■ ピラ
昨日は、またピラニアへ。混んでいたので、早々に退却し、1時間壁を触っただけ。
登れる課題は、登れるから、飽きちゃうし、登れない課題は、登れないから退屈だし・・・、というので、まだ3回目で、すでに飽きモード。
これは、なんとかしなくてはならん!というので、対策。
■ 課題
私の課題は、もっぱら
・スタミナ 長いこと登れない 翌日に疲れが残る
・突破力 (最大筋力)
ということで、本を読んで、トレーニング法をまとめる。まぁ私の場合、ジムでは退屈している、というのが最大の課題。
■ フリークライミングのトレーニング
フリークライミングの因数分解
・スキル
・フィジカル
・メンタル
の3つが均等に必要。長所だけでは、弱点を補うことができず、落ちてしまう。
弱点の強化がクライミング力UPのカギとなる。
■ 弱点とは?
傾斜が強い → ダイナミックなムーブが必要
傾斜が弱い → 細かいホールド デリケートなバランスムーブ
長いルート → 持久力
短いルート → 難しい核心
■ まずは弱点を探す
ジムの壁利用し、傾斜の異なる壁から同じグレイドを選んで、OSを行う 比較して弱点を見つける
例:
傾斜のきつい壁 → フィジカル 筋力不足 体脂肪を減らす
傾斜の緩い壁 → フットワーク、パランス、指の保持力
■ ムーブの負荷
今できるムーブの負荷を高める → できないムーブもできるようになる
■ クライミング上達の法則1 グレードピラミッド
グレードピラミッドというのがあるそうだ。
5.11a
5.10d 5.10d =2
5.10c 5.10c 5.10c 5.10c =4
5.10b 5.10b 5.10b 5.10b 5.10b 5.10b 5.10b 5.10b =8
つまり、11Aを1本登るには、5.10bを8本登っていないと登れない。という理論。
先日、易しい5.10bが登れたところだが、それはつまり、1グレード下の5.10Aが2本、5.9が4本、5.8が8本ということになるのだそうだ。
たしかに今5.9のオンサイトが5本だ。
■ クライミング上達の法則2 RPとOS
最高RPを伸ばすより、下のグレイドを数多く登り、スキルやフィジカルを習得する。
・RPの目標は、OSグレイドの一つ上まで
・10トライ以内
10トライもしたことなかったな~。
■ スキルトレーニング
1)バリエーショントレーニング
・条件を変えて、同じムーブを繰り返す
・左右対称
ポイントは、
・安心感をもってムーブに集中すること
・肉体&精神がフレッシュな状態であること
・レストは5分
2)フィジカルではなく、スキルに注力する
・毎日1時間
・猫足
・脱力
・スピード
・クライムダウン フットワーク
・靴を変える
・足だけジプスのトラバース
・限定
■ スタミナトレーニング
1)乳酸を貯めない
2)溜まっても登る
3)レストを短くする
・落ちそうになるまで登り、落ちそうになったら、ホールド限定を取り外して登り続ける
・インターバルトレーニング 手数が20~30手の課題を各種設定で登る。
このインターバル時間については、必要なインターバル時間が
最高OSよりも2グレード下の場合 → 不要 反復3(クライムダウン)
1グレード下 → クライミング時間の1~1.5倍 反復4
0グレード下 → 2~3倍 反復3
上のグレード → 6~10倍 反復1
つまり、私が、5.10dを触ったら、登るのに5分かかったとすると、30分休憩が必要ということになる。
■ まとめ
今の段階だと、完全に回復していない状態で登るとムーブの質が悪くなるので、乳酸を貯めない登りを獲得するほうが、回復なしで登るより先だろう。
スキルトレーニングでは、正対と猫足と脱力は必要そうだ。いつもダイアゴナルで登っている。
同じホールドを使っても別のムーブで登れるように選択肢を増やす練習をしようと思う。