2018/10/25

2018年 夏季シーズンのまとめ

今日は満月のムーンデーです。

したがって、これまでに達成したことをまとめておくのに適している時間です。

しかし、驚きました。今回の台湾へのクライミングツアーは、とても楽しかった☆ 正しい道でした☆

でも、よく考えると、すっかり雨で、たいして登れはしなかったんですよね(笑)。

■ 達成感から冒険へ

私の山の楽しみは、”達成感”を主体としていたものから、”発見の喜び”へと、シフトしているということでしょう。

しばらく前までは、少しづつ大きな山へ移動する、少しづつ高グレードへ移動する、ということが重きを置いていたと思います。というか、それが、驚きを含めた喜びにつながっていました。このことは1番目の師匠に指摘され、そのことを嫌った師匠は私から離れれていきました。

一方、正直、歩きの山なら、日本でもう登れない山はないので、それと同時に関心が薄れてしまいました。かつては日本中を歩きつくしたい!と思っていましたが、どこも何も問題なく歩けるとしたら、あまり達成感がないよなー、惹かれないなーと言うことになりました。

読図の山も、ほぼ完了し、特に登山道を必要としなくなりましたので、山に対する恐怖もなくなり、恐怖がない=チャレンジがない。

そうなると、今度は、登山史になぞらえると、困難度を追求する段階になります。

私も困難を求めて、難しいグレードの登攀を追うようになりましたが…もとよりグレードチェイスに対しては、あまり執着しないようアドバイスを受けていた、ということもありますが、そもそも肉体的素養として、クライミングの高グレードをチェイスするのに恵まれていないため(笑)、私のグレードチェイス期は、どうも、あっという間に終わったようです(笑)。(今も、ちょっとボルダー寄りのジムで登っただけで指が痛くて困っています)

ゴールが見えてきたら、手綱を緩めてしまう性分(笑)が出て、イレブンが登れそうな気がしたところで、なんか情熱が覚め気味…(笑)。

今は、なんとカムエイド技術を磨きたいのです。カムエイド技術が磨けたら、今度はクラックをムーブでスイスイ登る技術を磨こうかな~ということです(笑)。

まずは守りからという、自分自身が持っている掟に忠実なワタクシを改めて再発見です。

スポーツクライミングへ進むチャンスは何度もありました…が、どうも私はスポーツ的にクライミングをとらえているタイプではないらしく、何度チャンスが来ても、チャンスを掴む様子がありません(笑)。もう少し、スポーツ的な面でクライミング力がアップすれば(例えばフィンガーパワーとか)、やれることの幅が劇的に増える、ということは、当然ながら分かりはしますが…、なぜか向かう気になれない。現代で流行中のスポーツクライミング主体のクライマーではないみたいです。しかし、スポーツクライミングはビレイを覚える意味でも、必ず通っておかねばならない道です。

私はどこへ向かうのでしょう… なんだかまだすっきりとした一本道というわけではないみたいではありますが…

ということで、まとめ。

・冒険と発見の楽しみが楽しい
・困難度はさして追及していない
・カムエイド技術を身につけたい