二日目は、岩場での作業です。いや~井上さんの荷物が重くて、驚いた。ずいぶん昔にしか担いでいない重さでした(笑)。
この日は、いよいよ壁で施工する日です。
見学者は、そこいらで遊んでおいて、ということです。
作業者とサポートの2名一組が効率が良いそうで、下でサポートする人が、グルーガンなどをセットしたり、手元にないものを取って渡したりします。
そういえば、吉田さんに、
「〇〇取って!」と言われ、これどうやって渡しましょう?と聞いたら、「クローブヒッチか何かでロープに結んで」と言われ、すぐクローブヒッチできたので、吉田さんに納得してもらえたことを思い出しました…。
ノットの勉強は自分の肥し。
作業は、おおよそ、
終了点
1ピン目
2ピン目
…
としていくそうです。作業計画が円滑に組み立てられないと、一人だけで作業ができる特A級の職人にはなれないのだそう。
これは、被っているところを打ち直しているところで、被っているとかなり大変…。
新しくなった終了点と古い元の終了点の痕 |
日本は
残置ビナ文化
なのだそうです(驚)! 私は最初から結び替えできるようになってからしか、岩場に行っていないので、そんなこととはつゆ知らず。残置ビナがあるから、みんなそれでトップロープ支点にしてしまうのでは???
日本って時々、かなり歪んだ考えをしますよね… わざと導いて、そうさせておいて、できない奴呼ばわりとか…。
■ 現場の怪しいボルトたち?!
ペツルと書いてあるけどカットアンカー |
どうでしょう?
これは、何ボルトでしょうか?
グージョンでないのは分かりますね~
ねじ山じゃない。
グージョンじゃない=NG
です。
取り除いたカットアンカー もっとスリーブが広がっていても良い |
ハンガーが水平 = 緩んでいる
六角レンチがあったら、締めたらいいかもですね~。
これはグージョンです。
ハンガーはマムート。
これも明らかにグージョンじゃない。
撤去対象ですね。
打ち換えたところのケミカルボルト |