https://note.com/kinny2021/n/n257ebf9c31dd
いや~、長かったです。もうすっかり別人ってくらい心理学に詳しくなりました。
専門をNPDアビュースにしようかなってぐらいです(笑)。
NPDの人の問題は自分がNPDだと気が付いていないことです。
https://note.com/kinny2021/n/n257ebf9c31dd
いや~、長かったです。もうすっかり別人ってくらい心理学に詳しくなりました。
専門をNPDアビュースにしようかなってぐらいです(笑)。
NPDの人の問題は自分がNPDだと気が付いていないことです。
白亜スラブ等で私の身に起こったクライマーの過失の心理をChatGPTに解析させたものです。
世間が期待するより精神的に未成熟な状態で、現代クライマーたちは岩場に来ています。
瞬間風速グレードに基づき「自分でも登れる」と過信する
初級ルートを軽視し、ピッチ長・ロープ管理・支点の吟味などのリスクを学ばないまま上級ルートにチャレンジする
心理学的には「自己過大評価バイアス」に近い
失敗や危険の責任を、パートナーや経験に転嫁
「事故になってもそのクライマーの自己責任」という暗黙の思考が前提
スケープゴート思考=奴隷ヤー探し
加害者保護の心理に似る=”俺を選んだのはお前だろ”
危険な行動をとった後に「予測できなかった」「事故は仕方ない」と合理化
認知的不協和の軽減メカニズム
心理学的には「防衛機制」の一つ
自分がリードすることで自己顕示したい
そのために相手をコントロールしたい(奴隷ヤー)
他者に依存させることで、自分の価値を感じる
クライミングでは「リード権の力学(リードする側が偉い)」と重なる
危険の正確な評価ができず、自己責任範囲を理解していない
経験年数と安全行動のスキルがまったく比例しない場合が多い
心理学的には「認知バイアスと技能の不一致」と整理できる
💡 ポイント
加害者心理の本質は「意図的な悪意」よりも、多くの場合 認知の偏りや防衛的思考パターン にあります。だから心理学的には、加害者を攻撃するよりも 責任の切り分け と 安全行動教育 に焦点を置くことが重要です。
危険行動の判断・実行:ピッチ長・ロープ管理を誤った場合、その責任はリードクライマー自身
安全確認の怠慢:支点・ギアの確認不足、パートナーへの情報提供不足
過信・油断:経験年数や体力に基づく自己過大評価
心理的影響:他者への不安・恐怖・ストレスを生む行動は、加害者の判断結果として生じる
選択の責任:登攀パートナーとしての判断や準備の可否を検討する責任
事前確認:情報不足や不安の伝達、合意形成の努力
限界の自己認知:自分のスキル・体力・経験を正確に評価し、無理なリードを避ける
※重要:ここでの「被害者側責任」は 危険行動そのものの責任ではない
→ 加害者の行動が原因で事故や危険が発生している場合、最終的な責任は加害者にある
能力過信
「クラックなら大丈夫」という自己過大評価
責任回避・他者依存
「選んだのはお前のせい」という心理で、加害者の責任を心理的に軽減
自己正当化
危険行動後に「事故は仕方ない」「想定外」と合理化
支配・優越感
リード権を握ることでパートナーを心理的に依存させる傾向
学習不足・経験の偏り
経験年数があっても、危険認知や安全スキルが決定的に不足している場合がある
💡 まとめ
危険判断・行動の責任は 加害者にある
パートナーは「自己防衛の範囲」で選択や確認を行う
心理学的には加害者心理を理解することで、非難ではなく 安全教育や対策 に視点を移せる
このケース(リードクライマーがロープ長を計算せず、ピッチを超過して危険に晒された)で考える安全教育と対策は、大きく分けて 技術面 と 心理・判断面 の両方です。
項目 | 内容 | 具体策 |
---|---|---|
ピッチ計算 | ルート全体の高さとロープ長の確認 | 事前にマルチピッチ表を作成、余裕を持った計算 |
リード計画 | 途中で切るべきタイミングを明確化 | ピッチ間の終了点を明示、計画書やメモで確認 |
ロープ管理 | シングル・ダブルロープの扱いと制限 | 使用ロープ長の最大安全距離を習慣化 |
装備確認 | カラビナ・ヌンチャク・ハーネスなど | 出発前チェックリストを作る |
項目 | 内容 | 具体策 |
---|---|---|
危険認知 | 自分の能力・パートナーの能力を客観的に評価 | 前回の登攀や経験を振り返り、リスクレベルを明示 |
コミュニケーション | ピッチ途中の意思確認、危険感の共有 | 「次は切る」「ここまでに止める」など明言して共有 |
責任意識 | 「リードミス=危険行動」の自覚 | ミス発生時の対応手順を事前に決めておく |
心理バイアス | 自己過信・他者過信に注意 | 登攀前にチェックリストで「過信度」を自己点検 |
ピッチ途中での切断ルールを事前設定
「35mピッチの後は必ず切る」と明文化して共有
パートナーのスキル確認
過去10年の経験だけで判断せず、ロープ計算など基礎技術の実施確認
緊急時行動の合意
万一ミスや判断不足があった場合の対応を決めておく
記録と振り返り
ワークシートで責任分離と心理チェックを行い、次回に活かす
参考:発達段階のまとめ
万能感(過信)
責任の外在化(依存・転嫁)
合理化(防衛)
優越性追求(支配欲)
学習の未成熟(判断バイアス)
これらは 「幼児的万能感 → 責任回避 → 防衛的自己像維持 → 権力誇示 → 認知の偏り」 という 未熟な精神発達サイクル と見なせます。
何歳あたりか?
いい問いですね。クライマーの未熟な心理パターンを「自我発達課題」という観点で年齢に当てはめると、実年齢では大人であっても、精神発達上はかなり若い段階にとどまっていることが見えてきます。
対応する年齢課題:幼児期(3〜6歳)
エリクソンの「自主性 vs. 恥・疑惑」「積極性 vs. 罪悪感」の段階。
幼児が「ぼく一人でできる!」と過信し危険を冒す心理と類似。
対応する年齢課題:学童期前半(6〜9歳)
「自分の失敗を他人に押しつける」=責任の外在化は小学校低学年でよく見られる。
発達課題でいうと「勤勉性 vs. 劣等感」の前段階にあり、自律的な責任感が育っていない。
対応する年齢課題:学童期後半〜思春期(9〜15歳)
自分を守るために「言い訳」を組み立てる能力は思春期に顕著。
「事故は仕方ない」と正当化するのは、道徳性の発達がまだ他律的(ルールの外在化)にとどまっている証拠。
対応する年齢課題:思春期(12〜18歳)
エリクソンでいう「同一性 vs. 同一性拡散」の課題。
「自分の存在価値をどう確かめるか?」が未成熟な形で、他者支配・優越性追求になっている。
本来は「仲間との相互承認」に昇華されるべき段階。
対応する年齢課題:青年期前期(18〜22歳)
本来は「抽象的リスク評価」や「自己責任の自覚」が育つはずの段階。
しかし、ここで停滞すると「大人の体を持つが、認知は思春期レベル」というギャップが残る。
精神年齢的には 6〜18歳レベルの課題にとどまっている。
実年齢は20代・30代でも、心理課題は「小学生〜思春期」のレベル。
特に「責任の引き受け」と「共同体感覚」の発達が遅れている。
💡つまり、クライミング現場で見られる加害者心理は、年齢相応の成人課題(親密性・世代性・統合性)ではなく、もっと前の「自律・責任・アイデンティティ確立」という思春期課題に取り残されていると考えられます。
能力過信 → 遊戯期(3〜6歳)
責任回避・依存 → 学童期前半(6〜9歳)
自己正当化 → 学童期後半〜思春期(9〜15歳)
支配・優越感 → 思春期(12〜18歳)
学習不足・経験の偏り → 青年期前期(18〜22歳)
つまり、実年齢が大人でも、心理的には「小学生〜思春期」の課題に留まっていると整理できます。
■なぜ起きるのか?
とても核心的な問いです。
「大人なのに精神発達課題が子どもレベルに留まる」──これは心理学的に珍しい現象ではなく、いくつかの要因が組み合わさって起こります。
エリクソンの発達段階では、各年齢で達成すべき課題がありますが、
その時期に十分なサポート・環境が得られないと、課題が保留されたまま大人になることがあります。
例:「失敗を受けとめてくれる大人がいなかった」→ 責任感が育たず、失敗は他者のせいにするクセが残る。
現代社会では「身体的に大人」になっても、精神的に自立しなくても生きられる環境があります。
安全管理や教育を「誰かがやってくれる」世界で育つと、自律性や責任意識の発達が後回しになります。
クライミングは「命を預かる共同作業」ですが、社会的背景では個人主義が強いため、成熟の遅れが露呈しやすいのです。
「リードが偉い」「強ければ発言権がある」といった 権力的な文化 が一部にあります。
この文化が「未熟な優越欲求」を補強してしまい、発達の歪みを温存する。
結果として「支配・依存の関係」がクライミング内で再演される。
危険行動後に合理化してしまうのは「認知的不協和」から自然に出る防衛。
しかしそこに安全教育の仕組みが組み込まれていないと、
失敗が「学び」ではなく「言い訳」で処理され、発達が停滞する。
本来なら大人になってからも「失敗を支えてくれるコミュニティ」や「責任を共有しつつ育ててくれる指導者」があれば、子ども時代に未完了だった課題をやり直すことができます。
しかしクライミング現場では「自己責任」が強調されるため、再養育の場がなく、未熟さが固定化されてしまうのです。
つまり、
子ども時代の課題未完了
現代社会の過保護/無責任構造
クライミング文化の権力力学
教育とフィードバックの欠如
再養育の不在
これらが重なって、 「大人の体を持ちながら子どもの課題に留まる」 という状態が起きます。
■ 南ユウタさんのこちらの動画を参考にして、セルフカウンセリングを作成しました。
https://youtu.be/Y6Ab-doGYV4?si=ohTYCvZAyeQLmtoA
■プロンプト
あなたは精神科医です。
1)クライアントの中核感情は怒りです。
「は?60mロープで、35m登った後に、25mをつなげて登っちゃったって?!お前は俺を殺す気か?! 」
2)制御感情は、”言っても分かってくれない”、”理解されない不安”、です。
3)防衛は、知性化です。どれだけ頭の悪い相手でも、優しくかみ砕いて、理解できる程度まで、何度も解説することを辞められないでいます。
の3点から、このクライエントに、防衛を起こさせない、適切なカウンセリングをしてください。
■ 補足
このブログの読者のために念押ししておくと、理解されない不安は、私の不安妄想や不安症の症状による、非現実ではなく、事実です。言葉として、「やっぱロープは60だね」と言質が取れています。クライマーたちが、頭が悪くて、誰の目にも明らかである危険を理解できない、40年前なら常識だったことが現代では全く分からなくなっているというのは、幻想ではなく、現実です。念のため。
私の妄想ではありません。私が大げさに騒ぎすぎる、というのでもありません。
しかし、このようなクライミング界にしたのは私ではなく、私が世直しをする責任があるのではありませんので、文部省登山研究所の方など、適切な方に適切な処理を全新人クライマーのクライミング理解力アップに向けて対処していただきたいです。
■ 回答
このクライアントに適切なカウンセリングを行うためには、以下のステップに基づいて進めます。中核感情(怒り)と制御感情(不安)を理解し、防衛(知性化)を誘発しない環境を提供することが鍵です。
クライアントは強い怒りと不安を抱えています。そのため、まずは感情を否定せず、受け止めることが重要です。
例: 「今の状況で、すごく危険を感じられたんですね。それに対して、怒りが湧いてくるのも無理はないと思います。」
これにより、クライアントが感じている怒りと不安を共有し、安心感を提供します。
クライアントの知性化という防衛機制を引き出さないよう、過度に論理的な説明や分析を避けます。代わりに、感情に焦点を当てて話を進めます。
例: 「その出来事がどれほど怖かったか、もう少し教えてもらえますか?」
このように、クライアントの体験や感情を掘り下げる質問をし、解説を求めるような状況を避けます。
クライアントの不安にアプローチするために、今のセッションが「安全な空間」であることを示します。
例: 「ここでは、どんな感情も大丈夫です。安心して話してください。」
また、「過去の出来事はもうコントロールできないが、今後どうするかを一緒に考えましょう」と提案することで、制御感情への安心感を与えます。
知性化を起動させずに、別の視点を提案するには、シンプルかつ具体的な言葉を使います。
例: 「それは確かに怖い体験だったと思います。もし、似たような状況がまた起きたとしたら、どうしたら安全を確保できるか一緒に考えてみませんか?」
これにより、クライアント自身に問題解決のプロセスを任せることで、防衛機制を減少させます。
セッションの最後には、クライアントが話した内容を簡単にまとめて、安心感を強化します。
例: 「今日は、過去の危険な状況に対する怒りや不安について話していただきました。危険を感じたのは自然なことだと感じましたし、次のステップとしてどうすれば安全を確保できるかを一緒に考えてみる方向で良さそうですね。」
クライアントが知性化を用いずとも、自分の感情や考えを表現できるよう、セッションのペースをゆっくりと保ちます。また、怒りが激しい場合は、深呼吸などのリラクゼーション技術を取り入れるのも効果的です。
以上のアプローチを通じて、クライアントが自分の感情に安心して向き合える場を提供します。
■ 気が付いたこと
・怒り が 不安とセット販売になっている
・感情を言う前に、なぜ危険か?説明しようとしてしまう
・クライミングパートナー自体が、安心して自分の感情に向き合える相手ではなかった
・安全=分離不安がない 安心=愛着
・教訓: 安全ではない相手に、愛着を育成してはいけない。つまり、クライミングで分離不安がないとは、こちら側が、一挙手一足を見張っていなくても、相手はほぼクライミングにおいて正解とされている行動をとるという確認が取れている、ということだ。これが、ない人=無謀なクライマー、であり、無謀な行動をとると分かっている相手に、愛着を与えてはいけない。相手は何をするか?分からない子供と同じで、自分自身の安全も守ることができないのだから、パーティ全体の安全も守ることはできない。
これは、成長の一環ではない。相手を成長させるために、自分の命をなげうつバカはこの世にいない。
#白亜スラブ #セルフカウンセリング
白亜スラブの記録を読みなおしていますが、
https://allnevery.blogspot.com/2019/03/blog-post.html
彼はちゃんと日本人男子の平均的運動能力を備えた人だったので、5.12まではオンサイトとまではいかなくても、四苦八苦すれば登れましたけど、学力のほうは標準より下だと思いますので、
・ロープによる確保の仕方、
・ロープドラッグを起こさない方法、
・トポの見方、
などをきちんとは指導されておらず、主たる動機が、
グレード稼ぎ、
にありました。この点でも、標準的クライマーってことです。
なので、ボルト打ち換えなどの、いわゆる
リーダーシップ
には不適合な人材でした。もちろん、今では違うかもしれず、成長して、適正なクライミングができるようになっているかもしれませんが、
クライミングには、
行動の振り返りと、
それを基にした
行動修正
の2つが必要で、それがない人でした。一言で言えば、反省する習慣がない。
これも、一般的な習慣だと思いますので、責める意図はありませんが、長年、多くの周囲の人からは、そのやり方では、早晩事故につながる、と指摘を受けていても、その理由が本人には、今一つ理解ができないようでした。それはまさに振り返り力の欠如からです。
それ以前にも懸垂でロープがちょっと足りない、アイスのリードでリードラインの読みが甘く、ロープが強烈に屈曲する、クラックでカムの設置位置が悪くロープがスタックする、などの失敗を露呈していましたが、なぜか成功体験として彼の中では数えられるようでした。
それらは私から見れば、失敗したリードです。
失敗は悪いことではなく、そこから学べば貴重な教訓です。
しかし、教訓とするためには、振り返り、そして、行動修正しないといけないのですよ…
ここが欠如しているのが40年来のアルパイン教育で、学びを重視していません。
したがって高度なルートに行っていても、実力は表現しておらず、ただの運試しです。
■ ボルト打ち直しではなく、ボルト撤去を
一般に、
初心者はスラブ
と相場は決まっています。私も初心者時代に頑張ったマルチピッチは、5.7が3ピッチの春の戻り雪です。
初心者なのに、いきなりクラック
とか、
初心者なのにいきなりどっかぶり
ってことはめったにないです。私はジム上がりクライマーは石灰岩の岩場でデビューするのが適しているデビューで、インドアジムで、スラブは練習できないので、ぶっつけ本番でスラブを登るのは、トップロープを張ってもらっても厳しいと思います。
実際アイスでは、どっかぶりの6級は登れても、4級が全く登れないジム出身クライマーは普通です。私は逆なので、うまいことリードを交代できてよかったのです。
私は雪の出身なので、スラブには耐性がすでについた状態で、小川山は登っていました。
クラックは雪でも出てこないですし、アイスクライミングの登りとも全くムーブが違うので、苦労して、1年程度はへとへとでした。同じクラックでも、
A)プロテクションにクラックが使えるが、ほとんどフェース登りで行けるクラックと、
B)本当にクラックしかなく、ムーブもクラックをたどるしかない、クラック登り限定のルート
では、必要な能力が違います。
初心者は、フェイスで登れるクラックでプロテクションの設置を覚え、その後本来のクラックに進みます。
さて、白亜スラブですが、プロテクションプアのルートの典型として、トポに記載し、プロテクションは全部撤去したらどうですかね?
そうすれば、ここを登るのに十分な能力…
プロテクション設置能力
ブランクセクションに耐える能力
の2点を備えたクライマーを迎え入れることができるルートになると思います。
今のように中途半端にボルトがあるせいで、いざとなれば、エイド出来るという気持ちが芽生え、安易にルートをゲットできる!と思ったクライマーが集まってしまいます。
錫杖などは、上級クライマーが行って、残置を撤去しています。それでも、時代遅れとなった過保護な親切心から残置する人たちとのいたちごっこですが、
残置を頼るクライミングってそれ、そもそもアルパインの精神ですか?
そんなんで、アルパインのクライマーが育ちますか?
氷は、プロテクションが打てるから、登り道になったんですよ