今日の仏教説話は、諦観、だった。
もし、おかもん先生が、「俺、今から大リーガーになる」と言ったら?そりゃ、みんな、そんなわけないと思って止めるでしょう…。
私はいつも思うのだが、43歳からクライミングしている人に、あんまりプレッシャーを掛けないでほしいなぁ…と。
”43歳からクライミング”って、”おかもん先生が大リーグ”と同じことだと思います。
そのような人が46歳で、つまりきっちり勉強すれば3年で、単独でラオスに行ってパートナーを見繕って登り、帰りに韓国のアイスに行き、ラオスで会った海外クライマーとランデブーして台湾で登って帰って来れる時代、というのが正しい時代認識観であろうと思います。
クライミング力はグレードではありません。楽しむためにはグレードはほとんどイラナイというのが正しいです。むしろ。
50代からスタートして、5.12に到達した女性クライマーの方にも、お会いしたのですが、お話では、それでも、課題を良く選んで、ということでした。
私は一生、5.9でも全然かまわないというか、エンジョイクライミングのために頑張ってきたのに、エンジョイクライミングを許可されなくて、なんだか嫌になっているんですよね。
頑張り続ける以外の選択肢を許さない社会ってヤダなぁ。
普通に楽しく趣味で登れる世界が豊かな社会だと思う。