最近、ゲレンデのショートで、リードしていて、フォールした。3mほど。
落ちたら、急にヤル気が出て(笑)、よっしゃ!と登ったら、また落ちてしまった(汗)。3回目は落ちなかったけど・・・。
下に降りたら、「あんなにすぐ登り出しちゃいけない」と教えてもらった。
ええ~?!そうなんだ~!!
■ 血圧が下がる 運動機能が低下する
別の人から、
肉体的ダメージがあると、体の防衛反応で血圧が下がり、さらに運動機能低下するため、平らな道もまともに歩けなくなります。なので簡単な所でまた落ちます。要確保です。
と教わった。
私のは、ショートだし、ゲレンデでのリード中で、落ちたくらいの日常的な話で、アルパインでの墜落とは違う。
が、
落ちたらすぐに登らない
は、大事な知恵だ。
■ ザックがあるときは滑落より転落注意
一度岩の帰りに、トラバース道でザックに体が引かれてしまい、そのときたまたま、甲武信など、大きな山ばかり、12山行も連続して登っていたときだったので、たぶん少し疲れが出て、腹筋が入るタイミングがほんのちょっと遅く、ザックに体を持って行かれてしまった。
後ろ向きにでんぐり返し2回転半。8m。
ザックがあると、後ろ向きに転落したら止まらない。
ということを学んだ。ザック、重かったんだよな~ロープが入っていて。でも、ロープ免除で行くのは、おかしいと思う。
■ リードクライマーのザックは軽く
先日、烏帽子岩へ行った。パートナーは、この道何十年のベテランで、ここには30回くらい来ているという。烏帽子岩は、難しいところで、5.7、5.8しか出てこないので、日ごろ、11をリードしたりしている人にとっては、クライミンググレードは、余裕のよっちゃんである。
が、ザックがちんまり~。 そういえば、太刀岡左岩稜の時も、若くて強いクライマーの先輩がリードしてくれたが、ザックはちんまりだった。登攀は?5.9がせいぜいで難しくない。
それだけザックの重さがあると、大変ってことなんだよな~ 腹筋が。
屈強な男性でも、ザックの重さ+登攀は堪える。
リードクライマーのザックは軽く。