2023/09/22
【心理学】クライマーコミュニティのルサンチマンを治療する
2023/09/21
FIREした人と知り合いに
2023/09/20
【How to】How to avoid unsafe climbers
Unsafe climbers = someone who learnt to climb from friends
I was being asked to go climbing with by a climber who has no rope nor ATC. Being puzzled since I never dreamed of going to travel without a rope and expecting to climb, I asked advices to climbing community overseas. The answer was to say no to such climber.
Someone in Canada taught me this is also happening a lot in overseas including Canada,
It's maybe a shortage of Educational institutions to teach climbing properly.
This time, I found out that a proper climber is someone who learnt climbing in educational institution... (I myself learnt in Sangaku sougou center)
You can tell by their gear that they are not well educated.
I didn't know what to do with a guest climber who said she doesn't have a rope nor ATC, so I asked the international climbing community, "What do you guys do?"
I found that the consultation itself was a question that could separate the climbers who were doing it safely from the ones who weren't.
Difficulties
The difficult thing is, that nobody carries a full set of gear while travelling.
But without a rope... Rope is a vital piece of gear, and without it, you can't climb at all.
But someone who already established "trustworthy relationship" like long time partner, would say,
"you can come without a rope this time"
often, just to be nice. But still that is an offer, not your right.
If you are already in a relationship of mutual trust, you might say: 'This time you are exempt from the rope', but that is only when you are so sure having just one rope does not decrease the safety.
My background
I come from ice climbing background, but I rarely climbed with my own rope while climbing with my mentor, because he has gotten a 120m rope, meaning more convenient for 55m ice fall.
Nevertheless, every time I go climb with him, my rope was in my pac. I never showed up without it. When I lead, of course, I climbed with my own rope.
A single 120m rope is technically easier so using that rope was a part of risk management.
It was less risky than connecting two 60 m ropes, as there are no knot to connect them. If there is a knot, your belay gets complicated.
That was our mutual understanding. And I bought a belay device to match his rope.
Choosing a rope Length ... no1 risk control
Even at ordinary rock crags, a well-educated climber will check the length of the route or problem he wants to lead, and bring a rope that is suitable for that length. It is a primary risk management.
In general, in Japan, 50 metres used to be sufficient, but nowadays 60 metres is often required.
If you don't want to have a missing stopper knot accidents.
Back up rope?
If you're as clever as a climbing guide, you may have a 30m lightweight rope tucked away in your backpack, just in case. This is because it serves as a backup in case the main rope gets stuck or something.
When you say, "Oh no, I've got the rope stuck", you can not get it out...in such case, someone say, "I've got the back up rope", this is a truly cool guy!
Having no rope is forgivable, but no ATC is not.
Well, even in the international climber group, the advice from the proper climbers was "tell that travelling climber to keep travelling".
However, 70% of the climbers who travelled without ropes were so forgiving, it is a kindness toward a beginner. Because everyone was once a beginner, those who relied on the goodwill of other climbers... including myself.
Climbing on the goodwill of others paying nothing on your side, you can still improve your climbing grades but not a climbing skill itself...it takes your positive effort of trying to learn risk management.
Climbing grades do not indicate anything about that person's risk management skill and the risk management skill is what protect you.
It is not your grade nor expecting the strangers to have a good will without a concrete reason.
However, it should be noted that even within such a lax community,
No ATC is not allowed as a climber.
Having no rope seems already out of the question to me, but no ATC... is NONO to everyone. No matter what kind of lax climbing community you are in.
Checking unconscious assumptions.
Rather than verbal communication, non-verbal communication is important, such as, "not bringing gear" or "the way the person talks", are more indicative of what kind of climber they are. This is a true indication of the climber.
What I am currently researching is this unconscious assumption.
Assumption = unconscious.
so people take it for granted and often push that to the others.
Example:
No rope = unconscious assumption is that every rope is 100% safe.
→ Actually, no.
No ATC = unconsciousness is that all ATC are all the same.
→ In reality, the rope and ATC has compatibility.
Another possible assumption about not bringing an ATC is,
not wanting to belay,
This is probably more likely to be the case. This is probably top reason for climbers to be disrespected.
Belaying is a climber's duty and belayers are climbing gear.
You are in a position to be chosen as a belayer, and unless you are chosen, you cannot go climb.
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I had canceled XX cragging with my friends. It is too risky to take you there, and the crag only needs a good reputation for local tourism, not a risk.
You have made it clear that you have no intention of bringing your own rope.
Well, I can compromise, but you have neither an ATC nor your own belay device.
I cannot compromise on that.
I cannot put you in such a position without knowing what's going on.
I am so sorry; it was my misjudgment that I misunderstood you as an independent climber. My judgment is that you don't have the readiness that our crags require.
This is an HP for finding a climbing guide. I hope you have good luck!
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【クライミングの安全管理】誰からクライミングを教わるか?
■ トンデモクライマー=友達からクライミングを習った人
ということが、カナダでも起こっているそうです。
結局、クライミングをきちんと教える教育機関が足りていないのです。
ちゃんとしたクライマー=教育機関から習った人
だということが分かりました…。カナダのクライマーが裏でこっそり教えてくれた☆
■ 教育されていないことがギアで分かる
ロープもっていません、ATC持っていませんという、クライミング歴10年のゲストクライマーに対して、どうしたらいいのか、わからなかったので、「みんなはどうしていますか?」と海外のクライマーのコミュニティに相談してみました。
すると、なんと、その相談自体が、ちゃんとしているクライマーとそうでないクライマーを切り分けることができる質問だと分かりました。
■ 難しい点
難しいのは、旅行中、ギアをフルセットで持ち歩く人は誰もいないってことです。
しかし、ロープなしって…。ロープって肝心かなめのギアで、無いと話にならん!って奴です。
しかし、お互いに
既に信頼関係が確立しているパートナー同士
ならば、「〇〇ちゃんは、今回はロープ免除ね~」となります。なんせ、別によけいにあっても、重たいだけなんで。
私はアイスクライミング出身ですが、師匠と登っている間、自分のロープで登ったことはめったになかったです。それでも、毎回、自分のロープはザックに入っているのですが、ただの重石です。私のリードの時は、当然、自分のロープで登りますが。やっと出番がきたーって喜ぶ感じです。
なんせ60mを2本連結するより、120m一本のほうがノットによる連結がない分、技術的に楽で、リスクを回避できるのです。
一般の岩場でも、きちんと教育を受けたクライマーなら、自分のリードしたい課題が何メートルなのかを調べ、その課題の長さに適したロープを岩場に持ち込みます。日本では、かつては50mで十分でしたが、最近は60mが必要なことが多いです。
■ ロープ免除ね~と言われても…
さて、ロープ免除ね~と言われても、クライミングガイド並みに気の利いた人なら、30mくらいの軽量なものをひっそり忍ばせているかもしれません。ロープがスタックしたりした場合のバックアップに役立つからです。
あーあ、ロープひっかかっちゃったよ~と言うようなとき、「ロープあるよ」と出してくれると、「まぁ!かっこいい殿方!」ってなります☆
■ ロープなしは許せてもATCなしは許せない
さて、海外のクライマーグループでも、ちゃんとしたクライマーたちからは、”ATC持ってこない奴は、スルーしな~”というアドバイスでした。
しかし、7割は、ロープなしでいいじゃーんっていうクライマー同士の好意をあてにして登ってきた人たちでした…。
人の好意をあてにして登ってきても、別に登攀グレードは上がりますから、グレードはそのクライマーがちゃんとしていることの証明には全くなりません…。
クライミンググレードは、その人の何を示したことにもならない。
しかし、特筆すべきは、そのような、いい加減なコミュニティ内でも、
ATCなしは許されない
ということです。もう、これは、どんなゆるゆるのクライミングコミュニティにいても、アウトみたいですね。
■ 無意識下の前提をチェックする
それよりもギアを持ってこないとか、その人の口ぶりとか、非言語のコミュニケーションのほうが、どういうクライミングをする人か?ということを如実に表しています。
今、私が研究中なのは、この無意識の前提について、です。
前提=無意識です。
事例:
・ロープもって来ない = 誰のロープでも同じで、100%安全だという無意識
→ 実際は違う
・ATC持ってこない = どのATCでも同じだという無意識
→ 実際はロープとATCはセットで相性と言うのがあります。
相性以外にも適切な径というのがあります。
ATCを持ってこないということに関して考えられる別の前提は、
ビレイをする気がない、
ということです。たぶん、こちらのほうが、クライマーから総スカンを食らう原因ですね。
ビレイはクライマーの義務であり、ビレイヤーはクライミングギアです。
あなたは、ビレイヤーとして選ばれる立場であり、選ばれない限り、登れません。
■ みんなでワイワイ登る?
ダメクライマー事例に多く見られるのが、
みんなに交じってワイワイやるクライミング
です。理由は以下です。
事例:
某登山学校が、凍り付いたロープでアイスクライミング講習会をしていました。ロープが、かりんとうのように凍り付いていました…。これはNGです。
みんなでワイワイっていうのは、クライミングのリスク習得に最も不適切な関係性かもしれません。
というのは、多くの人がやっているからいいか…とか、たぶん、安全なのだろう…と言う風に、クライミングに課す基準が甘くなってしまうからです。
ロープが凍るのは、岩のロープをアイスに使うため、です。岩でけば立った、毛羽に雪がつき、凍結します。すると、ロープが凍ってしまい、ビレイでグリップ効かなくなる。これはしょっちゅう起こります。
こういうのは、少し基準が緩んだら、その時に事故になるのではなく、あとで事故になる。
例えば、ソロで登っているときに、ちょっと古いロープで、凍り付いたけど、「まぁ、大丈夫やろ~」とトップロープソロをしてしまう…とか。
それで落ちて、ギアがロープを噛まず、グランドフォールした師匠でした…。しかも、そういう時に限って、周辺にいっぱい人がいるのに、自分が死角に入ってしまい、見えないことになったそうです。しかも、そこ、携帯も入らないし、-20度。腰椎骨折の大けがなのに、発見されるのに時間がかかって、九死に一生をとりとめたそうです。
それ以後、彼は、ロープには細心の注意を払い、ロープはコーティングがしっかりしたアイス専用ロープで、クライミングしたのちは、コーティングを補うために毎回コーティング剤を塗布していました。私もその習慣に習っています。
そんなのアイスクライミングの事情じゃーん、普通の岩場ではいいじゃーんって思っていますよね?そこのあなた。
■ ロープとビレイデバイスのマッチング
岩場では、特に重要なのは、ロープの直径とビレイデバイスのマッチングです。
私のシングルロープは、安物ではないです。私の軽い体重でリードするのに、ベストマッチにしてあるので、しなやさに投資しており、すこし高いロープを使っています。一般に誰でも登らせるようには、痛んでも気にならないような安物を使います(笑)。安かろう、悪かろうですが、トップロープしかできない人を岩場に連れていくのに、いいロープなんて要らない。
しかし、私のロープはしなやかなので、体重が重たい別のクライマーがリードするには、伸びすぎます。ロープがどれくらい伸びるかで、ビレイの機微も違ってきます。
ロープも痛むし、その重たいクライマーも安全にはなりません。
■ なぜロープに無頓着なクライマーができてしまうのか?
とはいえ、岩場に出てしまうと、パートナー保護の原則から、ロープ保護より、パートナー優先になります。当然ですが、パートナーの生命保護が前提ですので、ロープを濡らしてしまったとか、特殊な事情が起きたら、ロープを貸さなくてはなりません。
そのリードが下手くそで、私のロープを岩角にこすりつけられて、外皮が剥けてしまおうが、墜落率2の落下でロープに超負担のある登り方をされようが、それで文句をつけるクライマーはいません。
したがって、自分がロープを差し出す側に立ったことがないクライマーは、ロープを差し出す側の負担については、無自覚です。たぶん、シリアスなクライミングをしたことがなく、順番で、コロコロトップロープさせてもらうような登りしかしたことないとそうなるかもしれません。
ちょうど、車を借りるのが無料だと思っている人と同じことです。車には、維持費と言うものがかかっていますが、借りる人は無自覚なのと同じことです。結局は、感謝されないどころか、お断りすると、ケチ!と、逆に逆ギレしてくるほどです。
これは一事が万事で、以前、ギア丸ごと貸し出しで連れて行き、2度目はお断りすると、逆ギレされました。
人の懐で遊んでいるだけでなく、人の懐でリスク管理もされていることに無自覚です。
そういう人の前提は?
私の安全は、他の人が保証してくれるのが当然
です。そういう人は、何か事故があった時
お前が悪い
と言ってくるでしょう…。ユージさんが訴えられているように、です。30年も登っていたら、ボルトは崩壊しなくても、岩が崩壊することなど、とっくに知っているはずです。
師匠は、猫の頭ほどある鉄のプレートの懸垂支点ですら、信用していなかったくらいです。
要するに30年も登っていて、初めて岩が崩壊したのなら、その程度のクライミング内容のクライミングしか、今までやってこなかったのかもしれませんね?
というような厄災事を事前に避けるには、こういうことに
想像力が及んでいない段階のクライマーを避けること
です。
ということは、想像力のトレーニングが、クライマー業界に必要なトレーニングなのかもしれません。
というのは、自分が登るためのギアは自分で持つ、というのは最低限のマナーです、といくら口を酸っぱくしても、マナーなんて、誰も聞かないからです。むしろ、マナーを強調したら、逆に持ってこなくなるかもしれません(笑)。
■ お断り文面
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I had canceled XX cragging with my friends. It is too risky to take you there, and the crag only needs a good reputation for local tourism, not a risk.
You have made it clear that you have no intention of bringing your own rope.
Well, I can compromise, but you have neither an ATC nor your own belay device.
I cannot compromise on that. I've already had enough trouble to know that Japanese crags are not like overseas ones; they require a certain mentality to be safe. Otherwise, you are risking your life.
I cannot put you in such a position without knowing what's going on.
I am so sorry; it was my misjudgment that I misunderstood you as an independent climber. My judgment is that you don't have the readiness that our crags require.
This is an HP for finding a climbing guide. I hope you have good luck!
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2023/09/19
【モラルハザード】モラルハザード中の海外クライミング事情&ルサンチマンの日本岩場事情
■ ロープなし、ビレイデバイスなしで岩場に行きたい?
というのが、7~8割のクライマー事情であることが分かった、海外クライミング事情。
日本の岩場が危険→海外で登ろうかねぇ…の転向も、リスク低減の意味合いからすると、効力ないだろうということが分かるテストケースとなった今回。
かといって日本の岩場のボルト状況は、にわかには改善しそうにないしねぇ…。
■ 安全で健全なクライミング活動はどこにある?
いやはや。
自分がクライミング初心者の時を考えても、ロープを持っていないのに岩場に行きたい、なんてことは、そもそも考えられなかったぞ?
まぁ、初心者だったことは認めるが。
クイックドロー2本って、どういう判断で、そういう装備になったんだろうなぁ…。意味不明。
彼女の装備を紹介しますと、シューズ、ハーネス、ドロー2本、プルージックコード、チョーク、長ぬん1本。
ロープが重たいので荷物から端折りたいのは分かりますが、私も海外出張経験豊富ですけど、ビジネスで旅行するときって、1か月とかの長期でも、数泊でも、荷物の総量、同じ量ですよねぇ?なんせ、別に洋服とか持っていくわけないんで。着替え数着で終わりです。
ロープの重さが課金されるのに耐えれないっていうのなら、ビジネス以外で旅行中だったら、全部持って行かないといけないので、本来のクライミングツアーには耐えられないでしょう。
まぁ、10歩譲っても、ロープは二人で1本で良くても、ビレイデバイスは、持ってくるのが筋でしょう。
■ モラルの欠如したクライマーを呼び寄せない仕組みづくり
しかし、もっと大事なことは、モラル崩壊した、このような海外クライマーを呼び寄せない仕組みづくりです。
今回は、岩場に持ってくる持ち物リストを指定したら、ロープもビレイデバイスも持っていないことを白状しました。
従って、登山計画書と装備リストを提出させ、不足がある場合は、指摘する、登攀させない、というのは、有効な方策であるかもしれません。
■ 管理者責任
もちろん、そのようなクライマーに対して、貸し出しを行う必要はもちろんありますね。
このケースで言えば、ロープの貸し出し、ビレイデバイスの貸し出しです。
貸し出しがあれば、管理者責任が生まれるかもしれませんので、借りたギアの使用で起こった事故については、利用者責任であることに、同意の署名などは、取りつけたほうが良いと思います。
■ 大衆化とモラルハザード
クライミングの魅力は、リスクを回避しつつ、高度な行為を行うことで、私自身もそこに魅力を感じてきました。
自分のリスク回避能力に自信があったということです。
しかし、白亜スラブを登って以来、自分のリスク回避能力(人を見極める目)に疑問を抱くようになりました。
思えば、最初のころから、
トンデモクライマー収集器
になっていたような気がしないでもない…。
なぜトンデモを集めてしまい、まともなクライミング能力がある世界に行けないのか?
それは、かなり深遠な問いのようです。
魂の傷か、誰か先祖の受けたトラウマを再演しているのかもしれません。
A Climber sue a climbing community
This is an robot translation of the ogano climbing community is being sued
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In 2022, a man from Tokyo who crashed and broke both legs while climbing Mt Futago (1166 m) in Ogano, Saitama, a famous climbing spot, filed a lawsuit against the Ogano Climbing Association, which maintains the crag, and the town, claiming that the crag was not properly managed, and seeking compensation and other compensation of 1.65 million yen, The association and the town have filed a lawsuit in the Saitama District Court, Kawagoe branch, demanding compensation and other damages of 1,650,000 yen. The association and others are contesting the case on all fronts. With climbing becoming increasingly popular, the development of the lawsuit, which seeks to hold the association responsible for the management of accidents that occur at the crag, is attracting attention.
The association, established in October 2008, is a general incorporated association that promotes climbing and maintains crags. It is chaired by world-famous climber Yuji Hirayama (54). The town promotes the revitalisation of the town through climbing and has appointed Mr Hirayama as a tourism ambassador.
The accident occurred in the early afternoon of 25 September 2010 at a crag called Candle Rock on Mt Futagoyama Nishidake. The man was 59 years old at the time and a 30-year climbing veteran. A bolt on the crag, to which a rope was attached to support his body, came loose and the man fell approximately 5 metres downwards.
In his complaint, he alleged that the association established the route where the accident occurred and installed the bolt, and that the location and type of buried bolts were inappropriate. It states that the association, which is responsible for the development and rehabilitation of climbing routes on Mt Futago, had a duty of care and duty of management to maintain the safety of the route where the accident occurred. It also states that the association is involved in the activities of the town, among other things.
The first oral arguments were held on 24 August, with the association stating that 'climbing is a dangerous sport. The town submitted a written defence, stating that climbing at Futagoyama is not a town development project.
The man had three operations and was hospitalised for 55 days after the accident, and was out of hospital for two months. He is seeking compensation and other compensation as approximately 1 million yen in medical expenses were paid by his accident insurance.
Hirayama won the overall free-climbing World Cup in 1998 and 2000. He also worked as a TV commentator at the Tokyo Olympics in 2009.
'Not a town-building project'? The association's president is a tourism ambassador.
The plaintiff man is demanding that the Kogano Climbing Association and the town jointly and severally pay compensation. The town claimed in its written answer that it had nothing to do with the association, and has made statements to the same effect at council meetings. However, the history of the association's establishment and its stance of positioning "climbing as a town revitalisation project" raises some questions.
According to the article "Futagoyama Nishidake Regeneration & Development" contributed by Yuji Hirayama in the 90th issue of the specialist magazine "ROCK & SNOW" (published in December 2020), the town councillor, Koya Takahashi, dug up a proposal for town revitalisation through climbing that Hirayama had proposed about 10 years ago, which led to an interview with the mayor, Shintaro Mori. At the town's request, he was appointed as a tourism ambassador, and since May 2006 he has been working with the town to promote the town's revitalisation.
In a May 2007 press release, Mayor Mori also listed 'revitalising the town through climbing' as a new project, citing Mt Futago as an example, and stating that 'Ogano Town can be proud to be known throughout the country as a climbing town'. The paper also stated that the town would redevelop the Shin Yi Kan, a memorial centre for friendship with China, which was given to the town free of charge by the prefecture, as a base facility with the cooperation of Hirayama and others.
Mayor Mori has stated in council meetings (e.g. at the March 2009 regular meeting) that he is aware that the association is a private organisation with no connection to the town, but he attended the association's activity policy briefing in January 2011 and also addressed the meeting. Given this situation, a town official said, "Mr Hirayama is paid a fee for his cooperation in the operation of the Shinjikan, so the town may not be able to say that he has nothing to do with the association. Teruyama Tetsushi
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【訴訟】小鹿野町 ボルト欠損&ルサンチマン 事実でない報道 要警戒
■ 町の対応がまずすぎるよなぁ
岩場の整備や、クライミングによる地域おこしって、やる前から、
こういうことが起こりそう、と予想しているのが普通
のことなんだけど。
町おこしの事業ではない、のは、町が制定して行った事業ではないという意味で事実だろうけど、この書き方されたら、100人いれば99人が、
町が言い逃れしている
ようにしか聞こえないよなぁ…。
クライミングの名所・埼玉県小鹿野町の二子山(1166メートル)で2022年、登はん中に墜落し両足を骨折した東京都内の男性が「岩場の管理が適切でなかった」などとして、岩場を整備する小鹿野クライミング協会と町を相手取り、慰謝料など165万円の支払いを求める訴訟を、さいたま地裁川越支部に起こした。協会などは全面的に争っている。クライミング人気が高まる中、岩場で起きた事故の管理責任を問う訴訟の展開が注目される。
20年10月設立の協会はクライミングの普及振興を図ったり、岩場の整備などを行ったりする一般社団法人。会長は世界的クライマーの平山ユージさん(54)が務める。町はクライミングによるまちおこしを推進し、平山さんに観光大使を委嘱している。
事故は22年9月25日昼過ぎ、二子山西岳のローソク岩と呼ばれる岩場で発生した。男性は当時59歳で、クライミング歴30年のベテラン。体を支えるためにロープをかけていた岩場のボルトが外れ、男性は約5メートル下に落下した。
訴状で、「協会が事故の起きたルートを開設し、ボルトを設置した」「埋設されたボルトの位置や種類が不適切」などと主張。二子山のクライミングルートの開拓や再生を行う協会は、事故が起きたルートについても安全性を保つ管理義務や注意義務を負っていたとしている。また、町に対しても、協会の活動に関与しているなどとしている。
8月24日に第1回口頭弁論が開かれ、協会は「クライミングは危険を伴うスポーツ。事故は自己責任」、町は「二子山でのクライミングは、まちおこしの事業ではない」などとする答弁書を提出した。
男性は事故で3回手術し、55日間入院、退院後も2カ月通院したとしている。治療費約100万円は傷害保険で支払われたため慰謝料などを求めている。
平山さんは、1998年、2000年のフリークライミングのワールドカップ(W杯)で総合優勝。東京五輪(21年)ではテレビの解説などを務めた。
「まちおこし事業でない」? 協会会長は観光大使
原告の男性は、小鹿野クライミング協会と町が連帯して慰謝料を支払うよう求めている。町は答弁書で「協会とは関係ない」と主張し、議会でも同趣旨の発言をしてきた。しかし、協会発足の経緯や「クライミングをまちおこし事業に」と位置付ける姿勢からは、疑問も浮かぶ。
専門誌「ROCK&SNOW」90号(2020年12月発行)に掲載された、平山ユージさん寄稿の「二子山西岳再生&開拓」によると、平山さんが10年ほど前に提案したクライミングによるまちおこしの企画書を高橋耕也町議が掘り起こしたことがきっかけで、森真太郎町長と面談。町の要望を受け観光大使に就任し、18年5月から町と協力し、まちおこしを進めていくことになった、としている。
森町長も19年5月の広報紙で、「クライミングによるまちおこし」を新規事業に挙げ、二子山を引き合いに「『クライミングと言えば小鹿野町』と全国的に誇れる」と記載。県から無償譲渡された中国との友好記念館「神怡(しんい)館」を拠点施設として、平山さんらの協力を得て再整備すると書いていた。20年6月に屋内ボルダリング施設としてオープンした神怡館は、平山さん経営のクライミングジムの協力やアドバイスを受けて運営されている。
議会で「町とは関係のない民間団体と認識」と答弁(21年3月定例会など)している森町長だが、23年1月にあった協会の活動方針説明会に出席し、あいさつもしている。こうした現状から町のある関係者は「平山さん側には神怡館の運営協力への報酬が払われており、町は協会と関係ないとまで言い切れないのではないか」と話す。【照山哲史】
クライマーとして独立している、自立している、というリスク管理を、ビジネスに持ち込むべきですねぇ。
こういうことって、やる前から起こりそうじゃん?
そもそも、町にクライミングでの町おこしを町民らが希望するのかどうか?という合意形成が不十分なまま、クライマー側が自分たちの岩場を再生しよう!という意図を持ちすぎたってことでしょう…。もちろん、合意形成と並行で、岩場の再生は急務ではありますが。
町おこしするなら手順が大事。町の人たちが、岩場での活動に対して十分な理解がないままにクライマーが先走っても仕方ないです。
■ クライマー界の内部分裂…は、大体ルサンチマン
しっかし、クライマーがクライマーを訴えるって…。
クライミング界では、ルサンチマン、が横行しています。特に平山さんって、圧倒的勝者なので、こういうことが起こり、他のクライマーの嫉妬の攻撃にさらされることは予想の範囲内。
■ 新品で欠落って
しっかし、40年経過して、腐ったカットアンカーがボルト欠損して抜け落ち、その結果クライマーが墜落して両足を骨折しても誰も同情しない上、
お前のリスク管理能力が甘い、
といわれるだけのことでしょうが、
小鹿野クライミング協会が、リボルト整備しました!と言って、どうぞ登ってください、となった岩場では、管理体制が問われるのは、想定内だよなぁ。
しかし、抜けるって、マジか…。どんな施工だったんだ…。
昔の開拓 = 自分が登るため
今の開拓 = 皆が登るため
別のスキル、別のリスク管理が必要です。
そんなの、当然分かっていますよね。
■ 抜けていないそうです…
周辺の岩自体が崩壊して、墜落した、ってことらしいです…。
そういえば、先輩が岩が欠けて落ちて、ビレイでキャッチしてあげたことありましたけど…一回目の後、もう一回そうなって…
周囲のクライマー誰もその先輩に同情していなかったっけなぁ…岩って、叩きながら登るもんなんだなーって、その時、学習。
ボルトは抜けなくても、岩は劣化するのが自然の摂理。
■ 自己責任という世界観を守る
私なら、町おこし事業ではないという言い逃れめいたこと…事実であっても…を言う以前に、クライミングの前提としての自己責任論を提示しますね。
いくら新規に整備され、リボルトされても、それを100%信頼して登るかどうか?を決めるというのは、クライマー本人である、という不文律
はクライミング業界全体で、大事に守っていくべき、大事な価値観だと思いますね。
そうじゃないと、どんどん、外岩が人工壁になってしまいますしね。
■ 小鹿野がやってはいけないこと
この訴訟を今後のクライミング界の振興に生かすには、安易に165万円払ってしまってはいけませんね。
どのようなボルトだったのか?ボルトの種類は?
その落ちたクライマーは、なぜ小鹿野の開拓者グループに協力しているクライマーじゃないのか?
その課題は、本当に小鹿野のリボルトなのか?リボルトだったとして、どういう意思決定で、その整備になったのか?経緯が明らかになる必要がありますね。
今後のクライミングによるアウトドアツーリズムに関して、主催者はどのような責任を負うべきか?クライマーは、どのような責任を負うべきか?重要な判例が示されるでしょう。
結論が合意としてできるまで、めんどうでも、真摯に一つ一つつぶしていく対応が必要です。
めんどくさいけど、それが一番近道。
■ ちゃんとしたクライマーじゃない人が10人中7人くらいの現代
ひょんなことから、海外のクライマーのコミュニティに質問する羽目になりましたが…
世界のクライミング界の事情としては、
自己責任が薄れてしまい、自分のロープも持たず、ビレイデバイスも持ってこない
という世紀末状態が、普通に通用してしまっています。つまり、世界のクライマー人口の7割は、
自己責任お留守人種
ってことです。こんな人たちが大挙して、整備が手薄な日本の岩場にやってきたら…?
ひえー、事故死大量創造、ですね!!
なにしろ、今の岩場って、ボルト40年物ですよねぇ…ほとんどの岩場で…。
日本人クライマーでも、1ピン目で落ちるとか、トンデモクライミングを繰り広げていますけど、それにも輪をかけて、外国人クライマーたちのリスク管理能力はお留守みたいです。
日本でも岩そのものの崩壊で、訴訟されるくらい、クライマー界のレベル低下が激しいってことなんでしょうかね。
■ 参考
ーーーーーちゃんとした人から返事が来たーーーーーーー
こんにちは、あなたの投稿についてですが、ロープなしでどうやって登るつもりなの?と考えるのはおかしいことではありません。私がいるカナダでも、自分のロープで登るということは普通のことだ。
誰かがすべてを提供してくれることを期待し、自分の分の装備を持たないというのは、許される行為ではない。
コメントでわざと鈍感になっているのは、おそらく投資もしていないし、危機感もない人たちだろう。
ヨーロッパでのクライミングは慎重に-安全基準と固定ギアは驚くほど異なる。自分の直感を信じ、自分が何をしているのか、どんな危険があるのかを理解していると感じられるパートナーを見つけよう。ハッピークライミング
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ーーーーーーーーーーー別の返事ーーーーーーーーーーー
もし彼が道具をまったく持っていないとしたら、初心者か、超金欠か、あるいはその両方だろう。
僕は旅をしていて、いつもは何でも持っていくんだ。でも今年の6月にクロアチアに行ったときは、クイックドローを18本、グリグリ、ATC、基本的にロープ以外のものは全部持って行った。他のクライマーと合流したとき、彼はロープを持っていて、クイックドローは6本しか持っていなかった。
ハーネスと靴以外は何も持っていない人たちと一緒に登ったこともある。彼らの半分はクールで、ただの初心者だ。他の時は、彼らはただのコートテイル・ライダーで、私はちょっとうんざりしている。自分の直感に従えばいい。
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ちゃっかり便乗する人って、コートテイルライダーっていうんですね~
英語の勉強になった☆
要するに、クライマーのレベル低下は、世界中で起きているってことですね。
私はレベル低下に加担したいのではなく、レベルアップに加担したいと思います。
<参考>
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-167423
https://www.yamareco.com/modules/diary/25396-detail-310212
https://allnevery.blogspot.com/2023/09/blog-post_53.html
2023/09/16
【動画】ユージさんと大西さんのデイドリーム
2023/09/15
【登山と嘘】登山と嘘は相性がいい… と森山元編集長も言っています!
https://president.jp/articles/-/73524 より以下引用ーーーーーーーーーー
登山と嘘は、相性がいい。「疑惑の登山」。世界の登山史の中には、そんな風に呼ばれる記録が散見される。なぜか。登山には審判がいないからだ。登頂したか否かは、言ってみれば「自己申告制」だ。つまり、完全なる性善説に基づいているのだ。だが、人間とは弱い生き物でもある。ときに嘘の誘惑にかられ、そして屈する。自分自身が審判であり、自分自身でルールを設定しなければならない登山という行為は、フェイクが入り込む隙だらけの世界だと言ってもいい。
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【心理学】良い人を遠ざけ、悪い人とつながってしまう悪習慣
弟を救うのに、間に合わなかった罪悪感
→ どうすればいい?
→ 思考のプロセスを見せる
→ そのために、ブログ、頑張る
→ 無知を知らせようと頑張っても、努力の意味なし…
ここまで丁寧に解説しても分からんか!みたいな??
ここまで丁寧に解説してやっても、分からないなら、
■ 弟を救えなかった罪悪感ドリブンだったのかも
というのは、私の弟は24歳で早逝し、私はその前の8年間、弟に会っていなかったのです。
まさか、その若さで死ぬとは思っていないので、
その人との時間を大切にしなかった&大切にする機会を逃した
のです。
■ 私にとって家族=責務=重荷。
本来は、家族と言うのは、
家族、親、兄弟、あるいは、クラスメート、あるいは上司、など、本来あるべき、安全基地、と言うような存在が、本当に安全基地であったことが、あまりないんですよね。
■ 私を必要とする人を探してしまう…
■ 繰り返し
という行動パターンは、私の人生に繰り返し現れているような気がします。
人生にはアップダウンがありますが、ダウンの時に気にかけてくれたクライマーが亡くなったと知り、だいぶショック。
私を大切にしてくれない人ばかりに時間をかけてしまう習慣は本当に治さないと、友人になってくれようとしていた良い人たちを遠ざけてしまう…
このことは本当に心に刻んでおかないといけない。
二度と失敗をしないようにしないといけない。
と思っています。
■ ホワイトピープル事例
当時を振り返ると、吉田スクールの日に、他のパートナーからクライミングの誘いが入ったりして、かなりバッティングが激しかったんですよね。
そして、山岳総合センターで私の班の講師をしてくださった村上先生の死。先生には何度か、九州で講習会を開いてもらう交渉をしていました。でも、私に集客力、知り合いがいなかったんですよね… それで延び延びになっている間に亡くなってしまいました。
そして、今回、ラオスでご一緒したいと思っていた、萩原さんの死に出会い、本当に、この人たちとの出会いを大事に出来なかったことに、残念な思いを感じています。ご冥福、心より祈っています。生前にお会いしたかったです。
悪いほうと言うと、言葉がまずいかもしれませんが、その意図するところは、
危険なクライマー、無謀な行為をそうと認知せず、粋がって登ってしまうクライマー
と言う意味です。
危険なことを危険と分かっていない → 教えなきゃ!
と私のスイッチが入ってしまうんですね。 そこが他人事化できていない。
かなり、母親側に近い姉スイッチが入り、「私が守ってやらなくては!」となりそうになります。これは間違った認知です。
正しい行動は、「はぁ~?何やってんの?ばっかじゃないのー」と切り捨てること、です。
弟が早逝したことで、私の中に、強烈な罪悪感…後悔まじりのもの…が、作られたことには、間違いありません。
■ 自己顕示欲を捨てる
そもそも、
自己顕示欲の手段としてクライミングを使いたい人
とつながってしまうのは、
自分の中にも自己顕示欲があるから
なのかもしれません?
■ クライミングは、きちんとリスク管理したら、大抵の事故は防げます
クライミングは、確かに、リスクを内包するものなのですが…
自分自身の ”自信” にのみ、従って登る、
ということです。これは、山も、クライミング、も変わりありません。例えば、懸垂下降を技術として知らなくて、敗退ができなかったら、自信をもって山に挑めませんよね?
■ 自分で自分を理解できない…という愚かな質問
山で、よく愚かな登山者が山小屋の主に尋ねることは、
「私にも登れるでしょうか?」
です。そんなの、他人が分かるでしょうかね?? そこを分かるようにしていくのが、登山であり、クライミングなのに…。
とはいえ、自分で考えられない人のために言えば、平坦で3時間で登れる山から徐々にサイズを大きくしていけば、自分がどこを登れるのか、自分自身で判断が付くようになります。
そうやって、自分で、自分に自信の根拠をつけていく活動が、登山であり、クライミングです。
■ 人生の歩み方
これは、人生の歩み方につながっています。
例えば、私の母は、15歳で私が海外の交換留学に行きたがった時、心配のために、行かせてくれませんでした。
しかし、その心配は根拠がなく、当人のほうは、自信たっぷりだったわけです(笑)。別に一人で行ける、と思っていました。それで、それを20歳で実行しました。なんせ、普通の人は親に出してもらっていく、大学すら一人で行きました(笑)。
この現象…周囲があなたにはできないというが、本人はできるという確信がある…は、私が積雪期の山を登っていた時代に、再演現象が起こりました。
ストローハットと言う山道具屋のおじさんには、散々「女性が一人で山に行くなんて危険だ」とか、「積雪期権現なんて100年早い」とか、いろいろ言われました…。私自身が無謀登山者扱いされていたのです(笑)。しかし、私は確実に体力とともに、自信を積み上げていました。間違っていたのはおじさんで、私はそれを証明する義務があるように感じさせられていました…。
実際は、積雪期の登山は、一般的に入門ルートである、積雪期の阿弥陀北稜を、初見&単独で実践しても、何の困難もなく、楽勝であるほどのことだったのです。
余談ですが、積雪期の八ヶ岳・権現は、登頂まで、7回もかかりました。規模的に権現のほうが阿弥陀北稜より大きいからです。阿弥陀北稜は小さい山です。それでも、きちんとしたステップを踏まないでチャレンジすることで、遭難者を多く出しています。山は個別で、どこそこが行けたという内容をきちんとかみ砕かないと、別の○○に行けるという意味にはならないです。
現在日本の登山では、遭難者を多く出しているのは、きちんとしたステップを踏まないで、山のレベルだけを上げていくという悪習慣が、登山界およびクライミング界に、はびこっているため、です。別名グレード主義と言います。この話も別の流れになるので、今回は割愛します。
つまり、人生も同じということが言いたいことです。
基本的に、
周囲の意見はなく、
自分の実感(別名、自信)
を大事にして、それを育てていくことで、大きな成果が得られるということです。
そして、自分の身に起こりそうな、厄災、については、事前にシミュレーションしてリスクオフしていく、ということです。
クライミングにおいては、それは、登りに行く前に懸垂下降を知ること。マルチに行きたいなら、マルチでどんな厄災…が起こりそうか?自分でシミュレーションするっていうことです。たとえば、ロープが上がらない場合、どうしますか?
その場合の対処方法を知らないのであれば、セカンドでもマルチには行けませんよね?
そういう事前のシミュレーションなしに、リスクオフせずに行く…ということが、
無謀なクライミング
の正体です。
これは、大きな会を率いている年配の人でも、若い人にきちんと伝える力がある人はいません。私の師匠であった青ちゃんでも、です。その計算こそが、クライマーの伝家の宝刀、だからです。よほどの人にしか、教えないと思います。
でも、ぶっちゃけ、自分で考える人にはすぐにわかることです。
マルチでロープアップされない、自分のミスでロープが上がらない場合にどうすればいいか分からない、ということには無関心なのに、今日の宿が見つからないことには焦る、フェリーを乗り逃しそうだから、本気ダッシュする、というのは、全く本末転倒です。
ぶっちゃけ、どっちに命がかかりますか?
クライマーっていうのは今日の宿がないならその辺で野宿しても構わないものなんですよ。全然リスクじゃない。フェリーを乗り逃したなら、明日乗ればいいでしょう。
きちんと論理的にクライミングを事前シミュレーションするだけの思考力がないことは、クライミングにおいて致命的な欠陥です。
■ そういう人を助けたい
と思ってしまうのが、私の思考の癖であり、自分自身を行き詰らせてしまう、悪癖です。
私はこれは確実に治したいと思っています。
2023/09/14
【ニッポンの改革】日本の常識=世界の非常識
2023/09/11
【現代クライマー向けの情報】非常に良い解説サイトを見つけました…ダブルロープとシングルロープの使い分け
■ インドアクライマー(でなくても…)は、そもそも、ロープの出し方を知らない
のではないか?という疑問がわいたのは、白亜スラブの事例からです。
毎週のようにクライミングに行っている、と言っても、
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ショートの岩場で、グレード向上を目指し、20mくらいのルートを、架け替えもせずローワーダウンで降りているというクライミングを繰り返しているだけ
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では、ロープの使い分け、などは、いつまでたっても分かるようにならないのが、当然なのかもしれません。
マルチピッチに行く人なら安全か?というと、そのマルチが危険だったりしたら…。
山には、順番がある、
と最初の師匠の鈴木さんは言っていましたが、みんな実力PRに忙しいので、「おれ、12RP」と言うためには、何が何でも、実績として、5.12をつかんでおかねばならず、勢い、それは、瞬間風速グレード、だったりしますよね。
つまり、山の順番を守っていない。守らなくてはならない、その理由が一般には分かりづらく、ただグレードだけを上げていきたい理由はいっぱいあるということです。自分に甘くなりやすいってこと。
一方で、他人には、自分を守ってくれる能力を求めたら、他人には辛いということになりますが、クライミングの場合は、どっちも辛辛でやらないと、危険かもです。
■ ダブル、シングルの使い分け
https://iwatosawa.com/doblesingleropetigai/
こちらのサイトに非常に良い画像が載っていました。これは分かりやすい。
高みへのステップも見ましたが、昔は大学一年生だった高学歴初心者向けだと思いました。
あれでは、普通のクライマーは理解ができないでしょう…
このサイトくらいかみ砕かないと、昨今のクライマーは理解できないんでは?というのが、身を挺して理解した内容です。
いや~、ほんとスレスレのリスクを通じて、得た知見ですよ。
https://iwatosawa.com/slingtukaikata/
この方の白亜スラブ
https://iwatosawa.com/hakuasurabu/
■ リボルト
2019年にリボルトされているようで、良かったです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4334084.html
■ 積雪期登山ガイドステージⅡ & 5.10A~5.11
このブログ主は、私と同じ程度のスキルです。
私も積雪期登山ガイドステージⅡを持ち、現在の登攀グレードは、10A、頑張って5.11。
20歳からスタートして登山歴14年の人がこれで、私は41歳から登って、登攀歴3年、登山歴10年程度でそのスキルでした。
なんで、私がそんなに登れないヤツ、と馬鹿にされないといけなかったのか?意味不明…
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登山ガイドステージⅡの資格はコロナの関係で手放してしまいましたが、一般人が受けれる資格としては一番難しいガイド資格です。
(今はガイド資格を返納したので、他の資格を取得中です!ガイド受験の内容は質問を受けても答えていけないことになっているので受けれません。あらかじめご了承下さい)
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クライミングでいえば、僕は5.10a前後をメインに登っています。
ボルダリングジムも特に通っておらず、クライミング練習は春と秋の週末の外岩だけです。
ボルダリングジムは遠くて通えないので、その代わり家ではクライミング向けの筋トレをしています。
子持ちの会社員などそういった方は多いと思いますので、数多くの方に届くのではないかなと思います。
最高グレートは5.11aですが、コンディションにかなり左右されます。
「めちゃくちゃ上手!」というわけでもなく「意外とヘタやん!(笑)」というわけでもないと思うので、多くの方の参考になるのではないかなと思います!
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20歳から登山を始め、地元の登山コミュニティーに入り、かれこれ登山歴は14年目に突入しました。
登山は、20代前半は縦走をメインに山を登って、20代の半ばからはクライミングや沢登り・雪山をメインに登ってます!週末は必ず山に行くほどの筋金入りの山好きです。
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