■ ソシオパス
自己責任論がクライミング界のソシオパスに、悪用されているような気がします。
ソシオパスは、実際に何かを引き起こした感覚がないため、悔恨や恥を感じることができません。
例えば、建物の窓から何か重いものを不注意に投げ、外に立っていた人が怪我をしてしまった場合、何も間違ったことをしたと感じないでしょう。 彼は、窓の外を歩いていた人が悪い、と考える。
…そうです。これがソシオパスの思考回路。 これなど、あきらかに
自己責任論の悪用、
です。
ずっと以前ですが、大阪で飲み会中に聞いた話です。後ろに走らないと適切にビレイできないボルト配置の、斜陽、という課題が関西にあるそうなのですが、5人も6人も重大事故者がでているそうです。これは、ピンが遠く、配置が悪いため、なのだそうですが、課題設定者は、
おれのせいではない
と主張して改まらないそうです。
これは、明白なソシオパスでは?
いつのまにやら、日本はソシオパスが、権利だ!と主張して、人命を奪っても、反省すらしない社会になってしまったようです…末期症状ですね。