”どっちみち人は100%死ぬのですから、どうせ死ぬなら、やって楽しいことで死にましょう”
みたいな?
ランドスケープ設計の田瀬理夫さんの考案によるもので、山本紀久さん著作の「造園植栽術」にも紹介されています。
バイオネストのいいところは、
・場内からゴミを出さない
・作業した後も風景になる
・風景になるから「いつやめてもいい」
とかく「今日はここまでやらねば」と目標を決めがちですが、ともすると効率や成果に追われてしまいます。
「今日はこれだけやろう」と決めて、それだけを丁寧に作業するのが田瀬流と言えるでしょうか。
ーーーーーーーーー https://www.5baimidori.com/blog/2020.html
先日ノルマ消化で、経ヶ岳に登ってきました。
経ヶ岳は、スミレ満開&椿が満開で、お花の山でした。癒されました。
お花の山=岩の山、と言うことが多いのですが…下山中のウナギテ沢で見つけた岩場です。
一般登山者の歩くルート途上にあるので、優先度低めではあろうと思いますが、開拓候補にいいかな?と思ったので、写真をアップします。
■ 周辺の地形図チェック
中岳町のほうは、林道ありの毛虫マーク多数なのですが、長崎県の人は誰も歩いていないのかなぁ?
■オマケ情報
多良岳クラブ
http://www.findglocal.com/JP/Omura/435816863193596/%E5%A4%9A%E8%89%AF%E5%B2%B3%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96
長崎の山岳会 山人
http://taratara1210.sakura.ne.jp/yamabito/index-2.html
■ 飯山さんが「いつかここに住む!」とまで言っていたとは…
高さ20~100m 幅500m、アプローチは一時間よりは少なそうですが、取りつきが今のところ、渡渉。上に林道もあって、読図できる人は、尾根伝いにも降りれるが、そっちの方が難易度高そう。
私は2年ほど前に、小山田大さんを初期に教えたという屋久島フリーウェイ開拓者の米澤さん(御年当時74歳)が、もう開拓ネタが尽きた…というので、
”ここなど、次にいかがですか~”
と言うために、お連れした場所です…。遠くから見るだけでしたが…。
この近所は石灰岩だらけなので、春先はスピリングエフェメラルがステキで、フクジュソウがこれでもか!と咲いています。天狗岩は露出している岩としては最大ですが、近所は毛虫マーク一杯なので、移住先を探している開拓クライマーの方に、ぜひ移住候補にしていただきたいと…。許可取れたら、登り放題、開拓放題が可能になるであろう土地柄。
しかし、一般ピープルは仕事に拘束されているので、そのような行為をすることは難しいので、時間が自由になるスポンサードクライマーなどにおススメ…。
どっかぶりなので、花崗岩開拓ならまだしも、定年退職組には、”体力&技術”、共に厳しいと思われ…。
開拓許可の方は、県庁勤めの助っ人クライマーがいます。めちゃねらい目岩場かも???
フリーファン15号 |
■ 屋久島フリーウェイ
私は実は、クリックアップで落とされて、グランドフォールしているのですが…岩場が血みどろの岩場になった…。その私を落とした”彼”が、念願のルート、にしているのが、屋久島フリーウェイ、です。毎年、来る来る、と言って、来ないけど(笑)。
屋久島フリーウェイを調べていて、知ったのが、米澤さんという開拓者でした。
しかも、私は、鹿児島黒稜会がやっている『福岡近郊の岩場』というHPを最初のころ、めっちゃ読んでいたのです…。なぜなら、今福岡なので。丹念に背振山脈北面を歩きつぶした記録は大変好感が持て、由緒正しい山やの姿がありました…。
ので、先輩が来てくれた時、さっそく、お願いして、油山川の岩場へ。完全に私の好み、で、先輩の好み、ではありません。私の山を紡ぐ協力者です。
行くと、沢の中州にパイプをくゆらすご老人が。米澤さんでした。感激している私を尻目に、先輩のほうは、”え?遭難者?!”と思ったそうです…(笑)。私は見る目があるので、そんなことは思いませんよ。
米澤さんは、ほとんど油山川の開拓を終わる頃でしたが、私はボルト提供を申し出、FIXE社に問い合わせを出し、二人三脚で開拓のタッグが組まれようとしていたのでしたが…次なる岩場捜索まで…で、ご一緒する時代は終わりになりました…。
米澤さんは、御年74歳でも、たぶん5.12まで登れたのかもしれません…。米澤さんが打ったボルト、12登る先輩が1ピン目でテンションしていました…。米澤さん、若い時はどんだけ凄かったんでしょう…???
以前、佐久の師匠、青木の家に児玉さんという指の無いご高齢のクライマーがやってきて、みんなで荒船山のアイスを登りに行ったら、児玉さん、いつのまにか一人でどんどん山を歩いちゃって、迷子になり、なんと17㎞先の、ぜんぜん方角違いの町から、電話がかかってきたのですが…。 ”ボケても健脚?”みたいな大事件でしたが…それを見て、次はオレか?と思った人がいたみたいでしたが…
米澤さんも私と日向神で開拓していたころ、取り付きを完全に誤解していたことがあり…、一人で岩場に置いておくのは、ちょっと心配だなぁという感じでした…。
■ クライマーの自滅的行動が起こる理由とは?
を知りたくなったのが、クライミングにおける私の探求、ですが…。
例えば、
・ジムで5.11が登れるから、のノリで北岳バットレス四尾根に行こう!とか…
・ビレイをマスターしていないのに、◎◎登れます、ビレイ出来ます!
とか…。
どちらも本人に指摘したら、
「俺、やっぱりアホでした…言われてみれば、当然なのに分かっていなかった…」
とか、言っていました。
それで、多くの若い男性がクライミングの初心者時代に致命的に命を喪失する判断をしています。一般的には、易しいところではセルフ要らないとか、ロープワークの軽視とか、ですが…。
以下、教育のどの部分が欠けたら、どういう人間になるか?というリスト
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.感情教育の欠如+思考力の欠如
= 判断力はない= 見たものを真似する(ミーハー) → アイスのビレイ
2.感情教育の欠如+猿真似思考力
=猿真似判断力
=身勝手な理論で行動する(作られた基準でも動く) → イケイケクライミング
3.豊かな感情教育+思考力の欠如
=感覚的判断力
=感覚的だが人間らしい行動が出来る → 勘で危険を避ける 9割のイケイケクライマー
4.豊かな感情教育+思考力養成
=人間的判断力
=自力で考え、人間的な判断を示し、行動できる
ーーーーーーーーーーーーーーーー
http://reonreon.com/handan.html より引用
心と頭、両方を使って判断することが大事ですね。
■茨城の開拓の岩場を教えてもらいました
茨城といえば、フラットな土地…というイメージで…
岩場ないよね、と言う話になりましたが、なんと、重機で、掘り出して、土地を購入して、クライマー有志で作った岩場があるそうです。
使用料は年間1万円なのだとか… 無料の今と比べると、え?と思いますが、ジムが一か月9800円であることを考えるとかなり安い。
佐久の志賀の岩場は、使用料一回1000円ですが、年間使用料のほうがいいような気がします。ちなみに山岳会の会費は大体月1000円、年間1.2万円くらいです。
計算したらボルト7本で、資材費11800円かかっていました。
の冒頭に
ーーーーーーー
トップロープと違い、リードのビレイには様々なテクニックが必要となる。最初に声を大にして言いたいのは、確保器は絶対に体に取り付けるということ。
どんな頑強なビレイポイントがあろうとも、これに直接確保器をセットしてはならない。確保者の体はフォールの衝撃を軽減する重要なショックアブゾーバーなのだ。
ーーーーーーー
です。
私は、初めてビレイを教わったのは雪上でしたが、その雪上ですら、支点ビレイはダメ、というのが山岳総合センターの先生が最初の一言で言ったことでした…
ただ実際にみたことがないので、それをされている様子が全く想像つかなかったです…。
ので、これがダイナソーレベルと言われている、あれ?かどうか、調べるのに一苦労…。だいぶかかって、そうらしいと分かりましたが、男子は一生分からないみたいでした…。
自分がどんなビレイをされているか?なんて知らないで、登っている人ばかり…それが依存的クライミングと気が付いていない…みたいですね。
この文章が一番最初に出てくる文章で、ホント、まるで大御所から援軍をもらったような… 大村純忠が7人で籠城して1500人に囲まれているときに、時間稼ぎをしていたら、援軍がきた、みたいな… そんな気持ちです。