今日は、心理学的に新しい気づきがあったので、時々更新することに決めました…
■ そこまで優秀でない人についての理解
今日は、スケートで突然上手になって3日目ですが…いくつか男性に関しての気づきがありました。
1)習わない人は万年初心者
今日見たパパさんは、基本のキが分かっていない人でした。でも、滑れはします。
スケートって教わらないで滑ると内またで、全く正解と正反対なんです。正反対のまま、スピードを上げて行こうと頑張っているようでした。
強情で、他の人から学ぼうという気がないみたいでした。
2)全く滑れていないのに、自分は上手だと勘違いする人もいる
たぶん、彼は、今日滑っていた人たちの中で最も下手くそだと思いますが、全くその自覚がなく、監視員の人に質問して、滑り方のコツを教えてもらう意識はないみたいでした。
そして、私と目が合ったとき嬉しそうだったので、打ち解けた気分に私としてはなったのですが、彼は全くその後、監視員の人からアドバイスを受ける気がないようだったので、単純に私の注意を得たことが、うれしいだけだったみたいでした。
つまり、
偽の共感、偽の打ち解け
でした。これ、相手が喜ぶと、こちらもうれしくなる、というHSPが、ナルシストにすら、共感を与えてしまう理由になっているかも。
3)ナルシストでなくても、自己客観視は弱い
今日は、身に着けたストロークという技で滑っていただけですが…基本は内またではなく外またです。
一緒に滑ってくれた赤ジャケットのお兄さんは、私にいろいろ教えてくれましたが、あとでそのお兄さんの滑りを見ると、もしかしたら、私より下手だったかもしれません…
ただそのお兄さんからはナルシシズムは感じませんでした。
私もそこまで上手なわけがないのですが…彼の滑りを見ると、私が彼の滑りをしていたら、私は自分が滑れている、という実感にならないかもしれません。したがって人にアドバイスをしようとも思わなかったかもしれません。
これは、矢筈岳で若い男性クライマーが、クラックの10cに2時間半くらいかかっていたときとのデジャブー感がありました。
自己が思っている自分の優劣が、正確なモノより、”優”に傾いていそうでした。
偏差値30なのに、偏差値50と思っているみたいな感じです。
なので、誤解を生む可能性がありますね。下手くそなほうが上手な方にアドバイスしているみたいな感じです。
これが、クライミングでも起こったかもしれません。
3)90点でも不満 95点が普通
もしかすると、私は、自分が出来ている、という実感を得るのに、一般的な人よりも高いレベル(95点)を自分に要求しているかもしれません。
自分にとって普通だ、と感じるレベルが、高いということです。95点で普通に感じる。
というのは、実際、80点なんて取ったことないからです。90点でも低いなと感じる。
他の人は、私の半分くらいのスキルや能力でも、「俺、出来ている」と感じるのかもしれません。70点でも出来ている。
私の脳内親が厳しすぎるのだろうか?理想が高いのだろうか?あるいは、期待が高いのだろうか?
あるいは、一流を見過ぎて、脳内コピーのイメージが超一流相手に作られているためだろうか?
■ まとめ
クライミングを振り返って、
一般的な男性クライマーは、自分基準で登れている、と感じるレベル感が、現実と全くマッチしていない、
ということを実感しました。
ほとんど全員が、自分は登れている、と思っているときに、現実的には、きちんと登れてはいません。
自己肯定感が高すぎる、という風に私は表現していましたが、
自分の実力を客観視する力が、全般的に弱いのではないか?
と思います。
一方、逆に、私は、傍から見たら、スイスイ登っているように見えていたように思います。
でも、登れている、登りが得意だ、という判定を自分に下したことはあまりないです。
まだ3日前からの出来事ですが、スケートではスイスイ滑っているような気がします。