■ 苦痛系思考vs報酬系思考
そもそも、苦痛系思考vs報酬系思考が何か?はこちら。
https://www.neet47.com/archives/128?fbclid=IwAR33mN5LvMi3IsXducESBuvbafAYrV1Dy6hzs6eDLNjPgj_GP2YyE65x2xk
さて、荒木さんと登っていたのは、2年ほどですが、いや~後になればなるほど、クライミングに行くことが苦痛系思考になっていましたね…。というのは、私がきちんと山の記録をつけるタイプで、行ったときは、”楽しかった~”と思っていても、よくよく考えると、”おや?”ってことに気が付くからです。
白亜スラブも、記録を見ると、苦痛を感じている風情はない。が、これはヤバいと後で理解するようになっている。かなり時差があります。 福岡山の会と行った比叡も同じで、直後はリード出来て良かった~程度ですが、後で送られてきた写真を見て、”げげー”。
さて、報酬系と苦痛系はこのような違いです。
例:
自分の山に登っていた頃… 報酬系
予習時間 数日~1カ月と多大
その前の気分 わくわく 何が起きるのかなぁ~♪
実行中 まさに人生を生きている!
その後 ああ~楽しかったなぁ~
フリーになってから…苦痛系
予習時間 予習しようがないんだよ…トポ古いし、誰に相談したものか分からないし
その前の気分 これも未来の楽しい山のためだ、我慢我慢
実行中 ガンバ!って言われてももう頑張ってる…
その後 うーん、何筋が弱いから登れないのかなぁ?
これを41歳だから、トータル8年(うち3年は怪我で休養しているが…)と、山そのものをやってるより、長い時間やったわけで、マジ私はよく頑張ったと思う…。
自分に頑張りの成果は還元されず、UIAAの
”アルパインサマー日本語版出版”
に結実したわけだが…。
とりあえず、精神レベル”喜び”が具現して良かったです。
その後、福岡に来たら、プライドとか、嫉妬などのようなネガティブエネルギーにさらされたような気がします… これは…ヤバいという主に危機感
危機感=恐怖=心配=心理レベル 100
その後、何度か指摘して、改まる気配ないので、絶望=心理レベル 50 かも。
このネガティブ感情も、結実して、私の右ひざの脱臼になっていますが… これは、実は神の救いで、これ以上、付き合ってやらんでもええよ、のサイン。
■ 子どものころから報酬系で生きてきました…
私は勉強も、報酬系でしかしたことがないという珍しい人種で… やりたい!楽しい!と思った努力しかできないんですよね…。
やりたい!ということをやっている場合、楽しいので、全然努力という感じがないし…
フリーは体質に合わないのは、みんなが
ド根性系
だからかも…。フリーって、やっても、やっても、やっても、十分ってことがないですよねぇ?
指も壊れるし、人生も壊れるし… 姿勢も壊れているし…
脳内エンドルフィンでないので、私には無理。たぶん、アルパインでのんびり危険を避けるくらいの登攀力はもうあるので、これ以上は要らないかな。
これ以上あっても、行ける山の守備範囲は広がりませんし。
今日の一枚 このサザエ なかなか奥深いです