2016/07/04

足を大事に

■ クライマーは足を大事に

ダンスには足はとても大事だ。足がダメだとダンスできない。

で、私はダンスをしていたので、足を洗うほうが顔を洗うより、頻繁なのではないか?というくらい、足は大事にしている。(逆に顔は洗いすぎないようにしている。)

クライマーも同じではないだろうか?クライミングは足で登るもの。

男性だと、まったく足には無頓着な人が大多数だ。夫のかかとも、カサカサ過ぎて、触ると痛いくらいだ。

足の皮が厚いことがあまり問題とは感じられないのが、お手入れ不足の原因だ。

■ 匂いの原因は角質

が、足の匂いとなると、悩む人は多い。

実は、

 足の角質の放置

が匂いの原因だ。 汗ではなく、汗と角質などの老廃物が結合して、タンパク質系の匂いを発するのである・・・。というわけで・・・

 クライミングシューズの匂い対策の第一は足のお手入れ

である。

■ 角質を除去する

角質はタンパク質。タンパク質はアルカリで溶解する。ので、アルカリで洗うのが一番。ということで、足を洗うのに一番良いのは、

 ただの石鹸

である。とくに足指の角質は、新陳代謝が激しいので、足の間は丁寧に。

大事なことは

 余分な角質の除去

なので、かかとや足の側面は、

 軽石

であらう。タコや豆ができているときは、できれば、

 サルチル酸

を使って、角質を除去する。

■ 通気性

これだけで、足は相当におわなくなるはずだ。しかも、足裏感覚がするどくなる。

あとは大事なことは

 通気性。

だが、クライミングの場合、あまり問題にならない。

のは、クライミングでは、一回終わるごとに靴を脱ぐからだ。脱いでいる間に、クライミングシューズは乾燥してくれる。

ので、

 クライミングシューズは通気性が良い布袋などに収納する

のが、大事だ。間違っても、通気性ゼロのビニール袋などに入れてはいけない。

ハーネスを買った時についてくるメッシュ袋などで十分。

実際、収納しなくて良いくらいで、空気に触れさせておく、ということで、その辺に転がしておけば、次回使う時までにすっかり乾いて、問題ない。

■ みょうばん水

それでも、足が臭い!と言う場合、おススメは・・・

 みょうばん水

だ。

みょうばんと水を、1対30の割合になるようにして、溶かした水溶液をスプレーする。(5g:150cc)

この方法は、

 雑菌が発生する前に有効

であり、既に発生した雑菌で、臭くなっている靴にはあまり有効性がない。

あまり匂いが気になる場合は、におい成分が十分揮発してしまうまで、その靴を乾燥、放置するしかない。

■ 余分な角質を取る

大事なことは、足の角質がにおいの原因だということだ。

これは加齢臭なども同じで、角質が溜まることがにおいの原因となる。角質取りといえば、昔から、尿素。

尿素が入った石鹸は、普通のせっけんよりもより多くの角質を落とすことができる。

また角質をあらかじめ柔らかくしておく、ということも大事だ。湯船に浸かって確執が柔らかくなってから、体を洗おう。

洗う際は、くれぐれも、必要な皮膚まで落とさないように・・・。

毎日入浴の習慣があれば、垢すり用のタオルなどで洗う必要はそうないので、あまり洗いすぎの害がないようにすることも大事だ。

■ オイル

体の毒素を出し切るために、お風呂に入る前にオイルマッサージしておくと、よい。

アーユルヴェーダでは、

 太白胡麻油

でのマッサージを進めている。アーマ(老廃物)を血中に排出させる効果がある、と言われている。
(ただし、キュアリングと言われる作業が必要)

特に疲れが溜まっているときは、時間がある休日などに、オイルで全身マッサージをしてから、入浴する。

入浴前にオイルが浸透して、皮膚も柔らかくなると、老廃物も排泄しやすくなって、一石二鳥。