2016/04/13

湯川クラック

■湯川クラック

初めての湯川クラックに行ってきた。 初日は春のうららかな陽気であたたかく、クラックに青ダイショウがお昼寝中で、平和そのものだったが、翌日はお天気はギリギリ。

デゲンナー
≪初日≫

 北風小僧 少し被っていて、アップなのに大変だった 

 デゲンナー なんか、私でもこのレベルなら・・・という感じ 

 その横の2本 無名課題。チョーク跡があって、結構登られていた

 台湾坊主 上のシンクラックが核心?意外に登れた

≪二日目≫

 台湾坊主 コーナークラック おススメなんだが、意外に苦戦

 デゲンナー アップにおススメ 私はこのレベル ここを自動化して登るくらいになるべし

 フォーサイト フィンガー、指が太い人は大変

 コークスクリュー ハンド~フィスト 初心者向き

ナッツ3つの1ピン目
≪参考サイト≫
http://cliff.world.coocan.jp/area/trad_yukawa.htm

初日はトップロープだけだった。楽に登れたのはデゲンナーのみ。それで翌日デゲンナーをピンクポイント式にカムセットしてもらって、リードしてみたが、非常に難しい。気持ちが焦ると、ムーブが分からなくなる。

やはり、まだクライミングの経験の量自体が溜まっておらず、リードする際の自信の拠り所となる、

ここは登れた
こうやって登れば落ちない

という自己信頼感がない。自分を信じられていないから、被ってくると、「登れる」と思う代わりに「落ちるのでは?」と思い、リードになると、「登れる」と思う代わりに、「大丈夫か?」と思う。

落ちない自分の信頼が蓄積されていない。すると、気持ちが切迫し、結局その切迫感により、ムーブが分からなくなり、そうなると腕がパンプして本当に分からなくなって落ちるということになっている。

ランニング支点の取り方勉強
確実に登れる、と思える課題を確実に自動化していくことが自己信頼感への近道と思う。


岩の隙間にスミレ 何スミレかなぁ~
■ アプローチ

いつも佐久方面の人が、甲府まで1時間半しかかからなかった、などと言う・・・私は飛ばしても、川上村の入り口で1時間半・・・どうやって佐久に短時間でつくのだろう・・・と思っていたら、謎が解明された。佐久→甲府は下り坂なのだった。逆は上り坂。

今回は、湯川までの道を色々と試行錯誤した。韮崎が渋滞するので、韮崎を避けるには、茅ヶ岳広域農道を通る。その後、信州峠のほうに抜けた。これより141を使う。このルートよりも、八ヶ岳広域農道を使って141へ合流した方が早い。141だけを使うのはとても早いが、渋滞がない条件でだ。

初日は、春の訪れが明瞭な山梨から、すこしづつまだ冬枯れの信州峠へ・・・瑞牆近辺はまだ冬だった。湯川周辺もまだ冬枯れ。

翌日は、八ヶ岳広域農道から141へ。清里が濃霧でライトを点灯した。前後がトラックで、挟まれて事故らないか心配した。

岩場では、お天気が下り坂で心配したが、なんとか登れた。ただ寒くて、岩も冷たく手がかじかむ&体が冷える、ので、あまり戦意が湧かない日。ビレイ中にお腹が痛くなるというアクシデントが。

とはいえ、初日5本、翌日4本、計9本。ずいぶん経験が溜まったな~

やはり、動きは後半の方が良いようだ。

翌日はどんより 寒い
■ クラミングノート

・アップで長い課題をやらないこと  体に動きを思い出させるだけにしておく

・長い課題は、持久力&集中力の維持のため

・易しい課題を数こなす時期