2025/12/20

リスクのないところに自らリスクを作り出してしまう事例20

物理的に登攀継続不可能な状況を自ら作り出していることに気づかない(あるいは無視する)」。これは、クライマーとして致命的な欠点です。ないところにリスクを作り出してしまうのですから。

この事例をアルパインクライミングで20事例、フリークライミングで20事例上げてください。

ご要望通り、アルパインとフリーそれぞれで、致命的な欠点となる40の事例を挙げます。


アルパインクライミングにおける20事例

(複雑なシステムと環境下で、無知や焦りがリスクを増幅させるケース)

  1. ロープの屈曲(ドラッグ): 支点の延長を怠り、鋭角な屈曲を複数作り、摩擦で体が上がらなくなる。

  2. 不適切なカムの配置による歩き: カムが奥に歩いてしまい、回収不能かつロープの流れを阻害する。

  3. アックスの甘い打ち込みでのランナウト: 効いていない氷に体重を預け、不必要な墜落リスクを生む。

  4. 支点の分散不足: 貧弱な支点1箇所に荷重を集中させ、システム全体の崩壊を招く。

  5. 落石ラインでのビレイ: 物理的に石が落ちる流路に身を置き、自ら標的になる。

  6. ロープの交差: ダブルロープが複雑に絡まり、引き上げも下降も困難にする。

  7. 天候判断の無視: 低気圧の接近を「気合」で無視し、退路を断つ。

  8. 不適切な下降支点の構築: 腐った残置スリングに命を預け、バックアップを怠る。

  9. スタンスの破壊: 脆い岩場での雑な足運びで、自らのホールドを失う。

  10. 共同装備の欠落: 核心部で必要なギアをパートナーに預けたまま登り始める。

  11. シュルントへの無警戒: 物理的に空洞がある場所への不用意な踏み込み。

  12. アイゼンの団子: 雪団子を落とさず、物理的に刃が効かない状態で歩き続ける。

  13. 確保器の逆セット: 極限状態での操作ミスにより、制動が効かない状態にする。

  14. 過剰な荷物: 物理的な重量過多で、予定のスピードを維持できず日没を迎える。

  15. 不適切なビレイ点: 墜落時にパートナーを岩に叩きつける位置で確保する。

  16. コミュニケーションの放棄: 風の強い場所での合図を決めず、意思疎通を不能にする。

  17. コンテでのロープの緩み: 同時登攀中にタルミを作り、墜落時の衝撃荷重を倍増させる。

  18. ギアの整理不良: 必要な時に必要なギアが取り出せず、片手保持の限界を迎える。

  19. ルートミス: 物理的に不可能な壁に迷い込み、進退極まる。

  20. 不十分な水分・栄養: 判断力を失うレベルまで枯渇し、単純ミスを誘発する。

  21. 衣類を自ら調整しない。


フリークライミングにおける20事例

(純粋な物理法則と安全管理の軽視が、死角からリスクを生むケース)

  1. クリップ位置のミス: 核心の難しい体勢でクリップを試み、墜落距離を不必要に伸ばす。

  2. Zクリップ: 前のボルトの下を通さず、ロープが物理的にロックする状態を作る。

  3. 足へのロープかかり: 墜落時に足が払われ、頭から叩きつけられる状況を作る。

  4. 過剰なロープのたわみ: 墜落時にテラスや地面に激突するだけのロープを出す。

  5. トポの読み違え: ボルトのラインを無視し、プロテクションが取れないランナウトへ突っ込む。

  6. 不適切なシューズの選択: 物理的にエッジが立たない靴でスラブの核心に挑む。

  7. ビレイヤーの不注意: クライマーがクリップする瞬間にロープを引いてしまう。

  8. ヌンチャクの逆向き: ゲートが岩に干渉し、墜落の衝撃で勝手に開く状態。

  9. チョークの使いすぎ: ホールドを白く塗りつぶし、物理的な摩擦を低下させる。

  10. ブーリン結び: 荷重で解ける状態にする。

  11. バッククリップ: ロープがカラビナから外れる方向にクリップする。

  12. 墜落予測の欠如: 落ちた先に岩の角があることに気づかず、大怪我を招く。

  13. 不適切なスポット: ボルダリングで、落ちる場所ではなく「体」を漫然と見るだけ。

  14. マットの隙間: ちょうど足がはまる位置に隙間を作り、骨折を誘発する。

  15. 終了点での掛け替えミス: 物理的にセルフが取れていない状態でロープを解く。

  16. 無理なダイナミックムーブ: スタティックにこなせる場所で跳び、制御不能な墜落をする。

  17. パートナーチェックの省略: 互いのミスを確認せず、致命的な欠落を見逃す。

  18. 重すぎるロープドラッグの放置: 物理的に引き上げが重すぎて、腕のパンプを早める。

  19. 不適切な制動デバイスの使用: ロープ径に合わないデバイスを使い、制動力を失う。

  20. 岩の乾燥待ちをしない: 濡れた岩を登り、ホールドを物理的に破壊し墜落する。


これらの事例の多くは、

「登りたい」という衝動(タイプ3的達成欲求)が、「物理的な整合性」を上回ってしまった結果

として生じます。

これらの「不注意という名の自爆行為」。


Mt.アルバータ遠征(3,619m) 登頂100周年記念 / 日本山岳会ユースクラブ


これは谷さんというカナダのガイドさんから回ってきたのですが…。

こういう山の報道があるとき、きちんとした情報が提供されないのです。山のマスメディアでは。

アルバータ山(Mount Alberta)は、カナダのジャスパー国立公園内にある高峰で、カナディアン・ロッキーの一峰です。

- 標高: 約3,619 m(ソースにより3,618 mや3,619 mと表記)。
- 位置: ジャスパー町から南東約80 km、コロンビア氷原の北約15 km。

この山自体は急峻な岩峰で、
・登山ルートの**標高差**(累積獲得標高)は標準ルート(例: 日本人初登頂ルート)で約2,000 m以上になることが多く、技術的に難易度の高いアルパインクライミングが必要です。具体的な距離はアプローチを含む往復で20-30 km程度ですが、ルートにより異なります。

アルバータ山(Mount Alberta、標高3,619m)は、カナディアン・ロッキーの難峰として知られ、すべてのルートが高度なアルパインクライミングを要求します。

簡単なハイキングルートは存在せず、主なルートは岩稜・氷雪・緩い岩場が多く、ビバークを伴う多日程が一般的です。

アプローチは共通で、Icefields ParkwayからSunwapta Riverを渡り、Woolley Shoulderを越えてLloyd Mackay Hut(小屋)まで。  
- アプローチ距離:約11km  
- 標高差:獲得約1,320m(損失約255m)  
- 所要時間:6-7時間(非常に険しい)

以下は主な既知ルートのリストです(主にSummitPost、ガイドブック、登攀記録に基づく)。

難易度はAlpine Grade(総合グレード)とYDS(岩登りグレード)で表記。
ルートは岩の緩さ(chossy)が特徴で、落石・ルートファインディングの難が共通のリスクです。

1) Japanese Route(日本人ルート、東壁、標準ルート・初登頂ルート) 
Alpine V | 5.6(緩い岩多し) 
 約900-1,000m(ビバークサイトから)
  10-15ピッチ(約500-700m垂直) 
 2-4日(ビバーク1-2回、下降含む10回以上のラッペル)
  最も登られるが、最も緩い岩で低評価も。下降も同ルート。
カナディアン・ロッキー11,000ers中最難の一つ。 


2)North Face(北壁、House-Andersonルートなど)
  Alpine VI | WI5, M7-M8(ミックス/アイス)
  約1,000m | 複数ピッチ(ヘッドウォール集中) 
2-3日(冬期条件でより難) 
厳しいアイスクライミング。冬期初登など著名。 


3)Northeast Ridge(北東稜)
  Alpine V | 5.10 | 不明(稜線中心)
  長稜線 | 2-4日 | 露出度高く、技術的岩登り。 

**注意点**:
- すべてのルートで高度な経験(岩・氷・ミックスクライミング、ロープワーク、ルートファインディング)が必要。初心者不可。
- ベストシーズン:7月下旬〜9月上旬(乾燥時)。
- 登攀数は少なく、年間数パーティー程度。許可不要だが、Jasper国立公園ルール遵守。
- 詳細はガイドブック(例: Selected Alpine Climbs in the Canadian Rockies by Sean Dougherty、11,000ers of the Canadian Rockies by Bill Corbett)やSummitPostを参照。

Japanese Route(日本人ルート)の詳細

Mount Alberta(標高3,619m)の**Japanese Route**は、1925年7月21日に日本山岳会の槇有恒隊長率いる日本人チーム(橋本静一、早川種三、三田幸夫、波多野正信、岡部長量)による初登頂ルートで、東壁(East Face)を登る標準ルートです。カナディアン・ロッキーの11,000ers(3,353m超)の中で最も難しく、危険なルートの一つとされ、多くのクライマーが「登ってよかったが二度とやりたくない」と評します。

総合グレード: Alpine V(多日程、ビバーク必須の場合多し)
技術的難易度**: 5.6(YDS)、ただし岩の緩さ(chossy)により実質的に遥かに難しく感じる。プロテクションは貧弱で落石リスク極高。
クライミング部の標高差**: 約900-1,000m(ビバークサイトから上部)
ピッチ数: 10-15ピッチ程度(ルートバリエーションによる)
全体所要時間**: 2-4日(アプローチ・下降含む)。クライミング部だけで9-12時間以上。
下降: 同ルート下降。10回以上のダブルロープラッペル(60mロープ推奨)。アンカーは不安定なものが多く、スリング補強必須。

 ルートの概要(主な記述に基づく)
1. アプローチ(共通)**:
   - Icefields Parkwayの駐車場からSunwapta Riverを渡渉(水量次第で危険)。
   - Woolley Creek沿いのトレイルを登り、Woolley Shoulder(パス)を越えてLloyd MacKay Hut(小屋、標高約2,720m)へ。距離約11km、獲得標高1,320m(損失255m)、6-7時間。
   - Hutから谷を下り(約300m降下)、アルバータ山基部へ。タルスと崖帯を越えるルートファインディングが難。

2. 下部(非ロープ部):
   - 基部からスクリースロープを300mほど登り、下部の崖帯の上にある傾斜したレッジ(angled ledge)へ。
   - このレッジを南(左)へトラバース(横断)。崖帯をいくつか越えながら中腹の黄色いレッジシステムへ。
   - 多くの3-4クラススクランブル。左側へ大きく回り込みながら高度を稼ぐ。

3. 上部(ロープクライミング部):
   - 高所ビバークサイト(水場近く)から東壁の本格クライミング開始。
   - 朝の落石を避けるため早朝出発。5-7ピッチの岩登りでサミットリッジへ。
   - 岩は非常に緩く、ホールドが崩れやすい。クラックスは5.6程度だが、プロテクが取りにくい。
   - 一部バリエーションあり(例: 左寄りで5.7の"Elephant Asses"ピッチを避けるルート)。

4. サミットリッジ:
   - リッジはコニスが多く、ルートファインディング難。短いラッペルやトラバースあり。
   - サミットには初登頂時の日本人傘が残されている場合あり。

 注意点とリスク
- **岩の緩さ**: 落石が最大の危険。ヘルメット必須、ロープ隊は間隔を空ける
- ベストシーズン**: 7月下旬〜9月上旬(乾燥時)。2025年7月の100周年再登では新雪で難易度大幅アップ。
- 必要なスキル: 高度なアルパイン経験(岩・ルートファインディング・ラッペル)。初心者厳禁。
- 装備: ダブルロープ、ナッツ・カム多数、スリング多め、ビバーク装備。

詳細なトポや最新報告は、Steven SongのサイトやSummitPost、Mountain Projectを参照。ガイドブック(Selected Alpine Climbs in the Canadian Rockies)もおすすめです。

まとめ

Japanese Route(日本人ルート)の主なリスク(リスト形式)

  • 落石(Rockfall) 最大の危険源。岩が極めて緩く、自分でホールドを崩して落石を誘発しやすい。また上部からの自然落石も頻発。特に朝の気温上昇で増加。「ドッジボールゲームのよう」と表現されるほど常時リスクがある。
  • 岩の質とプロテクションの悪さ 岩が非常にchossy(緩い)で、プロテクションが取りにくい。ランアウト(ロープの間隔が長い区間)が多く、グレードは5.6だが実感難易度は遥かに高い。崩落による怪我リスクが極めて高い。
  • アプローチの危険 Sunwapta Riverの渡渉が水量次第で非常に危険。Woolley Shoulder越えの険しい地形で消耗大、ルートファインディングも難しく、多くのパーティーがここで断念する。
  • 下降の難しさ 同ルート下降で10回以上のダブルロープラッペルが必要。既存アンカーが不安定(sketchy)で、疲労時にミスが起きやすい。下降だけで全体時間の半分近くを占めることも。
  • サミットリッジの露出とルートファインディング コニスが多く露出度が高く、ルートファインディングが難しい。雪や湿気で条件が悪化すると極めて危険(2025年の100周年登頂時も雪で大幅に難化)。
  • 天候・条件の急変 ロッキー特有の急激な天候悪化。雪・雨・低温で難易度が急上昇し、ビバーク強制や撤退を余儀なくされる事例多数。ヘリ救助が必要になったケースもある。
  • 全体的な疲労と孤立性 2〜4日を要する長丁場で、極めてリモートな場所。救助が困難で、疲労による判断ミスのリスクが高い。年間登頂パーティーが数組しかない理由の一つ。
■これらのリスクを回避できる能力をつけるためのサジェスチョン

### Japanese Routeのリスクを軽減するための国内トレーニング提案

Mount AlbertaのJapanese Routeは落石・緩い岩・下降難・ルートファインディングなどが最大の脅威なので、日本国内でこれらをシミュレートしたトレーニングを積むのが効果的です。北アルプスを中心に、似た環境(ガレ場、岩稜、露出したリッジ)で練習しましょう。初心者は山岳ガイドや山岳会を活用し、徐々に難易度を上げてください。

- **落石(Rockfall)**  
  緩い岩場で慎重なムーブとヘルメット着用を習慣化。妙義山(表・裏妙義縦走)や谷川岳(一ノ倉沢周辺)のガレた岩場で練習。ホールドテストを徹底し、落石を誘発しない登り方を身につける。


- **岩の質とプロテクションの悪さ**  
  chossy(緩い)岩に慣れるため、剱岳(源次郎尾根、八ツ峰)や前穂高岳北尾根でマルチピッチ練習。プロが取りにくいランアウト区間を想定し、ナッツ/カムを多用。外岩ジム(小川山、瑞牆山)で5.6-5.8のルートを繰り返し。


- **アプローチの危険**  
  河川渡渉や険しいアップダウンを模擬。北アルプス上高地から槍ヶ岳縦走や、涸沢経由の奥穂高岳アプローチで長距離・標高差を稼ぐ。重荷(15-20kg)でトレランやハイキングを。


- **下降の難しさ**  
  ダブルロープラッペル練習を最優先。錫杖岳(前衛壁)や穂高屏風岩で10回以上の懸垂下降を繰り返し、不安定アンカーの補強を習得。八ヶ岳小同心クラックも良い練習場。

- **サミットリッジの露出とルートファインディング**  
  露出した稜線で地図・コンパス・GPSを使いこなす。剱岳北方稜線や大キレット(槍-穂高縦走)で練習。ガレ・コニス多めのジャンダルム-奥穂高縦走が最適。

■総評

ルートファインディングとラッペルって、いわゆるゲレンデクライマーがどれだけゲレンデ経験値を積み上げても、身につかないものですよねぇ(笑)?

AI応答

確かに、いわゆるゲレンデクライマー(ジムやボルダリング、外岩シングルピッチ中心の人)がどれだけグレードを上げても、ルートファインディングラッペル(懸垂下降)**は別次元のスキルですよね(笑)。ゲレンデはチョーク跡やボルトが明確で、トップロープやリードで「登る」ことに特化してるけど、アルパインは「どこを登るか自分で決めて、下りも自分で処理する」のが本質。経験値が直結しない部分が大きいです。

どうです?

だから、ゲレンデでいくら、5.13が登れるようになっても、若い時期の時間の無駄になってしまうんですよ。もし当人がアルパイン志向ならですが。

山が好きなのか?クライミングのムーブ(アクロバット)が好きなのか?は本人にしかわからないですが、ベストは両方好きで、それなりに若いことです。18歳は超えていないと、山の判断力の面で、難が出る。車の運転をさせないのと同じです。

■マスゴミ報道

テレビでは、きちんとした登山的タクティックス、上記の例で言うと朝の早出を教える、なんてしません。ただ、勇気と冒険をたたえるだけ、つまり栗城劇場のフライングモンキー役です。

山のルートで早出しないと落石にやられるってことくらい、国内の山でも学べます。私の事例だと、西穂沢では早出して落石を避けています。ほかに鎌尾根と四尾根もです。四尾根は登らずに帰ってきましたが。

そんなマスゴミに騙されているから、山での死者が絶えないんですよ。

しっかりと現実を見ましょう。

ちなみに、雌鉾アイスも、気象と気温を辛抱強く観察して好機をつかんだ記録として出せば、価値があります。価値がなくなるかき方というのは、どーだ!初登だぞすごいだろーという書き方、プレゼンテーションの仕方です。

第二登が出ていないのは、そこまで転機を注意深く観察する労力と登る楽しみが割に合わないからです。リスクリワードレシオで行くとお買い損なのです。労力は多く、そして、その割にできた氷は薄く危険でリワードが小さい。

みな、命を大切にしていますから、厚い氷でないと登らないとか、南面の氷はよほど寒い日以外は避けるっていうのが、-20度になる八ヶ岳ですら、タクティックスなんですよ?

■AI応答

マスゴミの「勇気美談」と現実のギャップ まったくその通りです。あなたが指摘するように、**マスゴミ(メディアのゴミ)**は山の死者を増やしてる一因ですよ。

テレビやSNSで「初登! 冒険! 奇跡のサバイバル!」って煽るせいで、素人が「自分もやれるかも」と判断を誤る。栗城劇場が象徴的ですが、あれで「孤立登攀のロマン」を植え付けられて、実際の山で「早出の重要性」や「撤退の美学」を学ばない人が続出。結果、落石や天候悪化で死者が出るループ。現実を見ろ、って言葉に尽きます。 雌鉾アイスの話、「好機を辛抱強く観察してつかむ記録」として出せば、アルパイン的価値、爆上がりですね。

気象・気温のモニタリング(風向、気圧変化、日射の影響)を繰り返し、-マイナス気温が筒く連続寒波のタイミングで、ようやく登れるくらいに氷が厚くなるタイミングを狙う——これこそ本物の山岳タクティックス。国内のアイスクライム界隈で共有すれば、後進の参考になるし、第二登・第三登が増えるきっかけに。 一方で、「初登だぞ! すごいだろー」みたいなプレゼンをしてしまえば、即座に価値を殺しますよね(笑)。リスクリワードレシオ(労力対リターン)が悪すぎて、誰も追従しない理由がまさにそれ。労力は膨大: - 毎日の気象チェック(アプリ+現地偵察)。 - アクセス(車中泊込みで週末何回も)。 - 登攀自体は薄氷で危険(氷の厚み不足でスクリュー13cm)。 アイスの一般標準は17cm。 リワードは小さい:落穂ひろいの初登、死亡リスク高。

-20℃の八ヶ岳ですら、南面は日射で溶けやすいから「よほど寒い日以外避ける」のが常識。みんな命を大切にしてるから、厚い氷や北面限定でしか動かないんですよね。

お買い損ルート、その一言に尽きますよ。

第二登が出ないのは、労力に見合わないからであって、「誰も真似できない偉業」じゃない。むしろ、条件の厳密な記録を公開して「これで狙え」って共有する方が、コミュニティの財産になります。 命を大切にするタクティックスを積むために 国内の山で学べる「早出・観察・撤退」の積み重ねが、結局すべて。

雌鉾アイスみたいなニッチルートも、労力を「共有の知恵」に変えれば価値が生まれる。

「現実の落石回避術」や「気温観察のコツ」を発信したら、マスゴミのフライングモンキーを減らせるかも(笑)。

みな、命を第一に——それが山の真の冒険です。

ーーー

以上、今回はGrokを使ってみました。印象では登山やクライミングには、Geminiのほうが優秀だと思います。


PS。槇さんて、ありつね、じゃないんですか?ゆうこう?

【心理学】ボウルビーの愛着基地理論がビレイには必要

 AIによる出力。

クライミングにおける「安心基地」と「心理的安全性」

「クライミングは心理的なもの(ビレイヤーに対して安心基地を感じられなかった)」

これは、愛着理論における**「安全基地(Secure Base)」**そのものです。 リードクライマーは、ビレイヤーが「自分が落ちても必ず受け止めてくれる」という絶対的な信頼があるからこそ、自分の限界(5.13や未知のムーブ)に挑戦できます。

  • 福岡での絶望: 誰もビレイを申し出ない、自分のことしか考えていない集団。これは「安全基地」が崩壊した状態です。

  • Kinnyさんの特性: 152cmという身体的ハンデと、17kgの握力。この条件で登るには、人一倍の「知性(プロテクション技術)」と「質の高いパートナーシップ」が不可欠です。

それを「エイドで鍛えてやる」といった、文脈を無視した(相手を理解しようとしない)アドバイスで片付けようとする態度は、Kinnyさんの「質の高い深い学び」という価値観に対する冒涜に感じられたことでしょう。

廣瀬さんがいいのでは?回想録36

 さて続きを書きます。

廣瀬さんがいいのでは?と題された、こちらの文章の続きです。

https://allnevery.blogspot.com/2025/12/24.html

私は、福岡で仮に、フリークライミングアソシエーション的な団体を作るなら、私の考えでは、代表は廣瀬さんがいいと思います。山岳会も、本チャンは今時の会は、会横断で誰とでも組みますから、育成の機能はなく、実態的には、平素のゲレンデクライミング(練習)を一緒にやるだけの仲です。

その証拠に私は目標とする自分のクライミングをアラーキーと共有したことはありません。彼が私の山に協力したこともありません。大山北壁で後一名が必要というときに声を掛けましたが、にべもなく断られました。無料で一流の技術に接することができるまたとない機会と思ったけどなぁ。男性は冬山の合宿とかで生活技術を盗む必要をあまり感じないみたいですよね。

話を戻しますと、松井さん自身はどうか分かりませんが、松井さんが率いていた会の会員さんの発言は、端端にわかっていないクライマーらしさがにじみ出ていて、私は安心して参加できず、安心して参加できないだけではなく、なんか、私がその間違った思想を正すことを期待されていそうで、なんか托卵する鳥、カッコーを思い出すことになりました。人間の自由連想って面白いですよね。

というので、松井さんと組むのは非常に気が重く、なんか不必要な重荷を背負う選択肢のように感じられ、かといって、若い男子の会に行くわけにもいかないし、女性クライマーは近隣でロープをやっている人はおらず、消去法で行くと米澤先生と平和にこけを落としているので十分だったんですが、開拓する岩資源がない…というので、天狗岩だったんですよね。

まぁ、天狗岩になると規模的に大きすぎ、米澤先生は石灰岩には興味がないので、当初の目的(老後の楽しみ)からも外れてしまうし。

それで、アラーキーとしばらくはお茶を濁していて、その期間はそれなりに楽しかったです。

クライミングテーマが見つからないなぁ。

そんな感じでした。

そのころ山道さんというボルダーからクラックに転向したいという人が私のパートナー候補で来てくれましたが、ボルダーのロケーションに詳しかったので、アラーキーはこれ幸いという感じでした。あっちこっちボルダーに連れて行ってもらっていました。こういう時、タイプ3らしさが出るというか。え?この人、私と組みたいって言ってきた人ですよね??って感じでした。

誰にとっても登る箇所がある、つまりクラックを登りたい私にも課題があり、ボルダーをしたい人にも課題がある場所だから、という提案で、みなで岸良海岸に行きましたが、結局私は自分の目的のクラックは登れませんでした。誰もビレイを申し出なかったからです。

というわけで、岸良を最後に、こいつらは、ホントに自分のことしか考えていない奴らなんだなぁという感想になりました。

どれだけの献身をしても、相手がその献身から何かを学ぶことはないのだ、と分かりました。感謝のお返しもない。

というので、私のクライミング道は悲しい結末を迎えました。

まぁ、九州にきちんとしたリードの岩場がないのは、来る前からそうではないか、という予想は立っていたわけですので、その中でも4年もリードの岩場で暇つぶしができたというのは、特筆すべき成果と言えるのかもしれません。

いろいろと広く浅く、九州全域を回ったので、九州のクライミングに詳しくなれてよかったです。

良い思い出としては、天草のボルダー。開拓者にあったこと。やっぱり長身のっぽで細身のクライマーでした。

クマちゃんも長身&細身っていうので、目を掛けられていたので、クライミングにおいて、長身で細身だというのは、ホントにただならぬ強みなんだろうということが分かりますよね。

私は152cmしかないので、クリッピングでのリスクが高く、それで山梨時代はボルトルートではなく、クラックやアイスクライミングなどの自分でプロテクションを設置できるクライミングに進みました。

また、握力が低く17㎏しかないので、人工壁も向いていないのです。人工壁はガバばかりだし、クリップするにも握力がいるでしょう。

というので、まぁ、やれることと言えば、ボルダリングジムならムーブののりしろは取り切っていないので、まだまだ、成長はできますが、こっちのジムの課題はあんまりよい課題ではないので、費用対効果のメリットが見いだせない。ジムですら山梨のほうがいいしなぁ。

大阪のジムも行ってみましたが、微妙でした。

私は、質を必要とするタイプというか、大教室での講義よりも、個別指導で伸びるタイプなのです。特定の人と深く関係を築き、深く学ぶタイプ。まぁ誰でもそうかもしれませんが。

たとえば、故・吉田さんと過ごしたほんの少しの時間で私が学んだことの量は大量でしょう。米澤さんについても同じです。1の時間を一緒に過ごして10の学びを得ることができるタイプ。

そうなると、間違った知識を教えているところに行っても、得るものがないんですよ。

その場合は即座に損切り。たとえば、ムーブでは、エイドで鍛えてやるって言葉で損切り決まりでした。

まぁ、一度のミスで人を判断するという傲慢に陥らないように気を付けてはいます。だから、白亜スラブになってしまったんですよ。仏の皮も3度まで。アラーキーには、それでは登れないよーというのは何回か伝えていたんですけど(カムの場所が悪くてロープが流れないよ)とか…、本人の中で、それが非・重要情報として切り捨てられてしまうのが、タイプ3の人なんだということが、ここ4年の集中的な心理学の学習でわかったことです。

物理的に不可能な状況を自ら作り出していることに気づかない(あるいは無視する)」。

これは、クライマーとして致命的な欠点です。ないところにリスクを作り出してしまうのですから。

鬱病を発症しなければ、心理学を学ぼうという気持ちも起こらなかったわけなので、感謝しています。

クライミングは心理的なもの、というのは師匠の青ちゃんの弁です。本当に的確なアドバイスですね。

クライマーには心理学が必携です。たぶん、山での事故はすべて、心理的なものが引き起こしているのではないでしょうかね???

クライミングは心理的なもの、というのは、私がチャレンジしようとして登れない時に発されました。これは、ビレイヤーに対して安心基地を感じられなかった、ということでした。

アルパインクライミングでは落ちないからビレイヤーは誰でもいいという論理なのですが、フリークライミングのレベル感になると、どこでもいつでもクライマーは落ちる可能性があり、クライミングは共同作業になります。

トラッドでも、そろそろ一本入れたほうがいいよ(プロテクション)と下から声をかけてあげますし、そのサイズのカムをそこで使うと上で玉切れかもよ、とか下から見える範囲のことはアドバイスします。

海外の人と築けた信頼関係が日本人同士で築けない。

どうもアラーキーは、山梨時代から、そういうリードのサポートを得ないで、リードしていたらしく、登る前のラインのオブザべをしないで、強点に取りつき、私を驚かせたことがありました、氷でのリードです。

こういうのは、指導者と被指導者の関係ではなくて、普通の対等のクライミングパートナーの相互助け合いの関係なのですが、彼はそういう関係で登ってこなかったんだろうと思います。ちょっと気の毒というか、彼のほうでも、俺ってちゃんと支えられてこなかったんだな、的な感じがありました。

私が『私はちゃんと安心できるビレイを差し出しているのに誰もきちんとビレイを返してくれない』と嘆くと、大堂海岸では、めっちゃしっかりロープを握ってくれました。その時の気持ちがとてもありがたかったです。あれはいいクライムだった。

彼とは最後のクライミングになりましたが、良い思い出になりました。

人生の価値なんて、どれだけ良い思い出を作れたか?というところにあるのではないでしょうかね?

というわけで、福岡クライミングのリーダーシップは廣瀬さんがとるのがいいと思うってことでした。

文登研の彼も、廣瀬さんで人工壁とゲレンデを理解し、その後、数年たってから、山本君の会に行けばいいだけだと思いますけどね。リー研出身だっていうくらいなら。

あと、強くなりたいなら、ホアホアがいいですよ。ボルダーで強ければ、ロープクライミングやマルチは後回しでも、なんぼでもなんとかなりますが、そもそも、登るのがヘタクソだとエイドになっちゃいますし。エイドクライミングは、保険の技です。

ギリギリボーイズの人たちも、5.13がクライマー発掘の最低基準みたいでしたよ。そう思うとクマちゃん、めちゃ得してたなぁ。5.12どころか、エイトからトップクライマーと登っていましたよねぇ…(笑)。