2016/11/02

アウトドアクライマーになるための講習項目

■ 言語化、体系化が遅れた分野 

先日、ベースキャンプに行ったら、このような張り紙があった。

私のいる山梨では、アウトドアクライミングをデビューするかどうか?は、山岳会に参加しない場合、運による。

登りたいと思った側が、主体的に学びを選択することができない。

しかも、何ができるようになったら、次のステップに進めるのか?ということが体系化されていない。

大切なことは、体系化であり、知識の見える化だ。

クライミングの大事なことは、初期にきちんと何をどう分かっているべきか?を教えてもらうと言うことだと思う。危険認知ができない人が多すぎる。

・・・のは、教える側が、きちんと言語化して危険を教えないからではないだろうか?

■ アウトドアクライマーになるための講習項目

レベル1) トップロープクライミング  参加資格 ハーネス、シューズ、チョークを持っていること

  1.  岩場のルール、マナー、アクセス
  2.  トポの見方
  3.  岩の形状の名称
  4.  トップロープの体験
  5.  ロープの束ね方、末端の取り扱い
  6.  セルフビレイ
レベル2) トップロープビレイ  参加資格 インドアでのトップロープのビレイができること
         
  1.  トップロープのビレイの実践
レベル3) リードクライミング  参加資格 インドアでリードクライミングができること
  1.  ライン取り
  2.  危険個所の把握
  3.  墜落ポイントの想定
  4.  擬似リード
  5.  ぬんちゃくがかかった状態でのリード
  6.  他のクライマーとのかかわり、マナー
  7.  フォール
レベル4) リードビレイ   参加資格 ビレイ器を持っていて、インドアでリードビレイができること
  1.  ビレイポイントの見極め方
  2.  ルート状況に合わせた安全なビレイ
  3.  クライマーとの打ち合わせ
レベル5) マスター    参加資格 クイックドローを6本以上持っていること
  1.  ギアの使い方、点検
  2.  的確なぬんちゃくのセット
  3.  終了点、ハンガーボルトの安全確認
  4.  自分の登れるグレードの判断
  5.  マスター・リードの実践
  6.  クイックドローの回収
  7.  プレクリップ
レベル6) アウトドア総合力 
  1.  終了点の結び替え
  2.  懸垂下降
  3.  トップロープのセット
  4.  クライミング俗語の理解

■ 検証

トップロープクライミングとトップロープのビレイは、全くの初心者でも、その日に終わってしまう。トップロープのビレイができない人は稀だ。

インドアで出来てもアウトドアで出来ないと言うことはないので、資格2は変だと思う。それより、

 ・確保器を持っていて、
 ・ロープ径との相性が分かっていること、
 ・トップロープ支点を作れるロープワーク

を、参加資格にするべきだろう。

そして、レベル6を先に教えるべきだ。レベル3のリードに戻る。インドアのリードとアウトドアのリードでは、終了点が違い、アウトドアのリードで終了点についたときに、どうしていいのか、分からなくなった人を知っている。

リードのビレイは、シビアだ。ここで皆、ちょっとつまづく。リードのビレイなのに、だらりんビレイの人や一ピン目を掛けていないのに、緊張していない人が多い。

参加資格は、教えてもいいレベル、というより、最低限の必要ギアと言う感じがするので、

   リードクライミングに進む人は、ロープを持っていないといけない、

ということがお留守になっている気がする。

  リードは自分のロープでするもの

だからだ。人のロープをいつまでも借りる気でいる、というのは恥ずかしいことだ。

■ ロープの知識が非常に重要になる

ロープを購入するときは、ロープの研究をすると思う。そして、ロープの研究をするときにこそ、墜落係数2だとか、1だとかの確保理論や、危険についての勉強が出てくる。

したがって、

 自分のロープを買わない=そうした知識が無いことが明らかな人

に リードクライミングさせるのは、危険かもしれないと思う。

墜落係数2を分かっていないで、墜落してはいけないところで墜落するかもしれない。

http://b-camp.jp/iruma/wp-content/uploads/2015/11/outdoor_subject.jpg より引用



Seeker

■ 瑞牆本 上巻

昨日は、またピラニアでクライミング♪ クライミングバムの女性と出会った。楽しかった☆

昨日はついに瑞牆本の上巻をお買い上げ♪ この本をもって、瑞牆のエリア探索に行こうかな?

今週末は、小川山に行くことになった。

■ シーカー

たまたま何かの拍子に回ってきた性格診断。やった見たら、私は、Seeker=探し求める人、であった。

Life Goals: Search for a better way, winning
Fear: Conformity, entrapment, weakness, failure
Response to Problems: Escaping, fighting if the reward is great enough
Life Tasks: See the world, be a strong person
Personal Gifts: Autonomy, ambition, identity, courage, discipline
Personal Pitfalls: Inability to commit, chronic disappointment, arrogance, ruthless

人生の目的: より良き方法を模索すること

恐れるもの: 長い者に巻かれる生き方、罠、弱点、失敗

問題に対する反応: 逃げるか戦うか

人生の課題: 世界を見る 強く生きる

パーソナルギフト: 主体性、野心、個性、勇気、規律

個人的な落とし穴: コミットできないこと、慢性的失望、傲慢、非情

ふむ。なんだか、腑に落ちる。

■ 対策

1)コミットできているか? → 今しかできないことをきちんとやっておく

2)慢性的失望に陥っていないか? → 気にしないで、Move On

陥っているかもしれない。特に山岳会や山の世界に関する失望は、憧れが大きかっただけに、大きいかもしれない・・・。

3)傲慢に陥っていないか? → より優れた集団に属す

陥っていたが、あまりにひどすぎるビレイや危険認知だったから、環境が悪かったと思う。自分が傲慢に陥らないで済む程度は、尊敬でき、優れた集団に属すほうが私自身のためになる。

4) ruthless → 理性より感情を優先する場合もあること。

合理思考すぎる場合もあるかも?

5)パーソナルギフト: 主体性、野心、個性、勇気、規律

確かにその通りだと納得。主体性を発揮するとき、私は一番気持ちが良いので、かなりリードクライミング向き(笑)。

■ すべきこと ダルマ

   より良い方法を模索する活動

なるほど。と言う感じ。私は模索することが好きなのだ。なるほどな~と納得。





 

2016/11/01

10月のまとめ

■ 10月のまとめ October Summary

10月はなんだかよい月だった♪ グランドしたり、吉田さんが亡くなったりした、9月がかなり低調だったのと好対照。

October was such a contrast to September! In September, my birth month, I usually feel down... it is norm to me, but this year, I had a grander a day after my birthday, and a climber I was to mentor, had been killed by a blood cancer so suddenly.  So September was pretty low. 

October I had a recovery climb, 5 onsights, including one crack onsight, and one grade push, which is 5.10a onsight. This is my first 5.10a onsight. So I am pretty happy.

16日のツルカメランドでのクラックオンサイトで、上昇気流な感じである(笑)。


  1.  2016年 10月30日(日) 兜岩 後輩指導 楽しく外岩♪
  2.  2016年 10月29日(土) 太刀岡 末端壁 新人さんいらっしゃい5.9 OS 
  3.  2016年 10月27日(木) 兜岩 無名課題5.9、5.10A OS
  4.  2016年 10月25日(火) 湯川 デゲンナー5.8 RP 
  5.  2016年 10月20日(水) 聖人岩 初めての石灰岩
  6.  2016年 10月15・16日(土日) 小川山ソラマメ&瑞牆ツルカメランド 
  7.                 頂上への階段5.8 (クラック) そらまめの隣の課題 OS 
  8.  2016年 10月10日(祝) 兜岩 はじめの一歩 5.10RP 
  9.  2016年 10月4日(火)  広沢寺岩トレ Ⅳ級 会

インドア 2回 (グラッパ、ピラニア、ベースキャンプ)

8山行、9日。これくらい遊ぶと、満足感あります(笑)。

太刀岡では、セカンドはザックを担ぐのでクライミング難易度が上がって大変と理解。
後輩君とは楽しくクライミング♪

デゲンナー 5.8 RP、
新人さんいらっしゃい 5.9 OS、
無名課題フェイス 5.10a OS,   5.10a では初オンサイト
無名課題フェイス 5.9 OS
頂上への階段  5.8 クラック OS
ソラマメの隣 5.9+? OS
広沢寺Ⅳ級 OS これは数に入れまい

OS 5個に、RP1個と喜ばしい成績。 初めの一歩5.10aはグランドからの復帰だから、意味があるかも。



■ お古のギア  Getting gears

カムは、古いのを譲ってもらった。

どちらにせよ、2セット必要なので、もうワンセットは、のんびりトレッキンなどで揃える予定。

A full set of second hand camalot c4,  I had handed down, these are for now. These will give me a time to purchase my new gear when it is on sale.

■ その他のギア

現在
  •  ワイヤーゲートのぬんちゃく1セット (アイス用も兼ね)
  •  ギアラック
  •  ナッツキー
  •  回収用のミニハンマー 
  •  チョンボ棒キット
  •  アルパイン用パック 
が、必要なものリストに上がっている。

しかし、ホント、延々と物入りだなぁ。

■ 指

右手の薬指は、ある日突然、関節が太くなり、指も曲がっていたが・・・聖人岩でパートナーが、ぎゅーっと引っ張ったら、まっすぐになった♪

ものすごく痛かったが、まっすぐになったので、うれしい♪

昨日登ったので、また少し痛いが・・・これは、もう指の力の不足なんだ、と理解。

テーピングします。

My right hand finger hurted so much and was looking fat or should I say, twitched, but now it is better; overuse, I guess.

■ ラオス

15日からは、ラオスへのクライミングトリップの予定が入っており、その後は、アイスシーズン突入の為、あと2週間が岩シーズンということになりそう。

ラオスは、石灰岩だそうで、これはこれで、登れるのかどうか不明・・・

腕力課題ですかねぇ。どうもジムムーブらしいのですが・・・。

上半身の強化など、9月から積み残し課題在り

I had to workout a little bit to strengths of my upper body.








ベースキャンプ2回目とクラックのこと

■ ベースキャンプの課題は甘い?

昨日は、今年2回目のベースキャンプ。普段行くジムは、ちょっと煮詰まっているので、

久しぶりに、甘々課題で、元気をもらおう♪

・・・なんという甘い気持ちで行ったら・・・ なんと、アップで登った5.10aで、2手目でいきなり敗退・・・。あらまー!!

ベースキャンプの課題は甘い

と言い過ぎて、舐めていたのだろうか?ベースキャンプでは1年くらい前から、5.10cくらいまで登れるハズなので、これにはショックを受けた。

相方は怪我から復帰中の方だったので、5.8からのスタート。

■ クライミングの話題で楽しく盛り上がる

行ったら、たまたま、相方の知り合いがいらした。師匠さんだそうだ。

というわけで、久しぶりの再会を祝いあう。とっても楽しく、クライミングの話題で盛り上がれた。

私はクライミングの話をするのが好きなので、クライミングの話題で盛り上がれたのが、楽しかった☆

尽きることがなく、続きそうで・・・登る時間が押してしまうのが難点なんだが・・・ということは、クライミング一泊二日トリップにして、夜おしゃべりするといいですね~(笑)

吉田さんのアダモ(13a)トライ課題などを見たり♪

■ お墨付き?

今冬何度か、私は吉田さんのビレイヤーで呼ばれていた。光栄に思い、あまり集中を邪魔してはいけない・・・と思ったので、あまり吉田さんには話しかけないようにしていた。

「それは正しいと思うよ」

と言ってもらえたのが、今回、嬉しかった。 

心の中で、”世紀の一瞬に立ち会うのかなぁ・・・”(まぁ、13はすでに登られているグレードなので、世紀の一瞬ほどの大げささはないかもですが・・・)と思っていたので、ビレイの責任感も、重かったのです。まだ、初心者クライマーなのに。もちろん、墜落はすべて止めていますが。

実は、ビレイヤーで呼ばれたことで、心の中で、”あ~、これで来年も吉田さんのビレイで昇仙峡に登れるなぁ~”と、にんまりというか、安堵というか、していたのですが・・・、吉田さんが甲府を去って、3か月でお亡くなりになり、もっと良いお別れの仕方をしていればよかった・・・と後悔。

実は最後、吉田さんは私に少し怒っていた・・・私が怖がって登らないヘタレだったからです。

今回の、ベテランさんの言葉で、吉田さんに悪かったなぁ・・・という思いが、多少払しょくされました。

■ ”クラックの人”になった敗退

クラックが、今楽しい。初めてのクラックは小川山レイバック。その年はそれだけ。

その経験が楽しかったので、翌年、つまり去年、もう一度小川山レイバックを登らせてもらった後、「もうリードできるかも?」などという、まったくの素人考えを起こしてしまい・・・(笑)、レスキュー講習で知り合った同じく素人ビレイヤーの沢ヤと、小川山へ出かけた。

まずはハコヤ岩で、裏からトップロープを張り、クラックをしたが・・・相方は一本目で、腕アウト。

仕方ないので、ビレイだけお願いね、ってことで小川山レイバックへ。

当時、私が知っているクラックで、登れる可能性があるのはここだけ。

怖くてほとんどカムエイドで登ったが、テラスのところで、ふと下をみて敗退決定。というのは、下を振り返ったら、ビレイが超だらりんで怖くなったから・・・なのだった。テラスより上は、少しだが、かぶりがある。

ビレイヤーは、落ちるのを止める、とか、リードはタイトに出す、というのは、まだ知らない人だった。

沢でのロープの使い方と、岩でのロープの使い方では、全然中身が違うから、沢しかしない人だから、岩での使い方を知らないのも、致し方ない。

それで、同じくカムエイドで敗退して来たのだが、最後は、閉じすぎでセットした2番のカムが抜けなくなるアクシデントがあり、30分くらい四苦八苦して回収した。

抜けなくなったカムの上に、カムを二つセットして、セルフを取り、それにぶら下がって、ナッツキーで、アーダコーダと・・・交互に登りあって・・・あ~苦労した~。

それを記録にしたら、外野が色々とアドバイスをくれるようになった・・・(^^;)。

この事件以来、私は、”クラックの人”になった。

今回は、ベテランにお叱りではなく、「そういう経験も大事だよ」と言ってもらい、ちょっとホッとした。

初心者同士で取り付き、カムが抜けたり、ビレイで止まらなかったりで、墜落で死んでしまう人もいる。

もちろん、落ちないで降りてこれると思っていたから、取り付いてはいるのだが、

クラック経験、浅すぎでしょう(笑)!

■ 本流に合流に丸1年?

でも、この事件後、”プロテクションの設置スキルをアップすべし!”という本来の話に戻ってくるまでに、ほぼ丸一年かかった。

まずは、クライミング力がないと話にならないからだ。フェイスやスラブも含めて、5.9なら何でもオンサイトできる力をつけるのに、1年かかった計算だ。

初めてのクラック講習を受けたのは、菊地さんで、11月。実は、これはあまり勉強にならなかったので、1月の吉田さんの講習で、ハンドジャムを教わり、ジャミングが間違っていたことに、気が付いた。それで、クラックの正式スタートは1月。

今夏は、雨でほぼ登れなかった・・・が、今年のクラックは、私の中では

 1月の昇仙峡 ジャムジャム84
 4月の湯川  5.9を色々取り混ぜ、二日間連続
 真夏のカサブランカ 日を変えて3回

が、実質の経験値となっている。カサブランカは、3回目はだいぶ良くなっていた。

今やっと、本来の話に戻ってきて、嬉しいです☆ 

■ 最後の一本 

最後の一本は、とりあえず、5.10dをやってみた。

とりあえず、トップロープだが、なんとか5.10dまでは触れることを確認して、本日のクライミング終了。

家には20時過ぎに到着。今回は、一之瀬あたりで紅葉がとってもキレイだった。

奥多摩の方は紅葉はまだらしかった。沢も行かなきゃなぁ。

■ 平山ユージさん

余談だが、今回時間を間違えて、11時ごろについてしまったのだが、そのおかげで、平山ユージさんにお会いした。

松葉づえをついていらしてビックリ。

2016/10/30

楽しく後輩と岩トレ

■ 雨で転進

今日は後輩とアイゼントレの予定。ところが御坂トンネルを越えると・・・そこは、雨だった・・・。

ので、180度反対側の兜へ。

兜へ着くと・・・なんだか、駐車場が一杯だった。先客多数の模様・・・。

ザックにロープとカムを詰め、岩トレへ。

 I had planned to climb with my younger friend in Jyunigatake Rock garden today, but we had to changed the place... the road was wet in the area.

So we've gone to nearby rock garden, Kabuto iwa.

It was such a fun day.

ロープは一人一本ずつ持つことにしました。歩荷負担にはゆとりがあるので。カムもいらないのは知っていましたが、重さに慣れる意味で、フルセット持って行きました。

■ 詳細

まずは、一番易しい9のラインを私がリード。彼にビレイを担当してもらう。

リードできそうか、聞いてみると、やってみると言う事だったので、せっかくなので、上でセカンドを確保してもらって、一緒に上に上がる。

隣の課題の支点にロープを掛け替えるため、3mくらいのトラバースだが、リードを交代し、確保してもらう。

次は私の確保で、トラバース。

次は懸垂。トップで降りてもらう。懸垂は、たまにしかやらないと忘れてしまうので。

降りながら、フラれ止めのぬんちゃくを掛けてもらい、10cをTRで。ここは下部と中間部の乗越が核心。

ちょっと、もたついたが、なんとか・・・。私の方も、もたつきつつ超える。

その後、下部が核心の10dで、ムーブを楽しんで一汗。私の方もムーブを楽しんで一汗。

ランチ休憩。

最後は、10Aの課題を擬似リードかな~と思ったもののTRで。私は、これはオンサイト。

いつでもロープを頼れるように、隣にフィックスを張っておいた。

最後は、次回、彼一人だけで来た時用に上部に移動して、懸垂で終了点まで降り、さらにそれぞれ、懸垂して、できなかった課題のムーブを探る。

あとはカムを色々な所に差し込み、ハンドジャムの練習。次回のために岩場巡り。

最後は、甲府に移動して、お寿司とビールで乾杯して終了。

・・・という岩でした☆ 

■ 次回へ

せっかくアイゼンと冬靴も持ってきてくれたのに、岩トレできず残念でしたが、普通に岩ができました。

アイゼントレ、三つ峠も、十二ヶ岳の岩場も、同じ御坂トンネルの富士山側・・・甲府盆地側で、アイゼントレできるところ、思いつかず、アイゼントレは次回の課題になりました。

後輩君は、南アルプスの全山縦走7日間とかしたいのだそうで・・・さすがにそれは、私には無理そうなのですが・・・

赤岳主稜くらいは、一緒に行けるかな~と話し合った今回。大同心稜は、もう一人で行けるから行っておいで~と話しておきました。

近いところで、太刀岡左岩稜・・行きたいものです。行けるような気がする。

なんか久しぶりに後輩に会って、とってもハッピーで楽しい一日でした☆ クライミングの話題をいっぱいして楽しかった。話が長いのは気を付けます。

 


2016/10/29

太刀岡山 クライミング

■ 急遽、太刀岡山左岩稜へ

今日の太刀岡山は、朝方良く晴れた。

本当はジムの予定だったのだが、惜しくなり、太刀岡左岩稜へ出かけた。

しかし、1P目で、私が敗退してしまった。

セカンドなのに・・・

ザックが重すぎて、四苦八苦だったのだった。最初のカンタンなかぶりの乗越から、テンション・・・。

ビレイ点についたら、汗が玉になって流れていた。

ザックを背負う側のセカンドも、リードとは別の意味で、大変だと言うことを理解した。

クライミング初心者の頃、登っているのにもかかわらず。

ザックが重いとこんなにも大変になるのだ~と理解した。

前回はザック免除で登っていたからだ。

■ ショートへ転進

ユマールは、車の中だし、1P目で、こんなに時間がかかっては、スタートが12時半だったこともあり、日暮前に山を下りれないかもしれないと思い・・・実は、前回10時半スタートで16時半と6時間かかっているので・・・ (今なら、もっと時短できるのかもしれないが)

相方に、ショートへの転進をお願いした。

下部岩壁へ。

トポを取に車に帰ったりしたが・・・

とりあえず、

新人さんいらっしゃい 5.9+ をオンサイト。

友人が、11Aをやったので、それをトップロープで行かせてもらいましたが・・・いや~大変だった。

私は11までは登れるようになりたいですが、11までの道のりも・・・超遠そうです・・・(汗)。

■まとめ

・クライミングパックを購入すべし (普通の縦走用は重い)

・腹筋を鍛えて、ザックに体が引かれないようにすべし

・5kgくらいは平気で担いで、5.9程度は登れるように

・整理整頓

2016/10/28

Here comes, cams!  

■ カムきました☆  The camming devices

写真を取り損ねていたカム。

一式をガイドさんから、安く譲り受けることができました☆ 一つ5800円で譲ってもらいました。感謝☆

Now I have a full set of my own camming devices!!  One of my parter who is a climbing guide, sold me his second hand cams cheaply. It was good condition, so I am so happy!



キャメC4 一セット、エイリアン1セット、大きいカム2個。 

The set is;  a full set of Black Diamonds Camerot C4, and a set of Alians. Plus two big Camerots for wide crack.

このプロテクションを設置する練習は、適当な岩場に行って、適当に挟んで、カムエイドしてみる予定です。

明日は、空いている友達がいるようで、岩、行けるかもしれない♪

今日はせっかくICIに行ったのに、天のチラシを拾うだけで、肝心のギアラックを見るのを忘れてしまった・・・。

I have to buy gear sling.  My climbing teacher do not use gear sling but I might need one.

■ キャリアマネジメント講座 Career managiment

今日は、自分のミッション(やるべきこと)を明らかにするために、キャリアマネジメント講座に出てきました。

かなり勉強になるセミナーでした。登山に対してキャリアマネジメントしてしまって、ヨガのほうにキャリアマネジメントしていない・・・(汗)。

やばい・・・。しかも、主婦業の方もキャリアマネジメントされていないかもしれない・・・。

物事の成否を分けるのは、マネジメント。そして、マネジメント手法は同じで、対象を何とするかだけの違いなのです。

本業は主婦業だったことを少しは思い出さねば(笑)。ヨガも・・・。

Usually Friday night is my yoga teaching day. But I thought I might have to have a time to think what career I like to develop.

I love yoga. Do I love the mountain and climbing better?  Not certain yet.  My yoga career is not in the phase of development at the moment, since I am here because of my husband's job transfer.

I am developing my skills and talent in the mountains and climbing but I am uncertain where this road is taking me to...

I am a wife and a beginner climber and an experienced yoga teacher. I used to be a software engineer, a technical writer, English Japanese translator/interpreter, and a marketer.

Now what can I do?


今日のコソ錬

■ コソ錬

今日はとっても良いお天気。コソ錬で兜山へ。

It was such a sunny day I could not stop myself going out.

林道を走っていると、子供のキジかなぁ…。全然逃げないで、道路を案内するかのように走って逃げていくのが、とってもコケティッシュでした。

So I was out to practice setting a camming devices and carrying heavy pack for winter mountains.

動物に会う=ラッキーなことがある前触れ。

今日の目的は、

冬山用の歩荷とカム設置

■ 予想外のオンサイト2本

I was sure I'll be alone on the rock, but to my surprise, there was an angel!

I had 2 ONSIGHTs this day, one is a warming up problem, 5.9 and the other is 5.10a.

This is done with an firsttime-met belay partner so I was surprised. You know, I had fallen on the ground with 5.10a which I had lead climbed a few times already... my climbing getting so steady.

ところが、岩場でエンジェルに会ってしまい・・・、オンサイト2本、9と5.10A! 

10cは怖かった。別の10cでは、なんとか登れるかなぁ・・・な感じ。

初対面の人で、オンサイトは初めてです♪

帰り道、汗臭い自分を感じながらも、充実感でした。今日は山がやけに遠望できました。

Still, 5.10c was too difficult to do onsight... not yet. It made me scare and I had tried twice and decided to climb down.

■ カムの設置が急務  caming device

私は、”今、何が具体的に自分の成長に必要か?” が分かると、行動が起こるアナライザータイプ。

I am an analyzer.  I have a strong analytic skill and when I realize what exactly is the bottleneck to my progress, I'll have a strong motivation to move on and solve it.

前回、カム設置能力なしでオンサイトしたことで、カムの設置が急務だと強く認識しました。

The first onsight of the crack problem, I have done recently, made me realize strongly that how to place a protection properly is the key to my safe climbing.

師匠から、「カム買わないの~」とやんわり聞かれていましたが、カム、市場に売ってなかったりして、タイミングが悪かったんですよね。

今日は、カムの設置と冬山用の歩荷がテーマだったので、岩場に行ってカムの設置練習して、ギア一式とロープで重くしたザックを担いで、一山登ってきたら、充実感♪でした。

Today, I have gone to the nearby rock garden, and practiced placing of cam, and carried a pack for winter mountains, I felt I am doing the right thing and I am forwarding my steps to the mountains, a beautifull white snow mountains...

やるべきことをやっていると実感できることが、心の栄養になります。

自分の心の声に従っている・・・ということが、私の幸福感にとって大事なことです。

心の声を聴く時間も持てて良かった。今日は帰ってから、夜に用事もあり、忙しい日。

It is my pleasure to be able to use my time such a way as I hate feeling it is the waste of my time when doing things.

At night I had joined a local support group.

■ カムをどこに入れるか?

カムは、たぶん、人それぞれ設置したい場所があるのではないだろうか。

なぜなら、レストポイントも、人それぞれだからだ。

前に明神へ行った時、相方が私には遠すぎる位置にカム設置した。身長で手の届く場所に違いがあるからだろう。

ということは、同じ課題を登るのであっても、私は私の(レスト位置)、(カムの設置位置)を覚えなくては、ならないということだ。

前回のオンサイトでは、どこにカムを入れるか?を考えながら、登るのも、充実感がありました。そろそろ要るな、的な。

■ 安全に関する譲歩

原則: 譲らない。

たぶん、女性と積極的に組みたがる男性は、潜在的に女性なら、男性の自分を優先してくれるのが当然だと言う刷り込みがあるのではないだろうか?つまり、男性と組むより自分の我ままが通るという期待(=甘え)があるのではないだろうか?

自分のリスクマネジメントは、相手にしてほしい。なのに、相手のリスクマネジメントは相手持ち。

でも、クライミングでは、リスクマネジメントに関しては、相互、でなければならない。

つまり、自分のリスクマネジメントも相手のリスクマネジメントも、自分がやってあげる気

でなければならない。


久しぶりにグラッパ (3回目)

■グラッパひさしぶり

前後してしまうが、水曜は、久しぶりにグラッパさんへ。

晴れていたので、外がよかったのだが、結局インドアジム。前日雨が降って岩が乾いているか、確信が持てなかったからだ。

今度、ラオスに一緒に行くパートナーが、たぶん、私があんまり登れないと、クライミングを楽しめないのではないか?と心配してくれたのだろう。どれくらい登っている人か、という見極めが必要。

グラッパさんの課題は、フェイス的ではなく、立体的だし、体全体を使うような課題が多いので、久しぶりにクライミングの楽しさを実感した。なんだか、愉しかったな~。

しかも、不思議なことに、4級が登れた♪ きっとグレードが甘いのだろう。ピラでは、5級の辺りでつまづいているところ。しかし、ピラはグレードが辛いと言われているし、どれくらいが登れるか?よりも、

愉しいかどうか?

ということが大事なことだ。

■ クライミングの楽しみを何に求めるか?

グレードの更新に、クライミングの楽しみがある・・・とは、私は考えていない様な気がする。

以前の山の師匠に、「やっぱりグレードを追いかけはじめた」と言われて、嫌な気持ちになったことが、かつてあった・・・

クライミングには、グレードが付いており、ついているから、それを目安にするのは、何も変わったことではないからだ。

まぁグレードを”漁る”のは、スタンプラリー型百名山と似ているメンタリティのような気がする。

だから、そのような登山やクライミングはしたくないものだ。

 山に数を持ちこまない

というのは、師匠から学んだ大事な教えだ。以前の師匠には、とても感謝している。

■ プラトー対策

一つのジムにだけ行くと、登れる課題は登れて、登れない課題は登れず・・・という具合に、煮詰まってくる・・・というのもあるかもしれない。

そういう時は? わたしなら、まったく別のジムに行ったり、完全にレストしたり、と違うことをしてみる。

プラトーというのは、同じことを繰り返しても、克服できないような気がする。

■ 登れない課題を登ろうとする

登れない課題を登ろうとしないとうまくならない、

と言われたのだが・・・確かにそうなんだが・・・ 登れない課題は、ちっとも面白くないのである。

登れる課題が面白い。

5.9は今では楽に登れる。 だから、本番では、愉しい課題を登りたいものだ。

登れない課題を無理して登る・・・とき、面白さは何を基にしているのだろう? 私は落ちるのがキライで、しかも、リードで落ちるのには、かなり抵抗感を持っている・・・

 理由1:  クライミング初年度の腕力がない時代、無理強いされた課題で、落ちて床から50cmくらいで止まった。

 理由2: 先輩をビレイしている仲間のビレイが・・・超だらりん。 あれではグランド確実と見て取れた。

 理由3: 落ちたら、どうなるか、想像できてしまう。

 理由4: 実際1ピン目で落ちたら、止めてもらえず、グランドフォールし、頭を7針縫った。

・・・というわけだ。

でも、上手に落ちる練習は必要だ・・・、今度、落ちる回数をノルマとして練習することにしよう。








2016/10/26

大事なのは2点支持の習得

最近分かったことの備忘録。

■ オンサイトへの準備

 1本目 朝一 確実に落ちないグレードをリード

 ↓

 2本目 限界を押し上げる

 ↓

 3本目 オンサイト能力を高める

■ フリークライマーのスタート

確実に落ちないグレードは、限界グレードの2グレード下。

トポに乗っているグレードは、フリークライミングの場合、ほぼ5.8からです。

ということは、5.10Aが登れるクライミング力が、自立して岩場へ行くときの目安になります。

となるとジムグレードでは、10c、Dくらいになるかもしれません。

ガイドさんの講習も大抵がトップロープでの5.10Aからです。

5.9アンダーと10以上では、クライミングに質的差があります。2点支持。

大雑把にいうとフリーをマスターするとは、2点支持をマスターすると言うことなのです。

■ アルパインクライマーのスタート

以上は、フリークライミングの場合です。アルパインでは、5.8に満たない岩場、

Ⅲ級
Ⅳ級
Ⅴ級

も登ります。 広沢寺や日和田、三つ峠、など、アルパインの岩場やルートは登攀自体は易しく、2点支持が出るわけではないです。3点支持で登れます。

なので、5.9アンダーでも、多くの人は岩場に出かけています。

フリーを登っても、アルパインでスタートした人の登りと、フリーだけをしている人の登りは、どこか違った風に感じます。

私はアルパイン風の登りが多く、ステミングが多いです。

■ スタート位置は人それぞれ

5.9と10は質的に違いがあるのです。

スタート位置は人それぞれです。

 1)5.9は最初から登れてしまう人 (若い人、山岳部)

 2)5.8からスタートの人 (ジムだと5.10が登れる)

 3)5.7からスタートの人 (ジムだと5.9が登れる)

 4)それ以下の人 ジムでも5.6が登れない


だれしも、2点支持へ進むためのムーブの習得が課題になります。

大事なのはグレードではなく、2点支持の習得です。

男性は、グレードだけで判断すると、腕力で登れてしまうので、スキルがまだないのにもかかわらず、リスクを冒す危険があります。

 山やっている男性: (指力) 
 
 初心者男性: (2点支持) (指力)
 
 腕力の無い女性: (2点支持) (腕力) (指力) 

と、最初から持っているものが少なければ少ないほど、スタート地点に立つために、トレーニングが必要です。

私もインドアでの5.9は最初から登れました。外岩の5.7も最初から登れました。リードデビューは11Aの課題を傾斜を殺して、10Aにしてやりました。

さらに下から進む人もいるようです。 インドアで5.9が登れない場合などです。

ジムの人工壁では、5.7が基本的には一番易しいリード課題ですので、5.7が確実になれば、外では、5.9がトップロープで触れます。

ともかく、登攀は、スタート位置が人さまざま、です。

しかし早道はないです。

■ 同じことの繰り返しだと言うこと

低いグレードからスタートしても、怖ければAゼロしたり、エイドしたり、ハングドッグしたりしてムーブを読み、登ると言うことは変わりありません。

高いグレードの人も、基本的におんなじことを高いグレードでやっているだけなんです。

なので、低グレードを馬鹿にしがちですが・・その必要はありません。

■ 確実なクライミングとは?

足元から一歩一歩固めるクライミングです。

5.8でスタートした人は、5.8を30本(同一課題で構わない)、登って、クライミングのムーブに慣れること。

クライミングビラミッド通りに、先を急がず、ゆっくりと成長することです。

グレードを高めるために、一つの課題だけにこだわってグレードを向上させる、というやり方だと、12が登れても、5.9の些細な課題で落ちる人になってしまいます。






2016/10/25

デゲンナー RP / Redpointing another crack

■ 午後から雨  Afternoon shower

今日は、午後から雨と分かっているものの・・・ 急遽、湯川へ。 道中、南アルプスの山並みが大きく見えた。湿度が高いせいだろう。

I knew it will rain afternoon, but I wanted to go to Yukawa so much. I just do not wanted to lose the timing.

前からレッドポイントしたいと思っていた、デゲンナーを朝一でトライ。

The Yukawa rock garden is known for crack problems and the easiest is "degenar 5.8".

They say the grade there is rather bitter, and I feel the same way, I think the "Ogawayama Ray back 5.9" is easier than this one.

デゲンナーは半年ぶりです。遠目に見ると、こんなに難しそうな細いクラックだったけなーと思いましたが、近づくとやっぱり登れそうに見える。

Anyway, 6 months has passed already since I did this problem on top-rope. Now I wanted to do it red point.

ただ半年ぶりで、ほとんどオンサイトに近い感触でしたが、前にトップロープでは楽勝で登っているという記憶を心の頼りにして、登れるハズ!と自分に言い聞かせながら登りました。

出だしで、右の壁を使ったら・・・

「そこ使うの?まぁ、リードだからいい」 (笑) まぁ色々スタイルに注文が多いみたいです。

一歩以外は、どうせ左に戻らねばならず、戻るほうが結構シビアですけど・・・ あと朝一なので、緊張。

体の動きが悪いかもしれないと言う感じですが、別に悪くなかったみたい。

これでもか!と50cmごとにカムを噛ませ、リード貫徹!いや~、ちゃんと登れました。

デゲンナー5.8 レッドポイント。

ただし、6個、使ったカムのうち、5個目は全然効いていない。

The partner, who is also my climbing master, he was so anxious... no wonder... I haven't mastered placement of the cams yet... so the protection is not really a protection, it is indeed same as free soloing...

I did. I had red pointed the problem.   A way to go!

He has tested the protection, climbed the same problem for me on toprope and the 5th cam I had set was not secure at all.  I knew it but I just ignored it since my hand was getting too tired to stay at that position. My legs were shaking. And it was not so difficult section so it was easier climb than staying there.

■ 5.10A?

デゲンナー隣
次は、無名の課題へ。上部で、右に屈曲して、そこでランニングを伸ばす必要があります。

相方がピンクポイントで登るように、これでもか!ってくらいカムを差し込んでくれましたが・・・。

少々のルーフがあり、それが恐怖心を起こしました。ルーフ部分、まだ経験が浅く、解決力がない・・・

下部での悪い部分は、最悪テンションすれば良いのですが。

でも、上で落ちたら、ルーフの下のテラスにぶつかるなぁと思いました。

これは結局、トップロープにした。トップロープの次に、リードしてみたいと思ったのですが許可が出ず。

Then we went to a next problem, with no name.

He had lead climbed and gave one tention to show me if I get stucked in the middle of the route, I can do the same.

On way back, he had added some more protections, which I thought, francky, it was too much...

but what that shows are, he does not trusted my climbing skill... he thinks this route I might fall.





There was a small roof section on the top of the problem and it made me nervous... I don't get used to climb the roof yet... what if I fell? I will hit the terrace.

This imagination and the fact that I withdraw.... that my teacher thinks it is a difficult grades for me... made me decide to climb this problem on top rope.

He said no to read climb after I did the top roping...   I do not understand why. This problem is 5.10a so red pointin is ok.

He wants me to fall?   I had fallen once with his belay, and there is no other fall on lead climb,...
no it is wrong, I had fallen on 5.10a lead climb after a first clip and then I was on the ground, have cut my head and stiched 7 stiches...it was so close to death.

Anyway I know he thinks I am overreacting to the fall and I admit I am.

I must overcome the lead fall scare. But I need trustworthy somebody, and I know he's the one still I can't.

For me it is easier to overcome the fear when I have to teach someone below. I just feel I should not owe anything to him, it will create a demand, or a request of return of favor. I just feel I should be independent so strongly, that I can not owing anything to anybody.

■ 5.8

デゲンナーの裏の課題
最後はまた易しめのコーナークラックへ。無名のルートのようですが、登りやすく、これは確実感がありながら、登りました。

ピンクポイントで完登。17mくらいと短いし、易しいので、ローワーダウン中に、カムに落ちてみる練習をしてみましたが・・・

カムで落ちると衝撃が・・・。

スリングは伸びないからです。

衝撃吸収力があるものの上に落ちないと。

We moved on to other crack and this seemed so easy 5.8.

Still he wants to put protection by himself
not me.

That means I am an immature climber yet.

5.8 I don't fall.

But I don't have a skill of placing the right protection in a proper way, so he won't allow me to climb in master style.

So I did it on pink point.

This was easy fun climb.














■ クライミング力は向上  Sudden skill up

クライミングは良くなっていました。突然。急激に。

My climbing has improved suddenly.

6月にもありましたが・・・登れるようになる時は、なぜか突然登れるようになっている。

今日はスメアや足ジャムも確実で、足の確実感がありました。もちろん、易しい課題なので、ハンドも、バチ効き。

6月に突然良くなったときは、蓄積した疲労が取れた、というだけでした。精神的疲労もあったのです。

以前、英語を習得したい時に、追い込んで、初めて夢の中で英語が出てきた、と思ったら、それが悪夢だった・・・ということがありました。 

クライミングも似た感じで、自分の苦手なことをあえて強いて習得中です。なので、ストレス満点。

苦手とは腕力、アッパーボディの力、指力のことです。

才能があって登れるタイプではないです。

顕在的に怖いと思っているわけではないですが、潜在的に怖いと思いながら、がんばって登っていたのかなぁ。

でも、ジムのお兄さんが言うには、怖いと思っていた方がいいですよ、とのこと。

やっぱりそうですよねぇ。怖くないより、怖いほうがいいですよねぇ。

で、今日のパートナーとは、2か月登っていない。お久しぶり感があります。

今日の上達は、最近一緒に登った女性クライマーのおかげかなぁ・・・。

小川山瑞牆。別々の人ですが、一緒に登った女性のクライマーの動きがきれいで、とってもマネしたくなったのです。

人工壁のクライミングも、動画を見て、いきなり上達しましたし・・・脳内に入る情報が、何かピースをはめるように突然照合したのかもしれません・・・。

単純に、最近クラックオンサイトしたのがうれしいので、その余波で、自己イメージがアップしているだけかもしれません。

スタンスの確実感がありました。それがうれしい点。

I felt nothing is unsure. I just felt I am very secure climber.

■ ザイルを伸ばしている感

私はクライミング力がアップするのが楽しいのではなく、易しくても良いので、自分でリードして登ると格別感があります。

  (今やっていることはすべて自分が選んで決めたこと) ⇒ (楽しい)

楽しいと言うか・・・より正確に言うと、有意義な気持ちになる、ということですね。

トップロープだと、あまり山頂を目指している感がないというか・・・

リードだと、”ザイルを伸ばしている”ことで、到達高度があがっている感じがあります。

しかも、それは、”ここまでなら行っていい”という自己判断で。

単純にリスクを楽しむ、という感性は、私には全くありません。リスクを楽しむというのなら、綱渡りでもしていればいいので・・・。

そうではなくて、リスクと戦いながらも上に到達している感じと言うか、そういうのが大事なようです。

■ クライミングノート

・カムのテスティングは肘から下だけで行う
・必要そうなカムの見極めは大体
・リードしながらテンションしても良い

・デゲンナー 5.8 RP   Degenner RP
・デゲンナー裏 5.8 ピンクポイント   Left problem 5.8 pink point
・デゲンナー隣 5.10A TR 回収で勉強  Right problem 5.10a TP

前回初めての湯川
湯川二回目

2016/10/24

何を安全と感じるか?

■ 心広く?!

今日は、日課になっている歩荷散歩中に、初老のご夫婦に声を掛けられる・・・

「何キロ入っているの~」

「20kgくらいです・・・」

「私たちも山に登るんだけどね、今日は風邪を引いちゃってね。編笠権現は無しになったんだよ」

「あら・・・それは残念でしたね。そこに見える愛宕山の裏にも大笠山がありますけど、信玄さんが作って840年という登山道がほんのちょっとですが、ありますよ。」

「三ツ岳登ってきてね、大変だった」

「あ、あの北横のですか?」

そんな会話を交わしました。 あっちこっちにいる、百名山登山者。

以前よりも、心が広くなった自分を感じました(笑)。

■ スポーツ栄養学研究中

クライミングで電池切れ現象が起きたこともあるため、スポーツ栄養学の本を読み漁り中ですが・・・

縦走で電池が切れたことはないことを考えると・・・

グリコーゲン切れ以外に理由があるのかもしれず・・・。それはメンタルかもしれない。

死の予感が虚脱感を起こさせる、という話を友人がしてくれました。確かにその面はあるかも。

ジムで電池切れってまずないですし。

■ クラックに命脈が・・・

クラックは小川山レイバックの初回から、なんだか登れそうな感触があった。

スラブやフェイスも、山岳会1年目の同時期に初回をしています。が、私には響いていなかった。

不思議~。

それはアイスも一緒です。

アイスは山岳会に入る前からやっていて、愉しく登っていました。先輩がアイスクライミングの会を主催した初年度、自分のアイスとバッティングして参加していない(笑)。先輩はアイスの仲間を広げようと必死だったようですが、山岳会はアイスは危険だからというので後ろ向きでした。

前の山岳会は何でも危険っていうタイプだったのかなぁ・・・。岩はボルトルート限定な感じ。

私は、アイスも好きで、クラックも好き。

ところが、この二つのクライミングは、ボルトルートより危ないとか言われているクライミングなんですよね。

山岳会の先輩なんて、初心者同士でクライミングに行こうとしたら、

「三つ峠はダメ!ボルトルート限定!」

と指定してきたくらいですし、クラックにしても、「一番危険なクライミングスタイルなんだよ~」とか、言って、一緒に行くのも嫌そうにしていました。

■ 感動が・・・

実は、オンサイトにしても、できた~という感触が、確実な喜びとなり、私を前に進ませる推進力となったのは、やっぱりクラックだけです。

よくよく考えると、フェイス(5.10a)やスラブ(ガマスラブ5.9)で、オンサイトしても、まぁノルマ達成と言うか・・・。

人工壁もおもしろくないしなぁ・・・。どんどん難しい課題に進みたい!という気持ちになるわけではない。

人工壁の場合はノルマです。今日も腕をパンプさせておかなくっちゃ~みたいな。

そもそも、プロテクションを自分で設置しながら、登るというのが、好きみたい・・・。

結論すると、かなり危ないことを好む性格みたいな話になってしまいますが・・・別にそういうわけではなくて、プロテクションがなんだか安心につながるんですよね。

不思議と。

■ 何を安全と考えるか?の価値観の差かも???

とまぁ、総括すると、プロテクションをプアだとは感じていないわけです。

もちろん、自分が設置したプロテクションの信頼度は、その上に落ちていないので、まだよく分かっていないわけなのですが、私にとって重要なのは、たぶん、自分で設置したって感じかもしれないです。 

このプロテクションを設置することの信頼は、なんというか単純に

 自己コントロール感

というようなものです。

■ ペースやタイミングが合わないのと似ている・・・

普通の山でも、自分の考えで歩くほうが絶対に楽に歩けると感じています。

例えば、強い男性と歩くと、男性って、歩くペースが速すぎて、こっちが先にバテてしまうんです。その上、休憩が長すぎ、体が冷え切って、再度エンジン掛けるのも、大変。

しかも、ロングな道のりだと、男性が先にバテてる!え~もう歩けないの~という感じです。足を引きづっていたり、スタミナが続かなかったり。

もちろん、私よりうんと年上の方々だからだろう・・・とは思うのですが。若い男子だと、たぶん、もっと私は大変になりますね。最初のペースが速すぎて、苦しくさせられるのではないかなぁ。

途中で、バテるくらいなら、最初からのんびり歩いてくれたらいいのに・・・と思うのですが、男性はそれだと歩きにくいんでしょうね。

しかも、ペースが速いと言う思いがあるので、休憩が長い。女性はじっくり歩きますが、休憩がそんなにないのです。

私は立ち止まる程度の休憩しか休憩取らないタイプ。タイムの9割歩いています。

ボルトルートっていうのは、そういう一般縦走で男性と歩くのと似ています。

ヌンチャク届かないんですけど~ みたいな?

なんで、ここでデッド?みたいな?

一回、背の高い人がセットしたカムの回収があったんですけど、同じスタンスに乗ると遠くて届かないんです。

なんだか、ペース合わないときのことを思い出したんですよね。