■ クライマーは足を大事に
ダンスには足はとても大事だ。足がダメだとダンスできない。
で、私はダンスをしていたので、足を洗うほうが顔を洗うより、頻繁なのではないか?というくらい、足は大事にしている。(逆に顔は洗いすぎないようにしている。)
クライマーも同じではないだろうか?クライミングは足で登るもの。
男性だと、まったく足には無頓着な人が大多数だ。夫のかかとも、カサカサ過ぎて、触ると痛いくらいだ。
足の皮が厚いことがあまり問題とは感じられないのが、お手入れ不足の原因だ。
■ 匂いの原因は角質
が、足の匂いとなると、悩む人は多い。
実は、
足の角質の放置
が匂いの原因だ。 汗ではなく、汗と角質などの老廃物が結合して、タンパク質系の匂いを発するのである・・・。というわけで・・・
クライミングシューズの匂い対策の第一は足のお手入れ
である。
■ 角質を除去する
角質はタンパク質。タンパク質はアルカリで溶解する。ので、アルカリで洗うのが一番。ということで、足を洗うのに一番良いのは、
ただの石鹸
である。とくに足指の角質は、新陳代謝が激しいので、足の間は丁寧に。
大事なことは
余分な角質の除去
なので、かかとや足の側面は、
軽石
であらう。タコや豆ができているときは、できれば、
サルチル酸
を使って、角質を除去する。
■ 通気性
これだけで、足は相当におわなくなるはずだ。しかも、足裏感覚がするどくなる。
あとは大事なことは
通気性。
だが、クライミングの場合、あまり問題にならない。
のは、クライミングでは、一回終わるごとに靴を脱ぐからだ。脱いでいる間に、クライミングシューズは乾燥してくれる。
ので、
クライミングシューズは通気性が良い布袋などに収納する
のが、大事だ。間違っても、通気性ゼロのビニール袋などに入れてはいけない。
ハーネスを買った時についてくるメッシュ袋などで十分。
実際、収納しなくて良いくらいで、空気に触れさせておく、ということで、その辺に転がしておけば、次回使う時までにすっかり乾いて、問題ない。
■ みょうばん水
それでも、足が臭い!と言う場合、おススメは・・・
みょうばん水
だ。
みょうばんと水を、1対30の割合になるようにして、溶かした水溶液をスプレーする。(5g:150cc)
この方法は、
雑菌が発生する前に有効
であり、既に発生した雑菌で、臭くなっている靴にはあまり有効性がない。
あまり匂いが気になる場合は、におい成分が十分揮発してしまうまで、その靴を乾燥、放置するしかない。
■ 余分な角質を取る
大事なことは、足の角質がにおいの原因だということだ。
これは加齢臭なども同じで、角質が溜まることがにおいの原因となる。角質取りといえば、昔から、尿素。
尿素が入った石鹸は、普通のせっけんよりもより多くの角質を落とすことができる。
また角質をあらかじめ柔らかくしておく、ということも大事だ。湯船に浸かって確執が柔らかくなってから、体を洗おう。
洗う際は、くれぐれも、必要な皮膚まで落とさないように・・・。
毎日入浴の習慣があれば、垢すり用のタオルなどで洗う必要はそうないので、あまり洗いすぎの害がないようにすることも大事だ。
■ オイル
体の毒素を出し切るために、お風呂に入る前にオイルマッサージしておくと、よい。
アーユルヴェーダでは、
太白胡麻油
でのマッサージを進めている。アーマ(老廃物)を血中に排出させる効果がある、と言われている。
(ただし、キュアリングと言われる作業が必要)
特に疲れが溜まっているときは、時間がある休日などに、オイルで全身マッサージをしてから、入浴する。
入浴前にオイルが浸透して、皮膚も柔らかくなると、老廃物も排泄しやすくなって、一石二鳥。