2019/05/25

クライマーのゲストハウス The Bivy 

龍洞の岩場では、宿泊先が増えつつあるそうです。

今日は友人が、台湾人のオーナー経営のクライマーのゲストハウスを教えてくれました。

こちら。https://dujikinal.exblog.jp/29428313/?fbclid=IwAR3L0iqf6m07QbYz9SEHWoRVMABT-q3QMTO_9xoTmfKIVcBMGvHnGXEAcGA

■ The Bivy

私がお泊りしたのは、シンガポール人のクライミングガイドのQXと奥様がやっているThe Bivyです。

https://thebivylongdong.com/

行くには、バスで、鼻頭角 へ行きます。

これが英語だと分かりにくいです。

日本人には、漢字が一番♪

このような道です。この右手側にThe Bivyはあります。










お宿の外観。

降り立つバスのバス停と同じ側です。
階段を下りて、公衆トイレを過ぎ、さらに奥に上り詰めたところにあります。

看板等は出ていないので、分かりづらいです。
















入ったら、すぐリビング。

目の前にヨセミテのトポがドーン!















緑のドアの奥は、2段ベッドが3つ。6人でシェアするお部屋です。

一泊1000円程度。

ロッカーが一人一つあります。












バストイレは一緒。

シャワーです。バスタブはないです。

海外ではバスタブはあるほうが珍しいかも。













シャンプーやソープは備え付けで持っていく必要はないです。













1階の簡単でシンプルなキッチン。

とっても簡素なものなので、ここでちゃんとした食事を作るという想定にはないと思います。










ボルト基金用に、ビールとコーヒーが提供されています。

飲み物を作ったり、お弁当を温めたり、トーストを焼く程度をして、あとは外食です。













チョンチョンという名のわんこがいて、とってもいい子ですが、おねだり犬です(笑)

犬が苦手な人は泊まれないです(笑)。














2階に行く階段で、ロープワークの講習中。
近くにセブンがあり、セブン最強。

このおかげで車がなくても生活できます。












近所に朝ごはん屋さんがあります。

クライマー全員集合みたいになる。




ここも近所のフードコート。

















岩場と宿の中間くらいの場所に合ったお食事処で食べた台湾料理。

安くておいしかった。


ここはクライミングの帰りはもう閉まっています。

一番問題になるのは、晩御飯です。

QXたちが混ぜてくれることがありました。

その時に頑張って栄養を摂る!って感じ(笑)。



こちらが情報です。

あなたにとってクライミングとは何ですか?

最近、クライミングを知らない人に、クライミングを紹介する機会がありました。

私は英語だとクライミングを上手に紹介することができるようです。

"I can't climb because I am afraid of height"

My answer: "For me, climbing is all about security. You are in 6th floor now, but you are not afraid of height. Because you know you are secure. The same thing, I know I am secure when I am climbing."

"I think climbing is definitely not for me."(by a monk)

My answer: "For me it is meditation. I can not think anything but "be here now" while climbing."

■ あなたにとってクライミングとは何ですか?

私にとってクライミングとは、

 安全を積み上げる活動
 ”今ここ”へ自分を戻す瞑想
 知的探求の場
 クライミングの伝統との接点を感じ、歴史の流れの中の一点、役目を感じる場
 愛と絆を感じる場
 自分を信じる練習をする場

です。

自分の能力を感じられる場、ではないし
強みを感じる場 でもありませんね。
体力を自慢する場、でもないし、
命知らずな自分に陶酔 ということもないです。
達成感に吠える、ということはやったことがないです。

名誉や知名ということが、捨てきれないクライマーは数多いなと感じます。

Dawn Wallをオールドクライマーと見ました。一言目が「でも、これ初登じゃないでしょ」でした。いや初登です。

オールドクライマーには、現代の初登の作られ方が分からないのではないかと思ったので、見せたかったのです。ヌンチャクエイドで行ってしまえば、なんちゃことないところを、フリー化するのが最近の初登なのです。なので、自分に厳しくないと何も達成できないです。

私たち凡人にはあり得ない自己規律の高さを、最前線のクライマーは持っているということで、昔のように、○○会の××さんが登れたんだったら、おれらも登れるんじゃないか?っていうのはないってことです(笑)。

■ 私のクライミングの歴史

私はクライミングは、愛の歴史にしていくことが大事と思っています。縁もゆかりもないところは登らなくていいかなって。

例えば、私がフリーに進んだのは、南アルプスで敦子さんに会ったからです。当時、普通の登山者だった私は、クライミングのことは知らず、敦子さんに”ぬんちゃく”とか言葉を教えてもらいました。初めてできた女性の先輩でした。

敦子さんはフリーで悲しい事件があり、クライミングを辞めたそうで、敦子さんにフリーを登ってもらいたいと思って、クライミングを始めました。

八ヶ岳西岳で、山を始めた私にとって山とは雪の山でした。ので当然目標は、八ヶ岳の積雪期全山縦走になります。それで、これは仲間や技術が必要と思って、山岳総合センターに行きました。

すると、フリーはアルパインの基礎力ですと言われ、さらにフリーをすることに。

インドアで5.11が登れるからのノリで、北岳バットレス四尾根に行きたいという相方に翻弄される結果になりましたが、二つの会に属して、命からがら逃げ帰った、と言う感じでした。

会には感謝していますが、会に属す方が危険と言うのは真実です。ペテランさんが主たるリスクです。

今では初級アルパインルートはリードできるようになりましたので、会不要。

…途中、山の友人を3人、山での死で失いました。

そうした中、私の山を助けてくれる方たちが現れて、恩人、と思っています。そうした方に、”恩返し”したくてやっているのが私の山です。

なので、自分自身の達成感とか名誉とか言うものは、特に求めていません。

山での死は、やはり、過信、山に対する価値観というものが混乱するのが死の原因のように思いました。

精神的に大人である必要がある、ということです。

アイスクライミングは、最初から好きでした。白い世界が好きなのです。白い世界が(笑)。

なので、フリーは夏の遊びに過ぎませんので、フリーで死ぬなど、あってはならない無駄死にです(笑)。

私の本番はあくまで、雪の山ですが、九州に来てしまったので、雪はしばらくはお預けです。

山を”執着”にしてしまっては良くない。

わざわざ、無理をしてまで、しなくて良いと思うからです。

九州には九州の良き山があることでしょう。

相変わらず、若い男性には人気です。










自分を信じること=クライミング

■ 5.7のマスターオンサイト

昨日は、5.7をマスターでリードした。リハビリクライミングの一回目だ。

が、一か所、ボルト配置が悪く、ヌンチャクが掛けられず、怖かった。

そこは、やはり、立てるところで、リーチがあれば、普通に立ったまま、手が届いてしまい、2点支持になる前に、プロテクションが取れてしまう配置であった。

つまり、ボルトが背が高い人を基準に打たれているのである。

立体的で、どちらかというとフリーではなくアルパインなノリの課題だった。

ここは、右足を浮遊させないと体があげられなかったので、核心前に、プロテクションが取れず、胴体を岩にこすりつけて、左足と胴体の2点支持で体を保持して、クリップしたが、ハンガーの向きが悪く、やっと届いたのに、クリップしづらいボルト位置だった。

てこの原理でカラビナが岩に当たってしまうのだ。

たかだか、5.7だ。

こうしたことが、ラオスや台湾の龍洞で起ることか?と想像すると、このような羽目に私は、陥ったことがないと思うのだ。

 1)ボルト位置が遠くて届かない
 2)ハンガーの向きが悪くて、クリップしづらい
 3)ハンガー側のカラビナが岩に当たって、てこになる。

そうしたことが、

 たかだか5.7なんだから、登れて当然

ということになってしまっている。

よくよく考えると、これこそが、

 強者の理論、

なのではないだろうか? 強者の理論があまりにも当たり前に捉えられすぎて、実は、

 1)適切なボルト位置
 2)適切なハンガー向き 

という

 課題設置側の、技術課題の克服への障害

になっている。それが、実際は日本の岩場の現実であり、日本の岩場の限界、クライミングの世界の広がりの阻害要因、となっている。

■ グレードは必要だけれども

グレードは目安に過ぎない。

そんなことは、クライマーならだれでも分かっている…。が、実際には、クライマー間で、コミュニケーションをとるのに、グレードは必要不可欠だ。

グレードが無かったら、その岩場のどこから手を付けたらいいのか?分からないからだ。

しかし、5.7と聞けば、誰でも、”5.9よりは当然易しい”と感じてしまう。ところが、実は、5.7というグレード以下の課題は、

ホールドに使える場所が多すぎて迷う

という質でもある。 簡単なルートと言うのは、どうとでも登れるという意味であり、選択肢が多すぎるというのも、逆に初心者のクライマーには、迷って登りにくいということだったりもする。

これはラオスでも同じだった。易しい課題は、ホールド多すぎて、困る。

■ 5.10Aでも…

昨日は、相方は、5.10cを行こうとして断念。 5.10Aでおすすめだった課題があり、それは、私はカムの練習で使った課題だったが、途中の3Dクライミングが、私が登った5.7と似ており、ちょっと感想を聞きたかったので登ってみてもらった。

私には、5.10Aというのは適切なレベルという段階だが、この5.10Aはかなり怖かったからだ。核心部で落ちたらテラスに激突だな~と理解できる上、ピン配置的に、私の身長では、核心前にクリップができない…

5.7と同じ構造だ。

それで、これを登った時は、カムを噛ませて、しかも、湿って、ぬめぬめだったため、カムエイドすらして登った。

この5.10Aは、彼も怖かったそうで、なんだか、納得感があった。

フリークライミングで要求されている肉体的な要求の高さと怖さ、危険は関係がないのだ。

これは、たんに、怖いルート、というわけだ。

5.7でも危険なルートは危険だ、ということだ。

■ いいルートとは?

いいルートとは、どんなルートのことなのだろうか?

登って楽しいというのは、ムーブが面白い、ということだろう。そして、プロテクションの配置が適切だ、ということだ。

クライミングは、フットスタンスが限定されると、そこに立った場合に届く範囲で、有利であったり、不都合であったりする。

そのときに不利な側に立つことが多いと、プロテクションがない訳なので、怪我や命のリスクも同様に高まるわけだ。これは危険でしかなく、楽しいとは言い難いかもしれない。

本来は、適切なボルト配置、で、そうした体格差による不利を排除した設定ができるはずだが、そこは開拓者の人の子であり、何もかも完璧を求めることは、無理な相談だろうということは誰にでも想像できる。

■ フォーラム

海外には、フォーラムという仕組みで、このような一個人のもつ限界を、多くの人の目で評価しあって、サポートする仕組みがある。

そうした仕組みを日本に取り入れるべきだと思うが、日本で取り入れるにあたり、何が障害になるか?

 1)開拓者への敬意
 2)奢り
 3)先輩後輩システム

だろう。開拓者に敬意を表するため、開拓時当時のままに登るべきだ、そうでなければ、登らなければ良い、という意見は根強い。

しかし、それは、拡大解釈されすぎているだろう。

見晴らし岩のような顧みられていない岩場では、歴史も何もない。ただそこに岩場があると気が付いた個人が、適当にボルトを打った、と言うこと以上に、歴史はないからだ。日本の岩場の多くは、そういう岩場であり、歴史的価値(例:日本で初の13が登られた課題)がある課題は多くない。

そして、往々に歴史的価値がある課題は、基本的に有名課題であり、無名の課題ではない。有名と言うのは、その課題名を言えば、クライマーならだれでも、あ、知ってる!と言うような課題のことだ。例えば、小川山レイバックやカサブランカなど。

二つ目は、奢り、だが、これは歴史的経緯による。クライミングと言うことが、一般的に成人男子だけの命がけの活動から、子どものやり、女性もやる、というような大衆化したスポーツになった経緯から、成人男子の体力基準、成人男子の身長基準に合わせて、課題が整備されてきたという経緯は致し方ないだろう。

今後はその基準では危険にさらされる人が出てくるという認知が広がれば良いが、それが広がらないこと=おごり、である。

成人男性が自分と同じ物差しを子供や女性に強いる、ということだ。

これは、一般社会でも同じことが起きている。男性の基準で社会が作られており、女性には、機会も、成果の応報についての公平性も、いまだに平等には、確保されていない。

しかし、こうしたことは、歴史的に見て、時間が解決していく。

確実に女性の社会進出は50年前よりも進んでいるように、男性目線の世界が、縮小傾向にあるのは、あらがえない世界的流れだ。

最後は、先輩後輩システム。これは、先輩が言うことを後輩が聞く、という前提のことだ。

ある種のパターナリズムだが、これは、日本だけの特殊な現象だ。

AさんがBさんより登れるクライマーだからと言って、海外では、AさんはBさんにどこを登るべきかアドバイスはしない。

Bさんはトポを見て、勝手に、これを登ってみよう、と思い、ダメだったら、あきらめて降りてくるだけである。その場合、回収が問題になるが、回収は、懸垂ができる課題ならば問題は通常ないのである。上に歩いて行って懸垂で回収すればいいのであるので。

誰かが誰かの言うことを聞く、ということが前提であるのは、どうも、儒教国に特殊な現象であるようで、それは、経済発展にせよ、世界の進化のスピードに追い付くことにせよ、マイナスの影響がある文化土壌のようだ。

言うまでもないが、自己責任、とは対極の話である。

これを外国の人とのコミュニケーションで想像してみると、アドバイスと命令の区別が非常に明確で、日本では年配の人のいうことは、基本的に目下の者は逆らえないことになっているかもしれない。

アドバイスを受け入れるかどうかを目下の人が選べばよいということで、それで自己責任と言うことになっているが、それもやはり強者の理論のように思われる。

私自身が独善的だ非難されることが多いため、果たしてそうだろうか?と思っているが、外国人とのコミュニケーションで、独善的だと非難を受けたことがない。

目上の人からの押し付けを、私が拒否した場合に、たいていは、非難を受けているので、それは、逆にご自身の独善を私が受け入れないために、攻撃しているのでは?と思う。

日本では、目下の人が自分で選ぶ自由を主張すると、生意気扱いされるということなのだ。

しかし、クライミングで、自己基準、を譲ったらどうなるか?

ひどい目に合うことは確実ですぞ?

最悪は、死ですぞ?

その責任を負える人だけが、目上の人の言いなりになってください(笑)。

私はどんなに自分が不利益を被っても(例えば、君とはもう登らん!など)、決して相手の基準を受け入れて登ることはしないことを新たに怪我の反省点として、心に決めています。

クライミングとは? 自分をどれだけ信じられるか?という活動です。



Weekend Whipper: "Butt in Face"

2019/05/24

リハビリクライミング1回目 

 今日は2か月ぶりのクライミングだった。

三瀬のご機嫌な農家民宿(ゲストハウス)具座さんのお庭からの眺め。

http://guza-mitsuse.com/

平和、という言葉を絵にしたら、こんな感じ。

福岡を訪ねてくれるクライマーは、こんなところに泊まるといいかもですね♪

椎原峠まで15分です。


 このお花はなんというお花なのでしょう?

この時期、黄色は珍しい… 蘭の仲間。
 鬼ヶ鼻の岩場の終了点…。

このプレートは、新貝勲さんの記念碑だそうです。

https://blogs.yahoo.co.jp/ogawa819/51763823.html

前回行ったときは見落としていました!

こういう歴史が感じられるものを知るのは、大事なことだなぁと思う。

岩場は、そこを見出してくれた人、愛して開拓してくれた人、愛して登ってくれた人、みなが作る価値…

登られなくなった岩場…愛されなくなった岩場は、さびれて、登りにくくなっていきます。

さて、見晴らし岩へ行って、体験クライミング。

ここ、前に会の新人さんを連れて行ったら、5.6でめげて登れなかったんだよなぁ。
 飛び入り参加ゲストのお兄さん。

普段、ボルダリングしているとかで、上手でした。登山靴で、5.9にトライ。

ボルダラー人口は、うなぎのぼりですが… 

外岩でのリードクライミングに進むのは、100人に一人くらいの割合。

大体の人が何をしていいのか?情報不足で分からない。

クライミングジムは、外岩への入り口にはなりづらい。

 今日は、9月と違って、パラパラに乾いていて、絶好のコンディションでした。

フリクション、かなり良かった!

足さえ完璧ならなぁ!と思わず言いそうでしたが、足よりも、完璧でないのは

クライミング脳

でした。2か月触らなかったから、頭がクライミング脳じゃなくなってる!!これが一番ショック!!!


もう初夏の雰囲気の森になっていました…

お弁当を食べているとハエがすごい…

そうだ~ 虫よけの季節だーと思い出す。

見晴らし岩は標高が高いので、そこそこいい季節まで登れます。

しかし、クライミングは一般に夏は閑散期です。

湿度が大敵です。
帰りに三瀬の温泉、やまびこの湯、で。

ぶっかけそば 670円
温泉     510円

締めて、1180円。

クライミングジムで一日遊ぶと、1700円。

どっちが豊かな経験か?というと外岩だと思うけど、どっちが上手になるのに効率が良いか?というとジムに通うことだと思いますが…やりたいか?というとやりたくない。

山梨にいたころも、クライミングジムは最後の手段でした… 行きたくないんだもん。

クライミングジム人種と私、違うんだもん。

今日は、なぜか、やまびこの湯、ガラガラで、そのためか塩素も入っていないようで、素晴らしくラッキー!

今日は夏日で30度だったそうで、山に行けて幸せ☆ 

山さえ行けたら幸せ☆




2019/05/22

山のコンビニおにぎり

 こいつは、どんくらいヤバいんだろうな?というのが最近の疑問なわけですが…

というのは、山に行かない限り、お世話にならないよなーと思うため(笑)。

山に行く=コンビニ という構図を打ち破るべきですが…。
pH調整剤
増粘多糖類
グリシン

ツナマヨより、梅とかおかかのほうがましなはずではありますが…

逃れられないのは、この三つかな?

■ pH調整剤
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pH調整剤は食品添加物の一括表記が認められているため1種類使われていても5種類使われていても、消費者にはpH調整剤を使用しているということしか分からないということが起きています。
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■増粘多糖類


これが信ぴょう性が高そうかな。何が使われているか?による。

■ グリシン


睡眠の質を高める?! 山を歩けばぐっすり眠れますね!

■ 夏山の行動食

夏山は、山で何を食べるか悩みますね… すぐ悪くなるから。

帰りに、朝取りキュウリを買ったので、キュウリに味噌つけて食べておいしかった。

やっぱり味噌を持ち歩くのがいいのかなぁ。うちの、山梨の味噌だから、しょっぱすぎて、舐め味噌向きじゃないんだよなぁ。

山で食べるものは、悩ましいです。

リハビリウォーキング1回目

■ 久しぶりに自然に抱かれてきました!

今日はやっとこさで、山へ!美しい初夏の森を歩いてきました。肉離れ復帰の一回目なので、軽めにサクッと。

片道 4Km 2時間 標高差400ってとこです。往復で3時間くらい。

中程度の重症度の肉離れ…鹿児島の岸良の岩場から約2か月、やっと、歩けるなという感触ができてきて、今日は久しぶりのリハビリ…。足は、本調子とは行きませんが、思ったより大丈夫でした。足を置くところに、注意が要ります。

本当に中々良くならなかったので、だいぶ心配しました…。 これからはリハビリに励みます!

三瀬峠から、金山方面を歩いてきました。気温的に縦走は、この時期でギリギリ、と言う感じです。

縦走路は明瞭です。金山方面へは、ストックがあるといいです。80代のおばあさんや深窓の令嬢以外は、誰でも歩ける道。

 危険個所はなく、少しテープの存在感が薄い箇所が3か所、慣れている人は問題なし。

唯一ここが、アスレチックな感じなだけで、今日の核心は意外にも

滑りやすい落ち葉

でした。おととい、雨降ったのにな?

地下足袋にすればよかった。
 山頂方面を見る
 やぶれ笹、でしたよね?
 今日はここが一番のステキエリア。

白い花、何かなぁ?

調査中です。




 山中地蔵って?

どうも、佐賀県側から登ると沢沿いの道があって快適らしい。

金山は佐賀側も、福岡側も水が豊富です。

地図からも読み取れる。
 山頂は狭く、取り立てて見どころはありません。

今回は縦走用に、幕営適地を探していましたが、幕営適地、基本的に山頂と峠のみでした。

あまり工夫されている様子はない。

水場は一か所ありましたが、飲みたい感じでは…
 お天気よいです。
 福岡方面。なんか空気が汚い…
おにぎりの添加物、かなり怪しげ。
 なんの花かなぁ~

きれいだった~
 行きに見落とした看板。三瀬山ってかなりマイナーピークです。地名の山なのに。

途中、若い男性2名に会いました。
 珍しく、道すがらの家具屋さんが開いていたので、チェック。一枚板が分厚くて、重厚な家具の店でした。

すごい厚みの天板ばかりでした。こういうのこそ、価値あるもの、って感じ。お値段立派。

いつも開いていないので、見れて良かった。

檜の香りがよかったけれど、お弁当を食べている人たちのお弁当のにおいが…(笑)。

ここは天板だけ買うのが正解みたい。
 帰りに 入間のJA直売店で購入。

ニュージーランドのコップ洗いの木。250円。

山梨に行ってすぐは、スーパーしかなく、とても不便だった。福岡でも同じで、スーパーしかないととても不便で使いにくい。

入間の直売所も、今は端境期で、ほとんど野菜の種類がなかった…

新玉ねぎくらい。にらが100円。

朝取りキュウリ2本100円。能古島の夏ミカン。


とりあえず、お腹が空いたので、手作りマヨネーズで、朝取りキュウリを食べる。

マヨネーズ、上手にできたなぁ…いや~。ディルが安かったので、入れました。

これは豆腐マヨにしなかったので、本物マヨ。

糸島の有精卵みたいです。






■ まとめ

・三瀬峠からは、井原山方面がおすすめ
・金山は見どころ少なし
・見晴らし岩まで歩くのは、面倒
・縦走路は地味系です
・小さめのシート次回持参
・次回は、地下足袋で

・鳥飼豆腐で水くみを

2019/04/20

1年を振り返って成長に感動中

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「できること」が増えるより、
「楽しめること」が増えるのがいい人生。
                   斎藤茂太 (精神科医・作家)
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私は、山の記録を律義につけています。ので、1年前の4月18日、初めて比叡に行き、雌鉾岳に、つるべで登った日でした。あの時は楽しかったな~。

ありとあらゆる面で正しい山だった。

気がついたら、去年の今頃のワタシと、今のワタシは、まったく別人です。九州の山に関する知見の深さが全く別人。

■ 九州のアルパインルートは命がけルートです

九州の山ヤ業界?は本州と比べても、限界集落化度合いが切迫しており、アルパインルートは、
 
 ”困難というより、ただただ危険”

ということになっています。その度合いは、本州のアルパインルートの比ではなく、マックス!

その遠因は、文化的に、昔の流れ…親方日の丸が主流だった時代は、九州は、”支所経済”、本州から見たら辺境だったからです。地方の意識、田舎者意識が強い。それが山の世界でも起こっているためだそうです。つまり、田舎だと思って舐めんなよ、って意味で、わざと命がけにしていたんだそうです。

そのため、冷静なる若い人たちはボルダーへ。まぁそれが賢い選択だろうと。私も同意します。リード、危なくてやってられないですもん。

という事情がわかるようになったのも、1年間の大ドラマ… 山への献身… のおかげです。

こうした献身ができたのは、最大の功績者は夫です(笑)。その次が先輩。

私は、九州では登攀はそこそこでいい、最初から思っていましたが、再度、事情をよく理解したうえで、さらにそれでいい、と結論するに至りました…。

私のあやふやな登攀技術でランナウトした…つまり、ロープで守られていない…ルートでリードして、神経をすり減らすクライミングをするのは、いくら、私が楽しい~!と感じても、自分の命を大事にする、という面から、実行するのは賢い行いではない。

そう、楽しかったんですよね。雌鉾も、比叡も。もう初級ルートは落ちないので。

しかし、落ちないからって、ロープで守られていないルートが、フリーソロ状態なのは分かります。

フリーソロ状態で山に登ることが、責任ある大人の趣味の態度か?と問うとそうは思えない。

理性での判断です。

ので、もっと安全なクライミングを楽しむことにします。

行きたいのは、クラックと、ボルトがしっかりしているクライミングルートと、ラオス、龍洞です。

■ 去年の雌鉾を振り返って

本当に、まったく寸分もたがわず、良き山だったな!と。

1ピッチ目 → リードしたのですが、ピンが遠くて2ピン目が見えていないほどでした。たしかに登攀は難易度は低いのですが、マジやば! でも、これがちゃんと登れてよかったし、先輩もビレイヤーとして、責任を引き受けてくれて、うれしかったです。なにしろ、マルチじゃ1ピッチ目が一番危ないんで。

3ピッチ目 → 「怖い!」と申告。返事は 「え~」で結局リードすることになりました(笑)が、怖い!という申告ができたことが!(大正解) なにしろ、誰が見ても、ロープがロープの意味をなさない大ランナウトなんです。危険を危険と察知できる能力がちゃんとついている証。

5ピッチ目 → 先輩が自発的に選手交代してくれた。「これ、君には無理だよ」と言ってくれた先輩のルートを見る目と私に対する実力の判定が正確だった。

上のトラバース → 「2級だからロープ要らないんじゃ」という先輩に、「いや要ります」と言って、つけっぱで、行動。プロテクションは、その辺の岩にロープ引っかけるだけ。これは正しい行動でした。師匠から伝授された技。師匠のおかげです。

山頂クラック → 先輩のリード。まぁ簡単クラックでしたけど、一本だけ入れてリード。ほとんどフリーソロで問題ないところでしたけど、1本入れたのが正しさ全開!1本もないと、ほんとにロープ、形だけになってしまいますし!

というわけで、去年の今頃の登攀は、ポリティカルコレクトネス全開でした!

こんな登攀ができるようになったのは、登攀技術自体は私の努力の証ですが、5年間の修行の積み重ねです。

としみじみ感動…。

登攀は ”できること”を増やそうと思って頑張った事柄でしたが、いつの間にか”楽しめること”、になっていました!!

もう楽しめる山、になってしまったので、別に行っても、行かなくてもいいって話になり、安全でないならやめとこか、という、多くのクライマーが到達するであろう共通解にたどり着いてしまいました。

思えば、はるばる来たもんだな!


2019/04/16

Calf injury

I got injured my right leg on 27th March, when I went to a sea cliff crack climbing in Kagoshima.

This is how it happened... I was previously driving my car for about 5 hours, and the sea cliff was only 5 min down from where we parked.

I was carrying extra heavy load of my pack, since I had two sets of my regular sized cams, and big cams and smaller aliens... literally everything I own.  So the pack must have been about 22kg or something around.  I felt it was a bit heavy, but I am usually ok with that much weight... it was about the same weight that I carried to Taiwan.

But in retro spec. the difference was that I had not enough warm-up... driving my car all by myself 5 hours, my body was stiff.

And the short distance to the sea cliff where I was to climb, did NOT prepare my body properly.

Climbers are always saying "Oh, well, I'll do my warm-up on easy climb." That was what I thought, too, but I got my injures even before I get to the route... on the walking.

When I got injured my right calf, I first felt very uncomfortable to walk around the sea cliff of huge rocks... the size of cars... since I hate jumping rock to rock with my heavy pack.

It was like Ogawayama's  river crossing... when we were to climb Mara Rock and such... and I always have a harder time than other guys who have no trouble jumping among the big rocks... in my case, I have always hard time... because I have a lighter body, especially with my backpack, heavy with my climbing gears.

I just can't jump as far as I usually can with my heavy pack.  So I usually find something different... a new way to cross the river, where I can step by step. Or I just put my legs into the water. Big jump is nono.

Anyway, I felt the same way in the Kishira sea cliff... the rocks were too far apart to jump, but my partner going ahead was confident to use that pass. He was not driving and his pack was not as heavy as mine.

Anyway, I had to jump from rock to rock, and I felt acute pain in my right calf when I jump and landed a little closer so it was not a top of the rock that is flat, I landed on steeper surface... I first felt it was something bad but I might get away with it if I rested for a while.

I told my partner about my injures but ...

To my sadness, he said "I have a party coming on on Friday night". That was the first thing he said after I told him my injury. We were in Kagoshima, 5 hour drive from Fukuoka and the driver was me, it was also my car. He had a party. I had none. So I was to go home that night alone.

Now back in the crag, he was eager to show me the rocks since it was the place he wanted to introduce to me. He was also eager to let me climb. I was having a pain and I told I must rest since I got pulled my calf too strong...

I think at this point we, I mean both he and me were unaware of the seriousness of my injury.

I lead climbed 5.7 crack so easily and went on 5.8 but this one needed on tension, and I moved on to 5.9 which I thought it was easy and comfortable for me, and it was.

But the problem was after that. He was still eager to let me climb... but I told him it is too painful to just to walk. He'd waited.

The two routes that he wanted me to climb started from a slight overhang and to climb that I had to stretch my legs to do the twist move, and I just could not.  I totally realized my leg is different from usual.

So I said definitely no to my partner's asking me to go to other place to climb. I just said it is too painful to just to walk.

Again he was just disappointed and not at all considerate to my condition.

So we got back to my car, and since we had no plan at all and the place was too country side, no store at all, even a convenience store, so I suggested we go to Onsen(hot spring, public bath) 10 min drive from the cliff and ask if there is any good place to have a dinner or buy our food.

I was ready with my cooking gear and so in case I have to sleep in my car, but had no food.  So we went to Onsen, my right leg was swollen so I let it cool a bit. I was expecting water tub and hot tub, usually bath house have both, but this time I was unlucky that they got only hot tub. So I did not stay long.

We got a little food there and slept on road side. I thought that was out best to do.  Since that night was rain.

We planed to climb 4 days but the weather forecast told us the rest of the days will rain... so I knew I should be going home the next day.

The next day, I wanted to go home and my partner wanted to show me around the land. He took the road he himself never been and it was just boring tiring winding road, with no view at all, and road was so bad... rocks everywhere... it was obvious that the road has not been used, no much traffic at all.   

I was the only driver so I was very tired driving that ruined winding road... when the road so winding you have to have concentration not like you are driving free way. I was exhausted.

So I had to stop once in a while to rest.  The winding road is least my favorite road but you can not get away with it if you are doing mountain.  So I accepted it but it was jut waste of our time. Nothing to see. No fun at all.

I was very nearly a point of my putting up and so I suggested my partner that we go to Touji (serial stay in hot spa, to cure sickness) since it is raining already and staying a tent or a car in a rainy day all day long does not make sense in this situation... my leg is just too painful just to walk, and we need a shelter.

He still want to show me the next crag called Ondake. So I had to go. I was so irritated by this time since it is only me actually functioning to put things forward and he was only like a "I insist".

After seeing Ondake, my obligation I felt, we finally drove up to a Touji where I found, they let you stay in cheap place like 2600 yen or so.

As soon as I arrived and have a access to wifi, witch I did not have in the sea cliff, I searched about my leg, to know exactly what happened and what I should do.

By the search it was obvious that I should go home and see a doctor. So I told my partner, that the place we are staying is only 15 min away from public transportation so he can just go to the party by himself.  He was still unconvinced that he should do that.  He asked me if I can drop his back pack to his house. No way with my legs! I thought. So I told him that he can come to my place to pick it up later on.

Next day, he still insisted on we going for a sightseeing... so I told him again my injury was more severe than he thought. He was just a such stubborn, not listening to me at all, just telling me his convenience. He said he has been to the place many time so it is not he wanted to go, it's for me. I was about to explode but I barely hold.

It's just me trying to find a compromise.

I was about to scram at that point. Because I repeatedly told him I have a pain even just to walk. And every time I say that he just dismisses... there is nothing we can do about it, it is your body not mine, was his attitude.  We were just waiting to time to pass by so he can attend the party, meanwhile I can not see a doctor.

When the third day, I finally told my partner I am going home. He was suddenly changed his mind, cancelled his attending on the party and joined me to go home.

I don't know if it is because he realized how bad my leg was or it is simply cheaper to come along with me, but I was so eager to go home and my anger was about to explode, if he did not let me.

I was still the driver and I had to drop him off in front of his house.

Later that day, I saw a doctor near my home, and he said I should have come sooner within 48 hours from the moment of injury is the crucial time for tore muscle.

I was very angry about my partner's attitude of my injury. Since he kept insisting his right to go to party and was not at all considerate to my body. Plus afterward I told him my leg need at least one month to get better and his reply was not at all kind... just telling me "contact me get when you get better".  Hahh? HE should contact me to check if I am better, if he is the one using me.

I insisted his apology and he apologized but he said it was misjudgment from his long time experience. Arrogance! I felt so I decided not to climb with him.

I am still angry about this attitude. Since he is so proud of his almost 60 years of experience.

If misjudgment came from experience, that experience is wrong. It should say rather lack of experience.

So I concluded in this case, it was a lack of respect of human body. Men in alpine climbing compete who is stronger and be able to put up pain... I don't.

So in the end I realized I was being used as an easy driver and not treated as a climbing partner at all.

I was really sad but at the same time happy that a bad partner has been revealed before I got into a serious injury like bone broke.  In the climbing, you can die, seriously, not joking. So selecting a right partner is key to success.

Obviously this case, my partner considered me as his below not equal.

My leg is getting better and better, past 3 days but it's been so bad at first 12 days... it was swollen so much I could not see the bone of my toe.

It is going to take 1 month to get wound to heal and 2 month to full recovery.

So till I fully recover,  I can not work, I can not walk, I can not climb of course. I haven't heard from him since them. Cold heated I think.



Apr. 30. 3 days after.







This is a week after still swollen.

15 days after injury. Now getting better.








my leg getting skinnier.

It still dark like this but the pain gotten better,

for about 10days I couldn't sleep with pain.




肉離れの経過 2

■ 足が良くなってきている♪

15日 右足が細い…
 大分回復してきました♪

前ほど体力を回復に集中しないで良くなった…という実感があります。

のはいいのですが、体力余って、体を動かしたくなり、夜が眠れない…ので、多少運動したいと思い、散歩に行ってみました。

が、いや~、むり!

歩きだと、やっぱりまだ、大変です。地下鉄で、どこかに行くのは、ないな~って感じです。

なんか家でもできるエクササイズをしたい!と思い、うーん?と考えて、やっぱりヨガ? 

でも、今とれるアーサナって、かなり限られている感じ…。スクワットする動作全般、無理系。足を組むとかも無理そう。

やっぱり上半身の筋トレかな~って結論になりそうです。ノミックにぶら下がってます(笑)。アップで、バレエのポールドブラをやったりとか、色々試しています。

はぁ~、運動したい。 運動習慣って、習慣がある間はいいけど、何らかの事情(就職して時間がとれないとか、怪我とか)のとき、エネルギー余って困りますよね?

この体がもぞもぞして落ち着かない感じ、これで何回目かな~ これで運動しないで我慢したりしていると、体力ワンランク喪失です。
16日の足 だいぶうっ血が引いた

足の故障=プール…は、鉄板なので、どうかしら?と考えていますが、アトピーあるから無理だろうな~ 塩素でやられる。

ゆっくりと傾斜がきつい山を歩く、しかも森林浴の中、は私にとっても合った運動だったんだなーと思います。
しかも、それが雪をまとったおとぎの国で♪だったら!

それこそ、冒険ってよりも、ラララ~なイメージでした(笑)。

気分は、金平糖の踊り?!くるみ割り人形の世界です。

マジで、北八つには、くるみ割り人形の舞台セットが出現していますからね~(笑)。

というような感じで、だいぶ元気なのですが、元気の排出先がなくて困っています(笑)。

足は、5分のところに20分かかっていたのが、10分くらいで歩けるようになってきましたが、まだ人混みはNGそうです。