2024/02/18

【スポーツ虐待】事例 ストックホルム症候群、自己肯定感の低い親、生存者バイアス

 https://imidas.jp/girls/2/?article_id=l-60-119-22-07-g421より事例抜粋

■ 事例1 ストックホルム症候群

■ 事例3 自己肯定感の低い親

■ 事例2 生存者バイアス

■ 親の期待を背負う2世クライマー

クライミング界で最も有名な2世クライマーは 室井登喜男さん、と思いますが…。

もうなんとなく名前を聞いただけで、登らないわけには行かない、ですよね。

相変わらず、子供と登りたい親クライマーは多い、と思います。

念願のワールドカップ優勝を取った方もいました。

しかし、子供に親の期待をかけて動かすのはコントロールです。

なので、山岸尚政さんの娘さんが、クライミングの道を進んでいないことは、いいなぁと思いました。

■ ユージさんの奥さんも別にクライマーじゃない

配偶者は、クライミングに巻き込むべきか、巻き込まざるべきか?みたいな議論もあり、

クライマーカップル

も多いですが…

一説には、結局クライマー同士で結婚したとしても

 お互いにやりたいクライミングスタイルが違う…

という話も。

■ 愛とは相手の希望を尊重すること

私の母も東京女子美、油絵科の卒業。

しかし、母は私たち子供には、絵は教えなかったんですよね。

弟は、水泳でアスリート教育されて、スポーツ虐待を受け、
私と妹は、教育虐待を受けました。

弟は24歳で死亡。
妹は彼と同じ年齢の時に自殺未遂をしました。

私は、激しい反抗期で、親の期待を180度否定しました。18歳で経済的に自立して、自腹で大学に行きました。

弟や妹には、それだけの力がなかったのです。

親にすがるしかなく、そうなると親からの搾取を受ける。

本来助けてくれるはずの親、自分の幸福を願ってくれるはずの親が、子を搾取する。

結局、妹を救ったのは私です。

母のしくじりのケツを拭いたのは私ってことです。

普通の親は、子供の学費を出してくれ、それは基本的にひもなし、です。

私への学費は、弟と妹の学費を工面するための布石という、ひも付きだったので、そんなひもつきなら、イヤ、というので、自腹で大学出ました。

もう、17歳の時点で、

 パワーが違う。

親に学費出してもらっても実感がなく、のんびり遊んですごした、そこらの一般の人とは背負っている人生の内容が違います…

弟を母から救うのに、時間的に間に合わなかったのは残念ですが、

それは私のせいではない。

クライマーが技術ゼロなのは、

どう考えても、今までの指導者たちの怠慢…です。

俺たちだって、教わらなかったぞ?

それ、ほんとです?

先輩が背中を見せてくれたのは、教えてくれたって意味だと思いますけど?

私は、母は、母なりに良いと思ったことを頑張っただけだと思いますし、

そこには愛があった

と思いますが、ワールドカップ優勝という親の夢を背負ったクライマーが

この先、そのまま親の毒に気が付かないで生きるのかどうか?

気になりますね…。

だって、俺らは教わっていない!だから教えない!といって

現代の指導者層は、必要なことをしない言い訳をしているわけでしょう?

外岩でも、スポーツ虐待、は起こります。

それは、リードの無理強い、です。

え”?怖い?なんでだよ?  それ、虐待ですよ。モラハラ系の。

怖いという感情には、ちゃんと理由があります。そもそも、自由意思でクライミングに来るほどの人が、根拠なく怖がるわけがありません。

怖い。なぜなら、支点が信用できないから。

怖い。なぜなら、ビレイヤーが信用できないから。