これはFBで回ってきた、ある方の支点の写真ですが…。
技術は盗むもの、ですよ…
というのが、分からない現代ジム出身クライマー男性のために掲載。捨て縄は、JDTあるいは、ADT、と呼ばれるもの、アメリカンデストライアングル、とか呼ばれるものの上に、現代の主流である支点が構築されています。
九州までその波は、何年待っても来ない。
というのは、普及する人たちは、
・レスキュー隊の一員である
か、もしくは
・クライミングガイドである
か、もしくは、
都岳連などの講習会の指導者
であるからです。
こういうところに、
各山岳会のメンバーが一人か二人参加して、
「へぇ~、こうやるらしいぜ」というのが伝播手段…。
こういうのを知ってる方がカッコイイ、みたいな価値観です。
現代では、山岳会にいるより早く、クライミングガイドにつくことで、最新技術が学べます。
山梨では、外岩にいれば、誰かが作った支点を見て、へぇ~と思えば、それを真似するので、みんなに広まりますし、アルパインをやる人は、外岩ルートをしない人はいないです。なんせ、フリークライミングは、アルパインクライミングの基礎です!というので、基礎叩き込みの場、と認知されています。
ジムクライマーも山梨にも多いですが、大体のジムクライマーは、ピラニアだの、で、まっとうなクライマーからクライミングを教わるので、リードへデビューするときに、一通りのことは言われるのではないかと思います。この道は私は通っていないので、想像ですが。
つまり、5.12が登れるのに、この終了点を知らないとか、ありえないってことです。
まぁ、昨今では、一日で5.13登れてしまう男の子もいるらしいですから、ありえないことではないみたいですが、安全技術、ロープワーク技術=クライミング技術で、
登れること=クライミング技術が高いではない、
と奥村さんも言いきっていました。九州の指導者の技術レベルの古さというか、陳腐さ…例:動くものに道標付けておかしいと気が付かないレベル…は、救いがたしです。