ここ数日、気分の切り替えがうまく行かないというか、すっきりしない気分の日々を送っていた・・・
頑張りたいのに頑張れない感じと言うか・・・ 。
しばらく前に、アルパインのルートに行ったら、とっても楽しかったので、私としては、これまでの努力が報われたような、超・ご褒美感があった。
が問題が・・・ 相方には、それは”ご褒美”ではなく、”ちゃっちゃと片づけちゃいたい”感であることだった。
実力差がありすぎる相方と組むのも、難しいモノなんだなぁ・・・と学習中。
私には、とっても新鮮で、何度も「すっごい景色ですね!!!」と連呼。でも、相方からは良く考えたら、返答無し・・・何しろ、30回も登っているのだそうで。
■ 小さい喜び
最近、岩では少し上手になった。 それで、喜びを味わっていたら・・・ あっという間に相方は次の課題を用意していて、なぜか触るのは、10dとかになっていた。もう次は11になってしまう・・・(汗)
まぁ c の次は d なんだけど・・・ 大体、2グレードづつ上を触ることになっているみたい・・・
登れて楽しい!!という瞬間って、一瞬なんだな~。
また登れない自分を味わう日々か~
ということで、しょげてしまったのだった。はぁ・・・
■ 山ヤさんはM
こうなってくると、私はそもそも、山をしたいのだろうか?と疑問になってきてしまう・・・
だって、ずーっと、満足って瞬間はないわけなんですよね、この調子で続けると。
前に苦労した箇所がなんとも快適だな~という幸せを噛みしめたいのに・・・
■ 上達すると失うもの
でも、私も相方の気持ちが分かる・・・
というのは、南沢小滝に行った時のことだ・・・ なんと、あの時私は退屈していたんだよな~。
アイスでいく小滝は3年目に過ぎなかったのに。初めての学生らはとても楽しそうで、なんとなく、私は、保護者な感じになっていた。
登ってもいいんだけど、登らなくてもいい感じと言うか・・・ 前にも登ったしなぁというか…
きっと上達すると失うものもあるんだな~ということがうっすらわかってしまった・・・。
まぁリードへ進む頃合いってことなんだろうなぁ。
岩ではそこまで繰り返し登った課題はないかもしれない・・・ 退屈するような課題は今のところない。
ので、何を触っても楽しくて、何をやっても新鮮なんだが・・・一緒に行ってくれる人の方はそうでもないのかもしれない・・・。
山は、ローテーションだな~と感じる。先輩は後輩の面倒を見る。後輩はいつか誰かの先輩になる。
私もいつかどのルートも同じように感じてしまう日が来てしまうのだろうか???
そうだとすると、あんまり早く上達してしまうと、楽しみの日々が少なくなってしまうのではないだろうか???
登れないほうが幸せ、ってのもあるのかもしれない・・・
すぐに登れない方が幸せなのかもしれない・・・
そんなことを考える今日この頃。
■ 気持ちを明るくするには?
でも、今日は、図書館で、マルチピッチのルート集と登山体系を借りてきて、すこし元気が回復した。
また山の本ですか、的な感じは否めないが・・・。
私が一番元気になれる本は、今のところ、登山体系である(笑)。
マイナールートが気になる。
マイナールートが気になる。