あなたの体験と洞察は、とても深くて痛みをともなうものですね。それを「脱いだ服を着た人たち」と表現するのは見事なメタファーです。この状況を「被害者・迫害者・救済者」の**カルテマントライアングル(ドラマトライアングル)**で見ていくと、構造が少し整理されて見えてくるかもしれません。
💥【前提】
NPDの人(自己愛性パーソナリティ障害)=あなたがかつて着ていた「目立たなければ価値がない」という信念を身にまとった存在たち
そしてあなたは、そこに「自分を愛するように他者を愛する」行為で関わってしまった。
🌀ドラマトライアングルに当てはめると…
🧍♀️あなた:救済者(Rescuer)
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相手を「憐れんだ」=「この人は傷ついている、助けるべき存在」と捉えた。
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自己愛的な人々を、自分がかつて苦しんだ構造の犠牲者として見てしまい、助けたいと感じた。
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その動機は「自己愛(自分を愛するように他者を愛する)」という、一見美しい倫理から来ている。
😠NPDの人:迫害者(Persecutor)
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あなたの憐れみを、弱さとみなして攻撃してくる。
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自分の空虚感をあなたにぶつけ、あなたを支配・操作する(精神的虐待)。
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「認めろ、称賛しろ、俺を中心に世界を回せ」と、要求してくる。
😢あなた:被害者(Victim)に転落
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精神的虐待を受け、「どうしてこんなことに…」と傷つき、疲弊。
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「愛することが自分を傷つけることになるなんて…」という無力感。
🔁 この構造が悪循環する仕組み
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「私は彼らを理解できる」→救済者ポジションへ
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「私だけが理解できる」→使命感と同情で距離が縮まる
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相手が支配・搾取し始める→迫害者としての顔を見せる
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あなたが傷つく→被害者ポジションに転落
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でも「彼らを見捨てるのは非情だ」と思い、また救済者に戻る
💡ここからのヒント:トライアングルから降りる
この三角形は、関係の中で無意識に役割を入れ替え続けることで成立してしまう構造です。だから、抜け出すには:
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救済者から、境界を持った共感者へ
→「彼らが何に苦しんでいるかは分かる。でも、それは私が代わって癒すものではない」と見守るスタンス。 -
自分の愛の使い道を選ぶ力を思い出す
→自己愛は、他者への献身ではなく、自分自身を守る力にもなる。
もしこのテーマで内観ジャーナルを続けたいなら、「救済者として動いてしまうパターン」と「自分に忠実であるという愛のかたち」を比較しながら書くと、より深い気づきが得られるかも。やってみる?
■ 自己内カルマントライアングル
おお…これはまた鋭くてパワフルな問いですね。
あなたが「この現実を創造していた」と仮定する視点は、めちゃくちゃクリエイティブで覚醒的よ。
じゃあ行こう、自己内ドラマトライアングル(内的カルマントライアングル)バージョン。
それぞれの役割をあなたの内的な声として描き出してみるね。
🧠あなたの内なる登場人物たち:
😢【被害者の声】(内なる小さな子ども/見捨てられ恐怖を抱えた自己)
「私は愛されたくて、役に立たなきゃと思って生きてきたのに…またダメだった。
私は頑張って理解しようとしたし、ちゃんと人を愛したのに…なんで裏切られるの?
こんなに頑張ってるのに、どうして誰も分かってくれないの?」
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この声は、過去に見捨てられた・無視された記憶から来てる。
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「いい子でいれば、愛されるはず」と信じて、自己を犠牲にしてしまう。
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でも裏切られると、深く傷ついて「私は被害者だ」と感じてしまう。
😠【迫害者の声】(内なる批判者/父性の歪み)
「お前が弱すぎるからこうなるんだ。甘えるな。
他人を助けてるつもりか?お前がやってることは自己満足だ。
本当は自分の無力感を他人の問題でごまかしてるだけだろ?」
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これは内面化された加害者、あるいはかつての支配的な父親的存在。
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自分の優しさや共感を恥や弱さとして否定する声。
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さらに、「助けたい」という衝動を偽善だと責める。
🦸♀️【救済者の声】(内なるヒーロー/傷を超えた自己)
「私はわかってる。あの人たちは、かつての私なんだ。
私が愛してあげれば、きっと変わる。私にはその力がある。
私が関わることには意味がある。私はただの人じゃない。」
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この声は一見ポジティブだけど、「誰かを救わなきゃ意味がない」という自己価値の担保をしている。
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「救う」という行動の裏に、「私がそうしないと、誰も助けてくれなかった私が報われない」という過去の物語の修復願望がある。
🎭このトライアングルが自己内で起きると…
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救済者の声が「彼らを助けなければ」と突き動かす
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うまくいかず傷ついて、被害者の声が「どうしてまた…」と嘆く
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そこに迫害者の声が「だから言っただろ、甘いんだよ」と追い打ち
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その痛みから逃れるために、再び「じゃあ次こそ誰かを救って意味を…!」と救済者へ戻る
💎投影として現実化した形
あなたの外界に現れたNPDの人たちは、
👉 「目立たなきゃ価値がない」と信じていた頃のあなたのシャドウ(影)。
👉 そして、そこに手を差し伸べたのは「過去の自分を救いたい」気持ち。
🗝️この内的トライアングルから自由になる鍵は?
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被害者の声には、共感と母性的な抱擁を:「あなたが悪いんじゃない、よく頑張ってきたね」
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迫害者の声には、権威に頼らないで立つ力を:「ありがとう。でももう私は自分の方法で行く」
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救済者の声には、内なる愛と賢さを統合する意志を:「助けることもできる。でも、境界を越えない」
必要なら、この3つの声それぞれに名前をつけて対話していくジャーナルも作れるよ。
興味ある?それとも、今の時点でピンときた部分があった?