2016/06/30

レスキュー復習

■ レスキュー講習

この二日間は、パートナーとレスキューの共有化をしていた。

去年の今頃・・・都岳連のレスキュー講習を受けた。渡辺輝男さんの講習で、とても楽しく、すごく勉強になった。

今回は大阪労山方式を教わった。

ロープワークは創意工夫が生きる。

そのため、やっていて、とても楽しい。

■ 自分で構築したい

なぜ好きなのか?というと、

 リスクを自分でコントロールしている感じがするから・・・

かもしれない。

 人に支点作りをやってもらうと、リスクを自分でコントロールしていない。

ので、なんとなく不安感が拭えない・・・(汗)

支点の構築に何の結びを使うか?というようなことを考えるのが、とても好きだ。

その時使っている脳は、登山の計画を立てている時の場所と同じ気がする。

■ 人工壁で理解したこと

初日は雨だったので、人工壁に行った。同行者は人工壁が苦手なのだそうで、似た者同士(笑)。

とはいえ、人工壁では、パンプするまでクライミング。

・・・というのも、実は私が安心してビレイを任せられると感じられる相手は、数多くなく、彼は、筆頭メンバーの一人である。

・・・ということなので、落ちるまで登る。もう腕がギリギリ。

しばらく外の岩に通ったおかげで、ルートセットの良しあしが分かるようになった。

 ・クリップポイントで、レスト体制が作れないルートセットは、NG

 ・1~3ピン目を取るまでに、核心部があるルートセットは、NG

ということだ。

どうも近所の人工壁の課題は背の低い人にとっては、危険が大きく感じられるルートセットが多いということが、同行者のベテランの視点から見てもあるようで、その点で納得感が得られたのが成果だった。

振り返って考えると、初年度で、まだビレイで落ちる経験を積んでいないために、ビレイを信用できず、ムーブ解決ができない状態で、怖かったのは、正常な感じ方だったのだ。

怖ければタノシクナイ・・・

その点が理解できて、とても救われた思いがした。

・・・ということで、結論、やっぱりメインに使うのは外の岩のほうが良い。