2024/11/21

【フレッドベッキー化】相場の機微を学習する良い機会ですよ

■ 大相場の個別株は初心者向け

エヌビディアを題材に、個別銘柄の投資の仕方の勉強をするのは良いアイディアではないか?と思います。

というのは、AI銘柄は、大相場だからです。基本的に成長産業であるので、大きな波としては、上昇基調にあることは保証済みです。

例えば、日本の大企業株などは、大体が、すでに成長期を過ぎた斜陽産業だし、中小の小型株は、よほどの業界通でないと、大きな潮流が分からず、取りつきにくいです。

■ 赤布が追いかけて来る

田中師匠の相場解説は、大体、打つべき手を打つタイミングより遅れて出てくる。山で読図していたら、赤布が私を追いかけて来るようになる(=読図してここだ!と思ったところを歩いていたら、それを追認するように赤布が枝についているということです)ということ なので、

 動画視聴は答え合わせ。

■ こまめに利確を

今回は、エヌビディアの決算発表があったのですが、8月の時、決算は良かったのに、株価は暴落しました…ので、決算発表前に半分くらいを保険で利確しました。どうせ、また下がるだろうから、その下がったタイミングで、買い増し予定ですが…

その相場判断は良かったのか?どうか?

そうした相場の行動原理が、どうも師匠と同じだったので、良かった☆と思っています。

■ 教わり方…が間違っているのでは?

大体、ベテランから指導を得るときは、私はこのように指導を利用しています。

山でもクライミングでも、同じやり方です。

もしかすると、一部のクライマーは、「俺だって(私だって)師匠がいれば、あなたと同じことができたのに」と思っているかもしれませんが…。

師匠を持つということに対しての期待の内容が、私が思っているものと、大きく異なりませんかね? ロープはこうしてね、ああしてね、などという細かな指導を受けた覚えはありませんけど…。私に来る新人さんがどうも、そういう人ばかりなので、師匠を持つ、教えてもらう、ということについての期待が若い人の中で、大きく間違っているのではないか?と思います。

■ 行動経済学

相場の見方は、心理的な面、行動経済学的な面が相場の難しいところ…。

実は、長期投資の人は、こんなこと考えなくてよいのですが、今の相場は、逆イールド解消局面にあり、いつ大暴落(大恐慌レベルの)が来てもおかしくない状況なので、短期売買しか許されない環境なので、仕方がないのです。

大暴落に瀕しているため、保険のために、相場参加者は全員短期に利確しているような状態。

それを知らないで、”投資の基本は長期保有です”みたいな、ヨイ子面した投資信託会社の話をうのみにしないようにしましょう。

今は米国市場も日本市場も、株価は、過去最高値。つまり、いつ入れたお金が半額になってもおかしくない状態です。

しかし、それにしてもAIしか勝ち組企業がないアメリカ…産業の面で見て、大丈夫か?!って感じです。だから、戦争をして、武器産業の在庫処分をしなくてはいけない訳です…。

病気がなくなれば、製薬業は儲からなくなるから、病気を作らないといけなくなるわけです。

参考:

田中泰輔のマネーは語る:【米国株】NVDA NVDA NVDA 決算からのAI相場(田中 泰輔)【楽天証券 トウシル】

【アルパインクライミングの実情】山岳会の衰退

■ 山岳会の衰退…

新しい土地に来て、数か月。ここでも、ローカル山岳会のページが表示されるようになった。情報をオープンにしている会のようで、山の内容が紹介されていた…ので、その内容をいろいろ見てみたんだが…。

アイゼントレとかしていて、好感は持てるんだが…

・冬山=八ヶ岳の赤岳 →えっ?山梨県民は昼飯前の山…

・沢=釜の沢 → これ日本三大デート沢

・アイスクライミング=広河原沢… うーむ、リードでなら行きたい

・岩=奥穂縦走 → 簡単すぎて楽しめないだろう…

・トレーニング=ダイトレ・六甲山 → 誰でも歩けるハイキングの山

と、結局、どこの地域でも、山岳会自体が、指導したり、引率したりする組織的体力が下がってしまって、会として、高度な山をする能力は喪失してしまっているようなんだよなぁ。

山岳会の実力、というのは、一般的に言えば、冬山合宿に表現されるものであり、その冬山合宿で、赤岳っていうのは、赤岳未満の山には、会はそもそも必要ないので…、何とか赤岳レベル…最低限のアイゼン歩行スキル…を何とか維持している、という話なんである。

ちなみに、冬季の赤岳の上には、大同心稜、阿弥陀中央稜&阿弥陀御小屋尾根、などがあり、その後は、阿弥陀北稜、南稜と少しづつクライミング要素がある稜線へ行き、赤岳主稜になると完全にクライミングである。これは、傾斜が徐々に立つということ。私は、これよりワンステップ位上の中山尾根の段階で、山は打ち止め…となった。

沢に関しても、釜の沢なら、新人に沢ってこんなところだよーと紹介するって意味。

岩稜縦走に関しては、クライミング要素以前…。北アの縦走レベルで歩けなくなるような人はアルパインのクライマー向きではない。しかも、トレーニングで担いでいたのが18kgでこれでは軽すぎで、ロープが入ってくる山なら、女性でも22~3kgくらいは担げないと…。アイスギアとロープでこれくらいの重さになる。

アイスクライミングの紹介が広河原沢なのは好感が持てるが…。でも、テクニカルではないので、技術力はそんなにないよ、って意味だろう…年に一回か二回しか登れないのでは仕方がないと思うが。

という結果になって、なんだかなーと。まぁ今いる新人に必要な山だったというだけかもしれないが…。

これで、参加しても、私が得るものがあるか?というと…疑問であろう。

ということが、福岡に引っ越してきて当初も問題だったんだよなぁ…成長することができなくなった。

サクっとフリークライミングか、スポーツクライミングに向かえればよかったんだけど、そうならなかった…。

なかなか山ヤとしての成長ができず、うっぷんがたまったよなぁ…と回顧中。

■ レベル低下の実態

こうしたことは、たぶん山ヤなら、本来誰でも分かる。(新人には分からないだろうが)

全くの山初心者からスタートした、しかも、40代で山をスタートしたような女性が、一人で行ってしまったようなところ…例:厳冬期赤岳…しか、会として連れて行けなくなっている…っていうことなんだろうなぁ…。

それでも、新人さんには、未知の世界だから、山が分かっていない間は、黙って従うと思うんだが…、分かるようになったら、つまり、数年で、出て行ってしまうだろう…。

その先は? 

それがない。

でも、アルパインをやるには、仲間、チームが必要なので、結局、足が揃わないと、どこにも行けない=アルパインは廃れる、となるよなぁ。

一方、フリークライミングなら、まだ困難度をあげたり、技術的難度をあげたりできるので、続けることはできる。

しかし… 

と思った次第。

■ 今の案

1)フリークライミング → ラオスにに行く

2)アイスクライミング → 層雲峡に行く

3)歩き → ヒマラヤに行く

どこか、良いホームグランドの山を、トレーニング用で、見つけないとなぁ… 

できれば、ある程度、急こう配がいいかな。



クライマーに必要なのは、自分の行動が他者へどう影響するか?の配慮。欠如しているのは教育

クライミングに関する無知…教育の欠如…が、他者にどのような影響を及ぼすか?

結局、死や怪我、アクセス問題という問題を起こす。一般的に、これくらい自分で考えれば分かるだろう、と思われるようなことでも、言語化して明示的に教えないと、今の時代は、分からない人のほうが大多数になっている。

クライミングは自己責任を言い過ぎたあまり、結果、自分の行動が他者を害するかもしれない可能性に、ほとんど無関心な人が逆に増え、問題を起こしているクライミング業界…。

日本人には、あなたのクライミングパートナーの安全は、あなたの責任ですよ、と言わないと誰も自ら責任を取る姿勢を持てないのではないだろうか?

クライミングは自己責任、という言葉は、俺は相手を死や事故に至らしめても、責任はないのだ、という風に、歪んで解釈されるのが、クライマー界の日本人だ。

だから自己責任論が闊歩すると、無免許運転の人が来る。

そして、クライミングに必要な知識は、自分の力で、身に着けてからクライミングに来た人にフリーライドしても、それはあなたが勝手にしたことでしょう、ということだ。

私は山岳会に入会する前に、山岳総合センターに行っており、クライミングに必要なことは教わってから行きましたが、そのような人たち…本当の意味での自己責任を取っている人たちが非常に少ない…

逆に、教わらずに、路上に出たら、無免許運転なので、事故るのは必然だなぁと思える、無免許運転の人が、自己責任と大声で言いながら、相手を死の危険に陥れている。

■ こういう行動を見たら…の黄色信号事例 

  • レジャーピクニックで火の管理を怠り、森林火災を引き起こす者。
  • 車の運転中にスマートフォンを操作し、交通事故を起こす者。
  • 道路工事現場での安全規則を無視し、重機を運転する者。
  • 家庭内での火災予防措置を無視し、家族を危険に晒す者。
  • 未訓練の者が山岳地帯での登山を試み、救助隊を動員する者。
  • 洪水の際に河川敷に立ち入り、救助作業を妨害する者。
  • 無許可で花火を打ち上げ、近隣住民や動物に騒音や恐怖を引き起こす者。
  • 保護具を着用せずに危険なスポーツを行い、ケガを負わせる者。
  • 非常時に適切な対応を知らず、緊急連絡先を間違える者。
  • 不注意な炭火の取り扱いにより、バーベキューパーティーで火傷事故を引き起こす者。

■ 自分の無知に基づく行動が、どのような影響を他者に及ぼすか?に思いが至らない者の事例

歴史上の人物

  • アドルフ・ヒトラー - ナチスドイツの指導者として数千万人の命を奪った。
  • ヨシフ・スターリン - ソビエト連邦の指導者。政策により多くの人々が飢餓や強制労働で犠牲となった。
  • ポル・ポト - カンボジアのクメール・ルージュを指導し、大虐殺を行った。
  • レオポルド2世 - ベルギーの王として、コンゴで過酷な植民地支配を行い、多数の死者を出した。
  • ナポレオン・ボナパルト - ヨーロッパでの軍事遠征で多くの死傷者を出し、自身の野心が他国に多大な損害を与えた。

現代の人物

  • ジェフリー・エプスタイン - 性的搾取の犯罪行為で多くの被害者を生んだ。
  • マーティン・シュクレリ - 製薬会社で薬品価格を大幅に引き上げ、患者に負担を強いた。
  • ベルナルド・バートルッチ - 映画制作中の不適切な行為が俳優に深い傷を与えたとされる。

フィクションのキャラクター

  • マクベス(シェイクスピアの『マクベス』) - 自分の権力欲のために殺人を犯し、国全体を混乱に陥れた。
  • ウォルター・ホワイト(『ブレイキング・バッド』) - 自分の利益を追求するために麻薬製造を行い、多くの人々の人生を壊した。
  • ダース・ベイダー(『スター・ウォーズ』) - 銀河帝国の指導者として反乱軍や多くの人々を苦しめた。
  • トニー・モンタナ(『スカーフェイス』) - 自分の野心のために他人を犠牲にしたギャング。
  • レクター博士(『羊たちの沈黙』) - サイコパス的な行動で他者を傷つけた。

社会的影響を与えた思想家や活動家

  • フリードリヒ・ニーチェ(一部解釈に基づく) - その思想が後に極端に誤解され、ファシズムやナチズムに利用された。
  • カール・マルクス(一部解釈に基づく) - マルクス主義が後に一部の権力者によって抑圧的な政権に利用された。
  • アイリーン・ウォーノス - 個人的な苦しみから犯罪に走り、多数を殺害した。

その他

  • エリザベス・ホームズ - 医療機器会社を率い、誤った情報に基づいて投資家や患者を誤導した。
  • トーマス・ミッドグリー - 環境に悪影響を及ぼす技術(エチル鉛やフロンガス)を発明した。
  • ヘンリー・フォード(一部側面) - 労働者の権利を制限し、一部の発言や思想が社会的混乱を助長した可能性がある。
  • セシル・ローズ - 植民地主義と人種差別的政策で多数の人々に被害を与えた。

解説

これらの人物やキャラクターの多くは、自身の行動が意図的であったか否かにかかわらず、他者への悪影響を及ぼしています。









2024/11/20

【世界情勢】金融資本主義の終わり&軍需駆け込み消化戦のウクライナ

■ 紙くずからビットコインへ!?

いや~ アメリカの債務超過35兆ドルと聞いていましたけど…40だった…。

しかも、トランプが当選して、大統領交代が確実になったら…

軍産複合体の軍需の駆け込み消費

今のうちに、いらない武器を使って消費してしまわないと売れ残るー

という話です。


■ 騙されてはいけない

というのは、ビレイだけでなく、マスメディアもそうだ、ということは、今回は兵庫県知事の斎藤県知事の件で明らかになりましたが…。

パワハラ、でっち上げでしたよね。

やっぱり、日本の岩場の課題が、5.9を登る人は、昔は上級者だったのに、今では入門者となったのに、”落ちれないボルトの配置”のままである…というのは、やっぱり

 公然の秘密

であり、

 そのことに愚鈍すぎて、男子は気が付かない

だけなのではないか?と思います。

そのため、男子同士でも、

 「えー、お前こんなんも登れねーの?」

みたいな、言動によって、人によっては

 自己愛の傷つき

を抱えた人ばかりになり… 結果

 クライミングが、だたの肝試し大会に、貶められる

みたいなことになっているんでは? 

しかも、エイドって、私がフォローで登る時で、Aゼロしちゃったのですら、ああ、残念、ってことに今の時代はなってるよ? 私、クライミング界の最弱者だけど…。しかも、これで残念モードに入ったのって、初心者のほんとの1回目のクライミングから、だからねー。

それは、結局、フリークライミングで登る、って価値観に転換し損ねて、

 残置で登るのは危険行為ですよ

という、当然の知識が、伝えられ損ねているからでは…?

結局、アメリカの軍産複合体みたいな既得権益に、すわりっぱの人が過去40年くらいいたか、結局、現状の放置以外、何もしない人が、どこか分からない上の方の組織にいただけで何もしていなかったってことなのでは…?

もし、世の中がフラクタルなら、そういうことだよなぁ…と思いますが。


しかし、世の中が平和でいてくれないと、うかうか海外クライミングにも行けませんね…



【クライミング心理学】ランナウト自慢=自己愛の傷つき

■ 未処理の恥の感覚

やっぱり、地方の課題が、グレードが辛くて、なおかつランナウトをわざとしているようなのは、(未処理の恥の感覚)=自己愛の傷つき、のためではないでしょうかね?

自尊心が傷つきやすい人への処方箋 【自己愛の傷の癒し方】


■ 小川山だって相当ランナウト

小川山もひどいよね~という話を、最近ジムの店長さんとしました。

女性の店長さんと男性の店長さんでは、ずいぶんと感想が違い、

大阪のジムの男性店長さん=小川山の話をしてもスルー。たぶん行っていない。関西の超怖いランナウト課題は、グレードが低いので登ったことがなく、自分でヌンチャクが掛けられるような距離感にないことを知らない。たぶん、最初からボルトが近い5.12程度から上しか取り付いていないから、低グレードの課題では、落ちれない配置になっていることに気が付いていないのだろう。

女性のジム店長さんが持ち出した課題は、小川山物語…え?!この課題、私がまだ5.8をやっとこさでオンサイトした時期から、登るだけなら簡単だったし、1本目はプリクリ決定だたっただけで、ムーブは簡単だったけどなぁ… 2本目も遠いって言っていたけど…。そうだったかどうか、覚えていない…

という結果になり、女性と男性で、ランナウトに対する認知が大きく異なることが分かった。

男女差が大きいので、男女で組んで登るときは、当然ランナウトのリスクが少ないほうが先にリードしたほうが安全である。

なんで、180㎝の人と登って、私がリードしてあげる羽目になったのか?謎だなぁ。

しかし、自分で自分のケツが拭けないのに、なんで男性は、いつも、これくらい行ける、と思うのか?ということは分かった。

単純な足し算ができないくらいしか、そもそも、考えていない、目の前のことに手いっぱいで、行動した結果、どういう悲惨な結末になるか、ということを考えていない。

それは、たぶん、小川山で、広場の駐車場が一杯開いているのに、転回用のスペースに車を止めてしまって、非常に迷惑である車に乗っている人と同じで、

 前の前の欲 vs 行動の結果

を比較検討する機能が弱く、目の前の欲、を深い考えもなく優先するからだろう。

そういう人は

・ルールを守ることに対する精神的な強度も低いし、
・倫理的な行為への精神的強度も低いし、
・必要なら赤信号無視で突っ走る
・例えば、性欲に負けてしまう = 子供が6人
・かと言えば、今晩の宿がない程度で右往左往
・ちょっとした距離を歩くだけでも、文句たらたら
・「めんどくさい」
・残置のカラビナは、ねぇみんなで山分けしようよ、という

ような気がする。そして、大体はナルシストであるような気がするんだが、

 賞賛

を与えてしまうことが、こうした犯罪行為に近しい行為の栄養、となっている。(と目撃した)

こうした行為を目撃したことが、私の人生にどういう意味を与えるのか?というと…

こういう”おじさん”文化には、女性の人生を破壊するだけの破壊力がある、ということだ。

このような人たちが、かわいそうか?気の毒か?というと、そこは疑問であろう…

■ 子どもを産ませて女性を捨てた男性がかわいそうか、どうか?って問題

しかし、なぜ、可愛そう、気の毒ということで丸めようと子供の私がしたのか?というと、それは、親というのは自分の一部だからである。

母もそうだし、父もそう。

母のことも、父のことも、かわいそうだから、ということで相手の責任を肩代わりしてあげる理由にしていたんだろうと思います。

実際に、両方の遺伝子からしか子供はできないのであるから。

しかし、一番かわいそうで、一番苦労しているのは、どう考えても、子供であった私のほうであろう…。

■振り返り

私は、放蕩息子の父と裕福なお嬢様育ちの母の間に生まれた長女である。

結局、そうなると、どうなるか?
 
親が頼りない=子が自立する以外ない、ということになる。

私には弟と妹がいる。すると、弟と妹は年下で、子供時代の2歳差は顕著な差なので、一番先に、成長する=一番先に頼りがいがある存在になる、ということだ。

結局、この構図だと、家族の中で、唯一、現実処理能力がある、ということになる。

この子供時代に、さらに、学校生活でまで、人の世話をやらされていたんだからなぁ。

大変だった。

■ 経済的な苦難

そもそも母子家庭で、大学に進学する費用が出ると思います?

誰が考えても、でませんよぇ。

私はトップ進学校に進学したので、学校前に”補講”じゃなくて朝バイトして自分の授業料をねん出した高校生でした。

そういう人が、可愛そうって、親のお金で大学を出た人に、こちらが自己犠牲してあげるって変だよなぁ…

それで、大学は自分のお金で出ました。夜学です。受験費用も自腹。お昼代をケチって頑張ったおかげです。

でも、世の中のほとんどの人は、お金の面で私をうらやむようです。自分が仕事して稼いだお金なのに?

それが嫌なんです。

クライミングの面でも同じで、なんか謎だった。

私が自分で努力して得た成果なのに? 山岳総合センターに行って、雪上確保やスタカットを先生から学んだ人は、私であって、パートナーじゃないですよね…で、その私にしりぬぐいクライミングをしてもらった山行がなんで、すごいね、って賞賛の対象になるのか?謎。

海外に行っていいわね、とか、国立大に行っているからリッチなんだね、とか、親に学費出してもらった人が言うんです…けど、

 なら、自分でやって見ろよ!

って思いますけど…。

私はいい人だから言えない。言わない。

っていうか、言ったほうが相手のためになるんだろうか?

■ 弱者っているの?

私は大きな成功は望んでいないのですが、貧しい人を助けたいと思い、なぜなら自分が、食べ物に飢えた子供時代を過ごしたから、なんですが…

探しても探しても、どうも、”飢えている子”は、いないみたいだったんですよ。日本には。

学生時代には、ネパールの子供に毎月5000円の支援をしており、日本でも、と思ったので、部落の子供向けの家庭教を無料で引き受けたことがあるのですが… そもそも、勉強したくないって言うし…。したくないんだから、できないのは当然ですよねぇ…。

私は勉強したくても、させてもらえないで育ったのに…。

サンフランシスコ時代は、教会で炊き出しのボランティアもしたんですが、黒人の女性に一晩の宿代をねだられたので、彼女の生活が整うまで、私の部屋で寝泊まりしていいよ、というと、断られた‥え?今晩泊まるところないんじゃないの…?みたいな感じでした。

日本では、実はお金余りなんですよね…。物産時代はベンチャーキャピタルと仕事して、垣間見ました。それに、インパクト投資と言って、社会的に弱者救済になるベンチャーキャピタルの投資もみてきたんですが…温かいお金という言い方をしたりします…しかし、昨今、弱者と言える人たちがいなく、投資先がなくて困っているんですよ…。投資だからね、消費ではなく。

貧しい人を助けよう、と思って私も大きくなりましたが、助けようとすればするほど、詐欺とか変なのに、ひっかかって、自分がむしり取られる=むさぼられるばかりで、なんだかな~と思って、ヨイ子病は悪人が付け込みやすいのだと、ここ7年くらいで学習しました。

クライマー業界はヤバイ。ただの甘えん坊が自分は弱者だ!と主張している…

男性に手柄を持っていかれるなんて言うのはしょっちゅうで、OL時代も同じ問題がありました。実際に仕事しているのは私で、賞賛は男性が持って行ってしまう。持っていかせないと、

男を立てろ

とか言われる… ナニ、コレ?

■ お姉ちゃんだけずるいという人がずるいのでは?

ほんとは全然かわいそうではない人に、おねえちゃんだけずるい、と言われているような?

弟と妹が、私より幼くて、理解ができないことを気の毒だなぁとは思って大きくなりました。

頭が悪いから、理解ができない…ってことは弟との関係性で頻発… 例えば、長ぬん使うべし!ということを分かっていない、5.12クライマーとか…。ランディングがボルダリングの安全管理のミソだと分かっていないクライマーとか。

そういう人に対しては、気の毒観がある。理解力が不足して、大事なことが理解できないのだろうと。

そうなると、私だけ分かっていて悪いなぁ、となる=罪悪感。

分かっている人が知識を広めるべきだ=義務感。

という構造かもしれません。

これは、周囲の大人が、自分たちがサボタージュするのに都合よく、優等生を利用する仕組みです。先生が、先生として機能せずに、「〇〇さん、解法を板書して見せなさい」と先生が私ともう一人、優秀だった子に、数学を教える日を作ったことがあった。あれは一日だけだったので、思考回路の差が分かって興味深かったけど…。

でも、学級の運営が楽になるから、顧問って…先生のやるべきことを私が肩代わりしていたと言えるかもしれないです。

クライミングでも同じことが起きようとしていた…特に九州では。

■ 日本全体のクライミング界の行方を見る立場

日本全体で、こうも危険予知や、リスク管理についての教育が、登山界から消えてしまったのは、
 
 行き過ぎた結果主義

の影響でしょう。グレードだけで、結果さえ出せれば、あとは問わない、という教育の結果でしょう…

それを正常に正すには、やっぱり、

 山の記録を誠実に書く習慣

が大事だと思います。山の中身が評価の対象で、結果ではない、ということにしないと、リスク管理ゼロのクライマーを、どの分野でも量産するだけになってしまいます。

どの分野でも、というのは、スポーツやコンペだけではなく、フリークライミングやアルパインクライミングでも、という意味です。

■ ヨイ子病を利用しようとしている大人社会が透けて見える

私は自分がした苦労の価値がイマイチ分からない、という弱みがあると確かに思います。

私と同じような、夜学出身の人も、私と同様に、ヨイ子病をわずらって、私のアトピーなどより深刻な病気である、ガンをやったり、親の介護で、気が付いたら、また人のために生きる人生になってしまっていたり…、ヨイ子病から抜けるのが難しいようです。

一体どうすれば、ヨイ子病から抜け出て、クライミング界に多いナルシスト男性に搾取されず、自分の望みを軸に人生が組み立てられるのか?ってことが課題かなぁ…

生きることはそもそも、自分の望みをかなえていくプロセス、です。

実際にそのようにプレゼンシングしてきたのに、なぜか果実を他者が取って行こう、盗んでいこうとし、そして、それを阻止することができない…というのが悩みです。

私だけ幸せになってはいけない、という禁止令なのかもしれません。




2024/11/18

【ヒマラヤ情報】テンジンヒラリートレイル&3パス お話会参加しました

 ■ ヒマラヤをガイドレスで

11年前の情報なので、今も有効なのか分からないが、テンジン・ヒラリートレイルをガイドレスで歩いたことがある男性の話を聞いてきました。

別名:エベレスト街道。

正直、みんなが私にヒマラヤを勧めるので、なんだかなぁ~となっていました。

だって、ヒマラヤって、男のロマン系ですよね?特に登山の文脈では…。やだなぁ、勝ち負けとか名誉欲とか、承認欲求の山…(汗)。

インドもそうで、私は不潔な国は苦手なんだよなぁ、暑い国はちょっとなぁ…って感じでした。

基本、寒いところ好き☆

でも、食わず嫌いせずに、ラオスに行ってみたら、良かったので、ヒマラヤも同じかもしれないなぁと思い、とりあえず話を聞きに。

■ 女性一人でも行ける

ヒマラヤは多くの人に、勧められてきたし、女性一人だけで言ってきました!という人にも、複数のレベルで逢った。別に、山ヤじゃない人も多数。

米澤先生のタサルツェは残念な山だったみたいで、なんだか、ヒマラヤに名誉の初登を求めるのは、かなり、時代錯誤、であると思われたし、他にヒマラヤの価値というか、登山的な意味で、どういうことが期待できるのか分からず、景色がきれいなだけなら、別に日本の山でいいのであったし、むしろ、空気が濃くて景色が良いのであるから、日本の山のほうが優位性がある。

誰かに何かを証明するために人生を生きる、ということほど、つまらない動機はないなと思っており、周りの人が薦めたから、とか、私”だって”行けるから、っていうのでは、まるで、自慢話を作りに行くような話だし、そんなしょぼい行動動機で動機づけられないんだよなぁ…いくら言われても…みたいな感じだった。

しかもガイドレスがダメとは! なら、しゃべりながら歩かされるわけで、そんな山に神はいない。

これまでの2009年から13年、14年に渡る登山活動は、登山者として自立するために学習し、足を鍛え、読図し、クライミングすらマスターしたわけで、その終着点がガイドで登る”高所遠足”とは…。嘆かわしいも、はなはだしい。バカにすんなよ、って訳であった。

そんな技術不要の山、お金持ちと目された日本人が、ただ、カモがネギをしょって行っているだけではないか?

と思えた。

しかし、今回の中尾さんは、上手に、ヒマラヤの良さや価値を表現していた。

■ 警戒音

人間は山が怖いかもしれないが、山(野生動物)のほうでも、人間が怖いんだよ。

日本の山でも同じだが、山に入ると、さっと

 気配

が動く。その気配、つまり、気 を変えないように歩くのが、上級者。足音もしないし(猫足だから)、声も出さないし、上手になれば気配だって消せる。

この動画は、私が久住に行ったときのモノだが、しゃべりながら歩いているおばちゃん登山者がこのウサギに逢えると思います?

逢えるわけがないですよね。



これで、カモシカにも会ったし、ツキノワグマにも会ったし、雷鳥は誰でも会えるが、オコジョにもあった。

大体の野生動物には会っている。会いたくない奴は、会わないように、あらかじめ声をかけてから山に入る。

クライミングをスタートして、山から神が去り、

私の山には、なんか満たされない思いが付きまとうようになった。

■ 現代登山者は未知が怖いくせに、ランナウトで命知らず自慢という矛盾を行っている

結局、福岡での登山で分かったこと…。

私の福岡での登山一発目は、脊梁山地の1泊二日の縦走だが… 技術的難易度が低くて退屈なので、帰りに尾根を一つ、読図で降りたら、同行者に「技術的に難度が高すぎて、当会では、みんな怖がってしまう」ということだった…(汗)。

え?!たった尾根一個降りるだけで?!しかも、右にそれても、左にそれても、保険付きの、フェイルセーフ付きの場所で??



そして、つい最近、今年の、最後の山では、カフェで逢った若者3人を連れて行ったが、痩せ尾根を登るのはできるけど、開けた谷間で、消えかけた登山道を使っただけで、

「これって遭難ですよね」

だった…。


つまり、みんながみんな

  他人の踏みあとを辿ることしかできなくなっている

のである。

読図で自ら道を見出す、というのが、登山の醍醐味であり、山とお友達になる、って意味で、私が尊敬する山ヤ…米澤先生とか、ガイドの後藤さんとかだが…をなぜ尊敬しているのか?というと、


すべての尾根と谷を歩きつくしていたから

 そして

そうしないと見つからないものを見つけていたから

である。岩場とか、水場とか。私なら、なんかの群落。鹿たちの寝床。

私がしたいのは、そういう未知の冒険がある山で、遠くまでわざわざ旅行で行かなくても、その辺の里山にも普通にある。

登山道を歩くなんて、そんな楽勝の山だったら、何も勉強していない人がスタンプラリーをすれば、できる訳なんだから、登山歴〇〇年とか、積雪期ガイドステージⅡなど全くをもって意味をなさない、ってわけなんである。

まぁ、細かいことを言えば、歩き方とかあるが、そんなもの、誰でも教えられなくても、誰でも長い間、登っていれば身につく。

そんなことではなく、山で身につくのは、自然界との対話法、未知のことへの恐怖に遭遇したときに、自ら、生き方を切り開く力の方である。

が、それをそのまま言っても、誰も聞かない。

ので、中尾さんは、上手に表現していたと思う。

■ 宿がないだけで涙目って

韓国クライミングに行ったときのこと…町の中で宿がないだけで、涙目だったよなぁ… 師匠。

そんなの、適当に探せば、あるだろうに…ってので、私がちゃっちゃと見つけてあげたので、私のほうが町でのサバイバルスキルは上だったかもしれないよなぁ…。

山でも、テント泊していないと、家の中に暮らすことになれてしまうと、体力が落ちるし、なんか甘え癖が付いて、一回着いた甘え癖は延々と増長し、甘えつづけることになる。

今年、大日小屋で、私が外でシュラフに絡まって星空の下で寝ていたら、高校生の男子らが、

「あ、テントいらないんだ」

とか言っていた。そりゃそうでしょう、夏山で晴天ならテントむしろ不快。暑くて蒸れる。

そういう小さな一つ一つの誤解…それを解くのが山だ。

寒いって言ったって、寒いおかげで虫がいなくて快適。

雪があるって言ったって、雪のおかげで水を担がなくて済む。

■ マーケティングに踊らさせられている我々

大体の人が、山岳用のたっかーい、ガスカートリッジ使っているんだが、なんとヒマラヤに行った人が、普通に100均に売っているガスのカートリッジで全く問題ないから、と言って、山岳用は使っていなかったのだった。

それで、あの高いガスカートリッジから解放された… 今まで何だったんだ?

山は標高が高いから、みたいな嘘を信じ込まされていたのだろうか?

要するにオーバースペックのモノを、山用ですから、高いんです、と丸め込まれて買わされているんだろう…

というのが日本の山業界の現実だよなぁ…

と思う。

一方、ガイド業界もほんとに、嘘が多い。特にクライミングガイド。トップロープ張るだけガイド。クライミングは危険だと言っても、自分が初心者のビレイで登らなくてはいけないのなら、一番リスクにさらされているのは、ガイド本人で、言っていることとやっていることのつじつまは、全く合っていない。

私も、子供クライミング体験を実施することがあるが、自分はリードせず、トップロープを張れる岩場限定。

登山ガイドも問題がないかというと? そんなところ自分で登ってくださいというような低レベルの山にすら、自分で歩いていくことができない、しない、指示待ち人間に、調べれば分かるようなことをリップサービスをしなくてはならない羽目に自分を陥れるだけのようにしか思えなかった…。

日本中で盛り上がっている煩悩の山の、焚き付け役をするのか…とおもっただけでゲンナリ。

結局、私が山で自分を満たすには、歩き続けるしかないのだろう… 知らない土地を。

だって、何が好き、って未知なこと、冒険が好きなのだから、既知になってしまったら、もう興味はない、ってことになってしまうのである…

損な性格に生まれついたもんだ。





 

2024/11/17

【他業界に学ぶ】林業パブリックコメント → クライミングパブリックコメント

 ■ 以下は林業のパブリックコメント



これ…クライミングと同じですよねぇ… 

・経験年数だけが長い先輩から、技術指導と言えない教育を…

=経験年数の長い先輩から、ボルト1点で懸垂しなさい、と技術指導と言えない教育を…

・過去からの積み上げで科学的でない…

・逆に危険を含む内容…



そりゃ、若い奴が来なくなるのは当然でしょう…

・必要な教育訓練を行うことが、山岳会の責務‥‥と読み替えることができますよね。

そして、いくらコンペで勝手も、現場(山)のトレーニングになるわけないじゃありませんか?




2024/11/16

【スポーツ医学】クライマーにも遺伝子解析&栄養療法を

■ 高精度遺伝子分析サービス≪IDENSIL≫~サービスを個別化するための専用ツール~

■ フリークライマーって、痩せマッチョ

私は、もともと山歩きで山をスタートしたので、足腰強い、という強みがありましたが、それは、フリークライミングに来たら、弱みになったような気がします。

 足腰強い = 下半身が重たい

そんな話を、ギンちゃんとしたことがあったよなぁ…。 

私は女性なので、余計、上半身には自信がなく、いわゆる懸垂、プルアップは一回も上がりません。なので、振らない限り、被りは登れないよ?

■ 心に痛手を持った元アルパインクライマーのフリークライマー量産

ハードフリーから、フリー、そして、どっかぶりであることが普通のボルダリング全盛時代になって、余計、体形の差で、登れるか登れないかの差がついてしまい、このことが、心に傷を持った元アルパインクライマーを増やしているのではないかと思うのです。

今は外岩ショートしかしないとしても、ボルダラーに向いている人とアルパインに向いている人は違うと思う。


自分の遺伝子が分かる本より抜粋引用

だって、登れる、という自己申告のフリークライミングのクライマーって、今度は、歩けないんです…。

アイスクライミングになぞらえると、6級のハングしたところは上手なのに、4級のスラビーなアイスは、へっぴり腰だし、2級のただ歩くだけのところで、転んだりしている。アプローチたったの1時間でばてる。

そういうわけで、遺伝的な体系の差とか、筋肉の質の差、白筋優位なおのか、赤筋なのか?みたいなのと、フリークライミング能力は密接に関係していそうです。

遺伝子結果が出たら、単に

「あなたは遺伝的に細マッチョではなく、フリークライミングには向いていないんですね~」

「なんだー」 (ホッと安心…)

ってことにならないですかね? これで心の傷を作らずに済むんじゃないか?と。

こちらは中山きんに君の動画です。遺伝子とスポーツについて語られています。

https://youtu.be/BZT2XgJ_vm4?si=n3hS-jhP8FPl0jpb

高所登山では、ACE遺伝子が関係があり、II型が優位なようです。
https://jac1.or.jp/about/iinkai/iryou_column/2014010114581.html

■ スポーツ遺伝子 は3つ

①ACTN3遺伝子
②ACE遺伝子
③PPARGC1A遺伝子

■ 遺伝子多型 と骨折&肉離れ

以下のリンクは、順天堂大学の研究です。女性アスリートの骨折しやすさと肉離れしやすさ。

https://www.juntendo.ac.jp/news/00193.html

I型コラーゲンα1鎖遺伝子には、多型のCC型とAC型があるらしい…

https://www.juntendo.ac.jp/news/00193.html

多型っていうのは、遺伝子の非正常形というか少数派部族のことです。

突然変異=1%以下の遺伝子変化
多型=1%を超える遺伝子変化 

例えば、アルビノとか、みんなには色素があるところ、色素がない、みたいな遺伝子発現ですよね。

なので、同じ遺伝子にも、現れ方があり、多型ってのがあるんです。例えば、葉酸の吸収にMTHFR遺伝子多型が有名。多型を持っていると葉酸たくさん取らないといけない…。

私も遺伝子検査受けましたが、MTHFR多型ではなかったので、ほっとしました。

葉酸吸収が悪いと貧血になります。赤血球の赤ちゃん、赤芽球を作るのに、葉酸とB12が必要です。

なので、貧血一つとっても、鉄サプリを取ればいいってわけじゃないです。

■ 個別化栄養、個別化治療の時代

遺伝子にも個人差があるし、もちろん腸内細菌にも個人差がある。

だから、検査をして、それに基づいて食事内容を決めたほうが良い。

同じことで、遺伝子検査をして、トレーニング内容も決めたほうがいいんじゃないですかね?

結果、民間療法で言われている、玄米菜食が良い、というような結果になるかもしれませんが、科学の後ろ盾があるのと、理由はいいから信じてやれ、というのでは、雲泥の差のような気がします。

今日は、長岡式発酵玄米というのを食べましたが、おいしかったです。

発酵玄米だとアミノ酸が増えているそうです。どこまで本当か分かりませんが、ただの玄米だと、アミノ酸補給源としては、期待はできないです。

昔の日本人は、米と魚と海藻、貝類、みたいな生活だったと思うのですが、それで強い体は作れたのかなぁ…

最近、知った本で、『臨床医のための腸内細菌』という本では、

食物繊維を増強しない状態での、プロテイン摂取では、腸内環境の悪化を招く、とありました。

バクテロイデス菌は、メンタルを明るくする菌なのですが、たんぱく質が増えると減りますので、ムキムキだけど根暗のクライマーがいたら、腸内細菌叢が悪化しているだけなのかもしれません。

プロテインを飲まないと、たんぱく質充足せず、たんぱく質充足しなければ、異化が勝って、ガリガリの骨皮筋衛門になってしまうのも事実ですが、しっかり繊維質も取りましょう☆

日本人には、植物性のプロテインがほとんどのケースで合うようです。ソイプロテインを個人的経験からもおすすめします。


【クライミング心理学】クライマー界は自己愛の傷つきを抱えた人だらけなのでは…

■ 南ユウタさんの定期Youtubeライブ(11)フリートーク

■ 見捨てられ不安の人を大量生産してしまう、スポ根クライミング界

以前のクライミングパートナーが、私のほうがその人よりも登れるようになったり、クライマーとして自立したりするようになると、すぐに「もう君とは登らない」とか、「お前を捨てる」とかいう人で、結構めんどくさかった…。

そういう人の心理…心のことわり、は、この動画を見れば分かります。

要するに、

 ダメな自分を抑圧して、

 頭の中で、こんな俺はダメだ、登れない俺はダメだ、

と言い続けていたんだということらしいです。なんとなく、予想はできていたけど…。

だから、私のほうが上手に登ってしまったりすると、脳内で

”「こんなところも登れないあなたとは、もう登らない」と私が言うだろう…”と思ってしまっていたんでしょうね…

これって、登れる俺をブイブイ言わせる=賞賛エネルギーをもとに登る、かっこいいから登る、褒められるから登る、という心理的弊害ですね…。

内的動機付けで登らないとこうなります。

多分、男性のクライミング社会で

 登れる奴が常に上だ → 登れない俺には価値がない

転換が起きてしまうのです。登れる奴が上だ、という価値観が強いことの弊害なのでは…?

つまるところ、スポーツクライミングの弊害では?

すると、したくもない貢献も続けないといけなくなりますし…

■ ジャンボさんですら、トラウマちっく

錫杖の「注文の多い料理店」のハーケンを抜いて、それで、ジャンボさんは、登れる者のエゴ、と批判されている、もしくは、いるように感じたとすれば、それは脳内の声である可能性もあり、トップクライマーである彼すら、そんな声に悩まされるのであれば、他の多くのクライマーも同じであり、別にクライミングだけが人生じゃないよ、と言ってあげたくなりますね…

心の病を作り上げるためにクライミングがあるのではなく、人生を楽しむためにあるのだし…

■ 俺を見て見て系

昨日はクライミングジムに行ったら、バイトのセッターなのに、仕事に注力せず、このルート俺の最高傑作、とか、うーん、悪い、とか、うぉーとか、うるさいクライマーがいて、それを後ろからはやし立て、悪いですねぇとか言っている別の男性クライマーがいた。

めんどくさ感満載だった…。

ピラの室井さんがそんな存在感をアッピールしていたことはなかったし、ピオレドール賞の佐藤さんもそうで、初心者の時、そういう人と知らずにハーネス借りちゃったけどなぁ…

この俺アッピールクライマーの真のニーズは何か?というと

 俺を認めてほしい

ではないかと思いますが…。要するに、お母さんに、俺を見てほしい、という奴ですね。賞賛を求めている。周囲で、はやし立てるクライマーは、フライングモンキーと呼ばれる人たちです。

■ やっぱり承認欲求なのでは?

認める認めないって実態は、あってないようなものだと思う。

男性社会では顕著だが…それって、なんか傷ついた心、つまり、トラウマを将来に残すようなので、やめたらいいのに。

「あなたってホントに登れる人ですね」と承認されても、内なる自分が、「でも、俺はあいつのクライミングについて行っただけだ、本当の賞賛に値するのはあいつだ」と言えば、自分で自分が認められず、他者からの評価が、自己評価とかけ離れていくだけだし…。

そうなると、非ナルシストな人にとっては苦しいだけ。

一方、ナルシストな人にとっては、賞賛がエネルギーなので、お調子者ということで、どんどん、もっと言って、もっと褒めて、ってことになります。こういう人はおだてられると、木に登ってしまいますが、ほのぼのとしているので、誰も気に留めない。

しかし、総合的に言って

承認欲求みたいなことに囚われるより、楽しく登る事のほうが大事だと思う。

■ トラウマ系ジムと非トラウマ系ジム

昨日は登りに行ったら、ナルナルちゃんのセッターで俺を見てオーラ全開だったので、かなり、めんどくさく感じた。

一方、ニシキタウォールのお兄さんみたいなのは、全然トラウマ発動しない…。登り方もアドバイスしてくれるし…。

俺を見て系 → 非安心系クライミングジム
こうやって登ればいいよ → 安心系クライミングジム

という類型が私の中で出来ることを発見した。 ジムの常連さんって、大体ナルナルしているか、競争しているか、なんで、こんなのも登れないの、というか、スポ根だけがクライミングと思っているか、みたいな気がするんだが、偏見だといいなぁ…

なんせ、楽しくないと意味がないんですよ、趣味なんですから。

それにしても、賞賛が楽勝で得られる場として、クライミングがナルシストに目をつけられてしまった、というのは痛い。

栗城劇場もこれだし、マリン何とかさんもそうで、ただのナルナル賞賛が欲しいだけの人と真実の冒険家の区別がつかない世間…=マスコミ。

その世間の知性の低下よって簡単に賞賛というエネルギーが得られることに気が付いたナルシストから、高所登山は目をつけられているってことだ。

特にやばいのが、リスクフリーだということがまだバレていない分野。

高所登山とか、スポーツクライミング、ボルダリング。俺でも一発逆転して、皆が俺を賞賛してくれるんだ、ちやほやしてもらえるんだ、という幻想を描きがちなのかもしれない?

結局、楽に一等賞になれる世界を皆が求めているらしい…





2024/11/15

【新時代の潮流】新しいクライミングの形 報告会へ出よう!

■ 誰ですか、ワイドはゲテモノだよ…、とか言った人は?

これは北平さんという方のワイドクラックを登ってきたクライミングの報告会だ。

若いクライマーはぜひ出ましょう。

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北平友哉トークイベント 

「世界最難ワイドクラック「Century Crack5.14b」とマニアックな居場所の守り方」

【イベント紹介】

今回は、日本のワイドクラック界隈を牽引するひとり、北平友哉さんをゲストスピーカーとしてお招きし、ディープな世界観を世界最難のワイドクラック「Century Crack5.14b」にトライした今年の遠征の様子を交えてお話いただきます。

2022年、初めてのCentury Crackは完登におよばず、今年の再挑戦に持ち越しされました。さて、その結果は?

また、一つのことに熱中し続けるモチベーションを維持するために、環境を整えることは不可欠ですが、世界中のワイドクラックを登りたいと語る北平さんの場合はどのようにそれを行っているのか?

北平さんの今の答えを聞きにぜひ会場にお越しください。

※ワイドクラッククライミング

手や足よりも幅の広いクラック(岩の割れ目や岩の隙間)を手足はもちろん体全体も使って登るクライミングスタイル。難易度が高く、界隈では「変態的」や「奮闘的」という言葉で形容されることも多い。じわじわとしか進まず、傷だらけでボロボロになるがそこが魅力となっている。

1回目2022年遠征の様子を映像でご覧いただけます。

「センチュリークラックへの道」

https://www.youtube.com/watch?time_continue=11...

【日時】 2024年12月11日(水曜日) 19:00ー20:30(開場18:30)

【会場】ウインクあいち 愛知産業労働センター 9階 904号室

   http://www.winc-aichi.jp/access/  (名古屋駅から徒歩5分)

【定員】30名(要予約)

【参加費】1000円(税込)

※お支払いは会場で現金にてお支払いください(お釣りのないようにご用意いただけると助かります)

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こうした機会に新しいクライミングの在り方の話を聞くと、現・山岳会が持っていると思われる、古い常識がクライミングの進化を妨げている…のではないか?と思う。

クライミングに対しての感覚のズレ感を感じる。

山岳会での認知となんか違うな~と、フリークライミングを始めて以来ずっと違和感を感じている。

ワイドもそうだし、アイスクライミングもそうで、山岳会では、そんなのゲテモノだ、といつも言うんだが…アイスなんてこんな確実なクライミングないよ、ってくらい確実性が実際は高いものだよ?

クライミングの僻地の、九州では、カムを使うことすら、怖がって誰も使わない、という”常識”だった。

ところが、現実には、40年前のカットアンカーで、落ちる、というほうが、カムと同じくらいか、それ以上に危険で、非合理的な判断だと思う。

それにビレイも懐古調で、流して止めてあげるよ~とか、それっていつの時代のロープの話?って感じだった。

いくらなんでも、わざと流して止めなくていいですよ。雪上確保なら分からないでもないが、ボルトルートの岩場で?

古い常識で、エイドクライミングが、アルパインのロッククライミングだ!みたいなのもあったし…。

エイドをお断りして、なんだ怖がり!って否定されるのも、なんか違う気がした。

怖がり!と否定されているような具合なのに、クライマー界の最弱者である高齢スタートの女性クライマーである私にリード期待を寄せてきて、さらに違和感が募った。

その上、私が登りたいというルートには、誰もビレイを提供してはくれない、というわけだし…

なんか、とても、ちぐはぐな経験をしたような気がする。

なんか九州時代は、違和感ありまくりだったよなぁ。

クライミングジムも、親切の正反対で、攻撃的だったし…。

大阪では、男子は当然のように、弱者の私には親切だし、ジムでは当然のように、お客さんである私に喧嘩吹っ掛けてくるようなことはしないし…

これが、正常な姿であると思う。

 平穏

です。

 普通

です。 なので、普通でなかったのは、私ではなく、九州の古典的クライマーたちなのではないか?と思います。

何が原因だったのか?というと??

 九州古典的クライマーが共通して持っているクライミング環境に対する劣等コンプレックス

だったのではないだろうか?

と思う。(未処理の恥の感覚)がある人が自動反応で、相手を攻撃してしまうということだったのでは?

自分より劣位だと思う人(例:私)が、自分が勝手に困難だと思い込んでいるトラッドや海外クライミングにいとも簡単に行くというと、自動的に嫉妬をしてしまったり、腹を立ててしまったり、相手を攻撃してしまったりするのではないだろうか?

女のくせに生意気だ → 家父長制の影響下にある人のセリフ

5.9しか登れないくせに海外に行くなど生意気だ → 旧型クライマーのセリフ

…というのが、私のこれまでの分析の結果だ。

私は別に嫉妬を受けるようなズルなことは何もしていない、と思う。

それどころか、自分の足で稼いできた成果で、自分が楽しむのを阻止されるなんて、たいがい迷惑をこうむった側だと思うんだけどなぁ…。

私が作ったクライマー連絡会も、私が作る前は、そもそも”なかった”んですからね…。

結局、九州では、本来、役割をしっかり担うべき人が担おうとせず、つまり、世代間交代がきちんと行われず、古い人がトップに座り続けるために、いつまでも古いクライミングの形に執着しすぎていることが、問題だったのではないか?と思う。

それは、ただ競争、ただスポ根、クライミングの多様な価値を認めず、排他的で、男性優位の特権主義に凝り固まり、楽しく皆で安全に登るというよりは、俺がどれほどかっこいいかを自己主張するために登る、みたいなことになっていたのでは?

嫉妬について:

https://youtu.be/gvp5e5x0yiU?si=bGKlWCgdQs3QzRpw

■ トップクライマーに対する理解

山梨では、トップクライマーが時折、クライミング遠征の報告会を開いてくれていました。

しかし、残念ながら、それに耳を傾ける若いクライマーがほとんどいなかった…そこそこ登る人はたくさんいましたが…

それは、九州と同様に、俺なんて…みたいなメンタリティを若い男性が取り込んでしまっていたからなのではないかと思います。

俺なんて…と思うのは、心理学的な自動反応、です。たとえ、そう思ったとしても、そのあとに、でも情報だけでも聞いておけば、いつか役に立つ日が来るかもしれない…と思うことにしたら、どうでしょう?

私は、アルパインクライミングのほうは初期に、花谷康弘さんが話してくれた報告会に話を聞きに行ったり、馬目さんの報告会に話を聞きに行ったりしています。どんなトレーニングをすればよいのか?とか、何が登れるようになったら、どういうルートが可能になるのか?とか、どういう技術がどういう場面で必要なのか?ということを知ることができます。

同じ難易度、同じ体力度でやらなくても、その人の今の体力に合った難度で、本格的な山行、というのは、作り出すことはできます。

例えば、同じ岩場に行くので、尾根を一つ読んで、尾根伝いに行けば読図の山となり、ただ登山道を辿るのは別の冒険を作ることができ、その分、学びも深いです。

私が推進したいのは、そのような 

 クリエイティビティがある山

です。

この北平さんのようなチャレンジを聞くことで、自分のクライミングにどんな要素を取り入れることができるか?そこにクリエイテイビティを発揮しましょう。

いつまでも、10年一日のようなことをしていては…。

日本全国Ⅳ級A1登りと、万年RPの波状攻撃で、分不相応な課題に取り付くフリークライミングを繰り返していても…

日本のクライミング界は楽しくならない。

10年一日どころか、日本国は他国と比べて後退しています。

【新時代のクライミング】ユタ州のクライミング

センチュリークラックへの道  The Road to Century Crack

2024/11/12

【リスク管理】プロのリスク管理から学ぶ 

ロープアクセスの会社に非常に良いチェックリストがありました。

以下、

https://www.ropeaccess.co.jp/%e6%8a%80%e8%a1%93%e6%83%85%e5%a0%b1/

より引用です。 太字当方。

■廃棄・保管ルールの順守 チェック

  • 繊維製装備は製造から5年が経過していないか。経過したものは廃棄しているか。
  • 高所(2m以上)から落とした金属製品は存在していないか。発生した場合破棄しているか。
  • 湿った場所で保管されていないか(内部が湿ったバッグ、雨天後の車内平置き等)。
  • ヘルメット・繊維製装備を極端な高温/低温下で保管していないか(直射日光が当たる窓際やトランク等)。
  • 化学物質、刺激物、腐食性物質(酸等)と金属・繊維製装備の、社内および車内の保管場所は分別されているか。
  • 装備に付着した泥などの汚れは適切に取り除かれているか。
  • 線維性装備の洗浄・洗濯には中性洗剤を使用しているか。
  • 摩耗、破損したメインロープ等やハーネス、ヘルメットは廃棄しているか
  • ATC・グリグリ等(ビレイデバイス)は深さ1mm以上摩耗していないか。
  • ロープガードの生地に破れはないか。クランプ・固定用のコードは機能しているか。
  • プルージックコードに摩耗や損傷はないか。
  • ナイフに錆びや欠けは無いか。
  • ファーストエイドキットは各現場に応じた内容を網羅できているか。
  • ヘッドライトの光量が暗くなっていないか。電池は満タンであるか。
  • 無線機の通信に異常はないか。
  • フットテープ、アブミ等に破れやほつれはないか。
  • ハンガーやアンカー類に腐食、破損はないか。
  • その他現場にて使用する機材(ポール、ハンマードリル等)に故障はないか。

■作業計画 チェック
  • 作業の方法及び順序を明確に述べた手順書が示されているか。それが適当であるかどうかを確認するための作業前分析を行ったか。
  • 作業従事者の人数は示されているか。作業従事者は救助・避難を含め、必要な訓練を受け、実行できるか。
  • 使用するメインロープ及びライフラインの⾧さの種類及び強度は示されているか。
  • メインロープ及びライフラインを緊結するためのそれぞれの支持物の位置、切断のおそれのある箇所及び切断防止措置は示されているか。
  • 支持物に緊結する作業従事者の墜落による危険を防止するための措置は示されているか。
  • 物体の落下による作業従事者の危険を防止するための措置は示されているか。
  • 労働災害が発生した場合の応急の措置は示されているか。
  • 上記ロープ切断以外に、危険を引き起こす原因の特定、事故が起きる可能性の判断、危険を最小限にするためのコントロール手段は明確にされているか。
  • 作業に用いる用具の選定は、要求される技術や仕様の知識を持つ者が承認したか。

■フルハーネスは墜落制止用器具の規格に適合しているか。
  • メインロープ及びライフラインの強度は19kN以上か。
  • スリングの強度は15kN以上か。
  • カラビナの強度は11.5kN以上か。
  • 作業従事者は、ヘルメットを着用しているか。
  • メインロープ、ライフライン、ハーネス、ヘルメット、カラビナ等は著しい損傷等異常がないか。
  • 保護帽の規格 (飛来・落下物用、墜落時保護用)に適合している保護帽を着用しているか。
  • 健康状態は良好か。
  • 現場への入場方法および退場方法は安全なものであるか。
  • 作業に危険を伴わない気象状況であるか。強風・大雨・大雪などではないか。
  • 極度の暑さ、寒さに晒される危険のある現場での作業の場合、作業時間は適切に設定しているか。
  • メインロープ及びライフラインは安全に昇降するため十分な⾧さか。
  • メインロープ及びライフラインの末端にストッパーノットをつくっているか。
  • メインロープ及びライフラインを支持物に緊結する作業に従事する労働者の墜落による危険を防止するための措置がとられているか。
  • 作業計画が関係労働者に周知されているか。
  • 作業指揮者は選任されているか。
  • 作業従事者は、フルハーネス型墜落制止用器具取扱特別教育を修了しているか。
  • 作業従事者は、ロープ高所作業に関する特別教育を修了しているか。
  • ハーネス、カラビナ、スリング等使用機材は、使用するメインロープ、ライフラインに適合したものか。
  • メインロープ及びライフラインの緊結場所は作業箇所の上方にある堅固な支持物を選定できているか。
  • メインロープとライフラインはそれぞれ異なる支持物に外れないように確実に結束される計画であるか。
  • 切断のおそれのある箇所の把握がなされ、回避できない場合は切断防止措置がなされる計画であるか。
  • 作業道具は落下防止措置が取られているか。
  • 作業従事者は、どんな体制にあっても迅速に救助されうる状態にあるか。

■エリア

  • 作業エリア及びその上下部など、落石、落下物などの危険が予測されるエリアへの立ち入り禁止措置は行われているか。
  • ハチの巣などの有害生物の有無は確認したか。
  • 作業エリアの整理整頓はできているか。

■リスクアセスメント チェック

リスクアセスメント表を用いて、リスクアセスメントによって危険が特定され、危険のレベルに応じた処置がなされているか

■安全確保 チェック
  • メインロープ及びライフラインは作業箇所の上方にある堅固な支持物に緊結しているか。
  • メインロープ及びライフラインはそれぞれ異なる支持物に外れないように確実に緊結しているか。
  • メインロープ及びライフラインはロープ高所作業に従事する労働者が安全に昇降するため十分な⾧さか。
  • メインロープ又はライフラインが切断のおそれのある箇所に覆いを設ける等、切断を防止するための措置を講じているか。
  • フルハーネスはメインロープにディッセンダーやアッセンダーを用いて確実に取り付けているか。
  • 作業開始直前に上記5つの措置が取られているかを当該労働者と作業指揮者等による複数人で確認したか。
  • 規格に適合したフルハーネスおよびヘルメットを使用しているか。
  • フルハーネスはモバイルフォールアレスターを介してライフラインに取り付けているか(経過措置の場合を除く)。
  • ライフラインを設置しているか(経過措置の場合を除く)。
  • 作業計画通りに作業が行われているか。
  • ハンドアッセンダーにカウズテイルが接続されているか。
  • 二点確保のルールは守られているか。
  • ピッチヘッドは腰より高い位置にあるか。
  • ハンガーを使用する際は荷重許容方向に適合した種類のものを使用しているか。
  • バックアップアンカーおよびライフラインに荷重がかかっていないか。
  • シェアードアンカーは、2点のアンカー両方に荷重がかかっているか。
  • 作業従事者の位置が上下関係になっていないか。
  • 最初の支点に戻るまで自己確保をとった状態を保っているか。
  • ディッセンダーはメインロープに取り付け後、運用開始前に動作確認を行っているか。
  • ハチなどの有害生物はいないか。
■経過措置の適用に関して 
  • メインロープを作業個所の情報の異なる2つ以上の堅固な支持物に緊結しているか
  • メインロープが切断の恐れがある個所とメインロープとの接触を避ける措置が講じられているか。(リビレイ、ディビエーション)
  • リビレイに使用する支持物は堅固か。仮荷重テストを行って合格したか。
  • 中間セットの構築方法は適切か。

■ロープの使用状況に関して
  • 擦過箇所はないか。ロープに損傷はないか。
  • ロープが絡んでいないか。
  • ロープガードがズレてきていないか。
  • ロープに必要以上の弛みがないか。
  • ジョイントの二点ルールは守られているか。
  • ノットは正しく結束されているか。
■下降 
  • 下降時は、制動側のロープを握っているか。
  • 制動側のロープを離す場合は、ハードロックされているか。
  • 下降スピードは1m/2秒以下であるか。

■スリング チェック
  • スリングのノット、ヒッチの荷重方向は適切か。
  • スリングを結束する際にノットは正しいか。
  • スリングを結束する際に材質が違うもので結束していないか。
  • カラビナ チェック
  • カラビナ同士で接続していないか。
  • 安全環は閉まっているか。
  • カラビナにを入れていないか
■作業者 
  • 負傷者、体調不良者はいないか。
■現場 
  • 残置物はないか。
  • 作業前の状態に復帰できているか。
  • アンカー打設時は、埋戻しをしているか。
■ ヒヤリハット チェック

いつ  
どこで 
だれが                                   
何を                             
どうした
原因は 
次はどうする