2020/09/17

自分のお米を得ることになった経緯がすごい

私が初めてのお米に至るまで…を振り返って、しみじみと人生は、人間万事塞翁が馬、ご縁に満ちているなぁと思います。

これまでのシンクロニシティ(ご縁=因縁)

1) 福岡転勤でクライミングパートナーに困っていたら、山梨時代のクライミングの先輩が九州転勤に…

2) 一緒に油山川に登りに行ったら開拓者に会った。HPで知っていて前から会いたい人だった。

3) その開拓者と鹿児島へクライミングに行き、怪我。傷心中に道の駅で女性の農業者と出会い、簡単にヒーリングしてもらう…という出来事があった。

4) その方が年賀葉書を下さり、そこに自然農の本が紹介されていた。ちょうど、友人から誘われて行こうとしている集まり…福岡自然農…だった。ちょうど、マキイ農園でアルバイトが決まったところ…。同じ時期に、FBで”楽しい自然農”に参加。そこの主宰者がなんとその女性農業者の旦那様…。すぐ鹿児島に会いに行った。

5) マキイ農園は自然栽培で自然農とは異なった。私が長年、消費者として考えてきた良い野菜とは…の結論と違うことが判明…ところが、松国の畑が、ちょうどよい具合に空きがでて借りれることになった。急遽、田植え…。

自分のお米を育てる事ができるラッキーの起点が山梨時代から続けているクライミングにあるとは…。

実は、山梨では明野に農地を借りたら、平均一反5千円のところを2.5万円も払い、堆肥代や苗代、道具代がすごかったのと畑まで1時間もかかり、これなら買う方が…と結論せずにはおれませんでした…畑にはご縁がなかった、という感じでした。

福岡に来て、よいご縁を得て、自分のお米を手にすることになり、とても嬉しく思っています。


2020/09/14

クライマーの自主性のチェック項目

 クライマーの自主性のチェック項目 これは石田さんのブログからの引用です

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・トライするルート選択

・各自のトライ中のリスク管理

・ヌンチャクの本数などのトライ準備

・終了点などのロープワーク

・ラインのルートファインディング

・そもそものアプローチの岩探し

・ホールド探し

・フォールの恐怖心コントロール

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他にあったら知りたいです~

2020/09/12

エイドダウン敗退

 ■石田登山塾

今日は偶然、懐かしい石田登山塾のブログを見ました…石田さん、お元気かなぁ…。

http://ishidatozanjukunisshi.blogspot.com/2020/09/blog-post_9.html

私は、クライミングを知らない登山者時代に石田さんから、”ランナウト”という言葉を教わっているのですが…。

はっとこの方こそ、日本のクライミングを良くしてくれる人かもしれない!と思いました…

エイドダウン敗退という言葉すら知らず、エイドダウンで敗退した一回目のリードトライの小川山レイバックを懐かしく思っていました…記録を振り返ると、私もそれなりに

”分かっていないクライマー”

でした。ただ私は、”迷ったらハードプッシュ”ではなく、”迷ったら敗退”を旨としているクライマーだったのです。ハードプッシュ派は死期が近くなると思います。

■2013年12月7日

一度アイスの講習に出ただけで、次からその講習で会った人といきなり小滝。そこで石田さんにロープを貸してもらったんだっけな~。 

http://iceclmb.blogspot.com/2013/12/blog-post.html

今思っても危ういなー。しかも、そもそもハイキングしかしないつもりで行っているし。この時は、ハイキングすら経験がない完全初心者にギアも貸して行って、私の負担が大変だったのでした…。

次回から貸せないというと、心が狭いとなじられたのでした…けれど、アイスはお金がかかるクライミングなんですよ。ギアだけで、10万円はかかる。

■ 初エイドダウンの歴史

初めて小川山レイバックに行ったのが、2014年6月。

https://stps2snwmt.blogspot.com/2014/06/blog-post_30.html

以外に登れる感触だったのでした。ただこの時、MYニューロープを先輩、ちゃっかり、自分のクレイジージャムのRPに使っちゃったんですよね~ ちゃっかりしている人ではありました…。

■ 小川山レイバックで初のエイドダウン敗退  2015 10 28

その時の経験値のまま、これまた完全初心者と出かけた小川山レイバック。楽しかったですが、まぁとりあえず、下を見て、ビレイヤーのビレイ位置、立ち位置も真下ではなく、近づいてもらったのですが…。

一回目で登れた薄被りの中間部を落ちずに超えることができるかは謎だと思ったので、カムエイドで降りてきたのですが…

その後カムが抜けなくなって、悪戦苦闘したのでした…(笑)。今となっては良き思い出。

https://stps2snwmt.blogspot.com/2015/10/blog-post_28.html

エイドダウン敗退…っていうのですね~。まぁ、ほとんど経験値が増えていないのに、良く取りついたもんだなというのが、真実ですね~ 

九州の無謀クライミングに驚いていますが、九州ではなく山梨でも、指導者がいないとまぁこうなるわなー、自分も含め。

しかし、指導者がいると今度は、成長を阻害され、依存的なクライミングになる、というのも真実なのです…。自分がリードしたいか?できるか?を依存してしまう…

というので、雑草系でサバイバー…と言えるかな~と思いました。

しかも、ほとんどのきちんとしたクライマーと感じる人たちは、みなこのような雑草系&サバイバー系で進んできて、時折、アドバイスを貰ったり、師匠ができたりするようなのです…

正しく成長してきたってことかなぁ…

2020/09/11

Account for fall accidents

This picture came from 2016, September 10th.

It was the route that I am so familler with.  I had climbed this route 4 times without falling prior to this fall... actually this happend because I tried something new... on the move I usually goto left, I had tried right...

Anyway, this is the blog of the day...

https://allnevery.blogspot.com/2016/09/blog-post_88.html


This is the condition...

1)The route was the one I am familiar with.
2)the crux is in the beginning
3)the belayer was new
4)the belayer was testing the device for his first time
5)the rock condition was not good(a famous guide were falling at 5.10b witchi is just one grade above this clilmb)

In retrospect, I should have worn the helmet, but then, I was totally unaware of my risk since I had developed my habit of not wearing my helmet in free climbing, not ice climbing nor the alpine climbing, since unexpected falling ice or fallen rock is the part of the game in those climbing... but free climbing, usually those risk are considered eliminated.

I was tying up the knot with a new guy since this climb was not starting from my idea, it was the climb I was asked to come, so I had to go, and if I had to go, I needed a belayer... so this was a sort of "hasty climb". This was one risk.

So I had to lead climb at the first thing in the morning, since it is the climber's ritual that who invited the climb has to climb and sort of "entertain" the other.

I had known this belayer from my climbing mentor's climb, and he had told me he climb up to 5.12, which takes about few years for anyone to climb that grade, unless you are super talented... then, by now, you are already famous... so I trusted him. Later I was told from my mentor,  " I told you I don't like him".

Sadly, by this accident I was told so many other climbers that he had developed bad reputation so no one like to tie him up since his belay is so bad... anyway, I did not know. Also I trusted him because I met him in my mentor's climbing party.

What I would say to myself 4 years ago?

 I am now getting back with my knee injury and muscle tore injury of the same legs... my cut in the head was 7 stitches and compare to my leg injury, the head injury was light influence to my climbing activities... leg injury has much more severe impact on climbing, since you can not climb at all with leg injury.

On the contrary, I was climbing the next day after this head injury.

I would say, this head injury made me less trusting my belayer. I don't trust most of them, including veterans.

Usually in japan, experienced climber means someone from alpine climbing but those climber had never fallen first of all, also had never "caught a fall" usually.

So they are not at all used to... this young man who did not catches me back then is a good belayer now, but I think my climbing mentor still thinks that casual fall is no no... but in free climbing(not alpine climbing nor just cragging) , climbers are falling 90 percent of the time, since challenging somewhere he can not climb, is the whole story of the game, so falling is a part of the game...

It is true that you should not fall with a belayer who are new to you, and you are unsure about each other's skills. But the definition of free climbing includes frequent fall, whereas in alpine climbing, fall means death... in the free climbing, nice thing is, falling does not mean death at all, it is a everyday business.

So I now, I am very scared of falling, especially with new belayer, I am entitled to freak out, of course...  I am entitled to, I was almost killed. Give me a break.

I only need trustworthy belayer who does not drop me on the ground and that is not at all asking too much.  On the contrary, it is sort of minimum request.

I never let my climber fall on the ground, never. That is the norm and I am only asking what I offer to the other people back...





2020/09/09

千日回峰行にみる本当の自己責任とは?

千日回峰行で、万が一行が続けられなくなった場合に備え、埋葬料10万円をもって歩くというくだり。これこそ、正しい

クライマーの自己責任

じゃないか!と思ったのですが…

ところが…現代的な埋葬費用を調べてみたら!!!

231万円なんて持って歩けない(笑)!!!

日本のお葬式費用 231万円
アメリカは44万4000円、
韓国は37万3000円、
ドイツは19万8000円、
イギリスは12万3000円
(婚葬祭業の株式会社サン・ライフの資料による)

このデータだとイギリスが一番質素なお葬式みたいです…日本ではお葬式にかかる費用のほうがコロナ禍で生き延びる費用より大きいかもしれない…

2020/09/07

下手くそビレイヤーで手繰り落ちの事例 





これが人工壁での練習が必要な理由です。手繰る時間は全然あるのに手繰れていない…ビレイヤー下手すぎです。


2020/09/04

前項からの続き…

アルパインのルート、少なくとも沢のような本チャンに含まれるルートでは、そういう話は聞かない…

でも、まぁ 山というのは懸垂技術があれば、そして登り返しができれば、まぁ大抵のところは、どうにでもなるものだ。

余談だが、私はアルパインのクライマーで、最初に懸垂を習ったので、懸垂で不安に思ったことはない。なにしろ生まれて初めての懸垂が雪上だった。私が最初にお友達になった大自然は、雪で、その次は沢、そしてアイスだ。岩とはまだちゃんとお友達には、なり切れていない…あと一皮むけたら、お友達具合もしっくりするかな…

話がそれたが、クロステオテ沢を偵察に行った記録が上がっており、それを敗退を重ねてトライ中の人に渡すかどうか?だ。

愉しみを台無しにしてしまうだろうから、渡さないのが親切というものだ…

だれかほかの人が登ろうとしていますよ、という情報も、意欲を掻き立てる情報であってほしいと願う…

一方のラッペルで入った人のほうはちょっと興味があっただけのようで、海外にも行けないこの時世…気持ちは分かるなという気がした。どこか誰も手を付けていない奥地はないか…そうだ、九州がある!そう思ってしまうのは致し方ない。

大自然は誰のものでもない、誰が登ろうと勝手だ。
という論理を持ち出す人は、大体自分でも、心豊かな山をし損ねている人が多いような気がする…

山をするには、自ら課題を見出す才能が必要だが…課題というのは、地道に尾根の一つ一つ、谷の一つ一つをしらみつぶしに歩いていて見つかるものだからだ…そのようなプロセスを経ず、すでにある記録の延長戦で登ろうとすること…それ自体は、さして間違っているとは思わないが…誰だって、登山大系を読んで夢を膨らませる…

が、アルパインでも有名な現象だが、赤本を終わってその先が何をしてよいか分からない人が出てくる…

赤本の裏表紙にも書いてあったが…若い人には書いてあるルートを難易度順に登って満足、という先人の足跡だけをなぞるような山をしてほしくない、と書いてある…

前項からの続き

しかし、指導者がない昨今、グレード飛ばしは危険で、レベルを一気に上げたら、どうなるのか…よく判明しないことが多い。
未知のルートは一部のトップクライマーたちの特権のようになっているし… (未知のルートは難易度を求めなければ山とあり、対応力などはそういうもので磨くことができる)
一部のトップクライマーと一般クライマーのスキルがかけ離れ過ぎているというのが今の現状だ。
まぁそんなこんなこともあって、国内には未踏のルートはほぼなく、おいしい思いもできそうにないので、いかんせんフリー化を待っているような、落穂ひろい的な山になるわけだが…まぁ当然だが、そこには先人が…すでにローカルで登ろうとしている人がいる、というのは、想像に難くない。
そうして大体そういうクライマーは、地元では知られている人たちであり、温かく見守られているものだ。
若い人はそんなところに、若さに任せた強引な登りで…例えば、ラッペルして偵察するようなやり方でなく、ギアも使わず、きちんとグランドアップで初登してほしいものだ…
一応アルパインの初登としてアップする気なら…ラッペル偵察ありではアルパインの精神を損なってしまう…
もちろん、ギアもエイドを出したら、違う意味になる…
そうなると一筋縄ではいかないだろうが、一筋縄でいかないからこそ、面白いのだ。
楽勝だったということを誇示するために、シングル一本でマルチに行きました、というような粋がりは、アプローチ5分で泥でヘリ横付けできるからである…いざとなればシングルで降りて、もう一本ロープを取りに帰っても、まぁ間に合うのであるから…
そんなことができないシリアスな山をトップクライマーはやっている。そういうところを学ばないで、結果だけを取り去っていくのだったら、何が楽しいのだろうか…

前項からの続き…

■例えばインスボン…

3回目のインスボンでは、いつも私のニーズを後回しにされるのに、懲りていたので、あらかじめ行きたいルートを告げて行っていた。しかも、いく少し前に膝を脱臼し、歩くのすら、やっとこさ…クライミングは登るのはいいが、アプローチの下りが膝に来るというので、アプローチが…となっていた…。

さんざん事情を説明したのに、ショックなことに、また相方の行きたいところに騙されたように連れていかれてしまった…しかも通常より困難なアプローチで…。ええっ?! 昨日まで、お腹いっぱい登って遊んでいたのに、まだ”私の番”は来ないの?

翌日は喧嘩別れした。あることを誘われ、嫌だと言ったら、向こうから姿を消したのだ。

何を嫌だと言ったのか言えば、誰だってそりゃ嫌だと思うだろうと思う。というので、私の番、がこないパートナーと登るのは…今後は辞めたい。

■ グランドアップ=本チャンの命

さて、クロステオテ沢だが、ネットに記録が出ており、そのブログ主から今回アップデートの山行報告があった。パートナーゲットも含めて数年かかりで取り組んでおられ、好感が持てる記事内容だ。グランドアップにこだわり、敗退を重ねながら、じわりじわりとザイルを伸ばしていく…
なんでも瞬時に手に入る現代、このようにすぐに手に入らない世界があってもいい。というか、そのほうが私は好きだ…

雪の権現に通っていた時は、大体三ツ頭までしか到達できず、何度も敗退を重ねていた…やっと登れた時は春山で…日が長くなったから登れただけだったんだが…山頂の雪は解け、技術的にはむしろ難しくなっていたように思う…でも、この山に通っているときは本当に楽しかったな。何回通っただろう?たしか7回目で登れたんだっけな…

権現は八ヶ岳では難しいほうに入る。赤岳はテクニカルだが、距離が短く、人けが多いので、あまり力にならない上、リスクテイキングですらない。フリーみたいな入門雪山だ。

赤岳で息切れするようではアルパインは無理。権現はテクニカルな部分はないが、長い。小屋もないのでリスクが大きい。

ので、権現を済ませて赤岳に行けば苦しいことは何もない。逆は大いに苦しむだろう…

初級の山から少しづつ難度をあげ、安心領域を増やし、ついには、敗退せずには成し遂げられない課題を見つけ、そして、何度も敗退を重ねて勝ち取る…そういうアルパインの本質的なところをやるのが楽しいことだ。

オンサイトから、レッドポイント的な山へ…というか‥‥

そこで残念なのがラッペル… ラッペルというのは、クライマーには、麻薬と同じことだ…甘い誘惑。
ラッペルで下って、一度でもルートを見てしまえば、下から登って初めて見るという光栄には、もうあずかれない…
でも、安心は増える‥‥  
実際ラッペルなしにルートを引けない岩の課題も存在する。難しすぎて、グランドアップではプロテクションを打てないのだ。グランドアップでプロテクションを打ちながら登るには、岩ならリスやクラックが必要だが、クラックはまだしも、リスがある岩というのは、要するに脆いという意味だから、両立しない。結局のところ岩場の課題はラッペルでラインを引いて、そこを登るという楽しみを優先することにしたのだ。
だから、初登者はオンサイトしていない…再登する人は、プリいセットされているボルトを使える。だからオンサイトも可能だ。
オンサイトしたい、フリーで登りたい!という執着が、もはやないということが開拓者なのだろう…
ということに岩ではなっている…が

自己証明のための山

前項からの続き…

そういう中で、白亜スラブは実力を証明するために行きたかった山だったろう…。
 
本州で登った場所を言っても、九州の人は、分からない…九州のルート名を言わないといけない。そのために行きたかったんではないか?と思えた。

それで白亜スラブは私はフォローでエイドも交えて頑張ることになったが…。リードクライマーにもあまり良い内容ではなく、反省が必要そうだったが、まぁ登れた。

その後、色々考えてみたが、ショートでもクラックでロープがスタックしてもあまり反省しなかったり、懸垂ではロープジャムしたまま部分遣いで降りてしまったり、下降点を間違えたり、色々と事故の予備軍的な点が思い起こせた…。屋根岩2峰のときや摩利支天の時は、懸垂でロープ長が足りなかったこともあった。

その後、私がリードで取りつきたい黒髪山に誘ってみたが、私のためにフォローをしようとは考えてくれないようだった。
というので、私は大体、マルチでは後輩をしてくれる人に不足しており、自分がフリーで登れないところを付き合いでフォローしてやっている…というので、私から感じるところでは、弟の遊びに付き合っているような感じだ。実際の年齢も下だし。

余談になるが、これは師匠だった青ちゃんと登っていた時も同じで、弟、という感覚になるのは、相手のほうが要求を我慢できない、からだ。

アイス初年度の新人クライマーのかっちゃんや私には、醤油樽の滝が新人のリード先としては関東では定番だが、青ちゃんは自分が面白くないので行きたがらない。

自分を相手のために曲げることがなかなかできないのだ。インスボンも同じで、自分が行きたいところを行きたいのであって、相手がリードを学ばないといけないということは考えられない。

というか、一緒に登っている相沢大滝55mでいいでしょ、と考えてしまうのだ。トップロープで余裕で登っていたら、登れるでしょう、と。つまり、リードの喜びを全く理解していない。

結局のところ、クライマーとしての私は、どこかに置いてきぼりになり、私は人の山に付き合うばかりで満たされない。

ので、若い男子が一緒に登りに来てくれるわけだ。”気の毒だな~僕がビレイしてあげますよ~”と言う訳で。ところがそのビレイが…。人工壁では私を引っ張り落として、隣の人が気の毒がって変わってくれたし、岩では落ちたのにロープテンションゼロで救急車に乗る羽目に。

では、というので、安心人材を交えたクライミングを、というので、師匠とのクライミングに連れていくと、大体、喧嘩別れである。

勝っちゃんはやめておけ…とか、なんだかんだと言われるのである。

結局のところ… 私は、一体…?ということになる。

クライミング業界には、”ドレイヤー”という言葉がある。クライミング業界には、日本的な譲り合いの精神は存在しないかの如くだ。

一つビレイしてもらったら一つビレイお返し…自分の行きたいところに今回行ったら、次回は相手の…そういうのがない。

のですっかり、心の資金は、貸出超過になっている…。