべきもので、昔のエイドを前提にしていたアルパインクライミングとは別物ですよ。

アックスだって全然違います。

九州では、マッターホルンをヘルンリ稜でガイド付きで登りました、というのが、一流登山家扱いです… 私もそういう方で、おひとり、昔はオレも山をやったんだよ、って人知っていますが、今となっては、その記録が評価されないことなど、おくびにも出さず、「すごいですね~」と言っておきます。

わざわざ、年配の方の過去の栄光をしぼませる意味は、いまさらないからです。

しかし、言っておきますが、今、現役のクライマーが、マッターホルンの一般ルートをガイド付きで登っても、何の評価にもなりませんよ? 私の師匠の時代ですら、”北壁”を登っていたんですから。

そんな山に登りに海外に行くくらいなら、日本の普通の雪山を、読図でちゃんと登るほうが力になるくらいです。

嘘をついていると思っていなくても、すごさ、というのは時代が下るごとに、かつてはすごかったものが、別にすごくはなくなるのが、普通です。

70年前に出版された記録を見て、同じことをして、日本一と思うのは、時代錯誤です。


しかし、このルート現代のアイスクライマーの間では、入門ルートの位置づけです。ギアが良くなり、装備も軽くなり、現代のアイスクライミングの進化の中では、テクニカルな部分では優しいほうに入ります。ちょうど、私がこのルートチャレンジしたらいいんじゃないのーということになったほどです。

もちろん、ロングルートで雪崩もありますから、いわゆる山のリスクは、何十年たっていても同じですが、これをエイドで登る現代アイスクライマーは、ちょっといないのではないかと言うようなことになっています。

岩のルートも同じですよ。九州では指導者が古く、ボルトルートのエイドクライミング=アルパインロックと言う教え方になっているようですが、保険としてエイド技術から入るのは、私も賛成ですが、記録として書くときに、エイドを出した事実を伏せているのは、いかがなものか?と思います。

読んでいるほうは、フリーで登っているもの、と思っていますので。

時間もアルパインでは重要な要素です。しかし、時間を気にするということも、20mくらいしかないショートのゲレンデで、グレードを上げていくために、何時間もハングドッグしてRPグレードを上げる登りを繰り返しているだけの人は、実力の中に入れるのを忘れがちだと思います。




【心理学】良い人を遠ざけ、悪い人とつながってしまう悪習慣

■ 罪悪感

弟を救うのに、間に合わなかった罪悪感

 → 理解力がない人を救いたい
 → どうすればいい?
 → 思考のプロセスを見せる
 → そのために、ブログ、頑張る
 → 解説してもしても、相手の行動が改まらない

 =改まらない理由は、無知ではなく、それがカッコよいと思ってわざとやっているという承認欲求=侮辱の傷がある人だから…

 → 無知を知らせようと頑張っても、努力の意味なし…

みたいなことに、徐々に陥っていた気がしますねぇ… 

ここまで丁寧に解説しても分からんか!みたいな??

ここまで丁寧に解説してやっても、分からないなら、

 その人を救えなくても仕方ない、という免罪符

を、私は、得たのかも? 白亜スラブの件です。

■ 弟を救えなかった罪悪感ドリブンだったのかも

というのは、私の弟は24歳で早逝し、私はその前の8年間、弟に会っていなかったのです。

まさか、その若さで死ぬとは思っていないので、


 その人との時間を大切にしなかった&大切にする機会を逃した


のです。

しかし、振り返っても、現実的に、18歳~26歳までの私は、あれ以上の過ごし方はできませんでした。自分のことをなんとかするので、アップアップでした。正直、ものすごい激動の時間を過ごしており、弟のことが、家族のことが、頭をよぎることは、ほとんどなかったです。

実際、家族と言うのは、私の中で重荷と位置付けられており、今でも、家族を重んじることはあまりないくらいですから…。

■ 私にとって家族=責務=重荷。 

本来は、家族と言うのは、

 安全基地

となるべきものです。

しかし、私が相手の安全基地になるばかりで、逆に誰か、家族に限らず、つまり、クライミングパートナーですが… 心の安全基地になってくれたことはないです。

頼りになる、って意味ね。(あ、青ちゃんは頼りになりました。おかげで癒しが進みました)

家族、親、兄弟、あるいは、クラスメート、あるいは上司、など、本来あるべき、安全基地、と言うような存在が、本当に安全基地であったことが、あまりないんですよね。

それは小学生時代に、親と兄弟のヤングケアラーとして過ごしたからです。

■ 私を必要とする人を探してしまう…

楽しそうに登っているクライマー=自分を必要としていない人を見ると、じゃ、私じゃなくてもいいっか~、と思ってしまうという癖があります。

私はどこかで、自分を有能だと分かっている覚めたところがあり…、それは、親の親をしていたからだと思いますが…

  私がいないとだめな人

を探してしまう癖があります。しかし、完全に私がいないとだめだと、理性の面でアラートが立つので、ある程度は自立していてほしいと思ったりします(二律背反の葛藤)。

まぁ、人は誰でも、自分も貢献したいという思いがあるので、互いに貢献できる間柄を探すものだと思いますが。

問題は、相手に ”自分の価値が正しく伝わっていない”、ということですね。

相手は、私に

 男のメンツを立ててくれる人だー
 僕のことを正確に伝えなくても、なんとなく理解してくれる人だー
 自分の都合の良いときに、いつでもスタンバってくれる人だー
 自分が生きたいところに問答無用でついてきてくれる人だー
 僕のお母さん役をしてくれる人だー
 自分のニーズを譲っても、僕のニーズを最優先してくれる人だー

と誤解した価値を私に見出してしまうようです。

それは、私が、与えている非言語のメッセージが良くないからではないでしょうかね?自分では自覚できない部分だと思いますが

ある山岳会のリーダーに「自分でもなぜか分からないが、どうしても、つい女性に甘えてしまう」と言われたことがあります。自分の無謀なクライミングのことを自身でも自覚されていたみたいな感じですね。

私からすれば、クライミング歴が圧倒的に私のほうが短いのに、その私に依頼心を持たれてもなぁという感じでした。

私は自分でも、自分の能力を的確に把握しているほうだと思いますが、それを相手は、頼りになるお母さんと言うような捉え方…甘えても良い人、と勘違いするようです。

それは相手方の認知のゆがみなので、私の側では何ともしようがないのかもしれませんが、そこらへんはどうなのか?プロに聞いてみたいですね。

■ 繰り返し

  自分の成長にマイナスになる人を近づけてしまう…

という行動パターンは、私の人生に繰り返し現れているような気がします。

人生にはアップダウンがありますが、ダウンの時に気にかけてくれたクライマーが亡くなったと知り、だいぶショック。

私を大切にしてくれない人ばかりに時間をかけてしまう習慣は本当に治さないと、友人になってくれようとしていた良い人たちを遠ざけてしまう…

このことは本当に心に刻んでおかないといけない。

二度と失敗をしないようにしないといけない。

と思っています。

■ ホワイトピープル事例

例えば、クラックを習いに行った、故・吉田和正さんとの時間は、信じられないほどの短期間で終わりました。享年53歳、悪性リンパ腫での死でした。

当時を振り返ると、吉田スクールの日に、他のパートナーからクライミングの誘いが入ったりして、かなりバッティングが激しかったんですよね。

そして、山岳総合センターで私の班の講師をしてくださった村上先生の死。先生には何度か、九州で講習会を開いてもらう交渉をしていました。でも、私に集客力、知り合いがいなかったんですよね… それで延び延びになっている間に亡くなってしまいました

そして、今回、ラオスでご一緒したいと思っていた、萩原さんの死に出会い、本当に、この人たちとの出会いを大事に出来なかったことに、残念な思いを感じています。ご冥福、心より祈っています。生前にお会いしたかったです。

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【萩原豊】
訃報。俺たちTeamムーンフラワーの隊長で世界中をクライミングしながら旅していたクライマーが今朝、ご家族に見守られて永眠されました。
先輩の奥様が、「ハギさんに「ありがとう」って言いたい人いっぱいいるよね。」
っておっしゃっていたので、美智子さんや海外滞在中の先輩に代わって、世界中にいるハギさんの仲間のみなさんに届けばいいなぁ、と思って報告します。
ハギさんと一緒に旅して来た奥様・美智子さんは、最後の最後までハギさんを支えて、お二人の貴重な時間を大切に過ごされていました。
ハギさんのメッセンジャーに、ぜひメッセージ残してあげてください。絶対喜ぶと思います。
「ハギさん,ありがとう。。。」 合掌
Mr. Yutaka Hagiwara passed away this morning. I think it hurt, but he was spending time at home with Mrs.Michiko and his family till last moment.
I want you to send message to Mr.Yutaka on the messenger. I think he will be pleased.
Rest In Peace and thanks,Hagi san.
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■ なぜ悪いほうとつながってしまうのか?

悪いほうと言うと、言葉がまずいかもしれませんが、その意図するところは、

 危険なクライマー、無謀な行為をそうと認知せず、粋がって登ってしまうクライマー

と言う意味です。

 危険なことを危険と分かっていない → 教えなきゃ! 

と私のスイッチが入ってしまうんですね。 そこが他人事化できていない。

かなり、母親側に近い姉スイッチが入り、「私が守ってやらなくては!」となりそうになります。これは間違った認知です。

正しい行動は、「はぁ~?何やってんの?ばっかじゃないのー」と切り捨てること、です。

実際、子供のころは、弟に対して、そうしていたんでした…。

弟が早逝したことで、私の中に、強烈な罪悪感…後悔まじりのもの…が、作られたことには、間違いありません。

それが私の人生において、スカートのすそを踏んづけている原因のように思います。

■ 自己顕示欲を捨てる

そもそも、

 自己顕示欲の手段としてクライミングを使いたい人

とつながってしまうのは、

 自分の中にも自己顕示欲があるから

なのかもしれません?

さて、だと仮定したら、私はクライミングで何を示したいのでしょう?

自己顕示欲としてクライミングを使っている人にあるのは、侮辱の傷、です。お前はダメな奴だ、と侮辱されたことがあるはずです。

だから、頭ではイケイケクライミングは死へ続く道とわかっていても、それがやめられないのではないかと思います。中には本気で、分かっていない人もいることは分かりましたが。その場合は、自分の価値を、無謀さ=男らしさ、と勘違いしているようだと思いました。

■ クライミングは、きちんとリスク管理したら、大抵の事故は防げます

クライミングは、確かに、リスクを内包するものなのですが… 

本来は、習い始めに、そのリスクを最小化する方法を教わります。(例:懸垂下降)

抽象的な言い方になりますが…

   自分自身の ”自信” にのみ、従って登る、

ということです。これは、山も、クライミング、も変わりありません。例えば、懸垂下降を技術として知らなくて、敗退ができなかったら、自信をもって山に挑めませんよね?

■ 自分で自分を理解できない…という愚かな質問

山で、よく愚かな登山者が山小屋の主に尋ねることは、

 「私にも登れるでしょうか?」

です。そんなの、他人が分かるでしょうかね?? そこを分かるようにしていくのが、登山であり、クライミングなのに…。

とはいえ、自分で考えられない人のために言えば、平坦で3時間で登れる山から徐々にサイズを大きくしていけば、自分がどこを登れるのか、自分自身で判断が付くようになります。

そうやって、自分で、自分に自信の根拠をつけていく活動が、登山であり、クライミングです。

■ 人生の歩み方

これは、人生の歩み方につながっています。

例えば、私の母は、15歳で私が海外の交換留学に行きたがった時、心配のために、行かせてくれませんでした。

しかし、その心配は根拠がなく、当人のほうは、自信たっぷりだったわけです(笑)。別に一人で行ける、と思っていました。それで、それを20歳で実行しました。なんせ、普通の人は親に出してもらっていく、大学すら一人で行きました(笑)。

この現象…周囲があなたにはできないというが、本人はできるという確信がある…は、私が積雪期の山を登っていた時代に、再演現象が起こりました。

ストローハットと言う山道具屋のおじさんには、散々「女性が一人で山に行くなんて危険だ」とか、「積雪期権現なんて100年早い」とか、いろいろ言われました…。私自身が無謀登山者扱いされていたのです(笑)。しかし、私は確実に体力とともに、自信を積み上げていました。間違っていたのはおじさんで、私はそれを証明する義務があるように感じさせられていました…。

実際は、積雪期の登山は、一般的に入門ルートである、積雪期の阿弥陀北稜を、初見&単独で実践しても、何の困難もなく、楽勝であるほどのことだったのです。

余談ですが、積雪期の八ヶ岳・権現は、登頂まで、7回もかかりました。規模的に権現のほうが阿弥陀北稜より大きいからです。阿弥陀北稜は小さい山です。それでも、きちんとしたステップを踏まないでチャレンジすることで、遭難者を多く出しています。山は個別で、どこそこが行けたという内容をきちんとかみ砕かないと、別の○○に行けるという意味にはならないです。

現在日本の登山では、遭難者を多く出しているのは、きちんとしたステップを踏まないで、山のレベルだけを上げていくという悪習慣が、登山界およびクライミング界に、はびこっているため、です。別名グレード主義と言います。この話も別の流れになるので、今回は割愛します。

つまり、人生も同じということが言いたいことです。

基本的に、

 周囲の意見はなく、

 自分の実感(別名、自信)

を大事にして、それを育てていくことで、大きな成果が得られるということです。

そして、自分の身に起こりそうな、厄災、については、事前にシミュレーションしてリスクオフしていく、ということです。

クライミングにおいては、それは、登りに行く前に懸垂下降を知ること。マルチに行きたいなら、マルチでどんな厄災…が起こりそうか?自分でシミュレーションするっていうことです。たとえば、ロープが上がらない場合、どうしますか?

その場合の対処方法を知らないのであれば、セカンドでもマルチには行けませんよね?

そういう事前のシミュレーションなしに、リスクオフせずに行く…ということが、
 
 無謀なクライミング

の正体です。

これは、大きな会を率いている年配の人でも、若い人にきちんと伝える力がある人はいません。私の師匠であった青ちゃんでも、です。その計算こそが、クライマーの伝家の宝刀、だからです。よほどの人にしか、教えないと思います。

■ 自分で考えれば誰でもわかる

でも、ぶっちゃけ、自分で考える人にはすぐにわかることです。

マルチでロープアップされない、自分のミスでロープが上がらない場合にどうすればいいか分からない、ということには無関心なのに、今日の宿が見つからないことには焦る、フェリーを乗り逃しそうだから、本気ダッシュする、というのは、全く本末転倒です。

 ぶっちゃけ、どっちに命がかかりますか? 

クライマーっていうのは今日の宿がないならその辺で野宿しても構わないものなんですよ。全然リスクじゃない。フェリーを乗り逃したなら、明日乗ればいいでしょう。

きちんと論理的にクライミングを事前シミュレーションするだけの思考力がないことは、クライミングにおいて致命的な欠陥です。

■ そういう人を助けたい

と思ってしまうのが、私の思考の癖であり、自分自身を行き詰らせてしまう、悪癖です。

私はこれは確実に治したいと思っています。

■ まとめ

少々とっ散らかってしまったのでまとめます。

・24歳で弟は死に、私だけ生き残った罪悪感から、無謀クライマーを放置できない
・同じ罪悪感から、救えない人を救おうとしてしまう
・救えないことを確認し、救えなくても私の性ではないという免罪符を得ようとしてしまう
・そのことが人生の無駄な時間になっている
・心の安全基地がないほうを選んでしまう
・私がいないとだめだ、と思わせられる人を選んでしまう
・私に母親役を求める人を選んでしまう

本当に私がクライミングで伝えたいことは…?

 ・きちんとリスクを因数分解し、それを一つ一つつぶしていくことができれば、クライミングは、無謀ではなく、危険もさほどではなく、岩との対話を楽しむ、安価で健康的な生涯スポーツとなりえ、この行動パターンは生きていく指針となる、自分自身に自信の源泉を求める行動パターンである