2019/01/03

ソウルのマグカップ


これは、初めてインスボンに行ったときに、韓国のスタバで買ったマグカップ。

インスボン…2番目の師匠と頑張ったクライミングだった。

インスボンに行くためのトレーニングは、結局のところ、あの伝説のクラッカー吉田和正さんの3月のクラック講習を蹴る羽目になって、その後、出かけた3月の湯川…お腹が痛くなった…を皮切りに、レスキューの確認、5月の大宴会つきの佐久の岩場、真夏のぬめったスラブ、小川山ジャーマンスープレックス小間使い扱いでやだった小川山合宿、いやいやながらも…の40回近くのジム通い、急成長した11月のラオス遠征…と1年がかり…というか1年以上をかけ、なんとか、セカンドなら登れるように頑張った…という、その成果の山だった。

このカップを見るたびに、1年トレーニングして行ったんだよな~、まさしく汗と涙の結晶だよな~、と思う。

ただ韓国スタバには入っていない(笑)。ただ通りがかりに、このマグを買っただけ。

可愛がってもらったな。

師匠は、私の前に組んでいた人とのクライミングで墜落して、かかとを骨折していたのに、リードしてくれました。相当、痛かったと思うのです…。 

楽しかったな。インスボン。

再度9月にも行った。もうソウルは、慣れっこ感あり。

白雲山荘の李さんは、2018年9月に亡くなってしまった。吉田さんも、私が頑張っている2017年9月にガンで帰らぬ人になってしまった。登場人物がいなくなってしまった物語のようで、とてもさみしい。

このカップにまつわる思い出は、いい思い出だから、このカップは大事にしている。

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