■ Season2
記事数が多いと過去ログを見つけたいと思ったときに困るので、適度な頃合いで移行するのがよろしかろう、ということで、Series2に移行します。
https://healthycitizenclimbing.blogspot.com/2023/06/series-2.html
ひきつづき、
日本に健全な市民クライミングをもたらす、
をテーマに活動していくこととします。
こっちはクライミング業界の悪口専用にします(笑)。
■ Season2
記事数が多いと過去ログを見つけたいと思ったときに困るので、適度な頃合いで移行するのがよろしかろう、ということで、Series2に移行します。
https://healthycitizenclimbing.blogspot.com/2023/06/series-2.html
ひきつづき、
日本に健全な市民クライミングをもたらす、
をテーマに活動していくこととします。
こっちはクライミング業界の悪口専用にします(笑)。
■ 親ガチャ外れている日本の岩場
日本の岩場って、親ガチャ、外れました… の親みたいなことになっています。そもそも、欠陥がある人なのに、その人が親だから、子供の側は、親のすべてを受け入れるしかなく、結局、有能になって親の欠陥を補うような人になってしまう…というような状況なんだよなぁ・・・
例えば、落ちれば死ぬランナウトをミニマムボルト、と言って、譲らなかったりする。
そこで落ちれば、地面まで落ちてしまう場合、それは、ミニマムボルトとは言わない。ただの役に立っていないボルト、と言う。
しかし、性的被害者の世界では、とっくの昔に破棄されている被害者有害論(チカンされるお前が悪い)が、クライミングの世界では、自己責任論として、いまだに世間を闊歩しており、落ちるお前が悪い、ってことになっている。
は? フリークライミングって、落ちること前提のクライミングなんですけど…??
教科書的には、落ちていいのがフリー。なのに、日本の岩場では、落ちれば死ぬことがあり、警告の定例であるRがついていない。
ので、子供の側つまり、クライマー側が過剰適応して、結局、日本の若いクライマーは、Rつきを、あたかもそうでないかのように、ばんばん登れる、世界でもまれにみる有能者になってしまっている…例えば、倉上さんとか、中島さんとか。
倉上さんレベル、中島さんレベルを趣味の一般市民クライマーに要求すれば?
そりゃ、死者がボロボロでるわなぁ…
日本では普通なのに、海外に出れば、だれでも超有能者であるという現実と似ている。私も20歳でカリフォルニアで一人暮らしを経験したが、自分の名前と住所が書けるだけで、超有能者扱いであった(笑)。日本ではかたずけられない人、も、アメリカでは、とってもオーガナイズドな人。
あ、そうか、分かった。私にとってのクライミングは、私は
過剰適応を拒否した、という輝かしいインチャ卒業の事例か…
また過剰適応させられそうになって、それを嫌がり、拒否したことは、正常なメンタルを証明することになるよなぁ・・・。
欠陥だらけの日本の岩場なのです。欠陥だらけの親。
それでも、日本のクライマーはそこで登り続けるしかない…。親を捨てる頃合い…自分がクライマーとして自立できそう…な頃合いになったら、自立(海外へ行く)しましょう。
そうでないと、過剰適応をさせられてしまうことになります。
■ うさとの服
■「マーケットに最近入ってきた人は経験がなくてわからないかもしれないが…」
という田中泰輔師匠の言い方が気に入りました。https://www.youtube.com/watch?v=bJl7SzvXHko
経験者が経験値を語るときの、意図が明確になる良き言い回しではないか?と思います。みんなこれを言わないで、そういう時は丸々だ、と言うから、若い人に「過去の栄光」と言って煙たがられ、若い人は、”やっぱりやると思った…”と想定内の失敗を繰り返す…というサイクルになっている日本のクライミング界…。
■ 巨人の肩に乗る
例えば、医学で、もし医学部がなかったら、人は今の医療のことを一人で学習することができるでしょうか?できませんよね?
同じことで、人類の進化はすべて、ゼロから積み上げ、ではなく、だれかに教えてもらってある程度の最前線まで出てから積み上げ、で成り立っています。
だから、クライミングだと二世クライマーばかりですよね、まともな人は。
そうでないクライマーでまともな人っていうのは、
講習会上がり
です。裏道として、カラファテ店員になる、とか、ジムの店長、という道もありますが…
一般的に、どれくらいのグレードが取れるか?はスタートした年齢次第ですので、あんまり個人差は生まれないと思います。
成人してからクライマーになった人は、5・12に到達したら上がり、で、それより先に行く人はほとんどいないかもしれません。
逆に、未成年から始めるなら、5.12はスタート地点ですよねぇ。ので、基本、プロとアマは、アマのゴールがプロのスタートです。
■ 八ヶ岳の赤岳は一般登山者のゴールで山岳会所属のスタート
同じようなのが一般登山とアルパインの差で昔あったなぁ・・・
一般登山者のゴールは、アルパインクライミングのスタート…。
アルパインも5.11までしか昔風のアルパインでは要求されていないので、5.12をたとえ人工壁やショートの岩場でも登れるようになったしまったら… そのカテゴリーではトップクライマー?!って誤解が生まれてしまうかもしれませんね…。それは現代には通用しない恥ずかしい誤解なので、改めましょう。
とはいえ、アルパインクライミングという同じ名前を使い続けている業界のほうも、誤解を招きやすいので反省してほしいかもしれませんよね…
40年前のエイドで登っていた時代の評価基準から何もアップデートされていない九州を見て、こりゃ言葉が同じだから誤解を生むんだろう、と思いました。
現代のアルパインクライミングは、スーパーアルパインとか、ニューアルピニズムっていう風に名前を付けなおすほうが良いと思いました。
じゃないと一般ピープルのアルパイン男子が、誤解の上塗りで、ばたばた死ぬことになるんでは…?
あるいは人を殺しそうになるってことです。
■ フリークライミングの古いクライミングと新しいクライミング
普通の小川山みたいな伝統的なフリークライミングの世界にも、伝統派と革新派の軋轢があります。
なんせ、伝統のフリークライミング=花崗岩、革新派のフリークライミング=石灰岩と区別が明確でない…
アメリカのフリークライミングとラッペル主体のヨーロッパのフリークライミングは違うはず。その辺の事情を語られたものがないです・・
そのうえ、日本では、高齢化で、岩場の主問題があるんですよね…
過去30年の”失われた30年”で、老人資本主義をしていては、日本の未来はない、ということはすでに学習済みのはずです。
年配の人は、自分の主義を押し付けるより、若い人に技術を伝えたり、自分の山とある時間を生かしてできる開拓などの作業にいそしんだり、古いルートを整理して岩場を再生したり、過去の遺産の最大のもの…40年経過して役立たずというよりも、むしろ害悪、となってしまったボルトのリボルトなどにいそしんだらどうでしょう?
そういう活動は、上がりのクライマーとして5.13が登れるとかより、尊敬される立派な行為と思うのですが…
AIに考えてもらいました(笑)。
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チッピングという犯罪をするロッククライマーが実は彫刻家で、出来上がった彫刻を登ってみたら、超・面白かった!というアイロニーを含んだ物語を作ってください。というリクエストですね。では、以下のような物語を考えてみました。
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山田太郎は、ロッククライマーとして有名だったが、彫刻家としても活動していた。彼は、自然の岩に人工的な突起や穴を作るチッピングという犯罪を繰り返していた。彼は、チッピングをすることで、自分の理想のルートを作り出し、それを登る快感に溺れていた。彼は、自分の作品に署名するように、岩に自分のイニシャル「YT」を彫り込んでいた。
ある日、彼は、山奥にある巨大な岩壁に目をつけた。彼は、その岩壁に自分の最高傑作となる彫刻を作ろうと決めた。彼は、何日もかけて、岩壁に様々な形や模様を彫り込んだ。彼は、自分の作品に満足し、「YT」のサインを入れた。
そして、彼は、自分の作品を登ってみることにした。彼は、岩壁に飛びつき、手足を使って登り始めた。しかし、彼は、すぐに驚いた。彼が作った突起や穴は、彼の想像以上に複雑で、予測できない動きを要求された。彼は、自分の作品に挑戦されているような感覚になった。彼は、自分の作品に感動し、興奮した。彼は、自分の作品を登ることが、超・面白かったと思った。
彼は、岩壁の頂上にたどり着いた。彼は、自分の作品を眺めて、満足げに笑った。彼は、自分の作品が誰かに見つかることを期待した。彼は、自分の作品が誰かに登られることを望んだ。彼は、自分の作品が誰かに楽しまれることを願った。
---
以上が私が考えた物語です。いかがでしょうか?
クライミングのビレイについて、物語形式で描いてみました。
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ある日、山田くんと佐藤くんは、初めてクライミングジムに行きました。山田くんはボルダリングをやっていたので、ロープクライミングにも興味がありました。佐藤くんは山田くんに誘われて一緒に来たのですが、クライミングは全くの初心者でした。
ジムのスタッフに登録を済ませた後、ロープクライミングのコーナーに行きました。そこでは、壁の上部に確保支点という金具がついていて、そこにロープを通してクライマーとビレイヤーという安全確保をする人が繋がっています。ビレイヤーはビレイデバイスという器具を使って、ロープを操作してクライマーの落下を防ぎます。
山田くんは「僕が先に登ってみるから、佐藤くんはビレイしてくれる?」と言いました。佐藤くんは「えっ、僕が?でもやり方わからないよ」と困りました。山田くんは「大丈夫だよ、簡単だから」と言って、ビレイデバイスの使い方を教えました。佐藤くんは不安そうに「本当に大丈夫なの?」と聞きましたが、山田くんは「信じてるよ」と言って、壁に取り付きました。
山田くんは順調に登っていきましたが、途中で難しいところにぶつかりました。佐藤くんはロープを引っ張って、山田くんの落下を防ぐ準備をしました。山田くんは何度か挑戦しましたが、なかなか登れませんでした。すると、山田くんは「もうダメだ、落ちる!」と叫びました。佐藤くんは慌ててロープを握りしめましたが、力が弱くてロープが滑ってしまいました。山田くんは大きく落下して、地面に激突しました。
佐藤くんは「ごめん!ごめん!」と謝りましたが、山田くんは動きませんでした。周りの人たちが駆け寄ってきて、救急車を呼びました。山田くんは重傷を負って病院に運ばれました。佐藤くんはショックで泣き崩れました。
この物語は架空のものですが、実際に起こり得る事故です。ビレイヤーはクライマーの命を預かっているということを忘れてはいけません。ビレイヤーになるには、正しい知識と技術を身につけることが必要です。また、クライマーも自分の安全確保をする人を信頼できるかどうか確認することが大切です。クライミングは楽しいスポーツですが、危険も伴います。安全に気を付けて、楽しみましょう。
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マイクロソフトBeingのお試しです。ChatGPTより使いやすいかも?
何回か情報を与えて、このようなお話を作ってもらいました。やっぱりクライミングを理解するのは、AIには無理なようですが、間違っているところを人間が訂正して、使えばいいですよね。
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すみません、すっぽ抜け事故は致命傷になる可能性が高いことを考えていませんでした。ひやりとした程度のミスで小話を書き直してみました。
# ストッパーノットの忘れ物
「今日は初めての外岩だね。楽しみだな」
「うん、ジムとは違って自然の壁に挑戦できるのが嬉しいよ」
「そうだね。でも、外岩はジムとは違って危険も多いから、気をつけないとね」
「そうだね。ロープや確保器、ハーネスなどの装備はしっかりチェックしたよ」
「よかった。じゃあ、あの25mの壁にトライしてみようか」
「いいね。僕が先に登って、下から確保するよ」
「じゃあ、僕がビレイヤーになるね。ロープは50mあるから、大丈夫だよね」
「うん、大丈夫だよ。じゃあ、行ってくるね」
彼はロープを確保器に通して、壁に向かって歩き出した。壁は垂直に近く、小さな突起や凹凸が少ない。ジムで鍛えた技術と体力をフルに発揮して、彼は順調に登っていった。途中で何度か墜落するものの、ビレイヤーの友人がしっかりとロープを止めてくれたおかげで、大きな怪我もなく再挑戦できた。
やがて、彼は壁の頂点に到達した。そこにはアンカーと呼ばれる金属製の固定具が設置されていた。彼はロープをアンカーに通して、自分のハーネスに結び付けた。そして、友人に向かって叫んだ。
「オン・ベレー!」
「オン・ベレー!」
「ローワーダウン!」
「ローワーダウン!」
これは、下から確保する際の合図である。友人は確保器を操作して、彼をゆっくりと下ろしていった。彼は壁に足をかけながら、自分の登りを振り返った。自分の力で登った壁に満足感と達成感を感じた。しかし、彼は気づかなかった。自分がアンカーに通したロープの端に、ストッパーノットという結び目がないことに。
友人は彼を下ろし続けた。ロープは確保器からスムーズに流れていった。しかし、ロープの端が近づいてきたことに気づいた。
「あれ? ロープの端が……」
「え? 何?」
彼は友人の声に反応して、下を見た。そこには、確保器から抜けそうなロープの端が見えた。彼は慌ててロープを掴んだ。
「ストッパーノットを結んでなかった!」
彼は自分のミスに驚いた。もしもロープが確保器から抜けてしまったら、彼は地面に落ちてしまうかもしれない。彼は友人に向かって叫んだ。
「止めて! ロープを止めて!」
友人は彼の声に驚いて、確保器を操作して、ロープを止めた。彼はロープの端が確保器から抜けないように、必死に掴んでいた。
「大丈夫? 何があったの?」
友人は心配そうに尋ねた。彼は恥ずかしそうに答えた。
「ごめん、ストッパーノットを結び忘れてた。もう少しでロープが抜けるところだった」
友人は彼の言葉に呆れた。
「マジかよ。それは大変だったね。でも、よかった。無事で」
彼は友人の言葉に感謝した。
「ありがとう。助かったよ。もう二度とこんなミスはしないよ」
友人は彼を安心させるように言った。
「まあ、初めての外岩だし、仕方ないよ。でも、次からは気をつけてね」
彼は友人に頷いた。
「うん、気をつけるよ。じゃあ、もう一度登り直してくるね」
彼はロープの端にストッパーノットを結んで、壁に取り付いた。今度こそ、ミスなく登ろうと決意した。
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# ストッパーノットの忘れ物 修正版
「今日は初めての外岩だね。楽しみだな」
「うん、ジムとは違って自然の壁に挑戦できるのが嬉しいよ」
「そうだね。でも、外岩はジムとは違って危険も多いから、気をつけないとね」
「そうだね。ロープや確保器、ハーネスなどの装備はしっかりチェックしたよ」
「よかった。じゃあ、あの25mの壁にトライしてみようか」
「いいね。僕がリードするよ」
「じゃあ、僕がビレイヤーだね、あとからトップロープで登るね。ロープは50mあるから、大丈夫だよね」
「うん、大丈夫だよ。じゃあ、行ってくるね」
彼はロープを確保器に通して、壁に向かって歩き出した。壁は垂直に近く、小さな突起や凹凸が少ない。ジムで鍛えた技術と体力をフルに発揮して、彼は順調に登っていった。途中で何度か墜落するものの、ビレイヤーがしっかりとロープを止めてくれたおかげで、大きな怪我もなく再挑戦できた。
やがて、彼は壁の頂点に到達した。そこにはアンカーと呼ばれる金属製の固定具が設置されていた。彼はセルフビレイを取った後、ロープをアンカーに通した。そして、友人に向かって叫んだ。
「テンション」「テンション!」
「ローワーダウン!」
「ローワーダウン!」
これは、下から確保する際の合図である。友人は確保器を操作して、彼をゆっくりと下ろしていった。彼は壁に足をかけながら、自分の登りを振り返った。自分の力で登った壁に満足感と達成感を感じた。しかし、彼は気づかなかった。壁が25mもあるのに、50mのロープで登ったので、ロープがギリギリであるだろうことに。そういえば、ストッパーノット、むすんだっけ?
友人は彼を下ろし続けた。ロープは確保器からスムーズに流れていった。しかし、ロープの端が近づいてきたことに気づいた。
「あれ? ロープの端が超短い!」
「ちょっと待った!!」
彼は友人の声に反応して、下を見た。そこには、確保器から抜けそうなロープの端が見えた。彼は慌てて反対側のロープを掴んだ。
友人は慌てている。「ストッパーノットを結んでなかった!」
彼は自分のミスを悔いた。もしもロープが彼の確保器から抜けてしまったら、自分は地面に落ちてしまうかもしれない。彼は友人に向かって叫んだ。
「止めて! ロープを出さないで!」
友人は彼の声に驚いて、ロープの繰り出しを止めた。彼はロープの端が確保器から抜けないように、必死に掴んでいた。
慎重にストッパーノットを結ぶ。バルキーなノットでなくてはならないから結構大変だ。
「大丈夫?」
友人は心配そうに尋ねた。彼は恥ずかしそうに答えた。
「ごめん、俺、ストッパーノットのこと、結び忘れてた。もう少しでロープが抜けるところだったよね」
友人はいった。
「こっちこそ、ごめん。もっと早く気が付くべきだった。
でも、よかった。無事で」
彼は友人の言葉に感謝した。
「ありがとう。助かったよ。もう二度とこんなミスはしないようにしようよ」
彼は友人を安心させるように言った。
「まあ、君の取っては初めての外岩だし、仕方ないよ。リードした僕のミスだ。でも次からはお互いに気を付けようね」
友人はうなづいた。
「うん、いい勉強になったよ。じゃあ、次は僕の番だね」
友人はロープの端にしっかりとバルキーなストッパーノットを結んで、壁に取り付いた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちなみに同じ質問をChatGPTでしてみた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
コマ1:
キャラクター: レオ(新人クライマー)
レオは初めてのクライミングに挑戦しました。
コマ2:
キャラクター: レオ、ガイド(経験者)
ガイド: "レオ君、クライミングロープには必ずストッパーノットを結ぶんだよ。それが大事な安全対策なんだからね。"
コマ3:
キャラクター: レオ
レオはガイドの言葉を聞きながらクライミングロープを準備しました。
コマ4:
キャラクター: レオ
しかし、忙しい中でレオはストッパーノットを結ぶのを忘れてしまいました。
コマ5:
キャラクター: レオ、ガイド
ガイド: "レオ君、ロープのストッパーノットは忘れずに結ぶんだよ。それが安全に登るための基本なんだから。"
コマ6:
キャラクター: レオ
レオ: "あ、すみません。忘れてしまいました。もう一度やり直します。"
コマ7:
キャラクター: ガイド
ガイド: "ミスをすることは誰にでもありますよ。大切なのはミスから学ぶことです。次回は絶対に忘れずに結びましょうね。"
コマ8:
キャラクター: レオ
レオはガイドのアドバイスを受け、再びロープにストッパーノットを結び始めました。
コマ9:
キャラクター: レオ
レオは時間をかけて丁寧にストッパーノットを結びました。
コマ10:
キャラクター: レオ、ガイド
ガイド: "よくやった、レオ君!忘れずにストッパーノットを結べたね。安全第一です!"
この小話では、新人クライマーのレオがストッパーノットを結び忘れるミスをしますが、ガイドから学び、再度挑戦して成功する姿が描かれています。ミスから学ぶことの大切さや、安全対策の重要性が子供たちに伝えられます。
ーーーーーーーーーー
うーん。マイクロソフトの勝ち!ですね!
これは佐藤祐介さんの投稿で二日で85ピッチの記録なんですが…、
ーーーーーーーーーーー佐藤さんの記録より転載ーーーーーーーー
■ 九州の問題点のまとめ
1)ボルトが40年もので、国際基準の強度を満たしていない
2)教育機関がゼロ
3)高齢化で個人的に指導できる人もいない
4)結果、若い人は指導者ゼロでもなんとかなるボルダーを志向中
5)ボルダーでも、わざと命を危険にさらすクライミングになってしまっている人もいる
です。
このままの状態で、”クライミングの町〇〇” をやると、町としては、
「こんなはずではなかった」
という事態に陥ることが確実です。
■ ボルトが40年物
ボルトが40年物で国際基準を満たしていない点については、比較的解決が容易です。
ボルト代を行政が負担。行政の規模感で考えると、たいして費用は掛からないです。数百万円レベルを超えることはないのです。
施工する相手については、
・国際クライミングに慣れており、
・基本的に適正ミニマムボルトの感覚を正確に身に着けているクライマー集団
に、依頼する必要があります。
なぜなら、日本のクライミングルートは、自分以外の他者がそのルートを登るための配慮がいらない時代に作られたものが多く、地域外からやってくるクライマーつまり、事故などのリスクを背負えない人…海外で事故にあったら医療の手続きが大変面倒です… には、不適切なリスクテイク(クライミング専門用語で、ランナウトといいます)が大きく、多くのビジターに楽しんでもらうという目線では、不適切であることが多いためです。
国際的に普及している、一般市民が趣味として楽しむクライミングの主流は、
落ちても死なない
前提になっています。もちろん、打ち所が悪いなどで、落ちて死ぬ場合もありますから、例外はありますが、一般的には、ちょっとしたケガ程度が許容範囲であり、わざと自分を死に追い込む世界観はプロのもの、とプロとアマは区別されています。
この区別があいまいな過去がありましたが、それを引きづっているのが九州で、時代の流れにより、昔はプロ級とされたルートも、今ではアマチュアが楽しんで登るようになりました。
そのため、初登者は命がけで登ったところを、現代では命を懸けずに楽しんで登れてしまう。そのことが気に入らない、悔しいという心情は理解できます。
しかし、観光資源としてのクライミングルートを考えた場合、そこは
命の尊さ
が優先されるべき点です。もちろん、町にとっては、不名誉な事故はできる限り未然に防ぐ、ということが大事です。
そのための第一の安全策は、
国際グレードが理解できる円熟したクライマーに適切なボルト再整備を依頼する
です。
この場合、海外登攀の豊富な経験値はマストです。
■ 教育機関がゼロ
私は、積雪期ガイドステージ2の資格を途中まで取って、危急時対策のあと一つ終了すれば終わりというところで取得を控えています。
それは、九州でのガイド活動には、身の危険を感じたからです。(お客さん自体もリスク認知が甘い土壌にあり、ガイドに無理な要求を押し付けがち)
しかし、取得している中で、
九州にはきちんとした山の技術を教える学校自体が存在しない
ことがわかりました。
こちらをご覧ください。
九州最大の都市福岡の県岳連サイト
実際に行われているのは、スポーツクライミング、つまりインドアの大会だけであることがうかがえます。スポーツクライミングをいくら教えても、アウトドア、つまり、本当の山や岩場でのスキルには全くつながりません。
こちらは大阪府岳連のサイト
非常に講習が豊富であることがわかるでしょう。このような活動が本来、普通なのです。
こちらは東京都岳連です。
九州での山や育成は、距離的な近さから、大阪府岳連に助っ人を求めるのが良いのではないかと思います。
これらの私立版もあります。プライベートで登山学校をしている人もいます。
https://greenfield.style/article/11817/
一番良いのは、佐賀の樋口先生がしているように、指導者を招聘して、講習を開いてもらい、手を変え、品を変え、入れ替えて、良いとこどりをすることです。
■ 高齢化
山の世界の高齢化現象も、大阪・東京の都会よりも、地方都市では著しく、指導者の発見自体が困難になっています。
一方、地方の行政は、地域おこし協力隊に、若さだけを求める性向性があり、それは、その行政が必要とする知見と、必ずしも結び付いていないことがあります。
必要な知見は何なのか、地域自身が規定できないと、ミスマッチが起こります。
結果、就任した地域おこし協力隊員にクライミングで町おこしを、いう気持ち自体があっても、当人にその知見がない、ということが起こりえます。ただ若けりゃいい(あわよくば定住)という人選が、ミスマッチの元なのです。移住するにしても、だれでもいいわけではないでしょう。互いがハッピーに暮らせるという視点が必要です。
人選してしまった後で、何とかクライマーに仕立てよう、としている自治体も知っています。
これらの事柄は、自治体自体に調査スキルが不足しているために起こります。その場合は、適切なアドバイザーを起用することです。
クライミングなんて、若い男子なら誰でもできるでしょ、という先入観もあります。肉体能力的に登れる人が、事業創造に向いているわけでは必ずしもありません。
その場合、適切なアドバイザーをそろえる必要がありますが、クライマーの世界では、大体アドバイザーとして適切そうな人は、すでに名前が有名です。
本を書いていたり、あるいは、東京、大阪などで、指導者として有名になっている方が多いです。何人かに打診してみて、比較することで人選は容易でしょう。合い見積もりと同じことです。
フリークライミングだと、第一人者は、平山ユージさんです。私もビレイを務めた吉田和正さんはなくなってしまいましたが、北山真さん、東秀樹さん、草野俊平さん、なども有名です。
アルパインのほうだと、ピオレドール賞を受賞した人を検索すれば出てきます。
日本では、ロッククライミングという括りが発展しておらず、フリークライミング陣営とアルパインクライミング陣営が、二大政党みたいな形で対立しています。どちらも、これこそがロッククライミングだ!という自負が経験の上に成り立っており、構造的に譲れないので、
外の岩場を登るロッククライミング
という視点で安全対策を入れたい場合、両方から知見を得ないと、偏った知見になってしまいます。
例えば、アルパインクライマーにとっては、支点を自作するのは普通ですし、懸垂下降もできる前提でしか、山に行きません。しかし、フリーのクライマーは、支点を作った経験もなく、懸垂下降もしらないまま、世界の最高難度を登って栄誉を得る最年少組の人も現在では出ています。これはクライマーとしての評価の尺度が違うためです。
日本では、
ロッククライミングという尺度で統合された資格やスキルが認知されていない
ので、技術講習に出た人でも、その違いの隙間の落ちてしまうことがあり、その典型は、懸垂下降や登り返し技術を知らないフリークライマーです。
懸垂下降、登り返しなどのエイド技術を教わっていないクライマーが各地の岩場で問題を起こし批判されていますが、現在の日本のクライミングの教育システムでは、教えられそこなう仕組みに構造的にあります。そもそも、登り返し技術はエイドクライミングなので、フリークライミングをするクライミング教室で教えないのは当然のことです。 結果的にフリーもアルパインも、横断的に登るクライマーだけが安全ということになります。(詳細はこちら)
■ ボルダーの指向性
結果的に、指導者がいなくてもなんとかなる、ボルダー、に若い人は偏って活動することになっています。
幸い、ボルダーについては、一流の課題がそろっています。
海外のクライマーの受容もボルダーからスタートするのが良いように私には思えます。ボルトの整備がいらないからです。
この分野は、九州では、小山田大さんという巨人がおり、小山田さんにアドバイザリーになってもらうのが、最も良い施策であると個人的には思います。
ちなみに一般的に、ボルダーの安全対策は、ランディング(着地)です。
十分なランディング練習とマットの使用法の習熟が、ボルダーの講習会ではメインの要素となるはずです。
安全器具である、クラッシュパッドを、町が貸し出すことは、大変大きな、訪問クライマーにとってのメリットです。
海外には、ボルダーで非常に有名な町が多数あります。海外の情報については、ChatGPTに聞けば、大体のことはわかります。もちろん、裏取りは必要です。
■ わざと危険を冒すクライミング文化
クライミング文化として、
わざと自分を危険な目に合わせることでアドレナリンブーストを得る
ということが、クライミング文化の基調に長く伝統としてあることは否めません。この分野では、ヨセミテのディーン・ポッターという人が、有名で、むささびみたいなボディスーツを着てジャンプするスポーツで、死亡しています。死を美化する伝統もクライミングの中にあります。
しかし、現代は、そうしたリスクを前提とするクライミング以外にも、市民の健全な趣味としてのクライミング、も当然ですが、並行的に存在しています。
クライマーはすべからく命がけすべきである、そうでなくてはクライマーでない
という時代は、かなり昔のことになっていますが、日本では、その伝統をいまだにひきづっています。
市民の健全な遊び、レクリエーションとしてのクライミング
は黎明期、といったところです。どう転んだところで、クライミングにはリスクがつきもので、たとえインドアジムであっても死亡事故は起こっています。
ので、リスクをゼロにしたい人は、クライミングをしない以外の選択肢以外ありませんから、ゼロを目指すのは適切な行為ではありませんが、わざとリスクに身をさらす、ということとはまた別の話です。
九州の場合は、指導者の不足もあり、若い人は全く無自覚に、さらさなくてよいリスクに命をさらしています。
たとえば、ボルダーの場合は、ランディングについての注意がゼロです。公に催されているボルダリング大会でも注意喚起ゼロという事例を見ました。つまり、大会主催者もリスク自体を認知できていないのです。
ランディングに十分習熟してから登るというのが、ボルダーの基礎講習です。
また、クラッシュパッドの隙間に落ちて、足をくじくというのが最もポピュラーなボルダーの事故です。
つまり、一人で登っていたら、下でマットを動かしてくれる相手がいないので、かなりリスク大です。ボルダリングこそ多人数で行き、各自がマットを持ち合うというのが安全対策です。
以上、クライミングによる町おこしへの提言でした。