2024/02/02

【心理学】行動変容と罪悪感

■ 行動変容と罪悪感

私の悩みを正確に言い表すというだけで一苦労なんだが…。

それは、しつこい罪悪感が私の行動変容を妨げている、ということだ。

私は独学の人、なので、ベイビーステップは得意中の得意である。したがって、この行動変容の妨げは、私らしいことではない。

例えば、英語の習得における行動変容なんて、小学生3年生からの自覚に基づく、長い長いラジオ英会話による9年もの独学時代を経てすら、なかなか習得できなかったので、業を煮やして、アメリカに行ってしまった。私はしつこい性格である。習得するまで辞めない。

その間、積み上げた挫折感は、ものすごく、やるべきと思って積み上げた復習の山は積みあがるばかり、一方で新しいラジオ講座は毎日課題を積み上げるばかりで、読まねばならない英字新聞は貯まりまくるし…無力感・挫折感・無能感は、日々積みあがる。

級長、生徒会、キャプテンに加え、お姉ちゃん役、で責任が重く、その上、自分の余暇には、将来の”脱出”に備えて、勉強したいわけだから、子供というより、現代の大人と同じタイムスケジュールで生きる子供時代だった。

そこから学んだ、独学のコツは、いくら自分に厳しく叱咤激励したとしても、できないものはできないのだし、毎日単語10個覚えよう、とか、そもそも方法論からして破綻しているのである。そもそも、生活に必要もなく関連も薄いのだから、覚えることに意味を見出せなければ覚えられない。

当時、効果があった学習法は、英語の歌を歌うこと。それはストレス発散になったからである。しかし、それすらテキトーな発音でまじめに学習したことはない。なんせテキトーな発音のほうが英語そのものに近いのであるからにして、そのほうが良い。

おかげで、ルパン・ダ・サードという発音が、ルパンでさぁ~と聞こえており、なるほど、これがルパン三世という意味だったのか、と気が付くのに20年近く費やすことになったが…(笑)。

ある日、突然、気が付いた。

この、ある日突然、というのが独学の常なのである。

このある日突然をいかに起こすか?がしばらくテーマだった。

そして、その”ある日突然”は、脳内サーチで考え続けることで起きる。

最初に問いをインプットしていないと起きない。

なぜだろう?こうなのか?ああなのか? 考え続けている中で、大体、3上、で、ある日突然の理解、は来る。3上というのは考えていないとき。トイレ、お風呂、散歩。なので、いくら考え続ける、と言っても、文字通り、デスクにへばりついていては、できない。

例えば、水泳を習得するなら、水の球をつかむとはいかなる意味であろう…と思い続けながら、ただ家にいても習得はできない。泳ぎに行くという具体的行動が必要だ。

なにしろ、我々は物質界にいることを忘れてはならない。スピの人は、おそらくそこらへんが間違っていて、物質界の行動を伴わずに、思考は現実化する、と思っている。ただ念じるだけで、思考が現実化することはない。念じた結果、思考が行動化し、その行動が現実を作る。原因と結果の法則から我々は逃げられないのだ。

今まで独学で習得したことで、そうでなかったことは一個もない。

■ 常人には理解されがたい成功の形

さて、登山での成功、そしてクライミングでの成功、についてだが、常人には理解そのものができない。例えば、夫は全く私の成功を理解していない。

私の成功は、一般の人に理解しやすい、本が売れる、人気者になる、有名人になる、お金持ちになる、ということではない。もとより、私の登山がそのような価値を求めるものでないからで、別にそうなりたいと思ったことがそもそもない。その辺の男性クライマーと同列に扱わないでほしい。

私の成功を説明すると、40年前の山岳会のリーダーだったり、トップクラスだったりした人がやっとこさ40年の研鑽の末、たどり着いた境地に、3年でたどり着いた、ということだ。

これはひとえに青ちゃんが自分の娘ばりにかわいがってくれたためだ。指導者は、どうやってか、自分が教えられる最高地点に、教えらえる側を導きたいと思っている。その成功事例だ。私自身、感謝があったので、それでUIAAの書籍の出版契機を作ったことで、登山界への恩は返せたかな、と思っていた。

問題はここからだ…。

■ 問題1

私が感謝の念を持っていることで、護身にスキができた。

例えば…技術の未熟な人でも、より上級の山を経験することで成長できる…と知った。私の荒船山昇天はミックスのルートで、現代のトップクライマーが、5000、6000mの標高に、このようなクライミングを持って行っているのだ、ということが分かった…。これは青ちゃんの親心が作った山だ…。

それで、たとえ、自分の山を自慢したいだけの人でも登ればわかることがある、とより寛容になった。そのため、防御が甘くなり、それは白亜スラブで結実した…。殺されかけた。

これは、感謝のダークサイド、いくら感謝が心の健康に良くても、それが、

 トンデモな人に容易に利用される人格

を作っていては、全く逆効果なのである。寛容と脇の甘さは異なる。

■ 問題その2

私がUIAAとのコンタクトで、登山総合アルパインの出版契機を作ったことで、多くの人の嫉妬を招いた。

ある女性クライマーとか「私だって英語さえ話さればできた」と言ったのだ。

その書籍、何年もずっと、インスボンの登山店で、ほこりをかぶっていたので、インスボン大好きの日本人クライマーが誰も目にしなかったとは思えない。特に老年期の定年退職クライマーは、宿にズラリと名前が記帳してあった。ので、結局、目に入っても、行動化を誰もしなかったのである。

日本の登山・クライミング界は、俺だって一人で成長したんだ、お前らも勝手に頑張れよ、という論理で貫かれている。私のように、次に続く人がより良く学習できるように、と考えている人は、まぁ数えるくらいしかいない。そのうちのほぼ全員が知り合いか、友達だと思うが?

で、グレード追っかけクライマーに甘くなってしまったおかげで、殺されかける羽目になったんだが、これはもういい。解決した。

おかげで、父親に水に落とされたという言語化できずにイメージだけだったトラウマが発見でき、今は水泳という生涯、趣味にできそうなアクティビティに結実間近だからである。なんせ泳げないせいで、ラオスで、ピクニックがあったとき、みんなが池に飛び込んでいるのを、「いいなぁ」と思いながら、ただ見ているしかなかったんである。金づちは自覚があった。パーティの壁の花みたいなものだ。

さて、私が行動化したいのは、

 自分の人生を生きる、

ということについてだ。具体的には、

 アクティブにスポーツとともに生きる人生をきちんとまっとうする、

ということについてだ。80代の水泳の先生たちを見ていて、素直に素敵だなぁと思う。

ところが、しつこい罪悪感が障壁となって、行動化できていない。

罪悪感の源泉は、どこなのか?が良く分からない。 

しばらく取り組んでみたが、親子関係には、原因はなさそうだ。

症状は、近づいてくるクライマーが全員、私からなんらかの利得を搾取しようとしている、こいつはお人よしだから利用してやれと思っている、サディストに見えていた。

…この症状は、大体あっているってことで、解決した。

あまりに全員がサディストに見えるので、ヒロさんに紹介された萩原さん(すでに亡くなった)や、小鹿野のまささん、クライミングインストラクター協会の会長の奥村さんまで、私を殺しにやってきているのか?と疑心暗鬼が止まらなかった…

奥村さんには悪いことをした。なんせ、せっかくビレイ講習を開いてくれ、たぐり落ちでも、ちゃんとキャッチできる、というデモをしてくれたのに(背の低いクライマーのリスクは手繰り落ち、で、これは、最もやってはならない危険行為とされているんだが、したくなくても、なってしまうのである。なんせピンが遠いわけで)、「だまされてはいけない」と叫んでしまったのである。

あれは、今考えても、なぜそういう言葉が出たのか不思議で、奥村さんのビレイなら登れるけど、当時、相方のA木さんは、俺はできていると思うタイプで、講習にも出る気がそもそもないし、私の周囲の人は、何人も声をかけたが、ビレイ習得に対する意欲が低く、自分は勉強する気がないのに、相手にばかり確実なビレイを要求するという自己中タイプのようだった。そもそも、俺はビレイできている、と思っているから、奥村さんが指導者でめったにない機会なのに、講習にも来ない。費用もたったの1000円なのに。

つまり、愚かな人にどれだけ機会を提供しても、本人に意志がないから学ばないってことだ。

カットアンカーが危険だ、という私のしごく常識的な指摘については、文部省登山研究所から、黒田さんが論文を書いてくれた。その上、日本の登山教科書の”高みへのステップ”が、30年ぶりに再販されることになった。

が、まぁ問題は、上記のように、そもそも学ぶ気がないこと、意識レベルが低いことだ。

男性クライマーや登山者は、自分たちがどうやって一般登山からロープが出る山へ、何を学べばいいのか?という、山の要素の因数分解ができない、平たく言えば、分かっていないことが分かっていないので、まぁ巷の山岳会を見ていると、それらが遭難防止という、行動変容につながったか?というと? 全然、変わっていないだろう。相変わらず、隣の人を模倣していればいいという発想のままのようだ。

私が軽々と超えたラインが越えられない人たちなわけで、気の毒だなぁとは思うが、会に入ったら、私の命が脅かされてしまう。

彼らが自分たちの判断力が上だ、という固定観念が壊せないからだ。

ツヨツヨクライマー排出で歴史的に鳴らしていた福〇山の会のていたらくを見ると、あきらかだ。私をビレイしている間に、もう一人登っていたんですからね、いったいどんなビレイだ?

さて、そんなこんなで、私の山のジャーニーは、一時停止中だし、それは正しい。

これ以上の経験は積むだけ、失望という山の高さを高くするだけだ。

私が行いたい行動変容は、そうした障壁をうまく避けつつ、日本に健全な生涯スポーツとしての市民クライミングを根付かせること。なぜかというと、根拠もなく危ない危ないの大合唱で、挑戦をそもそもしない自己正当化を日本国民はこれでやめることができるから、だ。

で、その手段には、

・クライマーズウィロストの日本における創設

・AACの事故報告書が年次で出版されているように同じものを日本でも出版

・アクセスファンドの公的組織立ち上げ

の3点である。

特に最後のものは、大事で、日本では、クライマーがあまりに愚かなこと…自分で自分の首を絞めること…をするので、大体の場合、地主が忍耐の緒を切らして、岩場閉鎖になる。

慣れているクライマーは岩場閉鎖になっても、誰も見ていないから登る。

むしろ、一般クライマーが来なくなってラッキーくらいな勢いである。要するに、不景気になっても消費税上げれるからラッキーと思っているくらいの自民党や、大雨で災害が来ても、地方交付金を削られずに済むからラッキーと思っているくらいの地方行政と同じで、後退することが、二次利得になっているのである。

一般に、高度な記録、世界の最高難度、などの記録は、第2登が出て、それが本当にその難しさだと認定されなければ、記録にならない。ところが、岩場が登攀禁止だと、その確認作業ができない。しかるに2登者が迎えられない。これも言いっぱなしで、栄誉が得られるという二次利得になってしまっている。

そんなこんな日本のクライミング行政… 原因は?

ある弁護士によると、ガバナンスの問題、だそうだ。これはオリンピック委員会と同じで、

 腐敗が原因

って意味だ。弁護士に言われるくらいなんで、正当な指摘であろう。

ようするに登山行政、クライミング行政に携わる人たちがみな、汚職中って意味です。

では民間の活動はどうか?というと…ヤマレコやヤマップのような新しい動きがあっても、パブリシティ寄りってことは、結局、人気投票で、自己顕示欲の山、を推進してしまう論理構造の上にあるってことです。

いや~、こんな日本に誰がした? 私じゃないぞ?

さて、こうして健全な義憤が出てきたところで、これで行動化できないのは、いったいなぜか?ってところが問題なのです。

私の行動変容の妨げは罪悪感、と言うところまでは突き止めているんだが…

いったい私は何に贖罪したいのであろうか?

           自分の歩んだ道を振りかえったところ 


2024/02/01

サディストに見えてきた人リスト

 心には防衛という機構があります。

誰でも、誰かに殺されそう、になったら、心の防衛機構を発動して、自分の心を崩壊から守ろうとします。

■ サディスティックなクライマーに囲まれていました…

このモードになると、まるで暗闇の迷路に閉じ込められたように、自分がどこにいるのか分からなくなります。

迷路の中では、過去のつらい出来事やトラウマが、

サディスティックな支配者

のように感じられ、自分の感情や状態が見えにくく、

 いつ誰に襲われるか分からない不安感

が強まります。

こういった極端な状態では、救

 世主のような存在を求めたり、他人を理想化

したりします。しかし、

 期待通りにならないと失望し、攻撃的になる

こともあります。

感情に対して防御の壁を築こうとすることもありますが、心が不安定なため、

 過去の感情に簡単に影響

されてしまいます。

それでも、迷路の中には

 心を守るサポートチーム

が存在し、その存在に気づくことで癒しを感じることがあります。

同時に、

 人との出会い

を通じて自分を理解し、成長し、癒され、自立する手助けができます。

■ 信頼していた人ほどサディストに見えていました

最初のサディストは、一緒に岸良に行ったY先生です。いや~、肉離れして立つのも痛いって人を霧島観光に連れ出そうとします?普通。

あの事件は、もうお年なので、認知症入っているときがあったので、それだと思いました。

次の事件は、人当たりの良いことで知られる熊本の会長さんです。

その方の会の人、みんな理解がおかしく、「スラブで流してあげるよ~」とかでした。スラブは最初からランナウトしていますので、流したら、大根おろしの時間が長くなるだけでしかもグランドフォールまでしそうです。

支点がリングボルト時代の常識を現代のボルトに当てはめている言葉のようでした。現代のロープはストレッチで衝撃吸収するんで、流すのは麻のロープの時代の話なんですよ。それ100年くらい前。

他にも、会長さんおすすめで登ったルートが下部核心の”愛は勝つ”とかで、謎だった。

初学者には、下部核心のルートを登らせてはいけないと相場が決まっている。初学者の定義には、そのグレードを初めてトライする人、も含まれる。

最後は、屋久島の40mランナウトのルートを登るように勧められていた…というので、これは全く気が付いていなかったが、

 この人がランナウト賛美の危険思想を広めている張本人

だったのだと気が付くことになった。

わたしはてっきり、私の語学力をあてにして海外に行きたいという前の師匠と同じことだと思っていたのだった。

三人目は、最後にパートナーを組んでいたA木さんです。彼は、うっかりなら許せるけど、そうではなく、

めんどくさ

っていうのから、2ピッチをつないでしまうタイプだった。しかも、25+35=60が計算できないみたいだった。

私は、まさか、私をピンチに陥れる才覚が彼にあるとは思っていなかったんだが…たしかにこの時も、清高さんに教わっていた技でピンチを切り抜けたんだが…まぁ2度目があると思うなよ、って感じだよなぁ。冷静に考えて。

■ その後

しかし、その後も雨やあられのように、トンデモ事例が私に降りかかった…

・3級しか登れないのに2段をノーマットで登りたいとか

・動くものに目印をつけてこれで良し!とか

・ナインも登れない男性初心者君が、もろいことで知られる根子岳登りたい!とか

なんかバカっぽいことで一喝される行為を誰も一喝しない‥

開拓者の人たちも、ちょっとどうか?みたいな人ばかりを紹介された。

日向神では、混乱を極めているし、私が落ちるの嫌がったルートは、すぐにリボルトになった。リボルトさせる根拠に利用されたっぽかった。

私を利用することでなんらかの岩場のメリットにつなげよう…という意図がものすごく強く透けてみえる状況だった。

■ 登山時計

九州で流れている登山時計は、40年前どころか、70年前みたいな感じ。

暗闇で迷子の私に、救世主になってくれそうな人が出てきたが…

25+35=60 を計算できないクライマーの愚痴を話したら、「40mロープを使うから問題ない」という返事で、登山時計がまたもや40年前。

この話は、別のベテランに相談したら、彼も、「は?」と思うらしかったので、私の感性が間違っているわけではなさそうだった。

どこを向いても、私をわざと殺そうとしているサディストみたいで、さらに極めつけは、クラックの開拓でイケイケのみんなのあこがれクライマーから

「〇〇さん(私)は、A木さんと登ったら」

と言われたのだった。いや、絶対にないです。

自分がめんどくさい、というだけのために、パートナーもろとも、死の危険に陥れる人と登りたいクライマーっています?いませんよね?

■ 誰がまともなクライマーなのか分からん…

というわけで、私の心理状態としては、

 誰がまともなクライマーなのか??????????

クエスションマークエンドレスリピートみたいな感じ。

これは

 切り分け力

が大事で、これができないと海外では登れないのである。海外クライマーは、日本より多様なので。切り分け力としては、より高度なのが要求される。

もちろん、落ちないところしか登らないという自衛手段は、いつでもあるんだが。

というわけで、

 ロープもグリグリも持ってこなかったコスタリカ人クライマー

は、確実明快なハズレ案件であり、この人を引かなかった、ということは、

  私の小さな成功体験

である。

その前に来た、ジム店長とかいう奴も同じ。分かっていないことを分かっていないクライマーだった。

もう、はっきり言いますが、

 自分の常識を持ち出して、人を生命の危険に陥れようとする人は、お断り

なんで、よろしくお願いします。

実際、壊れかけましたからね、私の体。体のほうも大事ですが、心が壊れたら、治すの大変なんですよ?



【コーチング】私に起こったことは女性クライマー育成の失敗

 


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■ 私に起こったことは、クライミング教育の失敗と言える。

男子は男子でも、一般にあまり教育レベルの高くなさそうな、若い男子にやるのと同じ教育を国立四大卒女子の私にしようとした結果の失敗、だと思う。

「ごたごた言わないで、いいから登れ。登ってれば、うまくなる」

「迷ったら、ハードプッシュ!」

「ランナウト? 男だろ?勇気を出せ」

「ロープワーク?俺、分かんね!」

「俺のカムで登れ!」

「次は〇〇スラブはいかがですか? 40m、支点はありません(どう?もえるっしょ!)

以上は女子には、”ただのバカっぽいクライミング”。

■ 違和感

「〇ちゃん、かっこいいよ~」 

が最初の違和感だった。このセリフでいきなり登れなくなった…(笑) 男性のみなさんに当然のように備えられているナルシズムは私には常備されておらず、今まで

 内発的に登っていた理由をはく奪

される結果となった。

「迷ったらハードプッシュ」

の標語も同じで、予備力のない女子が迷うたびにハードプッシュしていたら、すぐにパワーは枯渇する。私の正解は、

 「迷ったらムーブを探れ」

だ。

デカい壁ほど萌える、も女性にはない。デカさより、美しさ…。私が八ヶ岳に登り続けて遭難していないのは、ただ美しい山にひれ伏していたからで、男性のように、征服してやろうなんて思ったことは一ミリもない。

■ 自己卑下

私は大したクライマーじゃないが、それでも、かなり稀有な人材だと思う。

このリンクは、2023年の甲斐駒、甲斐駒黒戸尾根の遭難事例だ。ネットでは花谷さんのプロモーション動画しかヒットしないが、大事なことは遭難から学ぶこと。この学びが山岳救助関係者の間でしか、現在は共有されていない。

https://youtu.be/QTj21dsoHlQ?si=VGhEbghBzWyFlSei

この動画でも分かる通り、一朝一夕に厳冬期の黒戸尾根に行くべきではない。ほとんどの一般登山者は、山に、夏道と冬道がある、という知識自体が欠落した状態で、山に登っている。運が良い男性クライマーはその状態のまま、つまり一か八かの知識のまま、鹿島槍東尾根まで行ってしまう。

それは、雪の山を知るための講習をそもそも、受講しないでくるからだ。

40代高齢女性の私が甲斐駒へ一人で行ったからと言って、俺でも行けると思うほうが間違っているのだ。

ちなみに甲斐駒は、私が実践した山のなかで最も難しい尾根ではない。ほかに立山の真砂尾根、鹿島槍鎌尾根、アイスのルートで峰の松目沢、広河原沢第三ルンゼ、などがあります。

九州では、沢ですら、ボルトが打たれて、祝子川本谷ですら、ボルトルート化していますが、そんな残置ルート、上記のリストにはありませんから。しかも、沢でボルトルートになったってそのボルト腐食しますから、どこが安全になるんです??? 自作で支点を作成することを避ける怠惰の代わりに、安全を差し出している結果になっています。

■ 実力を直視できる人が勇気がある人

アイスの実績でも同じで、一応、国内コンペで5位まで登っています。

当時は、勝てると師匠は思っていたので、このコンペは私にとっては、師匠の願いをかなえてあげられなかった挫折の経験になりましたが。(別に自分は勝ち負けはどうでもいいタイプですし、これ結果が出る前から師匠のモノサシのほうが古くなっているのではないか?と思っていました。私のほうが若い人と登る経験があったので)

もちろん、国内のトップアスリートの、UIAAのアイスコンペを見ていて、みんなすごいな~と思って憧れますが…。特に石原幸江さんは私のあこがれです。

一方、私の相方は、アイスに限らず、スポーツ壁であったとしても、コンペ自体に出ておらず、自分の実力を直視することが嫌だったんだろうと思いました。それでエイドで登った記録をロクスノに上げました。この現代クライミングの時代に…。時代錯誤も甚だしく、それは九州に来て発現した。彼は、山梨でさんざんすごいクライマーを見てきているのにも関わらず、九州にいれば、同じになってしまう、それだけ、九州勢の自分らはあっている!と言う気持ちが強固だということです。5.9で威張っているくらいだから。

しかし、コンペに出て自分の実力を見ようとする人と、そうでない人。

どちらが勇気がある人ですかね? 

九州でアイス登っているクライマーは、井の中の蛙となっている可能性が高いので、岩根コンペに出たらいいのではないか?と思います。アイスキャンディフェスではだめです。

岩根コンペで繰り広げられる、遠征の報告などを聞くと、現代アイスクライミングのレベル感が、日本登山体系が書かれた50年前とは全く異なる様相であることが分かると思います。

■ 登山体系が古くなりすぎている

日本登山体系自体が、古くなりすぎているので、改訂すべきです。

載っていないすごい記録が多すぎます。

例えば、ユースケさんのスーパー赤蜘蛛とか、米国に先駆けたエポックメイキングな登攀なのに載っていませんよね?

■ 女性クライマーの育成失敗

男性の指導者では、俺がやったのと同じことをさせようとするだけなので、結局、指導者と指導される側が入れ替わって、私が、その指導者のしりぬぐいをする、という、立場逆転のことが起こるようになった。

これは女性アスリート育成で、コーチングの失敗と位置付けることができる。

それがそのまま、私の挫折経験となった。

この知見を今後まとめていきたいと思っている。


2024/01/31

【技術知識】UIAAって誰?

 以下の説明文が、ロープメーカーのテンドンから来たので転載。

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UIAAの説明

クライミングロープドットコムのサイトでは、クライミングロープの性能比較表や、UIAA規格といった安全基準に関する説明がありますが、今回はその中でもUIAAに関しての情報を提供します。

UIAA(Union Internationale des Associationsd'Alpinisme)は、国際山岳連盟の略称で、山岳スポーツ、特に登山とクライミングの分野での国際的な組織です。

UIAAは山岳スポーツの安全基準の策定、トレーニングと教育の推進、環境保護活動、そして登山に関連する様々な文化活動のサポートを行っています。

UIAAの安全基準は、クライミングや登山用具の品質と安全性を評価するための重要なガイドラインとされており、多くの製品がこれらの基準に従って製造されています。

安全なクライミングを楽しむために、適切なロープを選ぶことが重要です。

次回の登山やクライミングに備えて、各項目を比較検討し、ぜひ最適なロープをお選びください。

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■ そもそも自分でロープを買わない、選ばないから、UIAAを知る機会を失う

UIAAを知らないクライマーが世の中にいる、ってことが驚きだったんだが、最近理由が分かった。

フリーライドを、シェアリングエコノミーと勘違いする人が増えたため、

 ロープをそもそも自分で買わない

 自分のロープを持っていない

ため、UIAAの規格について知る機会がないのだ。

ダブル、シングル、と言うロープの違いについても無知のままだということで、アルパインなのにダブルを使わず、シングルで行く、とかそういうことになっているらしい。

そのシングルも、人工壁用の10ミリ以上あるものだったりして、全くロープを状況によって使い分けるということ自体が抜け落ちているのである…。

それは、やっぱり山岳会の偉い人が教えるべきだと思いますよ?

責任は果たさないで、俺は偉いんだ、って言われても‥‥。


黒田論文 再掲

https://www.jpnsport.go.jp/tozanken/Portals/0/images/contents/syusai/2021/tozankensyu36/2-7.pdf

2024/01/30

I self taught most of what I know now.

I self taught most of what I know now.

Entrance Exam

My first foray into self-study was for the junior high school entrance exam. An unconventional success story unfolded as I navigated a challenging entrance exam solely relying on knowledge from an encyclopedia, particularly mastering the trigonometric theorem without resorting to cram school attendance.


Self-Taught in learning English 

Commencing English learning during elementary school, I achieved EIKEN Level 4 in the first year of junior high school and Level 3 in the second year. Further accomplishments included obtaining EIKEN Level 2 and Level 1 in college, followed by a stint in California, culminating in a TOEIC score of 925 upon returning to Japan. Unsatisfied with achieving merely a near-perfect score, I continued refining my English skills through various means, such as attending international trade fairs, working in conference secretariats, technical writing, medical translation, sales at a foreign company, and public relations. I found shadowing very helpfull. Eventually interpreting for world class choreographer John Neumeier became my last part of my language journey.


Self-Taught in Programming

My second self-study adventure, initiated at the age of 14, involved learning programming language from a book called "Basic Language for Beginners." This led to a role as a software engineer at Panasonic, specializing in embedded engineering for seven years. My job encompassed localization, UI application programm, and software testing. Eventually, I successfully ventured into a sole proprietorship.


Exploration of Optimal Exercise (Ballet)

At age 19, I fulfilled a childhood dream by starting ballet at a small local studio. Over two decades, I continued taking ballet lessons, progressing to point work. Faced with physical challenges, I explored various approaches, including Alexander Technique, Synthomatics, and Pilates, before embracing yoga.


Exploration of Optimal Exercise (Yoga)

Following a miscarriage and relocation at 38, I transitioned from ballet to becoming a certified hatha yoga instructor. This marked the beginning of my yoga journey. Over six years at a local studio, I excelled as a top sales instructor and served as a voice personality at YBS Yamanashi Broadcasting for about a year.


Exploration of Optimal Mental Health (Rope Mountaineering)

As an extension of my meditation practice, I self-taught snow-capped mountain climbing. Recognizing the limitations of solo mountaineering, I participated in a leadership training course at the Nagano Prefectural Alpine Center. Woman were only 2 out of 35 men since 3 women left at a very first day. 

With  a tragic incident prompted the deletion of records from the my Yamareko database. Notable achievements include climbing Kaikoma Kurodo-ridge and the Amida North Ridge in winter solo.

Free Climbing

In the 1980s, late climber Kazumasa Yoshida was  a world-renowned figure by climbing Mars 5.14 a, the hardest of the world. I joined to his crack school. and belayed him for a short time. I met a second climbing mentor then. We climbed in Insubong, Korea, and Ice  expanding my climbing experience abroad.

Local economy and climbing tourism advocating

Over the past three years, I visited many local community and regional governments, using my business creation expertise. However, the lack of climbing-savvy officials has resulted in Japanese crags being borrowed without landlord's permission. I advocates for Japanese climbers to learn from the U.S. Access Fund to enhance knowledge around this area.

Freelance in Translation and Tour Guide Business

I am currently sole Japanese translator for TheCrag.com, I aim to showcase Japanese crags to the world when time is ripe. 

Climbers seeking to publish record climbs and don't know what to do, please feel free to contact me for assistance. 

Additionally, I work as a freelance personal tour guide, specializing in unique travel orders, including crags.

For Optimal Mental Health

With deep knowledge acquired through yoga exploration, I successfully applied meditation methods on students in my class, leading to three marriages. 

My culinary journey, starting at age 8, encompasses natural farming, rice and wheats, and diverse dietary transitions, including a shift to veganism after 30 years of lacto-ovo vegetarianism to vegan.

Nutrition Optimization Consultant

Currently I am studying to become a Orthomolecular Nutrition Adviser and Coach, I aspire to offer comprehensive lifestyle support through exercise, food, nature activities, and meditation. Specialized areas include sports and nutrition, mental health and nutrition, recovery from vegetarianism,  frailty prevention, and depression recovery.

Current Interests

My hobbies include swimming, particularly the butterfly stroke  and extensive reading. A perennial reader, I consumes over 10 books a week, leading to perpetually stiff shoulders. 

I welcome companions for overseas climbing expeditions, particularly those confident in belaying.

                      Jam Jam 84 in Syosenkyo 3 pitch mostly 5.10a 



【プロフィール】アップデートしました

強み発掘中、強みは独学力、かな。これまでの独学リストとこれからしたい方向性の探索。

お受験の独学

最初の独学は、中学受験。難関中学に、塾に行かず、百科事典で三角定理を知って乗り切るというユニークな成功体験を経験する。ちなみに幼稚園からお受験で、大学受験で4回目だったので、4回目はすでに独学の方法論を確立していたので、Z会と過去問で十分だった。そのため、受験したその日に合格を確信してバイトを決めて帰った。

語学の独学

小学生時代から、英語の習得に取り組み始め、中学1年で4級、2年で3級の英検に合格する。大学で英検2級・準1級取得後、カリフォルニアに職を得る。2年後の帰国でTOEIC925点。当時のほぼ満点。ただ、スラスラと英語の映画が分かる、という自分の設定した目標とは違うようだったので、国際見本市アテンド、国際会議の事務局、テクニカルライティング、医療翻訳、外資での営業、外資広報、などで英語の勉強を継続する。また個人でシャドーイングを続け、最終的に、世界的コリオグラファーのジョン・ノイマイヤー氏の通訳を経験する。

プログラミングの独学

2度目の独学は、14歳で『はじめてのBasic言語』という本でのプログラミングの習得。当時は、まだPC9801時代でDOS窓でのプログラミングだった。のちに大手企業でソフトウェアエンジニアとして採用になり、以後、組込系エンジニアとして7年の経歴。ローカライズなどで、エンジニア畑を歩む。UIのアプリ開発から、ミドルウェアの検証まで。個人事業主で成功する。

運転の独学

運転免許はアメリカで初めて取った。とりあえず、ペーパーテストを受けるときにお受験経験を生かして過去問をやったら、100点中の99点で試験管に驚かれた。現地の人を個人で雇って路上を練習。突破。そんな運転でフリーウェーを子供2人も乗せて走っていたとは…。勇気がある人の称号は、私ではなく親が受けるべきだろう。最初の車はトーラス。

オプティマルなエクササイズの探求(バレエの独学)

19歳で駅前の小さなバレエスタジオで、子供のころから、あこがれだったバレエをスタートする。約20年、継続し、海外出張時などに、海外のスタジオでもレッスンを取る。好きな先生は、大阪バレエスタジオミューズの吉岡先生。福岡は伊藤愛先生。好みのカンパニーはモナコ。ポアントまで習得したが、体のあちこちに不具合が出たため、より健康な体を目指して、アレクサンダーテクニークやシンソマティックス、ピラティスなど、複数の選択肢を模索の後、ヨガの習得へ進む。

心身相関の探求(ヨガの独学)

バレエをメインにしつつヨガをスタートしたのが30代前半、その後、38歳でケン・ハラクマ先生のハタ・ヨガインストラクターの資格を取得。ヨガの講師となる。以後、6年のスタジオ勤務中に、トップセールスとなり、YBS山梨放送で声のパーソナリティーを1年ほど勤める。自律訓練法をシャバーサナに取り入れ、結婚した人が3人出るというユニークな成功体験を得る。

集中と瞑想の探求 (ロープが出る本格的な登山)

山での歩く瞑想の延長で、雪山に独学で登る。登れる雪山が大きくなり、さらなるステップアップで、単独の限界を感じたため、仲間を求め、長野県山岳総合センターのリーダー講習に参加する。35名中5名が女性で、うち3人が初日に脱落したため、残りの2名の一人になる。

一人目の山の師匠に出会い、基本的な山の知識を伝授される。以後、一人目の師匠のもとで本格的な登山を学ぶ。女性が登れるなら俺も…という安易な登山者に、ヤマレコ記録を模倣された、と思われる形跡で、死者が出たため、ヤマレコへの記録を全部削除する。

雪山は、八ヶ岳を愛し、ホームは権現岳。厳冬期の一般登山者にもアクセスがある尾根としては最も長い、標高差2200mの甲斐駒黒戸尾根を単独で登り終了。とはいえ、これは黄連谷アイスクライミングのための下見である。同時期にリーダー講習の到達課題である、阿弥陀北稜は、単独でサクっと終わらせる。こちらも多数の遭難者を出している課題である。

保科ガイドで、アイスクライミングをスタートし、アイスクライミング歴40年の2人目の師匠と3年、登る。16年の岩根のアイスコンペで5位(師匠は、もっと上だと思っていた)。最高難度のルートは、荒船山のミックスルート、昇天でのセカンド。本来は、中山尾根を登るべきであろう。積雪期ガイドステージⅡの取得ほか、アウトドア資格、多数。

以後、年齢等を考え併せ、気象遭難のリスクがある、本格的な登山より、安全性の高い、フリークライミングを志向する。

トラッドクライミングの習得中

マーズ5.14を登り、1980年代当時、世界トップクライマーであった故・吉田和正氏にトラッドを教わりに行く。吉田スクール受講中に、2人目の師匠に出会い、以後、師弟関係にて登る。師匠の導きで、韓国インスボン、韓国のアイスクライミングなどを経験。韓国遠征中、日本のロープが出る本格的な登山教育の遅れを知り、UIAA『登山総合ハンドブック』の出版契機を作る。翻訳オファーはもらったが受けなかったため、他の人が翻訳した書籍である。このことでUIAAに知己を得る。

フリークライマーとしても、自立の時が来たため、ラオス・台湾へは単独で出かけ、海外のクライマーたちと登る。

その中で日本の岩場が、非常に偏った開拓形態に陥っていることを知る。日本の岩場は、日本人男性の標準身長で、5.12が登れないとそもそも安全ではないように設計されている

特に九州の岩場での、カットアンカーの濫用(リボルト)に心を痛め、クライミング界に呼びかけを行ったところ、井上大助氏の協力や、著名クライマーの論文発表(黒田論文)、『高みへのステップ』の30年ぶり再出版など、で留飲をおろす。一連のトンデモクライミングの指摘で、一定の貢献ができたと考えている。

クライミングによる地域おこし活動のこと

商社勤務での事業創造経験を活かし、地方自治体へ、岩場による、地域おこしの提案を3年ほど行う。8自治体中、5自治体が関心を示す。したがって、感触は良いが、いかんせん、自治体職員にクライミングの知見がある人がいないため、日本の岩場は、地域の資源と言うよりも、クライマーに無断借用されているような状態に陥っており、クライマー側が自主的に現状を改めることは難しく、自浄作用を期待するのは難しい現状である。上記のように安全性にも問題があり、日本の岩場市場、アウトドアクライミング市場は、したがって未成熟で、危険でもあるため、現代のジムクライミングをスタートとする、標準的なクライマーを海外から受け入れてしまっては、そのまま、屍の山が増えかねない。日本岩場市場の世界的オープンには、時期尚早であるという個人的結論に至る。

クライマー界への提案は、米国アクセスファンドNPOへ、日本人クライマーの代表者を送り、業務習得させること。UIAAでも良い。(UIAAは、受け入れてくれると言っています)

投資活動

2009年より参入し、インデックスノーロード投資を主体にしている。現在、NISA投資1年目で2度のラリー後。1度目サマーラリーで120%成長を取り、2度目のクリスマスラリーで115.8%を取り、市場平均を超える成績を得たことで、確実感を得る。シャープレシオ0.78。ポートフォリオ構成は、国内株20:海外株20:債権:30:ゴールド20:キャッシュ:10。

師匠は大井幸子さんと田中泰輔さん、地政学歴史は西鋭男さん。カリフォルニア滞在中、米国ユダヤ人家庭で働き、富裕層の投資信託による運用を知り、帰国後、株式の学校に入る。しかし、当時の日本では、手書きチャート分析×個別株で、リスクが大きすぎるという印象で、投資活動は見送り。その後、不動産投資、FX投資時代を経て、現在のスタイルに落ち着く。モットーは、理論の裏付けある投資行動。ミドルリスク・ミドルリターン。

フリーランス翻訳および観光ガイド業

現在、創始者のUlfの誘いで、TheCragの日本人唯一の翻訳者。日本の岩場が改善されれば、ぜひ海外に紹介したいと思っている。

国内・世界最難記録などの、記録的クライミングを、世界クライミング界へ発表したいと、個人的に希望するクライマーで、発表の仕方が分からない人は、TheCragでの記録のアップロードをお手伝いしますので、当方までコメント欄等で、ご連絡ください。

現在は、個人向けの観光ガイドとしてフリーランスで働いている。お客は、チベット僧侶、バークレーの牧師など…ユニーク。一般観光にない、ユニークな旅のオーダー…修行寺を探すなど…に答えることを得意とする。集客は口コミ。

現在の探求…心身相関の探求

ヨガにおける心身相関の探求から、食と摂食行動の関係に興味をもち、どのような思いがどのような病や行動を作るのか?探究している。

8歳から台所を預かっている。健康な食への探求から、もしくはたんぱく質欠乏・鉄欠乏の症状としてなのか、農薬に過敏になり、有機野菜でも、過剰な窒素肥料を与えられた野菜は食べられなくなり、自作農へ。自然農で、野菜作り、小麦、稲作を行う。チェーンソーでの伐倒・ユンボでの作業道づくりまで、経験する。

約30年のラクトオボベジタリアンののち、ヨガのプラサーダ(卵無し・牛乳OKのベジタリアン)へ進化し、その後、完全ビーガンへ進むが、精神症状が出たことで、誤りに気づき、修正。

ビーガン歴4年で、うつとトラウマのフラッシュバック、不安症を発症し、クライミングができなくなる。

分子栄養学にて回復。とくにB群、ナイアシン、ビタミンD、BCAAが著効し、メチレーション不全に陥っていたことを知る。

現在の関心は、高たんぱく・低脂肪・低糖質・高繊維質食への転換と、個人に最適なサプリメント摂取、運動、瞑想、自然との接点による、個人のオプティマルヘルスの支援とレシピ開発。食による行動変容を支援するためのスキルとして、ミルトン・エリクソンのトランスコーチングを神崇人先生のもとで勉強中。

心理学への関心について

クライミング中、2歳時に父親からプールに突き落とされたシーンを、トラウマのフラッシュバックとして、経験する。このことで幼少期の原因不明の水恐怖症の理由を知ることになる。

23年3月、右膝亜脱臼のリハビリ中に、アキレス腱を断裂し入院。

多くの高齢の日本女性が選択した摂食行動の結果が骨粗しょう症による、骨折の多発と寝たきり、認知症の合併であり、その心理的原因に、謙譲の美徳があることを知る。食べるという生命の根幹にかかわることすら、他者に譲る、自分後回しの心理が、フレイル化の原因になっている。一方で、男性は過剰なカロリー摂取で、メタボによる生活習慣病。

現在、医療で主流の栄養管理が、カロリーベースであることから、過去の自分自身の栄養管理が、なぜうまく行かなかったのか、という理由を理解する。

栄養最適化コンサルタント

運動、食、自然活動、瞑想習慣を通じ、人としての健康を、包括的に提案したい、健康なライフスタイルの提案を行いたい、という思いが嵩じ、分子栄養学カウンセラーとコーチングのダブルを勉強中。

体と心をつなぐ活動、一人一人の栄養ニーズの個性を捉え、その人らしく生きることの土台に、個人に最適化された栄養を据え、支援することを目指し、そのための手段として、分子栄養学を土台とする、個人向け栄養最適化コンサルタントとして起業予定。

知見の深い分野は、スポーツと栄養、精神疾患と栄養、菜食・不食からの回復、フレイル化の予防、鬱からの回復。 

ちなみに、16歳で56㎏→20歳46㎏、という痩身体験がある。

現在

趣味は、水泳と大量の読書。バタフライが得意。幼少時より読書をスタートし、週に10冊以上を現在も読破するため、永遠の肩こり。

海外クライミング遠征の同行者歓迎。ただし、ビレイが確実な人のみでお願いします。

 湯川のアイス・クライミング



2024/01/28

【ChatGPT】あなたは大丈夫? 危ないクライマーの7つの習慣

次の7つの資質がある場合

 命綱となるロープの重要性を自覚できないクライマー

である可能性があります。

1)度胸だけで行動する (度胸は大事だけど、度胸だけの人は、ちょっと…)

ロープクライミングにおいては、慎重な判断が必要ですが、安全を無視して、”度胸だけ”で行動する傾向がある可能性があります。

具体例:懸垂下降してみたら、ロープが足りなかった。登ったけど、降りれない。


2)危急時トレーニングの軽視 (クライミングに危険はつきものだけど、予想できる危険を対策しないのでは…)
緊急時に的確な対応ができない傾向があり、予測できる危険に対する対策を怠る可能性があります。

具体例:懸垂下降してみたら、ロープが足りなかったとき、どうするか?リード中、終了点前にロープが足りなくなった時、どうするか?

3)安全手順への無関心
安全手順や装備の使用に対する無頓着は、安全なクライミングのための基本的な知識が不足している可能性があります。

具体例:カムの位置が悪くて、ロープスタック。 ギアを買ったけど取説を読まない。

4)自己過信

自分のスキルや体力を過大評価し、実力以上の難易度のルートに挑戦する傾向があるかもしれません。

具体例:ヨセミテに行くけど、完登はゼロ。40mランナウト自慢。5.11がインドアジムで登れるからと言う理由で、北岳バットレス四尾根。

5)他者のアドバイスを拒否

経験者やインストラクターからのアドバイスや指導を受け入れることを嫌がる=自分の実力を客観的に位置づけできていない。そのため、自分のやり方を固守する可能性があります。

具体例:「敗退ロープなしで!」。エイドで登っても、”登れた♪”。

6)状況判断の甘さ

環境や気象条件の変化に敏感ではなく、ルートの難度がそれらで変わることに無頓着で、それらを十分に考慮せずにクライミングを進める傾向があるかもしれません。

具体例: 雨でも登る。ナイトクライミング。先輩の敗退判断に不満。

7)疲労や体調無視

疲れていたり、体調が悪い場合でも、無理にクライミングを続けることをためらわない可能性があります。

■ 原因は2つ

これらの特徴が見られる場合、クライミングの根幹的な安全性を確保するために、
 
 適切なトレーニングや指導を受けていないこと
 基本的な安全意識を養っていないこと

の2点が、原因です。

クライミングは危険を伴うアクティビティであり、安全な環境で行動することが絶対に必要です。

もちろん、生死を掛けた、一流のトップクライマーによるスーパーアルパインは例外です。

しかし、一般市民クライマーによる市民クライミングのほうが、スーパーアルパインより、リスクにさらされていることが良く起こっています。

【クライミング技術】女性でも5.12を登るための課題の条件

 ■ 女性で5.12の条件…

強さ…山で強い…というのは、ほとんど持久力を意味しますが…現代生活で持久力が発揮できる場はほとんどない。

私は、持久力と言う意味では、日本で登ることができない山は、そんなにないだろうという感じに、4年程度の修行で到達しました。女性のほうが一般に山での持久力は長持ちします。

もちろん、男性山やでがっつり体系の人にかなうような力ではないです。なにせ元の筋量が違いすぎます。女性の場合は、持久力に使っているのは、ケトン体で、体脂肪だと思います。

男性は、筋肉です。長くやっている山やって、ひょろ痩せ体形…筋肉喪失型…の人もなかなかいます。

老いに追加して、登山が嵩じてアルパインになると歩荷力がいりますが、アルパインが嵩じて、オールフリーで登るスーパーアルパインになると、フリークライミングの能力が問われます。そのタイミングで、筋喪失していることが、フリークライミングにおいては都合が良い、ということが起こります。ので、大事な骨格筋などを喪失しても放置していることがおおいのではないか?と思います。

昔のアルパイン型の体形…がっつりマッチョ型の人は、ほんとフリーになったとたん、全然登れません。細い針のような体系の女性のほうが登ってしまうので、自尊心ズタボロになって、フリーを嫌悪するアルパイン系男性は多いです。

■ 瞬発力

フリークライミングや特にボルダーでは、一転して強さは瞬発力です。瞬時に出せる最大筋力のこと。

大体、男子は、オールアウトして、その後、使い物にならなくなる… 女性はオールアウト自体ができない人が多いです。

瞬発的な強さが必要なのは、クライミングでは核心(クラックス)というものがあり、そこをこなすのは、一にムーブ、次に筋力で、男性は、二次的要素である筋力で、やりくりしてしまうため、ムーブの習得は後回しになります。

しかし、女性だと、ムーブは習得が先に来ますし、習得できても(正解ムーブでも)、その後は、筋力でカバーしないといけない局面に来る…そのときに、先立つもの…例えば、クリップで不利にならない、十分な身長、や、BCAA…がないと、乗り越えられないことが多いです。

それは、

 性による制限を乗り越える、みたいな、女性に対しては過大な要求

ってことが多いです。

女性で鉄棒にぶら下がって胸を鉄棒に着ける懸垂が可能な人には、あんまり会わないですが…そこを乗り越えるみたいなのが必要になる。女性の場合、1回懸垂ができるだけで、アスリートレベル(笑)。

私にとって、たぶん、5.12は性差を乗り越えるくらいな、運動強度は、

 達成不可能感

がありますが…。 

それは、

 課題の内容による

かもしれませんね。

特に低身長によるリスクは、努力で乗り越えられる質のものでは本質的にない、です。

女性は全般に低身長ですが(私は特に小さく、152cmしかないです)。

■ クリップ時のリスク増加について 男性は理解がゼロのことが多い

・その身長によるリスクアップというハンデがない課題

立てるスタンスがない、立てないところで、クリップを要求されると、たぐり落ちになり、ものすごく危険です。

・それなりにホールドの選択肢が豊富で、その選択肢のどれもが、5.12の難易度の範囲に収まる課題

 ホールドが届く範囲にあっても、2段とグレーディングできる極小ホールドやブランクセクションでは難易度、急上昇です。フットスタンスも同じです。

・その上、垂壁であれば、可能かもしれません

 オーバーハングでは、上半身の筋力が必要になります。

オーバーハングは、ワンポイントの課題以外は、まぁ、大体、男性の独断場です。

スポーツクライミングやアイスクライミングの選手では、オーバーハングも女性やってるのですが、ランナウトの問題はなく、またアックスを使えば、指を使わないでいい。アイスでは、アックスがあるので、指力の問題を回避できるのが魅力でした。身体張力でなんとかできる余地があります。

しっかし、私も、フィギュア4試してみましたが、いや~、これは、やり続けてできるようになるのかな?的疑問がわきました(笑)。全くダメ。

今、適性を感じている水泳やバタフライでの感触とは大違い。健康のため、であれば、合っている運動を行うほうが合理的です。

しかし、とはいっても、

 胸・肩・腕、という上半身の弱点

は、現代の日常生活で要らないから、使わないという方向性に行けば、退化の一途。

同じ筋トレなら、やるのが楽しいクライミングのほうが、一般的なトレーニングマシンより、モチベーションの点で有利です。

退化することを歓迎する人類はいない訳なので、

 楽しみの範囲でやればいい

のではないかと思います…。

■ 5.12の閾値

まぁ、5.12が登れねーならお前はクライマーじゃねえ!と言っているのは、日本の男性に限定したクライミング常識かもしれません。

なんせ、5.12まで行かないと、日本の岩場は安全に登れないように設計されてしまっています。

それがないのがラオスでしたし、龍洞でした。

そういう岩場に設計されてしまった理由が痛くて、

 男性がランナウトで勇敢を気取る、ヒロイズム

という クライミングの本質とあまり関係がないようなもの…。

しかし、それを若い今のクライマーに是正せよ、というのも酷ではないですかね?

だって、現代クライマーには楽勝だったりします。4級で40mランナウトって、現代のスラブで2段とか登っている人だとすると、ロープそもそも出すの?って感じだろうし。

4級40mランナウトでしびれて楽しいタイプの人がどういう人か?というと、まだフリークライミングの最低レベルである、5.9なら大体オンサイト出来るというレベルに達していなくて、易しいルートでもロープを出さないといけない段階の人。

普通にフリーのレベルで四苦八苦するのが楽しさだということになった人は、ランナウトはバカバカしく感じるのではないかと思います。

まぁランナウトってピンチって意味なので、ランナウトで燃えなえれば、火事場のバカ力出ていないって意味ですけど、わざとランナウトさせるのは、本末転倒です。

なんせ、本気のピンチに取っておいて出てくるのが火事場のバカ力なんですからね。


でもまぁ、おじさんたちにとってはでもそれが、人生のすべて、であったのかもしれません…。


【心理技術】かっこいい俺を再定義する… ”時代遅れのランナウト自慢”ではなく、”冒険の本質”をとらえる

■ 自己変容にブレーキが低い人=独学タイプの人

心理カウンセリングについて、もしかすると、

”独学で何でもこなせて、大体のことを一人で解決してきた人”と言うのは、誰か、ほかの人を理解する、という立場からは、最も遠いのかもしれない…と不安になっている、今この一瞬…。

というのは、行動変容において、

 自分にメリットがないと分かっている悪習慣などをなぜ変容させることができないのか?

そこのところが、独学の人は、ブレーキが非常に低いということだからだ…。

■ ヨガ講師時代

ヨガの講師を職業でやっているときは、人の体を触ることで、どういう風にすれば、アーサナが上達するのか?ということについては、かなり深い洞察が得られ、生徒さんもみなさん上達し、かなり深く感動したんだが…。

クライミングで落ちいった、”なんでできないのか?の沼に落ちそうで怖い…。

ヨガ時代は、なんでできないのか?沼には陥らなかった…。なぜなら、”前提”として、そもそも、アーサナの習得が一朝一夕にできるものではないからだ。

■ Whyクエスチョンの危険性

Whyというクエスチョンは、危険だ。

 なぜトポを読めないのか? → 「なぜなら無能だから…」

に落ち着きそうになるリスクがある。

なので、質問を「どうすれば?」とか、「どのように?」のほうに質問を変えてきた…のだが…それでもクライミングでは、他者の行動変容を促すことはできず、白亜スラブでは、私は、目下の男性が気の毒だ、という心理トラップにまんまとひっかっかり…(このトラップは生い立ちから来る)、自分の一つしかない生命を危険にさらすことになった。

その後、長い時間、考えて理解したことは、

九州でのクライミングにおける最大の挫折は、

 九州のクライマーがそもそも安全を求めていない

と言うきづき(笑)。

そこに気が付いていなかったんですねぇ(笑)。

私自身が、

 クライミングで死ぬのは、かっこいいという二次利得がある

とは…全然気が付いていなかったんですよね…。

一般的に女性は、現実主義者なので、タダの犬死を美化することはないので…。

■ かっこいい死にざま、という内容の再定義

しかし、一般的に言っても、男性の一般的傾向として

  かっこいい死にざまを求める、

というのも現代人には、心理ニーズとしてある。

クライミングの場合、それを手っ取り早く満たす活動であるという側面も否定できない。

例えば、マーク・アンドレの死は、母親の目には痛ましい犬死だが、若い男性の目には、かっこいい死にざまに見える人もいるだろう。ディーン・ポッターなどもそうだろう…。

現実主義の女性から見たら、ただの犬死にしか見えないですけど、そこは男女の性差の価値観の違いなので、埋めようがない。

男性にとって、どのような中身であれ、”かっこいい”という定義をされたものが、どれだけ大事にされるものか…。

その執着心はすごいので、変えるべきは、

 何をかっこいいと考えるべきなのか?という中身のほう

なのである。

昔の山やは、目をつぶっていてもロープが結べたり、岩角で流れなくなるようなロープの配分はご法度だったんですよ…

ところが今では、すっかり、そこは、”かっこいいこと”に分類されなくなった。

そこが問題なのです。

ロープクライミングにおける、ロープ軽視、は命取り、と誰も教える人がいなくなったということですね…

いやはや…。ちなみに私のあこがれはこれです。永遠に雪の山を歩きたいのです…




2024/01/26

【クライミング文化情報】ペツルの書籍

以下引用。

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 2021年の春から不定期で投稿してまいりました書籍『From the deep: the Petzl adventure』(2013年発行)のご紹介ですが、今回で最後の投稿となります。本書には多くの人物が登場し、多彩なグラフィックが掲載されておりますが、ここでは、そのごく一部しかご紹介できませんでした。

そこで、ペツルの歴史をより深く知っていただくため、ご希望の方2名様に本書の英語版(日本語版がないため…)をプレゼントしたいと思います。

ご希望の方は、お手数ですが、以下リンクよりアンケートおよびクイズへのご協力をお願いいたします!〆切は来週の水曜日1月31日中までとさせていただきます。

https://forms.gle/gDX8aY2u4ZnTMTyU9

10. BASE CAMP

2010年代初め、ポール・ペツルは、フランスのクロールにある社屋の改築に加え、ロジスティクスセンターの建設を進めていました。同時に、組織の新たな方向付けや再編成といった、社内改革を必要としていました。

60歳の誕生日を迎えたポールは、創業時の価値を守ることを念頭に、独立した家族経営を軸とした事業継承に着手します。一方で、会社を成長に導いてくれた環境や地域に貢献するため、ペツル財団としての活動にも注力していきます。財団が取り組むべき最優先課題として、垂直世界の安全啓発、環境保護、研究の3つを定めました。

財団が支援したプロジェクトは、グルノーブルの研究所が実施した氷瀑の研究、モンブラン山群やネパールでの登山に関するトレーニングの実施、ペルーの消防士へのトレーニングプログラム策定、中南米での猛禽類の保護、エクラン山群にある山小屋の保全など多岐にわたります。

ペツルは半世紀にわたり、山に情熱を傾ける人々に技術革新を提供することで発展してきました。財団の活動は、より広い社会的な事象に対しても同じようなソリューションを提供したい、という想いに基づいています。

2024/01/24

Enabling had happened again... Hakua slab

Complimentary and enabling 

Enabling is a very famous concept in Alcoholic treatment… when someone is alcoholic, there is someone who is enabling him/her to be alcoholic... i.e. dependent. 

My mom needed an assistant for raising her kids, and I took the position of "little housewife", so she can work... that was enabling, ie. enabling her to be full time worker, because as a household we needed a full income.  so the relationship with me and my mom was complimentary... 

I had realized this unhealthy parenting when my mom, started to request me that I take a full responsibility in a household. I was putting up my situation as an oldest child as a temporary states, the responsibility on the household should be shared by all of the members in my family, but she made it look like it was my sole responsibility... 

I had fallen into the relationship of enabling again in my climbing activities, I am very good at rope and belaying or risk managements  in severe situation, and the last of my climbing partner lacks to it...he did not seem to interest in learning the safety in climbing only because I am good at... so I felt he is very dependent, without realizing he is so... with the lead climbing  in Hiei, the white slab, he could not pull up a full lengths of the rope, so I could not free-climbed the pitch. As I climbed, I saw the cam he had set was in a wrong position so the rope was stuck. That is why the rope was not up. He did not seem to understand the mistakes he made. 

The last pitch he made a belay station with just one bolt, and it was 40 year old cut anchor, so there is not enough strengths... this time again I had to aid climb for him since he connected 2 pitches in one, and the rope was short for that... you can not connect 25 m and 35 m pitch when you have only 50 m rope, that is a simple sum that anyone can do, but he did it so... later I realized that he did not check with the topo guide before he climbed nor understood basic sum of rope climbing... he was perhaps not well educated in climbing also, the purpose for him to climb was to look brave, falsely brave, so he can impress everyone. I managed somehow with this climb, since I was handed down the skills to survive such poor climbing... by my two climbing mentors, especially the first one... anyway, it took me a while to realize, I am complimenting him so that poorly prepared climbers keep pouring into me, so I should look like "non-educated" instead of "well-educated" so they don't rest on my efforts... 

... well what I want is competing relationship in safety management in climbing. So I can explore my own horizon of climbing, without risking my life.   

Competitive mind is not my cup of tea usually, but if you fail to manage safety in climbing, that will be straight death.  

Anyway, I now understood what's complimentary and symmetrical... so I would be using it in my session.



2024/01/21

【フレッドベッキー化】おすすめ動画サイト

■ レバニキ

これは!という面白動画。

https://www.youtube.com/@levniki

面白く感じるためには、基本的な金融、投資に関する知識が必要というところが、なんとも言えない、いい味出してるんだが…。

こういうクライミング動画があったらいいですね!

■ 必ず負ける投資行動

NISAのような、資産防衛系の投資を23年にスタートして、2度のサイクルで、ラオスに毎年行ける程度には、収益を確保することができました。

体系的に勉強してみて、思うこと…。

一般投資家の投資行動…特に日本の投資家の典型的行動をとっていると

 ”必ず”

負ける。なぜなら、日本の投資家って、報道で日本株式続伸などのニュースが出たら飛びつき、つまり、これは高値掴みという投資行動です。

そして、高値で掴んでいるので、下がり始めたら、損キリしなくてはならないのがつらくて、手放せず…塩漬けになり、何年か後に、その時の購入価格を上回った時に、やっと手放せる…と手放して、全く利益にならない、ということを繰り返しているからです。

投資行動の基本は、

 安く買って高く売る

ですよ。仕入れ値より、売値が安かったら、損失、赤字計上でしょう。

やればやるほど赤字になります。新NISAは、政府の陰謀だ、やらないでいよう、という声掛けもありますが、そりゃ、同じ景気循環を前にして、高いときに買って、安いときに売っていたら、誰だって大損です。

■ 日本人の同調行動 = 目先の動きに振り回される、隣の人をまねする

投資行動における日本人の行動特徴は

 目先の株価だけに振り回される

が筆頭です。

次が、投資的に合理的でない投資手法を取る。つまり、隣の誰かを模倣する、です。

例えば、

 FXやっている80代のおばあちゃんがいるから、俺も…

です。

私は登山時代に、このおばあちゃんの立場に立ち、私の模倣と思われる山をされた登山者がでたことで、死者が出たことがあります。

当時、私は

 読図が可能で、

 雪の山はすでに何十回目かの経験

があり、その時に出したヤマレコの記録で、私が出かけた読図の山を模倣されたようでした…

ので、記録のアップを中止しました。日本人は、模倣する際、表面だけをとらえます。

行動の根拠となる力を作らずに、行動だけをしてしまいます。それでは、うまく行かないです。意味するところは、

 読図を勉強しない

 経験値を積み上げないで、女性が行けるなら俺も行けるだろう…と根拠希薄な判断を行う

です。

■ 同調が最も大きな行動の誤謬では?

最近、栄養コンサルティングをして、

 同調

がもっとも大きな判断の誤謬なのではないか?と感じるようになりました。

 みながやっているから・・・

には、どれくらいの、納得できる根拠があるでしょうか?

 思考停止の道具

に、このセリフがなっていないでしょうか?

■ 皆がやっていることは案外正しい…?

皆がやっていることは案外正しい…は、投資の場合、

 オルカン、あるいはS&P500への投資信託一本

に投資が集中していることについて当てはまります。体系的に学ぶと、誰だってそういう解になる…的な回答が、オルカン投資だからです。

一方、体系的な勉強がない人は断片的な投資情報にすべてを掛けます。博打的ということです。例えば、個別株に全資金を突っ込むなどです。

冒険譚としては面白いけど、

合理的な投資判断の学習には向かない…。

相場師、という人たちの思考回路は

 穴場狙い

です。 

堅実確実な投資活動は、穴場は狙わなくてよいです。

クライミングも同じですね。

一発逆転思考が、もっともまずいものなのかもしれません。