2024/08/22
【近況】最近の様々な進捗…AC進捗とクライマーの宿ガイジン対策の充実
2024/08/21
【ジム】 Day6 レイバック
【海外岩場】チッピングメインの岩場があるそうです(驚)
2024/08/20
【ジム】Day5 クライミングでも脱・拝米主義
- 政治資金:追跡できるのはせいぜい3割
- 7割の出どころ不明な政治資金でアメリカ政治は動いている
- これ民主主義?法治主義?
- 一人150億円使った人間が6人いた=イスラエル系
- ブルーンバーグ 1800億円使った
- ソロス 900億、1100億円使った
- ザッカーバーグ 700億円使った
- クリントン政権時代から、7割の人の実質生活レベルを下げ、0.1%の人たちはやりたい放題、法律はあってなきがごとし
- アメリカ崇拝、拝米保守は辞めたほうがいい
- アメリカの経済政策を猿真似すると4割はどんどん貧しくなり、結婚もできず、子供も持てない
- 日本という国自体が滅んでいく。
【考え事】今日はしとしと雨… ひん死のジム?森秋彩さんのリーチ問題
■ 機能不全家族どころか、機能不全国家じゃないか…?
大阪は今日はしとしと雨… 台風7号が東京を直撃して以来、大阪は比較的涼しくなりました。直前に39度になった日があり、ジムへいくのに20分歩くだけで、え?!という玉の汗… あまり汗が出ないようにゆっくり歩こう!みたいな感じでした。
そんな熱帯のような日も、もう終わりなのかなぁ…
クライミング関係で、最近の気になる出来事と言えば、
1)ジムのマーケティングが全く言ってることとやってることが合っていない…
2)オリンピックの森秋彩選手のリーチ問題
でした…
私は書いて考え、書いて吐き出せば、一応自分の立ち位置ははっきりした、と感じ、すっきりするのですが…
スッキリしていないのが、1)ジムのマーケでした。
たぶん、本音は初心者なんて教えたくないんじゃないかなぁ…違うのかな?
■ マーケティングに対する誤解
マーケティングって、広告宣伝と誤解されていることが多く、特にネット系の人は、Google広告を出すことや、SEOに引っ掛かる良いキーワードを探すことをマーケティングだと誤解しています。全く違います。
(違うけど調べるなら、3Cと4Pだけで説明着きますので、これらの整合性を取ってください)
そんな小手先の技よりも、そもそも、ちゃんと、
本当に自分のしたいことを、したい、と正直に言える人
にならないと…。
本当は、上級のトップクライマーのムーブのコンサルやサポートをしたいのに、初心者歓迎とかって書いても、それは、ただ大衆に媚を売っているだけで、態度(非言語)では、全く初心者歓迎していないんですよ。
なんせ、9級5本、8級5本の10本しか、初心者が登れる課題がない…なら、どうやって成長しろと…。その間は、どこかよそで埋めてね~って意味ですよね?
■ つよつよ専門ジム事例:シナプス
そういえば、シナプスは元気なのかなぁ…
初心者にちっとも優しくなく、初心者当時の私は一つしか登れる課題がないジムだったので、2回しか行ったことがありませんが。(ほんとの初心者の時1つしか登れる課題がなく、2度目は3個に増えていて成長を感じた(笑))
検索したら、ご健在というか発展していた。つまりツヨツヨしか相手にしないジムでも発展できるということです。
https://www.instagram.com/synapse_climb/
田舎の甲府で、ツヨツヨクライマーしか相手にしないジムが発展出来て、大阪の真ん中でで発展できないなら、ジムの場所を移転する、っていうほうが、正しい戦略である可能性が濃厚だよなぁ…
福岡では、ツヨツヨにしか用がないジムは、ホアホアです。どんどん激辛化していったそうです。女子いません(笑)。
そんなところに知らずに行って、びっくり仰天したビギナーさんたちが、どんなに怖い思いをして、一般社会並みのボルダリングジムのブラボーにたどり着き、ほっとしたか…を想像すると…笑える(笑)。
そして、そういうツヨツヨ系ジム、初心者を”虐待”するので、むしろ、クライマーがやっていないジムの追い風になっている…ということが分かります。敵に塩を送っている。
お客さんを追い出しているのは、玄人のジムのほうだけど、ジム自体はそのことに無自覚で、接客だけフレンドリーならいい、と思ってすらいるかもしれません。
でも、心理学でも、
非言語と
言語
では、非言語のコミュニケーションのほうが強力だと言われています。で、非言語のコミュニケーションで伝えていることって
これが登れない奴はそもそも来るな!
です。まぁ、ジムの個性と言えば、それまでですが…。
私もピラで煮詰まったら、ベースキャンプに遠征したり、アクティバに行ったり、新しいグラッパに行ったりで、ジムのカードだらけでした…。楽しかったのは、ラオスですね。
ホームジムになってもらう…ホームは、セッターは誰もいない小瀬運動公園の壁だったような気がしますが…小瀬のリード壁は、誰もいない、ただのガラーンとした人工壁で、強傾斜で、一番易しいのが5.11Aしかないので、その傾斜を15度くらいに緩めて、まぁ5.10Aでは?みたいなので登っていましたが… 人工壁リード壁だと、ムーブを習得させるように意図はされていないので… この壁を登るのは、たんに腕力というか、持久力トレって感じでした。
隣のボル壁で、適当にホールド拾って適当に登って遊んでいました。
そういう時代を経ての、福岡クライミング… いや~、まじ、あの世界は変だった。
人工壁登りを外岩に持ち込む愚を全く自覚しない指導が白昼堂々と行われていました。
そりゃ、人が死ぬわ… 人工壁の前提と自然壁の前提は異なるからです。
というわけで、全く福岡のクライミングには未練がないです(笑)。
そして、森さんの事件…国際問題にまで発展しようとしていますが… 一般の人の感覚から見たら、そりゃイジメになるよな~
こちらのサイトから、一般の人の指摘をピックアップしますと…
■ ピックアップ
- 低身長の選手が競技すらスタートできないというのは競技として欠陥でしょ。よくあることと言ってる時点でおかしいと思う。疑問に思わないというのが不思議。
- それをOBが言っちゃうのがまた…
- 天然自然にできた岩場ではなく人為的に設計された足場だ。 しかもどんなやつが登るかが事前にわかっている。 森選手に起きたことはアクシデントではなく設計上の仕様。
- ほんとそれな。 「152㎝の人が4位になるのがすごいだろ、バスケやバレーでこんなこと出来ない」とかぬかす奴が居るのがまた不快。
- 一般人からしたら欠陥にしか見えんわな 低身長の一般人は見てるだけで胸が締め付けられたんじゃないだろうか スポーツ応援してる人のなかには、自分の体格と同じような人に勇気を貰う人も多い あえて一般人の方はとか玄人ぶってる意見を一方的に言ってるんだから、酷い意見だよ。素人は黙ってろという意見にしか見えんね
- ここまで騒ぎになってたら問題だよ。 クライマーならわかってるはずだぞ。 みんな大々的に言わないだけで、おかしいと思ってる層はクライマーにも存在するって。 そもそもワールドカップの時にクレーム入れてんだから、問題視が一切されてないかのような言い分は無理ある(笑) 決勝の課題はフットホールドが存在していたから、まだ技術でカバー出来るという言い分はまだわかる。 しかしマットから直接飛ばせる課題もある。その存在を無視して地ジャンを語るのはおかしいな。 そもそも技術でカバー出来たとしてもクライミングの本懐は地ジャンからスタートホールド掴ませることなのか?ていうね。 ボルダーの一種であるというの当然だが、大会をやる以上は高さ規定が必要。 やりようによっては180cmの人でなければ絶対に届かない高さにも出来るし、140cmの人でなければ離陸不可能な超キツキツスタートにも出来る。 これでは大会として全然面白くもないし、確実に白けさせるよ。
- いやこれがよくあることとか言うなら選考に身長入れないとダメでしょ
- 物理的に届かないとか「誰しも競技する権利」を侵害してるわな
- 差別に鈍感だとコレが差別に思えないんだよね。 連中はそれっぽい理由をつけて差別してくる。スキージャンプのときもそうでしょ。自分たちのほんの一部を巻き込むことで、我々も同じ条件だとか言うんだよ。全体で見たら彼らに有利なルールになってる。
- 専門家の方がむしろ見えてない場合もあるのだと今回のことで学んだ 中からはその異常性が見えていないんだな
- 昔から良くある不公平さを取り除くのが国際競技連盟の役目ちゃうんかい...
- 身長180センチ以下は届かない設定でズーッと大会を運営することも可能ってことですかね?
- スタートラインにすら立てないことは やってる人から見たら正常 でも見たこと無い人からしたら異常 ようは経験者は感覚麻痺しとんのね 外からの意見も大事にするべきよ
- 昔からよくあることだから問題ない =︎昔からある問題を野放しにしてる
- バスケットのゴールやバレーボールのネットの高さは変わらないだけまだマシ。 ルートセッティング(本部)の気分次第で優勝候補になったり、メダルは到底無理になったり変動する。最初からズルーレット要素ありきな競技って認識でOKか?
- 昔からおかしい競技をオリンピック種目にしたんだね
- 昔から競技が成立してないんじゃん。
- 昔からイジメられてたのに、気づかないフリしてきたんでしょう
- クライミングだけじゃなく、これ程不愉快なオリンピックは今までなかったな。これに触発される事無く次回からはいつものオリンピックになる事を祈ります。 クライミング問題に関しては、「有利不利」と「不可能」の違いも理解できないのかなと思う
- 尾川氏の素人意見の全否定とスタートできないことは興行上の問題との認識から、このスポーツの組織が競技として未熟であることと改革する意思が無いことがわかった。選手の足を引っ張るだけじゃないのか
- なるほど特定の国や選手を落とすためのイジメや差別は昔からあって今回もなのか
- 得点に絡まないスタートホールドの位置が 例えば誰も届かないであろう5mの位置にあったらみな平等でルール上は問題なしだが誰一人として得点なし、果たして競技として成り立つだろうか?誰が挑戦し誰が観るのだろうか?
- そうなんよ、あーだこーだいいわけしてるけど、見てて不快な設定に正当性なんかあるかよ
- その競技で力のある人がこんなことを言ってるからいつまでたっても改善されないんだよ レジャーとして楽しむだけならそれでもいいけど、競技として競い合うだけの体を成してない
- よくあることとか言ってる奴。よくあってはいけないことすらもわかんねえの?
- 低身長の人間はクライミングすなって事と認識した。
- 低身長の人だけスタート出来ないのは特定の人に対する嫌がらせだと思うんだが?何故そんなことする必要があるのか
- スタート地点を高く設定したら、意図的に身長何cm以下の人は排除出来る。。というのは、スポーツとして欠陥だと思う。
- 元々の娯楽スポーツとしてのボルダリングを競技スポーツに生まれ変わらせるのなら今迄の文化を引き継がせるべきではないと思う。
- 20年も前から問題があってそれ放置とか、スポーツとして広める気ないとしか思えん
- まぁ素人から見て不快ってのが全てよね オリンピックの話を競技者に内輪ノリ弁護されても・・・って感じでちょっとズレてんだよね 多くの素人が見るであろうオリンピックで素人視点に欠けてたのが問題なわけで、次で改善されてりゃいいね?って感じかな
- クライミングを知らない人にはどんな説明をしても受け入れがたい特徴があること。こちらがどんな説明をしたところで、この問題を「いじめ」や「差別」でないとは絶対に認めない勢力がいるということ。
- 森いじめ ではないけど、低身長いじめ でしょ?それは間違いない。
- 20年前からってアホかと思うのが普通じゃないの? スタート地点に立てない競技って競技と言えるのか?
2024/08/19
【クライミングジム】ジム運営が楽しくて仕方なくなる方法
■ 昨日は楽しかったなぁ…
楽しいってどういうこと?っていうことが、もしかしたら、古いクライマーは分からなくなっているのかもしれないなぁ…
ガハハ~ とか、ワハハ~
とか
ニコニコ顔で笑っているのが、
楽しい!!
って意味ですよ~
眉間にしわ寄せて、うんうん唸っているのが楽しいんだ、ってことに倒錯してるのかもなぁ…
実はバレエは、女性版クライミングみたいな感じで、Mな業界なんですが…。本音は、もう、めちゃ大変なんです。なので、そういう
M的な倒錯に、慣れていた、
というのが、私がクライミング界に来たときに、すでに免疫持っていた理由なのかもしれません(笑)。
■ クライミングジム同志が仲良くないのかもしれない?
クライマーは、ローカルクライマーと、都会からのビジタークライマーでは、全然仲良くない…。
チームたわしの内藤さんは、荒らし、だったのだろうか…?よく分からんが、
外部の人が来ると、グレード激辛になる
そうです(笑)。小鹿野で聞きました。すぐ競争したがるところが、男の子は…、って感じ。
上手く行っているクライミングジムに視察に行く、とか、沽券がかかわるのかもしれないなぁ…と想像したりしています。
でも、沽券とジム存続では、沽券?存続?
■ もう限界?
やれること全部やってから、もうダメ~(><)というのなら、分かるけど、やれることやらないで、もうだめ~って言っているような印象を持っていたりする。
もちろん、閾値はそれぞれなので、違うのかもしれないが…。
東京へ行くつもりで、沖縄方面に向かっているような努力をしていませんか?
もし、ラットレース(走っても走ってもどこへもつかない)にハマっているような気がしたら、立ち止まり時、ですよ。
■ ルートセットが、”消費される問題” への解決策
どこかのジムで、ルートセットが、お客さんに”消費される問題”ってのが語られていたんだが…
この消費への簡単な処方箋は?
ホームジムのピラニアでは、すでに処方されていました。
ピラでは、常連さんは、自分で課題を設定して、公開するんですよ。
それで、「誰とかさんの課題、もう登った~?」「ううん、まだー」みたいな会話が成立します。
私は、小瀬人工壁育ちなので、もう最初から、自分でホールド見つけて登らないといけない、感じでした。誰もセットしていないので。
セットをするのは、セッターだ、
とか
ビレイをするのは、コーチだ、
とか、
先輩は落ちないからロープは持っているだけでいい
とか、
(マルチの)セカンドのビレイはどうでもいい
とか
全部、心理学上の課題で、間違ったクライミング指導法による弊害ですよね…。
ジムの運営とか、マーケティング手法の問題ってよりも…
■ 問題解決が得意です☆
あー、また
問題解決志向
になってしまった… と、こういうことを考える度に反省しています。
問題解決が得意な人に育ってしまったんですよねぇ…。子供時代から、親の親をやっていたため…。
大学進学費用がない!っていう問題すら、自力解決してしまった…ワタクシ…。
本当は、問題解決志向ではなく、
目的志向型
でありたいな~と思ったりしているんですが、今、適切な目標が見当たらないんですよね。
目的志向などの言葉は、梯谷先生の心理技法で、私も気に入っていた女性スピリチュアルリーダーの体に聞いて食べなさい、の著者、リズ・ブルボーの理論をさらに発展させたものです。
■ 問題回避型と目的志向型とは?
問題回避型=俺を馬鹿にしてきた奴らを見返してやりたい!
で
目的志向型=目標、ゴールが明確
です。
見返してやりたいクライマー多いですよねぇ…
3級しか登れないのに2段をノーマットで登りたいって言ってたボルダラー、あの後、登れるようになったのかなぁ…。2段に行く前に足の骨、折るよね~な方でしたが…。
このように、何となく、劣等感チックなのです…。問題回避型の人って。
昔バカにされた、とか、貧乏から抜け出したい、とか、自分を変えたい、とか、生きている感覚がほしい、とか、
なんか、クライマー界で良く聞きそうではないです?
それ、楽しくない原因です。
だって、
昔バカにされた → どーだ!(観客が必要)
貧乏 → 成金見せびらかし (観客が必要)
自分を変える系 → どーだ!(観客が必要)
生きている実感 → アディクション (依存症)
と 上の3つには、幸福感に 観客、が必要、最後の一つは、アディクション(依存症、中毒)ってことになってしまいますよね。
つまり、自立していない。自分で自分を幸せに出来ていない。
■ 劣等感を見直す
つまり、もし何かが上手く行かない場合、自分の劣等感を見直すと、うまく行き始める場合が多いです。
人が、何を行動の動機にするか?という、動機の点で、人の動機には
問題回避型
と
目的志向型
の二つがある、ということなのです。
■ 悲観的防衛主義を持とう
が、クライミング界では、例外的というか、悲観的防衛思考が不足しており、
外岩に出る前に、ロープの技術を全く学んでこない
クライマーが多数です。
■ 岩場のマナー違反が減らない理由… 疾病利得、です
私の経験では、10年登っていても、50mシングルで、25mと35mのピッチをつなげて登ろうとすらします。それで、10年、5.12RP、偏差値50の普通レベルのクライマーです。
そんな状態で40年登り続けているのですから、そりゃ当然アクセス問題にもなろうというもの…
いくらJFAが口を酸っぱくして、迷惑駐車はダメだ、残置ビナは持って帰るな、等々、PRしても、そりゃ~こういう人たちが聞くわけないですよね…。
逆に聞いているヨイ子ちゃんだけが、閉鎖された岩場から登れなくなり、肝心の迷惑行為組は、JFAが言えば言うほど、ガラガラで空いてる岩場になって登りやすくていいわーとなります。
貸しきりにしたい、ってのが迷惑クライマーの真意で、ホワイトクライマーは一杯食わされています。コロナの時、閉鎖の岩場の最寄り駐車場にいっぱい停まっていましたよね。
というわけで、クライマー界の実態は、悪いことをしている人が現実的には利益がある、ようになっているんですよね。罰則などもないわけですし。
これは、心理学で、疾病利得、って言われています。
一般に無自覚ですが、クライマー界では、自覚ありそうです(笑)。
余談ですが、これ、アメリカの銃規制と同じなんですよ。アメリカでは規制しても悪い人は規制無視で、良い人だけが規制を聞くので、聞いたほうが損することになっている。
■ 自分のビジョンを確立するのが大事
さて、話を戻しますと、
一般に行動の動機は
A)ネガティブを避けたい
B)ポジティブを得たい
の2つの方向があります。
ネガティブな出来事を避けたい人は、備えます。一番の備えが、保険ですね。あまり行き過ぎると失敗を恐れて前に出れなくなります。
ポジティブを得たい場合の代表的事例は、何でしょうか?モテたい、なら、ヘアカットする、とか、そういうのですかね?モテたい男性が、一流企業に入るとかも入るかもですね。
人間は、どちらもしますが、ポジティブな動機、〇〇したい、が強いほうが、行動の動機として強力だということなのです。
なので、例えば、ジムの経営にしても、
ビジョンを持つ、
というのは大事なのです。
■ ビジョンは持っていないようで、皆、持っているもの
私は、別にビジョンなどなく、クライミングはただ楽しいからやっていたんですが、言われてみたらありました。
師匠の青ちゃんとの二人だけのクライミングには、いつも、できるだけ若い男性などの、
今からの子、
を連れていくようにしていました。だから、ギリギリボーイズの伊藤さんも来てくれたのです。
大体、クライミングで安全なのは、3~4人だし、あと一人いないと、写真も取れないし、ビレイがちゃんとしているか、見張りもできない。
つまり、私のビジョンは、
みんなで登る
だったわけです。インクルーシブ、ということです。
これって、
岩場の課題がそもそも挑戦状
で
これを登れない奴は来んな!
と言っている外岩の構造と真逆ですよね?
つまり、日本の外岩は、大体全部、インクルーシブの反対で、エクスクルーシブなんです。
特権主義的という意味です。
これをクライミングジムに置き換えると?
もし、初心者もどうぞ~とインクルーシブなPRをホームページで歌いながら、実際のジムは、常連さんが固まっていて、なんか居づらーい雰囲気だったりしたら…?
要するに、言っていることと現実がマッチしていない、
つまり、マーケティング失敗事例ってことですよ。
処方箋は、自分はもともと、どんな思いでジムを立ち上げたのか?初心に帰ることです。
自分を固めた後、立ち止まって、本当はどんなジムにしたかったのか?心に問いましょう、そしてそれを実現させる活動をしましょう。
そうすれば、生きていることが楽しく、ジム運営が楽しくて仕方なくなりますよ!
2024/08/18
【偵察】赤目:とっても楽しかった!個人ツアー 食と滝
■ 自然食
今日は、ツアーに参加してとっても楽しかった。
まるで、お友達と遊びに行ったみたいでした☆ 私のお客さんも同じだったんだろうなぁ。
ガイドさんの春子さんが、とっても、素材に詳しくて、素晴らしかった。やっぱり、食に関するこのツアーを選んだ甲斐があったと思いました。
赤目48滝、行くだけなら、別に普通にブラーと行ったらいいのですが、その土地の特徴を知りたいし、車がない今、コンパクトに土地の特徴を食の面で教えてほしい、と思って、おいしい、お弁当作りと滝巡りをセットで提供されているツアーに参加しました。
いつも、自分がやっている個人ガイドのお客さん側になったんだけど…そうか、お客さんはこんなに楽しいのか~と思いました(笑)。
もう、ずーっと笑っているみたいな感じでした。
そりゃ~、またお客さんを紹介したくなるよなぁ…。
というので、自分の提供してきたサービスが良いサービスだったことが分かってよかった☆
■ 赤目養生診療所
ガイドの春子さんの関心と私の関心がぴったしカンカンだったから、というのが一番の勝因かな?
伊賀牛、おいしかった☆
しかし…朝は、びっくりだったのが、近鉄桜井を過ぎると、なんか風景がガラッと変わり、山間地で、まるで山梨の大月当たりみたいな感じで、農村風景になったこと…。商業施設がない…って感じでした。
ないほうが好きだけど、赤目口駅を降りても、何もない寂しい感じになっていました。逆に名張はびっくりするほど、発展した郊外のベッドタウンって感じでした。
ナバラーって田舎者ってよりは、ベッドタウン出身って意味みたい。ベッドタウン出身の人はコミュ障率高いです!
赤目では、田んぼは、早くも黄色く色づき…私の稲作の知識が、ああ、この辺も慣行農法一辺倒なんだなぁ…でした。肥料と農薬前提の品種づくりが進められてきた結果の、田んぼ、ということです。
そんな赤目で、自然農を普及した川口さんの苦悩は、都市近郊農業だから…だったんですね。
赤目自然農は、この駅から歩いて40分なのですが…来週いくかどうかで迷っています。
https://akameshizennoujuku.jimdofree.com/
しかし、我が家は、上本町も最寄り駅なので…、赤目の自然農には通いやすい、ということが判明。
ついでにトラッドクライミングの名張も、我が家から通いやすい…。道場の岩場より、槇尾山より、通いやすいみたいです。
今度は、ナバラーに誰か連れて行ってもらわないと岩場までは分かりませんが。徒しょうが大変らしいんですよね。
しかし、車がない中で、車を出してもらって、今日は、ほんとに楽しく過ごした☆
失敗した立山の山ワーケーションで得られなかった楽しさをすっかり取り戻せました☆
春子さんといろんな情報交換をしました☆ 頑張ってほしいなぁ、個人ガイド。
帰りは、非加熱のはちみつ、たったの1600円でゲット。非加熱なのに…激安!
帰りの温泉で、特産のにんにくもゲット。ついでにブルーベリーがえらく安かったので、もらってきました。
お醤油と味噌は、やっぱりどこで暮らしても、きちんとした製品を手に入れるのは、至難の業みたい…。福岡の家に帰れば、自分で作ったのがあるのですが、大阪の家では、今、生みそずいで我慢中です。
実は手作りの梅干しも、梅酢につかりっぱなしで干さないと…なので、福岡にも帰らないと…なのですが、クライミングジムの一か月券を買ってしまったので…9月中旬かな。次に帰れるのは…。それまでは、体をもとに戻すのに注力します。
赤目養生診療所は、閉鎖したらしいのですが、代わりにこんな農園を見つけました。
赤目自然農ではなく、こっちに行こうかな?http://www.yojo.org/kiraku/index.htm
アメリカ人のニッキーちゃんを野河内渓谷に連れて行ったら、渓に入るのにビキニになって、周囲の観光客のおじちゃんはじめ、一同が目を真ん丸にした話をして受けました(笑)。あの時はびっくりしたなぁ!野河内渓谷は入れるけど、赤目渓谷は入れないみたいでした。
ニッキーといった八面山の記録
https://allnevery.blogspot.com/2020/06/gomataki-fire-celemony-jingo-ji-mt.html
彼女あまりに感動して、これが私が日本に来た意味だったんだ…と動画まで取ってくれた。
■ 名張の湯
名張の湯につかって、だいぶリラックスしました。なんか温冷交代浴をすると、私は緩んでいいのです。
帰りの電車では、すっかりリラックスしてうたたね。平和な日本の電車帰りって感じでした。
みんなちゃんと座って寝てます(笑)。天王寺の外人さんとか地下鉄の床に座っていますからね…
■ 何のお知らせ? 内輪のノリ=ビジネスはつぶれる?
上本町で、グルテンフリーのマフィンの看板があったので、疲れていたのもあり、そこジャズの生演奏が聞けるカフェだとあったので、興味もあって、勇気を出して、えいやっと入ってみた…のですが…
マスターがお客が嫌そうでした(笑)。こちらが、いいですか?と聞いてしまったほどの、
感情駄々洩れ具合
でした。
入ったのが5時すぎで、7時からの生演奏の準備に6時くらいから、演奏者が入るそうでした。
それでも、まだ2時間もあるのに、お客さんに、いやな態度取ります?
その上、まだ5時過ぎなのに、来た演奏者が、我が物顔というか…こちらも気を利かせて、コミュニケーションとろうとして見ましたが、ジャズなんて、話してもどーせ、わかっていないでしょ、という、勝手に決めつけた態度でした。
要するに内輪のノリ。
こんなカフェ二度と来るか、と思いましたとさ~
それでピンときたのが、クライミングジムで起きていることは、これだな…と。
春子さんとジャズカフェのマスター。
さわやかコミュニケーターとコミュ障。
内輪のノリで男子が固まっているクライミングジムが淘汰されているってだけなんでしょう…
私の側の問題ではない、つまり、新規入会者の問題ではないってことです。
参考:
フランス人を案内したときの記事
https://allnevery.blogspot.com/2024/05/blog-post_43.html
アイロンさんの記事
https://allnevery.blogspot.com/2023/10/blog-post_8.html
2024/08/17
【マーケティング】フリークライミングのホワイトクライマーを見分ける方法教えて
■ クライミングの才能はないけど、マーケの才能ならあるよ
まったく何の興味すらも、持つことができなかった、クライミングジムビジネス…
&
プラスチック・クライミング…。
(プラスチックと呼ぶのは失礼かもしれないが…)
しかし… 私はマーケティングの才能なら、授けられているのである…。
マーケティングを大阪の社会人ビジネススクールのGMSで学習し(単科生)、その時、最終課題の論文提出で、日本の名だたる大企業出身の皆さまを抜き置いて、トップ成績で論文提出した私の目からすると、マーケ的に全く整合性が取れていないジム…。ごめん、だって、本当のことなんだもん…。
ホームページでは、初心者歓迎とか、様々なプランがあります、とかあるけど…
激辛グレード= 初心者に優しくない
し…
様々なプランって、一日料金と月会員だったら、回数券があるピラニアより、プランないし…。
結構、マーティング的には突っ込みどころ満載って言うか…でも、ムーブクリニックで教えてもらいたいから、あんまり、嫌われるようなことは言いたくないのであるが…
いくら丁寧に教えたって激辛では…。(よく考えたら、私には合ってるか…笑)
激辛&丁寧って、教えてくれる人がいないと初心者は楽しめない、って意味じゃ…?
教えてくれる人がいないと楽しめない=教える人の手間が甚大って意味じゃ…?
教える人の手間が甚大って、自ら労働時間を増加させている=首絞めてるって意味じゃ?
みたいなことになるんだよなぁ…
ああああああああ!どういったら分かってくれるのであろう…?ディスっているって言われるよなぁ。
昨日はトランスコーチングの勉強会だったんだが… こういうことを指摘するのが、トランスコーチング… 自分の思い込みから目覚めてもらうのが、狙い。
私のTSコーチングセッションを受けてもらうかねぇ… 私が思うには、ジムは、古き良きオールドクライマーの価値観が、牧歌的に良いものであると信じて今まで来たのだろう…
が、現実は、
クライマー界の親切は、一般社会では、虐待…(笑)。イジメにしか見えない。
それで、すでに国際問題にすら発展しそうになっている。
私もラオスに行って、パートナーからイジメに合っていた、心理的DVに近いことをさせられていた、ということに目覚めたし、そこで救いに来てくれたのは、アメリカ人のトニーであって、日本人ではない。
九州でも同じだった。40年前のボルトに、落ちろ、落ちろって、それ、親切?
分かりやすい事例では、日本の男性は、女性に荷物を持たせるでしょう?あれ、日本人は当然だと思っているが、国際的に見たら、イジメ。なんせ、科学的に見て、女性のほうが力が弱いですから。
クライミング界で起きているのは同じことです。対初心者に対して、対リーチの短い人に対して。
男性には(つまり、イジメている側には)、一生、気が付くチャンスがない、ってのが、問題なんだよな…。
あまりにも、身につきすぎているのである。
■ 国際グレードはプロの印
平山ユージさんがやっているクライミングジムのベースキャンプは、私が山梨の激辛?でもない田舎にしては、普通の辛さくらいのピラニアにいる頃、頑張っても、頑張っても、報われないクライミング初心者の私をよろこばせようと、山岳会の先輩が連れて行ってくれた…ら、めっちゃ一杯登れる課題があって、あれも登れた―、これも登れた―と、めっちゃ楽しくなったジムである。
ムーブについて、あれこれと、頭をひねったり、なんだりと、クライマーに考えさせるのは、後でもよく、そもそも、まだクライマーになっていない初心者時代は、最初は登れる体験を積まないと、”考えてムーブ解決する気力のタンク”自体に
”やる気”
というガソリンがたまらないのである。
これ、何がおもしろいの…?みたいになるだけ。それで下手したら一日で来なくなる。
■ ジム10回で身につくクライミング力とは?
私も、3年くらいは、たまに行く程度で、ピラニア10回で、西穂は制覇したと思う。
夏山縦走で、ちょっとした難所と言われる場所が、鎖なしで通過できる程度のクライミング力は、登山道の4級なので、ジムに10回行けば、身につく。
スピードには個人差があると思うが。まだ、フリークライミング以前の力である。
■ 次はビレイの習得
ビレイの習得には、ジムではなく、リード壁に、週2回で半年は通わないとビレイを理解できるようにならない。
落ちないクライマーをビレイしてもビレイは身につかないので、外岩で習得する、というのはない。
■ 通うようにならないと、外岩の5.9は登れるようにならない
で、ここまで来てからやっと外岩デビュー向けのジム通いが始まるわけだ。
外岩の5.9は、ジムでは5級くらいの登攀力で、これだと、正対とフリの違いが分かる程度の力で、特にダイナミックなムーブなど知らなくても、3点支持と2点支持ができていればいいのである。
私は、山岳会に入会後すぐのころがこの段階だった。
5.8のリードはクライミングをスタートして3か月で出来たし、初めての岩トレはアイゼンで4級の岩場を登ったので、2度目からそこはクライミングシューズでリードしている。三つ峠も同じで、2度目からリードしているが…その程度の力は、小川山の5.9は辛いので、登れない。
私が5.9で落ちなくなるのには、2年半くらいかかった。ジムには、回数券で通って、ピラ37回で到達したようである。
こちら:
https://allnevery.blogspot.com/2020/02/blog-post_94.html
5万ちょいくらいかかかっている。回数券だったから、一回1500円くらい。
ラオスのほうが私には効果があったようで…ボルトの遠さがいかに私の成長の阻害要因だったか、分かる。
■ 今回ではどれくらいの、のりしろが取れるんでしょう? 年を取ったクライマー問題?
自分では、例えば、5.11(7A)が確実になればいいなぁと思う。
どんな11でも、と言いたいところだが、この際、クラックやワイド、アイスは棚上げだろう…
一皮むけるってどんな状態なんだろうな?
野岳のイレブンが初オンサイトくらいで、クライミングからは怪我やコロナ、岩場の問題で離れているので、再開するとすると、そのくらいが目標かな。
5.11というのは、ジムグレードでは、4級が確実なくらいだろうか? 5.12=3級、みたいなイメージなんだが…。
今行き始めたジムは、5段みたいな雲の上な人もいるらしいんだが…たぶん、何を言っても話が合わないだろうと思われ、できれば、軋轢なく、私は、悪目立ちすることなく、大過なく過ごせたらいいな~と思っていたりする。
基本、強い方と話があったためしがないのである。中根穂高さんとは話が合うが。
そもそもツヨツヨの方って歩けませんよね?それに山もやらないし。開拓も興味ないし。
強いのは、素敵なことですが。あ、小山田さんとは話あいます。ギンちゃんともあいます。
そういえば、小鹿野のマサさんや、道場のヒロさんともあいましたっけ…忘れてた。
ただ、話が合うボルダラーと出会ったことがないだけなんかな?
■ ムーブの解析力が抜群の店長さん
店長の小島さんは、長くジムをやっているだけあって、ムーブの解析力が抜群である。
そーいえば、福岡で5.13が登れると豪語していた女性のクライマーで、ジム店長だった人いたが、教え方が分からない、と言っていたよなぁ…
クライミングがうますぎて、なぜ一般人が登れないか、分からないそうだった。
女性なのに背も高くて、リーチの問題も分からないそうで、しかも外岩ではロープワークが私のほうが上、ときたら… パートナー、組みようがないですよね? 私がコーチ役のドレイヤーにされてしまう。しかも、その人、カム持っていないとかで、あきらかに私のギアに便乗しようという意図が見えた。
国体レベルの人だったが、どうもちやほやされすぎて、道具はみんな、山岳会のおじいさんクライマーの借り物だったのかもしれない… ギアはそろえる意思を持つだけのことだしなぁ。その意識すらなかったら…。ロープは自分のを使うものですよ。
余談だが、ロープを自分で持ってこないクライマーとは私は組まないのである。
さて、そんな人が、奥村さんのやっているクライミングインストラクター協会のクライミングガイドになっていたのを見て、ほへー!なんじゃこりゃ?!と思ったが… この意味は、あんな奴でもなれるなら、誰でもなれるって意味じゃ???って意味である。
しかし、冷静になって考えると、私がいくらロープワークや思想、ビレイに確実性があっても、身体的条件で、5.12、5本をオンサイトって可能性は、今後ほぼない…0.0001%みたいなもので、それなら、登れる彼女にインストラクターの思想を叩き込んだほうが早いよなぁ… 年齢も10歳くらい若いわけだし。
九州には、まともなクライミングを教えるクライミングガイドが誰一人としていないので…。つまり、彼女にそのバトンは渡され、それを受け取るのにふさわしい人は彼女だと私にも思える。
まぁ、杉野保さん亡き今、まともなクライミングガイドは、本州にもいないが…。トップロープ張るだけガイドは、インストラクターとはいえない。
しかし、そもそも、クライミングに必要なロープワークや危急時の技を教えるのに5.12が5本オンサイト出来る能力は要らないのではないだろうか?
■ 相手を育てる=女性が得意な脳の使い方
青ちゃんは、もぐりのクライミングガイドだった。ガイドというより、岩場のそばに家があるから、宴会場かな?
遊びに行ったら、サブガイド扱いされて、自分のクライミングができなかった…(汗)
私は子供がいないので、初心者のお客さんにどうやったら、楽しんでもらえるか?ということを考えていたら、脳がどうしてもそっちの方向に行ってしまい、考えに取り付かれてしまって離れない…
9級から、ムーブの技術的課題を組み込むなんて簡単に思えるし、課題シートの取り組みもそうだし、常連さんには自分でセッターをやってもらう、ってのも、思いつきそうだけどなぁ…普通に。
なんで、ムーブをかみ砕く、とかいうことが、男性クライマーは苦手なのだろうか?
ヨガの先生をしていたら、誰でもやっていることだけどなぁ。
これも、テストステロンの影響なんだろうか?
でも、昨日は、帰り際に、できなかったムーブを放置して帰る私が「まぁ、また打ち込めばムーブが出て来るでしょう」と言うと、店長さんは、無言だったが、だいじょうぶかなぁ…と言いたそうな雰囲気だった。
クライマーは、執着心をクライミング適性と考えがちである… しつこく登る人が好かれる。
それは、この習慣のせいである…。
かといって、あまりにも、手取り足取り過ぎても、相手の考える楽しみを奪ってしまう、と言ったので、店長さんには、発言を遠慮させたかなぁ…。
■ 男性は女性を察するのが苦手
しかし、この10年で、私が師匠の青ちゃんと3年、アラーキーと2年、米澤大先生と3カ月、そして、初心者講習を受けてくれた子供たちの観察、と、男性の生態を観察した結果的には、男性には女性の能力を察することは難しく、逆に女性に察してもらいたい、と期待している生き物のようだった。
私は、俺を察してもらいたい期待には、応えない方針だが…(笑)。
ようは、男性は、女性を正しく評価できないのでは?、と思う。
水泳の先生もそうだったし、テニスの先生もそうで、クライミングなら、男女差の激しいアッパーボディの力がいるので、余計そうなんじゃないだろうか?
クライミングでは、女性は女性同士で助け合うのがいいのかもしれない…とは思うが、女性でも、前述のクライミングインストラクターになった人のように、山岳会で末っ子役、アイドル役が与えられて甘やかされた人、ど根性を相手に要求する人、は、男性クライマーと同じで、登れるだけで、あとの他のことは何もできなかったりする。
のは、登れる奴がエライ奴、というヒエラルキーに囚われているから…。
登れなかったら人格も劣る?んなわけないでしょ?
…というので、性差より、生まれというか、環境なんだろうな。心暖かいクライミング環境で育っていないと、相手を暖かい環境で育てることができない。
そして、本人の意識の高さと自己規律。規律は自己に課すもの。
アルパインクライミングでは、意識の高さは、レスキュー技術やロープアクセス、危急時の講習会に出ているか?などで測れる。
フリークライミングでは、いったい何で図れるんだろう…?
分かる方、教えてください…
クリーンクライミングがそうだと思っていたんだけど、あのパタゴニアですら、高貴なクライミングエシックの守り手ではなく、陳腐化したクライミング習慣への固執者になりつつある今、誰をお手本にしたらいいんですかね?
この間、私がムーブ指導を受けている間に、子連れママの新入会者来ていたけど、登れるようになったのかなぁ…。
体験レッスンの人が、定着しないとすれば、グレード激辛のせいだろう…
たぶん、関西のジムは、東京への対抗意識で、激辛傾向みたいです。
その対抗意識って、競争意識が強い、と表現される性格で、別に一般的でも何でもない、悪癖に属すような性格なんであるが…
クライマー界はそういう人のたまり場なので、そうでない人材を見つけるほうが少ないような世界である…現実は。
リアリスティックに考えると、そうなので、だから、クライマーがやっていないジムが流行り、クライマーがやっているジムは一般大衆から敬遠されるのである。
現実は常に、原因と結果の法則通り、動いているのである。
一般人みたいな私がいると、たぶん、上級クライマーは煙たいであろう…
というので、借りてきた猫状態である(笑)。
参考: インドアクライミングのリスト
https://allnevery.blogspot.com/search/label/indoor%20climbing
【ジム】Day4 天寅、LiloCoffee,アンティークショップPanie…中国人の大阪乗っ取り進行中?
■ 2時間半をつぶす羽目に(><)
ジムの開店時間を間違って出かけてしまい、12時ごろ到着したら、大粒の汗をかいた店長さんが、ホールドセット中で、今日は開店14:30です~と言われてしまい…、予期せず、心斎橋のスペシャルティコーヒーのロースター、Liloさんに行くことになりました。
福岡のロースターで、大阪でロースター巡りするなら、ここ!と、おすすめされていたコーヒーショップなんですが…
なんか心斎橋の賑わいに出るのがおっくうで、後回しになっていた…。年を取ると、都会がめんどくさくなるんです…もう、大体わかっちゃってるので。
で、行ったら、中国人街になっていた!! 日本人はたぶん、私だけでした…(汗)。
もちろん、福岡から来ました!エチオピア系の豆が好みです!と言って、いいのを選んでもらった♪
なんか面白い取り組みしていました。大阪の人物の特徴になぞらえたコーヒー焙煎。
私におすすめされたのは、真田幸村を模したブレンドでした。
スペシャルティコーヒーも クライミングも、価値を相手に分かってもらうには説明が必要
- 柔らかく口で広がるクランベリーの酸味とグレープの甘味
- 赤ワインのような芳醇な味わい
- チョコレートを食べたときのような甘い余韻
2024/08/16
【ジム】Day3 なんと、纏足時代は終わっていた…
■ Day3 また靴買う羽目に…(><)
クライミングシューズって、ジムの煩悩が現れていますよね…
登れるようになりたい!というお客さんの煩悩に付け込むジム=キツキツの靴を買わせるジム、だと思っていました…
たしかにそういう側面があったよなぁ。
しかし、現代のクライミングジムで良心的なところは、もはやそういうことをしないのだそうです。
今では足入れがいいシューズが主流だとか…。纏足時代は終わったらしい。
浅草クライミングとか、東京粉末とか(こっちはチョークだが)日本のメーカーも出て、足形も日本人向きになり、たぶん、
痛いのがクライミング
みたいな、M傾向が改善されたのではないだろうか…
「悪いね!(もっとイジメて~)」
みたいな倒錯したマインドセットが普通のクライミング業界…。実はみんな、足痛かったんでしょうね~(遠い目)。
誰も言い出せなかった…のかもね。
というわけで、クライミングシューズ、買い替えになりました(笑)。
あー 入るものは入らないのに出る者ばかり…
夏山のバイト代はお断りしました…あんな人手が余っているバイトで、バイト代出すって言われても。
それより業務改善のコンサルタント費用的なものが私には合っていると思います。
もうほとんど、バイトって名目で入ったコンサルタントみたいな感じでした…っていうか、松下電機産業に新人で、ソフトウェアエンジニアとして働いたときから、業務改善の主力を担っている気がする。
当時、バグ管理データベースを作って、バグ(ソフトウェア不具合)がきちんと修正されるようにしたら、バグ修正でバクを仕込んでいた犯人が何人も明らかになった…(汗)。
もう、変な習慣をまともなことに持っていくお役目を天から使命として与えられているとしか思えません(笑)。
■ オクトス
オクトスさんっていう登山道具屋さんを教えてもらいました。
地味だけど、しっかり必要なものは置いている登山ショップって感じでした。
空堀の近所に、ウルトラライト系の登山ショップがあるのですが、買いたいものがないのと対照的でした…。実は、ハーネスも買ってもいいなぁくらいな感じなんですよね。
■ トレーニング Day3
まだ三日目ですが、勘みたいなものは、少しづつ戻ってきました。
4年ぶりに登ります、という女性二人組さんと、同じ課題を楽しく登りました。
ちょうど私がムーブを教えてあげられる段階にいる二人だったので、一緒に登って楽しく過ごせました。途中、超ツヨツヨの女性クライマーが来て、私にとってもお手本になるランジをいっぱい見せてくれて、勉強になった。あれをマスターしなさいと…。まぁ、そこまで行かなくても、理想形はあれです、みたいな?
一緒に登った二人はびっくり仰天…というか、えー!こんなの無理!!みたいなドン引き具合でしたが、クライミングって、そんなに早く、なんでもかんでも習得してしまっても、倦み、が生まれる時間が長いだけですので、
ゆっくり自分のペースで楽しく学ぶ、
ほうがいいのです。 先に何もかもを白日の下にさらして、バラしてしまうと、
自分のペースで成長する楽しみをお客さんから奪う
ことになってしまいます。
できないことが多い人= 俺なんて、私なんて ではなく、楽しむ時間が長い
と考えましょう☆
■ もっと初心者に親切になる方法♪
しかし、このジム、9級からしかないので、9級5本を登ったら、次は、8級なんですが、え?!8級?!という激辛なのです。
ここでいきなり躓く人多数… (私は、初見で登れました、念のため)
たぶん、これが、初めての外岩で5.8が登れない…挫折経験…みたいなのとフラクタル(相似形)だと思うんですが…。
現代のクライマーは、一つの挫折経験で、すぐ挫折するので、初心者時代ほど噛みくだいて、挫折ではなく、成功体験を積ませるようにしないと、続かないのです。
初心者なのだから、当然ですよね… 玄人のクライマーは、悪ければ悪いほど萌えます。
でも、同じことを期待できないから初心者って言うんだし…。
その8級、めちゃ悪スローパーで、そこは飛ばし(中継)にして、次のフットホールドは凹角使い、そして、プッシュ主体なのです。ジムクライミングの人は引くことしか最初考えていないです。ジム課題もそういう作りですし。
つまり、このジムの場合、9級で、これらの技術課題をすべて網羅しておかないといけないんです。
- 悪くはないが易しいスローパーが出てくる9級
- 凹角に足を置いて、両手放しで、レストできる9級
- プッシュを使って体を持ち上げる9級
を、それぞれに対して、3~5本くらい… 9級で作らないと、8級に移行する前に、お客さんは体が準備できないってことです。
(と思います、私はジムクライミングは分かりませんが、一般運動理論に照らすとそうなります。例えば、水泳やテニス指導者の教本など参考にしてください。一つの動きをばらして、部分を練習させる=ドリルが必要なのです。)
■ お客さんが一日登って楽しいように…
番号の配置も、大事だと思います。
素人さんのお客さんは、1,2,3,4,…と当然のように、難度を上げていく。
すると、疲れていくのに難度が上がる。
疲れても登れる、ムーブが楽しいのを途中に入れないと、また1をやる?となります。
疲れるにつれて易しくなれ、とまではいいませんが、どんどん難しくなるより、登れる奴もあるようにしないと… 心が折れます。
結局、次回にクライミングに来ても、何度も最初のほうの同じ課題をやる羽目になって、
このジム、登れる課題がほとんどない!
みたいな感想になります。
これって、歴史の勉強でやりました。私は歴史が苦手で、なんども歴史をマスターしようと独学で頑張りましたが、トライしてもトライしても、縄文時代で挫折。
分かりたいのは、戦後近代史なのに…。つまり、努力の仕方が間違っていたということです。
今、普通に戦後史を西鋭男先生で学んでいますが、逆から学べばよかったんだ~♪と思っています。
さて、ここで得られる教訓は?
難度は、シールの数字順に上げない。
そうしないと、疲れたころ、「もう登るの無いので帰ります」となりますし、次に来ても同じことが起こるだけなのです。
こんなの、お客さんの立場に立って考えれば、すぐ分かりますよね。
課題は、お客さんに対する挑戦状、ではないんですよ。
■ コンプレックス丸出し課題にならなくてもいいよ
たぶん、外岩課題は、ローカルクライマーからの、ビジタークライマーへの挑戦状という位置づけで、開拓されていると思いますが。
だから、激辛ですよね、田舎の課題は。
なにその、劣等感、って感じです。コンプレックス丸出し…。
一方、都会では、クライミングジムが流行していると思いますが、
挑戦状
じゃなくて、
ほら~、こうすれば、無理せず楽に登れるようになるよ~
って作りです。
そうすると、
楽し~
ってなりますよね。だって、こうすれば?こうすれば?って、手段の発想に志向が向くから、創造性も広がります。
■ 外でのクライミングだって習得は、練度
大体、アイスでも、WI4級は、”初心者でも登れるグレード”ってされています。それで1シーズン、つまり3カ月の間、週二日くらい登りこめば、WI5が登れる。WI6を登るには、WI5を2,3シーズン中は毎週のように氷瀑に通えば、登れます。というか、私の場合、登れました。男子はもっと早いと思います。
氷がない地域の人が、年に1回を毎年続けても、一生WI4ですよ。
フリーをやるとクライミングはどんなクライミングでも上達すると言われているので、やる人多いですが、フリーでいくらグレードが上がっていても、同じだろうと思います。アックスを刺したとき、壊れ、割れそうな氷がどれかを見抜く審美眼は、インドアでは身につかないからです。それ、別の技術課題でしょう。
ムーブが超簡単なアイスクライミングでも、こんな調子なのに、いくらジムとはいえ、9級5本で終わりなんて。
初心者は、一日目以降、いなくなるように誘導していませんかね?
8級になったとたんに、お客さんに
「これ、どうやって登るんですか~(><)?」
と質問されていたら、ジムの側が質問させるような作りってことなんだと思います。
その前の級で、非言語に教えそこなった、ってことかな?とセッターが自問すれば、それをばらした前の課題が作れる。
まぁ、その前の課題でも、お客さんは聞いてくるかもしれないですが… 例えば、凹角に足を置くなど… その時は、足も指定すればいい、です。
なんなら、身長ごとに指定する足を替えれば、
あー、身長で使うホールドが違うんだー
ということも伝えられる。
全く当然のようなことですが、外岩で10年登っていても分かっていないで、外岩に来ますからねー(遠い目)。
あの、超有名女性トップクライマーのヘイゼルが動画出しています。
参考: https://allnevery.blogspot.com/2024/04/blog-post_19.html
チビにとってグレードは意味がないんですよ。
だから、オリンピックの森さんは、たぶん、他のクライマーよりスキル上です。
■ 誰にでも共通のグレードは必要ないんでは?
ある開拓者から聞いた話ですが、ボルトを打つ時、平均身長ある自分の40cm下に打てば、大体、誰にでもクリッピング可能な位置になるそうです。
ホールドでもたぶん、同じですね。
でも、そうしないといけないのは、外岩は誰もが登るから。
今回のオリンピックの成果を見ても、
身長別のグレーディング
を導入するのは意味があることでしょう。じゃないと天才じゃない普通のキッズは楽しめません。
現在の外岩は、海外でも日本でも、男性の平均身長がある人に、有利な岩場の作りになっていますし。そのことの認識が、日本人男性の間に生まれないです。たぶん、海外に登りに行けば生まれるでしょう…
ちなみに私は、屋根岩一峰の5.10bで、手繰り落ちて、”今日一番アブナイクライマーアワードを受賞”して以来、クリッピング体制は万全の時以外、クリッピングしません。それでもプリクリしないよう努力していますが…。
■ あおりに負けるな!
それで、チキン呼ばわりされても。
それで、私が落ちたら、停めてくれるビレイ技術ありませんよね?あなた…。
そして、言い訳は、クライミングは自己責任、で言い逃れできる。
師匠の青ちゃんはこのあおりに負けて、インスボンで落ちていました…10mも。それでかかとを骨折して、登れなくなったら、バカみたいです。
外岩は、
- 1ピン目プリクリ
- テンションコールで激落ち無し
- スタートは厳密でなくてもいい
- 初心者は3ピン目取れるまで落ちない確信があるルートに取り付く
と思います。
1ピン目で落ちた蒼氷の先輩もビレイで私は停めましたが、ビレイヤーの私に激突して私のほうが脳震盪起こしそうな衝撃でした。
ので、重たいクライマーが1ピン目核心の課題に取り付くときは、男子同士でお願いします。
華奢である私のほうが壊れます。
以上、現場から中継でした(笑)。
2024/08/15
【淘汰されないために】一般の人の感覚でビジネスしないといけないんですよ
言っておきますが、クライミングジムビジネスでは
古いクライマーの価値観の押しつけ=淘汰の憂き目
ですよ?
こう言っては何だが、九州ではすでにクライミングジムの淘汰が始まっており、クライマーのやっていないクライミングジムは繁盛しているが、クライマーがやってるジムは繁盛していない。
のは、なぜか?というと、
古いクライマーのクライミングの価値観が、現代社会に照らし合わせるとほとんど虐待
だからですよ?
それを端的に描き出したのが今回の森選手のオリンピック。手が届かないんだから、スタートすらできない。
だれですか、私にエイドで鍛えてやる、とか言った人は? 手が届かないだから、土俵にも乗れないんですよ。
■ クライミングが大衆化するってことは、一般人の感覚でクライミングが楽しめる内容にならないといけないって意味ですよ?
これまでも小さい人いたじゃん?ってそれ、歴史に残る大天才のことでしょう。
リン・ヒル(158cm)、キム・ジェイン(153cm)… 男性で世間の標準身長がある自分だって、リンヒル並みに登れないんだから、リン・ヒルを持ち出すなら、あなたがリン・ヒルを超えてから言ってほしいわ。
日本人の遠藤由香さんだって、ショルダーされていますからね。
それにサフィアを見れば、分かりますが、ギンちゃん、世界最高難度を登るのに、地面にある石に載って、そこからスタートしていますからね。
あれをズルだというのなら、スタートできなくなります。
こちらにたけちゃんねるの解説がありますが、これを一般社会に受け入れさせよう、というのが間違いの元です。
https://www.youtube.com/watch?v=RHPW4sQFjDU
■ 昔の人のクライミングの価値観
さて、昔の人の価値観と現代の価値観が合っていない…というのは、登山でもあります。
例えば、「称名滝コースって急だと聞いているのですが、具体的な危険は何ですか?」など… 昔の人は、
「山ヤならそんなことくらい自分で調べてから来るもんだ」
くらいな勢いで、そっけないです。
しかし、偏差値74でガイド資格のある私が、山の専門サイトであるヤマレコで調べても、あいまいな情報しか出てこないんですよ?
つまり、
山小屋が、適切で正確な情報を出す一次ソース
なのです。
なのに、情報を出していないから、別の人が親切心で、あれやこれやと中途半端な情報を出して、憶測を呼ぶわけです。中途半端な情報に踊らされることになる。
これは、単なる小屋側の責任の回避です。
災害が起こりそうだ、というのに、災害の専門家が、住んでいる行政に従うように、と責任逃れをしているのと同じです。行政は災害の専門家ではないから、「正直、何をしたらいいのか分からない」と言っています。専門家は、国税で雇われているくせに、回答しない。
山小屋が、所轄の登山道の解説を出さないで、誰が出すんです?
■ ジムの運営
初心者に優しいジムです!
とホームページで歌っておきながら、
ムーブは教えません
とか、
課題が激辛で、初心者は登れる課題がない
など、
言行不一致
です。
言行不一致ってのがもっともマーケティング上の失敗
です。
だから、せっかく集客が奏功してお客さんがが来ても、初日以外来なくなるんですよ…
そりゃ登れる課題が、数個しかないなら、誰だって、一日で飽きちゃいます。
そして、サービスを向上させようと思って、常連さん向けの課題を充実させる…と、さらに激辛化。
初心者をどうしたら、常連にしていけるか?そこに寄り添ってください。
■ 成功しているジムは、何をしているか?
私は、成功しているジムと言えば、平山ユージさんがやっているベースキャンプか、内藤さんがやっているアクティバしか知りませんが…。
どちらも、店舗拡大して、平山さんは、もはや大企業のオーナーと言っていい様相ではないかと思いますが…
ちなみに、山梨の内藤さんのアクティバも店舗拡大しました。
どちらも特徴は、初心者でも登れる課題がいっぱいあるってことですよ。
アレも登れる!これも登れる!たのしー!ってなります。嘘だと思うなら行ってみてください。
ラオスも同じだし、カリノモスアイランドも同じです。
同じ1700円払うなら、一日目一杯遊べるほうが楽しいに決まってる。
たった1本の5.12に、うんうん唸りながら一日中波状攻撃をする、っていうのは、古い登り方です。菊池さんもそう言っています。
海外では、昔から、誰もそんなことしない。
楽しくなければ、成長ホルモンも出ません。
一方で、先細っていっているのが、昔の倫理観に固執している岩場です。
トラッドの激辛の岩場で育った私が言うのもなんですけど…。
■ 適切な難度
人が成長するには、適切な難度、というのが、もっとも早いペースなんです。
その適切な難度…が、
クライミング黎明期の方の基準に合う=天才に合わせてあり、一般市民レベルには合わせていない、
です。
大衆化というのは、一般の人も登るっていう意味で、一般の人が天才になる、って意味ではありませんから、
天才の側が、無才の一般人に向かって、これくらいクライマーならできて当然
と要求するのは無理があります。
それくらい分かりますよね?
ですから、
クライマーなら、自力でムーブをばらせ
とか、
クライマーなら、リーチ問題くらい、自分で解決してから来い
とか、
登山するなら、危険個所くらい自分で判断しろ
とか、
セカンドなんだから、ダラリンビレイでも登れ
とか、
全部、ムリゲーなんですよ。それでお金くれる人いると思います? いません。
そりゃそうだ、昔のクライマーはみな、お金払わないで登っていただけなんで。
サービスの対価としてのお金が欲しかったら、お客さんが喜ぶことをしないといけないんですよ。
ビジネスと、クライマーとしての自分のポリシーは分けましょう。
じゃないと、ジム倒産ですよ。
大体、古いクライマーがクライマーの価値観に固執している場合に、倒産している。
かといって、外に岩に、ボルト連打しろ、って言っているんじゃないですからね!
九州ではイケイケの癖に、ボルト連打のエイドルートをフリー化したら1m置きにボルト。これの、どこがまともなクライミングなんだ?って感じでした。
古き良きクライミングの価値観は、あなた個人が守るべきもので、他の人に押し付けるものではない…ってことです。
あくまで、今の力に適した難度の課題を与える、と考えてください。
■ 一般女性のレベル感
一般女性は、9級や10級でも、一か月そればっかり登ってるくらいですよ?
ピラニアで見ました。
男性でも、昨今は、大学生でも私が登っている課題を登れないのは、普通です。
私は初心者向けの外岩講習ができるくらいな技術レベルです。私個人は、例外で、人工壁を登り始めて3カ月で外岩5.8が登れました。それは、おそらく以前にバレエとヨガをやっていたからです。運動神経は中の上、通知表で言えば4くらいです。それでも、ジムの4級はまだ登れません。5級止まりです。
私は谷口ケイでも、リン・ヒルでもありませんが、そこいらのジム上がり男性クライマーが到達できない程度のクライミングに対する理解は持っています。かれらが私が登った場所を登れないのは、そもそも、ロープワークがおぼつかないから危険で連れて行けないだけです。人的ミスでチョンボする可能性が高い。連れていく人だって、死にたくはありません。
そのクライミング知識と、クライマー界では珍しい堅気の一般社会人の知識を合わせて言えば、
クライミングジムが淘汰されるのは、寄り添うべき相手を間違えているから、
です。
トップクライマーや常連さんは、ギンちゃんの例を見れば分かりますが、ほっておいても勝手に成長していきます。
じゃなくて、勝手に成長できないのが、普通のお客さんなんですよ。
他のスポーツではコーチには名誉があります。クライミングジムは、
入門者のコーチとしての自覚
を持たないと、淘汰されます。
入門者はだれだって、クライミングを分かっていないジムにコーチされるより、分かっているジムにコーチされたいでしょう。
クライミングを分かっているジムは、自信を持ちましょう☆
【クライミングによる地域おこし】重鎮の方々へ:地域の人、ってローカルクライマーのことではないですよ? 一般市民のことですよ?
最近、研究していて分かったことなんだが…
クライミング界の重鎮
= ただクライミングが上手だった人
= のうち、山で他の奴が死んでしまい、生き残った歴史の生き証人
= 日本をどうするか?とか○○町をどうするか?という視点はない人
= 地域開発のド素人さん
= いまさら、俺に言われても…俺、何をしたらいいの?
かもしれん…。
大体、登れる方って、
「登れる俺をみてみて~」
という原始的な欲求に素直な人だった、ってだけなので…
・自分がどうふるまえば、みんなの役に立つか?とか
・日本経済と世界経済の位置づけ
・第二次世界大戦後の日本社会がどういう風に向かい、これからどう向かっていくか?
というような、
おりこうちゃん
なことは興味がないのが普通である。逆に
社会貢献
なんてことは、やってる奴はうそつきだ、くらいな勢いで憎んですらいるかもしれません。
なんせそーゆ―奴のせいで俺の存在がかすむんだよ、くらいな思考回路なんで。
もちろん、登山界には、立派な方々が一杯いました。医師、大学の先生、など、しかし、クライミング界には、とんと聞きません。
なぜか? クライマーって、逆に社会的不適合者の集まり、だったそうなのです。そして、そのことに誇りすら持って、キセルやったりと、むしろ仲間との連帯を強めるために、犯罪行為に手を染めることすらしていたみたいです。不良少年と同じ心理です。
その文化的名残が、
超ランナウトして、粋がって見せる
ことです。
例えば、小川山のカサブランカは、超人気課題ですが、ハンドなので、クライミングムーブとしては易しいです。
で、カム3つで登って見せる、ことで、同じ課題を登っても、
粋がって見せる
ことができます。つまり、もう、ハードで難しい課題を登れなくなった人でも、カッコつけることなら、できるのです。
それを、かっこいい!と思ってしまう若い男性がいるのは、たぶん、その男性の心が人間として成熟していないからです。
まぁ、同じことで、人は異なるスピードで人間として成熟します。
10歳で、自分が欲しいお菓子を兄弟に譲ることができる子供もいれば、50歳になっても、人のものが欲しくなり、人のモノに手を出す…例:不倫する…ような人もいます。
つまり、ボルトルートのランナウトは、人間的成熟の問題とかかわりあっているって意味ですね。
同じことが、クライミングによる地域おこしに言えます。
■ 隠れてコソコソ登る時代は終わった。じゃ次は何をすればいいの?
”地域のためになるクライミング”って、そこに住民票を置いている一般住民にとってためになるクライミングって意味で、
ローカルクライマーにとってためになる
って意味ではありませんよ???
なんでそんな理解になったのか?
私が理解するまで時間がかかりました…。
歴史的にクライミング界は、現地の岩場に近い場所に存在する山岳会が使っていた、ゲレンデを、都会から勝手に許可なく、やってきたフリークライミングのクライマーが、その山岳会に無許可で、フリー化、してきたという経緯があるので、その東京組み?都会のクライマーからすると、
地域の人、という言葉が、ローカルクライマー、という意味に聞こえた、
のでしょう…。
違いますよ。
アクセス問題に発展した場合、登攀禁止を宣言するのは、誰ですか?
地主さんをはじめとする、地域の一般の人びと、でしょう。
だから、地域の一般の人々にとって、メリットがない岩場はダメな岩場って意味なんですよ?
岩場って、その人たちの資産であって、あなたのモノではないんですよ?開拓したとしても。
小山田大さんが、登山道の整備用募金で、岩がある地主さんに、現金を還流したら、ローカルクライマーである庵の民が激怒した、ってのが、比叡や日之影の失敗の理由です。
小山田大はけしからん、って? それを言う人は、岩場を私物化しているから、そう思うわけです。
しかし、地主さんにメリットがないのに、岩を登らせてもらいたい、って、
人の家にタダで住みたい、っていうホームレス並みの発想
ですよね?
そんなの、おかしいって普通は思うでしょう。
まぁ、クライマーに普通を期待するほうが間違っているのですが…。あいつらの頭の悪さは、一般のまともな市民の想定を凌駕する、想定外の頭の悪さなので…。25+35が分からないくらい頭が悪い。
ということで、こちらが、クライマー側の誤解を慮って誤解を解いてやらないといけないですが…
今回も盲点でした。町づくりの本とか、クライマーが読んでいないからでしょうね…
地域一般の住民への説明努力
ということの中身は、
地域行政官、地主、岩場の近所にある民家の一軒一軒
ひいては、
岩場がある〇〇町住民の一般の方々
って意味ですよ? 〇〇山岳会で80代になっている人ではない。
なんでそういう理解になったかなぁ…ということが分かった論文。
今後の課題が分からないという課題が書かれている。
こーゆーのを何とかすることが求められているんですよ… ↓↓↓
大阪上町台地の一等地でも過疎化が進んで、がーらがらの地域経済