2024/01/30

I self taught most of what I know now.

I self taught most of what I know now.

Entrance Exam

My first foray into self-study was for the junior high school entrance exam. An unconventional success story unfolded as I navigated a challenging entrance exam solely relying on knowledge from an encyclopedia, particularly mastering the trigonometric theorem without resorting to cram school attendance.


Self-Taught in learning English 

Commencing English learning during elementary school, I achieved EIKEN Level 4 in the first year of junior high school and Level 3 in the second year. Further accomplishments included obtaining EIKEN Level 2 and Level 1 in college, followed by a stint in California, culminating in a TOEIC score of 925 upon returning to Japan. Unsatisfied with achieving merely a near-perfect score, I continued refining my English skills through various means, such as attending international trade fairs, working in conference secretariats, technical writing, medical translation, sales at a foreign company, and public relations. I found shadowing very helpfull. Eventually interpreting for world class choreographer John Neumeier became my last part of my language journey.


Self-Taught in Programming

My second self-study adventure, initiated at the age of 14, involved learning programming language from a book called "Basic Language for Beginners." This led to a role as a software engineer at Panasonic, specializing in embedded engineering for seven years. My job encompassed localization, UI application programm, and software testing. Eventually, I successfully ventured into a sole proprietorship.


Exploration of Optimal Exercise (Ballet)

At age 19, I fulfilled a childhood dream by starting ballet at a small local studio. Over two decades, I continued taking ballet lessons, progressing to point work. Faced with physical challenges, I explored various approaches, including Alexander Technique, Synthomatics, and Pilates, before embracing yoga.


Exploration of Optimal Exercise (Yoga)

Following a miscarriage and relocation at 38, I transitioned from ballet to becoming a certified hatha yoga instructor. This marked the beginning of my yoga journey. Over six years at a local studio, I excelled as a top sales instructor and served as a voice personality at YBS Yamanashi Broadcasting for about a year.


Exploration of Optimal Mental Health (Rope Mountaineering)

As an extension of my meditation practice, I self-taught snow-capped mountain climbing. Recognizing the limitations of solo mountaineering, I participated in a leadership training course at the Nagano Prefectural Alpine Center. Woman were only 2 out of 35 men since 3 women left at a very first day. 

With  a tragic incident prompted the deletion of records from the my Yamareko database. Notable achievements include climbing Kaikoma Kurodo-ridge and the Amida North Ridge in winter solo.

Free Climbing

In the 1980s, late climber Kazumasa Yoshida was  a world-renowned figure by climbing Mars 5.14 a, the hardest of the world. I joined to his crack school. and belayed him for a short time. I met a second climbing mentor then. We climbed in Insubong, Korea, and Ice  expanding my climbing experience abroad.

Local economy and climbing tourism advocating

Over the past three years, I visited many local community and regional governments, using my business creation expertise. However, the lack of climbing-savvy officials has resulted in Japanese crags being borrowed without landlord's permission. I advocates for Japanese climbers to learn from the U.S. Access Fund to enhance knowledge around this area.

Freelance in Translation and Tour Guide Business

I am currently sole Japanese translator for TheCrag.com, I aim to showcase Japanese crags to the world when time is ripe. 

Climbers seeking to publish record climbs and don't know what to do, please feel free to contact me for assistance. 

Additionally, I work as a freelance personal tour guide, specializing in unique travel orders, including crags.

For Optimal Mental Health

With deep knowledge acquired through yoga exploration, I successfully applied meditation methods on students in my class, leading to three marriages. 

My culinary journey, starting at age 8, encompasses natural farming, rice and wheats, and diverse dietary transitions, including a shift to veganism after 30 years of lacto-ovo vegetarianism to vegan.

Nutrition Optimization Consultant

Currently I am studying to become a Orthomolecular Nutrition Adviser and Coach, I aspire to offer comprehensive lifestyle support through exercise, food, nature activities, and meditation. Specialized areas include sports and nutrition, mental health and nutrition, recovery from vegetarianism,  frailty prevention, and depression recovery.

Current Interests

My hobbies include swimming, particularly the butterfly stroke  and extensive reading. A perennial reader, I consumes over 10 books a week, leading to perpetually stiff shoulders. 

I welcome companions for overseas climbing expeditions, particularly those confident in belaying.

                      Jam Jam 84 in Syosenkyo 3 pitch mostly 5.10a 



【プロフィール】アップデートしました

強み発掘中、強みは独学力、かな。これまでの独学リストとこれからしたい方向性の探索。

お受験の独学

最初の独学は、中学受験。難関中学に、塾に行かず、百科事典で三角定理を知って乗り切るというユニークな成功体験を経験する。ちなみに幼稚園からお受験で、大学受験で4回目だったので、4回目はすでに独学の方法論を確立していたので、Z会と過去問で十分だった。そのため、受験したその日に合格を確信してバイトを決めて帰った。

語学の独学

小学生時代から、英語の習得に取り組み始め、中学1年で4級、2年で3級の英検に合格する。大学で英検2級・準1級取得後、カリフォルニアに職を得る。2年後の帰国でTOEIC925点。当時のほぼ満点。ただ、スラスラと英語の映画が分かる、という自分の設定した目標とは違うようだったので、国際見本市アテンド、国際会議の事務局、テクニカルライティング、医療翻訳、外資での営業、外資広報、などで英語の勉強を継続する。また個人でシャドーイングを続け、最終的に、世界的コリオグラファーのジョン・ノイマイヤー氏の通訳を経験する。

プログラミングの独学

2度目の独学は、14歳で『はじめてのBasic言語』という本でのプログラミングの習得。当時は、まだPC9801時代でDOS窓でのプログラミングだった。のちに大手企業でソフトウェアエンジニアとして採用になり、以後、組込系エンジニアとして7年の経歴。ローカライズなどで、エンジニア畑を歩む。UIのアプリ開発から、ミドルウェアの検証まで。個人事業主で成功する。

運転の独学

運転免許はアメリカで初めて取った。とりあえず、ペーパーテストを受けるときにお受験経験を生かして過去問をやったら、100点中の99点で試験管に驚かれた。現地の人を個人で雇って路上を練習。突破。そんな運転でフリーウェーを子供2人も乗せて走っていたとは…。勇気がある人の称号は、私ではなく親が受けるべきだろう。最初の車はトーラス。

オプティマルなエクササイズの探求(バレエの独学)

19歳で駅前の小さなバレエスタジオで、子供のころから、あこがれだったバレエをスタートする。約20年、継続し、海外出張時などに、海外のスタジオでもレッスンを取る。好きな先生は、大阪バレエスタジオミューズの吉岡先生。福岡は伊藤愛先生。好みのカンパニーはモナコ。ポアントまで習得したが、体のあちこちに不具合が出たため、より健康な体を目指して、アレクサンダーテクニークやシンソマティックス、ピラティスなど、複数の選択肢を模索の後、ヨガの習得へ進む。

心身相関の探求(ヨガの独学)

バレエをメインにしつつヨガをスタートしたのが30代前半、その後、38歳でケン・ハラクマ先生のハタ・ヨガインストラクターの資格を取得。ヨガの講師となる。以後、6年のスタジオ勤務中に、トップセールスとなり、YBS山梨放送で声のパーソナリティーを1年ほど勤める。自律訓練法をシャバーサナに取り入れ、結婚した人が3人出るというユニークな成功体験を得る。

集中と瞑想の探求 (ロープが出る本格的な登山)

山での歩く瞑想の延長で、雪山に独学で登る。登れる雪山が大きくなり、さらなるステップアップで、単独の限界を感じたため、仲間を求め、長野県山岳総合センターのリーダー講習に参加する。35名中5名が女性で、うち3人が初日に脱落したため、残りの2名の一人になる。

一人目の山の師匠に出会い、基本的な山の知識を伝授される。以後、一人目の師匠のもとで本格的な登山を学ぶ。女性が登れるなら俺も…という安易な登山者に、ヤマレコ記録を模倣された、と思われる形跡で、死者が出たため、ヤマレコへの記録を全部削除する。

雪山は、八ヶ岳を愛し、ホームは権現岳。厳冬期の一般登山者にもアクセスがある尾根としては最も長い、標高差2200mの甲斐駒黒戸尾根を単独で登り終了。とはいえ、これは黄連谷アイスクライミングのための下見である。同時期にリーダー講習の到達課題である、阿弥陀北稜は、単独でサクっと終わらせる。こちらも多数の遭難者を出している課題である。

保科ガイドで、アイスクライミングをスタートし、アイスクライミング歴40年の2人目の師匠と3年、登る。16年の岩根のアイスコンペで5位(師匠は、もっと上だと思っていた)。最高難度のルートは、荒船山のミックスルート、昇天でのセカンド。本来は、中山尾根を登るべきであろう。積雪期ガイドステージⅡの取得ほか、アウトドア資格、多数。

以後、年齢等を考え併せ、気象遭難のリスクがある、本格的な登山より、安全性の高い、フリークライミングを志向する。

トラッドクライミングの習得中

マーズ5.14を登り、1980年代当時、世界トップクライマーであった故・吉田和正氏にトラッドを教わりに行く。吉田スクール受講中に、2人目の師匠に出会い、以後、師弟関係にて登る。師匠の導きで、韓国インスボン、韓国のアイスクライミングなどを経験。韓国遠征中、日本のロープが出る本格的な登山教育の遅れを知り、UIAA『登山総合ハンドブック』の出版契機を作る。翻訳オファーはもらったが受けなかったため、他の人が翻訳した書籍である。このことでUIAAに知己を得る。

フリークライマーとしても、自立の時が来たため、ラオス・台湾へは単独で出かけ、海外のクライマーたちと登る。

その中で日本の岩場が、非常に偏った開拓形態に陥っていることを知る。日本の岩場は、日本人男性の標準身長で、5.12が登れないとそもそも安全ではないように設計されている

特に九州の岩場での、カットアンカーの濫用(リボルト)に心を痛め、クライミング界に呼びかけを行ったところ、井上大助氏の協力や、著名クライマーの論文発表(黒田論文)、『高みへのステップ』の30年ぶり再出版など、で留飲をおろす。一連のトンデモクライミングの指摘で、一定の貢献ができたと考えている。

クライミングによる地域おこし活動のこと

商社勤務での事業創造経験を活かし、地方自治体へ、岩場による、地域おこしの提案を3年ほど行う。8自治体中、5自治体が関心を示す。したがって、感触は良いが、いかんせん、自治体職員にクライミングの知見がある人がいないため、日本の岩場は、地域の資源と言うよりも、クライマーに無断借用されているような状態に陥っており、クライマー側が自主的に現状を改めることは難しく、自浄作用を期待するのは難しい現状である。上記のように安全性にも問題があり、日本の岩場市場、アウトドアクライミング市場は、したがって未成熟で、危険でもあるため、現代のジムクライミングをスタートとする、標準的なクライマーを海外から受け入れてしまっては、そのまま、屍の山が増えかねない。日本岩場市場の世界的オープンには、時期尚早であるという個人的結論に至る。

クライマー界への提案は、米国アクセスファンドNPOへ、日本人クライマーの代表者を送り、業務習得させること。UIAAでも良い。(UIAAは、受け入れてくれると言っています)

投資活動

2009年より参入し、インデックスノーロード投資を主体にしている。現在、NISA投資1年目で2度のラリー後。1度目サマーラリーで120%成長を取り、2度目のクリスマスラリーで115.8%を取り、市場平均を超える成績を得たことで、確実感を得る。シャープレシオ0.78。ポートフォリオ構成は、国内株20:海外株20:債権:30:ゴールド20:キャッシュ:10。

師匠は大井幸子さんと田中泰輔さん、地政学歴史は西鋭男さん。カリフォルニア滞在中、米国ユダヤ人家庭で働き、富裕層の投資信託による運用を知り、帰国後、株式の学校に入る。しかし、当時の日本では、手書きチャート分析×個別株で、リスクが大きすぎるという印象で、投資活動は見送り。その後、不動産投資、FX投資時代を経て、現在のスタイルに落ち着く。モットーは、理論の裏付けある投資行動。ミドルリスク・ミドルリターン。

フリーランス翻訳および観光ガイド業

現在、創始者のUlfの誘いで、TheCragの日本人唯一の翻訳者。日本の岩場が改善されれば、ぜひ海外に紹介したいと思っている。

国内・世界最難記録などの、記録的クライミングを、世界クライミング界へ発表したいと、個人的に希望するクライマーで、発表の仕方が分からない人は、TheCragでの記録のアップロードをお手伝いしますので、当方までコメント欄等で、ご連絡ください。

現在は、個人向けの観光ガイドとしてフリーランスで働いている。お客は、チベット僧侶、バークレーの牧師など…ユニーク。一般観光にない、ユニークな旅のオーダー…修行寺を探すなど…に答えることを得意とする。集客は口コミ。

現在の探求…心身相関の探求

ヨガにおける心身相関の探求から、食と摂食行動の関係に興味をもち、どのような思いがどのような病や行動を作るのか?探究している。

8歳から台所を預かっている。健康な食への探求から、もしくはたんぱく質欠乏・鉄欠乏の症状としてなのか、農薬に過敏になり、有機野菜でも、過剰な窒素肥料を与えられた野菜は食べられなくなり、自作農へ。自然農で、野菜作り、小麦、稲作を行う。チェーンソーでの伐倒・ユンボでの作業道づくりまで、経験する。

約30年のラクトオボベジタリアンののち、ヨガのプラサーダ(卵無し・牛乳OKのベジタリアン)へ進化し、その後、完全ビーガンへ進むが、精神症状が出たことで、誤りに気づき、修正。

ビーガン歴4年で、うつとトラウマのフラッシュバック、不安症を発症し、クライミングができなくなる。

分子栄養学にて回復。とくにB群、ナイアシン、ビタミンD、BCAAが著効し、メチレーション不全に陥っていたことを知る。

現在の関心は、高たんぱく・低脂肪・低糖質・高繊維質食への転換と、個人に最適なサプリメント摂取、運動、瞑想、自然との接点による、個人のオプティマルヘルスの支援とレシピ開発。食による行動変容を支援するためのスキルとして、ミルトン・エリクソンのトランスコーチングを神崇人先生のもとで勉強中。

心理学への関心について

クライミング中、2歳時に父親からプールに突き落とされたシーンを、トラウマのフラッシュバックとして、経験する。このことで幼少期の原因不明の水恐怖症の理由を知ることになる。

23年3月、右膝亜脱臼のリハビリ中に、アキレス腱を断裂し入院。

多くの高齢の日本女性が選択した摂食行動の結果が骨粗しょう症による、骨折の多発と寝たきり、認知症の合併であり、その心理的原因に、謙譲の美徳があることを知る。食べるという生命の根幹にかかわることすら、他者に譲る、自分後回しの心理が、フレイル化の原因になっている。一方で、男性は過剰なカロリー摂取で、メタボによる生活習慣病。

現在、医療で主流の栄養管理が、カロリーベースであることから、過去の自分自身の栄養管理が、なぜうまく行かなかったのか、という理由を理解する。

栄養最適化コンサルタント

運動、食、自然活動、瞑想習慣を通じ、人としての健康を、包括的に提案したい、健康なライフスタイルの提案を行いたい、という思いが嵩じ、分子栄養学カウンセラーとコーチングのダブルを勉強中。

体と心をつなぐ活動、一人一人の栄養ニーズの個性を捉え、その人らしく生きることの土台に、個人に最適化された栄養を据え、支援することを目指し、そのための手段として、分子栄養学を土台とする、個人向け栄養最適化コンサルタントとして起業予定。

知見の深い分野は、スポーツと栄養、精神疾患と栄養、菜食・不食からの回復、フレイル化の予防、鬱からの回復。 

ちなみに、16歳で56㎏→20歳46㎏、という痩身体験がある。

現在

趣味は、水泳と大量の読書。バタフライが得意。幼少時より読書をスタートし、週に10冊以上を現在も読破するため、永遠の肩こり。

海外クライミング遠征の同行者歓迎。ただし、ビレイが確実な人のみでお願いします。

 湯川のアイス・クライミング



2024/01/28

【ChatGPT】あなたは大丈夫? 危ないクライマーの7つの習慣

次の7つの資質がある場合

 命綱となるロープの重要性を自覚できないクライマー

である可能性があります。

1)度胸だけで行動する (度胸は大事だけど、度胸だけの人は、ちょっと…)

ロープクライミングにおいては、慎重な判断が必要ですが、安全を無視して、”度胸だけ”で行動する傾向がある可能性があります。

具体例:懸垂下降してみたら、ロープが足りなかった。登ったけど、降りれない。


2)危急時トレーニングの軽視 (クライミングに危険はつきものだけど、予想できる危険を対策しないのでは…)
緊急時に的確な対応ができない傾向があり、予測できる危険に対する対策を怠る可能性があります。

具体例:懸垂下降してみたら、ロープが足りなかったとき、どうするか?リード中、終了点前にロープが足りなくなった時、どうするか?

3)安全手順への無関心
安全手順や装備の使用に対する無頓着は、安全なクライミングのための基本的な知識が不足している可能性があります。

具体例:カムの位置が悪くて、ロープスタック。 ギアを買ったけど取説を読まない。

4)自己過信

自分のスキルや体力を過大評価し、実力以上の難易度のルートに挑戦する傾向があるかもしれません。

具体例:ヨセミテに行くけど、完登はゼロ。40mランナウト自慢。5.11がインドアジムで登れるからと言う理由で、北岳バットレス四尾根。

5)他者のアドバイスを拒否

経験者やインストラクターからのアドバイスや指導を受け入れることを嫌がる=自分の実力を客観的に位置づけできていない。そのため、自分のやり方を固守する可能性があります。

具体例:「敗退ロープなしで!」。エイドで登っても、”登れた♪”。

6)状況判断の甘さ

環境や気象条件の変化に敏感ではなく、ルートの難度がそれらで変わることに無頓着で、それらを十分に考慮せずにクライミングを進める傾向があるかもしれません。

具体例: 雨でも登る。ナイトクライミング。先輩の敗退判断に不満。

7)疲労や体調無視

疲れていたり、体調が悪い場合でも、無理にクライミングを続けることをためらわない可能性があります。

■ 原因は2つ

これらの特徴が見られる場合、クライミングの根幹的な安全性を確保するために、
 
 適切なトレーニングや指導を受けていないこと
 基本的な安全意識を養っていないこと

の2点が、原因です。

クライミングは危険を伴うアクティビティであり、安全な環境で行動することが絶対に必要です。

もちろん、生死を掛けた、一流のトップクライマーによるスーパーアルパインは例外です。

しかし、一般市民クライマーによる市民クライミングのほうが、スーパーアルパインより、リスクにさらされていることが良く起こっています。

【クライミング技術】女性でも5.12を登るための課題の条件

 ■ 女性で5.12の条件…

強さ…山で強い…というのは、ほとんど持久力を意味しますが…現代生活で持久力が発揮できる場はほとんどない。

私は、持久力と言う意味では、日本で登ることができない山は、そんなにないだろうという感じに、4年程度の修行で到達しました。女性のほうが一般に山での持久力は長持ちします。

もちろん、男性山やでがっつり体系の人にかなうような力ではないです。なにせ元の筋量が違いすぎます。女性の場合は、持久力に使っているのは、ケトン体で、体脂肪だと思います。

男性は、筋肉です。長くやっている山やって、ひょろ痩せ体形…筋肉喪失型…の人もなかなかいます。

老いに追加して、登山が嵩じてアルパインになると歩荷力がいりますが、アルパインが嵩じて、オールフリーで登るスーパーアルパインになると、フリークライミングの能力が問われます。そのタイミングで、筋喪失していることが、フリークライミングにおいては都合が良い、ということが起こります。ので、大事な骨格筋などを喪失しても放置していることがおおいのではないか?と思います。

昔のアルパイン型の体形…がっつりマッチョ型の人は、ほんとフリーになったとたん、全然登れません。細い針のような体系の女性のほうが登ってしまうので、自尊心ズタボロになって、フリーを嫌悪するアルパイン系男性は多いです。

■ 瞬発力

フリークライミングや特にボルダーでは、一転して強さは瞬発力です。瞬時に出せる最大筋力のこと。

大体、男子は、オールアウトして、その後、使い物にならなくなる… 女性はオールアウト自体ができない人が多いです。

瞬発的な強さが必要なのは、クライミングでは核心(クラックス)というものがあり、そこをこなすのは、一にムーブ、次に筋力で、男性は、二次的要素である筋力で、やりくりしてしまうため、ムーブの習得は後回しになります。

しかし、女性だと、ムーブは習得が先に来ますし、習得できても(正解ムーブでも)、その後は、筋力でカバーしないといけない局面に来る…そのときに、先立つもの…例えば、クリップで不利にならない、十分な身長、や、BCAA…がないと、乗り越えられないことが多いです。

それは、

 性による制限を乗り越える、みたいな、女性に対しては過大な要求

ってことが多いです。

女性で鉄棒にぶら下がって胸を鉄棒に着ける懸垂が可能な人には、あんまり会わないですが…そこを乗り越えるみたいなのが必要になる。女性の場合、1回懸垂ができるだけで、アスリートレベル(笑)。

私にとって、たぶん、5.12は性差を乗り越えるくらいな、運動強度は、

 達成不可能感

がありますが…。 

それは、

 課題の内容による

かもしれませんね。

特に低身長によるリスクは、努力で乗り越えられる質のものでは本質的にない、です。

女性は全般に低身長ですが(私は特に小さく、152cmしかないです)。

■ クリップ時のリスク増加について 男性は理解がゼロのことが多い

・その身長によるリスクアップというハンデがない課題

立てるスタンスがない、立てないところで、クリップを要求されると、たぐり落ちになり、ものすごく危険です。

・それなりにホールドの選択肢が豊富で、その選択肢のどれもが、5.12の難易度の範囲に収まる課題

 ホールドが届く範囲にあっても、2段とグレーディングできる極小ホールドやブランクセクションでは難易度、急上昇です。フットスタンスも同じです。

・その上、垂壁であれば、可能かもしれません

 オーバーハングでは、上半身の筋力が必要になります。

オーバーハングは、ワンポイントの課題以外は、まぁ、大体、男性の独断場です。

スポーツクライミングやアイスクライミングの選手では、オーバーハングも女性やってるのですが、ランナウトの問題はなく、またアックスを使えば、指を使わないでいい。アイスでは、アックスがあるので、指力の問題を回避できるのが魅力でした。身体張力でなんとかできる余地があります。

しっかし、私も、フィギュア4試してみましたが、いや~、これは、やり続けてできるようになるのかな?的疑問がわきました(笑)。全くダメ。

今、適性を感じている水泳やバタフライでの感触とは大違い。健康のため、であれば、合っている運動を行うほうが合理的です。

しかし、とはいっても、

 胸・肩・腕、という上半身の弱点

は、現代の日常生活で要らないから、使わないという方向性に行けば、退化の一途。

同じ筋トレなら、やるのが楽しいクライミングのほうが、一般的なトレーニングマシンより、モチベーションの点で有利です。

退化することを歓迎する人類はいない訳なので、

 楽しみの範囲でやればいい

のではないかと思います…。

■ 5.12の閾値

まぁ、5.12が登れねーならお前はクライマーじゃねえ!と言っているのは、日本の男性に限定したクライミング常識かもしれません。

なんせ、5.12まで行かないと、日本の岩場は安全に登れないように設計されてしまっています。

それがないのがラオスでしたし、龍洞でした。

そういう岩場に設計されてしまった理由が痛くて、

 男性がランナウトで勇敢を気取る、ヒロイズム

という クライミングの本質とあまり関係がないようなもの…。

しかし、それを若い今のクライマーに是正せよ、というのも酷ではないですかね?

だって、現代クライマーには楽勝だったりします。4級で40mランナウトって、現代のスラブで2段とか登っている人だとすると、ロープそもそも出すの?って感じだろうし。

4級40mランナウトでしびれて楽しいタイプの人がどういう人か?というと、まだフリークライミングの最低レベルである、5.9なら大体オンサイト出来るというレベルに達していなくて、易しいルートでもロープを出さないといけない段階の人。

普通にフリーのレベルで四苦八苦するのが楽しさだということになった人は、ランナウトはバカバカしく感じるのではないかと思います。

まぁランナウトってピンチって意味なので、ランナウトで燃えなえれば、火事場のバカ力出ていないって意味ですけど、わざとランナウトさせるのは、本末転倒です。

なんせ、本気のピンチに取っておいて出てくるのが火事場のバカ力なんですからね。


でもまぁ、おじさんたちにとってはでもそれが、人生のすべて、であったのかもしれません…。


【心理技術】かっこいい俺を再定義する… ”時代遅れのランナウト自慢”ではなく、”冒険の本質”をとらえる

■ 自己変容にブレーキが低い人=独学タイプの人

心理カウンセリングについて、もしかすると、

”独学で何でもこなせて、大体のことを一人で解決してきた人”と言うのは、誰か、ほかの人を理解する、という立場からは、最も遠いのかもしれない…と不安になっている、今この一瞬…。

というのは、行動変容において、

 自分にメリットがないと分かっている悪習慣などをなぜ変容させることができないのか?

そこのところが、独学の人は、ブレーキが非常に低いということだからだ…。

■ ヨガ講師時代

ヨガの講師を職業でやっているときは、人の体を触ることで、どういう風にすれば、アーサナが上達するのか?ということについては、かなり深い洞察が得られ、生徒さんもみなさん上達し、かなり深く感動したんだが…。

クライミングで落ちいった、”なんでできないのか?の沼に落ちそうで怖い…。

ヨガ時代は、なんでできないのか?沼には陥らなかった…。なぜなら、”前提”として、そもそも、アーサナの習得が一朝一夕にできるものではないからだ。

■ Whyクエスチョンの危険性

Whyというクエスチョンは、危険だ。

 なぜトポを読めないのか? → 「なぜなら無能だから…」

に落ち着きそうになるリスクがある。

なので、質問を「どうすれば?」とか、「どのように?」のほうに質問を変えてきた…のだが…それでもクライミングでは、他者の行動変容を促すことはできず、白亜スラブでは、私は、目下の男性が気の毒だ、という心理トラップにまんまとひっかっかり…(このトラップは生い立ちから来る)、自分の一つしかない生命を危険にさらすことになった。

その後、長い時間、考えて理解したことは、

九州でのクライミングにおける最大の挫折は、

 九州のクライマーがそもそも安全を求めていない

と言うきづき(笑)。

そこに気が付いていなかったんですねぇ(笑)。

私自身が、

 クライミングで死ぬのは、かっこいいという二次利得がある

とは…全然気が付いていなかったんですよね…。

一般的に女性は、現実主義者なので、タダの犬死を美化することはないので…。

■ かっこいい死にざま、という内容の再定義

しかし、一般的に言っても、男性の一般的傾向として

  かっこいい死にざまを求める、

というのも現代人には、心理ニーズとしてある。

クライミングの場合、それを手っ取り早く満たす活動であるという側面も否定できない。

例えば、マーク・アンドレの死は、母親の目には痛ましい犬死だが、若い男性の目には、かっこいい死にざまに見える人もいるだろう。ディーン・ポッターなどもそうだろう…。

現実主義の女性から見たら、ただの犬死にしか見えないですけど、そこは男女の性差の価値観の違いなので、埋めようがない。

男性にとって、どのような中身であれ、”かっこいい”という定義をされたものが、どれだけ大事にされるものか…。

その執着心はすごいので、変えるべきは、

 何をかっこいいと考えるべきなのか?という中身のほう

なのである。

昔の山やは、目をつぶっていてもロープが結べたり、岩角で流れなくなるようなロープの配分はご法度だったんですよ…

ところが今では、すっかり、そこは、”かっこいいこと”に分類されなくなった。

そこが問題なのです。

ロープクライミングにおける、ロープ軽視、は命取り、と誰も教える人がいなくなったということですね…

いやはや…。ちなみに私のあこがれはこれです。永遠に雪の山を歩きたいのです…




2024/01/26

【クライミング文化情報】ペツルの書籍

以下引用。

ーーーーーーーーー

 2021年の春から不定期で投稿してまいりました書籍『From the deep: the Petzl adventure』(2013年発行)のご紹介ですが、今回で最後の投稿となります。本書には多くの人物が登場し、多彩なグラフィックが掲載されておりますが、ここでは、そのごく一部しかご紹介できませんでした。

そこで、ペツルの歴史をより深く知っていただくため、ご希望の方2名様に本書の英語版(日本語版がないため…)をプレゼントしたいと思います。

ご希望の方は、お手数ですが、以下リンクよりアンケートおよびクイズへのご協力をお願いいたします!〆切は来週の水曜日1月31日中までとさせていただきます。

https://forms.gle/gDX8aY2u4ZnTMTyU9

10. BASE CAMP

2010年代初め、ポール・ペツルは、フランスのクロールにある社屋の改築に加え、ロジスティクスセンターの建設を進めていました。同時に、組織の新たな方向付けや再編成といった、社内改革を必要としていました。

60歳の誕生日を迎えたポールは、創業時の価値を守ることを念頭に、独立した家族経営を軸とした事業継承に着手します。一方で、会社を成長に導いてくれた環境や地域に貢献するため、ペツル財団としての活動にも注力していきます。財団が取り組むべき最優先課題として、垂直世界の安全啓発、環境保護、研究の3つを定めました。

財団が支援したプロジェクトは、グルノーブルの研究所が実施した氷瀑の研究、モンブラン山群やネパールでの登山に関するトレーニングの実施、ペルーの消防士へのトレーニングプログラム策定、中南米での猛禽類の保護、エクラン山群にある山小屋の保全など多岐にわたります。

ペツルは半世紀にわたり、山に情熱を傾ける人々に技術革新を提供することで発展してきました。財団の活動は、より広い社会的な事象に対しても同じようなソリューションを提供したい、という想いに基づいています。

2024/01/24

Enabling had happened again... Hakua slab

Complimentary and enabling 

Enabling is a very famous concept in Alcoholic treatment… when someone is alcoholic, there is someone who is enabling him/her to be alcoholic... i.e. dependent. 

My mom needed an assistant for raising her kids, and I took the position of "little housewife", so she can work... that was enabling, ie. enabling her to be full time worker, because as a household we needed a full income.  so the relationship with me and my mom was complimentary... 

I had realized this unhealthy parenting when my mom, started to request me that I take a full responsibility in a household. I was putting up my situation as an oldest child as a temporary states, the responsibility on the household should be shared by all of the members in my family, but she made it look like it was my sole responsibility... 

I had fallen into the relationship of enabling again in my climbing activities, I am very good at rope and belaying or risk managements  in severe situation, and the last of my climbing partner lacks to it...he did not seem to interest in learning the safety in climbing only because I am good at... so I felt he is very dependent, without realizing he is so... with the lead climbing  in Hiei, the white slab, he could not pull up a full lengths of the rope, so I could not free-climbed the pitch. As I climbed, I saw the cam he had set was in a wrong position so the rope was stuck. That is why the rope was not up. He did not seem to understand the mistakes he made. 

The last pitch he made a belay station with just one bolt, and it was 40 year old cut anchor, so there is not enough strengths... this time again I had to aid climb for him since he connected 2 pitches in one, and the rope was short for that... you can not connect 25 m and 35 m pitch when you have only 50 m rope, that is a simple sum that anyone can do, but he did it so... later I realized that he did not check with the topo guide before he climbed nor understood basic sum of rope climbing... he was perhaps not well educated in climbing also, the purpose for him to climb was to look brave, falsely brave, so he can impress everyone. I managed somehow with this climb, since I was handed down the skills to survive such poor climbing... by my two climbing mentors, especially the first one... anyway, it took me a while to realize, I am complimenting him so that poorly prepared climbers keep pouring into me, so I should look like "non-educated" instead of "well-educated" so they don't rest on my efforts... 

... well what I want is competing relationship in safety management in climbing. So I can explore my own horizon of climbing, without risking my life.   

Competitive mind is not my cup of tea usually, but if you fail to manage safety in climbing, that will be straight death.  

Anyway, I now understood what's complimentary and symmetrical... so I would be using it in my session.



2024/01/21

【フレッドベッキー化】おすすめ動画サイト

■ レバニキ

これは!という面白動画。

https://www.youtube.com/@levniki

面白く感じるためには、基本的な金融、投資に関する知識が必要というところが、なんとも言えない、いい味出してるんだが…。

こういうクライミング動画があったらいいですね!

■ 必ず負ける投資行動

NISAのような、資産防衛系の投資を23年にスタートして、2度のサイクルで、ラオスに毎年行ける程度には、収益を確保することができました。

体系的に勉強してみて、思うこと…。

一般投資家の投資行動…特に日本の投資家の典型的行動をとっていると

 ”必ず”

負ける。なぜなら、日本の投資家って、報道で日本株式続伸などのニュースが出たら飛びつき、つまり、これは高値掴みという投資行動です。

そして、高値で掴んでいるので、下がり始めたら、損キリしなくてはならないのがつらくて、手放せず…塩漬けになり、何年か後に、その時の購入価格を上回った時に、やっと手放せる…と手放して、全く利益にならない、ということを繰り返しているからです。

投資行動の基本は、

 安く買って高く売る

ですよ。仕入れ値より、売値が安かったら、損失、赤字計上でしょう。

やればやるほど赤字になります。新NISAは、政府の陰謀だ、やらないでいよう、という声掛けもありますが、そりゃ、同じ景気循環を前にして、高いときに買って、安いときに売っていたら、誰だって大損です。

■ 日本人の同調行動 = 目先の動きに振り回される、隣の人をまねする

投資行動における日本人の行動特徴は

 目先の株価だけに振り回される

が筆頭です。

次が、投資的に合理的でない投資手法を取る。つまり、隣の誰かを模倣する、です。

例えば、

 FXやっている80代のおばあちゃんがいるから、俺も…

です。

私は登山時代に、このおばあちゃんの立場に立ち、私の模倣と思われる山をされた登山者がでたことで、死者が出たことがあります。

当時、私は

 読図が可能で、

 雪の山はすでに何十回目かの経験

があり、その時に出したヤマレコの記録で、私が出かけた読図の山を模倣されたようでした…

ので、記録のアップを中止しました。日本人は、模倣する際、表面だけをとらえます。

行動の根拠となる力を作らずに、行動だけをしてしまいます。それでは、うまく行かないです。意味するところは、

 読図を勉強しない

 経験値を積み上げないで、女性が行けるなら俺も行けるだろう…と根拠希薄な判断を行う

です。

■ 同調が最も大きな行動の誤謬では?

最近、栄養コンサルティングをして、

 同調

がもっとも大きな判断の誤謬なのではないか?と感じるようになりました。

 みながやっているから・・・

には、どれくらいの、納得できる根拠があるでしょうか?

 思考停止の道具

に、このセリフがなっていないでしょうか?

■ 皆がやっていることは案外正しい…?

皆がやっていることは案外正しい…は、投資の場合、

 オルカン、あるいはS&P500への投資信託一本

に投資が集中していることについて当てはまります。体系的に学ぶと、誰だってそういう解になる…的な回答が、オルカン投資だからです。

一方、体系的な勉強がない人は断片的な投資情報にすべてを掛けます。博打的ということです。例えば、個別株に全資金を突っ込むなどです。

冒険譚としては面白いけど、

合理的な投資判断の学習には向かない…。

相場師、という人たちの思考回路は

 穴場狙い

です。 

堅実確実な投資活動は、穴場は狙わなくてよいです。

クライミングも同じですね。

一発逆転思考が、もっともまずいものなのかもしれません。

2024/01/20

【クライマーのゲストハウス】非電化工房で弟子を募集中

■ こんなすごい求人が!

非電化工房で弟子を募集中!

http://www.hidenka.net/recruit/apprentice.htm

こんな形で、クリエイティブな弟子を量産していける体制ができたらいいですね!

■ 「あなたは上から目線で、偉そうだ!」という悪口を言ってくる人

は、もしかしたら、その人自身がその傾向があるだけかもしれません。

特に、ナルシシストやボーダーラインの人はコレを多用します、というお知らせが来た。

いや、よく言われましたけど、自分の命を守ることが、なぜ偉そうなのか?そこが知りたいよなぁ。

私は山ヤとしても、独学で出来るレベルとしては、最高のところ(例:甲斐駒厳冬期黒戸尾根)は、すぐ到達してしまったので、より難しいクライミングへ進むことにし、ごく普通のペース…3年で、5.9はほぼ落ちない…で、順調に成長していたと思うんだが、

・九州に来て、間違ったビレイを指摘したり、あるいは、

・愚かな思考によるクライミング習慣を指摘したりしたら、

「上から目線で偉そうだ」を言われるようになった。

しかし、これ上から目線で偉そうですかね?本当に? ただの事実の指摘では?

そもそも、ロープが命綱であるロープクライミングで、命綱として機能しないようなプロテクションの配置でクライミングしていたら、ロープの意味ないですよね? これって偉そうな指摘? 合理的な指摘にしか思えないんだが…。

その命知らず自慢で、クライミングで粋がることが、バカっぽい…というのは、私の個人的な見解として変えがたい…。どこをどう考えても、命安売りでバカっぽいとしか、結論できない。

■ ランナウトに良い面はあるのか?

確かに物事は2つの面があり、悪い面には良い面があるが…、

ランナウト自慢の良い面ってなんなんですかね??

 賢愚で考えれば当然、愚だし、

 損得で考えても、当然、損だし、

何の利得があるのだろうか?

ランナウトがカッコイイ!と言う思想に、私が同調しない…

…つまり、同調圧力に屈しないとして、なんで、そんなに相手は腹が立つのであろう??

そこんとこが謎です。

それはクライミングカルチャーですらないです。

■ 同調者…よくいる新人…がこうむる結末

例えば、私が同調に屈し、40mランナウトに取り付いて、落ち、死んでしまえば、

「やっぱり最近のクライマーは登れねえな」(二次利得)

「俺たちのほうが、やっぱりすげえな」(二次利得)

って以外に何か、その人は得るものがあるのでしょうか…?

そこんとこが、かなり謎です。

■ ランナウトはただの怠惰の証

なぜそのように、”他者を使って”、自分のすごさを証明しようとする、つまり

  ”自己実現” 

しようとする、その圧に、屈さないことを、責められるのか?

が、謎だった…。

実際、リスク回避方法を教えないで新人を岩場に連れて行けば、死に直結する事故が起きます。それは、自己実現的未来 と言われるもので、わざとその未来がつくりだされるように、無意識化で行動している、と言う意味です。

例えばこのような事例が比叡でありました。

https://allnevery.blogspot.com/2023/02/blog-post_19.html

■ どう考えても時代遅れ感あります

5.8で40mランナウトがすごかった時代は、たしかに40年、50年前にはあったと思いますが、現代は、日本でも5.12でフリーソロ。

それどころかアメリカでは、エルキャップフリーソロ時代です。

命知らず自慢で賞賛を得たかったら、クライミング歴3年の高齢女性を、ノーカムで比叡に登らせて俺たちはこれを開拓したんだ!とやるよりも、

 エルキャップフリーソロや

 甲斐駒スーパー赤蜘蛛フリーソロの方と同じ土俵で戦われるのが筋

でしょう。

そうでなくては、同じ賞賛を今得ることは不可能です。

それを、クライミング初めてまだ数年です、という高齢女性クライマーと競おうというのが謎…。

そして、新人たちを次々デスマーチに追い込んでいる宮崎の岩場…。

他者の命を引き換えに、承認を得て何がうれしいのでしょう???

真の勇者は、そういうおぞましい精神から、クライマーを守るもの、でしょう。


【栄養学コンサルティング】サプリ=ドーピングにならないために

■ 第一処方の栄養学的見解

筋トレ男子が自分に効いたサプリを教えるという動画…


これ、分子栄養学で説明できます。試回答。

■ それぞれのタイプ

マルチビタミンが効いた人=全般の栄養失調によるメチレーション不全、腸での吸収不全。

デキストリンが効いた人=腸での吸収不全、とそれによるB6生産不足

EAA=たんぱく質合成不全、およびそれによる消化能力低下

■ 解説

EAAが効いた人は、消化力が落ちており、摂取した栄養が消化酵素によって消化できない人である可能性が高いです。なぜなら、消化酵素もたんぱく質で作られるためです。

ので、EAAで基礎たんぱく質を充足してから(消化酵素を合成してから)、プロテイン(消化吸収を自分で行わないといけないたんぱく質)へ進むと無理なく、筋力増強のステップを踏めると思います。

私はEAAは、いまいちで、BCAAが効きました。どちらの方も、


 アミノ酸が効く= 消化力自体が弱い


傍証です。


マルチビタミンが効いた人は、ベースとなる栄養素全般に低値があったうえ、筋トレで需要が上がるので、食事による基礎栄養の補給が追い付かなかった人です。

B群は、特に需要が上がる。ビタミンA,B,C,D、Eは全部必要なのですが、偏りなく摂れる人は少ない。特に加工食品ベースの人は少ない。B6が不足するとセロトニン等が作れず、鬱になるし、B12や葉酸が足りないと造血も弱くなるので持久力も減ります。B1、B2が不足すると、糖質や資質の代謝にも影響が出て、力もでない。エネルギー代謝が正常化すると、疲れも出ず、摂った栄養をうまく燃焼させられるようになります。

難消化性デキストリンが効いた人は、腸内環境が乱れているほかは、そこそこ食べれて、代謝もよくできていた人で、元の体質が強いのだと思います。山ヤはこういう体質の人が多い。元が強い人。

なので、本来の食べるという力(消化力)は、十分だったということです。食べたものを排泄する力が弱いと、体内に便が滞留する時間が長くなり、腸内環境の悪化により、B6生産が悪くなります。

■ やってみなくては分からない

血液検査のデータが示されれば別ですが、栄養療法の難しさは、ほとんど

 ブラックボックスである体

から、

 試してみて、正解である処方を

 自ら探る

という必要があることです。なので、相手任せの人には、ほんと向いていないというか…。


 自分の体に尋ねる、聞く、質問する


という姿勢が必要になります。なので、

 

 自分に合った処方が見つかるまでの試行錯誤


が、もっとも楽しい部分で、最初から正解を求める人には、合わないかもしれません。

■ 女性で5.12の条件…

強さ…山で強い…というのは、ほとんど持久力を意味しますが…現代生活で持久力が発揮できる場はほとんどない。

私は、持久力と言う意味では、日本で登ることができない山は、そんなにないだろうという感じに4年程度で到達しました。女性のほうが一般に山での持久力は長持ちします。

もちろん、男性山やでがっつり体系の人にかなうような力ではないです。なにせ元の筋量が違いすぎます。女性の場合は持久力に使っているのはケトンで、体脂肪だと思います。男性は、筋肉です。長くやっている山やって、ひょろ痩せ体形の人もなかなかいます。

クライミングでは一転して強さは瞬発力です。瞬時に出せる最大筋力のこと。

男子はオールアウトしてその後使い物にならなくなる… 女性はオールアウト自体ができない人が多いです。

瞬発的な強さが必要なのは、クライミングでは核心というものがあり、そこをこなすのは、一にムーブ、次に筋力で、男性は、二次的要素である筋力でやりくりしてしまうため、ムーブ習得は後回しになります。

しかし、女性だと、ムーブは習得が先に来ますし、習得できても(正解ムーブでも)、その後の筋力でカバーしないといけない局面に来たときに乗り越えられないことが多いです。

それは、

 性による制限を乗り越える、みたいな、女性に対しては過大な要求

ってことが多いです。

女性で鉄棒にぶら下がって胸を鉄棒に着ける懸垂が可能な人はあんまり会わないですが…そこを乗り越えるみたいなのが必要になる。女性の場合、1回懸垂ができるだけで、アスリートレベル。

私にとって、たぶん、5.12は性差を乗り越えるくらいな、運動強度は、

 達成不可能感

がありますが…。 

それは、

 課題の内容による

かもしれませんね。

女性は全般に低身長ですが(私は特に小さく、152cmしかないです)、

・その身長によるリスクアップというハンデがない(立てないところで、クリップを要求されると、たぐり落ちになり、ものすごく危険です)、

・それなりにホールドの選択肢が豊富で、その選択肢のどれもが、5.12の難易度の範囲に収まる課題(ホールドが届く範囲にあっても、2段とグレーディングできる極小ホールドやブランクセクションでは難易度、急上昇です)

・その上、垂壁であれば、可能かもしれません。

オーバーハングは、ワンポイントの課題以外は、まぁ、大体男性の独断場です。スポーツクライミングやアイスクライミングの選手では、オーバーハングも女性やってるのですが、ランナウトの問題はなく、またアックスを使えば、指を使わないでいいです。アイスでは、アックスがあるので、指力の問題を回避できる。

しっかし、私も、フィギュア4試してみましたが、いや~、これは、やり続けてできるようになるのかな?的疑問がわきました(笑)。今、適性を感じている水泳やバタフライでの感触とは大違い。健康のためであれば、合っている運動を行うほうが合理的です。

しかし、とはいっても、

 胸・肩・腕、という上半身の弱点

は、現代の日常生活で要らないから、使わないという方向性に行けば、退化の一途。同じ筋トレなら、やるのが楽しいクライミングのほうが、一般的なトレーニングマシンより、モチベーションの点で有利です。

退化することを歓迎する人類はいない訳なので、

 楽しみの範囲でやればいい

のではないかと思います…。

まぁ、5.12が登れねーならお前はクライマーじゃねえ!と言っているのは、日本の男性に限定したクライミング常識かもしれません。なんせ、5.12まで行かないと、日本の岩場は安全に登れないように設計されてしまっています。

そういう岩場に設計されてしまった理由が痛くて、男性がランナウトで勇敢を気取る、みたいな、クライミングの本質とあまり関係がないような、ヒロイズム…。

でもまぁ、おじさんたちにとってはでもそれが、人生のすべて、であったのかもしれません…。




2024/01/19

【セッション解説】八ヶ岳のおいしいチーズケーキの思い出

■ カチョカバロの思い出

八ヶ岳ではチーズがおいしい。

私は、山ヤからスタートしたクライマーなので、食は大事にしている。
ジムスタートのフリークライマーは、食に対するこだわりは、ほとんどない人が多い。

八ヶ岳のチーズケーキ屋さんは、最初の師匠の鈴木さんが教えてくれたものだ。

チーズケーキセット激安だった覚えがあるが…たしかコーヒーは飲み放題だったような??? 

にこにこ顔で、鈴木さんは教えてくれたんだよなぁ。

もし私に返さないといけない恩があるとすれば、鈴木さんこその人である。

私がラオスに誰か年配の人を連れていくとすれば、鈴木さんを連れていきたい。

■ 鈴木さんとの出会い

最初のクライミングの師匠鈴木さんとは、岩場で出会った。

「そんなところにいるとは、さてはクライマーだな!」「流動分散を作って見せなさい」で私が、作れてしまったのだった。

当時は、私も、師匠が必要とは考えておらず、”イケイケどんどん”で、師匠の側としては、”あぶなっかしくて、ほっておけない”が、本音であったであろう。

■ 体力過信とリスク認知不在 vs 独学に対する根拠のある自信

しかし、私が”イケイケどんどん”であった理由は、大抵の男性クライマーのように体力に自信があり、リスクを認知していないから、ではなかった。

実は、それまでに複数の、

”独学成功体験” 

があったからである。

中学受験からスタートして、英語の習得、プログラミング言語の習得、と、マーケティングクラスではトップ成績、クリシンではMVPと、すべて、かなり高いレベルで習得してきているから、まさか、自分がクライミングを一人では習得できない…とは、考えられなかったのだった。

■ 実際、無謀な人たちから守ってくれた

しかし、師匠の鈴木さんは、私に群がってくる、”考えていない無謀なクライミングパートナー候補”を蹴散らしてくれた。

だからこそ、私は死んでいない。と言えるレベルだ。

最後の最後で、白亜スラブでは、やられてしまったが…。あの時は、ほんとスレスレでしたね。

でも、師匠の鈴木さんから教えてもらった技で、乗り越えたんだった…。

鈴木さんに感謝の念を送るべし。

■ 危ない人たちから守られること

これは、もしかして、2番目の師匠の青木さんも同じかもしれない。

青ちゃんがいるので、危険なやつが来ても監視下というか…。

現在クライミングの世界で足りていないのは、この

 監視下

と言う環境で、ほとんどの男性クライマーが、

 友達レベルの周囲の人の見よう見まねでクライミング

をし、岩場に行き、トンデモビレイを繰り広げても、それが

 トンデモだということ

 が、

 「ほかの人もやっているから」

という理由で理解できない。

■ 製品の選択肢に現れるポピュリズム=広告に容易に騙される

今日は、栄養相談者から、

「僕だってアミノ酸、言われた通りに飲んでいる!」

と主張する内容の連絡が来た。

が、そのアミノ酸サプリの筆頭原材料を見たら、麦芽糖であった…。



これでは、アミノ酸を飲んでいるつもりで、糖分を取っているだけ、になるのである。

だから、この人は余剰糖質から、脂肪肝を発症しているわけなのだから。

この食行動をとるから、結果として脂肪肝になっているわけなのである。

原材料名は多い順から書かなくてはならないと法律で決められている。

脂肪肝に対する”知恵薬”は、”食品を購入するときは原材料をチェックする” である。

■ なぜ、原材料を見て購入する製品を決めないのか? 広告にすぐ騙される

このように日本人は、同調=ポピュリズムに侵されている心の弱さを、広告というマーケティングで利用されている、のである。

ちなみに、この方は、グロービスのマーケクラスでご一緒した方で、

 現代のマーケティングは、主に購入者を欺く方法を学問として扱っている、

ということを知識として知らないはずがない。例えば、例題は、食器洗い洗剤であった。油汚れが良く落ちる洗剤と言うのは、言い方を変えれば、手荒れする洗剤と言う意味である。そりゃそうでしょう…油が落ちるのだから、皮脂もよく落ちる。

私はチバスペシャルティケミカルズで、石鹸抗菌剤部にいたのである… 洗浄剤の宿命は、汚れを落とせば、落としたくない他のものも落ちるってことである。原理的に当然でしょ。

したがってマーケティングの戦略は、手荒れを言わないことである。そんなことを強調したら買いますか?買いませんよね?

同じことが、アミノ酸と偽った麦芽糖、で起きているのである。

このアミノ酸を買っている人は、体に良いことをしていると思い込んで、せっせと自分の体に糖を取り込んでいるのである…。

望む結果が得られないのは当然ではないだろうか?

■ 独学の秘訣

私の独学の秘訣を教えてほしい…と聞いてくる人は多い。

…秘訣をあげるとするなら、

 みんながやっていることはたいてい間違っている可能性が高い、

と考えることである。なぜなら、その結果が、

 皆の現実だから、

である。

8割の人がうまく行っていないのなら、その8割の人がやっていることは間違っているのである。

残る2割を模倣することだ。

例えば、太っている人は、太る食行動を行うから、結果として、太っているわけである。

原因と結果の法則は万人に共通である。

太っている人に痩せる秘訣を聞く人はいない。

同じことで、何かで成功していない人に、成功の秘訣を聞いても仕方がない。

クライミングで、みんながやっていることをやる、ということは、

 その他大勢のクライマーの一部に埋もれる

ということであり、それは、

 抜きんでる、

ということとは正反対の道だ。言われたら、あたりまえでしょ。

■ 優れている人を見つける

マネをするなら、

 優れている人、
 すでに実績がある人

をまねしなくてはならない。

師匠の鈴木さんは、岳人に寄稿するクライマーだった。技術もしっかりしていた。が、それでも私は山岳総合センターのリーダーコースは受講した。センターは、かつて中島岳志さんが所長を務めていたそうだ。中島兄弟のお父さんです。

マネする相手を間違えていたら、誰だって正しく成長することはできないであろう…

英語にしても、英単語テストで100点取ったからしゃべれます!って人に会ったことありますかね?ないでしょう。

しゃべれるようになった人は大抵が、一人で外国に飛び込んで誰の助けもなく、日本人が一人もいないという環境に耐えた人ですよ。

同じことをするだけですよ…正しい道は、たいていは、大変で、そして孤独、です。

簡単なほうを選んでいたら、そりゃみんながそうするんだから、皆と同じ結果になる。

つまり、うまく行かないんですよ。



2024/01/17

ナナファテからルーフロックへ。

今年は小川山行くかねぇ…

 ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーーーーー

【会社設立と創業の動機】

私はカラファテ川上店の場所を引き継ぎ、クライミングショップ「ROOF ROCK」をオープンするために、本日、2024年1月16日、「株式会社ルーフ・ロック」を設立しました。

クライミングショップ「ROOF ROCK」がオープンする場所は2015年にパタゴニア川上店としてスタートし、2017年から東京目白に本店があるクライミング専門店カラファテに引き継がれ、この地に通うクライマーから愛されてきました。

2023年11月末にカラファテ川上店は7年の歴史に幕を閉じました。

私はパタゴニア川上店時代からこの場所に通い、2021年4月から3年間カラファテ川上店で働きたくさんの方々に出会う事が出来ました。

私はこの場所が大好きです。

大切なこの場所を守るために創業を決意しました。

クライミングショップ「ROOF ROCK」は2024年4月27日(土)にオープン予定です。

ROOF ROCKのフェイスブック、インスタグラムのアカウント立ち上げました。

今後とも是非宜しくお願い致します!

https://www.facebook.com/ROOFROCK.CLIMBINGSHOP

<Motivation Behind Company Establishment>

Today, on January 16, 2024, I have established "ROOF ROCK Co., Ltd.” to take over the location formerly occupied by Calafate Kawakami Shop and to open the climbing shop "ROOF ROCK."

The location where "ROOF ROCK" is opening began its journey in 2015 as Patagonia Kawakami Shop. In 2017, it was taken over by climbing specialty shop Calafate, headquartered in Mejiro, Tokyo. It has been cherished by climbers frequenting this area over the years. At the end of November 2023, the Calafate Kawakami Shop concluded its seven-year history and closed its doors.

Since my time at Patagonia Kawakami Shop, I have been coming to this location, and from April 2021, I worked at Calafate Kawakami Shop for three years, allowing me to meet many wonderful individuals. 

I love this place. I resolved to embark on the journey of entrepreneurship to safeguard this cherished location.

The climbing shop “ROOF ROCK” is scheduled to open on Saturday, April 27, 2024. I have launched Facebook and Instagram accounts. I look forward to your continued support.

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これをかいた人の公開動画。宮崎出身の人ですよ。ちゃんとしてますよねぇ。

九州にい続けることがリスクってことですかねぇ…