■ 帰福しました
昨日、福岡に夜行バスで帰ってきました。
本当は年越しは大阪でと思っていたんだけど、大阪で、そんなに心理学の勉強がはかどらず、これなら、福岡のほうがいいなと思ったのだった。
でも、まぁ、排水溝が詰まるという問題があったので、大阪は行って良かったんですが。パイプユニッシュ、すごい。
■ トッププライオリティは心理学の勉強
心理学の勉強こそが、私が今、一番に優先度を高めたいと思っていることです。
大阪 vs 福岡比較表
心理学 島之内図書館しかなく本が借りにくい 大型図書館が近く本が借りやすい
食事改善 店がいっぱいでヘルシーでやりやすい 店が限定されて飽きる
カーブス イケず―な感じ 忠臣蔵な感じ
リハビリ水泳 指導者がいないので探さないといけない めだかスイミングクラブ最高
山 電車で登りにいく遠さ ご近所に岩場あり
クライミング ジム最悪 ジムは老舗でいいのがいっぱい
アートギャラリー いっぱい ほとんどない
投資環境 大阪証券取引所あり ネット限定
…と言う結果になった。どちらの環境も、甲乙つけがたく、どっちに暮らしても、私は適応して、それなりにハッピーだが、心理学の勉強が終わるまでは、大阪ではなく、福岡で、
友人たちのサポートに囲まれて生活
することにした。今、ロースターの通山さんや、ネストのアキさん、投資家のみつさん、近所のスーパー水泳おばあちゃんと仲良くできているので、日々気分が良く過ごせているんですよね。
今、私に必要なのは、友人たちからの楽しい会話や励ましです。
大阪でも外大卒の友達がやっている店で、楽しく、毎日、報告会をしていたのですが…。まぁ、店やってるから、コーヒー飲みに行くわけにも、いかないよなぁ。
■ 福岡と福岡のインバウンド
さて、福岡のバスターミナルには、朝ぶろ浴びて、朝ごはんを食べれる施設がある。
バスターミナルで朝食が食べれる福岡はえらい。
大阪は、帰着はツインビルだが、大阪駅北口の再開発は、ぜんぜん進んでおらず、大阪万博にお金を突っ込んでいる場合ではない。もっとしっかり、インバウンドから収益を得る工夫をしたらいいのに…。福岡では、到着後、ひと風呂浴びて(600円)、朝ごはんは明太子茶漬け(550円)で、日経新聞まで読めたぞ?
しかし、経済がインバウンド頼みである、度合いは、どっちもどっち。
大阪はインバウンド(外国人の)同化、帰化が福岡より進み、NYっぽく変遷していました。私の憧れた、本間長世先生の『アメリカの食卓』にあったような、アメリカ国内にありながら、英語が話されておらず、身振り手振りで注文しないといけない…という異国が国内に既に誕生しており、すでに大阪には、日本語が通じない店がありました。私以外の全員が、ネイティブの中国語を話す人たち。
上海老味道です。おかゆと野菜のピンで、680円。この店、私のアパートから徒歩10分もかからず、元・中国語科の友人にお店は教えてもらいました☆ しっかし、おつりまで中国のお金で来てしまった(汗)
他に、日本人じゃない率90%な韓国料理店(スジェ)とか、リアルソウルが味わえました。
その他、空堀には、ネパール人のミランさんがやっているダルバート食堂があり、ネパールを詳しく紹介してくれます。
ついでに、ロシア料理も味わえて、たったの1000円で本格ボルシチとピロシキ、ワインがセットの夕暮れセットってのがあります。
2km先の北浜ではありますが、ブルックリンというロースターは、朝8時に出かけたら、インバウンド(旅行者)9割のカフェ… 中国人のご家族(ご夫婦+娘)さんがいたので、写真を撮ってあげました。
こうしたインバウンドニーズは、コロナ前に大阪に行ったときは、なんか商店街の人から目の敵にされているようだったので、え?!と思ったのですが、話を聞くと、空堀でもインバウンドは歓迎のようです。しかし、一人勝ちと思われると叩かれる日本は健在なので、外国人向けのゲストハウスは、肩身せまーく、表通りから隠れるようにひっそりと存在しているようでした。
確かに外国人が見るウェブサイトと日本人が見るのは全く違うので、ひっそり広告しても外人の流入は確保できます。
日之影は、海外のサイトに宿泊先やトポを記載すると、アメリカ人は勝手に頑張って、遠路はるばる日之影くんだりまで遠征してくれると思いますよ?
新しく開拓されたエンドウォールを海外に紹介してはどうですか?
私も、台湾のケリーを誘って、行ってみてもいいなと思いましたが、ケリーはガイドなので、ものすごいガイド料がかかります。外国では日本のクライミングガイドのガイド料の大体3倍くらいが相場なので、私は別にビレイも確実だし、もう自分でリードできて、知らない岩場で、登るべき課題を見極めきれないとか、カムエイドで降りてくる、ってのができないことはないので、コストを正当化できず、ケリーを招聘してあげる、ってのは、資金の無駄遣いかなと思ったのでやめに。
ビレイヤーしてくれる人がいればお声がけください。ちゃんとしたビレイが可能な人限定。
今から私にビレイを教わろうという心がけの人は、自腹でクライミングガイドに行って教わってから来てください。
■ トップロープ限定の人を励ます
そういえば、群馬の黒岩で、クライミングガイドにトップロープ限定で登らせてもらっているという人に、最近、アドバイスをする羽目になった…。
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クライミングのお話、とても興味深く拝見しました。
群馬は榛名山に 黒岩 というのがあって、そこで練習会をしてくださっている方が居るので、何度か参加しました。
トップロープで、何度も宙ぶらりんになりましたが、安全に配慮してもらっていたので楽しく練習できました。
私は不注意なので、ビレーヤーは勤まらないと実感していて、もっぱら、プロの人にお世話してもらって練習するだけです。
黒岩は「辛口」と言われていて、グレードが明らかにおかしいみたいです。俺にとってはこの程度、という見栄がグレードに反映されていて、トラブルも起こりがちのようです。
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折り目正しい端正な性格がうかがえる、大変、好感できる方です。しっかし、トップロープのビレイって、その日岩場に来た人でも、できる。なんかビレイに対する誤解が深そうです。
何か物事をするときの、難易度、が客観的に捉えられていないようです。ビレイは、確かに技術ですが、技術と言える要素が強いのは、リードのビレイで、しかもクライマーが己の限界グレードに挑んでいる時です。
・リードビレイが真のビレイ技術
・クライマーはビレイヤーが良くないと己の限界グレードへ挑めない
= クライミングは、ビレイヤーとクライマーの共同作業
とはいっても、トップロープのビレイにも、一応、基礎的なルールがあります。
1)トップロープのビレイでは、初心者はグリグリを使う
2)制動する手を放してはいけない
3)トップロープで最もグランドフォールのリスクがあるのは、登りだしてすぐ。最初は張り気味にする。理由はロープの伸びがあるから。
この三点くらいしか、トップロープのビレイには、注意点がない。どう登ろうがお好きに落ちてね、状態です。
この方とはエリクソン催眠の関係で知り合ったのですが…
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グレードは、誰がビレイヤーか?で全く違います。
本来のクライミングは、相手に自分の命を預けて良いかどうか見極めるところから、クライミングであり、難易度はそこから決まると言っても過言ではないです。クライミングガイドが、素人のビレイで登ってくれるのは、自分は決して落ちない自信があるということをそこで示せるからです。
一般に後輩のビレイは安心できないものですが、そのビレイで5.8でも、5.9でも登ってやるから、先輩と後輩の絆が醸造されるのであり、私自身もそうやって成長してきましたし、今の岩場のグレードは、そのような状況を前提としてつけられています。
ですので、ガイドにビレイされて登っていれば、当然、楽勝感があるはずです。
また、これは海外でも一般的ですが、ビレイデバイスを持ってこないクライマーとは誰も登りません。
結婚と同じで、ビレイ変わりばんこってのがクライミングの掟なんですよ。
もちろん、誰でも初歩の時代があるので、クライミングガイドについて習うことは良い入門法です。そのガイドさんはまともな方なら、ビレイを正しく教えることができるはずですので、ぜひ立候補してみてください。
外岩でも、ボルトがきちんとJFAによってリボルトされている課題であれば、トップロープからスタートして、リードビレイまで習得できます。現代の方だと、TRはグリグリでやれば、確実です。リードはATCを使えないとだめです。ペツルサイトを予習されてください。
逆にビレイをしないと、これ以上クライミングの機微が分からないまま、ムーブだけ上達されたところで、その活動、何の意味があるのだろうか?的な感じが、クライマーとしては感じさせられます。10代になった子供がおむつつけている、みたいな印象です。
クライミング活動と言うのは、不確実性を自分の中に受け入れつつ、どこまで自分の限界を試せるか?って話なんですよ。
ただ安心なだけ、ただ楽しいだけのクライミングなら、まぁ、何もクライミングのことを分かっていないのと同じことです。
せっかくの趣味のクライミングですから、心理技術を活用され、コンフォートゾーンから抜け出て、真のクライマーとなる道へ決断されることをお勧めします。
世界は広く、時間を無駄にしている暇はないですよ!
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最後の一行は、自分に言いたい!ほんと!!