2016/07/06

ピラ3

■ ピラ

昨日は、またピラニアへ。混んでいたので、早々に退却し、1時間壁を触っただけ。

登れる課題は、登れるから、飽きちゃうし、登れない課題は、登れないから退屈だし・・・、というので、まだ3回目で、すでに飽きモード。

これは、なんとかしなくてはならん!というので、対策。

■ 課題

私の課題は、もっぱら

 ・スタミナ   長いこと登れない  翌日に疲れが残る
 ・突破力 (最大筋力)
 
ということで、本を読んで、トレーニング法をまとめる。まぁ私の場合、ジムでは退屈している、というのが最大の課題。

■ フリークライミングのトレーニング

フリークライミングの因数分解
 ・スキル 
 ・フィジカル
 ・メンタル

の3つが均等に必要。長所だけでは、弱点を補うことができず、落ちてしまう。

弱点の強化がクライミング力UPのカギとなる。

■ 弱点とは?

 傾斜が強い → ダイナミックなムーブが必要
 傾斜が弱い → 細かいホールド デリケートなバランスムーブ
 長いルート → 持久力
 短いルート → 難しい核心

■ まずは弱点を探す

ジムの壁利用し、傾斜の異なる壁から同じグレイドを選んで、OSを行う 比較して弱点を見つける

例:
   傾斜のきつい壁 → フィジカル 筋力不足 体脂肪を減らす
   傾斜の緩い壁 → フットワーク、パランス、指の保持力

■ ムーブの負荷

今できるムーブの負荷を高める → できないムーブもできるようになる

■ クライミング上達の法則1 グレードピラミッド

グレードピラミッドというのがあるそうだ。

                   5.11a 

               5.10d   5.10d           =2
 
            5.10c 5.10c 5.10c 5.10c     =4  

5.10b 5.10b 5.10b 5.10b 5.10b 5.10b 5.10b 5.10b   =8 

つまり、11Aを1本登るには、5.10bを8本登っていないと登れない。という理論。

先日、易しい5.10bが登れたところだが、それはつまり、1グレード下の5.10Aが2本、5.9が4本、5.8が8本ということになるのだそうだ。

たしかに今5.9のオンサイトが5本だ。

■ クライミング上達の法則2 RPとOS

最高RPを伸ばすより、下のグレイドを数多く登り、スキルやフィジカルを習得する。

 ・RPの目標は、OSグレイドの一つ上まで
 ・10トライ以内

10トライもしたことなかったな~。

■ スキルトレーニング

1)バリエーショントレーニング 

 ・条件を変えて、同じムーブを繰り返す
 ・左右対称

 ポイントは、
  
  ・安心感をもってムーブに集中すること
  ・肉体&精神がフレッシュな状態であること
  ・レストは5分

2)フィジカルではなく、スキルに注力する 

  ・毎日1時間

  ・猫足
  ・脱力
  ・スピード
  ・クライムダウン フットワーク
  ・靴を変える
  ・足だけジプスのトラバース
  ・限定

■ スタミナトレーニング

1)乳酸を貯めない
2)溜まっても登る
3)レストを短くする

・落ちそうになるまで登り、落ちそうになったら、ホールド限定を取り外して登り続ける

・インターバルトレーニング 手数が20~30手の課題を各種設定で登る。

このインターバル時間については、必要なインターバル時間が

最高OSよりも2グレード下の場合  → 不要                 反復3(クライムダウン)
         1グレード下      → クライミング時間の1~1.5倍   反復4
         0グレード下      →             2~3倍     反復3
         上のグレード      →            6~10倍     反復1

つまり、私が、5.10dを触ったら、登るのに5分かかったとすると、30分休憩が必要ということになる。

■ まとめ

今の段階だと、完全に回復していない状態で登るとムーブの質が悪くなるので、乳酸を貯めない登りを獲得するほうが、回復なしで登るより先だろう。

スキルトレーニングでは、正対と猫足と脱力は必要そうだ。いつもダイアゴナルで登っている。

同じホールドを使っても別のムーブで登れるように選択肢を増やす練習をしようと思う。