2020/01/06

悲報: 九州で見たボルトはNGボルトでした…

■ JFAのリボルト講習会に見学で参加してきました

私がリボルト職人になる、というのは、考えにくいことですが、一応、リボルト講習会に参加してきました。JFA会員は、見学が無料です。

実際は、リボルト講習会に参加するリボルトしたいと考えている開拓者対象の講習の、まぁ、平たく言えば、ついで、だからです(笑)。

聴講だけの人は見て、話を覚えて帰ってね、という状態です。

しかし、それだけでも、非常に勉強になること、うけあい!

■ グージョンボルト 

ケミカルボルトを打たないとしたら、現代で許される開拓用ボルトは、最低限

M10 グージョン 

です。

カットアンカーNG。

しかるに、 1枚目の画像は、M8なのでNG。ウェッジ式というのは、グージョンということです。




このボルトはカットアンカーと言われるボルトで、NGです。

カットアンカーは

・中が空洞で腐食に弱く、
・耐荷重も不足
・後から効いているか確認できない
・岩質や施工者のスキルにより信頼性が大きく変わり、
・10%の出来でも、100%の出来でも施工直後の信頼度の確認ができません

 です