■ 変化(再整備)を拒んでしまう原因
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1)【復讐できなくなる痛み】(復讐と被害者のポジション取り)
「あなたのせいでどんなに苦しんだかを、自分を不幸のままにすることで見せつけてやりたい。いつか謝らせたい。」という痛みです。自分が不幸な被害者でい続けることで、親や自分を傷つけた相手に復讐しようとする人もいます。
2)【自分と向き合う痛み】
・「自分とまともに向き合ったりしたら、耐えがたいほど恐ろしいものが出てくるのではないか。」という痛み
・長い間、自分の感情を見ないようにして生き延びてきた
3)【反抗エネルギーを手放す痛み】
これは、「見返してやる!今に見ていろよ!という怒りをエネルギーにがんばってきた。それを手放せば、もうがんばれなくなるのではないか。」という痛みです。
4)反面教師
親などを「反面教師」にして、「私は親のようにはならない」と生きてきた人は多い。また、何かやだれかを「敵」にして「私はあんな奴みたいにはならない。」「アイツらは、私とは違う人種だ」と叩いたり、蔑んだり、排除しようとしている人ほど、実はその「敵」と同じ部分を自分の心の中に飼っていることも多いものです。 敵や反面教師にしてきた存在を赦してしまうと、自分も同じ人種になり下がる」という痛みが出て来て、自己受容や統合にブレーキをかけてしまう
5)不公平さへの痛み】
「私はこんなに苦しんでいるのに、私を苦しめたアイツは今も何食わぬ顔して生きているのが許せない!」という恨みや不公平感を長い間かかえて生きて来た人もいます。「なぜ自分が変わらないといけないの!そんなの不公平だ!」
6)【過去を否定する痛み】
これは、「これまでの苦しみが無意味だったことにしたくない。本当はもっと幸せに生きられたはずだなんて、そんな風に思うのはつらい。」という痛みです。
これまで「これこそが私の生き方だ!」と強い気持ちで生きてきた人ほど、それが今、皮肉にも生きづらさや心身の症状の原因になり、人生を阻害しているという事実に直面するのは、ほんとうに耐え難いと感じるのです。
7)【アイデンティティを手放す痛み】
これは、「苦しめられる被害者や愛されない自分というアイデンティティにしがみつくことで、これまで心配してもらえたり、プライドを保ったり、構ってもらえていたのに、それを手放すのは耐えがたい。」という痛みです。
8)【救世主願望をあきらめる痛み】
「いつの日にか救世主が現れて、私の人生を100%変えてくれるという望みをあきらめるのは耐えがたい。」という痛みです。
100%願いをかなえ、自分を気持ちよくしてくれる「完璧なお母さん」を求めて子ども返りし、無力な自分のまま依存的な生き方を続けてしまう人もいます。
そうした人が、精神的な大人へと成熟する過程で直面することになりやすい痛みです。
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以上、南ユウタさんのメマガより引用。
■ 往年の開拓クライマーが自分の課題のリボルト(再整備)で直面することになる痛み
は何だろうか?というので、思い当たるのが赤字にしてみました。
1)自分と向き合う痛み
現代のボルトは、カットアンカーではなく、グージョンですよ。それを20年以上知らなかったという事実に向き合うのがつらいのかもしれない…。
2)反抗エネルギー
九州人のそこぢからを見せてやる!→ 5.10cに5.9をつける、みたいな?
3)反面教師
東さんみたいになってしまったら終わりだ!みたいな? なんか九州のクライマーの中には、適正ボルトで知られる東さん蔑視の差別意識がありますよねぇ?
4)不公平感