■ 私は、白亜スラブの登攀及び岸良で何を学んだか?
私は、クライミングで
赤ん坊のころに父親にプールに落とされたトラウマがフラッシュバック
でよみがえるようになってしまったんですが… それは、
岸良と白亜スラブ
での相方の行動が紐づいたものでした… (父の無能=相方の無能。本来信頼できるはずの対象が信頼できない。それだけでなく自分に危害を加えてくる)
■ 男性クライマーのある種の人には、正常な判断力そのものがない
長いこと、クライミングで、無謀な行為(例:5.11がジムで登れるから北岳バットレス四尾根)は、
知識が不足しているため (=教育が不足しているため)
と思ってきました。が、それは白亜スラブで否定されました。そうじゃなくて、
クライミングを自己顕示欲のために行う、それが当然だ、というホモセクシャリティーのため
です。
益田ドクター動画: https://www.youtube.com/watch?v=7FBYoRK2TQ4 で医師がホモセクシャルについて九州を指摘しています。
深層心理的に言えば、男らしさに自信がない人がそういう登攀を行っているわけです。
■ 算数ができないクライマーだった相方 & それを見落としてしまう経験者
白亜スラブは、50mのロープ1本で登っているのに、25mと35mのピッチを連結してしまった相方の、事後のセリフが「60mがやっぱり使える」でした…(アホちゃうか)。
全く的外れ。
これは私が的外れと思うだけでなく、世界のユースケと登っている人がそう思うのです。
25+35はたしかに60ですが、ピッチを連結して、登れると思うのは、確保に必要なロープ長を計算していませんね。
問題は、その後の会話で、全く反省を促さず、グレードだけで登れる登れないを判断し、さらに上級のルートを勧める指導者がいました。
こちらが会話です。
当方:「白亜スラブ、出だしもピンが遠~くに1個。2個目もトラバースだから実質ノープロと一緒。落ちたら8~10m落下で地面。2P目は楽そうでしたが、離陸で、岩がはがれちゃった。3P目は、2P目で半分以上ロープ出たので、敗退できないため、行きましたが、右に言っても左に行ってもRCCしかないので、フレークがあるから落ちないから大丈夫という発想でボルト打ってる感じで、かなりグレードにゆとりがないとオンサイトだから大変そうでした。敗退はない、というので、行くんですけど…。
3P目の11のクラック核心部のほうが楽しそうだった。しかし、これはアンカーが見つからなかったようで解除の前に、50mロープがいっぱいになってしまいました。
ロープがいっぱいなので、少しビレイヤーが上がって出してやってから、登りだしましたが、意思疎通が悪かったので、登ってもロープがたるんだままだった(ロープアップされず)ので、残念賞。やっぱりあきらめてユマールしました。ロープのたるみがなくならないとセカンドでも、落ちたら、今立ってるところに当たりますよねぇ…?
ロープクランプをつけてフリーで登ればいいんですが、ユマールしか持っていなかったので。着いたら、アンカーが見つからなかったらしくて、ペツル一点に二人ともぶら下がっていました。
あと4mだったので、たぶん、切るところが違ったんだろうなとは思いますが、登っている最中にそれらしきところ、なかったんですよね。ので、うーむ。
船井ルートは、この感触から言うと、きっと難しすぎるだろうなぁと思いました。」
Aさん(指導者)
「あらあら、11のピッチの終了点が見つからずに通り過ぎたのですね。トポの通り、35mくらいであるはずです。それを越えてしまうと声が通りませんね。終了点は結構分かり易いと思ったのですが… 橋井ルート、Bさんなら大丈夫ではないでしょうか?」
Bさん(相方リードした人)
「11のピッチじゃないですよ〜 終了点逃して4p5pを繋げた形になりましたが、あと3mあれば終了でした。60ロープがやっぱり使える。50は、後悔する事が多いですね。橋井ルートやってみます!薄かぶりで楽しそう!」
このやり取りを見て、おかしさに気が付ける人は、そうそういないのではないでしょうか?
指導者のほうも、きちんとリードできていないリードクライマーを指導することができていない。ちなみにこのリードは、
・そもそも、敗退なしのロープ配分で行くだけの能力がない
・トポを見て、必要なロープの計画を立てるだけの能力がない
・カム配置が悪くてロープスタック
・終了点を見落としてロープが足りなくなる
というセカンドの私が、
・ロープアップされなくても自己確保で登ってきてくれる
・ロープいっぱいというコールが届かなくても、少し上がってコンテになりつつもロープを出してくれる
・パニック体質でない
というどっちかというとセカンドが連れて行ってやっている系でした。普通の技術の人なら、ロープアップされない時点でフリーズして終わりです。(下手に技術を出さず、フリーズしたほうが良かったと今では思っている)
■ そもそもまともなリードができていない人に、さらにレベルアップを勧める指導者
が、私が言いたいポイントは、今回はそこではなく、
指導者の側も、きちんとリードできていない登攀をそうと気が付く能力がなく、ロープの保険がない無謀と言える登攀を推進してしまっている、
ということです。これでは、まともなクライミング教育が広がるはずがありません。そもそも指導者が指導ができていないわけですから。
それはなぜか?
指導者も、グレードだけをルートに行く能力の判断基準にしているから。です。
■ つまるところ指導者への指導が欠けているもの
山岳総合センターの指導者たちは、何をどう教えるか?について喧々諤々の議論をしたそうです。
長野の会で、ツヨツヨクライマーが集う、CMCという会がありますが、山行計画にダメ出ししてくれます。
私は、山梨では3つ、福岡でも4つほど会を知っていますが、
どの会も、登山者のレベルに即した適切なルートを選ぶ能力に欠けている
ように思われました。そもそも、指導者が適切な指導ができるレベル感にいません。
特にアウトドアのルートについてはそうです。
■ 正しい指導者像
■ 無自覚に死亡事故が起こしてしまうような精神状態は、どのような状態か?
無意識的無能
という状態です。NLPという心理療法で学習項目として出てきます。
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無意識無能とはどういうことでしょうか?
1.無意識的無能(知らないしできない)
この段階では仕事において自分に何がどの程度不足しているのか気付いていない、つまり「知らない」ということを「知らない」ことになります。 改善が必要な点や学ぶべきことも気付いていない状態なので、この段階が最も深刻な状態です。2022/12/19
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簡単に言うと
分かっていないことが分かっていない
という状態です。ほとんどのクライマー男性はこれです。クライミングのテキストはたくさんン出ていますが、かれらはそもそも、文字を読みません。
■ 新人だけでなく指導者も、自分が分かっていないことが分かっていない
つまるところ、
新人クライマーだけでなく、九州では指導者も分かっていないことが分かっていない
ということのデータ取得ができた、というのが私の九州での経験のまとめです。
この人一人ではなく、米澤さんと樋口先生以外は、お会いしたほとんど全員の指導者が分かっていない指導者でした。特に福岡ではひどいです。鹿児島などのほうが良いのではと思います。
指導者が分かっていないから、無謀なクライミングが称賛され、異様なランナウトで、自己顕示するクライミングがクライミングの本質であるという誤解が解けないわけです。
40年前ですら、とっくに古くなっていたと思える内容を信じて、そして、それを後輩に広めているのですから、九州で事故が減らないのは、当然のことです。
私の相方のようにそれが好きでやるならともかく、私みたいな人は、ほとんど騙されたと同じことになってしまいます。
■ 同調圧力=洗脳 ということが多い
日本国では、
洗脳
が、一般的に行われています。同調圧力がその洗脳に使われることが多いわけですが…。
自分の頭で考えましょう☆
時間がたとえかかったとしてもです。