■ 奥多摩の東京チェンソーズ
自伐型林業を勉強している中で気が付いた、
”かっこいい人たち”
です。 東京チェンソーズについてはこちら…
■ 動くものにピンクテープ事件
最近も、九州の山やの知性の低さに愕然とする出来事があり…、もう虚脱感というか…
道の中に落ちている動くものにピンクテープ
つけて、それがおかしいと分からないみたいでした…。
それどころか?自慢話になってる…(汗)。
赤布やピンクテープは、読図力がない登山者のためのものです。どんなに数が少ないにしても、赤布やピンクテープを頼りに歩いている限り…その人がやっている山の本質は、初心者と同じで、目印を捜すゲームです。
本当の上級者というものは、読図力があり、尾根と谷を見極めてルートファインディングができるもの、ですので、そもそもピンクテープや赤布を必要としないんですよ?
必要とした上に、そのピンクテープが…登山道上に落ちている動くものについていることに、おかしいと気が付かないなんて…(汗)。どんだけ~ってやつです。
上級者を自覚する山やなら、その場でピンクテープを動くものから外して、動かない枝などに付け替えましょう。
■ 基礎教養に問題がある
昨日、精神科医の動画を見ていたら、コロナ禍で、多くの人がガセネタに踊らされているのは、
基礎教養の低さ
に原因があると言っていました。私は正直なので、ばっかじゃないの?と思ってしまいますが…それで子供のころは母に良く、「可愛くない」と言われていました…しかし、
動くものにピンクテープをつけてあるのを見ておかしいと気が付かない
どころか、自慢の種にするって山屋… それベテランって言えますか?
はぁ…って虚脱症状になりました。
読図は、オリエンテーリングの大会なども良く行われていますし、ちゃんと取り組めば大したことはないです。特に九州には大きな山がないので、尾根一つ降りる程度の読図の練習は、気軽に取り組め、失敗したとしても、大した距離を失わないはずです。
■ KY 活動
さて、話は戻りますが、KY活動というのは、危険予知活動、です。HHKというのは、ヒヤリ・ハット・きづきの略です。
林業は、非常に事故の多い活動で、指を切断するとか、良くあります。チャップスをつけていれば、動きが止まるチェーンソーより危険なのは、刈払機での下刈りです。
ちなみに、自伐型林業を実践していれば、下刈り、という作業は、ほぼ発生しません。全伐や皆伐がないためです。
しかし、搬出の関係上、列状間伐の入ったりなどの例外での植林で、下刈りが必要になることはあるかもしれませんね…
さて、リスクが多い林業で取り入れられているのが、KYとHHKです。
作業前に、KYで危険予知を行い、作業後にHHKでヒヤリハットを気づきにつなげる。
平たい言葉で言えば、傾向と対策、です。こういう傾向があると気が付いたら、それに対して対策する、です。
九州のベテラン山屋を自覚する男性に関する中では、
KY= 基礎教養の欠如により、根拠の希薄なことを自慢話のネタにする傾向がある
↓
HHK = 間違っている点を本人にしっかり指摘して分からせる
これで愚かな自慢話が辞めばいいですが…。もっと、恐ろしいのは、若い人がこのような言動を見て、
動くものに目印をつけるなんて愚か者のすることだと気づかず模倣
することです。
■ 登山口の無い山 舞岳
https://stps2snwmt.blogspot.com/2020/12/blog-post_20.html
自慢するわけではありませんが、私がいた御坂山岳会での雪山の会山行は、目印一切ないですから。初心者のころ行った八ヶ岳のバリエーション川俣尾根も、テープ一か所、尾根の別れ目だけです。