山梨→クライマー化→福岡転勤→失業→白亜スラブ(失望)→フレッドベッキー化→新NISA
と辿って、2024年に出会った伊藤貫先生… わざわざ東京まで講演会に出かけて行ったのですが…講演会ではあまりめぼしい情報はなく、先生は日本の政治家にはお詳しくなく、アメリカ史との関連で、あくまでに日米外交におけるアドバイスができるだけなんだ…と思いました。
しかし、海外にクライミングに行くにしても、世界情勢を知らないと、パキスタンで拉致されたトミー・コードウェルみたいな羽目になりますよねぇ?
みんな見ましたよね??? DawnWall… え? 見ていない?見ましょう。
大体、どんな作品を見ても、ど根性とスポ根以外の価値観を拾い上げる能力がないかのようなクライミング界…
スポーツとしてのクライミングだけをクライミング業界が30~40年にわたって、強化し続けたつけって感じです。
だから、クライミング先に言っても、例えばヨセミテに行っても、クライミング以外の何もできるようになって帰ってこない… ヨセミテと言えば、アメリカの自然保護の発祥の地です。写真家アンセル・アダムスの美しいヨセミテ渓谷の写真を見に、サンフランシスコ市内まで、アンセル・アダムスミュージアムを見に行く人はどれだけいるのでしょうか?
レッドウッドの森は非常に美しく、サンフランシスコ近郊です。レイクタホでは、ハウスボートにお泊りして、バケーションを過ごすアメリカの平和な家族生活が垣間見れます。
そしてゴールデンゲートパーク!ヒッピームーブメントの聖地です。グレードフルデッドの集会があったのもGGPだったと記憶しています。
ああ~またサンフランシスコに住みたいなぁ… 6回も引っ越したので、町の中には詳しいです。
あ、話がそれました。何が言いたかったか?というと…
チョークのメーカーはどれが効きがいいか…
みたいなことに終始している日本のクライマー男子が…超かすんで見えるよ~ということです。
伊藤貫先生が話しているのは、世界の大局… クライマーが話しているのは、ミクロもミクロのいいところ、岩場でどっちの粉が良く止るか… うーん。現実逃避って奴なのか、アドレナリン中毒って奴なのか…一体どっちなんだろうか…。
日本男児よ、頑張れ。少年よ、大志を抱け。大志ってのは、5.17を登ろう!っていうのではなくて、多くの人を救う!ってのが大志なんですよ。
だって、男性性、つまり、男らしさって、自分が大事に思う人を守れること、守れる強さにあるんですよ?
逆に、自分が助けてもらわないといけないお荷物、脅威になってどうする?