2022/09/07

聞かれると嬉しい…英語の勉強…

■ TOIECは2回目でほとんど満点

当方IELTS7.0です。TOEICは925/950。2回目のテストでほとんど満点だったので、それ以上、受ける理由を失い、ここ20年くらい受けていません。なぜか英語力は向上しているので、また受けてくれと言われても、うける気はしませんが。お金の無駄です。
 
昨日、勉強法を聞かれ、以下のように解説しました…
 
1)どのようなテストでも、テスト勉強は、実力ではなく、テスト慣れ。時間内に答えられなければ、分かっていても、点数、下がる。したがって、テスト対策の基本は過去問です。
 
2)英語系の外国のテストは、コミュニケーションを目的にしているので、基本はリスニング。聞いて理解できないと話にならない。ので、問いを理解できるように、まずなる。
 
3)会話力は、浮かんだ英語を口で話すための条件反射力・・・つまり、脳と口の運動神経の発達促進。これにはシャドーイングで、聞こえた英語をそのまま口にする練習…意味は、分からなくていい。やっていれば分かるようになる。
 
これをやっていると、5W1Hの答えには、すぐ答えられるようになります。かかる期間は、個人次第。運動神経ってことなので、逆上がりができるようになる系、です。
 
4)次の段階は、長文読解。パラグラフごとに最初の1文か2文だけ読んで、大意を取る練習。新聞だと難しすぎるので、興味がある雑誌があるいいです。私ならクライミング雑誌。
 
ほとんどタイトル以外読まないでいいですが、ポイントは、分からない単語があっても、読む。私でも単語知らないのが一杯なので、新聞は一行づつ読むと辛いです。本でも、分かるとこだけを読んで分かればいいという読み方です。その場合、推理力が必要ですが、正誤を取り違えないように。
 
これは一生かかる。常に勉強。
 
5)この段階が終わったら、ライティング。ライティングは、物まねです。今日来た、アクセスファンドのメール… ひな形と取り出し、自分の引き出しに入れておきます。
 
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Hey 誰それ
I’m 自分の名前
As・・・・として、新しいメンバーを〇〇するのは、TopNotch(一番重要)です。 
What’s 反語、? Anyone (前の反語の受けで言いたいこと)
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こんな感じ…で、効果的な表現術をひな型にしておきます。大体、重要な文書は、英文のひな型がビジネス書で出ているので、真似して必要なところだけをいじくればOK。
 
これはクリエイティブライティングというよりは、生活に必要なライティングがとりあえずこなせるためのもの。小説家になるための勉強は後回しです。基本は起、本文、結。大事なことが一番先に来るのが、日本語との違い。日本語は最後に結論がきます。
 
6)最後に、一般の会話の練習
 
これは、
 
 〇〇、Please
 
がスタートです。 今ある状況から、もっとも重要な単語ひとこと、〇〇、を取り出す練習です。
 
事例:
 
お久しぶりが、Long Time No see で通じる。
 
長いことあっていないという大意 
 
 = 長い時間Long Time  会う=See  ない=No 
 
大意の抽出力で、文法とかイラナイ。日本人は、大意がつかめず、先に文法を考えるので、発話できない。
 
No See ができたら、No work, no eat, no sleep, …など、無限に作れるはずだし、Long Time があるなら、Short time、 short while, no time, in time, very long time などなど…色々作れるはずです。
 
■ 正解が多数あるが、正解はある
 
全般に英語力は、1+4=5 の学問ではなく 
 
A+B=5になるためには?と発想し、2+3,3+3,4+1、を思い浮かべる系です。
 
答えが複数ある場合の回答力。 
 
1+4=5型の答えがひとつしかない発想を複数の発想系に切り替えるところが、日本人の大誤解の解除で、刷り込みによる思い込みの解除なので、若いほど楽ですし、一番の肝です。
 
注意点としては、回答が複数あるということを、おバカな人は、3+3=5の回答も正解に要求しだすことです。
 
正解が複数あるということは、間違った回答がないということではありません。