2019/01/28

Alone on the wall  その2

アレックスオノルド君のAlone On the Wallを英語で読んで、クライミングのスラングを拾おうという試みをしています。

あんまり、特殊な用法はないのですが、今読んでいるのは、2つめのフリーソロ、

23ピッチのハーフドーム、レギュラーノースウェストルート

です。2時間50分で登り切っていますが、最終的にあまり完璧なクライミングでなかったらしくて、満足していないみたいです。

get gardened =クライマーが登っているため、ルートからコケや植物が取り除かれて、登りやすくなっていること

Hidral=ダイヒードラルの略でヒードラル ディエドルのこと

Cal -de-sacs 行き止まり 袋小路
 
Carpe diem その日を摘め=今を生きろ

・アレックス君はジーンズは履かず、スウェットズボンが好き
・2サイズ大きめのTシャツを着る 
・Tシャツにはアウトドア系の標語が書いてあることが多い
・両親はESLの先生
・大学進学を待って両親が離婚
・父親が55歳で他界、アレックス君は19歳の時
・父親と登ったMt.Tallacにスノーシューを履いて登り、滑落。ヘリでレスキューされている
・彼の史上最悪のクライミングはノーチラスで終了点を無視してピッチをつなげ、ロープドラッグで登れなくなりながら、頑張ってノープロでリードして大変だったこと
・フィンガーは苦手っぽい
・スラブも怖いみたいだ

大体1日一章くらいは読めるので、ずいぶん前より読書スピードが上がったみたいだ。

しかし、クライミングだから読めるのかもな~ 興味がある、ということが何より読書のエンジンだということだろう…

この動画はフリーソロではなく、普通のロープクライミングで、ハーフドームノースウェストルートがどんな感じかということを知るために掲載。

2019/01/27

油山川 7回目 雪と新5.10b

■ 雪と岩

昨日は、福岡でも雪が舞い、ついでに雷も鳴るという、とっても変わったお天気だった…雪はうれしかったけど、さすがに雷の日に、わーい♪と出かけるわけにも行くまいということで、翌日の快晴の今日、雪を期待して、近所の山に出かけた。九州でも雪を踏めるかもしれない。

同行者は岩場の開拓者の方で、新しくラインを一本追加したそうで、ボルトを打つだけ、だそうだ。岩場に行って、帰りに山頂へお散歩する予定。





私は私で、一人登り用のロープのセットを確認したいと思っていた。トップロープフィックスで登る方法ということなのだが…ロープクランプをつける方法は、マルチでロープアップされないときに使っているが、どうも思い切った動作ができない…ため、やっぱり一人登りは、あまり練習にならないでいた。せっかく岩場が近所にあるのに…。

集合時間を遅めにしたので、お日様の光で、雪も早々に溶けてしまっているのではないかと思われたが、予想以上に残っていた。岩場が沢筋ということで日陰だったためもあるが、だいぶ残っていて、ほんのり雪化粧した山を久しぶりに堪能できた♪

岩場のほうは…樹幹から落ちる雪解けの水が滴り、岩を濡らすため、2段になっている上段の部分しか使えそうになかった。

懸垂で2本ロープを垂らし、それぞれにぶら下がる。同行者は、ボルトを打ち、私は私で、自分のロープクランプのセットを試してみた。

■ トップロープフィックス

私が思うには、山における安全策の原則は、1)強固である こと、そして2)冗長であること、の2点だ。

トップロープフィックスでブラさりながら、一人登りするにしても、この原則に照らし合わせると、1本のロープ、つまりシングルストランドでは冗長性がない…ので、ダブルのストランドであれば、より安全と言えると思い、それを試してみたかった。

とりあえず、試したけど、クライミングに器具が追従してくるというのが重要なのだが…位置関係がイマイチ…という結果になった。

キャッチはするんだが、たもとでたるんだロープでは落ちる気になれないだろうと。

■ 新しい5.10b

ボルトを2個打ち、そのライン(5.10b)を登ってみた。

… 3~4手ほど、フットホールドなしでのムーブが連続する…(汗)これって、キャンパできないとつらいかも?なムーブ?!

まず最初の出だしが、左にある良いフットスタンスから右手の手に足に載るためには、右足が小さいフットスタンスなのだが、そのスタンスに左足を乗せる必要があり、踏みかえ。極小踏みかえ。

まぁ、それができたと仮定して、非常に大きなフットスタンスに乗るのが、まず立ちこみの課題になり、パワーを使う。

次は斜めのカチが左にあるが… その上には、以降フットスタンスがないので、斜め向きのカチでなんとか右上のたてカチをとらえないといけない。その後も係りの良いカチが右にあるが…なんか大変だ~。足がない!

そのあとは、大きなガバがあるのだが… その後はまぁ5.10代だなと思ったけれど、フットスタンスがない約1~1.5mほどの区間が… これは背が高いと届いてしまっていきなりグレードが下がる系なのだろうか?

しかし、ちっちゃい人には損ってだけで、高いグレードを付与するのも、おかしな話かもしれないので、他にも登れる人が何人か来てくれないと何とも言えない…が、私的には、「5.10bか~ 厳しいな~」って感じだった。

■ どこまで登れるかを気にしなくていいのかも?

ふーむ、私は一生5.9で満足なのかもしれない(笑)。

例えば、「5.10bが登れます」と称するのに、自分に適した特徴の5.10bばかりを登って、登れます、と言ってしまっていいのだろうか? 5.10bが登れます、と言うからには、ありとあらゆる5.10bが登れなくてはならないように思う…

…となると、一般に”クライマー”と呼称する場合、どんなケースでも登れる、というのは5.9が与えられている地位であり… 5.9で落ちる人は、”ナインアンダー”と呼ばれ、その意味するところは…”今からの人”、”入門者” くらいな意味である… そこは、まだクライマーとは言えない。

…とすると、私は、もしかして、一生、一通りナインは登れる人という意味で、”ナインクライマー”、ということでも、もしかして構わないような話だったりするのかもしれない。

つまり、5.12まで行かなくていい、というどころか、5.11までをも気にしなくていいのかも?ってことだ(これまで、5.11クライマーになるというのは一通り本チャンで出てくる岩が登れるって意味だと理解していた)。

が、そういう理解が、ガラガラと音を立てて崩れていく昨今… うーむ、グレードというものが、このような、頼りない道しるべであったとは…。

グレードなんか取っ払って、好きなように登れって話?!

■ 岩は打ち解けるのに時間がかかる相手

まぁ、今までの経験で分かっていることは、岩というものは、お人柄的に内向的で、辛抱強く、岩の歌を聞いてやらないと、岩の語り掛けてくるものが聞こえてこないということである…。

その点は、なんか、他と違う。私が知っている雪の歌、氷の歌、沢の歌、どれとも違って、極端に内向的な人で、そして、相手を選ぶ、と思う。気に入った相手には心を開きまくるが、そうでない人には…みたいな感じなのが岩だ。

というわけで、私は、まだ岩に気に入ってもらった人材、というわけではない…が、岩というものの性格から言って、まだ岩の歌が聞こえてこないからと言って、投げ捨ててしまうのは、まぁ時期尚早だろう…
ボルダーもあった。登れそう…

山頂から市内が眺められた。荒平山へ縦走もできるそうだ。




2019/01/25

初めての野岳

■ 久しぶりのクライミング~

今日は久しぶりに先輩とクライミング~☆

お元気でしたか~って感じ(笑)。まだ風邪の影響で声が変だったので、相方には、”うつすなよ~”と警戒されたかもしれませんが、やっと屋外に出れてうれしい日でした☆

私のクライミング…の喜びのうちの大部分は、クライミングでもしなければ、行かなかったであろう辺鄙なところ(笑)へ行ける、というものです。

私は戸外が好きなのです、戸外が。つまりアウトドアが。それもご機嫌なお天気ポカポカの日に行きたいのです。というか、お天気ポカポカなのに、なんでインドア?って思ってしまうのです。

■ 岩場の歌を聴く

山には、ひとつひとつ固有の、個性があり、その山に適した登り方をしないといけないということがありました。たとえば、同じような雪の山でも、谷川岳と八ヶ岳では、奏でる雪の歌がまったく違います。それが雪の山を知る、ということです。雪山とお友達になるということは、その山がどういう雪の歌を奏でるか知っている量が多いということです。

それと同じで、同じ安山岩でも…日向神と野岳では、奏でる歌が全く違う!

ので、その岩の質の違いとか、そういうものを知るのが楽しいのです。

■ 野岳は11クライマー向き

ただ、野岳は課題のグレードが偏っており、11クライマーに良い岩場のようでした。10クライマーではないです。残念。

今回は、一応登れそうなのに目星をつけて行ったのですが…。

アップで 5.10c 禁じられた遊び を登り、となりの5.10A ミスター礫をオンサイトしました☆ いや~粘ったらムーブが出てきた~良かった~

ダーティレイバック 5.10bはギリギリだめでした、最後のマントルだけ意味不明でした。

■ マントル

昨日はマントリング…先輩があとから、体を倒すということを教えてくれたのですが…なるほど、と思いました。

私にとってマントルは、上下に体を引き上げる、プルアップと同じ運動イメージしか持っていませんでした…左右か!というのは、私にとって、固定観念の覆し!

というのが、今積み上げている事柄です。なので、上手になりたいというより、興味がある、探求心がある、対象がクライミングっていうほうがあっている。

岩って不思議で、岩を登るための身体技法、というのがちゃんとあります。英語で言えばそれがムーブという訳なのでしょうけれど、日本語で身体技法というほうが、その奥深さのイメージが沸くのではないでしょうか?

一般にクライミングをしたことがない人が、初めてクライミングをすると、初めて自転車に乗った人みたいな感じです。あら、どうしましょうレベルに、どうしようもない、って感じです。

しかし、これがめげずに、食わず嫌いとか、一口食べてまずかったから食べない、みたいなことをせずに、続けていくと、ある日突然、あれ?!となるんです。それが私が多くの人に味わってもらいたいものというか…

まぁ私はもう味わい済みなので、これ以上急いで上手にならなくていいんですが、それでも、日本の岩場は難しい課題ばかりなので、登れるようにならないと、本人が楽しくない、ということなので、まぁ登れるようになる方向で頑張っています… 環境に合わせるとそうせざるを得ないというわけでしかないです。本来、開かれた岩場というのは、Something for Everyone です。誰にだって何か登れる課題がある岩場がいい岩場。 

日本の岩場に易しいグレードの課題が少ないのは、私のせいじゃないです。日本の岩場が特権階級の既得権益化していたという過去の状況を示すだけ。

野岳は、トポも分かりづらく、5.10bのとなりが5.11とか5.12とかで同じように易しそうに見える…ので、ちゃんと登れる人と行かないとえらい目に合いそうです。強つよクライマーと一緒にいないと行きたくない岩場かも(笑)

最後のマントルのところ、エイドでAゼロしても超えられなかったんですよね(笑)。

ああ~マントルは課題だ~

禁じられた遊び 5.10c とミスター礫 5.10A

パワフル魂 5.12AB




2019/01/16

初めての岩場整備

■ 初めての”お使い”、もとい”開拓”(笑)

今日は初めての岩場整備に案内してもらいました。恐れていたより、嫌な作業ではなかったです(笑)。ビビって厚着しすぎて行きました(笑)。

”開拓”と言うのは、「大変だ、大変だ」と聞かされています。

ので、さぞかし大変なんだろう~と、ビビって行ったのです…が、2名であったためか、程よくお話もできて、それが楽しくよかった~。

…というか、私が担当した部分は、ほとんど小学生のお手伝い、みたいな感じだったかもしれません(笑)。

要領も得ておらず、貢献度もイマイチですが、褒めてもらえた~♪みたいな(笑)?

■ コケをとりあえず振り払う

ルートは、先日マルチピッチの1ピッチ目で登った、コケコケの1P目です。

ここは易しかったのですが、コケがグレードを高めていた、というか、コケの中からスタンスを掘り出して、登りました。コケで滑るのでスメアはないので、スタンスの角かど命!でした。

一度登っているので、なんとなくわかるというか、親しみがあり、やりがいがありました。

私が使った終了点から、さらに少し上に登ると、登山道に出るのですが、そこまでの少しのトラバースはベテランが掃除しながら進んでくれた箇所です。

ブッシュで埋まっていたのですが、今回は、そこに2本ボルトを打ち足しました。

これで誰が来ても安心で登れるってことです。

■ボルト

そのボルト打ちは、ベテランが気を利かせて、私のようなチビの身長でも、ヌンチャクが掛けられるか?と聞いてくれ、意見を取り入れてくれたような格好です。

ボルト打ちは、意外に一瞬で終わりました。掃除するほうが8割。

ボルトをどこに打とうかな?

と考えるには試登が必要で、これはむしろ楽しい作業でした。試登とボルト打ちは、岩場整備のハイライト、な楽しみですね。


■ 次なる、行動指針…

最近、行動指針を探しています。

”一番ではなく一流…”という言葉がありますが、”山高きがゆえに尊からず”というものの、

山には3つの価値があります。

1)未知の山
2)大きな山
3)困難な山

山のサイズをどんどん大きくしていく…という山は、私は厳冬期の甲斐駒の単独で終了しました。

もちろんどんどん大きくしていくことも、できるはできるのですが、次は、例えば笠新道とか、残雪期であれば、白馬主稜とか候補に挙がりますが、北アは、厳冬期には一週間の缶詰に耐える体力が必要で、私にはないだろうし、残雪期でも仲間がいないと、これ以上大きな山は、少々リスクが高すぎると思います。

困難な山では、阿弥陀北稜の単独で、ひと段落かと思います。

”小さくても本格的な山”、”質”として、登山の本来の山…をしたいと思い、それは、どのような山になるだろうか?

とずっと考えていました。

もはや、私に冬山はないからです。フリーにおいても限界は、最初から見えているようなものですし…40歳を過ぎて登攀を始めた人に高難度、という道は、ほぼほぼ、ないだろうと。

登ってホールドを確認しないと磨くところがわからない
沢はどんなに小さくても、簡単であっても、登山の本質…それは道なき道を歩く、ということではないか?と思いますが…を踏襲した山行形態であると思います。

アイスクライミングは、常にオンサイトであるので、たとえ4級の登攀でも、それも、やはり本格的な登山であると言えると思います。

しかし、岩は…。

どうしても、”ボルトを追いかける山”、となってしまい、「100岩場にある通り、5.9だったね~」などと、”ガイドブックに書いてあることを確認する山”になってしまっていました。

ここを歩こう!ここを登ろう!と思って登れるわけではないからです…。それができるとすれば、トラッドだけですね。しかし、トラッドの難しさは…。

今日は、その既成ルートを一歩踏み出した記念すべき一日です☆






2019/01/15

大蛇山 5.10c


Balcony area 

■日向神 バルコニーエリアは冬温かいエリア

昨日は久しぶりにフリーを、というので日向神のバルコニーエリアへ。

I went to Balcony area in Hyugami, best area in winter climbing. Topo is here.

http://www.geocities.jp/k1hut/newbalcony.html

雨後で、岩が濡れている、濡れていない、などというエリアの選択には経験値が必要で、それがないと、遠回りをすることになる。

真冬に凍える岩場に行ってしまったり、真夏に暑すぎて登れない岩場に行ってしまったり。

しかし、遠回りは、ある意味、経験者のありがたみを理解するのに必要な経験で、こうした遠回りをすること自体は、非常に学びが多く、楽しいことだ。

今回は冬の岩場ということで、バルコニーエリアへ出かけた。気温が5度くらいはないと冬の岩は厳しいということを学び中のため、ずっと車の温度計を見ていたが、ずっと0度。ほんとにあっているんだろうか?

0度はアイスなら、ほっとする温度だが、岩では…。寒さ対策していったら、意外にあったかくて、ほとんど脱いで登った。

日向神は、トップロープFIXにすることができない=限界グレードにチャレンジするのはいいが、そうなった時は問題は回収困難…。

回収便が出せないと、カラビナ残置ってことになる。ので、登れる人がいるときは、難しい課題にチャレンジしておく。

■ 案内者の重要性

回収の問題だけではなく、初めて行く岩場では、とりつく課題の選択に、経験値が必要になる。今回は、私に与えてもらったのは、

 大蛇山、5.10c (Daijyayama 5.10c)

これは楽勝そうに見えて、意外に苦戦した。リード時に分厚い安全マージンを採用中だから(笑)。

この時点で、判断に、

1)この時期に最適な岩場の選択
2)このクライマーに適した課題の選択

という2点が必要で、どちらも、長い経験値のたまものである。下に続く世代は、おかげでスピードを多少なりアップした成長が許されることになるのだ。

■ アップとアップアップ

アップは、5.10bのサスケだが、サスケのほうが大蛇山5.10cより難しい。TRで登らせてもらった。

A warm up was 5.10b Sasuke but Sasuke is harder than Daijya yama 5.10c.

この時点で、すでに汗だくだった。アップなのにアップアップ。

サスケは、核心が2か所あるが、バラバラに出てくるのではなく、連続して出てくるので、核心を抜けた!と思ったら、抜けていないことになっている(笑)。これは、5.10bだと辛いようだ。

次に大蛇山にぬん掛けしてもらい、取り付いたが、1番目の核心で立ち込めず、なんどもトライののち、途中で退場。ランチを食べる。しばらく歓談などして休息。

再トライしたら、登れた。その核心の以後も、ミニ核心が出てきたが、なんとかなった。

しかし、絶対落ちないように最近は登っているため、頼んでもいないのに、筋トレ化しており(笑)、これは…という腕の張り具合(笑)。

最後に、11Aテラノを登る。これは、クライミングジムの課題みたいで楽しいよ!と言われた課題だったが、すでにお疲れがあったのか、メンタルも終盤では枯渇してきており、最後の一手にランジで飛びついてしまった… 短気を起こしたためだ。トップロープだから、というわけで。

こういう風に短気を起こして登っても、何にも身につかないんだよ~と心の中で反省。しかし、早く終わらんかね、という具合になったのだった…超難しかった。

ハンドホールドは分かるんだが、みんなポケット。しかし、ポケットのサイズは、前の大蛇山より大きかった。

大蛇山で、ポケットを使ったせいか、両手とも、薬指が痛い…。指、ほんと、すぐ痛くなりますよねぇ‥ これはグルコサミンとかコラーゲンとか、そういう対策をした方がいいのでしょうか??? 

なんか私の中では、そういうものに頼り始めたら、煩悩の道、って気がしているのですが、それはヨギーである故のこだわりで、ちっぽけなこだわりなど、この際、捨ててみたらいいのかね?

These routes uses a lot of pockets! So my fingers hurts today...

■ 大蛇山という祭りと酒  Daijya yama Festival and Sake

山は登るだけではなく、その土地の習俗や風習を知ることが大事だという初期教育を受けた。

I was told to look local history and life and tradition in my early days as a hiker and climber.

I felt Daijyayama was a funny name and asked people, they said it's a name of local Festival.

大蛇山というのはお祭りなのだそう。検索していたら、おいしそうなお酒を見つけた。

日向神では、大蛇山というお酒を飲みましょう(笑)。

I found even Sake named Daijyayama!  We should drink Daijyayama when we climb in Hyugami!

http://user.ariakenet.com/~egashira/daijyayamadensetu.htm?fbclid=IwAR0gG6-tMQE125OE18wm7QdY2F0JqFjFe4uIpKtmIXGjcZVsiooMpLxxkmk

■ 温泉&グリーンピア八女

実はお正月に少し太めになりました…(笑)お正月というか、冬はいつも少しふっくらしています(笑)。 以前は冬山仕様に体が適応したんだなーとそれだけでしたが、今は、-20度の山には行かないので、脂肪の防御は要らないかも…。

でも、下界の岩だと舐めて薄着すると、寒いということは理解。下界は下界で寒いのはなぜでしょう?山では歩いているから寒くないのかなぁ。

久しぶりに、これは!という肉体疲労感だったので、急遽、温泉を検索し、グリーンピア八女へ行きました。温泉500円でした。

湯の質は、温泉というより普通のお湯でしたが、温冷交代浴ができるのが助かった。私はこれが一番好きな入浴法です。暑いのと冷たいの交互に入る。

グリーンピア八女は、典型的な不採算レジャー施設になっていました。莫大な建設費を掛けたであろう施設なのに、利用者の気配は薄く、岩場で会った人間の数より、少ない人間にしか会いませんでした…。もったいない。

私は国際的なクライマーのゲストハウスをしたいという夢があるのですが、グリーンピア八女など、シャトルバスさえ出してくれれば、クライマーを迎えるのにぴったり。

しかし、たとえ企画しても企画倒れに終わるだろうなぁというのは分かる。

なぜなら、価格設定が高すぎるから。世界中からクライマーが集まるグリーンクライマーズホームは、1か月滞在して、4万円です。だからクライマーが来るというほうが正しい。安くて登り放題。食事も美食ではないし、お風呂はなく、しょぼいシャワーしかない。

でも、贅沢を求めないのがクライマーなのですから…。豪華な食事だの、豪勢な家だの所有して、登っているクライマーってなんか違和感…。私のクライマー観が、ヨセミテのバムだからなのかなぁ?いや、クライミングがもともと、そもそも何の役にも立たないものだから(笑)のような気がしますが(笑)。

奥日向神キャンプ場も場所だけ1000円で開放してくれたら、クライマーが来るような気がします… クライマーは、素泊まりに1000円以上は出さない…。

何しろ、山で寝泊まりするとタダなんですから…。私もビジネススーツを着るわけでないんだったら、一泊3000円すら出す気には、もはや、なれないです(笑)。

というわけで、500円しか税金投入施設には支払わず、お風呂上りに320円のソフトクリームを食べて夕飯までのつなぎとし、80円の春菊と130円の巨大シイタケを購入して帰りました(笑)。

ソフトクリーム、デカかった。お兄さんがちょっとサービスしました!って言ってくれました。悪いなぁ。

帰りに広川のガソリンスタンドでガソリンを入れたら、なんとリッター132円でした♪





2019/01/12

弁財天岩 東稜

■弁財天岩 東稜 Benzaiten Iwa East Ridge

日向神のお誘い。マルチピッチがいい、ということで弁財天岩、東稜へは行きました☆ 

ほとんどリードさせてもらえて、ありがたかったです。先輩とは有り難いものだなぁと。

We've gone to the multi-pitche climbing in Hyugami, Kyusyu's crag.
It's 9 pitch climb, rather rock climbing in the mountains not so much of free climbing... meaning you can not fall!  Never fall in this route. You could be killed.

Hand written topo is here.


■ 記録

日時:2019.1.12
メンバー:3名 (ベテラン2名) 
所要タイム:10時集合 10:30取付 12:40稜線上 14:00鞍部 15:00 駐車場

1P目: 私のリード。超コケコケで緑色の岩(汗)。出だしで滑り落ちた!ので、あれー?!と、後は超慎重モードに入り、エライ時間がかかった。コケを手で外してスタンス作りながら、登り、なんかはいつくばって登った。使うスタンスは、確実に角になっているところのみ。あやふやなスメアは使わない。つまり登山靴でも登れるスタンスを使う。
イメージはぬめった岩を登る沢登り。泥臭い登り、という定型表現があるが、本当に泥の匂いが立ち込めたピッチ。支点は静荷重ならOK系。(つまり落ちるくらいならAゼロ)

2P目: 短いトラバース。ベテランリード。盛大に掃除つき。3,4mと、短いけれど、大幅に掃除した。ツタが絡まって、登りの邪魔をし、あれれーな感じ。登り切ったら、あれ?登山道?そうです、歩いても来れるところでした…(笑)。

3P目:私のリード。トレーニングエリアと言われる昔のゲレンデにつなぐ。普通に楽しい5.7~5.8?通常は、終了点で終わるところを、終わらずに、ブッシュに突撃!するところが肝かな?これはブッシュ以外はノーマルなショートな感じ。

4P目:これも私のリードで。5.9段々難しくなっており、これはフリーのグレードね~って感じ。左側に出たのち、ブッシュを回り込んで右へ。落ちたくないので、Aゼロも活用。最初の出だしとトラバースの一歩が緊張。

レッジの後は、最初の出だしのガバが、私の背にしては遠いので一歩だけ緊張。あとは稜線に載る。そこでピッチを切る。写真タイム。12:40。

5P目: 歩き。見るからに稜線歩きで、II級。ザイル解くのかな~と思っていたら、そのままだった。とりあえず木の内側を通ることにしてランニング代わり。と思ったら5mくらいの岩登りが出てきて、ロープが重かったので、登る前に一杯引き寄せて登りました。5mくらいのは、Ⅲ級?一般登山道で、出るレベル。

6P目: 三級の岩稜。テクニカルではないが、岩が動いているなー、リングボルト&ハーケンだなーというピッチ。馬の背とか、鶏冠、とか、そういう名前がついていそうな尾根です。歩いてもいいけど、歩かない。ここは落ちると、”下まで、さよーならー”な感じですが、めまいでもしない限り、落ちない。見るからに左右が切れているので、高所恐怖症な人は、たぶんダメだろうな~と思いました。山頂でピッチを立木で切る。

7P目: ベテランリード。下り。選手交代。”えー、これ懸垂いるのでは?”というところをクライムダウンし、再度登って、クライムダウンするという流れ。鞍部へ。2個目のクライムダウンは懸垂を自発的に…。最後のクライムダウンは、薄被っていてスタンスが見えず、一歩が核心で、ここでは落ちられないのですが、どんくさい系の人は悩ましいかも。完全ぶら下がりになる可能性あり。

ただ懸垂下降しようにも、懸垂支点が…(汗)。「これで降りるぅ?」な残置スリング…ボロすぎて信用できず、一人確保者を残し、ローワーダウン、最後の人はクライムダウンに(笑)。最後の下降者のために残置ビナ1枚。 

鞍部で終了。

ここで14時だったので、お腹もすいたなーと。なり下山決定へ。あと2Pあったのですが、登っていると日が暮れそう。

ということで、下山決定。敗退ということになりますが、あまり敗退感というか、残念、無念って感じはなかった(笑)。最初から、マルチに行くのは、偶然の所産だったため。

普段マルチに持っていく残置用の捨て縄などを持っていなかったのがまずかったなぁ。靴は車に古いシューズを入れていたので、ちょうどよかったです。ショートの時の本気シューズだと痛いです…

■ 燃え尽きていたのかなぁ?

なんか楽しかった。

あれ?楽しいですけど!って感じ。

よくよく考えると、岩で、楽しい~!ってのは久しぶりかもしれない(笑)。ふむ…。

もしかして、今まで、トレーニング期間やノルマ消化期間が長すぎて、燃え尽き症候群になっていたのかもしれない。

去年は心がくたびれたと自覚があった。もう山は辞めようかなと思うことすらあった…。

というのも、すぐに登攀が上手になることは無い。私がないだけでなく、誰だってないのだ、よほどの例外以外は。

アイスではワンシーズン35回登った。それくらいの頻度で打ち込まないと、登れる実感というのは、やって来ない。一か月に一回では忘れたころに登る、ということの繰り返しだ。

一般的には、高頻度で打ち込めない分、長い期間を掛けて習得する…10年ではまだ初心者で、30年、40年、とかけてやるのが山ヤ道なのだ。つまり、打ち込めないならば、習得は、ずいぶん先に間延びするということだ。

習得ということで、求められるグレードの伸び率、習得スピードは、業界では、”18歳の若い男性のうち、才能があった者の習得スピード” が、想定されている…と思う。そのスピード感が求めらえる。そのことの無謀に業界は気がついていない、というのが私の意見だ。

つまり、若い男子は3か月でジムグレードなら11登れる。一方、私はジムでも3年はかかった。私は師匠によると一般的成長スピードらしい…才能がない者、年齢を行った後にスタートするも者、は私だけではないだろう。

■ 適したレベルのルートを選ぶ力

これが楽しかったということは、逆に言えば、このレベルが私に適したレベルだということだ。

これはベテランの選択眼のたまものか? 登山者のレベルに適したルートを選ぶ力というものも、長い経験の蓄積によるものではないか?と思ったりした。これは、ショートでも言える。

大体、初心者の同士でザイルパートナーを組むと、どうしても、難しすぎるところに行きたがるようだ。なにしろ、わたしの初めてのザイルパートナー君(40代)が選んだルートは、北岳バットレス四尾根。ルートグレードで行くと三級で、それは白亜スラブと同じであるが、前後のアプローチが普通に登山なので、それを考えるとアプローチゼロ分の白亜スラブよりも、もっと肉体的負担は大きく、大変だろう。そんなところを一回もマルチしたことがないのに行きたいと思うのが初心者の考えなのだ。

という愚痴はさておき、今のレベルにあった登攀で、楽しく過ごした。

■ 積み上げる山

やはり一番下のレベルから、小さいステップで積み上げていく山が好きだ。

なぜなら、それは雪での成功体験による。雪では、そうして成長した。”足元固める感”というのが、私の山には必要な要素みたいだ。

雪の経験で行くと、最初の1座、厳冬期八ヶ岳の権現が一番大変だった。標高差1500mある、最初の本格的な雪山で、権現を登りきるまでに5回(笑)。いつも、時間切れだった。やっと登るまでに3年。基礎体力がつくのに、それくらいかかったという訳なのだろうと。

山岳会に入ったのち、無雪期に初めて行ったら、あれ?と驚く小さな山だった…。

その後の雪では、阿弥陀中央陵や甲斐駒黒戸尾根は、楽勝感すらあり、おじさん登山者を失礼!と軒並み追い越していくのでした。

■ハイクオリティな後続の必要性

今回は、フォローをしてくれたのは、2名ともベテラン…。もったいないですが、必要なもったいなさではないかと。

私はセカンドとしてのルート経験は、20ちょっと溜まっていますが、トップとしてはペツルが整備された岩場しか知らず、やはり、支点構築に慣れるまでは、しばらく後続は、落ちない人がいいです。アルパインで落ちられると…かなり厄介。

(ということくらいは分かっている人が必要。分かっていない段階の人…まだ一般登山客レベルで山を見ている人は、チャレンジ精神が豊富すぎて、緊張感なく、すぐ落ちます。山でジャンプしたりする男性は多いです。一般登山道でそれならまだ怪我するくらいで済みますが、Vルートだと死が待っています…)

一般的に山岳会に来る新人さんのレベル低下は激しく、落ちる人が耐えれる支点を作れるか?というと…??? 支点の選択眼を磨く必要がありそうです。

というので、このルートは、ある意味、会で行った真砂尾根みたいなルートだった…誰も落ちないところだがロープは要る、というやつです。雪と岩で内容は違いますが、質的にそのような位置づけです。この東稜は落ちないようになってから行くルート。

私の、”先輩としての責任能力”は、ペツルのところのみです。自然物を使う場合は、もうすこし、経験数が溜まらないと!

とても楽しいマルチでした。後続をしてくださった方に感謝です。

2019/01/10

昔の5.3は、現代の5.7 5.12aも5.9

■ 昔のグレーディングは辛い

これは、Climbing誌からの引用。

1960年以前 → 現代
5.3 → 5.7
5.6 → 5.8
5.7 → 5.9-
5.9 → 5.9~5.15c(笑)

まぁ、1960年代以前は、5.9より上はなかったわけだから、昔の人のせいではない。

ピッチグレードで、V級が、なんか難しいのは、そういうわけだったのか(笑)。

しかも、事情はアメリカと同じ!というので、なんかうけた…




2019/01/07

ムーンライトバットレス

アレックスオノルド君の『Alone On the wall』を読んでいます。海外へ行く予定があるので、その対策。クライミング英語に強くなっておかないと! ちなみに日本語訳も出ていますよ!英語が必要でない人はそっちを読むと内容を掴むのは早いかも。

ついでにアレックス君がエルキャップのフリーライダーをフリーソロするまでにどのような道のりを辿ったのか?も、分かってしまいそうです…。ステップアップに使われたルートは、アマゾンの書籍紹介欄にあります。これです。5.12登れないと!と言われるのは、ここからがスタートだからですね~ 普通の人にはゴールですけど…。でもまぁ今どきの若い人は5.12くらい登る人というのは、いっぱいいます。

1) ムーンライトバットレス(フリーソロ) 5.12c,
2) ハーフドームのダイレクト・ノースウェスト・フェイス(フリーソロ)5.12a,
3) レインボーウォール、レッドロックス(フリーソロ)
4) "ヨセミテトリプル", マウント・ワトキンス南壁、エル・キャピタンのノーズ・ルート、ハーフドーム北西壁、を連続登攀。18時間50分
5) ザ・ノーズのスピード登攀
6) メキシコ エル・センデロ・ルミノソ (フリーソロ)
7) パタゴニア・フィッツロイ・トラバース (ピオレドール受賞)

さて、こちらがムーンライトバットレスのトポです。


Trad, Aid, 1200 ft, 10 pitches, Grade V

です。1200ftは400mです。とすると屋久島フリーウェイと同じくらいですね。

屋久島フリーウェイは、12ピッチありますから、一つ一つのピッチの長さが短いです。きっと、開拓時のロープ長によるのだろうと。40mの時代のルートだからなぁ。

こちらの本では、60mロープがアメリカではデファクトスタンダードのようです。(日本では50)

2回の試登、上部の600mをミニトラクションを使ってトップロープFIXで登ったそうです。

■ リスクと結果

フリーソロって、たった一回の失敗=墜落が即、死につながるクライミングスタイルです。で、考え方は、”結果とリスクを分けて考える”のだそうです。

死=結果 コントロールできない
リスク=コントロールできる 確実な登りしかしない

ふむ~ 確実性を積み上げたいと思いました。

アルパインでは、Loose rockがあるので、確実性を積み上げることはほぼ無理です。どうしても岩が外れる、動物が上からラクを起こす可能性がある。ので、冗長で、ダブルロープを使います。

岩が強固で崩壊するということを考えなくて良い、フリークライミングならでは、の登りがフリーソロなんだなーと思いました。というか、この動画では、ありとあらゆる落ちる可能性を排除するところが、核心みたいです。



■ フリーソロ 氏名

さて、フリーソロ史?で出てきた名前をまとめます。

Derek Hersey 93年サラテで死亡 雨でスリップ
Dan Osman 死亡
Charlie Fowler 死亡
Michael Reardon 死亡
John Bachar 近所の岩場で墜死 09


死んだ人は、限界に挑戦中に死んだわけじゃないとアレックス君は指摘したのだそうです。

I don't like rolling the dice って私が言いたいセリフ

ですよ…


女性開拓者

Beauty and the Bolts from Cold House Media on Vimeo.

Brazil || A World Less Traveled from Cold House Media on Vimeo.

2019/01/06

油山川 6回目

■ 2019年の登り初め

は、今日も油山川☆。楽しかった☆

大晴天なのに、谷間の岩場で標高10m前後を登ったり、降りたり四苦八苦してた(笑)

とっても楽しかった。あまり寒くなかった…。予想以上に快適で、これは反省しなくては…、と思いました。前回と前々回が寒かったのだろう。

私に必要なのは、ジムと岩場の往復。

油山川は最近新しく、ミドルフェイスが整備され、その味見をしに行った。うーん、辛いのかな~。

■まとめ

今回は全部TR。裏から歩いて張れるので、とっても助かる。

ミドルフェイス
3. センターライン(11m、5.10b、ボルト5本)  

一回落ちました。先輩は一撃できた。が、左側から行くことなく、右からストレートに直上した。きわどいトラバース、と感じた部分は使わなかった。登り方は人ぞれぞれ何だなぁと。


ストラップハング(10m、5.10b、ボルト5本) 
こっちのほうがセンターラインより難しいのでは?と先輩。ただハング越えの時、遠くのホールドを取らなかった。ので、すごいハイステップのパワームーブになった。
私はこれは登らなった。苦手系。

エクゾダス(8m、5.10a、ボルト4本) トラバースの出だしの一歩が核心。これは5.9かも~と思ってトポを見たら、10だった。最初の一歩の部分の怖さで、1グレード稼いでいるのかも!リードの可能性がある一本。

メインフェイス
左のフレイク(12m、5.10b、ボルト3本)
これは、ぜひできるようになりたいと思っているのだが、フィンガークラックというかフレークの左上のところ、左足がない。左足のフットスタンスがなく、スメアなのだが、それが信用できず、怖い。ここで右に先に行くと、スローパーが取れるが、そこで行き詰まる。ボルトの直下、クラック沿いにキープすべきなのだが、上のホールドが取れない間にスメアとなるので、怖い。ハングのガバが取れたら、安心。最後もハンドサイズのクラックをレイバック気味に取るのが、難しい。足はジャムのほうがいい。

右のフレイクダイレクト(10m、5.11a、ボルト4本)
これは取り付くしまなし感満載で、何もかも投げ出して、Aゼロ祭りで行っても、大変。もうこれはちょっと…という無理さ加減。
とはいえ、先輩は、左ダイレクト(13m、5.11c、ボルト6本)との差が、ありすぎと思うそうで、5.12までRPしている人が左ダイレクトは1本目の核心を超えられなかった。

■ おまけ

いつもの干物屋さんで、また干物を買って帰ってきました☆ここは超お勧め。


2019/01/03

ソウルのマグカップ


これは、初めてインスボンに行ったときに、韓国のスタバで買ったマグカップ。

インスボン…2番目の師匠と頑張ったクライミングだった。

インスボンに行くためのトレーニングは、結局のところ、あの伝説のクラッカー吉田和正さんの3月のクラック講習を蹴る羽目になって、その後、出かけた3月の湯川…お腹が痛くなった…を皮切りに、レスキューの確認、5月の大宴会つきの佐久の岩場、真夏のぬめったスラブ、小川山ジャーマンスープレックス小間使い扱いでやだった小川山合宿、いやいやながらも…の40回近くのジム通い、急成長した11月のラオス遠征…と1年がかり…というか1年以上をかけ、なんとか、セカンドなら登れるように頑張った…という、その成果の山だった。

このカップを見るたびに、1年トレーニングして行ったんだよな~、まさしく汗と涙の結晶だよな~、と思う。

ただ韓国スタバには入っていない(笑)。ただ通りがかりに、このマグを買っただけ。

可愛がってもらったな。

師匠は、私の前に組んでいた人とのクライミングで墜落して、かかとを骨折していたのに、リードしてくれました。相当、痛かったと思うのです…。 

楽しかったな。インスボン。

再度9月にも行った。もうソウルは、慣れっこ感あり。

白雲山荘の李さんは、2018年9月に亡くなってしまった。吉田さんも、私が頑張っている2017年9月にガンで帰らぬ人になってしまった。登場人物がいなくなってしまった物語のようで、とてもさみしい。

このカップにまつわる思い出は、いい思い出だから、このカップは大事にしている。

■ 関連リンク

レスキューの部屋 別サイト
レスキューの共有化

2019/01/01

鯛之川千尋滝右岸スラブ の研究

さてやっと自分の研究♪

■ 永田岳北尾根 障子岳南西稜 南西壁 「西野ルート」 備忘メモ
・遠い
・屋久島随一の景観
・花崗岩の岩壁=永田岳 風格、屋久島の盟主
・西日本随一巨大な岩場
・北尾根 = 100mの岩壁 幾重にも織りなした美しいスラブの群れ
・岩場としての中核をなすのは 障子岳
・障子岳南西稜 南面、南西面、北面 高度差400m
・1955年、60年代後半、76年大鹿ルート
・「白いスラブ」 標高850~1400m 550mのスケール 78年 9日間にわたる試登
・西野ルート
 ・855m 21ピッチ V A1 10時間
 ・すっきりしたライン
 ・各ピッチに安定したテラスがある
 ・ボルト50本、ハーケン50本 (現在は腐食のため使用不能)
 ・実働12時間 慣れたパーティなら10時間 
 ・http://kokuryoukai.sakura.ne.jp/2-5-8-3.html
 
■ 鯛焼きルート スペシャル鯛焼きルート
・千尋の滝(せんぴろのたき)
・屋久島登攀の再開
・美しいスラブ
・最もアプローチが短く半日あれば登れる

鯛焼きルート
・広く緩やかなスラブ 技術的には5.8~5.5 登攀時間4時間 
・235m 7ピッチ 5.8 A0 3時間

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1ピッチ(35 m、5.8、A0)
2ピッチ(40 m、5.7)
3ピッチ(40 m、5.7)
4ピッチ(25 m、5.7)
5ピッチ(30 m、5.7)
6ピッチ(40 m、5.6)
7ピッチ(25 m、5.5)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スペシャルたい焼きルート
・215m 7ピッチ 5.7 A0 2時間
http://kokuryoukai.sakura.ne.jp/2-5-8-4.html
・夏に比べコンディションが格段に良い12月

■ 感想

鯛之川スラブなら、まぁ何とかなりそうな気がする。一つには、アプローチが至便であることがある。7ピッチもあるのに、3時間しかかかっていない…がもう少しかかるのではないだろうか。鶴瓶なら早いが。

また登攀グレードが今のレベルにあっている。5.7といえども、小川山の5.7の春の戻り雪も、結構大変だった。比叡の5.7も舐めてかかって登れるかと言うと違うだろうと思う。日ごろスラブのショート課題で5.10bくらいは触っている必要があるだろうと。

スラブは感覚の慣れ、の問題が大きく、インスボンに行った後に小川山でスラブ課題をしたら、皆が驚くスイスイ具合だったが、その感性、感覚は、すっかり失われてしまったところだろう。

ということで、確実な登攀力というのは、スラブはスラブ、フェイスはフェイス、クラックはクラック、ワイドはワイドと別個に作り上げていかないと行けないものの上、土地柄、と言うのが含まれると思われる…例えば、同じスラブでも、安山岩と花崗岩では違う、というような。

まぁスラブと言うことで言えば、花崗岩のスラブが私は一番慣れているのだからして、この課題は、上級でも中級でもなく、”初級の”、安山岩でなく、”花崗岩の”、フェイスでもクラックでもなく、”スラブの”、ショートではなく、”マルチピッチ”の課題として、現在の私にも最適なものに思える。

Good by 2018

■ さようなら2018 

昨日はあれやこれやと将来のクライミングを考えようとしていたのだが、結論が出ず、挫折。思考ツール…マインドマップのような…も使ってみたが、上手く行かず。自分の気持ちを知りたいというような瞑想系は、論理思考では解決不能だと理解。

I had been mind mapping all-day yesterday,  trying to come up with the idea. What I am going to do with my life and climbing?

So far, so many blessings are given to my climbing career, 40 tours 55 days in a year,  but on the contrary, I am not getting enough luck on my jobs and career... 

Literary speaking, my life goes around climbing all day, and every day. It seems a bit outrageous. 

クライミングが遠くなった2017年…師匠が遠方にいるにも関わらず、手助けしてなんとか登らせてくれた。クライミングが減った分、マイソールは上達した。仕事は、色々と思うようにならない年だった。

2018年は一つの大きな幸運に支えられ、クライミング活動が復活した。年間40山行。55日だった。これはアイスと山を含まないので、入れるともっと増えると思う。60日程度だろう。130日をピークとして、半減のところまで回復した。

In retrospect, 2018's climbing owes to my partner who moved in Kyusyu Island as if he came to rescue me from lack of climbing partners. Big Thanks to him.

2018年のクライミングはラオスでの一週間で幕を開け、韓国でのアイスで花咲いた。

The effect of Laos climbing to me was massive... I was so free and enjoyed so much and as a result my grade got so much better.

On the contrary, domestic climbing is like a training for me, putting up... I always feel somehow I must be better, sooner, not enough. The more and more. So the massage I am getting is "you are not enough", the pressure.  

My wish is to became free from the pressure.  I am feeling the pressure in domestic climbing. I don't know why but I somehow became so free outside of Japan, socially and climbing-wise.

インスピレーションにより、台湾のクライミングに行くことができ、クライミングというか、クライミングを支える最大の保証である、アンカーに対する理解が深まった。アンカーこそがクライミングの命を守る砦だと理解。

Going to Long Dong in Taiwan was an inspiration. I learned about climbing Anchors and the safety in climbing is hugely on secure bolts.  I was horrified that I was so naive to easily trust bolts in my past climbing... I was only lucky that the bolts caught my falls. I really do know now.

それに伴い、スタイルの良しあしについて、歴史的変遷について、と理解が深まった。

Along with that understandings on safety on bolts, I read and studied about "style" in climbing, games climbers play has been developing according to the level of risk that we take... it trades off, i.e. if safety increases difficulty decrease, difficulty increases the safety decreases.  So there is no safe and fun climbing no matter what... we forever seek the less safe more difficult climbs. 

The endlessness made me stop and think. This is the picture I had seen once. This is going nowhere, isn't it?  Like a rat in a wheel. 

記録をつけていることで自分の成長が分かり、同じ5.9や5.10Aをオンサイトしていても、やっていることの質が全く違うなぁと思う。

Yet,  I see my own progress, since I have my own climbing records... now I realize I am no more beginner and I have grown already as an intermediate and independent climber.

What a bizarre, that a time can do?  I was just a woman who started to go to mountains just for hiking in 2009. Not knowing where my fate bring me to... I stared to climb in 2014, to proceed my mountaineering, and this is really an amazing place to be for a climber who started when I was 42. 

The climbing has given me much more than I asked for. 

初級時代は終わり、中級者になった。

■ このまま私はクライミングを続けていくのだろうか?

さて、私はクライミングを続けていくのだろうか?

Am I going to keep climbing? If yes, what way?  

というのは、クライミングが要求してくるもの…が大きすぎると感じて、こころのどこかで、いつが潮時かなぁ…などとと思うのは否めない。犠牲が大きい。

What I am being asked from climbing.. has became bigger and bigger... one thing is your finger... so many climbers climb forcing their finger to bend forever... as if a ballet dancer put up with ugly feet.  But this sacrifice is taken for granted in the industry and no body pays attention, or people even think it is the honorable scar. 

I know it is NOT. My neck, back, right knees,  have a deficiency as a result of 20 years of ballet practicing. Ofcourse I had taken so much pleasure from ballet dancing but this side effect could have been avoided with a proper technique and teaching of it. I was unlucky that I could not get the proper education in ballet but that is 99% of Japanese ballet lovers. I was very naive to believe in what my teacher had followed was the right pass for everyone, including myself.   
so I have already learned my lesson in a hard way.  Health is not what you should sacrifice. It makes you stronger if you are young and still growing age as a teen, if not, it is just a hold back. 

最初に感じた犠牲は、指だ。指を故障してまで登りたいか? これはハッキリしている。登りたくない。健康は犠牲にすべき対象ではない。

キャリアは?最初から犠牲にするようなものを持っていない。例え、私のキャリアがないとしたとしても、それはクライミングのせいではあるまい。他に原因が求められる。

家庭は? 

幸福の要素は7つある。そのすべてを犠牲にすることは避けるべきだ。痛みの回避にしばらく時間を使わなくてはならないだろう。

There are 7 factors, in human happiness, wealth, health, love, career, friends, entertaining, spiritual growth, etc... none of them should be sacrificed or it may backfire to ones happiness. I actually have a sad feeling on ballet. 

I have to invest my time on eliminating the minus effect for a while.

■ 進むべき道に見える北斗七星  

こうした中、身に余る幸運に恵まれ中だ。いわば、道先案内となる北斗七星だ。

その幸運をいかに生かすか?で思案中。

年納めのクライミングは、かなり楽しかった。

これはクライミングが人生を豊かにしている、という証明だろう。私はクライミングにおいて、人との出会いを明らかに楽しんでいると思う。新たな出会いが、新たな山につながっていく妙味を楽しんでいるのだ。したがって、登攀グレードを上げたり、大きな山をして敬意を得るという活動とは本質が異なる活動だ。愛で紡ぐ山と呼んでいる。

My last climbing in 2018 was so much fun and that was a good news to me. It was easy III grade multi pitches in Hyugami, and that was easy going climbing.  

"Take it easy" is my go.

Seeing accidents and a lack of safety mind in Japanese climbing community, my sensitiveness to the risk was leveled up and alarmed to the level of red right.  

The bolts in this multi pitches was so bad, it rotten and rusty but I need not to care since I climbed without using them. I had fun. How ever, on rappel, my climbing mates used a tree trunk rather than bolts.

■ 2019

さて、2019年だが、クライミングを楽しめていない最大の要因…犠牲…を取り除くことを課題としようと思う。

In 2019, I will work on getting a proper jobs. My journey in climbing has given me so much happiness and meeting with people was blessings.

Interesting but not safe bolt in multi pitches I recently climbed

■ まとめ

2016年のまとめ

屋久島フリーウェイの研究 その② 見通しを持つ

http://kokuryoukai.sakura.ne.jp/2-5-8-1.html より引用

これは、まぁ見たらわかるけど、屋久島フリーウェイのトポである。以下の研究は、断っておくが自分のためではない。攻略法というか、物事を達成するために、どういう方法論が考えられるか?ということを考えるのが、もしかしたら、苦手な人なんじゃないだろうか?という友人のために考案した攻略法…あくまでも案だが…を書いたものだ。

■ その① 全体で390mの壁。

405mの壁としている資料もある。どちらにしても、400m前後の壁と言うことだ。

一般に、登山においては、標高差300mを1時間でハイクアップするのが、日帰り装備を背負った人の一般的なコースタイムだ。

中高年登山だとおそらく、このスピードはやっとこさ。私は1時間楽に歩いて、440m上がる。プロのレベルは?体重の20%を背負って、600~800mくらいです。オールアウトだと1000mだそうです。

しかし、これは垂直ではなく、歩ける勾配、においての話です。

クライマーは、垂直になったとたん、スピードについては無頓着になり、登れるグレードだけを気にします。

ここに20mの5.9があるとしましょう。5分で登れる人と10分で登る人では?

フリークライミングにおいては、どちらも同じスキルですが、倍のスピードが違うということは、スキルの差があります。

しがたって、400mの壁に挑む資格が十分あるかどうか?は、グレードもですが、むしろスピードです。

400mを6時間ですから、100mを1.5時間で上がれないといけません。20mの課題であれば、5本です。1時間半で5本も、いつも登っています?登っていませんよね?

私は、ラオスに行ったときは、毎日5~8本登ります。一日8本も登ればくたくたです。ラオスの課題は長いので、一本30mとしても、150m~240mしか登っていません。

ちなみに8本は結構多いです。私はアルパイン系なので、難しいよりも量を取った登り方をしています。大体のフリーのクライマーは、本気モードの時は4~5本、リラックスの時は5~7本で時間切れになる。大体、易しい課題をたくさん登る動機がフリーのクライマーにはないからです。

したがって、400mを6時間…つまりゲレンデにおいても大体一日の時間と同じ…で登れるか?というと、その実績は、フリーをやっている限り、まだできていません。

結論的には、グレードを上げる登り方をしていてもダメ。いくら5.12が登れても、それはスピードとは関係がありません。

つまり、タイムトライアル的なクライミングをしている必要があります。

■ その② ピッチ数が多い 12ピッチもある 

ピッチ数12本。つまり、ロープアップ12回ってことです。昨今のフリークライマーは、ロープワークは下手くそです。

ロープ一本まとめるのに、どんだけかかってんの?っていうかかり具合です。

実際、フリーをしていていも、ロープをまとめる必要が出てきません。ロープバッグに入れておしまいだからです。 したがってフリーでの実績は、まったくマルチのスピードを考慮するにあたって何の参考値も提供しません。

したがって、ロープ処理の遅さ、が、クライミング時間を押す=ビバークの可能性を高める、という可能性があります。

■ シミュレーションする

とりあえず、ショートピッチしか近所のゲレンデにはないのですから、適度な5.10Aくらいの課題を100m分、つまり、その課題が20mなら5本、25mなら4本連続で登ってみて、何分かかるか、調べてみるのはどうでしょう。

少しは手掛かりになる数値的根拠が得らえるのではないでしょうか。

ほとんどの時間は、初見の場合、ルートファインディングに費やされるわけですから、これで予測可能な数値が導き出せるとは思いませんが、ないよりはましでしょう。

そして、しばらくはグレード追及は辞め、ストレニュアスなクライミング…つまり持久力系です‥‥で、クライミング距離を延ばす、と言う山をするべきでしょう。

しかも、オンサイトで距離を延ばす経験値が必要です。

オンサイトで距離を延ばす、というのは、アイスに慣れている人には、アイスは毎回オンサイトなので、そう難しいことではないかもしれませんが、岩の課題と言うのは、毎年同じものがそこにあるだけなので、オンサイトと言うのは一生に一回の機会ですから、なかなか設定が難しい事だと思います…

しかたありませんから、自分が追い求めているグレードではなくても、オンサイトであることにこだわって、ルートファインディングにかかる自分の能力…時間的能力…を見極めていくしかないと思います。

■ まとめ

1)とりあえず、100m分ショートの課題を登って時間を計り、それを4倍してみる。
   合格ラインは、90分で登れる、です。満たない場合、それを目指して登る。
2)12回ロープワークしてみて、それに何分かかったか、時間を計る。
3)2)を初期値として、フリーでも、登るたびにロープセットしてみて、セットに慣れを作る。
4)慣れたのち、定期的(1か月に1回くらい?)短縮したかどうか時間を計る。

5)ストレニュアスな課題を連続登攀する
6)ルートファインディングにかかる時間を見極める工夫をする

■ パートナーは後から

これだけできて、おそらくやっとパートナー探しの段階でしょう。

志を同じくする人であれば、一緒に練習してくれるでしょうが、そんな奇特な人がいるとは限りません。憧れを共有することは大変難しいことです。

通常は、パートナーシップが熟成されて、一緒に山を徐々にステップアップしていく中で、最終的に見えてきたのが、このロングピッチの屋久島フリーウェイ…というなら、話は分かります。それが通常の流れでしょう。見えてきた山を登るのが普通です。

しかし、そうじゃない。初見の人といきなり、このチャレンジのためにパートナーを組もう!というならば、だれでも、相手のスキルに証明を求めるのが普通でしょう。

でなくては、酷い目に会いに行くだけなのが火をみるより明らかだからです。

一般にチャレンジには、長い準備期間と、少なくとも実績、最低でもプレ山行が必要です。プレ山行は、クライマー間ではゲレンデをご一緒することで行われていますが、屋久島フリーウェイの場合、通常のゲレンデでご一緒して、さぁとは行かないでしょう。ゲレンデ共有では、不十分でしょう。長いからです。

自分がオールリードで時間内に登れる目途がたっていないのであれば、パートナーにはビバークを強いることになり、そんな状況が、予想できる場に、自分のお金で、わざわざ飛んで火にいる夏の虫をやってくれる人は、まず世の中にいないでしょう。死にに行くようなものだからです。大枚を積まれても、ビレイヤーとして雇われたとしても、ヤダ!というのが正直な一般クライマーの声でしょう。

現在行われているフリークライミングは、タイムトライアル的なクライミングではなく、時間も、環境も、気温も、恵まれた中で、自分のレッドポイントグレードを上げていく、という活動です。

くどいようですが、フリーでは、5.12登るのに100本打ちこんでも、10本でも、おなじ5.12クライマーなのです。

ですので、屋久島まで行くのにそもそもお金がかかり、アプローチも屋久島内のルートの中では、近いと言え、日ごろ親しんでいるゲレンデとは比較にならず、早出が必要、しかもルートに取り付いてからも、ルートを楽しむというよりは、とにかく急いで登らなくてはならないロングピッチ・・・・ということであれば、フォローですら、かなりの負担があります。通常はお断りでしょう。

急いで登るためにエイドを出すということにでもなれば、何の楽しみもない、と言うことになります。クライミングはあくまでフリーで登るから楽しいというのが本質です。

そのような負担を相手に強いようというからには、トップにはそれなりの責任感が必要でしょう。

■ 前の記事
屋久島フリーウェイの研究 その①


2018 Climbing List

This is My list of climbing in 2018. 40 trips, including oversea tour, 55 days overall.

Pink= multi pitch  Green = crack, ★ = best climb
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  1. 2018年12月30日 日向神マルチ Mult  ★★
  2. 2018年12月25日 油山川 5回目 crag
  3. 2018年12月20日 油山川 4回目 grag
  4. 2018年12月19日 野北 grag ★★
  5. 2018年12月2日 油山川 3回目 crag
  6. 2018年11月23日 油山川 2回目 crag
  7. 2018年11月19日 竜岩インドア 
  8. 2018年11月18日 油山川 1回目 center crack 5.10b ★
  9. 2018年11月11・12日 三倉 Heitai crack ★
  10. 2018年11月9日 見晴らし岩
  11. 2018年11月4-6 三倉 first time Nyumon crack 5.9 x
  12. 2018年10月28日 四阿屋 two fingers 5.10b TR
  13. 2018年10月11~18日 台湾 龍洞の岩場 ★★
  14. 2017年10月8日 白亜スラブ 
  15. 2018年10月7日 矢筈岳マスターズルーフ 5.9TR
  16. 2018年9月24日 日向神 エルニーニョ 5.11a ★
  17. 2018年9月17日 見晴らし岩 5.9TR、5.10b TR、5.10b TR 
  18. 2018年9月16日 平尾台 5.9 MOS
  19. 2018年9月2日 八面山 
  20. 2018年8月25日 八幡スラブ ジャーマンスープレックス
  21. 2018年8月15日 ストリームサイド 一級掃除師への道 10a OS オードリー 10b Love or Nothin' 10a OS ★★
  22. 2018年7月 モツクラック5.9 OS 狸 5.10A ついに登れた ★★
  23. 2018年7月10日 小川山レイバック5.9OS 笠間ピンキー 5.10cRP ★★
  24. 2018年6月17日 見晴らし岩 
  25. 2018年6月 浮嶽ボルダー 大入ボルダー
  26. 2018年6月 竜頭泉 クラック ★★
  27. 2018年5月27日 四阿屋 2回目 調子悪い日
  28. 2018年5月25日 吊舟岩(宝満山)クラック カム設置練習
  29. 2018年5月21日 鬼ヶ鼻の岩場(北東壁のみ) 
  30. 2018年5月20日 日向神 八女津媛岩 オールリード 
  31. 2018年4月22日 四阿屋(1回目)グランドフォール目撃 
  32. 2018年4月16日 雌鉾岳 大長征ルート つるべ ★★
  33. 2018年4月15日 比叡 ニードル左岩稜 セカンド 
  34. 2018年4月8日 日向神 愛のエリア 道端エリア 5.10A OS
  35. 2018年3月16日 日向神 夢中歩行5.9 OS  ★★
  36. 2018年3月4日 本匠の岩場 宮前エリア 山女5.10bRP
  37. 2018年2月24,25日 城ケ崎海岸 5.9オンサイト クラックカム設置
  38. 2018年2月1~11日 ラオス 5c取りだめ ほとんどオンサイト 6b初オンサイト ★★★
  39. 2018年1月 道場の岩場 太陽がいっぱい5.9 フラッシュ
ーーーーーーーーーーーー

■ Season

・1、2月は、寒さで外岩はオフシーズンである。⇔ 低山はオンシーズンである
・3月下旬からシーズンインし6月まで。
・6、7,8,9月は、暑さでオフシーズンである。⇔ 沢、もしくは、インドアクライミング
・10~12月一杯までが外岩シーズンである。
・外岩ベストシーズンは、GWおよび11月。

The bast season in Kyusyu Island is April to May before rainy season, and November before it gets too cold.

Summer time, June to September is too hot to climb.  Wintertime January to February is too cold to climb also.

■ 頻度 how often shall I climb?

・一年40山行、55日、は十分とは感じられない。
・アイスの実績によると上達に必要な山行数は、週2回連続。2×4×12=96となり、ほぼ倍。継続して同じ岩場に行く必要がある。
・ジムは、高頻度、小時間が適当。1、2時間以上過ごすべきでない。指を痛める。

■ ソロ登攀  Solo practice

・システムを確認するべき

I had learned how to set solo system so I will be able to do my homework alone.

■ リード lead climb

・2週間に一回くらいでいいかも。メンタル負担が大きいがそれになれる必要がある。

I had a such mental fatigue trying my utmost grade in lead with master style, it is because I realize my protection setting is not yet reliable enough to take a big fall that I might do.

Still I learned that I perform better when I lead so I should keep leading, OSing the ones I have never done. It is stimulant to my brain rather than physical.  

■ ラウンド Stepping up the style 

・TR → プロテクションセット → ピンク → レッドポイント → マスターと進むべき。一つの課題に掛ける密度を濃くする。

Then trad climb, I should start from TRing, then pink point, then red point, ... I should go slow.

■ 1、2月は気温を見て暖かい日を選んでいく  Off season 

気温で選ぶ。 
In cold season, going to climb or not is a matter of temperature. Choose warm a day.

■ プロテクション Protection

・喫急の課題 毎回やってみること

Nuts and cams... must get used to.