2018/09/17

見晴らし岩&右下岸壁捜索

■ ホームゲレンデを探して 北向きの岩場、夏向きの岩場

今日は、クライミングジムで出会ったイスラム系アメリカ人のアル君(初心者)が外岩デビューしてみたいというので、初心者向きの、見晴らし岩を予定していたのですが、早起き苦手だったみたいで、朝からキャンセルの通知…(汗)でも、もう行くことにしちゃったしなーと、集合場所についてから、充実案を練りました。

さてと・・・・初回は偵察で、鬼が鼻岩から懸垂で下降し、南東壁を登り、見晴らし岩を偵察。2度目は見晴らし岩。3度目の今回は??

初回に見落としたらしい、この山域で最大のエリアである、”右下岩壁”を探してはどうか?

というのは、

1)右下岩壁は、北西面で涼しそう。夏向きではないか?
2)ホームゲレンデ化できる可能性がある場所

と思えたからです。しかし、今日は、昨日とは違い、あまり暑くはなかったので、北面の岩場の涼しさをありがたがる、という感じでもなかったです。

■ 右下岸壁サーチ

早速、椎原峠より、右下岸壁を探しました。見つかりました。が、結論的には、岩場があまり魅力的ではなかったので、登らず。

行き方は、
1)椎原峠から鬼が鼻展望台へ。
2)縦走路との合流点との最低鞍部から、西へ降りる。
3)とすぐにルンゼに当たる。沢の源頭部になっている。
4)そこから右にトラバース気味に行くと岩の基部へ着く

※ ロープを出さないと登れないかもしれない、脆い斜面です。沢登りでしか出てこないなーという道なき道

岩場の基部へ行ったものの…あまり課題に魅力を感じず、見晴らし岩へ行くことに。

私は、この不整地の歩きで、日ごろのクライミングの結果を感じました。バランス感覚良くなっているので、落石したりなどの雑な登りをせず、きれいにアバンギャルドな?道を歩けた(笑)。

■ 見晴らし岩

仕切り直して見晴らし岩へ…。「なんか緑色が増してない?」

なんだかコケっぽさが成長していました。これを見たとたんに、顔面蒼白なワタクシ… 今日はカム設置でも練習しようかなと思って、カムを一式持っていったのですが…課題的にカムの出番がある感じではなく。

■ どっかぶりのトップロープ

11のどっかぶりをやったのですが、これは私は登れず。ヌンチャクに手が届かないので、エイドでも無理でした(笑)。しかも、ロープセットがこすれる配置で、あまり落ち着かず、早々にロープは抜くことに。

■ コケ核心!

5.10Aをリードしてもらいましたが…TRで登る?と言ってもらえ… なんか、たぶん、岩場を見たとき、顔が引きつっていたんでは?

苔でグレードより、悪くなっている感じでした。

今日はトップロープのみで、リードはしていません。コケコケで怖かった!

テンションがかかった状態で、岩角にこすれると、ロープ切断のリスクがあるので、そうならないセットというか、ロープガードなどの使用が必要かもしれない、2段オーバーハングです。


■ その他

今日は、カムもワンセット入れたので、ザックが重く、縦走で歩く感じを少し思い出した…縦走もやっていないと、歩きが弱くなります。

行きに何やらにぎやかなところがあったので、何かな~と見ると、栗拾いでした。どうも近くの観光農園が栗拾いのお客さん向けに、焼きトウモロコシやイノシシ汁を出しているみたいでした。

残念ながら、クライミングを終わりの帰りはすっかり、その出店も終わっていましたが。

前回来たのは6月17日とぴったりと3か月前ですが、3か月立ってもあんまり成長感がない…うーむ。岩場の質によるのでしょうか…(汗)。

クライミングって成長するときはいきなり成長しますが、しないときは全然しない…

三瀬の当たりはすっかり秋の気配で、田んぼは刈り入れ時になり、彼岸花が咲いていました☆



 帰りは、トラバース道を通ると楽に帰れます。

が、途中で登山道が消えています。

大雨で崩落したらしい…
こんなのがたくさん落ちてた