2018/10/26

龍洞の岩場 (12) 愛を紡ぐ

まぁ大体のことは書きつくした感じですが…

今回も、愛の山が紡げて良かった☆

愛というのは大げさですが、クライミングって、より強いもの、より恵まれている人が、続く人を助ける、というペイフォーワード活動なんです。

まずはデイビッドと私が一緒に龍洞の岩場に行こう!というところから、思いやりの連鎖がありました。

私が行きたい!というので、デイビッドが一肌脱いてくれたのかなって。Pキャンには驚きましたが、奥様のワンや1歳のアントワンもPキャンで、パパと私に付き合ってくれたってことでしょう? 結構、頑張らないとPキャンは…しかも、雨の中。

1歳児連れの旅は大変だろうと思います… ワンは、「デイビッドの重荷になっているの…」と遠慮していましたが、家族と楽しい思い出を分かち合うのは、とても大事です。

実は私もそう思ったので、初期のころは、夫を人工壁とか、菊池さんのクラック講習会とか、吉田さんのクラック講習とか、兜岩でのクライミングとか、重要度が高いクライミングには、連れて行っていましたが、彼は一緒に楽しもうという姿勢がないというか、どっちかというと連れてこられて迷惑なんだよ、おれは、みたいな態度なので、同行は無理です。

ワンが一緒に旅行に行きたい!というのは、家族のきずなや思い出を作る意味でとっても重要だと思います。

そして、素晴らしかったのがタオ…。タオはヨセミテ経験ありということで、ヨセミテには、とっても難しい課題しかないみたいなので、これはタオが”先輩”です。ので、岩を見る目とか、どこをリードするかとか、ギアはとか、一緒に相談できてよかった。

何しろ、私もクラックはまだ初心者です。外岩経験値は高いですが、岩って言っても、色々あるんですよね。

クライミングをする人は、大体相手の経験値やどれくらい任せていいか?などが瞬時に判別できますが(笑)、タオ、リーダー決定、で、私の肩の荷が少し降りました。タオにとっては、自分より劣るクライマーと登るのは、ちょっと面倒を抱える感じと思う。

タオの思いやりのクライミングでした。

途中で自立可能になり、デイビッドと二人で、校門へ行きましたが、ロープスタック3回です(笑)。これは外岩経験が多い私のほうが出番でした。

私は勝手にどこかでクラック登りたいな~ 

どこか横にワイヤー渡してある岩場ないですかねぇ‥‥ 5.9くらいのクラックがダーッと横に。クラック登りを習得するのと、カムエイドとを習得したい。

今ではジムがあるので、ジムでクライミングのムーブを覚えるのがまずは手っ取り早いと思いますが、クラックってジムでは、なかなか覚えられないですよねぇ。

クラックは、外岩チックな登りです。

今回は、とても楽しかったですが、雨対策だけはもっと手厚くすればよかったです。レインウェアくらいしかなく、これは…(汗)。

実は、日本からも、心強い応援を貰い、ほんとに助かった。ベーシック中国語は多少必要です。

ニーハオ、シェイシェイ、以上終わり、では、結構大変。

QXは、実は私とデイビッドの様子を見て、これは…と思い、タオを呼んでくれたのではないか?とすら思えたのですが、QXのクライミングガイドに参加するのもいいかも?一日1対1だと6000元と言っていました。2人だと4000元だそうです。グループだともっと安いかも?

途中でシンガポールから来た3人組がいましたが、彼らはジムでいつも登っている仲間だそうでした。3人でQXをガイドとして雇ったみたいでした。ちゃんとした技術を学べるし、今どきはこういう路線で勉強するのがいいのかも?

今回は、さらに中国のクラックへの興味が沸きました。

カムエイドと初歩的なクラックが登れるようになったら…中国ですね。その前にスコーミッシュへ行かないといけないようですが…。

ラオスで石灰岩をバンバン登ったら、なんかアイスが上達したので、しばらくはラオスで登り、スコーミッシュと龍洞で、クラックを覚えるといいのかなぁ…

作戦をいろいろ考えています。まぁまずは体幹なので、ヨガを精進することですね。

実は今も指が痛くて左手とか変なので、ジムにはいけないです…