2020/01/16

クライマーのゲストハウス構想について...2019年の取り組みの結果

あの頑張っていた件どうなっちゃったのーという方がいるかもしれないので、一応ご報告しておきます。

■ 経緯

ラオスでクライミング三昧以外、何もない僻地に、世界中からクライマーが集まるゲストハウスを見た!

日本にもあったらいいのに!

日本にあるとしたら?

瑞牆 OR 小川山が適地でしょう

小川山? → 不要 今キャンプ場 (遠征3回)

瑞牆 → 物件なし  (遠征3回)

譲りに譲って九州では?

日向神     (ゲストハウスバイトなど)

奥日向神キャンプ場がクライマーではない人に渡った 

行きづまり

※ クライミングは命に係わるスポーツであるため、クライマーじゃない人がクライミングビジネスをするのは非常に危険

■ トポと車

海外から日本を訪れるクライマーの主たる問題は、

・現地トポ
・車

です。ので、現時点では、個人ガイドが適切な解。ガイドを頼むほどではないとしても、現地クライマーの友情で、何とかするのがいいでしょう。宿はキャンプでもいいわけで。海外から見た日本のネックは、レンタカーが高いことです。また、旅費、かかる費用に対して、岩場の魅力が低い。

■ 日本の岩場の魅力の低さ という根本問題

という問題があり、そもそも、

危険ボルトが一杯

です。セーフクライミングができない。これは、観光で、クライミングに訪れる人にとっては致命的。

なので、日本の岩場が世界に開かれるには、そもそも論として、

岩場の刷新

が必要です。現代のクライマーとボルトを打ってくれた昔の開拓クライマーのでは、

・登攀力の土台が違い過ぎたり、
・カルチャーも違い過ぎる

ので、

A.日本の岩場を世界のほうに追いつかせる活動=30年くらいの事業
B.世界の岩場に日本人が出向く活動=3年くらいの活動

です。JFAがAをやっています。めちゃ気の長い事業です。というか、現時点でも危険と分かっているタイプのボルトを打っている開拓者が後を絶たないため、下りエスカレーターを頑張って登るという不毛感たっぷりの活動になっています。

なので、現時点で日本のクライミング界に貢献するには、若い世代のクライマーに早期に世界の岩場の現状を見てもらって、現状認識を改めてもらうほうです。

つまり、世界にほうに日本人が出向いていくほうが簡単に実現でき、なおかつ、日本の現状を変える力…俺らの現状、変なんだな~という認識につながるため、私はそれを応援する活動をする方が合理的であるという結論に達しました。

私は職業柄アテンド(随行)もしていましたが、私をアテンドで連れて行ける財力があるクライマーがいるとは思えないですね。そうなると一緒に海外に行くのはタダ働きになります(><)やだー。

よほどちゃんとしたクライマーでパートナーとして成立してくれる方以外は嫌だなって感じです。私は現地のクライマーと登れても、その人は登れないとなるかもしれませんし。

ので、結論、私のクライミング界への貢献としては

翻訳業、頑張ります☆


こんな終了点じゃあ…
逆に日本の恥を世界に公開してしまうことに…(><)