2025/01/30

新しい気づきがあったので時々更新します

 今日は、心理学的に新しい気づきがあったので、時々更新することに決めました…

■ そこまで優秀でない人についての理解

今日は、スケートで突然上手になって3日目ですが…いくつか男性に関しての気づきがありました。

1)習わない人は万年初心者 

今日見たパパさんは、基本のキが分かっていない人でした。でも、滑れはします。

スケートって教わらないで滑ると内またで、全く正解と正反対なんです。正反対のまま、スピードを上げて行こうと頑張っているようでした。

強情で、他の人から学ぼうという気がないみたいでした。

2)全く滑れていないのに、自分は上手だと勘違いする人もいる

たぶん、彼は、今日滑っていた人たちの中で最も下手くそだと思いますが、全くその自覚がなく、監視員の人に質問して、滑り方のコツを教えてもらう意識はないみたいでした。

そして、私と目が合ったとき嬉しそうだったので、打ち解けた気分に私としてはなったのですが、彼は全くその後、監視員の人からアドバイスを受ける気がないようだったので、単純に私の注意を得たことが、うれしいだけだったみたいでした。

つまり、

 偽の共感、偽の打ち解け

でした。これ、相手が喜ぶと、こちらもうれしくなる、というHSPが、ナルシストにすら、共感を与えてしまう理由になっているかも。

3)ナルシストでなくても、自己客観視は弱い

今日は、身に着けたストロークという技で滑っていただけですが…基本は内またではなく外またです。 

一緒に滑ってくれた赤ジャケットのお兄さんは、私にいろいろ教えてくれましたが、あとでそのお兄さんの滑りを見ると、もしかしたら、私より下手だったかもしれません…

ただそのお兄さんからはナルシシズムは感じませんでした。

私もそこまで上手なわけがないのですが…彼の滑りを見ると、私が彼の滑りをしていたら、私は自分が滑れている、という実感にならないかもしれません。したがって人にアドバイスをしようとも思わなかったかもしれません。

これは、矢筈岳で若い男性クライマーが、クラックの10cに2時間半くらいかかっていたときとのデジャブー感がありました。

自己が思っている自分の優劣が、正確なモノより、”優”に傾いていそうでした。

偏差値30なのに、偏差値50と思っているみたいな感じです。

なので、誤解を生む可能性がありますね。下手くそなほうが上手な方にアドバイスしているみたいな感じです。

これが、クライミングでも起こったかもしれません。

3)90点でも不満 95点が普通

もしかすると、私は、自分が出来ている、という実感を得るのに、一般的な人よりも高いレベル(95点)を自分に要求しているかもしれません。

自分にとって普通だ、と感じるレベルが、高いということです。95点で普通に感じる。

というのは、実際、80点なんて取ったことないからです。90点でも低いなと感じる。

他の人は、私の半分くらいのスキルや能力でも、「俺、出来ている」と感じるのかもしれません。70点でも出来ている。

私の脳内親が厳しすぎるのだろうか?理想が高いのだろうか?あるいは、期待が高いのだろうか?

あるいは、一流を見過ぎて、脳内コピーのイメージが超一流相手に作られているためだろうか?

■ まとめ

クライミングを振り返って、

一般的な男性クライマーは、自分基準で登れている、と感じるレベル感が、現実と全くマッチしていない、

ということを実感しました。

ほとんど全員が、自分は登れている、と思っているときに、現実的には、きちんと登れてはいません。

自己肯定感が高すぎる、という風に私は表現していましたが、

 自分の実力を客観視する力が、全般的に弱いのではないか?

と思います。

一方、逆に、私は、傍から見たら、スイスイ登っているように見えていたように思います。

でも、登れている、登りが得意だ、という判定を自分に下したことはあまりないです。

まだ3日前からの出来事ですが、スケートではスイスイ滑っているような気がします。



2025/01/29

The Phycho Games Climbers Play

事例: 「グレード至上主義を擁護する」

登場人物

  • Aさん(グレード更新至上主義者): グレードを追いかけることだけがクライミングの本質と考えており、安全性の議論を利用して自分の意見を正当化しようとする。お買い得品を探すことに血道をあげている。
  • Bさん(ターゲット): 中級クライマーで、安全性に配慮された課題にも価値を見出している。グレードよりも、バランスや美しいラインに魅力を感じるタイプ。

場面

Bさんが比較的安全性が高いラオスの岩場の課題について話をしているが、Aさんがそれを否定し、「グレードの追求」こそが重要だと主張する。


Bさん:
「ラオスの課題、初心者グレードが多くて、ラインがすごく美しくて登りがいがあるね。ボルト間隔が適切で、安全性も高いし、挑戦しやすいよ。」

Aさん:
「うーん、俺は、正直、あんまり価値を感じないな。ただのエンジョイクライミングじゃん?クライミングは、やっぱり高難度に挑戦してこそ意味があると思うよ。」

Bさん:
「でも、安全性が確保されるからこそ、課題も楽しめるって時期が誰にでもあると思うんだけど…。誰でも最初は初心者だし。初心者でもチャレンジしやすいよ、ラオスは。」

Aさん:
「いや、安全性が高い課題っていうのは、結局、クライマーとしての能力を鍛えるには物足りないんだよ。例えばさ、グレードが高い課題っていうのは、そもそも安全性を考慮したら設定できない場合が多いんだから。」

Bさん:
「でも、安全性がある課題でも、技術やメンタルを磨ける部分はあると思うけど。」

Aさん:
「それは甘い考えだよ。本当にクライマーとして成長したいなら、安全性に甘えず、リスクを背負ってでも、高いグレードに挑むべきだ。それがクライミングの本質じゃないかな。」

Bさん:
「そっか…。でも、みんなが楽しめる課題も大事だと思うんだけど。」

Aさん:
「いやいや、そんなこと言ってたら一流にはなれないよ。最終的に重要なのはグレード。だから安全性を重視する課題なんて、本当の挑戦とは言えないんじゃない?」


心理ゲームの分析

  • 表向きの目的Aさんは「クライミングの本質」を伝えようとしているように見える。
  • 本当の目的: Aさんは「グレード至上主義」の意見を正当化し、議論で優位に立つことを目的としている。このため、安全性や価値観の多様性を軽視し、自分の考えを絶対視する態度をとる。
  • 結果: Bさんは、自分が楽しんでいた安全性の高い課題に疑問を感じ、自身の価値観を否定されたように思う。一方、Aさんは「議論で勝った」という満足感を得る。

正当な議論との差異

正当な議論では、安全性が高い課題や低グレード課題の魅力を尊重しつつ、それぞれのクライミングスタイルの意義を認めることが求められます。

しかし、この事例ではAさんが議論に勝つことを重視し、他者の意見や選択を一方的に否定することで、自身の優越感を満たしています。

「勝つためには何でもする」という心理ゲームが展開されることで、本来は多様性が重要であるはずのクライミング文化の中で、特定の価値観(グレード至上主義)が押し付けられる結果となります。

2025/01/28

現代クライマーの特徴…無自覚にインチャに動かされている

 これですね。

悪習慣とは

1)マルチピッチで、計画書を立てる習慣がない。ロープスケールの計算がそもそもできない。

2)ショートで、グレード以外の習得課題を自覚する習慣がない。例:長ぬん

3)危険予知の習慣がない。そのため、ヒヤリハットがそのまま、重大事故になる。

短期的快楽重視とは?

1)かっこいい俺をアピールすることが目的でクライミングをしている

2)周りに合わせているだけである。しゃべっている内容も(例:スラブのボルトルートで、流して止めてあげるよー。今、いつの時代と思っているんです?)

3)競争至上主義、グレード至上主義

他者のフィードバックを受け入れにくい、とは?

1)間違っているビレイを指摘されても受け入れない

2)行くところと実力がマッチしていないと指摘しても聞き入れない

3)ロクスノに時代錯誤の記録をあげる

4)みんなが栗城劇場化


2025/01/26

男性クライミングの社会って…ヤレヤレ感

■しょぼい競争社会… 

男性の社会って、生き馬の目を抜く社会、大変なんだよ~、みたいな言い方されますけど…

実際のところは、命を懸けなくてもいいところで、頭が悪すぎて結果的に命を懸けることになっていて、頭が悪いことに気が付けていないので、本人の感覚としては、実感としては、たしかに俺らのやっていることは命がけなんよ… ってことになっているけれど、普通に賢い人から見たら、それ自業自得でしょ、ということを今回、男性社会の在り方をクライミング界で学ぶことで学習しました。

例えば、山梨○パインクラブで行った大昔の南沢大滝では、リードで取りついているクライマーがいるのに、その人が落とす氷のフォールラインに立って、しかも滝に背中を向けて、自称・クライミングガイドの先輩が、アックスによるセルフアレストの説明を始めました。

そりゃ、そんなところに立っていれば、落ちてくることになっているアイスに当たりますよね。

そりゃそうだ。

それで落ちてきた氷に当たってヘルメットが割れたほか、その破片が、私の肩に当たり、黒血になったんだが…その男性は、自分がそこに立ったことを反省するどころか、

「ほらね、俺たちはこんなに危ないことをしているんだよ、自覚しなくては」

とか言い始めたのです。

は? 別にフォールラインに立ちさえしなければ、危なくないです。

しかも、彼、リードで落ちていましたけど。私はトイレに出ていたので、見ていないですが、戻ってきたら超不機嫌な態度だったので、どうしたの~、何かあったの?と仲間に聞いたら、リードで取りついて落ちたのだそうでした。

だからって、周囲に不機嫌をまき散らすのが…。

つまり、自分で自分の機嫌を取れないメンタルの成熟度ってことです。

結局のところ、白亜スラブも同じで、35mと25mのピッチは、つないで、50mシングルでは登れません。60mシングルでも登れません。現実の認知もおかしい上、反省の仕方もおかしい。つまり、リードの仕方をそもそも学ぶことなく10年選手になれてしまった上、反省も今までしてこなかったから、10年登って、5.12でーす、と言ってもこのありさま。まるで昨日初めてリードした人であるかのようなミスです。

これらは、山梨県でクライマーデビューした人ですが…。

一方で、指導者のほうも、トンデモ。

祝子川に2名で行っておいで~(なぜなら、ボルトが打ってあって、スポートルートみたいな沢だから安全)ってのも変だし、オリンピックでビレイは習ってきたから外岩のビレイもわざわざ奥村さんから教わる必要はないです、ってのも変です。そもそも、指導者の自分が、奥村さんに教わるのは、ビレイの仕方を教わるのではなく、ビレイの”教え方”を教わるために出るわけですから。

ではと老舗山岳会の門をたたけば、なぜか、10cが登れると自己申告したら、初対面なのに全装でリードさせられるし…。私のほうは、正しいビレイをしているのに、治せと言われ、治すところがないでしょ、このビレイのどこが間違っているんですか?と聞き返したら、相手は返事できなかったうえ、自分は、私がリード中にもう一名登らせて、2名のリードクライマーを同時に一人で確保するというトンデモビレイを披露して、それがトンデモと気が付くことさえできずに、写真に証拠を収めて、うれし気に後日それを送ってくる、というお粗末さ。


この、日本のクライミング界の、どこが素敵だというのでしょう?

は?って感じだったわー。ヤレヤレ感、半端ないです。


■ クライマーの成功とは?

 クライミングパートナーの敬意を得ること


ですね。

なぜなら、一番近くで見て、真実を知っている人から、敬意を得られなかったら、そりゃ、ダメクライマーだった…って意味ですからね。


新人が登れるようになったら、辞めていく山岳会=尊敬できなかったクライミングパートナー

です。人は、相手を知って、敬意を保つことができれば、離れないです。


■ 馬には沿うてみよ… 沿うてみたけど、ダメですね!

私がひっかけ問題に引っ掛かかったのは、

 まさか、そこまでアホとは思わなかった…

ためです。また、馬には沿うてみよ…だからです。普段から、予断や偏見で判断することがないようにしています。

ところが、小学生レベルの算数くらいできるという前提だった私がバカだった…というバカを見る羽目になりました。

要するに、一般社会でも同じで、これが日本が国として国際競争力を失っている理由ですね。

これほど、おバカでレベルが低いので、

女の私が登れるようなところすらも、登れないのです。

女の私が組めるようなプログラムも組めないのです…。

それは、男性たちが、みながみな、

お母さんに甘やかされて育った、おぼっちゃま君だから…。

登った後、俺はかっこいい~!と、真実はカッコよく全然ないのに、うっとりしてしまう。

実際は、単純に頭が悪いから、何も考えていないから、自分を自分で危険にさらしてしまう… それに対して自作自演で、一人でしびれて、かっこいいと感じ行っているわけです。

うわ~、上から氷が振ってきたー。俺って、やっぱり危険なことしてるんだーっ!かっこいーっ!って。

傍から見たら、えー そこフォールラインですよー なだけです。

その上に、メタ認知力が低すぎて、俺はバカだという、反省すらも、きちんとできる力がついていない…。

俺ってイケてる奴~って、ナルナル君な感想しか出てきてない・・・。

自己肯定感、高すぎ。

これが結論ですね。つける薬? あるんですかね? つけたらメンタル崩壊して、人間が崩壊するかもです。だから、薬があったとしても、誰もオファーできません。

これが、クライミング界と日本国のクライマーに対する私の結論です。

尊敬できない。


ガスライターは、火をつけておいて、燃やしていると言ってあなたを非難する。

まさしくこれですね!

2025/01/09

【ChatGPT】軒先貸して母屋取られる がアクセス問題の本質だった…

■ 最大の問題はクライマー自身の在り方

クライミングによる地域おこしの最大の障害はクライマーであるとはっきり自覚しました。

「軒先貸して母屋取られる」

レジェンドクライマーの故・吉田和正さんが、よく言っていた言葉でした。

  クライマーのありよう 

を非常によく言い表していると思います。

それを辞めないといけないんですよ…

クライマーは。

■ アクセス問題の本質 は、 軒先貸して母屋取られる (善意があだになる)です

「軒先貸して母屋取られる」の意味を異なる言葉で表現すると、以下のような表現が考えられます。

  1. ちょっとした親切が裏目に出る
  2. 助けたことで全部奪われる
  3. 小さな譲歩が大きな損失に繋がる
  4. 手を貸したらすべて奪われる
  5. ほんの気持ちが大きな代償を生む
  6. 与えたものがすべて持ち去られる
  7. 親切が裏切りに変わる
  8. 少しの協力が全てを奪われる結果になる
  9. 与えたものに対してすべてを取られる
  10. 手伝いが裏切りに変わる瞬間

どれも、善意が思わぬ結果を招く状況を表現しています。

 「登っていいですか?」「いいよ」 → 親切にする

 うんこ置き去り & 迷惑駐車   → 迷惑 を落される

親切にしたら奪われる、って悲しいことです。

なぜクライマーが、相手に”悪いことしたな”って、共感できないのか?分からない…(汗)

■ 「山の声」 ChatGPT作

ある日、若いロッククライマーが山のふもとの小さな集落にたどり着いた。

彼は山に挑戦することを夢見て、ここがその始まりだと思っていた。集落の人々は、静かな生活を送っており、山を恐れながらも、山は生活の場だった。

クライマーは、村の広場に座っていたおじいさんに声をかけた。「すみません、この山の岩に登ってもいいですか?」おじいさんは、少しの間、彼をじっと見つめた。

山に対する敬意を感じたのだろうか、おじいさんは穏やかな声で答えた。「もちろん、登っていいよ。ただし、岩を大切にしてくれ。」

その言葉に心を動かされたクライマーは、快く承諾し、山に足を踏み入れた。

しかし、彼が山を登り始めると、次第に他の登山者が増え、地域に大きな変化が訪れることになった。

最初はほんの数人のクライマーだったが、次第にその数は増え、山の周辺の道路に駐車する車が溢れ始めた。集落の狭い道に駐車された車は、住民の生活に支障をきたし、交通が混乱し始めた。無断で停められた車のせいで、村人たちは日常の仕事に困難を感じるようになった。

そして、ある日、山の頂上近くで見つかったのは、クライマーが放置したひどい痕跡だった。登山者たちは山に登る際、トイレがないことを理由に自然の中で用を足していたが、その後、排泄物と共に無造作に放置されたトイレットペーパーが散乱していた。さらに、いくつかの場所で、使い捨ての紙が燃やされ、煙が立ち上っていた。

その結果、山の一部が小さな火事に見舞われた。火はすぐに制御されなかったため、山の一角で炎が広がり、村人たちの元に連絡が来た。おじいさんは心を痛めながらも、山を守ろうと必死に消火活動に参加したが、その日の夜、火事は再び再燃し、山に住む動植物たちにも被害が出てしまった。

そして、最も衝撃的な出来事が訪れた。それは、登山者の中で一人が不注意によって崖から転落し、命を落としてしまうという悲劇だった。事故を防ぐための措置が十分に取られていなかったため、無理なクライミングや危険な場所での行動が命を奪うことになった。

村人たちは次第に、山の美しさが壊れていくのを見守りながら、心の中で疑念を抱くようになった。おじいさんは言った。「あの時、登ってもいいよと言ってしまったことが、こんなにも多くの人々に迷惑をかけてしまったとは…。」

山は、どこかで「ありがとう」と言ったかもしれない。だが、同時にその静かな声は悲しみを帯びていた。「あなたたちが来ることを許したはずだった。でも、それがどうしてこんなにも傷つけることになるのだろう?」

村人たちは、山を守るために、改めて「自然との共生」を考え直すことを決意した。登山者が来ても良いが、その心には、山に対する敬意と責任を持たなければならない。山は人々に開かれているべきだが、自然と調和しながら共に生きる方法を学ばなければならないことを、痛切に感じたのであった。

それから、村は登山者に対して、山に登る際のルールを強化し、地元の人々と協力して山の環境を守るための活動を始めた。

山が再び静けさを取り戻すために、そして悲劇が繰り返されないように、村は努力を続けることを誓った。

■ 詩:

軒先を貸して母屋を取られた、あの日  byChatGPT


雨をしのぐ場所が欲しいと  

あなたは穏やかな声で頼んだ  

その言葉は柔らかく、温かく  

初夏の風のようだった  


「ここでいいのなら」と差し出した  

小さな軒先  

古びた柱とひさしの影  

それだけのはずだったのに  


あなたは少しずつ中へと入り込む  

足を踏み入れ、声を響かせ  

まるでそこが最初から  

自分の家だったかのように  

自分のものにしてしまう

そこをどけと、

20年飼った私の愛犬を追い払う


私は気づいていたけれど  

ときおり見せる弱さに同情して、強く拒むことができなかった  

「一晩だけ」「少しの間だけ」  

そんな言葉に紛れて広がる影  


気づけば母屋はあなたのもの  

私の居場所はいつしか消え  

愛犬とともに

冷たい風が背中を押して  

外の闇へと追いやられる  

軒先を貸したのは私だった  

あなたを受け入れたのも私だった  

けれど、それでも問いかけてしまう  

「なぜここが、すべて奪われたのか?」  


以上、ちょっと手直ししましたが、良い出来だと思います。

これが私がクライミングで感じている心中です。

ちょっと親切にしたら、人生丸ごと奪われそう、みたいな感じです。

2025/01/08

【技術情報】グリグリとカラビナについて

 https://youtube.com/shorts/oSkBk-3g3Ew?si=rzn8cHoEIO9Kkiju

【クライミング心理学】ナルシストは、「向社会性」が低い

人に求められる人にある 向社会性とは メンタリスト DaiGo 切り抜き

■ 禁止を守る力が弱い人が多い?

これは、私が一緒に登っていた人たちだけに限定的にそうなのかもしれませんが・・・

(やってはだめと禁止されていること)vs(自分の欲)

が対立することは、人が生きていたら、よくあることだと思いますが・・・その禁止に対しての抑止力・・・が非常に弱い、欲に対して非常に抵抗が少ない、という人たちだなぁと感じる事件が、何度かありました・・・。

そして、それを他の人も同じだと感じているようでした。

代表的なのは、残置のビナを「ねぇねぇ、持って帰ろうよ、みんなで山分けしようよ」って奴。

これは、山梨で登っていたころ第一発目に起ったことだったので、呆れるやら、嘆くやら…。

一緒にいた別の男性も、呆れて、「もう~〇〇さんったら!」というヤレヤレ感でした。男性同士の中でもそんな感じです。

しかし、そういう人でも、弱みを人に見せたり、相手をほめちぎったり、子分には優しいとか、純粋なところがあったりで、大体は、もう!と思いつつも付き合っていくということになると思いますが…。

反社会性、というのは、ナルシシズムの発露とは、また別の、非常に顕著な性格傾向ではないか?と思います。

私の経験では、一度でも、そのような所作や発言が見えた人は、回避するほうが良いです。

その人がクライミングをする目的…動機…ということですが… ナルシシズムの充足、つまり賞賛のゲットであることが99%の理由なのです。

 自分ができるだけ楽に賞賛を得れる

というのが、ナルシストにとっては、おそらく生きやすい社会になる、ということです。

■ 「トップロープ掛けるだけガイド」がはびこった理由?

誰かにトップロープをかけてやるというのは、一般の男性クライマーが5.12は一撃できる現代では、一番簡単にできる「恩着せ」です。

だから、クライミングガイドは、楽勝の仕事です。そのために、クライマー男子のあこがれの的になっているのではないでしょうか…?

しかし、私みたいなおばちゃんクライマーですら、初心者には、ナインにトップロープ掛けてあげますからね…

「トップロープをかけるだけガイド」だと早晩、存在価値がなくなり、淘汰されて行かざるをえません。

■ アルパインクライミングが廃れた意外な理由?

昔は、5.9を登れたら賞賛を得れたのに、フリークライミングの時代へ入ったら、5.9では賞賛は得られない、できて当然のこと、とされている、というのが、もしかしたら、アルパインクライミングが廃れた理由かもしれません。

寒い雪山での宿泊や、壁でのつらいビレイ時間を耐えて、それで、そんなに褒められない…となると、やーめた!となるのではないでしょうかね?

■ 成れの果て

そうやって、どんどん安きに流れた結果、天気の良いときに、岩場でクライミングするだけ…というのが、一般的なアルパイン…伝統的な山岳会の行きつく場、だったような気がします。

最低限…ということで、厳冬期赤岳がロープなしで登れる技術力…アイゼン歩行ですが…を死守、ということになってしまっているってことです。

■ (成れの果て)はニアイコール (一般登山者が努力してたどり着ける地点)

ちなみに厳冬期赤岳が晴天時にこなせるだけのアイゼン歩行術は、雪山を何十回か歩いていれば習得できます。

これは、慣れの問題ですので、回数の問題です。もちろん若ければ早く慣れますので、若いほうが慣れに必要な回数は少ないと思いますが…。

無雪期の砂浜でいくらアイゼン履いても、積雪期の感覚とは異なると思いますが…。当然ですが、雪のことは、雪の上で学ばないと学べないのではないでしょうかね?

もちろん、岩トレは岩の上をアイゼンで歩くので、雪や寒冷は必要ないかもしれません。

私も生まれて初めての岩登りは、西湖の岩場で、アイゼンを履いてのマルチピッチでした。

(二度目からリードしています。こう書いておかないと、私だけ特別扱いされていると勝手に思って羨ましい人の溜飲が収まらないみたいなんですよね…)

というので、結局、誰でもできるところ…、努力さえすれば誰でも到達できるところ…が

 赤岳 & 5.9

…というのが、白日の元のさらされてしまった…ので、賞賛を得られない。

そして、そのことが面白くない。

だから、まだ、赤岳&5.9で、「すごい、すごい」と言ってくれる人を探す…という本末転倒なことになっているのではないですかね? アルパインの世界は…

「昔、俺は山岳会ですごかったんだぞーという人たち」が、「5.9でも褒めてくれる下手くそ探しに躍起」になっていることが、私がモテた理由だったような気がしますネ(笑)。

でも、誰でも、年を取れば、登れなくなりますから… 

それよりも、自分が得た知識や経験を多くの人と分かち合おうという気持ちを持つことで社会から、「賞賛」が得られるとすれば、ナルシストは、賞賛欲しさに頑張れる人たちです。

要するに、社会にとって良いことをした人を 「賞賛」 すればいいのです。

つまり、グレード以外の価値、ピオレドール賞受賞以外の価値、を見つけてあげて、褒めてあげる。

例えば、「レスキュー」とか、「遭対協」とか、そういう活動の功労者賞を作って褒めてあげる。

そういう活動が彼らの反社会性を、向社会性に転換するのに大事です。 

本来は、褒めてもらうことを原動力にせず、山を愛していれば、他人からの評価なんてどうでもいいはずなのですが、その内発的動機が弱い人たちなのです…

なので、褒め力をうまいこと活用ましょう☆

一種のナルシスト向けライフハックです。

(そしてクライマー界は、ナルシストが9割なのです…)

闘う科学者からみたウクライナをめぐる世界(安斎育郎)

2025/01/07

【Safeクライミング】バレエの指導者資格 を転用

■ Safeクライミング資格を

バレエでも、トップダンサーによる技術指導ではなくて、安全な指導が求められています。

私は、19歳からバレエをスタートして、38歳で山梨に移住した時点で、山梨には大人を指導できる適切な指導者がおらず、子供向けの指導を受け入れる以外なく、続けられなくなり辞めました。最後はコンクール指導の先生に、13歳とかと一緒に習っていました…(汗)

同じことで、クライミングも、新人にクライミングを指導するのに、5.12が5本オンサイト出来る、という能力以外にもっと別の知識がいるのではないでしょうかね??

そもそも、新人クライマーには、5.12ではなくて、「良質の5.9」が必要ですし。

良質なクライミング指導者資格の創出を切に願います。

■試案  クライミング安全指導者資格 カリキュラム試案

1)解剖学

まずは基本的な『人間の身体の構造』を学んでいきしょう。運動器の解剖を中心に、運動を理解する上で欠かせない呼吸器系、循環器系の解剖や機能についてもお話しします。人間が生きる上で欠かせない『呼吸』や『心臓のはたらき』についてもこの機会に深く学びましょう。人体の不思議に触れることは、その仕組みの中で実現されるクライミングにも大きな影響を与えることでしょう。


2)動作分析&運動学

『身体の構造』を学んだ後は”どのように身体をコントロールするべきか”、また”正しい身体の使い方”について学んでいきます。ここでは実際に身体も動かしながら、各部位における安全な身体の動かし方や痛め方を学んでいきます。またその先にクライミングの正しい動作があることもぜひ実感していただけたらと思います。『正対』とは何か、『側体』とは何か。そういった具体的な部分についても学びを深めていきましょう。


3)栄養学

成長期の子ども達にとって指導者からの言葉は勇気や希望にもなると同時に、呪いにもなります。なぜ『成長期』と呼ばれているか、その言葉の意味を理解すれば『痩せなさい』というような食事を疎かにさせるような言葉がけはしないでしょう。家族との食事、友人達との食事、日々の生活の中で食が与えてくれる豊かな時間はかけがえのない時間です。その食事という生きる上でとても大切な行為、そして人生の多くの時間を費やすその時間が苦しいものになるのはとても悲しいことです。しかも子どもの時期から食べることに罪悪感を覚えさせてしまうことはとても非情なことと言えます。

そしてまだSNSやYouTubeなどで多く目にする数字に惑わされないためには正しい知識が必要です。クライマーに必要なのは細い身体、軽い身体ではなく、より良く動ける身体です。どのようなクライミングをしたいか?が重要であって、見た目や体重の競争をしているわけではありません。

栄養学を学ぶことで、正しく適切な判断を、クライマーたちに向けて行うことが出来るよう指導者のスキルアップを行ってきます。


4)婦人科学・高齢者科学

女性ならではの婦人科的なトラブル、いろいろな悩みがあることと思います。クライミングを含めて高強度なスポーツを行う女性の中で問題になっているのが無月経です。原因は様々ですが、特に低体重と関連したエネルギー不足による無月経はアスリートの間でも深刻な問題になっています。

また、月経前症候群(PMS)に悩まされる女性も多いことと思います。そんな症状とどう付き合っていくのか、また最近スポーツの世界でもようやく浸透し始めた低容量ピルのお話なども伺っていきます。

岩場へ通うクライマーへ安心してもらえるアドバイスが出来るよう学んでいきましょう。

5)心理学

これを読んでくださっているあなたは過去にクライミングの上達とは関係のない注意(体型や人格の否定)などを受けたことがありますか?またはそのような注意をしてしまった経験はありますか?心、メンタルはパフォーマンスにおいて最も重要なもの。指導現場においては指導者自身の心のあり方も大切ですし、受け持つ生徒さんたちのメンタルをどのように健康に保つかを学ぶことは、特に現代に生きるプロフェッショナルの指導者に求められる必要なスキルです。

本指導者資格では、1)メンタルヘルス、2)ハラスメント、3)コーチング、4)発達心理学、5)教育心理学と、心理学を初めて学ぶ方でも実践に活かして頂ける科目について学んでいきます。

6)エクササイズサイエンス

クライミングは冒険を起源にしますが、アスリート同様に高負荷の運動であると考えます。本資格ではパーソナルトレーナーの資格にも準拠した『運動と身体に起こる反応』について踏み込んだ内容を学んでいきます。

そして原理原則である基本的なトレーニング理論を学ぶことでクライミングに取り組んでいく新人クライマーの課題の選び方やトレーニング方法にも光明を見出すことが出来るでしょう。​

さらに生体力学ではクライミングのパフォーマンスにも影響を与えている物理法則についても学んでいきます。

なぜそのように動けるのか、また安全に動くにはどのように身体を動かせば良いのか、またそもそも『クライミング』とはなんなのか、というクライミングの根源に関わることも学ぶことが出来ます。

7)整形外科学

整形外科医の先生からさらに細かい身体の障害、各年齢で気をつけるべきポイントについて学んでいきます。生涯スポーツであるクライミングは、岩場の現場では様々な年齢、身体的状況のあるクライマーがいらっしゃいます。

クライマーの身体の違和感を可能な限り早く見つけ、大きな怪我を未然に防ぐこともまたプロフェッショナルな指導者に必要なスキルです。

8)安全講習

ベーシック講座ではパフォーマンスの向上はもちろん、怪我の予防にもつながる『姿勢』と『人間の身体の可動域』などについて、さらに怪我の初期対応について学び、プロフェッショナル講座では『人工呼吸』や『AED』の使い方について学んでいきます。

岩場を運営していく上で、クライマーの安全を確保することも、今まで以上に求められるスキルです。普段の生活においても”まさか”の時に対応出来る一次救命の知識を持っていることは社会的にも大切なスキルと呼べます。

9)クライミング史

クライミングの指導者として欠かすことの出来ない教養の一つである『クライミングの歴史』を、〇〇先生よりレクチャーして頂きます。

課題が生まれた背景はもちろん、どのようにその課題が生まれ、世界に、そして日本にクライミングがもたらされたのか。先人のクライミングへの情熱と愛情を知ることは、それを受け継ぎ、育てるものとして必要な教養であると感じています。

10)ジムクライミング

セッターである、〇〇先生をお迎えし、クライミングに欠かすことの出来ないジムクライミングについての理解を深めていきます。

一つ目の講義は【拍子とリズム】をテーマに、基礎的なセット理論と課題に繋がる拍子とリズムへの理解を、二つ目の講義では【クライミングのリズム】をテーマに、ルートセットにおけるリズムの構造や取り方、各セッターや課題ごとのリズムの違いについて学んでいきます。

普段の岩場では、なんとなく岩に合わせている方も多いと思いますので、この講義で課題についての理解を一緒に深めていきましょう。

11)シューフィッティングの重要性

こちらの講義では○○横浜店にて店長を務められております○○先生をお迎えし、シューフィッターの視点からクライミングを安全に、そして健康的に登る上で欠かせない足とシューズの関係について学んでいきます。

合わないシューズを履いて登ることの危険性から、それぞれに合ったシューズの選び方、またシューズによって登れるラインの違いまで、実践に即役立つ内容であるだけでなく、クライマーの足の健康を守る知識を〇〇先生より学んでいきます。

各種メーカーの違いなどもクライミング用品店の方ならではの視点で解説もして頂けますので、より贅沢で内容の濃い講義となっております。

12)世界のクライミングとスタイル

クライミングの出発点となるイギリスからはじまり、アメリカ、フランス、スペイン、ドイツ、と世界を代表するクライミングメッカでのクライミングの違い、また各岩場が目指す理想のクライマー像など、一つの岩場に偏らず、クライミングの歴史を辿りながら、広く世界のクライミングについて、実際にそれぞれの国のクライミングガイド資格を取得されています先生方に学んでいきます。

ガイドご自身が習ってこられたクライミングのルーツを知るとともに、これからどのようなクライミングを伝えていきたいか、自分のクライミング軸の確立にも繋がる貴重な講義です。

13)実践講習

身体のこと、クライミングのことを専門的に学び、実際の岩場でのクライミングや開拓の現場で、そのスキルを活かし活躍されている専任講師による実践講習です。

同じ言葉でも人が変われば伝える言葉や表現が変わります。

『安全』を学ぶことで頭でっかちになり、怖くて動けない身体を作るのではなく、ただの座学、知識の習得では終わらない、この安全指導者資格の大きなポイントとなる部分です。

そのキャリアはもちろん、身体の基礎を学んだ上でオリジナルの世界を作り出している各講師のアイデア、世界観にもご注目ください。

ーーーーーーーーーー

以上、どうでしょうか? ただ登れるだけでガイド資格になってしまう・・・というほどのお粗末な資格ではないと思いますが、今のクライマー教育に欠如している知識があるような気がします。

【陰性転移】ヒヤリハットには2者がいる。加害者か?犠牲者か?

■ あなたはどちらの人に、自分を投影しますか?

クライミングのミス、ヒヤリハットには2者います。

 加害者側に投影する人が多いと → 加害者を擁護しようとする

 被害者側に投影する人が多いと → 被害者の味方になる

クライミング界は、なぜかナルシストの占有率が非常に高いので、ナルシストというのは、自己主張が攻撃的という特性を備えており、クライマー間での議論では、加害者保護に偏ります。

そうでなくても、日本では長いこと、男性の論理だけが偏って保護されてきました。

例えば、性強要が正当化されてきました。

何千、何万人もの女性や若い男性が、成人した立派な男性に性的に搾取されても、黙らされてきたのです。

お決まりのセリフ

 そんなことくらいで・・・

と言われて。

つまり、日本の男性の大多数は、自分を加害者側にかさねて、加害者に「むらむらして、ついやっちゃったんだよね・・・」と同情してきたから、性加害がいつまでも、

 やってはいけないこと

にならなかったんですよね・・・。ジャニーズ喜多川の件で分かったでしょう。

あれは、

 看過してよいこと

ではなく、

 れっきとした犯罪

だったんですよ・・・。

■ 致命的になりうるミスが看過されている

同じことで、クライミングで、

 ビレイが不十分な人を指摘しない

とか、

 適切なプロテクションなしで登らせる

とか、

 簡単なところではロープを出さなくていい

とか、

 25+35も計算できないでルートに行く

とか、

 祝子川、2名で行っておいで~ (死者が出る沢)

とか、

「頭悪くてすいません」

で終わりじゃなくて、

「再発防止」

しないと行けないんですよ。 再発防止までやって

 誠意ある行為

です。

おれらアホだから・・・あっはっは~ そんな俺らに付き合うお前がアホ!

って、逆ギレってやつですよ?

自分のアホさのほうを真剣に反省するときで、付き合ってあげた心の優しい人を責めるって、どういう人間性なんです??


https://youtu.be/MwSMyPaFmHE?si=lguzk9T7PMPh8wu3


一般の人にクライミングを説明する動画

 1)トポ

https://youtube.com/shorts/d_H0GgcBl3c?si=lry3UsvEZd8Hko40


2025/01/06

I’ve been gaslighted and it sucks!

 This is called gaslighting.


And this is exactly what was happening in Kyusyu climbing to me. 

They forced me to climb the climb I do not want to, or I judged that is very dangerous. 

They also recommended a route that I can be killed. 

Now I am gaining my voice back, thanks to my therapist!

【セルフカウンセリング】クライミングで殺されかけた自分を癒す

■ 南ユウタさんのこちらの動画を参考にして、セルフカウンセリングを作成しました。


https://youtu.be/Y6Ab-doGYV4?si=ohTYCvZAyeQLmtoA

■プロンプト

あなたは精神科医です。

1)クライアントの中核感情は怒りです。

「は?60mロープで、35m登った後に、25mをつなげて登っちゃったって?!お前は俺を殺す気か?! 」

2)制御感情は、”言っても分かってくれない”、”理解されない不安”、です。

3)防衛は、知性化です。どれだけ頭の悪い相手でも、優しくかみ砕いて、理解できる程度まで、何度も解説することを辞められないでいます。

の3点から、このクライエントに、防衛を起こさせない、適切なカウンセリングをしてください。

■ 補足

このブログの読者のために念押ししておくと、理解されない不安は、私の不安妄想や不安症の症状による、非現実ではなく、事実です。言葉として、「やっぱロープは60だね」と言質が取れています。クライマーたちが、頭が悪くて、誰の目にも明らかである危険を理解できない、40年前なら常識だったことが現代では全く分からなくなっているというのは、幻想ではなく、現実です。念のため。

私の妄想ではありません。私が大げさに騒ぎすぎる、というのでもありません。

しかし、このようなクライミング界にしたのは私ではなく、私が世直しをする責任があるのではありませんので、文部省登山研究所の方など、適切な方に適切な処理を全新人クライマーのクライミング理解力アップに向けて対処していただきたいです。

■ 回答

このクライアントに適切なカウンセリングを行うためには、以下のステップに基づいて進めます。中核感情(怒り)と制御感情(不安)を理解し、防衛(知性化)を誘発しない環境を提供することが鍵です。


1. 感情を受け止め、共感する

クライアントは強い怒りと不安を抱えています。そのため、まずは感情を否定せず、受け止めることが重要です。

例: 「今の状況で、すごく危険を感じられたんですね。それに対して、怒りが湧いてくるのも無理はないと思います。」

これにより、クライアントが感じている怒りと不安を共有し、安心感を提供します。


2. 解釈を試みない

クライアントの知性化という防衛機制を引き出さないよう、過度に論理的な説明や分析を避けます。代わりに、感情に焦点を当てて話を進めます。

例: 「その出来事がどれほど怖かったか、もう少し教えてもらえますか?」

このように、クライアントの体験や感情を掘り下げる質問をし、解説を求めるような状況を避けます。


3. 安全感を強調する

クライアントの不安にアプローチするために、今のセッションが「安全な空間」であることを示します。

例: 「ここでは、どんな感情も大丈夫です。安心して話してください。」

また、「過去の出来事はもうコントロールできないが、今後どうするかを一緒に考えましょう」と提案することで、制御感情への安心感を与えます。


4. 新しい視点を少しずつ提供する

知性化を起動させずに、別の視点を提案するには、シンプルかつ具体的な言葉を使います。

例: 「それは確かに怖い体験だったと思います。もし、似たような状況がまた起きたとしたら、どうしたら安全を確保できるか一緒に考えてみませんか?」

これにより、クライアント自身に問題解決のプロセスを任せることで、防衛機制を減少させます。


5. 振り返りと再確認

セッションの最後には、クライアントが話した内容を簡単にまとめて、安心感を強化します。

例: 「今日は、過去の危険な状況に対する怒りや不安について話していただきました。危険を感じたのは自然なことだと感じましたし、次のステップとしてどうすれば安全を確保できるかを一緒に考えてみる方向で良さそうですね。」


補足

クライアントが知性化を用いずとも、自分の感情や考えを表現できるよう、セッションのペースをゆっくりと保ちます。また、怒りが激しい場合は、深呼吸などのリラクゼーション技術を取り入れるのも効果的です。

以上のアプローチを通じて、クライアントが自分の感情に安心して向き合える場を提供します。

■ 気が付いたこと

・怒り が 不安とセット販売になっている

・感情を言う前に、なぜ危険か?説明しようとしてしまう

・クライミングパートナー自体が、安心して自分の感情に向き合える相手ではなかった

・安全=分離不安がない 安心=愛着 

・教訓: 安全ではない相手に、愛着を育成してはいけない。つまり、クライミングで分離不安がないとは、こちら側が、一挙手一足を見張っていなくても、相手はほぼクライミングにおいて正解とされている行動をとるという確認が取れている、ということだ。これが、ない人=無謀なクライマー、であり、無謀な行動をとると分かっている相手に、愛着を与えてはいけない。相手は何をするか?分からない子供と同じで、自分自身の安全も守ることができないのだから、パーティ全体の安全も守ることはできない。

これは、成長の一環ではない。相手を成長させるために、自分の命をなげうつバカはこの世にいない。

#白亜スラブ #セルフカウンセリング


2025/01/04

【動画】Are climbing gyms in Japan really that hard?


日本のジムってそんなに難しいですか?ですって。

いやジムじゃなくて、外岩課題が難しいんですよ、外岩登って。ですね

【クライミング心理学】”過度な批判”の事例

次のような批判は

 過度な批判

と言われる内容で、

 自己愛的虐待

として、主に

 ナルシシティックなクライマー

が、他者をコントロールするために用いる手段です。

■ 事例

 1. 「お疲れ!でもさ、なんであのホールドでマッチしたの?普通にクロスムーブでいけたんじゃない?効率悪すぎだよ。」  

2. 「え、グレード更新したの?でもそのグレード、コンディション良かったら普通に登れるやつじゃん。もっと難しいのトライしなきゃ意味ないよね。」  

3. 「あのリード登れたのはすごいけど…なんであそこでクリップしたの?あれ、下手すると落ちてたよ。考え甘いよね。」  

4. 「トップアウトおめでとう!でも足の置き方ダサくなかった?あんな登り方じゃ他のクライマーに笑われるよ。」  

5.「えっ、そのルート登れたんだ。でも…なんで完登までに6トライもかかったの?1トライで登れたはずでしょ。他の人はもっと早かったみたいだけど。」

■ たぐり落ち

1. 「クリップ遠かった?それ、自分の力量不足でしょ。普通はもっといい体勢でクリップできるよ。そういうのも考えられないならまだまだだね。」  


2. 「手繰り落ちのリスク?それを防ぐのがクライミングの基本でしょ。あそこでそんな危ないことするなんて、クライマーとしてのセンス疑うわ。」  


3. 「リスクが高いとか言い訳してるけど、あの場面なら普通にクリップできる人いくらでもいるよ。もっとちゃんと練習しなよ。」  


4. 「あんな遠いクリップに手を伸ばすなんて、計画性ゼロだよね。落ちてたらどうするつもりだったの?危機管理甘すぎでしょ。」  

5. 「そもそもあそこでクリップ遠いって感じるのが問題だよ。身体の使い方とか足の置き方が悪いんじゃない?自分で気づいてないのが一番怖いよね。」  

■ 完璧でなければ愛されないビリーフのクライマーバージョン

1. 「ミスをするたびに、自分がクライマー失格だと感じるんだ。完璧じゃないと誰も認めてくれない気がしてさ。」  


2. 「あのルートで落ちた時、みんなが失望した顔を想像しちゃうんだ。それが怖くて、いつも完璧を求めてしまう。」  


3. 「トップアウトしても、他の人がもっと速く登ったって聞くと、自分が不十分に思えてしまう。完璧じゃないと意味がないんだよ。」  


4. 「失敗するたびに、『自分はこんなもんなんだ』って思われるのが怖い。完璧にやらないと誰も僕を尊敬しない気がするんだ。」  


5. 「あのホールドで迷った瞬間、みんなに『ダメなやつ』だと思われたんじゃないかって気がして、恥ずかしかった。」  


6. 「他のクライマーより少しでも劣ると、自分には価値がないように感じてしまうんだ。だから常に完璧を求めてしまう。」  


7. 「登り終えた後に『ここが悪かった』とか『もっと良くできた』って考えてしまうんだ。完璧じゃないと達成感が湧かないんだよ。」  


8. 「練習でミスすると、コーチにも仲間にも見放される気がする。だから誰よりも完璧でありたい。」  


9. 「毎回、登るたびに『これで自分を証明しなきゃ』ってプレッシャーを感じる。完璧じゃなきゃ存在意義がないみたいなんだ。」  


10. 「たとえ完登しても、小さなミスがあると自分を責めてしまう。ミスひとつで、愛される資格がなくなる気がして。」  

■ 感情を抑圧し、怒りを表現できないクライマーの事例

  1. 「別に悔しくないよ。うまくいかなかっただけだし、まあ仕方ないよね。」(本当は悔しいが感情を押し殺している)

  2. 「ミスはあったけど、それも含めて自分だから。怒るほどのことじゃないよ。」(怒りを否定している)

  3. 「みんな失敗することあるし、自分だけじゃないから気にしてない。」(怒りを他者との比較で無効化しようとしている)

  4. 「なんで失敗したか考える方が大事だし、怒っても意味ないから。」(論理的に感情を封じ込める)

  5. 「あのホールド滑ったのも自分の技術不足だから、誰も責められないよ。」(怒りの対象を探さないようにする)

  6. 「いや、怒ってないよ。ただ、どうしたら次は失敗しないか考えてただけ。」(怒りを分析と偽装する)

  7. 「あそこで諦めたのは自分の判断だし、怒る資格もないよね。」(自己責任を強調して怒りを抑える)

  8. 「ミスはミス。感情的になるより次どうするかを考えた方がいいでしょ。」(理性を優先するフリで感情を押し込む)

  9. 「正直、失敗しても別に何も感じないんだよね。それより効率的にやる方が好きだから。」(感情そのものを拒否する態度)

  10. 「自分のせいで負けたけど、怒っても変わらないから。それに、怒るのってみっともないじゃん。」(怒りの表現を恥ずかしいと感じる)

■ 過度な期待に応えようとするクライマーの事例
  1. 「このルート、みんなに『君なら登れる』って言われたから、絶対に完登しないとがっかりされそうで怖い。」

  2. 「あの岩場を登ったら地元のみんなに認めてもらえるって思うと、何としても成功させなきゃって思うんだ。」

  3. 「友達に『このルートはお前のためにあるようなもんだ』って言われたから、トライしないわけにはいかないよね。」

  4. 「先輩が『君なら簡単だろ』って言ったから、そうじゃなかったら失望されそうでプレッシャーがすごい。」

  5. 「一緒に来た仲間が、僕がこの岩を登るのを楽しみにしてるから、絶対に成功させないといけないと思う。」

  6. 「このプロジェクト、ずっと周りに期待されてたから、登れなかったら自分が恥ずかしいだけじゃなく、迷惑をかけそうで怖い。」

  7. 「他のクライマーが『このグレードなら余裕でしょ』って言った時、登らなかったら弱いと思われる気がして無理しちゃう。」

  8. 「岩場の地元の人たちに期待されてる感じがするから、完登して感謝の気持ちを示さなきゃって思うんだ。」

  9. 「家族が『そのルート、君なら簡単に登れるでしょ』って言ったから、期待に応えないといけないって思い込んじゃう。」

  10. 「登ったらみんなが喜ぶってわかってるから、少しくらい怖くても全力で挑まなきゃいけない気がする。」

■ 感想

これじゃー、

 クリップしてもダメな奴判定、しなくてもダメな奴判定で、結局のところ

 何をやってもダメな奴という判定をしてくる

って意味ですね(笑)。

まぁ、それがナルシストのナルシスト足るあり方ってことなので、そりゃそうか。

人に何を言われても、気にせず自分のスタイルを守って登りましょう。

命は一人一個しかありませんから。

初期のころはChatGPTはクライミング自体を分かっているのかなぁって返事しか返ってこなかったのですが、1年余りでだいぶ成長しました☆


【自己理解】明晰夢 NPD 

■ 日々の研究で、自分軸が弱いのは自己保身のため

で、それは魔女狩りの時代から、

 真実を語る女性は火あぶり

にされてきたからだ、ということが、今日の明晰夢で分かりました…。

実際、それが、九州でのクライミングで、私に起きたことです。

被害妄想ではなく、本当に殺されそうになりました。(祝子川の件)(白亜スラブの件)(北岳四尾根の件)(支点ビレイの件)(四阿屋の件)。

・自分の頭で考えておらず、
・周囲と同調するだけが戦略で、
・リスクを軽視し、
・全く危険予知能力ゼロで、
・危険予知自体をしなくてはならないという発想が欠如しており、

そういう人が

・リーダー

にいます。政治もクライミングも、場所を選ばず、どこでも同じです。日本国というか、儒教国の伝統なんですかね?

それは、そもそも九州では、厳しい自然界が存在していないという事情によるのだということは理解していますが、

だからと言って、相手が死ぬような羽目に追いやっていいということにはならない。(祝子川の件)

だからと言って、カットアンカーでバンバン落ちるクライミングをしていいということにはならない。

だからと言って、25+35を計算できないでリードしていい、ということにはならない。

当然でしょう。小さい種のうちに指摘しないといけない。種から花が咲いてからでは遅いのです。花が咲くというのは死者が出る、という意味です。

■ 明晰夢

このところ、毎晩のように明晰夢を見る。しかも、連荘の夢が多い。

今日は、古いドック(船を修理するところ)のそばのあばら家に住んでいる夢でしたので、植生の様子から、これは、どこかの東南アジアだろうか?という場所でした… 

なんと、階下で、夫が、なにやらスピーチをして拍手喝さいを受けているので、「はぁ~?その計画、私がほとんどやる奴でしょう!やるなら、私に一言断ってからアナウンスしろ!」と、夢を見ている自分からは理解できない外国語…でも内容は知っている…で怒鳴ったら、その男性、つまり、夢の設定では夫…が大慌てで、「ごめん、ごめん、ハニー」と、私を抱きしめに来たのでした… 意外な展開でしたが、しゃーないなー許してやるよ、となりました。

で、起きてから、

 ああ…、修行が足りんなぁ…

 こんなんで許してやっているから、あいつらが増長するんだなぁ…

と起きてから反省するという…。

で、今反省中です。

いくら頭が悪くて気が付かなったとしても、手柄の横取りは、横取りです。

■ あなたは本当はこうしたいんではないですか?と相手の都合を先回りして予想できてしまう=頭が良い=危険予知と同じ能力

人の手柄を自分の手柄にしてしまって、ナルシシズムの供給源にするっていうのを、

 そうしないとつらいんだよね、NPDの人は…

   先回りして同情

してしまって、それが

   イネイブル

になっているのです…。

私の感じる、相手を気の毒に思う、という感情に相手は、都合よく便乗している、利用している、

っていうことです。

夢は連荘で見て、今日も5本立てくらいだったのですが、他に、自分で住まいを作ったのに横取りされる、という夢も見ました…。

■ まとめ

・NPDのイネイブルを辞める ということは、男尊女卑を辞めるということとほぼイコール

・ASDではなく、NPD だ、というところがポイント

・NPDの人は、自分の思いを実現するためになら、脱法でも容易に行う 

・ルールや社会的常識という、欲望への歯止め力が非常に低い人たちで、最初から低い歯止めをさらにハードルを下げるような、”配慮”をしてはいけない


2025/01/03

【日記】ダルバート・NPD・孤児院・ネパール・共依存

■ネパールの孤児院

今日はダルバート食堂で、3000円もする豪華ダルバートを食べた。

隣の席のお兄さんが、ネパールの孤児院の支援をしているとかで、ネパール帰りだったので、現地情報が聞けるか?と思いきや…そうではなく、なんか、自分の自慢話ばかりだった…(汗)。ので、驚いた。

大体、就職活動すら、しないで、誰かのご縁で、こうなった…という話をする人が多い。その誰かに俺は射止められたのだ、俺は特別なんだ…という感じ方をしているみたいなんだよなぁ…

この人の話を聞いて、社会問題の解決も、ナルシスティックパーソナリティーが必要とする「賞賛エネルギーの供給源になる」ということが分かった(汗)。

賞賛なら、なんでもいいってことなのだ。

このお兄さんが話す内容が、自分のことだけで、社会のことではなく、社会に問題があることが彼にとっては、賞賛という自己利益に有利に働いているということに驚いた… 

■デッドベースマネタリーシステム

日本では、お金余りが長く続き、起業は歓迎されることが多い。出資者も多い。それは、ひとえにデッドベースマネタリーシステムのためで、借金をしてくれる人が利率を稼いでくれるからだ。お金を作っているのは借金である。したがって、お金を借りてくれる人はカモである。

参考:https://youtu.be/xHnKi44jea8?si=4cm494_ArPynLoXB

だから、起業を志す若い人は、善意を利用されて、用済みになったらポイされることが多いよなぁと思い、実は気の毒に思っていたが…。NPDは単細胞ということも言えるかもしれない…。利用されていることにも気が付けないのかもしれない…。

■ なぜ孤児が絶えないのか?

ネパール人のミランさんに、なぜ戦争でもないのに、ネパールで孤児が増えるのか?と聞いたら、なんと、母親が子供を捨てて、再婚を選ぶため。

再婚すると、前夫との間の子供は、もれなく捨てられるという…(汗)。まるで、ツキノワグマみたいな生態らしかった…。普通は、子供を連れて結婚し、義理の家族ができると考えるのだが…。

ので、文字通り、親に捨てられる、というのが、ネパールで起きている、孤児の事情らしかった。そんな非文化的な仕組み、孤児院を作るより先に、社会の習慣や法の整備を先にしろ!!って感じだと思った。

普通に合理思考ができれば、そう思うでしょう… 

なぜなら、それに取り組まないで、孤児院を運営しても、逆に

 子捨てを助長

するだけになってしまう。ちなみに、この助長することをイネイブルという。

要するに 「ネパール孤児院」と「先進国のNPOで食べている若者」は、共依存関係ということになっている…(汗)。

ということが、短い世間話の中でも、分かった‥‥(汗)

悲しいのは、少なからぬ、日本国民の血税が、こうした活動に流れていること…

その若者曰く、「日本は豊かな社会だから、そういうことが言えるんですよ…」だったが、認知が間違っていると思った。

貧しいから女性が男性の収入に依存しなくてはいけないのではない。男尊女卑だから、なのである。すべてを富の有無に帰結するのはおかしい。働かない奴はどこでも働かない。それでも食わねばならない。

子捨てが、他の男とくっつくため、という理由で、くっつくのが貧乏を抜け出るためだったら、最初から子供を作らないで、ただ普通にカップルでいれば、何回くっついたり離れたりしても、何の問題もないわけなんで。

というわけで、この若者は、思考回路のネジが一個抜けているんじゃないか?とおもった…

これは、クライマーとしゃべっていてもよく思うことだ…。やっぱりロープは60mですね~って…35+25は60なんで…60mロープで登っても、登れませんよ…。

しかも、店主のミランさんが、その若者を高く評価しているようだったので、なんか、なー… ミランさんは、人が好過ぎて、事実関係が理解できなくなっているのではないだろうか?と思った。

ちなみに世界中のNPOやNGOでこういうことは起きており、勘が良い人であれば、あれ?なんか変だなとすぐに気が付く。

その怪しさは、共依存関係だったり、あれ?これマッチポンプでは?ってことだったりで、最近の私の世界史および金融の勉強の成果によると、結局のところ、アメリカのディープステート(顔が見えない、FOMCの株主で、アメリカの通貨発行権を握っている人々、および軍産複合体とヘッジファンド)が、作り上げた仕組みの一つであり、世界の各地に散らばるNPOやNGOは、〇〇財団の手下として、莫大な富を少数の人が永遠に握りしめるための小道具…マネーの隠し金庫だったり、節税手段、にされてしまっている。結局、NPOやNGOは善意という皮を着た乞食同然のことになってしまっている…。

もちろん、そうでない組織も散見はされるが、活動の内容を見極めないと、ただNPOだから、ただNGOだから、善意で適正な運営がされている、というのは、大間違いである。

赤い羽根共同募金のような詐欺まがいのファンドライジイングをしているところもあるし、WHOだって、コロナ禍でトンデモと判明したのだ。

素敵な山小屋だと思って、高感度高し!と思っていた晴嵐荘もブラック経営だったみたいで小屋番が、もう無理ですアップをしていた…。小屋運営も善意だけではやっていけない。

…というので、正月早々、はぁ?な出来事な今日のランチタイム。

   動画を視聴しないといけないのだが、何か手を動かしていないと頭に入らない

【クライミング心理学】頼りにならない山岳会ニアイコール身勝手な親

【身勝手な親・アダルトチルドレン】身勝手な親への恨みを手放す方法【心理カウンセラー・南ユウタ】

■ これだな。

親だと、子供のお金の使い込み、という形で、

  本来、守ってもらえるはずの親から守ってもらえない子

という体験が

  本来、守ってもらえるはずの山岳会から守ってもらえない新人

というデジャブー体験になったんですねぇ…

納得した。

■ 山岳会そのものが新人クライマーを命のリスクにさらしています

下部核心の課題に取り付かせられる、とか
カムなしで比叡に取り付かされる、とか、
だらりんビレイで登らされる、とか
支点ビレイで登らさせられる、とか
雪上訓練なしで、いきなり冬山合宿とか、



と弾劾されるような山岳教育しかなかったよ… 九州…。

まじやばいですので、環境変えたほうがいいです。

指導者側が反省する、というのが大事なことです。これじゃ、山をやろうという新人さんが育つどころか、殺されていってしまいます。

合法的殺人と言っていいですよ、危険だ、と予見できる場所に、

 だいじょうぶ、だいじょうぶ、行って来たら~

と、薦めるということは…。

一貫山で、一人のおじちゃんが、太った年配の女性に山頂にある岩場のクラックを登るように薦めていましたが…。

見たところ、その太ったおばちゃんは、そのワイドクラックをとても登れるような体形ではなかったので、そのおじさんに、「こんにちは。私は、登山ガイドですが、知らない人に、岩を登るように薦めるなど無責任ですよ。そのせいで怪我をしたらどうするんですか?」と注意すると、そのおじさんは

「実は私は初めて山に登りました」

と言っていました。

 九州男児の責任感

なんぞ、その程度なんですよ…。これが悲しい現実です。山の世界のレベル低下は、目を覆いたくなる事態なんです。

上位山岳団体の方には、現実に目覚めてほしいです。 

いい子でいる場合ではありません。

2025/01/02

【ボルダリング】みんなで上手くなろうぜ


まさしく正論。どうやってひろゆきの声を作ったのだろう…?

【クライミング心理学】自己敗北性パーソナリティ

■ 自己敗北性

 これかもしれません。

事故敗北性パーソナリティ障害(Self-defeating Personality Disorder)を持つ人物の行動として、良い出来事の後に抑うつ、罪責感、または苦痛を感じ、その結果として自分に対してネガティブな行動を取るようなケースを以下のように例示できます。

物語の例

登場人物: 山本さん(仮名)、30代前半、広告業界で働く女性

シナリオ

山本さんは、長年の努力が実を結び、念願のプロジェクトマネージャーに昇進することが決まりました。この成功は、彼女にとって大きな喜びであり、同時に長年の苦労が報われた瞬間でした。しかし、彼女の心の中にはすぐに不安と罪悪感が湧き上がりました。

成功のニュースを同僚に伝えると、彼女はみんなに祝福されますが、その祝福の言葉の裏に潜む「自分は本当にこのポジションにふさわしいのか?」という不安が彼女を押し潰します。心の中で、「私は他の人よりも優れていないのに、こんなに大きな役職をもらってもいいのだろうか?」と感じます。

数日後、山本さんは突然、プロジェクトの進行中に必要な資料を提出し忘れてしまいました。それにより、チームの一部で作業が遅れ、会議で上司から軽く注意されました。彼女はその失敗に激しく自己批判し、「どうして私はこんなにダメなんだろう」と深い罪悪感に苛まれます。

さらに、彼女は以前、上司から自分に対して期待されることにプレッシャーを感じたことがあり、そのプレッシャーが再び心の中で膨れ上がります。「私はただ失敗してしまっただけなのに、それを恐れて仕事に集中できなかった」と感じ、自己批判は強まるばかりです。

その夜、山本さんは普段なら絶対に取らないような行動を取ってしまいます。彼女は飲み過ぎ、無理に自己を忘れようとします。普段なら真面目で計画的に過ごしていたはずが、突然の反動で自己破壊的な行動に走ってしまいました。

結果とパターン

この物語で見られるのは、山本さんが成功を手に入れた際、素直にその喜びを受け入れられず、自己批判や不安、罪悪感に苦しんでしまうパターンです。彼女は自己価値感に大きな不安を抱え、良いことが続くと「それにふさわしくない自分」を感じ、無意識にその成功を自己破壊的な行動で無理にでも抑えようとしてしまいます。これが事故敗北性パーソナリティ障害の典型的なパターンです。

このような人は、自己否定的な思考パターンが強く、幸福や成功が自分には「不相応だ」と感じ、無意識にその幸せを遠ざけようとする傾向があります。彼らは自己批判に基づく強い罪悪感を抱き、成功に対して報いを感じることが難しくなります。

■ クライマーバージョン


クライマーバージョンの物語例(自己敗北性)

登場人物: 高木さん(仮名)、30代後半、クライミング歴15年の中級クライマー

シナリオ

高木さんは、長年挑戦してきた高難度の課題をついに成功させました。この成功は彼にとって夢にまで見たもので、クライミング仲間からも大いに祝福されました。当初は達成感を感じていた高木さんですが、その感情はすぐに複雑なものに変わっていきました。

「自分がこんな課題を成功させるなんておかしい。本当に実力があったわけじゃないのかも」と、自分の成功を疑い始めるのです。さらに、「他のクライマーが努力しているのに、自分が先に達成してしまって申し訳ない」という罪悪感まで抱くようになります。

数日後、彼は練習中に注意を怠り、普段なら問題なく登れる簡単なルートで手を滑らせ、足を捻挫してしまいました。この怪我は結果的にトレーニングを休む口実となり、彼は「やっぱり自分はこの程度のクライマーなんだ」と自己否定の気持ちを強めます。

その後、彼は仲間との交流を避け、「自分の成功が他のクライマーを不快にさせているかもしれない」と勝手に思い込み、孤立していきます。また、新しい課題への挑戦も避けるようになり、「無理をして怪我を悪化させたら困るから」と自分に言い訳をしますが、実際には新たな失敗への恐怖と罪悪感が影響しています。

結果とパターン

この物語では、高木さんが自己敗北性パーソナリティの典型的な行動パターンを示しています。成功により一時的に幸福を感じても、それを素直に受け入れることができず、自ら罪悪感や不安を増幅させる行動(怪我や孤立)を取っています。

彼は無意識に自分の成功を否定し、「自分にはそんな価値はない」という思いを強化しています。これにより、達成感を得るどころか苦痛を感じる結果となり、クライミング活動そのものへの意欲も低下しています。

このケースは、自己敗北性パーソナリティの特徴をクライミングの文脈で示しており、個人の心の葛藤がどのように行動や結果に影響を与えるかを浮き彫りにしています。

■ 考察

これが、

  • せっかくUIAAに誘ってもらったのにBMCトラッドフェスに行かなかったり、
  • 翻訳の申し出を断ったり、
  • その後、怪我を作ることになった

原因であるような気がします。


【クライミング心理学】クライマーのいじりとパーソナリティ

 最近、ChatGPTの利用に習熟してきました☆

■ グレード至上主義の弊害が、自己愛の傷つき のあるクライマーの量産だと気が付いたので… ありがちなイジリのシーンを再現してもらいました。

人物像の具体例(クライマーバージョン)

名前: 涼介
年齢: 32歳
性格: 仲間内でムードメーカー的な存在だが、場を盛り上げるために無意識に他人をいじることがある。クライミング仲間との絆を大切にしているが、相手の感情に鈍感な面も。
行動例: クライミング中や飲み会で軽口をたたき、思わぬ反発を受けると気まずくなり、落ち込んでしまう。


シチュエーション

クライミングジムで仲間とセッション中に、涼介が恋人の真奈を軽い気持ちでからかう。

涼介: 「真奈、いつもそのムーブで失敗するのに、まだチャレンジしてるの?やっぱりもうちょっと鍛えた方がいいんじゃない?」
仲間A: (笑いながら)「涼介、結構辛辣だな。」
真奈: 「ちょっと涼介!そういうこと言わないでよ。私だって頑張ってるのに!」
涼介: (戸惑いながら)「え、冗談だよ。そんなに怒ると思わなかった。」
真奈: 「みんなの前でそんなこと言われたら恥ずかしいに決まってるでしょ!」
涼介: (しゅんとしながら)「…ごめん。悪気はなかったんだけど…。」


その後の行動

その日の夜、涼介が落ち込んで真奈に弁解する。

涼介: 「さっきの、本当にそんなに嫌だった?俺、ただみんなで盛り上がれたらと思っただけなんだけど…。真奈がそんなに気にしてるとは思わなくて。」
真奈: 「もういいけど、次からは気をつけてね。」
涼介: (さらに意気消沈して)「うん…。俺ってダメだよな…。せっかく楽しい場だったのに、台無しにしちゃった。」


まとめ

このように、涼介はクライミング仲間との場を盛り上げたいという思いから軽口を叩きますが、それが恋人や仲間の感情を害し、結果として自責の念にかられる人物像です。

これは、自責の念に駆られる普通の人。

■そうでない場合の心理学的分析。

自責の念に駆られない場合、その人物のパーソナリティとしては以下の特徴が考えられます。


1. 自分中心的・鈍感な性格

他者の感情に気づかず、相手が傷ついたり怒ったりしても、自分の言動に問題があったとは考えないタイプ。

  • 特徴: 他人の反応を深く考えず、「相手が大げさに捉えているだけだ」と思う。
  • : 「なんでそんなことで怒るの?冗談だって言ってるのに。」

2. ユーモア至上主義

場を盛り上げることを最優先に考え、自分の言動が他人にどう影響するかをあまり意識しない。

  • 特徴: 自分の言葉が「場の雰囲気を良くした」と捉え、相手の不快感を軽視する。
  • : 「俺が言わなかったら、みんなもっとつまらなかっただろ?」

3. 責任転嫁傾向

問題が起きても自分ではなく、相手や状況に原因があると考えるタイプ。

  • 特徴: 自分が悪いと感じることが少なく、相手の「受け取り方」の問題だと思う。
  • : 「そんなことで気分を悪くする方がどうかしてるよ。」

4. ナルシシズム傾向

自分の発言や行動に自信を持ちすぎており、他人の反応を気にしない。

  • 特徴: 自分の言動が正しい、面白い、必要だと考え、批判されても気にしない。
  • : 「俺のジョークを理解できない人がいるんだな。」

シチュエーション例(涼介の別人格版)

クライミングジムで恋人の真奈をからかう場面。

涼介: 「真奈、またそのムーブで失敗してるの?学ばないなー(笑)」
真奈: 「そういうこと言わないでよ!みんなの前で恥ずかしい。」
涼介: 「え、みんな笑ってたじゃん?気にしすぎだって。」
真奈: 「もういい。気分悪い。」
涼介: (気にせず)「そんなことで機嫌悪くなる方が問題だよ。まあ、次は頑張れって。」


結論

自責の念に駆られない場合、相手への配慮が欠けているか、自己中心的な性格が強いと考えられます。周囲との関係を築くよりも、自分の価値観や考え方を優先する傾向が見られるでしょう。

あはは、これが私に起こったことですね!

殺されてたら、一発アウト。次ってのは、ないんですよ、クライミングには。

ChatGPT様で癒されました☆

【クライミング心理学】本当の男らしさって何なのでしょう?

【伊藤貫の真剣な雑談 年末SP】伊藤貫×水島総「来年はどうなる?アメリカと世界」 [桜R6/12/30]

山梨→クライマー化→福岡転勤→失業→白亜スラブ(失望)→フレッドベッキー化→新NISA

と辿って、2024年に出会った伊藤貫先生… わざわざ東京まで講演会に出かけて行ったのですが…講演会ではあまりめぼしい情報はなく、先生は日本の政治家にはお詳しくなく、アメリカ史との関連で、あくまでに日米外交におけるアドバイスができるだけなんだ…と思いました。

しかし、海外にクライミングに行くにしても、世界情勢を知らないと、パキスタンで拉致されたトミー・コードウェルみたいな羽目になりますよねぇ?

みんな見ましたよね??? DawnWall… え? 見ていない?見ましょう。

大体、どんな作品を見ても、ど根性とスポ根以外の価値観を拾い上げる能力がないかのようなクライミング界…

スポーツとしてのクライミングだけをクライミング業界が30~40年にわたって、強化し続けたつけって感じです。

だから、クライミング先に言っても、例えばヨセミテに行っても、クライミング以外の何もできるようになって帰ってこない… ヨセミテと言えば、アメリカの自然保護の発祥の地です。写真家アンセル・アダムスの美しいヨセミテ渓谷の写真を見に、サンフランシスコ市内まで、アンセル・アダムスミュージアムを見に行く人はどれだけいるのでしょうか?

レッドウッドの森は非常に美しく、サンフランシスコ近郊です。レイクタホでは、ハウスボートにお泊りして、バケーションを過ごすアメリカの平和な家族生活が垣間見れます。

そしてゴールデンゲートパーク!ヒッピームーブメントの聖地です。グレードフルデッドの集会があったのもGGPだったと記憶しています。

ああ~またサンフランシスコに住みたいなぁ… 6回も引っ越したので、町の中には詳しいです。

あ、話がそれました。何が言いたかったか?というと…

 チョークのメーカーはどれが効きがいいか…

みたいなことに終始している日本のクライマー男子が…超かすんで見えるよ~ということです。

伊藤貫先生が話しているのは、世界の大局… クライマーが話しているのは、ミクロもミクロのいいところ、岩場でどっちの粉が良く止るか… うーん。現実逃避って奴なのか、アドレナリン中毒って奴なのか…一体どっちなんだろうか…。

日本男児よ、頑張れ。少年よ、大志を抱け。大志ってのは、5.17を登ろう!っていうのではなくて、多くの人を救う!ってのが大志なんですよ。

だって、男性性、つまり、男らしさって、自分が大事に思う人を守れること、守れる強さにあるんですよ?

逆に、自分が助けてもらわないといけないお荷物、脅威になってどうする?

【スピリチュアル】檻に入っていた!

 This is so true!


2025/01/01

【クライミングによる地域おこし】【空き家の学習】地方の空き家をめぐる深刻な情勢

 ■ クライミングで集客???

私は、日本の岩場が世界のクライマーに登られている事実を山梨時代に知りました。今から10年以上前です。

しかし、こうした事実は、地元の商店主の方たちには伏せられているようで、今となっては閑古鳥が鳴く、地方の観光地にとってはもったいないことだ…と思っていました。

昭和の観光客が目白押しのころに、クライマーが来たら迷惑かもしれませんが、閑古鳥が鳴いて30年みたいな現代では、クライマーが落としてくれる500円、1000円でもありがたいかもしれないし、世界の超有名クライマーが来てくれる、となれば、むしろ、有名な岩場となり、集客になるかもしれないからです。

当時の記録:

https://stps2snwmt.blogspot.com/2014/11/shosenkyo-gorge-climbing-magazine-usa.html

私の考えでは、小鹿野町に、クライミングによる地域おこしを提案した平山ユージさんも同じ思いなのではないか?と思います。

■ 地方の空き家に法改正で動きが出そうです

しかも、こうした岩場は、ゼロ円物件… 一般的な市場価値という目で見たら、二束三文の場所にあるのです。

事例:不動産Gメン

https://youtu.be/mwzIXzKWQW0?si=cW-1tYBB2ZDKdvZp

この動画によると、

・田舎であればあるほど、子孫に財産を残そうと家は立派であるが、むしろ、負動産になってしまって土地だけのほうが良いくらい

・小規模の取引だと、不動産業者からは手数料収入にはならなかったが、法改正で800万円以下でも、30万円×1.1%の手数料収入を求めることができるようになった。

ことで、地方の不動産に動きが出そうです。

■ ゼロ円物件?

インターネットには、家いちばを始め、ゼロ円物件というような格安物件のサイトがあります。

目先の効くクライマーであれば、まだそこが岩場に近いと気が付いていない人が多い間に引っ越してしまうのも、良いかもしれません。

家いちば

https://ieichiba.com/board

例えば、奥秩父で280万円で別荘が売りにでています。

https://ieichiba.com/project/P202401192%E7%9A%86%E9%87%8E%E7%94%BA%E4%B8%89%E6%B2%A2N

ゼロ円物件

https://zero.estate/category/zero/koushinetsu/

■ 負動産を掴まない

しかし、これらの物件情報サイトでは、

 経費のほうが掛かり、収入にはならない物件

 そもそも、物件価格が高すぎる物件

も多く掲載されています。 

平均所得が200万円程度の過疎の田舎に、5000万円大豪邸を立て、その物件を3000万円で売るとどうなると思いますか?買う人は、田舎の人でしょうか?昨今だとお金が余っている中国の人になりそうですよね?またその家に越してきた人が、所得レベルが大きく違う周囲の人たちと仲良くできそうか?というと?推して図るべし。

また別荘は要注意で、物件価格がゼロ円でも、管理維持費で一年何十万円か、かかります。

マンションも同様で、私たち夫婦は転勤中ですので、住んでいない自宅マンションに、管理費や修繕費など、年間30万円くらいのコストをかけて維持しているので、維持費分の赤字です。

余談ですが、転勤では、さらには、本来払わなくてよい家賃を別に払わないといけない。しかも、転勤が続けば、夫婦の片方は失業します。

これだけ不都合が重なるのが、転勤がない正社員の職が昨今、求人広告に出る理由ですね。

■ サーフスポットから住まいを探す

さて、不動産に話を戻しますが、サーフィンのための移住が盛んになった結果、このようなサイトもあります。

サーフスポットから住まいを探す

https://www.athome.co.jp/particular/surfing/

このATHOME社には、私から、クライミングスポットから住まいを探す、という提案もしていますが、返事はもらっていません。

個人的には、このような活動が、クライミングによる地域おこし、です。日本は会社文化なので、三井物産九州支社〇〇 ○○ という名刺を持っていたころは、こうした活動で、返事をもらわない、ということは考えにくく、必ず何らかのアクションが帰ってきていましたが、現在は、フリーランスですので、無視されています(笑)。

しかし、大手の不動産業者が気が付いてしまえば、不動産価格は上がってしまい、貧乏なクライマーは買えなくなりますので、みなさん、探すなら、今の内です(笑)。

■ では物件の適正価格はいくらなのか?

需要と供給で価格が決まります。いくら大豪邸でも、住みたい人がいなければ、その物件の価値はゼロ円なのです。

古民家再生協会というところが、古民家再生プランナーという教育講座で、ざっくりとした古民家価格の判別法を教えています。

ーーーーーーーー

住んでくれる人が見つかる賃貸価格 × 100 が 物件価格です

ーーーーーーーー

もし、3万円なら住んでもいい、と考える人がいたとして、それに100をかけた300万円が物件価格です。

■ 利回り

また古民家の適正利回りは12%です。

なぜなら、保全費用が高額だからです。

一般的な不動産の適正利回りは4%とされています。利回りだけを見ると法外ですが、ほとんどは、修繕費用に回されてしまいます。

■ 1.7万円の家賃が最安値

私は九州の過疎の村…日向神の岩場がある過疎の村で、ゲストハウスキーパーとして、”無償労働”をしたことがありますが…バイト代を払う体力は、そのようなゲストハウスにはありません…(笑)

そして、結局、分かったのは、過疎地では、一泊3000円で運営しても、お客さんが来ない…ので、ゲストハウスでは生活が成り立たないということでした。

■ そもそもそこに来る理由がない

そもそも、お客さんが来たい!と思う活動が、その場所にない限り、お客さんは来ませんよね? 

そこはお茶農家でしたが、お茶積み体験では、4月の一瞬しか部屋は埋まりません。

そのゲストハウスには、クライミングという活動が集客につながることを教えましたが、現地のクライマーは、通いのクライマーなので、そのゲストハウスに宿泊する意義はありません。

したがって、県外のクライマーを対象にする必要がありますが、そのゲストハウスでは、遠方のクライマーにアピールする方法を知りません。

■ 一日6000円の収入では、非課税世帯へ転落

年間トータルして、一日2人お客さんが来ても、365×0.6万円=219万円。

休みは考慮しなくて、ですよ? 日本の所得としては最下層です。私は一日8時間フルタイムで働いて、大都会の大阪でこの収入だったことがありますが、都会では確実に何も残らない収入です。

田舎なら物々交換なので、ギリギリ何とかなります。

だだし、田舎でも、ガソリン代はかかるので、現金が必要なので、やはりギリギリは否めません。

暖房費がかかる地区ではかなり厳しいでしょう…

■ 非課税所得

ちなみに、非課税世帯と言って、課税されないレベルの貧乏さ、というのも、作り出すことが可能で、ヒッピーの人たちの間では、普通に行われています。

https://youtu.be/TPCzFCq6kiQ?si=QZ_Mm62hLQFp6Efy

子どもを産み、育てることも可能です。子供の頭数の分だけ、非課税の枠が広がり、子供たちは無償の教育を受けることができ、海外留学などの制度も無償で利用できます。

私はこのような手段は思いつきもしませんでしたが、知っていたら良かったなぁと思ったりしました(笑)。

都会でワーキングプアをするよりも、田舎で非課税世帯になるほうが、豊かな生活を送れると思います。

ただし、暖房やガソリン代に多くに支出があるようなライフスタイルでは難しいです。

山でテント泊するような生活、あるいは山小屋暮らし、みたいなのが、365日続くと思ってもらったらいいと思います。私は天草でやってきました。住んでいる家は手作りの掘っ立て小屋でした(笑)。これも無償での労働提供です。

寝ていると、お布団の上に月あかりが縞々に映って…2月です。それでも、ー25度でテント泊していた経験値があったので、耐えれました(笑)。

普段はチェーンソーで、落穂ひろいのように、捨てられた材木を拾って薪にする生活でした。

私的には、山の掃除屋というライフスタイルが気に入ったのですが…これを地でやれる人は、現代の都会のジム上がりクライマーには、少ないのかもしれません。

■ ”住んでくれる人が払える額”が、不動産価格を決め、地域経済力を決める

結局のところ、

 住んでくれる人が出せる額、

が、その物件の価格であり、その土地の経済力の基盤です。

現代日本の最下層が払える金額はいくらか?ということが次なる問いになります。

私が経験した範囲では、同じく八女で成功している事例では、1.7万円まで下げれば、共同生活で、多くの若者が、無職であっても最低限の家賃コストとしても払える金額でした。

ネット検索で不動産市場を見ればわかりますが、どんなに家賃を下げても、3万円が最安値です。2万円があれば、かなり、めぼしい物件ということになります。

私の大阪豊津での生活でも、長屋でトイレ共同風呂なしで3万円で、それより安い物件は見つけることが自体が難しかったです。その時の所得が150万円でした。

従って、都会での最貧層で3万円であれば、半額の1.7万円前後というのは、無職の若者を支援する親の側がいるとしても、負担として最低限の額である、と想像することができます。

(念のため、誤解がないように言っておけば、親に仕送りされている今時の若者は、家賃6万のワンルームに住んでいることが多いです。私が学生の時代でも、長屋にしか住めない私のような人は例外的に貧乏人でした)

■ 時給の差

東京都の最低時給は現在 1163円です。山梨県の最低時給は988円。

私がいた八女は、941円です。八女で17000円の家賃で、引きこもりの若者が楽しく田舎暮らしを満喫出来ていた様子を見てきましたが、平均時給に照らし合わせて、家賃をスライドさせると、5%平均時給が高いわけですから、17850円が同レベルということになります。まぁ私的には誤差の範囲だと感じますが。

■ 山梨県には仕事がない?

山梨県には仕事がない、というのは、私のようなハイスキル人材にとって仕事がないだけです。自分で自分をハイスキル人材などと呼んで申し訳ありませんが…DODAでの検索結果では、TOEIC900で検索するとヒット数ゼロです(笑)。個人的経験で、前回の山梨転勤の時に、ハローワークを尋ねましたが、職員の方の話でも、ハイスキル人材需要は山梨にはないという話でした…仕方なく、東京へ出稼ぎに行くことになりました。

山梨では、一方、体力自慢のクライマーに向いた林業や農業での仕事は豊富なのではないか?と思います。

林業や農業は、かなりしきいが高いと私自身も感じ、自分で実験をしてみましたが、チェーンソーでの伐倒を一日8時間ぶっとおしでやるという従来型の林業は無理ですが、自伐型林業で、日当を山主にもらいながら、間伐する、という仕事や、作業道作りは、女性でも可能かもしれません。もちろん、ショップ店員などと比べたら、体力負担が多いことは当然ですが…

■ 田舎での仕事のありよう

田舎の仕事のありようは、田舎に住んで現地の人と交流して見ないと分かりません。

7年の前回の転勤の間に、ブドウの収穫手伝いや、桃の摘果、個人で畑を借りて農園をやる、などのチャレンジをしてきましたが、甲州市では百匁柿の干し柿が収入になりますし、明野では葡萄、南アルプス市では、サクランボやスモモの施設園芸と収入減になっている産業が地域の中でも細かく分かれており、住んでみないと、飯の種が分からない、というのが正直なところです。

また、地域の困りごと、事態も、住んでみないと分かりません。

ですから、従来型の地域おこし協力隊のように、〇〇をする、と決めてかかっても、その思い込みが地域の実情と合わなかったりもします。

これまで、クライマーは、結局のところ、地域のことは度外視で、わー岩だー!と遊んでいただけで、

 地域のお店に、お金を落とさない → だってコンビニしか開いてないんだもん

 地域の人と交流しない → だって、クライミングの話しか興味ないんだもん

という態度しかとってこなかった。しかも、

 クライマーってビンボーなんです~ まけてちょ

と、クライマー割引は求めても、クライマーの側が地域の人へ収入をもたらすという貢献のほうは、考えてこなかったわけです。

まぁ、この辺は世界のクライマーも同じです。ラオスでは、地元への利益還元を行わなかったため、放火3回されているそうです。GCHが一人勝ちだったためです。

色々とGCHの本(英語でしか読めないですが)に書かれていました。

以上で、考察を終わります。社会人として最低限の責任はクライマーにも求められます。

自らの意思で非課税世帯になるとしても、それは意思であり、被害者ではありません。

現在日本の労働市場は求人であふれており、人材は不足していて、失業率は2%です。

福岡ではさんざん若い奴に募金してきました。

今の時代、貧困であるのは、就職氷河期世代に当たる40~50代であり、売り手市場の20代ではありまえません。