■ 問題勃発中!運転手、求む!
やっと九州にも、トラッドの岩場ができたので、行こうかな~♪と思っているんですが、岸良やその他の実績から、
長時間運転 & 運転できない人(MYビレイヤー)丸抱え & 初めての岩場
は、私個人の負担が大きいと考え、助っ人、募集中です。
求める人材像…
・運転交代できる人
・アウトドアクライミングに慣れていて、アウトドアのリスク認知できる人
・お手洗いとかで文句言わない人
・テント泊可能な人
・トポ読める人
まぁ、トラッドは登れなくてもいいです。こちらが張りますので。
今一人クライマー友達いますが、彼女、ボルトルート専門なんですよねぇ…。外人でトラッド登る人って希少種です。
■ 清く正しいトラッドの教え方
海外から、AMGAの女性ガイドに来てもらうのですが…というのは、かなり私が、自分に施されたトラッド教育に疑問があるからです。
・俺のカムで登れ
・TRが登れたら、いきなりリード…
で、モックリードを含まなかったので、これってマジ?って、いつも思っていたんですよね…
でもまぁ、今まで取りついた自分の技量を超えるクラックで、カムにテンションしたときにそのカムが外れたことはないんですが…。たんにオールエイドになるだけで(笑)。
それで、米国標準のトラッドの初心者指導法を教えてもらおうかなと思っています。
しっかし!九州のトラッドは遠い…
私の過去の実績だと、運転負担だけで私は、もぬけの殻になるようですので、自分の本気リードを貫徹するパワーは、運転後は残っていないかもしれません。
しかも、今、アキレス腱断裂&膝亜脱臼&肉離れで、数年間のアウェー中なので、本来は、ラオスくんだりまで行って、体慣らしをしようかね?と思っていました。11月でした。
しかし、福岡にクライミングパートナーが来ちゃったので、その方の接待?クライミングで、ラオスまで行かなくても、地元で十分、忙しいかもです。
■ ほんとは瑞牆に連れていきたい…
海外からトラッドクライマーが来るなら、本来、瑞牆だろーというので、有名クライマーの瑞牆の投稿みていたら、サバージュ・ババージュの件に再度、ヒットしてしまいました…
岩は嘘をつかない、と題するこちらの記事。
https://www.taru-shiru.com/noboruahou/archives/futago2.html
ーーーーーーーー引用ーーーーーーーーーーーーーーー 赤字当方
・多くの男性クライマーはこのホールドがあっても、ほとんど使えないため、グレードや
核心ムーブに影響がない。
・女性もしくは身長やリーチが無い人は、通常使われる核心ホールドが遠いため、このホールドを使って極端に狭いムーブで核心を突破している。ただし、ムーブの強度はオリジナルムーブと変わらないレベルであり、一般的な男性のサイズではオリジナルムーブより難易度が高い。
というものだった。初登者がこのようなホールドを意図的に埋める行為を行ったとすると、その意味するところは「このホールドを使っても、そのルートを登ったとは認めない」というメッセージとなり、上述の③に該当し、主に女性クライマーやリーチの無いクライマーを「振るい」にかけて落とすことになる。
以前にも岡山の備中で同様のことが起こって大問題になっていたが、表に出ないケースは他にもまだある。また、私自身も何本かルートを開拓した経験があるので多少その気持ちもわかるのだが、初登者には自分の意図したラインやムーブで登ってもらいたいという意図が大なり小なり働くもので、自分が苦労して登った箇所を別のやり方で簡単に登られてしまうとやるせない気持ちになり、なんとか自分の意図通りに登らせたいという気持ちが湧いてくるものなのだ。ルートやエリアを公開する前にルートに多少手を加えたというならまだしも(それも良くないのだが)、サバージュは公開されてから30年も経っており、二子クライミング文化の中ではもはや公共物と言っても差支えないような位置づけにある。それを、初登者の意図とは違う登り方をされているといった理由で、ホールドを埋めるような行為を初登者権限として認めてしまったらクライミング文化は崩壊する。しかも、本来そのような行為を咎めるべきクライミング協会という組織が、この行為を容認しているとしたら、クライミング文化を守る手立ては存在しなくなる。
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とまぁ、なんだか、初登者が守ろうとしているものは、
クライミング文化というより、マチズモ
みたいなんですよね…。
九州に置き換えると、
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・多くの男性クライマーはヌンチャクの位置が遠くても、ほとんど自分には関係がないので、グレードや核心ムーブに影響がない。
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ってわけでもないか、四阿屋でグランドフォールしていたのは、女性でなくて男性でした。
■ 女性もマチズモ好きな人はいる
男女同権って言いますけど…、基本的に男性より、女性は体力に劣るので、同権意識で同じことしろ!ってやったら、女性に対する負担のほうが重たいです。
その負担の差をどう解消するか?
ですが、
昔:
女性が女性らしく、つまり、弱弱しかったり、お化粧したり、ピンク色を着たり、フリルを着たり??(←マジか?!クライミングでフリルを着ているのは見たことないぞ!)ってわけで、男性側が、「かわいそう!」と思ってお手伝いする。
心理学的に言うと、女性の側が心理ゲームを男性に仕掛ける。
今:
女性はそんなことをしなくても、当然のように体力的なサポートは得られる。欧米の男性だと、荷物持つのは当然のように持ってくれる。当の男性の側も、それを負担だと思っていない。
って感じで、同権を実現するのに、関係性、が今と昔では全く変わってきています。
私は最初の恋人がアメリカ人だったので、欧米流の関係性を源流に持ってしまったらしくて、九州に来て、なんで、一本目に私のためにドローを掛けるくらいのことで、いちいち恩着せられるのか?謎でした。別に、私が自分でスティッククリップしてもいいですけど、そんなに恩着せるようなことです?高いところにあるモノは、いつも取ってもらっていましたけど?
例えば、ビンの蓋が硬くて開かないときに、開けるのは、大した労力でないですよねぇ?そのビンの蓋を開ける程度ことを、いちいち、「おれはこれをしてやったんだからなー」と言う割には、自分がしてもらったこと…、行動食、忘れたので、わたしのをもらう、とか、私の登った後のロープをTRさせてもらう、貸してもらう、とか、全然、恩に着ない。
なんかギブ&テイクの、ギブはしぶしぶでテイクは当然って感じなんですよねぇ…。
運転負担半分ねーっとか、じゃワリカンねーとか、男女の体力差が著しくある時点で、運転半分はすでに不公平ですし、男女の賃金格差が著しい点で、ワリカンは、すでに不公平ですが…
男性社会のピラミッドの中でも、下のほうにいる自覚が自分にあると、そのピラミッドを上がることに一生懸命すぎて、自分よりさらに下にいる弱者の側のことは、分からなくなる…か、搾取の対象で助ける対象ではなくなる、みたいなんですよねぇ…日本の男性って。
…と、昨日、初動負荷のトレーニングに行って思いました(笑)。
たかだか、マシントレくらいのことで、めっちゃ空気悪かったからです(笑)。もう、お向かいのマシンに座ったってだけで、おりゃー!!って競争をおっぱじめる、っていうのが、西新の近所の大学生でラグビー部とかの学生のカルチャーのようでした(笑)。
きっと同じことが岩場でも起こっているんでしょう。そういえば、ヒロさんもラオスで、韓国人クライマーに絡まれていたなぁ…。
この競争社会の前提、どんな汚い手を使っても勝てば官軍!みたいなのって、それは男性だけの男性社会でのルール、ですよ。
まぁ、それだけ男性社会では、競争、が厳しかったってことで、そこで、切った・張ったしている男性たちが、誰か俺をサポートしくれ~と、母親や妻に心のよりどころを求めるのは、仕方がないのかもしれませんが、サポートって、自分より強い相手に求めるべきものですからねぇ…そもそも。
ま、現代の日本では、マチズモ的価値観や競争を是とする価値観は、もう時代遅れ感あります。
参考:ジャニーズ喜多川の性加害問題
https://www.youtube.com/watch?v=eNkGty0APf8&t=248s
報道で日本では男性の異常性欲がいかに社会に許容されていたかが分かります。昔は、「お盛んですね」で豪傑呼ばわりされていたことも、今では単なる犯罪者。
同じことで積雪期赤岳に一升瓶とか、豪傑じゃなくてただのバカになりつつあります…
5.8の40mランナウトで吠えるとか、ただのアホ…です。時代錯誤は自分で改めないと、滑稽ってことですよ。