https://imidas.jp/girls/2/?article_id=l-60-119-22-07-g421より事例抜粋
■ 事例1 ストックホルム症候群
■ 事例3 自己肯定感の低い親
■ 事例2 生存者バイアス■ 親の期待を背負う2世クライマー
クライミング界で最も有名な2世クライマーは 室井登喜男さん、と思いますが…。
もうなんとなく名前を聞いただけで、登らないわけには行かない、ですよね。
相変わらず、子供と登りたい親クライマーは多い、と思います。
念願のワールドカップ優勝を取った方もいました。
しかし、子供に親の期待をかけて動かすのはコントロールです。
なので、山岸尚政さんの娘さんが、クライミングの道を進んでいないことは、いいなぁと思いました。
■ ユージさんの奥さんも別にクライマーじゃない
配偶者は、クライミングに巻き込むべきか、巻き込まざるべきか?みたいな議論もあり、
クライマーカップル
も多いですが…
一説には、結局クライマー同士で結婚したとしても
お互いにやりたいクライミングスタイルが違う…
という話も。
■ 愛とは相手の希望を尊重すること
私の母も東京女子美、油絵科の卒業。
しかし、母は私たち子供には、絵は教えなかったんですよね。
弟は、水泳でアスリート教育されて、スポーツ虐待を受け、
私と妹は、教育虐待を受けました。
弟は24歳で死亡。
妹は彼と同じ年齢の時に自殺未遂をしました。
私は、激しい反抗期で、親の期待を180度否定しました。18歳で経済的に自立して、自腹で大学に行きました。
弟や妹には、それだけの力がなかったのです。
親にすがるしかなく、そうなると親からの搾取を受ける。
本来助けてくれるはずの親、自分の幸福を願ってくれるはずの親が、子を搾取する。
結局、妹を救ったのは私です。
母のしくじりのケツを拭いたのは私ってことです。
普通の親は、子供の学費を出してくれ、それは基本的にひもなし、です。
私への学費は、弟と妹の学費を工面するための布石という、ひも付きだったので、そんなひもつきなら、イヤ、というので、自腹で大学出ました。
もう、17歳の時点で、
パワーが違う。
親に学費出してもらっても実感がなく、のんびり遊んですごした、そこらの一般の人とは背負っている人生の内容が違います…
弟を母から救うのに、時間的に間に合わなかったのは残念ですが、
それは私のせいではない。
クライマーが技術ゼロなのは、
どう考えても、今までの指導者たちの怠慢…です。
俺たちだって、教わらなかったぞ?
それ、ほんとです?
先輩が背中を見せてくれたのは、教えてくれたって意味だと思いますけど?
私は、母は、母なりに良いと思ったことを頑張っただけだと思いますし、
そこには愛があった
と思いますが、ワールドカップ優勝という親の夢を背負ったクライマーが
この先、そのまま親の毒に気が付かないで生きるのかどうか?
気になりますね…。
だって、俺らは教わっていない!だから教えない!といって
現代の指導者層は、必要なことをしない言い訳をしているわけでしょう?
外岩でも、スポーツ虐待、は起こります。
それは、リードの無理強い、です。
え”?怖い?なんでだよ? それ、虐待ですよ。モラハラ系の。
怖いという感情には、ちゃんと理由があります。そもそも、自由意思でクライミングに来るほどの人が、根拠なく怖がるわけがありません。
怖い。なぜなら、支点が信用できないから。
怖い。なぜなら、ビレイヤーが信用できないから。