2023/09/28

【投資】 配当入金日が来ました☆

■クライミングしたい!という気持ちを投資に昇華すべし?

日本の岩場はイマイチなので、海外岩場がおすすめ、みたいな結論ですが、今は

空前の円安

全然、海外に行くのもおすすめではないですねぇ…。

とはいえ、すべての行動の自由の礎はマネー。マネーに強くなっておくことは、クライマーにとっても、一般ピープルにとっても、自由の根本となると思います。

世界経済に強いことは、適地選択にも、強みがありますね。

■ 恐慌前夜

私が市場に参入した22年は、経済市場でも非常に難しい都市でした。一気に資金が80%減して、その後持ち直し、100%になりましたが、ほんの一か月くらいだったので、びっくりしました。

今年、2023年も引き続き、逆イールドが維持されたままで、恐慌前夜は変わらず、ウォールストリートの大手金融業者は、軒並み空売り中です。

空売りは別名ショートですが、下がるほうに掛けるって意味です。つまり、米国のトップ金融機関の上等な頭脳は、軒並み、下がるさがる、と思ってるってことです。

■【速報】【金利はまだ半分】JPMorgan「最悪のシナリオが来た」

この動画のレバナス一本リーマンさんは、ナスダック100のレバレッジに投資しているようなので、レバナス一本、ってことですが…

いや~、ほんと。ずーっと、くるくる、と言っています。その恐慌を避けようと、米国のトップの方々は、苦心中のはずです。

今回の話では、

 中国で住宅供給過剰 → 貸し付け焦げ付き
 原油高  → 世界経済減速 エネルギーセクター増加
 
が印象的でした。まだ、”風が吹けば桶屋が儲かる仕組み”を理解していないです。ずっと取り組んでいますが、なかなか進展せず、なんとか自分を鼓舞して、元の数学脳を取り戻したい!と思っていますが、元気不足、かな。

■ 円転

さて、今は空前の円安ですので、ドルで運用して、円転が正解ですが、今日は、購入しているETFの配当入金日でした。

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銘柄名  :バンガード・米国情報技術セクターETF
現地コード:VGT
市場   :NYSE Arca
発表日  :2023/08/14
権利落日 :2023/09/28
支払日  :2023/10/03
配当内容 :一株につき0.881400USD
備考   :-
──────────────────────────

EFTというのは、改善版・投資信託、って感じです。投資信託は、すぐに買えない、なりゆきで買えない、など売買に手間が結構かかり、解約してから資金が手に入るまで時間がかかります。このことを流動性が低いというのですが…

とりあえず、米国市場で、ETFは売買ができるので、取り扱いが楽です。株と同じで、価格はその時、その時で変わります。その点は投資信託も同じですよね。

配当が問題で、投資信託は自動再投資ですので、元本が増え、蓄財向きです。ETFは再投資は自分でしないといけないですが、少額の配当だと、再投資する気分にはなれないですね。

配当はドルできますので、今だとが円安なので、円転、が最も有利です。

まぁ米国市場に関連する銘柄は、ETFだろうが、投信だろうが、恐慌前夜には入れるものではないです。入れたら、ずっと暴落気を見極めるのに、見張っていないといけなくなりますから。

というので今日の見張り、終わり☆



2023/09/27

【心理学】プロセスラーニング メタ認知力の強化のすすめ

■ メタ認知力

 ”ATCを持ってこないクライマー”とか、”カムの位置が悪くロープドラッグしてしまうのに、そのことが致命的欠陥だと理解できないクライマー”とか、”だらりんビレイクライマー”

等々…は、

 メタ認知力

(相手を想像する、物事の結果を想像する)が足りていないのではないか?

と思うのですが、どうなんでしょうかね? 

とても面白そうなセミナーを発見した。

https://mielca.com/awe/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=1154

■ パニック

そういえば、昔、習い始めのころ、簡単なマルチに、初心者を連れて行ったら、支点にロープを通す前に、ロープを投げそうになって、慌てて、ロープをつかんだことがあった。

その人、軽い躁状態みたいな感じだったんですよね。

いや、なんか、あれは、ちょっと発作チックだった…。

■ クライミング自体が心理ストレス

クライミングは、それ自体が、リスクを伴う、ということなので、心理ストレス系な活動というか、交感神経を緊張させる系、と言うか…

体を緩める手段に、極限まで力を入れて、それから抜く、というのがありますが…

心理作用としては、それと同じかも?

 緊張緊張緊張緊張緊張緊張 → 弛緩

みたいな?

確かに私も最初のころは、岩場ってずっとクライミングだからいやだなぁと思っていたのでした…

というのは、沢だと 

 歩き歩き歩き歩き →クライミング → 歩き歩き歩き

みたいなリズムなので、緊張するのはちょっぴりで、あとはリラックスだからです。

■ 油断 = 信頼していたから

師匠の青木さんとはクライミングでもずっとリラックス…というのは、結構

 信頼していたから

です。

その同じような信頼を、信頼してはいけないような人…友達の見よう見まねでクライミングしている人…に対して、してしまったのがまずかったですなぁ…

それだけすっかり師匠を信頼していたんでした。

そういう楽しいクライミング以外は、私はメンタルが持たないです。

■ 信頼

そもそも、クライマー同士の信頼関係ってどうやって築くんですかね?

その辺が、お手本がないが…。

しばらく先ですが、クライマーの訪問があるので、

 レスキューの復習しようかな~




2023/09/26

【心理学】解決思考ブリーフセラピーをクライミングに適用する

 ■ ブリーフセラピー

「自分が望む未来を手に入れるためにに、何が必要なのだろう? 何ができるのだろう?」

と考え、解決方法を作り上げていくのが、ブリーフセラピーと言われる手法です。

■ ビッグウォールを目指しているのに、RPグレードを上げようと頑張る?

私が謎の行動だな~と日ごろ思っていたのは、

  ヨセミテビッグウォールを毎年登ろうとしている

のにもかかわらず、

  日ごろは、ショートの岩場で、ハングドッグで、自分の限界グレードを上げようとする

ということの相関関係のなさが、何で分からないのかなぁ~ってことです。

いくら5.13登れても、ビッグウォールに必要なスキルとは違っています。なんで、なぜそこを頑張るって話になるのか?疑問でした。

■ Do More & Do Something different

 うまく行っていることを続ける(「Do More」)

 うまく行かなければこれまでとはなにか違うことをする(「Do Something Different」)

が次のステップです。

うまく行っていることの判定が違うんじゃないかと思ったんですよねぇ…。

自分が気持ち良くなることがうまく行っていること、ではなく、

 目的に利していることがうまく行っていること、

ですよ。

■ 例外探し

うまく行かないときの原因を探すのではなく、うまく行ったときのうまく行った要因を探します。

うまく行った事例… うーん。相方には、相方のリード技術が、本人が思っているような良い内容でないことを伝えようと苦労しましたが、あんまりうまく行きませんでしたね。

私のフィードバッグ技術が足りていなかったのかな?

■ ミラクルクエスチョンを問う

「今晩眠っている間に奇跡が起こり、抱えている問題がすべて解決したとします。次の日の朝、どのような違いがあることで、奇跡が起こって問題が解決したことがわかるでしょうか?」

今朝は、なんかまさしくそれで、なぜか非常に調子が良く、作業がサクサクとはかどりました。

■ タイムマシーンクエスチョン

「もしもタイムマシンに乗って5年後の自分に会いに行ったら、どんな友人と過ごしていますか?」

信頼してビレイしてもらえるクライマーとはつながっていたいですねぇ。

なんかトンデモ収集器な私でしたが、私がわざと集めている収集器と言うよりは、本当に単純に、往年のクライマーが作ってきたクライミングの世界観が

 零落

しているってほうが事態を正しく表現しているような気がします。

若い人には頑張ってほしいですが、その若い人たちが、

 人まね

に終始しているのが残念です。クライミングの自己責任っていうのは、無責任のことではなく、自分の安全は自分で考えて守るって意味ですよ。

■ スケーリングクエスチョン

セラピスト「一番いい時を10点、悪い時を0点としたとき、今は何点ですか?」

クライアント「3点です」

セラピスト「3点を4点にするためにはどんなことをすればいいでしょうか?」

です。今が10点の人はいないのではないでしょうかね?

たぶん、クライミング界は、年配の人のイメージでは、7,8点…いや9点くらい入っているのかもしれませんが‥若い人のRPグレードは上がっているので…実際にマルチをリードさせてみたら、40年前に登攀歴10年の40代男性が登っていたレベルを10とすると、今では、3か4点くらいしか登れなくなっています。

アルパインロックの経験値、ボルトルートであってもマルチピッチの経験値が、著しく軽薄化して、ほとんどの人は、

 ゲレンデでハングドッグして登り、RPグレードを上げているだけ、

で、それでは、ムンターもクローブヒッチもいつまでたっても必要性が出てきません。

従って結べるようになるはずもなく、さらに言えば、マルチやアルパインロックで遭遇する可能性があるピンチに、想像力を働かせることができるようになるはずもありません。

そんなお粗末様…というのが、スポーツクライミング偏向の結果、であるということですね。

手がかかる教育から逃げてきたら、40年後はこうなります、という未来が現在現れているだけというのが事実でしょう。




【岩場を預かるということ】スチュワードシップ

クライミングスチュワードって言葉が海外のクライミング界にはありますが…

語源はここから来たんだろな~というのを発見しました。

共有財産を預かる責任感、

とでも訳したらいいようなことですね。それがないと、

 岩場に関して、自己責任、という言葉は、

 無責任

に転換されてしまいます。 

クライマーの自己責任と言う言葉が、開拓者やローカルクライマーの無責任と同義になってしまってしまいます。

10分でわかるGPIF:GPIFのスチュワードシップ活動

【心理学】フレッドベッキー化 着実に進展中!

■ 約定

昨夜、仕込んだミニ株が今朝、約定しました。

投資も山と同じで、記録をつけておくのが大事です。

 信越化学 4566円

 キーエンス 55883円

 ダイフク 2882円

高いのは、キーエンスだけ。ミニ株は1単元から買えます。



■ 好景気=資本主義における富の再分配機能

投資信託、つまり、ファンドなら、100円から買えます。

こうしたことを書くのは、好景気なんて自分には関係ない!とあきらめている人に、

 あきらめているのは幻想だよ、と伝えたい

からです。特に年配の人に多い意識レベルです。

■ 言葉に対するアレルギー反応?

投資と言う言葉が悪いのかもしれませんが、投資なんてお金持ちだけのもの、と言う思い込み、投資は危険だ、という思い込みが強すぎるような気がします。

投資は投資でも、投資信託に預けておけば、世間の景気と同じになるだけなので、置いてきぼりではなく、みんなと同じ、つまり同調、です。

同調大好きの日本人がなんで、投資信託に預け入れるくらいのことができないのか?なぞ。

投資の中には危険なものもありますが、投資信託なんて、日本の年金ですら、投資信託で運用されているのですから…。

ちなみに年金は、国内株式:海外株式:国内債券:海外債券の比率が、25%の均等です。

私のお勧めは、大井幸子さん推奨の

 外国株式30%、外国債券10%、国内株式20%、国内債券30%、金10%

です。ゴールドは、戦時の暴落時の保険です。

■ 日本株の株高は富の再分配

今回の日本株の5-6月の上昇は120%というのが、私の投資実績だったのですが、夏はずっと安定推移で今少し下がっています。下がった時買って、上がった時売るのが基本。

なので、5-6月前に入れて、利確するのは、7、8、9月のどれでも同じ感じです。サマーラリーと言って夏の盛り上がりが終わった後に振り替えるが、定番かもしれませんが、今回に関しては、特にいつ利確しても同じでしたね。

さて、120%も株が上がったので、

 100円 日経平均連動の投資信託を持っていた人 → 120円

 1万円  同上 → 1.2万円

 10万円 同上 → 12万円

 100万円 同上 → 120万円

になっていたってことです。 どうです? ちゃんと分配されている。分配の順がお金持ち順ってのは、資本主義の課題ですが…。

資本主義社会に暮らしていて、富の再分配のゲームに参加していなかったら、再分配、待っていても一生来ないですよ。

■ 選択肢が多い場合の調べ方

投資信託は、ノーロード、信託手数料が低いもの、相場全体に投資するもの、が定番なのですが…、実際は、

選択肢が多すぎるくらい多い、

です。

4か月に3本、各1万円ずつ、入れてみた結果。ベイビーステップで1万円です。

①<購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式インデックスファンド 

→ 11,576 円  信託手数料0.09889%

②投資信託 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI) 

→ 11,777 円  信託手数料 0.162% 

③投資信託 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

 → 11,825 円 信託手数料 0.09372%

大体、120%上昇だった…という実感と同じくらいの上昇をです。ただ細かい金額は、投資額1万円だと、どんぐりの背比べ。

なので、好きなのでいいんじゃないかって数値です。

これが100万円の投資なら、115万円になるか、117万円になるか、118万円になるかは、絶対額で3万円の開きがありますが…。

小額だったら、入れることそのものの行為としてのインパクトのほうが勝っていますね。

■ 心理的要因がボトルネック

「怖い、怖い」、「不安だ、不安だ」一辺倒では…。赤ちゃんと同じことになってしまいます。せっかく、大脳があるのに、使っていないことになります。

 心理的要因で、投資活動ができない…

これが、私が心理学が必要だと思う理由なんですが…。今、絶賛、勉強中です。

 心理的要因で、クライミングは危険だと思っている

のと同じですよね。

■ 基本は暴露療法 + ベイビーステップ

怖がっている場合の、基本は、

 暴露療法 + ベイビーステップ

です。 怖くない程度の小さいステップで始める。低リスクで始める、ということです。

まぁ、最初はトップロープからみたいなのと同じです。

■ 今回のベイビーステップに選んだ先

現在の経済状況では、日本株にしても、天井付近ですし、長期投資は、あまり先が見えていないので(暴落予兆が経済指標で出ている)、放置したい投資(別名:長期投資)には向かないです。放置したい人は暴落したときに仕込みます。(しばらく先に起こりそう)

選び先が分からないと思いますが、最初は

 インデックスノーロード

に入れておけば、日経平均と同じ動きをします。

■ 模倣する先

個別株は、チャートを見るのが難しいので、最初は人まねで良いと思います。

私の投資先も、まずは、捨てても良いお金で… このファンドマネージャーの個別株選択を模倣しました。

まぁ、株式はゼロ円になるリスクは限りなく低いです。今後、数年後には暴落が予想されているので、手放す時期は、次の天井が来た時です。要するに中期投資って意味です。

朝倉さんが、かなり信頼がおける方であると私は思いますが、そこは自己責任で判断してください。

https://www.youtube.com/watch?v=TkHnU1WpyM

模倣する先は、当然ですが、友達、ではなく、師匠クラスのプロにしてください。

みんな、模倣する先が間違っています。

そうしないと、クライミングと同じで、友達をまねして、

 クライミングしている人がATC持ってこない、

みたいな、頓珍漢なことが起こります。人のロープでリードしようとする、とかも同じですね…。依存的な人の依存症が、発露したケースです。

■ ウクライナ戦争 → 日本の株高

結局、何が起こっているのか?を知ると、ほんと、なんだかなぁと世界の因果律に不思議な気分がしてきます。

今回の株高をもたらしたのは、ウクライナ戦争で、ヨーロッパは戦費がかさみ、経済活動にひっ迫が来ているからなんですよね。

それに中国の大手企業の破綻が重なり、今まで中国に投資してたマネーが逃げて、日本株に来ている、というのが日本株高の理由です。

誰かが死ぬことで、自分が豊かになる、という仕組みに、資本主義がなってしまっており、自分が賛同していなくても、その流れは、原理として働いてしまっているということです。

だからと言ってウクライナに募金したら、この流れを一層強めてしまうだけなのですから。

なんという因果な世界の現実でしょう…



2023/09/25

【初心者vsベテラン】ユージさんの登りに妙な癒し効果がある(笑)

■【Vlog】平山ユージ&大西良治のデイドリーム part.2

いいなぁ… 今年、冬に行けないかまじめに考えちゃうなぁ…。もちろんデイドリームではないですよ(笑)? ジャムジャムできないかなぁ。足、いまいちまだ判断がつかないので、あれですねぇ…

■ 安心感の源は何か?

ユージさんや大西さんはベテラン中のベテランだと思うのですが、師匠の青木さんと登っていたころと同じようなリード内容で(もちろん、グレードは全く違いますが)、安心感のあるリードです。

例えば、

「はい、行きます!」 
「テンション!」
「足、少し間違った」
「うわ~ こえ~」

ビレイヤー:「赤、抜けました?」

などです。 こういう会話が、ビレイヤーの私と、師匠と登っている間は、ずっとありました。

ところが、一般ピープルのクライマーと登ると、ないんですよ。

だから、こっちが察してやらなくちゃならない。つまり、相手が自分で自分の感情にラベリングという活動ができていないんです。ということは、自分が危険な状況かどうか?のラベリングもできていない。

一般クライマーだとこんな感じになります。

課題に到着。オブザベもなく、当然、取りつくことになっている(無言の心理的圧力)

嫌がったら、「何、怖がってんだよ」って雰囲気が無言で醸し出されている。

相方のリード時: テンションのコールがなく、いきなり落ちる。「え?!まさかの10b落ち」とか、そういう言葉は出てくる。

脳内に、”この人の場合、10bでも落ちるから気を抜いてはいけない”とビレイヤー脳にインプットされる。(不安&常に警戒)

ハングドッグが始まると、「ポンプアップして!」と言われる。え?!ポンプアップ???

そんなことしたらフリーじゃないですが…。(過剰な甘え=間違ったクライミング様式)

しかし、当人はめちゃ本気なので言い出せない…。

ってこんな感じです。組んだ男子の母数が少ないので、サンプル数が少ないですが。

■ 無駄にハングドッグが長くなったのはいつからなんだろうか?

甲府時代も、連れていかれてみた、男子のリード、ハングドッグの時間が長ければ長いほど、頑張ってることになっていましたが、それって、特殊なクライミング様式ですよねぇ?無駄にハングドッグして、努力っていうことにしているのは、甘えの発露と思います。

■ 大事なのは心理的安全性

岩場の基部に、クラッシュパッドを使っていますし、カムいっぱい入れて、ランナウトなんてしていないですよねぇ…。

しかも、声掛けが豊富で、雰囲気、和気あいあい。

心理的安全性があるクライミングってこんなことだよ~っていう、良いサンプルになっているような気がします。

飛びついて落ちるのがいいことだと思っていそうだもんなぁ、男子って。

■ 私が登ってきた人たち…

最初の師匠の鈴木さん、蒼氷の先輩、二番目の師匠の青木さん、故・吉田さん、など…です。最後は、米澤先生と登りたいと思っていましたが、諸般の事情で登れず。

もうベテランとしか登っていないっていうくらい、ほとんどがきちんと教育を受けた人としか登っていません。

ので、心理的安全性がないクライミング、というのをやったことがない、と言ってもいいかもしれません。 

なんか、私が恵まれすぎてしまったんだと思いますが…

一般クライマーはこのような心理的安全性があるクライミングの様子をそもそも見たことがない、のかもしれません。

そこが理由で、トンデモクライミングが一般的、になっているような気がします。

2023/09/23

【新人問題】ピンチ経験が少なすぎて、どうする?と問いかけても、答えようがないのかも?

 ■ ロープなしでクライミングツアーに出かけるクライマーが7割の海外

ということが分かった今回の事件なんですが…

「いっつも、そうしていて問題が起こったことがない」

「ボルトが危険ってどれどこの話?今まで聞いたことがない」

などなど… うわ~ 経験不足を分かっていない!って感じでした。

■ ロープの伸びはいろいろ ロープの径もいろいろ

細いロープだと良く出るし、ストレッチがあると良く伸びますが、私が自分のロープを伸びが良いものにしている理由は、下のビレイヤーのほうが私より重たいことが99%だからです。

なんせ、私は、ぱっつんビレイが嫌なのです。だらりんビレイで落とされましたが。

しかも、四阿屋で見たグランドフォールって、適正ビレイでした。なので、ランナウトしている課題が多い九州で、運悪くランナウトした箇所で落ちたとき、伸びが良いロープだったら…グランドフォール助長してますよねぇ? 

大体ロープのことを分かっていないクライマーって一事が万事で、大けがしない限り、重要性を理解できない系、です。

■ あっちこっちの岩場中で事故は起きているが、内密にされている

のは、岩場の改善活動に、役立ちそうな人にしか知らされないからです。

なんで、その程度のクライマーなんですよね、お上りさんってこと。

岩場はアクセス権で、存在があやういので、事故があれば、登攀できなくなります。

そのため、不必要に事故報道をしない。っていうか、秘密にします。まともなクライマーなら、足首骨折くらいで、事故報告しないです。

お前のせいで登れなくなったじゃないか、と言われるのが関の山。

■ 蓄積された経験を貯める時代 5年

というので、結局、昔から、新人は5年程度は連れて回られるもの、と決まっていたようなのですが…

その5年程度では、もしかして、足りなくなっているのかもしれません。なんせ、10年登ってきました、ってクライマーが、ATC持ってこない時代です。

今までと同じ教え方では、育たない、想像力の欠如だけでなく、経験値も欠如しているので、想像力のネタになるものが足りていない、ということになります。

ヒヤリハットを経験することは大事ですが、ヒヤリハットを経験したとしても、それがヒヤリハットだと理解すること自体ができないクライマーっていうのも存在します。

となると、どうしたらいいのでしょうかね?っていうのが謎。


【新人さんは鋭くない対策】言語化させる

 ■ 超エリート大学院生の後輩君

だったんですよねぇ… 私が甲府にいたころ、先輩として預かっているところ、教育中だったのは…。しかし、それでも、超ダラリンビレイから卒業できなかったのでした…。

それは一つには、アイスでロープが重いのを嫌う師匠と、すぐ下に立たれると、落ちてきた氷の破片で危ないから、後退させるっていうのと、こんなだらりんでも、どーせ落ちないから俺平気っていう自己PRと、いろいろが混じっていたのでした…。

クライミングを教える際の標準である、OJT その場で登りを見せてあげながら、教える、ですが、鋭くない人は、本当にみているだけ、になります。いつまでたっても学ばないので、言語化させないと、教える側も何が分かっていないのか分かりません。

 お前が(O) 自分で(J) トレーニング(T)

 おまかせ(O) ジョブ(J)トレーニング(T)

 おまえら(O) 自分でやれ(J) 頼るな(T)

 教える(O) 自信がないので(J) テストばかり(T)

 俺に聞くな(O) 自分でやれ(J) 頼むから(T)

 怒られる前に(O) 自分で何とかしろ(J) 頼む(T)

 お前(O) 邪魔だよ(J) 立ってろ(T)


【心理学】往年の開拓クライマーが自分の課題のリボルト(再整備)で直面することになる痛み

 ■ 変化(再整備)を拒んでしまう原因

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1)【復讐できなくなる痛み】(復讐と被害者のポジション取り)

「あなたのせいでどんなに苦しんだかを、自分を不幸のままにすることで見せつけてやりたい。いつか謝らせたい。」という痛みです。自分が不幸な被害者でい続けることで、親や自分を傷つけた相手に復讐しようとする人もいます。

2)【自分と向き合う痛み】

・「自分とまともに向き合ったりしたら、耐えがたいほど恐ろしいものが出てくるのではないか。」という痛み

・長い間、自分の感情を見ないようにして生き延びてきた

3)【反抗エネルギーを手放す痛み】

これは、「見返してやる!今に見ていろよ!という怒りをエネルギーにがんばってきた。それを手放せば、もうがんばれなくなるのではないか。」という痛みです。

4)反面教師

親などを「反面教師」にして、「私は親のようにはならない」と生きてきた人は多い。また、何かやだれかを「敵」にして「私はあんな奴みたいにはならない。」「アイツらは、私とは違う人種だ」と叩いたり、蔑んだり、排除しようとしている人ほど、実はその「敵」と同じ部分を自分の心の中に飼っていることも多いものです。 敵や反面教師にしてきた存在を赦してしまうと、自分も同じ人種になり下がる」という痛みが出て来て、自己受容や統合にブレーキをかけてしまう

5)不公平さへの痛み】

「私はこんなに苦しんでいるのに、私を苦しめたアイツは今も何食わぬ顔して生きているのが許せない!」という恨みや不公平感を長い間かかえて生きて来た人もいます。「なぜ自分が変わらないといけないの!そんなの不公平だ!」

6)【過去を否定する痛み】

これは、「これまでの苦しみが無意味だったことにしたくない。本当はもっと幸せに生きられたはずだなんて、そんな風に思うのはつらい。」という痛みです。

これまで「これこそが私の生き方だ!」と強い気持ちで生きてきた人ほど、それが今、皮肉にも生きづらさや心身の症状の原因になり、人生を阻害しているという事実に直面するのは、ほんとうに耐え難いと感じるのです。 

7)【アイデンティティを手放す痛み】

これは、「苦しめられる被害者や愛されない自分というアイデンティティにしがみつくことで、これまで心配してもらえたり、プライドを保ったり、構ってもらえていたのに、それを手放すのは耐えがたい。」という痛みです。 

8)【救世主願望をあきらめる痛み】

「いつの日にか救世主が現れて、私の人生を100%変えてくれるという望みをあきらめるのは耐えがたい。」という痛みです。

100%願いをかなえ、自分を気持ちよくしてくれる「完璧なお母さん」を求めて子ども返りし、無力な自分のまま依存的な生き方を続けてしまう人もいます。

そうした人が、精神的な大人へと成熟する過程で直面することになりやすい痛みです。

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以上、南ユウタさんのメマガより引用。

■ 往年の開拓クライマーが自分の課題のリボルト(再整備)で直面することになる痛み

は何だろうか?というので、思い当たるのが赤字にしてみました。

1)自分と向き合う痛み

 現代のボルトは、カットアンカーではなく、グージョンですよ。それを20年以上知らなかったという事実に向き合うのがつらいのかもしれない…。

2)反抗エネルギー

九州人のそこぢからを見せてやる!→ 5.10cに5.9をつける、みたいな?

3)反面教師

東さんみたいになってしまったら終わりだ!みたいな? なんか九州のクライマーの中には、適正ボルトで知られる東さん蔑視の差別意識がありますよねぇ?

4)不公平感

俺らは怖いボルトで何とかやってきたのに、若い人が自分たちと同じ恐怖体験を経ずに登ることを純粋に楽しめる環境になってしまうことが許せない

5)過去を否定する痛み

ホントは40mランナウトは怖かったんですよね‥ だから、成果として自慢になってきた
わけで…。それを手放すのがつらい。過去の栄光を手放したくない。

しかし、年を取ればだれでも怖くなってくるもので、本音は自分もランナウト辞めたいが、栄光がそこにあるので、それも言えない。

6)アイデンティティを手放す痛み

自分の課題に過度の自己の投影がある。有名課題ではなくても、課題自体がアイデンティティになっているので、手を入れられることに耐えられない。

7)救世主願望

いつか、自分のアイデンティティを脅かさず、心から自分を理解してくれると思える後進が現れてきて、開拓者としての自分を立てつつ、岩場を整備し、課題を保存してくれる人が出ると思っている。(しかし、それはこの20年起こっていない。)

しかも、その救世主を得るのに、何人にも到達不可能な課題を与えて、無意識に救世主を拒否している。


というようなことかなと思います。なので、よりよい方向へ行くためには、

 開拓者自身が人間として成長すること

が必要ですね。年を取ると人は頑固になる、の反対へ行くということです。

このことの悲しい点は、すごく頑固な人は、死を待たれるということになってしまうってことです。

開拓クライマーの障害克服については、沖縄のBoが成功事例を持っています。



【ベテランの方へお知らせ】関西ガイド協会⽇本⼭岳ガイド協会認定養成指導者

■ ガイド協会の講習会お知らせ

http://kaga-hp.sakura.ne.jp/2023yousei0812.pdf

このような内容が回ってきましたのでお知らせします。


会費で代表者が出て、自分の会の会員には、伝達講習するというのが良き流れでしょう。

■ガイド資格の再受講はNO

さっき、関西のガイド資格の講習会受講内容を見たが、すでに知っていることばかりで、復習がてら、出てこようかな~とおもったりしたが、詳細を見て、いらないなーと思った。なんだ、これか・・・みたいな感じ。

でも、ほんとは毎年山岳会が定期開催で復習していないといけないような内容なんですけどね…。

やってる会、こっちで見たことないけどなぁ。あ、ピナクルはやってたけど、中身が間違っていた。

九州の登山技術のレベル低下…つまりリスク認知能力の低下…は、きちんとした登山学校がないことに起因するのですが、その抜本的な改善を、私に期待した山岳会の方たちらは…

 やっぱり自分たちで尻をふきなよ、

って思いますよ。そもそも、自分自身も学習不足しているから、

 会員の安全を守れずリスクを見落としている

それが通常運転になっている=平気になっているような気がする。

そして、平気になっていることの言い訳に、自己責任、を使っている。それは正確に言えば、自己責任ではなく、無責任、と言う。

■ 排除

私への責任転嫁路線を、拒絶した、っていう経験で、

 境界線が正常化して正しい

って意味なんじゃないか?と思う。たとえ、集団いじめに合ったとしても。

■ 耐えられない境界線のあいまいさ…

九州は儒教圏なので、健全な境界線と言う意味では、あいまいな人が多く、ほんとは俺の責任だけど、ほかの人にはバレないように俺を立てつつ、ひっそりと女性に責任のフォローをしてほしい、何なら、全部責任取って、成果は俺のにしてほしい、と言う心理状態の人は多い。

白亜スラブなんて、まさしく登れたのは、セカンドのおかげ。セカンドがピンチ脱出の技を知らなければ、1ピッチ目の終了点からロープは一ミリも上がらなかったのである。それを黙ってやってくれたら、俺の面目が立ってよかったのにぃ…みたいなのが、九州男児の等身大の姿だったりする。

それ、ダメんずって奴でしょう…。そりゃ、だれしも初心者時代はあるんだから、初心者のリードでロープが上がらないってのはアリだが、登攀歴10年です!とか、5.12です!とか言う人のリード実態がこれでは…。

ま、九州の教育体制を擁護するために言えば、彼は九州で教育を受けたわけでなく、山梨育ちで、山梨アルパインクラブには教育らしい教育はなく、自己責任という言葉に任されていた…。

つまり、自己責任論を持ち出すということは、俺の責任?なら講習会受講とかお金かかるし、いらねー!ってなるって意味です。

これは、JFAが言っていたように、海外では自己責任(オウンリスク)が浸透しており、国内では浸透していない、とか、言葉の意味が違うということではなく、海外でも広まっているのは

 無責任クライミング

のほうです。むしろ。今回、実態調査して分かりました(笑)。

九州では、日本的な意味で、甘えた者勝ち、みたいな感じで、

 甘えを仲間意識と混同

している人が多いように思います。しかし、甘えさせてばかりでは、その人の能力は伸びないわけなので、甘えさせることは、優しいことではない。本人のためを思えばこそ、時には厳しいことを言わないといけないです。

それができていないで、単に甘やかされた子供、みたいになっているのが、大体の

九州男児の実態

です。甘やかしている側は、女性です。女性に求められる役割がそれ、みたいなことになっていますが…

九州圏以外の女性は、誰もそんなの引き受けてくれませんよ?なので、そんなんでは、お婿に一生いけませんよ?女性が求めているのは自分より強い男だからです。

九州以外では、はぁー、自分のケツは自分で拭きなーって言われて終わりです。

2023/09/22

【小鹿野ボルト欠損訴訟】外資系企業のパブリックリレーションをクライミング界に

 ■ チバスペシャルティケミカルズでの経験

私は、スイスの会社での就業経験があるのですが…アジア・オセアニア地域統括部長補佐、という立場ですが、ヨーロッパの会社は合理化が進んでおり、人員はかなり絞られているので、部長と言っても、その統括エリアに社員は本人一人です。営業も全部、本人がやるんです。

それは小さいからではなく、外資は経営合理化が進んでいて、莫大な金額を一人でコントロールするのは普通です。日本みたいに共同責任で責任の所在が不明確、みたいな、不必要なことはしないからです。会議もないし、会議があるとしたら、国際電話でした。途中からスカイプになりましたけど。

ま、正直言って私のポジションも要らない…みたいな感じなんですけど、とはいっても事業継続性の面から、彼の仕事の内容を共有している人は必要だから、人を置くことになりますが、要するに影武者ってことなので、売り先との価格交渉から、広報、まで営業に関することは全部やっていました。

で、化学薬品を扱う業界だったので、風評被害、というのが非常に大きなビジネスの障害としてありました。

私は石鹸抗菌剤部だったので、日本の消費者団体から、悪と糾弾される薬品を扱うことになったんですね。

■ プレスリリース1枚書くのに1週間

さて、こんなセンシティブな業界なので、プレスリリースという会社が発表する記事を書くにも、

一週間がかり

です。要するに、かなり慎重、ということです。

この1枚に、10回まではいかなくても、数回の国際会議があり、メールの応答は20往復くらいです。

■ 日本では気楽に返答しすぎ

おそらく、日本での就業経験しかないと、公的な場での発言、ということに、とてもカジュアルな印象を持っているのではないでしょうかね?

特に日本のスポーツ業界は、トヨタなどのグローバル企業の広報のテクニックを学んだほうが良いかもしれません。

失態続きというか、自分たちのスポコンに由来したパワハラ体質、モラハラ体質のブラックカルチャーが、そのまま世間の平均値である、という前提が、無邪気すぎる面があります。

クライミングは特にグローバルな活動です。

■ ちょっと検索したら出てくるバッド事例

過熱報道が続くスポーツ界の不祥事 広報は「現場力」と「質」が必要https://mag.sendenkaigi.com/kouhou/201901/crisis-management-public-relations-2019/014885.php

ーーーーーーー【企業の事後対応・失敗例】

 例えば2022年4月に起きた知床遊覧船沈没事故の社長の対応は、まるで他人事のようで、報道陣からの要請はあったと思いますが、事故発生から5日目にはじめて記者会見を開きとってつけたような土下座で、かつ、謝罪の中で「最終的には船長判断」「客の要望もあった」と責任を転嫁するような発言が目立ち世間の憤りを買ったかたちとなりました。

「このような社長のいる会社だから起きるべくして起こってしまったのだな」と世間に思わせてしまう象徴的な対応でした。

【企業の事後対応・模範例】

同じ事故でも名古屋高速バス横転炎上事故の社長らの対応は評価できるでしょう。

なぜなら、彼等は説明責任をしっかり果たしていたからです。この会社は事故発生の翌日午前中に記者会見を行うなど、素早く対応し、また記者の質問にもしっかり答えていました。恐らく日頃からこのような「万が一」に備えていたのかもしれないと思わせる程だったのです。

ーーーーーーーーーーーーーhttps://www.astorypr.com/news-all/crisis-management-pr-training より引用

事例研究をするまでもなく、

 責任転嫁、言い逃れ = バッドケース

 日ごろから備えてあるかのような素早い応答=グッドケース

です。

日本の一地方都市では、グローバル企業並みの見識を得るのはかつては難しかったと思いますが、現代ではそうではありません。ネットで出てきます。

具体的な文面は企業の謝罪集を探すと出てくると思います。それらのパッチワーク作業が広報担当者の作業で、私はこうした文面草案の作成者でした。広報責任者は、それがどうパブリックに響くか?ということの検討です。それには、複数の目が必要です。

謝罪は、謝罪すべきでない部分を誤ってしまわないように気を付けなくてはなりません。

そのうえで、反論文を出すことは必須です。悪くないもの、痛くない腹を探られ、謝罪してしまえば、悪かったことになってしまいます。

今回の小鹿野の件も、ボルト欠損は誤報、です。正確には、岩そのものの欠損です。

反論文は、こちらに弁護士が指南した者があります。

http://ooura-law.com/blog/entry-000112.html

相手方は、係争を望んでいるということなので、弁護士同士の弁論に任せるのが、良いだろうと思いますが、最低でも、

 誤報は指摘

しておかなくてはなりません。でないと、本来味方してくれる人まで敵に回すことになります。

https://allnevery.blogspot.com/2023/09/blog-post_19.html