2024/01/28

【ChatGPT】あなたは大丈夫? 危ないクライマーの7つの習慣

次の7つの資質がある場合

 命綱となるロープの重要性を自覚できないクライマー

である可能性があります。

1)度胸だけで行動する (度胸は大事だけど、度胸だけの人は、ちょっと…)

ロープクライミングにおいては、慎重な判断が必要ですが、安全を無視して、”度胸だけ”で行動する傾向がある可能性があります。

具体例:懸垂下降してみたら、ロープが足りなかった。登ったけど、降りれない。


2)危急時トレーニングの軽視 (クライミングに危険はつきものだけど、予想できる危険を対策しないのでは…)
緊急時に的確な対応ができない傾向があり、予測できる危険に対する対策を怠る可能性があります。

具体例:懸垂下降してみたら、ロープが足りなかったとき、どうするか?リード中、終了点前にロープが足りなくなった時、どうするか?

3)安全手順への無関心
安全手順や装備の使用に対する無頓着は、安全なクライミングのための基本的な知識が不足している可能性があります。

具体例:カムの位置が悪くて、ロープスタック。 ギアを買ったけど取説を読まない。

4)自己過信

自分のスキルや体力を過大評価し、実力以上の難易度のルートに挑戦する傾向があるかもしれません。

具体例:ヨセミテに行くけど、完登はゼロ。40mランナウト自慢。5.11がインドアジムで登れるからと言う理由で、北岳バットレス四尾根。

5)他者のアドバイスを拒否

経験者やインストラクターからのアドバイスや指導を受け入れることを嫌がる=自分の実力を客観的に位置づけできていない。そのため、自分のやり方を固守する可能性があります。

具体例:「敗退ロープなしで!」。エイドで登っても、”登れた♪”。

6)状況判断の甘さ

環境や気象条件の変化に敏感ではなく、ルートの難度がそれらで変わることに無頓着で、それらを十分に考慮せずにクライミングを進める傾向があるかもしれません。

具体例: 雨でも登る。ナイトクライミング。先輩の敗退判断に不満。

7)疲労や体調無視

疲れていたり、体調が悪い場合でも、無理にクライミングを続けることをためらわない可能性があります。

■ 原因は2つ

これらの特徴が見られる場合、クライミングの根幹的な安全性を確保するために、
 
 適切なトレーニングや指導を受けていないこと
 基本的な安全意識を養っていないこと

の2点が、原因です。

クライミングは危険を伴うアクティビティであり、安全な環境で行動することが絶対に必要です。

もちろん、生死を掛けた、一流のトップクライマーによるスーパーアルパインは例外です。

しかし、一般市民クライマーによる市民クライミングのほうが、スーパーアルパインより、リスクにさらされていることが良く起こっています。

【クライミング技術】女性でも5.12を登るための課題の条件

 ■ 女性で5.12の条件…

強さ…山で強い…というのは、ほとんど持久力を意味しますが…現代生活で持久力が発揮できる場はほとんどない。

私は、持久力と言う意味では、日本で登ることができない山は、そんなにないだろうという感じに、4年程度の修行で到達しました。女性のほうが一般に山での持久力は長持ちします。

もちろん、男性山やでがっつり体系の人にかなうような力ではないです。なにせ元の筋量が違いすぎます。女性の場合は、持久力に使っているのは、ケトン体で、体脂肪だと思います。

男性は、筋肉です。長くやっている山やって、ひょろ痩せ体形…筋肉喪失型…の人もなかなかいます。

老いに追加して、登山が嵩じてアルパインになると歩荷力がいりますが、アルパインが嵩じて、オールフリーで登るスーパーアルパインになると、フリークライミングの能力が問われます。そのタイミングで、筋喪失していることが、フリークライミングにおいては都合が良い、ということが起こります。ので、大事な骨格筋などを喪失しても放置していることがおおいのではないか?と思います。

昔のアルパイン型の体形…がっつりマッチョ型の人は、ほんとフリーになったとたん、全然登れません。細い針のような体系の女性のほうが登ってしまうので、自尊心ズタボロになって、フリーを嫌悪するアルパイン系男性は多いです。

■ 瞬発力

フリークライミングや特にボルダーでは、一転して強さは瞬発力です。瞬時に出せる最大筋力のこと。

大体、男子は、オールアウトして、その後、使い物にならなくなる… 女性はオールアウト自体ができない人が多いです。

瞬発的な強さが必要なのは、クライミングでは核心(クラックス)というものがあり、そこをこなすのは、一にムーブ、次に筋力で、男性は、二次的要素である筋力で、やりくりしてしまうため、ムーブの習得は後回しになります。

しかし、女性だと、ムーブは習得が先に来ますし、習得できても(正解ムーブでも)、その後は、筋力でカバーしないといけない局面に来る…そのときに、先立つもの…例えば、クリップで不利にならない、十分な身長、や、BCAA…がないと、乗り越えられないことが多いです。

それは、

 性による制限を乗り越える、みたいな、女性に対しては過大な要求

ってことが多いです。

女性で鉄棒にぶら下がって胸を鉄棒に着ける懸垂が可能な人には、あんまり会わないですが…そこを乗り越えるみたいなのが必要になる。女性の場合、1回懸垂ができるだけで、アスリートレベル(笑)。

私にとって、たぶん、5.12は性差を乗り越えるくらいな、運動強度は、

 達成不可能感

がありますが…。 

それは、

 課題の内容による

かもしれませんね。

特に低身長によるリスクは、努力で乗り越えられる質のものでは本質的にない、です。

女性は全般に低身長ですが(私は特に小さく、152cmしかないです)。

■ クリップ時のリスク増加について 男性は理解がゼロのことが多い

・その身長によるリスクアップというハンデがない課題

立てるスタンスがない、立てないところで、クリップを要求されると、たぐり落ちになり、ものすごく危険です。

・それなりにホールドの選択肢が豊富で、その選択肢のどれもが、5.12の難易度の範囲に収まる課題

 ホールドが届く範囲にあっても、2段とグレーディングできる極小ホールドやブランクセクションでは難易度、急上昇です。フットスタンスも同じです。

・その上、垂壁であれば、可能かもしれません

 オーバーハングでは、上半身の筋力が必要になります。

オーバーハングは、ワンポイントの課題以外は、まぁ、大体、男性の独断場です。

スポーツクライミングやアイスクライミングの選手では、オーバーハングも女性やってるのですが、ランナウトの問題はなく、またアックスを使えば、指を使わないでいい。アイスでは、アックスがあるので、指力の問題を回避できるのが魅力でした。身体張力でなんとかできる余地があります。

しっかし、私も、フィギュア4試してみましたが、いや~、これは、やり続けてできるようになるのかな?的疑問がわきました(笑)。全くダメ。

今、適性を感じている水泳やバタフライでの感触とは大違い。健康のため、であれば、合っている運動を行うほうが合理的です。

しかし、とはいっても、

 胸・肩・腕、という上半身の弱点

は、現代の日常生活で要らないから、使わないという方向性に行けば、退化の一途。

同じ筋トレなら、やるのが楽しいクライミングのほうが、一般的なトレーニングマシンより、モチベーションの点で有利です。

退化することを歓迎する人類はいない訳なので、

 楽しみの範囲でやればいい

のではないかと思います…。

■ 5.12の閾値

まぁ、5.12が登れねーならお前はクライマーじゃねえ!と言っているのは、日本の男性に限定したクライミング常識かもしれません。

なんせ、5.12まで行かないと、日本の岩場は安全に登れないように設計されてしまっています。

それがないのがラオスでしたし、龍洞でした。

そういう岩場に設計されてしまった理由が痛くて、

 男性がランナウトで勇敢を気取る、ヒロイズム

という クライミングの本質とあまり関係がないようなもの…。

しかし、それを若い今のクライマーに是正せよ、というのも酷ではないですかね?

だって、現代クライマーには楽勝だったりします。4級で40mランナウトって、現代のスラブで2段とか登っている人だとすると、ロープそもそも出すの?って感じだろうし。

4級40mランナウトでしびれて楽しいタイプの人がどういう人か?というと、まだフリークライミングの最低レベルである、5.9なら大体オンサイト出来るというレベルに達していなくて、易しいルートでもロープを出さないといけない段階の人。

普通にフリーのレベルで四苦八苦するのが楽しさだということになった人は、ランナウトはバカバカしく感じるのではないかと思います。

まぁランナウトってピンチって意味なので、ランナウトで燃えなえれば、火事場のバカ力出ていないって意味ですけど、わざとランナウトさせるのは、本末転倒です。

なんせ、本気のピンチに取っておいて出てくるのが火事場のバカ力なんですからね。


でもまぁ、おじさんたちにとってはでもそれが、人生のすべて、であったのかもしれません…。


【心理技術】かっこいい俺を再定義する… ”時代遅れのランナウト自慢”ではなく、”冒険の本質”をとらえる

■ 自己変容にブレーキが低い人=独学タイプの人

心理カウンセリングについて、もしかすると、

”独学で何でもこなせて、大体のことを一人で解決してきた人”と言うのは、誰か、ほかの人を理解する、という立場からは、最も遠いのかもしれない…と不安になっている、今この一瞬…。

というのは、行動変容において、

 自分にメリットがないと分かっている悪習慣などをなぜ変容させることができないのか?

そこのところが、独学の人は、ブレーキが非常に低いということだからだ…。

■ ヨガ講師時代

ヨガの講師を職業でやっているときは、人の体を触ることで、どういう風にすれば、アーサナが上達するのか?ということについては、かなり深い洞察が得られ、生徒さんもみなさん上達し、かなり深く感動したんだが…。

クライミングで落ちいった、”なんでできないのか?の沼に落ちそうで怖い…。

ヨガ時代は、なんでできないのか?沼には陥らなかった…。なぜなら、”前提”として、そもそも、アーサナの習得が一朝一夕にできるものではないからだ。

■ Whyクエスチョンの危険性

Whyというクエスチョンは、危険だ。

 なぜトポを読めないのか? → 「なぜなら無能だから…」

に落ち着きそうになるリスクがある。

なので、質問を「どうすれば?」とか、「どのように?」のほうに質問を変えてきた…のだが…それでもクライミングでは、他者の行動変容を促すことはできず、白亜スラブでは、私は、目下の男性が気の毒だ、という心理トラップにまんまとひっかっかり…(このトラップは生い立ちから来る)、自分の一つしかない生命を危険にさらすことになった。

その後、長い時間、考えて理解したことは、

九州でのクライミングにおける最大の挫折は、

 九州のクライマーがそもそも安全を求めていない

と言うきづき(笑)。

そこに気が付いていなかったんですねぇ(笑)。

私自身が、

 クライミングで死ぬのは、かっこいいという二次利得がある

とは…全然気が付いていなかったんですよね…。

一般的に女性は、現実主義者なので、タダの犬死を美化することはないので…。

■ かっこいい死にざま、という内容の再定義

しかし、一般的に言っても、男性の一般的傾向として

  かっこいい死にざまを求める、

というのも現代人には、心理ニーズとしてある。

クライミングの場合、それを手っ取り早く満たす活動であるという側面も否定できない。

例えば、マーク・アンドレの死は、母親の目には痛ましい犬死だが、若い男性の目には、かっこいい死にざまに見える人もいるだろう。ディーン・ポッターなどもそうだろう…。

現実主義の女性から見たら、ただの犬死にしか見えないですけど、そこは男女の性差の価値観の違いなので、埋めようがない。

男性にとって、どのような中身であれ、”かっこいい”という定義をされたものが、どれだけ大事にされるものか…。

その執着心はすごいので、変えるべきは、

 何をかっこいいと考えるべきなのか?という中身のほう

なのである。

昔の山やは、目をつぶっていてもロープが結べたり、岩角で流れなくなるようなロープの配分はご法度だったんですよ…

ところが今では、すっかり、そこは、”かっこいいこと”に分類されなくなった。

そこが問題なのです。

ロープクライミングにおける、ロープ軽視、は命取り、と誰も教える人がいなくなったということですね…

いやはや…。ちなみに私のあこがれはこれです。永遠に雪の山を歩きたいのです…




2024/01/26

【クライミング文化情報】ペツルの書籍

以下引用。

ーーーーーーーーー

 2021年の春から不定期で投稿してまいりました書籍『From the deep: the Petzl adventure』(2013年発行)のご紹介ですが、今回で最後の投稿となります。本書には多くの人物が登場し、多彩なグラフィックが掲載されておりますが、ここでは、そのごく一部しかご紹介できませんでした。

そこで、ペツルの歴史をより深く知っていただくため、ご希望の方2名様に本書の英語版(日本語版がないため…)をプレゼントしたいと思います。

ご希望の方は、お手数ですが、以下リンクよりアンケートおよびクイズへのご協力をお願いいたします!〆切は来週の水曜日1月31日中までとさせていただきます。

https://forms.gle/gDX8aY2u4ZnTMTyU9

10. BASE CAMP

2010年代初め、ポール・ペツルは、フランスのクロールにある社屋の改築に加え、ロジスティクスセンターの建設を進めていました。同時に、組織の新たな方向付けや再編成といった、社内改革を必要としていました。

60歳の誕生日を迎えたポールは、創業時の価値を守ることを念頭に、独立した家族経営を軸とした事業継承に着手します。一方で、会社を成長に導いてくれた環境や地域に貢献するため、ペツル財団としての活動にも注力していきます。財団が取り組むべき最優先課題として、垂直世界の安全啓発、環境保護、研究の3つを定めました。

財団が支援したプロジェクトは、グルノーブルの研究所が実施した氷瀑の研究、モンブラン山群やネパールでの登山に関するトレーニングの実施、ペルーの消防士へのトレーニングプログラム策定、中南米での猛禽類の保護、エクラン山群にある山小屋の保全など多岐にわたります。

ペツルは半世紀にわたり、山に情熱を傾ける人々に技術革新を提供することで発展してきました。財団の活動は、より広い社会的な事象に対しても同じようなソリューションを提供したい、という想いに基づいています。

2024/01/24

Enabling had happened again... Hakua slab

Complimentary and enabling 

Enabling is a very famous concept in Alcoholic treatment… when someone is alcoholic, there is someone who is enabling him/her to be alcoholic... i.e. dependent. 

My mom needed an assistant for raising her kids, and I took the position of "little housewife", so she can work... that was enabling, ie. enabling her to be full time worker, because as a household we needed a full income.  so the relationship with me and my mom was complimentary... 

I had realized this unhealthy parenting when my mom, started to request me that I take a full responsibility in a household. I was putting up my situation as an oldest child as a temporary states, the responsibility on the household should be shared by all of the members in my family, but she made it look like it was my sole responsibility... 

I had fallen into the relationship of enabling again in my climbing activities, I am very good at rope and belaying or risk managements  in severe situation, and the last of my climbing partner lacks to it...he did not seem to interest in learning the safety in climbing only because I am good at... so I felt he is very dependent, without realizing he is so... with the lead climbing  in Hiei, the white slab, he could not pull up a full lengths of the rope, so I could not free-climbed the pitch. As I climbed, I saw the cam he had set was in a wrong position so the rope was stuck. That is why the rope was not up. He did not seem to understand the mistakes he made. 

The last pitch he made a belay station with just one bolt, and it was 40 year old cut anchor, so there is not enough strengths... this time again I had to aid climb for him since he connected 2 pitches in one, and the rope was short for that... you can not connect 25 m and 35 m pitch when you have only 50 m rope, that is a simple sum that anyone can do, but he did it so... later I realized that he did not check with the topo guide before he climbed nor understood basic sum of rope climbing... he was perhaps not well educated in climbing also, the purpose for him to climb was to look brave, falsely brave, so he can impress everyone. I managed somehow with this climb, since I was handed down the skills to survive such poor climbing... by my two climbing mentors, especially the first one... anyway, it took me a while to realize, I am complimenting him so that poorly prepared climbers keep pouring into me, so I should look like "non-educated" instead of "well-educated" so they don't rest on my efforts... 

... well what I want is competing relationship in safety management in climbing. So I can explore my own horizon of climbing, without risking my life.   

Competitive mind is not my cup of tea usually, but if you fail to manage safety in climbing, that will be straight death.  

Anyway, I now understood what's complimentary and symmetrical... so I would be using it in my session.



2024/01/21

【フレッドベッキー化】おすすめ動画サイト

■ レバニキ

これは!という面白動画。

https://www.youtube.com/@levniki

面白く感じるためには、基本的な金融、投資に関する知識が必要というところが、なんとも言えない、いい味出してるんだが…。

こういうクライミング動画があったらいいですね!

■ 必ず負ける投資行動

NISAのような、資産防衛系の投資を23年にスタートして、2度のサイクルで、ラオスに毎年行ける程度には、収益を確保することができました。

体系的に勉強してみて、思うこと…。

一般投資家の投資行動…特に日本の投資家の典型的行動をとっていると

 ”必ず”

負ける。なぜなら、日本の投資家って、報道で日本株式続伸などのニュースが出たら飛びつき、つまり、これは高値掴みという投資行動です。

そして、高値で掴んでいるので、下がり始めたら、損キリしなくてはならないのがつらくて、手放せず…塩漬けになり、何年か後に、その時の購入価格を上回った時に、やっと手放せる…と手放して、全く利益にならない、ということを繰り返しているからです。

投資行動の基本は、

 安く買って高く売る

ですよ。仕入れ値より、売値が安かったら、損失、赤字計上でしょう。

やればやるほど赤字になります。新NISAは、政府の陰謀だ、やらないでいよう、という声掛けもありますが、そりゃ、同じ景気循環を前にして、高いときに買って、安いときに売っていたら、誰だって大損です。

■ 日本人の同調行動 = 目先の動きに振り回される、隣の人をまねする

投資行動における日本人の行動特徴は

 目先の株価だけに振り回される

が筆頭です。

次が、投資的に合理的でない投資手法を取る。つまり、隣の誰かを模倣する、です。

例えば、

 FXやっている80代のおばあちゃんがいるから、俺も…

です。

私は登山時代に、このおばあちゃんの立場に立ち、私の模倣と思われる山をされた登山者がでたことで、死者が出たことがあります。

当時、私は

 読図が可能で、

 雪の山はすでに何十回目かの経験

があり、その時に出したヤマレコの記録で、私が出かけた読図の山を模倣されたようでした…

ので、記録のアップを中止しました。日本人は、模倣する際、表面だけをとらえます。

行動の根拠となる力を作らずに、行動だけをしてしまいます。それでは、うまく行かないです。意味するところは、

 読図を勉強しない

 経験値を積み上げないで、女性が行けるなら俺も行けるだろう…と根拠希薄な判断を行う

です。

■ 同調が最も大きな行動の誤謬では?

最近、栄養コンサルティングをして、

 同調

がもっとも大きな判断の誤謬なのではないか?と感じるようになりました。

 みながやっているから・・・

には、どれくらいの、納得できる根拠があるでしょうか?

 思考停止の道具

に、このセリフがなっていないでしょうか?

■ 皆がやっていることは案外正しい…?

皆がやっていることは案外正しい…は、投資の場合、

 オルカン、あるいはS&P500への投資信託一本

に投資が集中していることについて当てはまります。体系的に学ぶと、誰だってそういう解になる…的な回答が、オルカン投資だからです。

一方、体系的な勉強がない人は断片的な投資情報にすべてを掛けます。博打的ということです。例えば、個別株に全資金を突っ込むなどです。

冒険譚としては面白いけど、

合理的な投資判断の学習には向かない…。

相場師、という人たちの思考回路は

 穴場狙い

です。 

堅実確実な投資活動は、穴場は狙わなくてよいです。

クライミングも同じですね。

一発逆転思考が、もっともまずいものなのかもしれません。

2024/01/20

【クライマーのゲストハウス】非電化工房で弟子を募集中

■ こんなすごい求人が!

非電化工房で弟子を募集中!

http://www.hidenka.net/recruit/apprentice.htm

こんな形で、クリエイティブな弟子を量産していける体制ができたらいいですね!

■ 「あなたは上から目線で、偉そうだ!」という悪口を言ってくる人

は、もしかしたら、その人自身がその傾向があるだけかもしれません。

特に、ナルシシストやボーダーラインの人はコレを多用します、というお知らせが来た。

いや、よく言われましたけど、自分の命を守ることが、なぜ偉そうなのか?そこが知りたいよなぁ。

私は山ヤとしても、独学で出来るレベルとしては、最高のところ(例:甲斐駒厳冬期黒戸尾根)は、すぐ到達してしまったので、より難しいクライミングへ進むことにし、ごく普通のペース…3年で、5.9はほぼ落ちない…で、順調に成長していたと思うんだが、

・九州に来て、間違ったビレイを指摘したり、あるいは、

・愚かな思考によるクライミング習慣を指摘したりしたら、

「上から目線で偉そうだ」を言われるようになった。

しかし、これ上から目線で偉そうですかね?本当に? ただの事実の指摘では?

そもそも、ロープが命綱であるロープクライミングで、命綱として機能しないようなプロテクションの配置でクライミングしていたら、ロープの意味ないですよね? これって偉そうな指摘? 合理的な指摘にしか思えないんだが…。

その命知らず自慢で、クライミングで粋がることが、バカっぽい…というのは、私の個人的な見解として変えがたい…。どこをどう考えても、命安売りでバカっぽいとしか、結論できない。

■ ランナウトに良い面はあるのか?

確かに物事は2つの面があり、悪い面には良い面があるが…、

ランナウト自慢の良い面ってなんなんですかね??

 賢愚で考えれば当然、愚だし、

 損得で考えても、当然、損だし、

何の利得があるのだろうか?

ランナウトがカッコイイ!と言う思想に、私が同調しない…

…つまり、同調圧力に屈しないとして、なんで、そんなに相手は腹が立つのであろう??

そこんとこが謎です。

それはクライミングカルチャーですらないです。

■ 同調者…よくいる新人…がこうむる結末

例えば、私が同調に屈し、40mランナウトに取り付いて、落ち、死んでしまえば、

「やっぱり最近のクライマーは登れねえな」(二次利得)

「俺たちのほうが、やっぱりすげえな」(二次利得)

って以外に何か、その人は得るものがあるのでしょうか…?

そこんとこが、かなり謎です。

■ ランナウトはただの怠惰の証

なぜそのように、”他者を使って”、自分のすごさを証明しようとする、つまり

  ”自己実現” 

しようとする、その圧に、屈さないことを、責められるのか?

が、謎だった…。

実際、リスク回避方法を教えないで新人を岩場に連れて行けば、死に直結する事故が起きます。それは、自己実現的未来 と言われるもので、わざとその未来がつくりだされるように、無意識化で行動している、と言う意味です。

例えばこのような事例が比叡でありました。

https://allnevery.blogspot.com/2023/02/blog-post_19.html

■ どう考えても時代遅れ感あります

5.8で40mランナウトがすごかった時代は、たしかに40年、50年前にはあったと思いますが、現代は、日本でも5.12でフリーソロ。

それどころかアメリカでは、エルキャップフリーソロ時代です。

命知らず自慢で賞賛を得たかったら、クライミング歴3年の高齢女性を、ノーカムで比叡に登らせて俺たちはこれを開拓したんだ!とやるよりも、

 エルキャップフリーソロや

 甲斐駒スーパー赤蜘蛛フリーソロの方と同じ土俵で戦われるのが筋

でしょう。

そうでなくては、同じ賞賛を今得ることは不可能です。

それを、クライミング初めてまだ数年です、という高齢女性クライマーと競おうというのが謎…。

そして、新人たちを次々デスマーチに追い込んでいる宮崎の岩場…。

他者の命を引き換えに、承認を得て何がうれしいのでしょう???

真の勇者は、そういうおぞましい精神から、クライマーを守るもの、でしょう。


【栄養学コンサルティング】サプリ=ドーピングにならないために

■ 第一処方の栄養学的見解

筋トレ男子が自分に効いたサプリを教えるという動画…


これ、分子栄養学で説明できます。試回答。

■ それぞれのタイプ

マルチビタミンが効いた人=全般の栄養失調によるメチレーション不全、腸での吸収不全。

デキストリンが効いた人=腸での吸収不全、とそれによるB6生産不足

EAA=たんぱく質合成不全、およびそれによる消化能力低下

■ 解説

EAAが効いた人は、消化力が落ちており、摂取した栄養が消化酵素によって消化できない人である可能性が高いです。なぜなら、消化酵素もたんぱく質で作られるためです。

ので、EAAで基礎たんぱく質を充足してから(消化酵素を合成してから)、プロテイン(消化吸収を自分で行わないといけないたんぱく質)へ進むと無理なく、筋力増強のステップを踏めると思います。

私はEAAは、いまいちで、BCAAが効きました。どちらの方も、


 アミノ酸が効く= 消化力自体が弱い


傍証です。


マルチビタミンが効いた人は、ベースとなる栄養素全般に低値があったうえ、筋トレで需要が上がるので、食事による基礎栄養の補給が追い付かなかった人です。

B群は、特に需要が上がる。ビタミンA,B,C,D、Eは全部必要なのですが、偏りなく摂れる人は少ない。特に加工食品ベースの人は少ない。B6が不足するとセロトニン等が作れず、鬱になるし、B12や葉酸が足りないと造血も弱くなるので持久力も減ります。B1、B2が不足すると、糖質や資質の代謝にも影響が出て、力もでない。エネルギー代謝が正常化すると、疲れも出ず、摂った栄養をうまく燃焼させられるようになります。

難消化性デキストリンが効いた人は、腸内環境が乱れているほかは、そこそこ食べれて、代謝もよくできていた人で、元の体質が強いのだと思います。山ヤはこういう体質の人が多い。元が強い人。

なので、本来の食べるという力(消化力)は、十分だったということです。食べたものを排泄する力が弱いと、体内に便が滞留する時間が長くなり、腸内環境の悪化により、B6生産が悪くなります。

■ やってみなくては分からない

血液検査のデータが示されれば別ですが、栄養療法の難しさは、ほとんど

 ブラックボックスである体

から、

 試してみて、正解である処方を

 自ら探る

という必要があることです。なので、相手任せの人には、ほんと向いていないというか…。


 自分の体に尋ねる、聞く、質問する


という姿勢が必要になります。なので、

 

 自分に合った処方が見つかるまでの試行錯誤


が、もっとも楽しい部分で、最初から正解を求める人には、合わないかもしれません。

■ 女性で5.12の条件…

強さ…山で強い…というのは、ほとんど持久力を意味しますが…現代生活で持久力が発揮できる場はほとんどない。

私は、持久力と言う意味では、日本で登ることができない山は、そんなにないだろうという感じに4年程度で到達しました。女性のほうが一般に山での持久力は長持ちします。

もちろん、男性山やでがっつり体系の人にかなうような力ではないです。なにせ元の筋量が違いすぎます。女性の場合は持久力に使っているのはケトンで、体脂肪だと思います。男性は、筋肉です。長くやっている山やって、ひょろ痩せ体形の人もなかなかいます。

クライミングでは一転して強さは瞬発力です。瞬時に出せる最大筋力のこと。

男子はオールアウトしてその後使い物にならなくなる… 女性はオールアウト自体ができない人が多いです。

瞬発的な強さが必要なのは、クライミングでは核心というものがあり、そこをこなすのは、一にムーブ、次に筋力で、男性は、二次的要素である筋力でやりくりしてしまうため、ムーブ習得は後回しになります。

しかし、女性だと、ムーブは習得が先に来ますし、習得できても(正解ムーブでも)、その後の筋力でカバーしないといけない局面に来たときに乗り越えられないことが多いです。

それは、

 性による制限を乗り越える、みたいな、女性に対しては過大な要求

ってことが多いです。

女性で鉄棒にぶら下がって胸を鉄棒に着ける懸垂が可能な人はあんまり会わないですが…そこを乗り越えるみたいなのが必要になる。女性の場合、1回懸垂ができるだけで、アスリートレベル。

私にとって、たぶん、5.12は性差を乗り越えるくらいな、運動強度は、

 達成不可能感

がありますが…。 

それは、

 課題の内容による

かもしれませんね。

女性は全般に低身長ですが(私は特に小さく、152cmしかないです)、

・その身長によるリスクアップというハンデがない(立てないところで、クリップを要求されると、たぐり落ちになり、ものすごく危険です)、

・それなりにホールドの選択肢が豊富で、その選択肢のどれもが、5.12の難易度の範囲に収まる課題(ホールドが届く範囲にあっても、2段とグレーディングできる極小ホールドやブランクセクションでは難易度、急上昇です)

・その上、垂壁であれば、可能かもしれません。

オーバーハングは、ワンポイントの課題以外は、まぁ、大体男性の独断場です。スポーツクライミングやアイスクライミングの選手では、オーバーハングも女性やってるのですが、ランナウトの問題はなく、またアックスを使えば、指を使わないでいいです。アイスでは、アックスがあるので、指力の問題を回避できる。

しっかし、私も、フィギュア4試してみましたが、いや~、これは、やり続けてできるようになるのかな?的疑問がわきました(笑)。今、適性を感じている水泳やバタフライでの感触とは大違い。健康のためであれば、合っている運動を行うほうが合理的です。

しかし、とはいっても、

 胸・肩・腕、という上半身の弱点

は、現代の日常生活で要らないから、使わないという方向性に行けば、退化の一途。同じ筋トレなら、やるのが楽しいクライミングのほうが、一般的なトレーニングマシンより、モチベーションの点で有利です。

退化することを歓迎する人類はいない訳なので、

 楽しみの範囲でやればいい

のではないかと思います…。

まぁ、5.12が登れねーならお前はクライマーじゃねえ!と言っているのは、日本の男性に限定したクライミング常識かもしれません。なんせ、5.12まで行かないと、日本の岩場は安全に登れないように設計されてしまっています。

そういう岩場に設計されてしまった理由が痛くて、男性がランナウトで勇敢を気取る、みたいな、クライミングの本質とあまり関係がないような、ヒロイズム…。

でもまぁ、おじさんたちにとってはでもそれが、人生のすべて、であったのかもしれません…。




2024/01/19

【セッション解説】八ヶ岳のおいしいチーズケーキの思い出

■ カチョカバロの思い出

八ヶ岳ではチーズがおいしい。

私は、山ヤからスタートしたクライマーなので、食は大事にしている。
ジムスタートのフリークライマーは、食に対するこだわりは、ほとんどない人が多い。

八ヶ岳のチーズケーキ屋さんは、最初の師匠の鈴木さんが教えてくれたものだ。

チーズケーキセット激安だった覚えがあるが…たしかコーヒーは飲み放題だったような??? 

にこにこ顔で、鈴木さんは教えてくれたんだよなぁ。

もし私に返さないといけない恩があるとすれば、鈴木さんこその人である。

私がラオスに誰か年配の人を連れていくとすれば、鈴木さんを連れていきたい。

■ 鈴木さんとの出会い

最初のクライミングの師匠鈴木さんとは、岩場で出会った。

「そんなところにいるとは、さてはクライマーだな!」「流動分散を作って見せなさい」で私が、作れてしまったのだった。

当時は、私も、師匠が必要とは考えておらず、”イケイケどんどん”で、師匠の側としては、”あぶなっかしくて、ほっておけない”が、本音であったであろう。

■ 体力過信とリスク認知不在 vs 独学に対する根拠のある自信

しかし、私が”イケイケどんどん”であった理由は、大抵の男性クライマーのように体力に自信があり、リスクを認知していないから、ではなかった。

実は、それまでに複数の、

”独学成功体験” 

があったからである。

中学受験からスタートして、英語の習得、プログラミング言語の習得、と、マーケティングクラスではトップ成績、クリシンではMVPと、すべて、かなり高いレベルで習得してきているから、まさか、自分がクライミングを一人では習得できない…とは、考えられなかったのだった。

■ 実際、無謀な人たちから守ってくれた

しかし、師匠の鈴木さんは、私に群がってくる、”考えていない無謀なクライミングパートナー候補”を蹴散らしてくれた。

だからこそ、私は死んでいない。と言えるレベルだ。

最後の最後で、白亜スラブでは、やられてしまったが…。あの時は、ほんとスレスレでしたね。

でも、師匠の鈴木さんから教えてもらった技で、乗り越えたんだった…。

鈴木さんに感謝の念を送るべし。

■ 危ない人たちから守られること

これは、もしかして、2番目の師匠の青木さんも同じかもしれない。

青ちゃんがいるので、危険なやつが来ても監視下というか…。

現在クライミングの世界で足りていないのは、この

 監視下

と言う環境で、ほとんどの男性クライマーが、

 友達レベルの周囲の人の見よう見まねでクライミング

をし、岩場に行き、トンデモビレイを繰り広げても、それが

 トンデモだということ

 が、

 「ほかの人もやっているから」

という理由で理解できない。

■ 製品の選択肢に現れるポピュリズム=広告に容易に騙される

今日は、栄養相談者から、

「僕だってアミノ酸、言われた通りに飲んでいる!」

と主張する内容の連絡が来た。

が、そのアミノ酸サプリの筆頭原材料を見たら、麦芽糖であった…。



これでは、アミノ酸を飲んでいるつもりで、糖分を取っているだけ、になるのである。

だから、この人は余剰糖質から、脂肪肝を発症しているわけなのだから。

この食行動をとるから、結果として脂肪肝になっているわけなのである。

原材料名は多い順から書かなくてはならないと法律で決められている。

脂肪肝に対する”知恵薬”は、”食品を購入するときは原材料をチェックする” である。

■ なぜ、原材料を見て購入する製品を決めないのか? 広告にすぐ騙される

このように日本人は、同調=ポピュリズムに侵されている心の弱さを、広告というマーケティングで利用されている、のである。

ちなみに、この方は、グロービスのマーケクラスでご一緒した方で、

 現代のマーケティングは、主に購入者を欺く方法を学問として扱っている、

ということを知識として知らないはずがない。例えば、例題は、食器洗い洗剤であった。油汚れが良く落ちる洗剤と言うのは、言い方を変えれば、手荒れする洗剤と言う意味である。そりゃそうでしょう…油が落ちるのだから、皮脂もよく落ちる。

私はチバスペシャルティケミカルズで、石鹸抗菌剤部にいたのである… 洗浄剤の宿命は、汚れを落とせば、落としたくない他のものも落ちるってことである。原理的に当然でしょ。

したがってマーケティングの戦略は、手荒れを言わないことである。そんなことを強調したら買いますか?買いませんよね?

同じことが、アミノ酸と偽った麦芽糖、で起きているのである。

このアミノ酸を買っている人は、体に良いことをしていると思い込んで、せっせと自分の体に糖を取り込んでいるのである…。

望む結果が得られないのは当然ではないだろうか?

■ 独学の秘訣

私の独学の秘訣を教えてほしい…と聞いてくる人は多い。

…秘訣をあげるとするなら、

 みんながやっていることはたいてい間違っている可能性が高い、

と考えることである。なぜなら、その結果が、

 皆の現実だから、

である。

8割の人がうまく行っていないのなら、その8割の人がやっていることは間違っているのである。

残る2割を模倣することだ。

例えば、太っている人は、太る食行動を行うから、結果として、太っているわけである。

原因と結果の法則は万人に共通である。

太っている人に痩せる秘訣を聞く人はいない。

同じことで、何かで成功していない人に、成功の秘訣を聞いても仕方がない。

クライミングで、みんながやっていることをやる、ということは、

 その他大勢のクライマーの一部に埋もれる

ということであり、それは、

 抜きんでる、

ということとは正反対の道だ。言われたら、あたりまえでしょ。

■ 優れている人を見つける

マネをするなら、

 優れている人、
 すでに実績がある人

をまねしなくてはならない。

師匠の鈴木さんは、岳人に寄稿するクライマーだった。技術もしっかりしていた。が、それでも私は山岳総合センターのリーダーコースは受講した。センターは、かつて中島岳志さんが所長を務めていたそうだ。中島兄弟のお父さんです。

マネする相手を間違えていたら、誰だって正しく成長することはできないであろう…

英語にしても、英単語テストで100点取ったからしゃべれます!って人に会ったことありますかね?ないでしょう。

しゃべれるようになった人は大抵が、一人で外国に飛び込んで誰の助けもなく、日本人が一人もいないという環境に耐えた人ですよ。

同じことをするだけですよ…正しい道は、たいていは、大変で、そして孤独、です。

簡単なほうを選んでいたら、そりゃみんながそうするんだから、皆と同じ結果になる。

つまり、うまく行かないんですよ。



2024/01/17

ナナファテからルーフロックへ。

今年は小川山行くかねぇ…

 ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーーーーー

【会社設立と創業の動機】

私はカラファテ川上店の場所を引き継ぎ、クライミングショップ「ROOF ROCK」をオープンするために、本日、2024年1月16日、「株式会社ルーフ・ロック」を設立しました。

クライミングショップ「ROOF ROCK」がオープンする場所は2015年にパタゴニア川上店としてスタートし、2017年から東京目白に本店があるクライミング専門店カラファテに引き継がれ、この地に通うクライマーから愛されてきました。

2023年11月末にカラファテ川上店は7年の歴史に幕を閉じました。

私はパタゴニア川上店時代からこの場所に通い、2021年4月から3年間カラファテ川上店で働きたくさんの方々に出会う事が出来ました。

私はこの場所が大好きです。

大切なこの場所を守るために創業を決意しました。

クライミングショップ「ROOF ROCK」は2024年4月27日(土)にオープン予定です。

ROOF ROCKのフェイスブック、インスタグラムのアカウント立ち上げました。

今後とも是非宜しくお願い致します!

https://www.facebook.com/ROOFROCK.CLIMBINGSHOP

<Motivation Behind Company Establishment>

Today, on January 16, 2024, I have established "ROOF ROCK Co., Ltd.” to take over the location formerly occupied by Calafate Kawakami Shop and to open the climbing shop "ROOF ROCK."

The location where "ROOF ROCK" is opening began its journey in 2015 as Patagonia Kawakami Shop. In 2017, it was taken over by climbing specialty shop Calafate, headquartered in Mejiro, Tokyo. It has been cherished by climbers frequenting this area over the years. At the end of November 2023, the Calafate Kawakami Shop concluded its seven-year history and closed its doors.

Since my time at Patagonia Kawakami Shop, I have been coming to this location, and from April 2021, I worked at Calafate Kawakami Shop for three years, allowing me to meet many wonderful individuals. 

I love this place. I resolved to embark on the journey of entrepreneurship to safeguard this cherished location.

The climbing shop “ROOF ROCK” is scheduled to open on Saturday, April 27, 2024. I have launched Facebook and Instagram accounts. I look forward to your continued support.

ーーーーーーーー

これをかいた人の公開動画。宮崎出身の人ですよ。ちゃんとしてますよねぇ。

九州にい続けることがリスクってことですかねぇ…

2024/01/15

【フレッドベッキー化】一年の計と新NISAの計

■師匠・田中泰輔氏の一年の見通し

めちゃ参考になった。田中泰輔師匠の動画。まさしく言い得ていた。

23年の相場は、私にとっては、投資初年度で、まさに
 
 ”暴落来る来る詐欺”に踊らされた一年

でした。 踊る阿呆で良かったです。23年は踊った者勝ちだったんじゃないかな?

振り返ると、3月に米国銀行破綻があり、リーマンショック時の幻影がよみがえる感じでした。しかし、5月、相場は持ち直し、債権市場は、歴史上の最安値で買い相場、同時に米国株はAIバブルが来て、堅調、全く景気が陰らない… 夏相場は空前の株高でした。

おかげで、年初に仕込んだ債権は赤字でした…(笑)
 
日本株は、中国の経済破綻を受けて、世界の投機マネーが流れ込んだ結果、ファンダメンタルズから見て過小評価されていた分を取り戻しましたが、

 市場参入者が外国人ばかり

なので、株価安定せず…

 上下幅4000円。

この幅で利確する感じです。

しかし、結果としては、年に2度のラリー(サマーラリーとクリスマスラリー)で私は120%近い利益を2回出しました。

■ 長期投資=ほったらかしはない

これは長期投資の原則(=動かさない)に反すように見えますが、実は長期投資のほったらかし時代は、2008年からの投資ですでに終了しており、今が、10年に一度は大暴落があると言われる、その長期投資の引き際なのです。

逆イールド状態に気が付いてよかった…。今は、その暴落の潮目の前にいるので、多くの投資家の合理的な投資行動は、

 経済市況ウォッチに抜け目なく
 こまめに利確

の2点になります。

 CPI、雇用統計、FOMCの利率

がどう動くかの3点は、確実に見ていないといけません。と言っても、ニュースで知る程度で十分で相場を出し抜くつもり、は必要ありません。

長期金利と短期金利の逆イールド局面は、FOMC利上げ打ち止めにより、解消方向です。さらに一歩、歴史上の統計資料の面からは暴落に近づいたので、トレードする人は、上記の3つの経済指標は追っている必要があります。

■ 入るタイミングが大事

相場に入るタイミングですが、入り方を間違うと、同じ相場でも利益が出ません…。

今が入るときか?出るときか?の感覚を養うのに、今の相場は、負け戦の率が少ないので、良い時期のように思います。

いつ相場に入ってよいか?タイミングが分からない!

それなら、失っても惜しくない少額…例えば、100円から入れますから、そのような額で入って、まずは様子を伺い、波に乗れるようになる、というのが大事なことだと思います。

■ 絶対金額ではなく獲得利率で成否を判断します

100円でも8%増えれば、108円。100万円なら、108万円。どっちの人も実力は同じです。

なので、

 利率

で、自分のトレードの成否を見てください。そうすれば、額が大きくなった時も、額面に振り回されず投資判断できます。

誰にとっても、108円失っても痛くもかゆくもないので、100円から投資経験を積める新NISAは大変おすすめです。

■ ほったらかし投資術は、時節柄、無理

山崎元さんの『ほったらかし投資術』という本を昨日拝読しましたが、やはり、現在は10年に一度の大暴落予測がある時期。

山崎さんの下げ相場への対策…は、一言でいえば、甘んじて受ける、ということでした。というのは、債券に入れても、キャッシュで持っても、ダメージはダメージで、受けるからです。株で持つとダメージが大きいです。

ただ…同じようにダメージを甘んじて受けるでも、ダメージを小さくする、と言う方法もあります。例えば、債権は暴落したとしてもダメージ小さいです。債権を持つことでダメージを小さくする戦略は大変おすすめのはずです。

■ 24年の戦略

24年の戦略ですが、基本的に年前半は、23年と同様です。

米国の景気が強そうなので、米国株も強いまま…なので、日本株も上昇トレンドを形成しそうです。

ドル円もFOMCの利下げ観測がないので、今のドル円相場のまま持ちそうです。つまり、株式投資OKです。

ただ良く逃げどころをつかまないといけないので、ほったらかしにはできない。

インデックス投資でも同じです。中身は全世界の株式なので。

こまめに下がったタイミングで買い、上がったら、部分的に利確する。この作業をこまめに継続(こまめと言っても数か月は潮目変わりませんので、おいておきます)

全体的に、去年と同じく、利益が取れそうな楽しみな相場とのこと、です。

■ 新NISA設定

Q4の整理とNISAの仕込み終わりました。

けど、せっかく予習した大井幸子流米国ETFでの運用は、ほとんどNISA枠の積み立て枠は、使えない。成長投資枠は使えるものもあるが、債券ETFには使えない。

要するに、基本120万円は、国内の投資信託のオルカンなどのインデックスファンドに入れてね、ってことらしい…。つまり国内の証券会社への配慮ですかね?

これがコア投資枠になるわけですが…でも、コアが120万円で全額株式への投資信託だとコアにならないっていうか…暴落した場合、5割くらい下がります。5割の減益、耐えれます?120万円が60万円になるって意味ですが…。私はヤダ、なので、この枠はコアとは言えない。コアは、減らない資産にしないと。

さて、残る成長投資枠ですが、名前からしてサテライトな位置づけで、240万円って…うーん?

ファイナンシャルプランナー的に言うと、国は、国民のまさかの時のお金は年120万と思っているってことで、国民生活は月10万で食えるはず!って思っているってことだよなあ… まぁ都会では無理ですね!! 最低額が20万円です。

さて成長投資枠を使って、手堅い債券に入れるとしても・・・株式の投資信託のリスクオフできる半量入れるとすると? 積み立て投資枠の投資信託120万円は、つまり株式投資と同じ意味なので、同額だけ債権に入れないといけません。つまり120万円。

となると残るは、成長投資枠240-債権120=120万円が、遊びの投資に使えるお金。

米国の個別株にいれたり、日本株の個別株にいれたり、コモディティ…あ、忘れていましたが、10%はゴールドに入れておく約束なので、全体(360万円)の10%の36万円はゴールドの投資信託に入れてください。EFTでもいいし、現物でもいいです。

しかし、そうなると個人の創造性を発揮して、入れ先を工夫して、遊んでいいお金は

66万円/年

ですね…。

■ まとめ

積み立て投資枠(120万円)より…

  eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

などのインデックスノーロード 120万円(10万円×12か月)

  債権 50% なので、成長投資枠より120万円 

  ゴールド 10% 成長投資枠より36万円

  その他 お好きな投資 66万円 ここで大きく出せるかが勝負

66万円でも、120%で運用できれば、66×1.2=79.2万円。

元金を取り崩さなくても、

 79.2ー66万円で13.2万円

ですから、年に一回のラオス2週間のクライミングトリップは、ゆとり付きで行けます。

参考:ラオスクライミングトリップ費用

2024/01/13

【フレッドベッキー化】祝!2023年の達成 プチフレッドベッキー化達成

 ■年1トラベリング・フレッドベッキー化は、達成したかも?

フレッドベッキー化へのベイビーステップで

 目標:運用益で、年1回、ラオスにクライミングに行ける収益

にしていましたが、2023~の投資スタートで、それが出せたかと言うと?

 出せた♪

ので、もしかして、年初に立てた 年1フレッドベッキー化計画は達成したかも?

■ 4Qラリーの成果を計測

10月~1月12日までの約2か月で、損益通算で、投資利回りは

 11.57%

でした。これってめちゃ良いです。

投資信託一本だと、ishares 225で 8.81%でした。つまり、約3.47%の利率上乗せ。

個別株をする意味はある、ということです。

もちろん、損も出しました。

個別株に入れる意味があるのかな?と思って、いろいろ、業界を散らしてみたんですが、業種を分散するとインデックス投資に近づくわけなので、意味がないかも?

成績が良かった業界に集中投資がいいのかもです。今回では、海運と商社、AI関連です。ほかの業種はあまり良くないです。特に製造業。

■ サマーラリーも120%でした

2023年のサマーラリーは、5月ごろに仕込み、9月に利確し、夏は相場かなり好調で、20%程度の利益でした。

つまり、

 サマーラリー 10000円が12000円に

 クリスマスラリー 10000円が、11870円に。

ですので、2勝0敗です。まぁ、相場が上げ相場なので、勝たない人がいない相場ではありましたが…。

これは田中泰輔師匠のサイクル理論にのっとって、相場の流れに乗った結果です。普通に順張りです。トレンドのフォロースルーと言うものです。

■ あてずっぽうではない

近所の80代のおばあちゃんが、FXで旅行代金をひねり出しているそうですが、まぁ、あてずっぽうです。見ていて大変あぶなっかしい…。

そのあてずっぽうのひどさを指摘したら…、その方いわく、

 「小額しかトレードしないから」

これ、どこかで聞いたセリフです。

山。「私たち、丘しか登らないから」

中高年で、考えない登山している人にありがちですよねぇ…。丘だって、さえぎるものがないですから、強風は、十分人を殺しうるリスクですけど…。丘で雷に会ったら最悪。

クライミング。「俺たち、ボルトルートしか登らないから」

いや~ ボルトルートのボルトが40年経過しているとか、新品でも5kNしか強度がないとかだと、もうカムより危ないですけど? その上、そのボルト位置がランナウトしていたら、プロテクションとしては、超・意味なし。

IT。「暗号化は要らない。なぜなら、パスワード知っているのは少数の人間だから」

ばかっぽい…。

この80代のおばあちゃんは、なってはいけない事例です。

■ 当方の手法

私の手法は、

・小学生で中学受験したときから、

・中学でBasic言語を習得したときから、

・そして大学で英語をマスターしたときから、

・また、登山でも本格的と言えるロープが出る山を習得したときから

…全く同じです。

独学。ACの生存戦略です。めちゃ強いので、助かってはいる。

■ 師匠を定める ここを誰にするか?がポイント

さて、投資の勉強法ですが、まず、師匠を決めます。

私の場合は、最初に決めた師匠は、大井幸子さん、です。Kindle本が出ています。

買い方:https://amzn.to/3RVaOPR

師匠を決めたら、その方の理論通りに、まずは投資を行うのが大事です。大井さんのおうちポートフォリオでは、米国ETFを中心のポートフォリオが組んであります。

さて、次は、その師匠ではカバーできない部分を補う師匠を見つけます。私は田中泰輔師匠にしました。

売り方:https://amzn.to/3TXNKTq

そして、その両者の言うとおりに運用します。

これで、私は、大体、一年の中の2サイクルで、約120%の成長を取れる投資ができました。120%×118%だと、複利で言えば、40%取ったことになります。残念ながら単利で、上がった収益は、もう使ってしまいましたが(笑)。

みなさんもぜひ、

 優れた師匠をぐるっと丸ごと模倣する、というテクニック

を使ってみてください。ポイントは優れた師匠を模倣することです。

多くの人が間違うのは、模倣するに適さない、隣の友達とかを模倣してしまうことです。

それでは、模倣ではなく同調になってしまいます。

投資において、

優れた投資家の模倣は? → その師匠の言うとおりに投資ポートフォリオを自分で組むこと

であり、

同調は?→ よくわかんないけど、80代でもFXやってるらしいから、俺も…です。

クライミングにおいて

優れたクライマーの模倣は?→ UIAA登山技術解説で、ロープワーク等を確認することです。

同調は?→ あいつも登ってるから、俺もできるだろう…です。

全く似て非なるものですので、決して同調で物事を行わず、きちんと優れた先人、指導者の模倣をされることをお勧めいたします。同調は、特に相場において自殺行為です。

現在日経平均は最高値にいますので今入ると、下がります。今は利確タイミング。

違いは、

 市場経済に対する理解度

 クライミングに対する理解度

に現れます。

フレッドベッキー化への千里の道も一歩から…。彼のように年がら年中、投資だけで食べながらクライミングするというのは、無理でも、年に一回であれば、多少の勉強と自己投資で何とかなりました。