朝、デイビッド達に、黄金博物館と黄金瀑布情報を渡し、いってらっしゃーいと送り出します。子供連れクライミングは、役割分担が大事です。
しっかし、英語で
偵察
ってなんていうんでしょう?? Exploring? もうとにかく岩が見たい!岩を見ないと、何しに来たんだか、です(笑)
龍洞の岩場のトポはよくできていますが、エリアの書き方が、TheBivyから一番遠いサウスパーキングの後門(バックゲート)を1番目、一番近いノースパーキングを最後に書いてあります… これ、絶対反対に書いてほしいです!バックドアのほうが一番なんて。
さて、偵察ですが、ダンプがスピードを上げて飛ばしているトンネルを歩いて通るのが嫌だったので、最初丘に上がってみましたが、雨でぬかるんでおり、かなり急なこともあって、あきらめました。周囲はカラフルなお墓が一杯でした。
この日の朝は、タイから来たという若い女性の二人組に会いました。とっても愛らしい感じの人たちで、100円雨合羽のようなものを着ており、観光客でしたが、大丈夫なのかなぁ?という靴…。 海外では、普通の旅行でも山ウエアがいいかもですねぇ…。
でも、タイから20代の若い女性が二人で来るような国なんだなぁ、台湾は…って思いました。逆かなぁ。タイって国がそれだけ経済成長して、豊かになったのかなぁ。
私は以前は仕事で海外に行くことが多かったのですが、そういう機会もなくなり、ここしばらくは、海外とはおさらばだったので、ウラシマ太郎感ありというか、キャッチアップしている感じです。
クライミングを始めて、この3年ほどは、毎年どこかへは行っていますが…。まだ3年目で、浦島太郎は卒業していない感じ(笑)。しかも、ビジネスではないので、町を避けて通っているので、あんまり世界の息吹を感じるって感じではないのです。クライミングでもなければ来なかった辺境に来てます、って感じ。
ただ、10代で出かけたときのパリでの、かつてのバブル時の日本の円の強さを知るだけに、経済的地位の没落が一層顕著に感じられるのかもしれません。先進国へは行っていないから分からないけど…。
ラオスへ行ったら、素朴さがステキで、アメリカの魅力は、実はだいぶかすんでしまったのです。アメリカは渡航費が高いので、行くなら1か月くらいはいないと元が取れないっていう感じ。そうなると休みがネックで、出かけるのは至難の業ですよね。しかも、もしかしてアメリカって、命がけクライミングの発祥の地かも、みたいな恐怖があります(笑)。
さて、この日は、バックゲートから偵察。地元のクライミング講習会のようでした。魚釣りのおじさんが一杯いた。海釣りができると、クライミングできない日も何かすることがあるようです。道路にもダイビングや釣りのお店や看板は見ましたが、商売は流行っている様子ではなく、なんとなく、ペンションブームが去った後の清里を思い出す感じでした。ゴースト化した家屋がぽつぽつと。
サウスパーキングのトイレ。ここは釣りの車が一杯でした。
海釣りって難しいのかなぁ?
展望台をさらに下に降ります。
釣りの踏み後はぬかるんで、ぬめぬめ。
1歳児を連れてこの道はない!と確信。
このあたりからフィックスロープが出ています。
トラッドアンカー。
固定分散にしてあります。
こんな風にトップロープが張ってあった。
講習会はどこも同じね、って感じ。
講習会中な、地元クライマーの皆さま。
私は、偵察だったのですが、皆さんはお勉強。
見ていても、多少危なっかしかった。
まぁ一番危なっかしいのは、このわたくしですけど。
バッグゲートだけで、エリアは6つもあるんですけど…
どこがどこか?
それが分かりにくいトポでした。
拡大図、欲しい。
隣のエリアへ行くための、トレイル入り口。
城ケ崎と同じで、海岸へ降りるクライマー道ですが、結構登山スキルが要りそうです。
降りたらこんな。
雲行きが怪しくなってきた…
ジャージャー降りなので、岩陰に避難…
標高1mくらいの岩陰で小さくなっていました…
早く止まないかなぁ…
このマンゴーはハズレでした…
スマホは、電波は入らなくても、GPSは使えます。
助かるのは距離感。そんなに距離はないのです。
城ケ崎だとエリアとエリアの移動は車ですが、ここは車は不要。近いです。
ボルダーも、クラックもいっぱいあるけど、下地がみんなこれでしょう?
岩だと頭を打ったら割れます。
アンカーがしっかりしていないと登っても降りれないわけだし…
どの課題に登るか?というのは、事前予習が十分必要です。
もしくは、岩を見る目が育っている必要があります。
あー登れそうなのに…
誰かビレイしてくれないかなぁって感じ。
岩の模様がとっても面白い!
セカンドケーブの中。易しいクラックで、ムーブ習得によさそう。
終了点も作ってあるし。雨も避けられるし。
遠くからみたら、こんな。
ルーフがお好きな方にお勧め?!
下地が砂場だと少し安全度アップ。
みんな登れそうに見える(笑)
しかし、一歳児を連れてこれそうには、どれも見えない(汗)
無理でしょう‥‥
いや、ラクが怖いでしょう…
あ!QXたちがいる~!って、朝と昼で同じ場所ですけど!登ってない?!
こんなアロエ+トゲトゲみたいな植物に阻まれて、
取り付きまで行けない…
無理!
いいところなんだけどなぁ…
ヨガマット敷きたい!ヨガできそう!
第一ケーブ。
つよつよクライマーは喜びそう!
これ…ロープ要るでしょ!
と思ったら、あとで分かったが、
あの怖いトラバース
と国際的に言われているトラバースだった。
私の見る目は、ロープ出すか出さないかでは、確実さあるみたいです。
まぁ、後日、ノーザイルで通過したんですけど。
ノーズゲート付近のお寺。
こっちのお寺は豪華だなぁ。
お腹が空いて食べたランチ。
指差し注文で、
60元(240円)くらい。
スープがおいしかった。野菜炒めには醤油を掛けたくなった。
宿に帰って、セブンへ向かう。夕飯用。
セブンカフェです(笑)
セブンは意外に高くて、このタピオカミルクティ、60元。
ランチと同じって変!
セブンはきっと外資なので高いに違いない。
でも、セブンって偉大。セブンのおかげでクライマーは生きて行ける(笑)。
行動食はみんなセブンの…